JP2003029097A - 光モジュール組立方法及び光モジュール - Google Patents

光モジュール組立方法及び光モジュール

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俊雄 木村
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英俊 安井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光学部品によって集光された光の集光角度が
光ファイバの受光角度に近いか、それ以下となる光モジ
ュールの組立方法を提供する。 【解決手段】 発光素子1と、その出射光を集光させる
1つ以上の光学部品3,4と、集光された光が入射され
る光ファイバ6とを備えた光モジュールの組立におい
て、光学部品3,4を透過した光の集光角度が光ファイ
バの受光角近傍、或いはそれ以下となるように、発光素
子1と光学部品3の間隔を調整するものである。これに
よる光モジュールは、発光素子と光学部品との間の間隔
が前記のように調整されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光モジュールとそ
の組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LDモジュールでは、発光素子(LD)
から出射された光を如何に効率良く光ファイバに入射さ
せる(結合させる)かが重要である。しかし、発光素子
から出射された光は広がりを持っているため、そのまま
では光ファイバに効率良く入射させることはできない。
そこで、発光素子から出射された光を第1レンズによっ
て平行光とし、その平行光を第2レンズによって集光さ
せて光ファイバに入射させるのが一般的である。そこで
従来は、第1レンズを透過した光をFFP光学測定装置な
どによって観察し、その光が完全な平行光となるように
該第1レンズと発光素子との間の間隔を調整してから、
第1レンズと光ファイバとの間に第2レンズを配置して
LDモジュールを組立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光モジュールの
組立方法には次のような課題があった。従来の光モジュ
ール組立方法では、第2レンズによって集光された光の
集光角と、光ファイバの受光角との関係についてあまり
考慮されていなかった。しかも、発光素子には個体差が
あるので、出射光の広がり角度は夫々の発光素子ごとに
若干異なる。従って、第1レンズを透過した光を完全な
平行光にしたとしても、第2レンズによって集光された
光の集光角度が光ファイバの受光角と一致せず、効率的
な光結合が実現できる光モジュールを安定して製造する
ことが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本件出願の光モジュール
組立方法の一つは、発光素子と、発光素子から出射され
た光を集光させる1つ以上の光学部品と、光学部品によ
って集光された光が入射される光ファイバとを備えた光
モジュールの組立において、光学部品によって集光され
た光の集光角度が光ファイバの受光角近傍、或いはそれ
以下となるように、発光素子といずれかの光学部品との
間の間隔を調整するものである。
【0005】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、発光素子と、発光素子から出射された光を略平行
光とする第1光学部品と、第1光学部品によって略平行
光とされた光を集光させる第2光学部品と、第2光学部
品によって集光された光が入射される光ファイバとを備
えた光モジュールの組立において、第2光学部品によっ
て集光された光の集光角度が光ファイバの受光角近傍、
或いはそれ以下となるように、発光素子と第1光学部品
との間の間隔を調整するものである。
【0006】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、請求項1又は請求項2記載の光モジュール組立方
法において、光学部品によって集光された光の強度分布
に基づいて該光の集光角度を測定し、その集光角度が光
ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下となるように、
発光素子と光学部品との間の間隔を調整するものであ
る。
【0007】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光モジ
ュール組立方法において、光学部品によって集光された
光の集光角度を、光の強度が最大強度の1/2となる位
置における角度としたものである。
【0008】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、光学部品によって集光された光の集光角度が、水
平方向半値全幅で3°〜8°、垂直方向半値全幅で4°
〜8°になるように、発光素子と光学部品との間の間隔
を調整するものである。
【0009】本件出願の光モジュールの一つは、発光素
子と、発光素子から出射された光を集光させる1つ以上
の光学部品と、光学部品によって集光された光が入射さ
れる光ファイバとを備えた光モジュールであって、光学
部品によって集光された光の集光角度が光ファイバの受
光角近傍、或いはそれ以下となるように、発光素子とい
ずれかの光学部品との間の間隔が調整されているもので
ある。
【0010】本件出願の光モジュールの他の一つは、光
学部品によって集光された光の集光角度が、水平方向半
値全幅で3°〜8°、垂直方向半値全幅で4°〜8°に
なるように、発光素子と光学部品との間の間隔が調整さ
れているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の光モジュ
ール組立方法の実施形態の一例を説明する。 (1)図1に示すように、発光素子(例えば、LD)1
の出射端面2の手前に、該発光素子1から出射された光
を略平行光とするための第1光学部品(例えば、レン
ズ)3を配置し、これを透過した光が略平行光となるよ
うに位置調整する。尚、発光素子1は図示されていない
ベース上に固定されている。また、ベースと発光素子1
との間には、AlNやダイヤモンドを主用構成要素とす
る放熱機構が介在している場合もある。 (2)図2に示すように、前記第1光学部品3の手前
に、該第1光学部品3を透過した光を集光させて、後に
配置される光ファイバに入射させるための第2光学部品
(例えば、レンズ)4を配置固定する。このとき、発光
素子1から第2光学部品4までの距離は、完成した光モ
ジュールの全長とほぼ同一としておくことが望ましい。 (3)図3に示すように、前記第2光学部品4を透過し
て集光された光をFFP測定装置5によって観察して、そ
の集光角度を測定する。ここでFFP測定装置5とは、光
の広がり角度及び光軸の情報(角度の情報を含む)を観
察像の形状や大きさの情報として出力可能な測定装置で
ある。具体的には、例えば図4に示すように、被測定光
源Aがその前側焦点位置付近に配置されるコリメータレ
ンズ系Bと、コリメータレンズ系Bの後側焦点面上に生
じた被測定光源Aの強度分布像を再結像させるリレーレ
ンズ系Cと、前記再結像された像を撮影するテレビジョ
ン撮像装置Dと、同撮像装置Dの出力を出力する出力装
置Eを備えている。前記コリメータレンズ系Bの焦点面
(撮像面)上の照度分布は被測定光源Aの角度強度分布
に比例する。即ち、被測定光源AのFFP(Far Field Pat
tern)そのものがコリメータレンズ系Bの焦点面上に出
来ていることになる。従って、リレーレンズ系Cによっ
て再結像された像は発光点を中心として半球面上のスク
リーンに投影された放射角度分布と相似であって、機械
走査方式を二次元的に行ったことと等価になる。FFP測
定装置とは、かかる原理を利用して光の放射角度の二次
元分布を直接測定可能としたものである。このようなFF
P測定装置の一例として浜松ホトニクス株式会社製の光
学測定装置(型番A3267−05、−06、−07、
−11)がある。本発明の光モジュール組立方法では、
第2光学部品4を透過した光を図3に示すFFP測定装置
5によって観察し、同装置5によって検出された角度強
度分布のピーク位置に基づいて第2光学部品4によって
集光された光の集光角度を測定する。尚、FFP測定装置
のさらに詳細な説明については特公平3−4858号公
報等に開示されている。 (4)図5(a)に示すように、第1光学部品3を光軸
方向(図中の矢印方向)へ移動させて、発光素子1と第
1光学部品3との間の間隔を調整し、調整された位置に
第1光学部品3を固定する。具体的には、第2光学部品
4を透過した光の集光角度βが後に該第2光学部品4の
手前に配置される光ファイバ6の受光角α近傍、或いは
それ未満となるように、発光素子1と第1光学部品3と
の間の間隔を調整する。または、図5(b)に示すよう
に、第2光学部品4を透過した光の集光角度βが前記光
ファイバ6の受光角αと一致するように、発光素子1と
第1光学部品3との間の間隔を調整する。ここで、第2
光学部品4を透過した光の集光角度βとは、その光の強
度が最大強度の1/2となる位置における角度を意味す
る。例えば、第2光学部品4を透過した光が図6に示す
グラフのような強度分布を示す場合、最大強度P1の1
/2の強度P2を示す位置における角度を意味する。本
明細書では、この位置における集光角度を特に半値全幅
と称する。半値全幅は、発光素子1の活性層に対して水
平な方向及び垂直な方向において一致した値となるのが
理想的である。しかし、実際の光では夫々の方向におい
て異なった値となる場合が多い。そこで、前記活性層に
対して水平な方向における半値全幅を特に水平方向半値
全幅、垂直な方向における半値全幅を特に垂直方向半値
全幅と称する。従って、第2光学部品4を透過した光の
集光角度を水平方向半値全幅及び垂直方向半値全幅に基
づいて詳細に規定することにより、さらに効率的な光結
合効率を実現することができる。尚、第1光学部品3を
透過した光が平行光(スポット径が光軸方向の異なる二
以上の位置において同一である光)となる位置よりも発
光素子1側に該第1光学部品3を移動させると、同第1
光学部品3を透過した光は第2光学部品4に近づくに連
れてスポット径が次第に拡大する光となる。逆に前記位
置よりも第2光学部品4側に該第1光学部品3を移動さ
せると、同第1光学部品3を透過した光は第2光学部品
4に近づくに連れてスポット径が次第に縮小する光とな
る。 (5)図7に示すように、前記第2光学部品4の手前に
光ファイバ6を配置固定し、該第2光学部品4によって
集光された光が光ファイバ6の入射端面7から同ファイ
バ6に入射されるようにする。
【0012】以上によって、発光素子1から出射された
光はその広がり角度に拘らず、常に光ファイバ6の受光
角とほぼ同一か、それよりも小さい角度に集光されて同
ファイバ6に入射され、非常に効率的な光結合が実現さ
れる。
【0013】図8、図9は前記第2光学部品4によって
集光された光の集光角度と、その光の光ファイバへの結
合効率との関係を測定した結果を表すグラフである。図
8は縦軸に結合効率、横軸に集光角度(水平方向半値全
幅)をとったものである。図9は縦軸に結合効率、横軸
に集光角度(垂直方向半値全幅)をとったものである。
尚、測定に用いた光ファイバの受光角は6°、モードフ
ィールド径は約10μmであり、光波長は約1480n
mである。図8、図9に示すグラフから分かるように、
水平方向半値全幅を3°〜8°、垂直方向半値全幅を4
°〜8°に設定することにより、80%以上の光結合効
率が維持される。また、光の断面は完全な真円でないの
で多少のばらつきはあるが、集光角度が受光角+2°の
範囲内にあれば80%以上の光結合効率を十分に維持で
きることがわかった。即ち、集光角度を必ずしも受光角
以下としなくても、80%以上の光結合効率が維持され
る。尚、集光角度を際限なく低減すると、光の焦点にお
ける光の直径が大きくなりすぎ、光がコアに入射しきれ
なくなる。図8、図9に示すグラフにおいて、集光角度
が小さくなると光結合効率が80%を下回っているの
は、この影響があるものと思われる。よって集光角度の
下限値は、集光された光の直径がコア直径を越えないよ
うに決定されることが望ましい。以上の結果から、集光
角度(水平方向半値全幅及び垂直方向半値全幅)は受光
角近傍(例えば±2°)とすることが最適である。
【0014】(実施形態2)本発明の光モジュール組立
方法の実施形態の他例を説明する。本実施形態に示す光
モジュール組立方法の基本構成は前記実施形態1に示す
ものと同一である。但し、前記実施形態1では、発光素
子から出射された光を略平行光とするための第1光学部
品と、第1光学部品を透過した光を集光させるための第
2光学部品を所望位置に配置固定したのに対し、本実施
形態では発光素子から出射された光を集光させるための
光学部品のみを所望位置に配置固定する点が異なる。具
体的には次のようにして光モジュールを組立てる。
【0015】(1)図10に示すように、発光素子(例
えば、LD)10の出射端面20の手前に、該発光素子
10から出射された光を集光させて、後に配置される光
ファイバに入射させるための光学部品(例えば、レン
ズ)40を配置する。 (2)前記光学部品40を透過して集光された光を前記
と同様のFFP測定装置5によって観察して、その集光角
度を測定する。 (3)図11(a)に示すように、光学部品40を光軸
方向(図中の矢印方向)へ移動させて、発光素子10と
該光学部品40との間の間隔を調整し、調整された位置
に該光学部品40を固定する。具体的には、光学部品4
0を透過した光の集光角度βが後に該光学部品40の手
前に配置される光ファイバ60の受光角αよりも小さく
なるように、発光素子10と光学部品40との間の間隔
を調整する。または、図11(b)に示すように、光学
部品40を透過した光の集光角度βが前記光ファイバ6
0の受光角αと一致するように、発光素子10と光学部
品40との間の間隔を調整する。 (5)前記光学部品40の手前に光ファイバ60を配置
固定し、該光学部品40によって集光された光が光ファ
イバ60の入射端面70から同ファイバ60に入射され
るようにする。
【0016】本実施形態においても、集光角度(水平方
向半値全幅及び垂直方向半値全幅)を受光角近傍(例え
ば±2°)とすることが最適である。
【0017】
【発明の効果】本件出願の光モジュール組立方法の一つ
は、発光素子と、発光素子から出射された光を集光させ
る1つ以上の光学部品と、光学部品によって集光された
光が入射される光ファイバとを備えた光モジュールの組
立において、光学部品によって集光された光の集光角度
が光ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下となるよう
に、発光素子といずれかの光学部品との間の間隔を調整
するものである。従って、次のような効果を有する。 (1)発光素子から出射された光の広がり角度に拘ら
ず、光ファイバに入射される光の集光角度が同ファイバ
の受光角近傍、或いはそれ以下となる。従って、発光素
子から出射された光が高効率で光ファイバに結合する光
モジュールを安定して製造することができる。 (2)光ファイバに入射される直前の光の集光角度に基
づいて発光素子と光学部品との間の間隔が調整される。
従って、発光素子のバラツキや光学部品のバラツキに拘
らず、光ファイバに入射される光の集光角度を常に該光
ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下に合わせ込むこ
とができる。 (3)光学部品の光学特性が異なっても、光ファイバに
入射される光の集光角度を容易に同ファイバの受光角近
傍、或いはそれ以下に合わせ込むことができる。
【0018】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、光学部品によって集光された光の強度分布に基づ
いて該光の集光角度を測定し、その集光角度が光ファイ
バの受光角近傍、或いはそれ以下となるように、発光素
子と光学部品との間の間隔を調整するものである。従っ
て、前記効果に加えて次のような効果をも有する。 (1)光学部品によって集光された光の集光角度をその
光のFFPに基づいて容易且つ正確に測定できる。従っ
て、発光素子と光学部品との間の間隔調整が容易且つ正
確となる。
【0019】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、第2光学部品によって集光された光の強度分布に
基づいて該光の集光角度を測定し、その集光角度が光フ
ァイバの受光角近傍、或いはそれ以下となるように、発
光素子と第1光学部品との間の間隔を調整するものであ
る。従って、前記効果に加えて次のような効果をも有す
る。 (1)第1光学部品を透過した後の光の強度分布と、第
2光学部品を透過した後の光の強度分布とでは、後者の
方が強度分布の割合が大きい。従って、第2光学部品を
透過した光の強度部分に基づいて得られた角度情報に従
って発光素子と第1光学部品との間の間隔を調整すれ
ば、第1光学部品を透過した後の光の強度部分に基づい
て得られた角度情報に基づいて同様の調整をする場合に
比べて調整が容易且つ正確となる。
【0020】本件出願の光モジュール組立方法の他の一
つは、光学部品によって集光された光の集光角度が、水
平方向半値全幅で3°〜8°、垂直方向半値で4°〜8
°になるように、発光素子と光学部品との間の間隔を調
整するものである。従って、前記効果がより一層確実と
なる。
【0021】本件出願の光モジュールの一つは、発光素
子と、発光素子から出射された光を集光させる1つ以上
の光学部品と、光学部品によって集光された光が入射さ
れる光ファイバとを備えた光モジュールであって、光学
部品によって集光された光の集光角度が光ファイバの受
光角近傍、或いはそれ以下となるように、発光素子とい
ずれかの光学部品との間の間隔が調整されている。従っ
て、発光素子から出射された光の広がり角度に拘らず、
その光が高効率で光ファイバに結合可能な光モジュール
が実現される。
【0022】本件出願の光モジュールの一つは、光学部
品によって集光された光の集光角度が、水平方向半値全
幅で3°〜8°、垂直方向半値全幅で4°〜8°になる
ように、発光素子と光学部品との間の間隔が調整されて
いる。従って、前記効果がより一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に示す光モジュール組立方法を構成
する工程のうち、発光素子の手前に第1光学部品を配置
する工程の説明図。
【図2】実施形態1に示す光モジュール組立方法を構成
する工程のうち、第1光学部品に手前に第2光学部品を
配置する工程の説明図。
【図3】実施形態1に示す光モジュール組立方法を構成
する工程のうち、第2光学部品を透過した光をFFP測定
装置によって観察する工程の説明図。
【図4】FFP測定装置の一例を示す説明図。
【図5】(a)は第2光学部品を透過した光の集光角度
が光ファイバの受光角よりも小さくなるように、発光素
子と第1光学部品との位置関係を調整した状態を示す説
明図、(b)は第2光学部品を透過した光の集光角度が
光ファイバの受光角と一致するように、発光素子と第1
光学部品との位置関係を調整した状態を示す説明図。
【図6】第2光学部品を透過した光の強度分布とFFPの
関係の一例をグラフ化した図。
【図7】実施形態1に示す光モジュール組立方法を構成
する工程のうち、第2光学部品の手前に光ファイバを配
置する工程の説明図。
【図8】光学部品によって集光された光の集光角度と、
光ファイバへの結合効率との関係を測定した結果を表す
グラフであって、縦軸に結合効率、横軸に集光角度(水
平方向半値全幅)をとったものを示す図。
【図9】光学部品によって集光された光の集光角度と、
光ファイバへの結合効率との関係を測定した結果を表す
グラフであって、縦軸に結合効率、横軸に集光角度(垂
直方向半値全幅)をとったものを示す図。
【図10】実施形態2に示す光モジュール組立方法を構
成する工程のうち、発光素子の手前に光学部品を配置
し、その光学部品を透過した光をFFP測定装置によって
観察する工程の説明図。
【図11】(a)は光学部品を透過した光の集光角度が
光ファイバの受光角よりも小さくなるように、発光素子
と光学部品との位置関係を調整した状態を示す説明図、
(b)は光学部品を透過した光の集光角度が光ファイバ
の受光角と一致するように、発光素子と光学部品との位
置関係を調整した状態を示す説明図。
【符号の説明】
1、10 発光素子 2、20 発光素子の出射端面 3 第1光学部品 4 第2光学部品 5 FFP測定装置 6、60 光ファイバ 40 光学部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/022 H01S 5/022 (72)発明者 安井 英俊 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AA11 AB09 AB26 BA19 BA34 BB02 BD03 DA20 2G086 EE03 EE12 2H037 BA03 CA21 DA18 5F041 AA39 EE04 EE12 FF14 5F073 EA19 FA07 FA08 FA30 HA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、発光素子から出射された光を
    集光させる1つ以上の光学部品と、光学部品によって集
    光された光が入射される光ファイバとを備えた光モジュ
    ールの組立において、光学部品によって集光された光の
    集光角度が光ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下と
    なるように、発光素子といずれかの光学部品との間の間
    隔を調整することを特徴とする光モジュール組立方法。
  2. 【請求項2】発光素子と、発光素子から出射された光を
    略平行光とする第1光学部品と、第1光学部品によって
    略平行光とされた光を集光させる第2光学部品と、第2
    光学部品によって集光された光が入射される光ファイバ
    とを備えた光モジュールの組立において、第2光学部品
    によって集光された光の集光角度が光ファイバの受光角
    近傍、或いはそれ以下となるように、発光素子と第1光
    学部品との間の間隔を調整することを特徴とする光モジ
    ュール組立方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の光モジュール
    組立方法において、光学部品によって集光された光の強
    度分布に基づいて該光の集光角度を測定し、その集光角
    度が光ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下となるよ
    うに、発光素子と光学部品との間の間隔を調整すること
    を特徴とする光モジュール組立方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光モジュール組立方法において、光学部品によって集光
    された光の集光角度は、光の強度が最大強度の1/2と
    なる位置における角度であることを特徴とする光モジュ
    ール組立方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    光モジュール組立方法において、光学部品によって集光
    された光の集光角度が、水平方向半値全幅で3°〜8
    °、垂直方向半値全幅で4°〜8°になるように、発光
    素子と光学部品との間の間隔を調整することを特徴とす
    る光モジュール組立方法。
  6. 【請求項6】発光素子と、発光素子から出射された光を
    集光させる1つ以上の光学部品と、光学部品によって集
    光された光が入射される光ファイバとを備えた光モジュ
    ールであって、光学部品によって集光された光の集光角
    度が光ファイバの受光角近傍、或いはそれ以下となるよ
    うに、発光素子といずれかの光学部品との間の間隔が調
    整されていることを特徴とする光モジュール。
  7. 【請求項7】請求項6記載の光モジュールにおいて、光
    学部品によって集光された光の集光角度が、水平方向半
    値全幅で3°〜8°、垂直方向半値全幅で4°〜8°に
    なるように、発光素子と光学部品との間の間隔が調整さ
    れていることを特徴とする光モジュール。
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