JP2003028760A - ワークの検査装置および検査方法 - Google Patents

ワークの検査装置および検査方法

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JP2003028760A
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Manabu Mishima
学 三島
Koji Sasaki
孝司 佐々木
Akihiko Fukunaga
章彦 福永
Kenji Murayama
研二 村山
Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを能率良く確実に検査できる検査装置
を提供する。 【解決手段】 検査装置12は、ワークWを搬送する搬
送機構15と、検査場17と、パーソナルコンピュータ
等を用いたデータ処理装置18と、表示部19などを備
えている。種類が異なるワークWのうち、検査すべき加
工箇所が全て共通のワークごとにグループ名が付されて
いる。データ処理装置18は、搬送方向前側に位置する
ワークW1のグループ名と、後側に位置するワークW2
のグループ名が変化したときに、前側のグループでは加
工され後側のグループでは加工されない特定の加工箇所
が存在しているか否かを判断し、特定の加工箇所が存在
していれば、前側のワークW1を検査場17に送る。表
示部19は、このワークW1の複数の加工箇所のうち、
前記特定の加工箇所と検査項目等に関する情報P1をワ
ークの画像P2と共に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加工されたワー
クの加工箇所の検査を行う検査装置および検査方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】トランスファーマシン等によってワーク
を加工した場合に、加工箇所が正しく加工されているか
否かが検査されている。この場合、理想的には全てのワ
ークの全加工箇所について1台ずつ検査することが望ま
れるが、同一機種の多数のワークを検査する場合には、
いわゆる抜き取り検査が行われている。
【0003】トランスファーマシン等の工作機械では、
種類が異なるワークを同一の工具によって加工すること
がある。この場合、何らかの原因により工具に破損や変
形等の不具合が生じていると、ワークの種類が変化して
も同じ不具合が生じることになる。
【0004】すなわち、工具側の原因によって加工箇所
に不具合が生じた場合には、工具を交換しない限り、同
じ不具合が、それ以降に加工される全てのワークに生じ
ることになる。言い換えると、加工箇所に何らかの不具
合が発見されたときには、同一の工具によって加工され
たワーク全てに同じ不具合が発生している可能性がある
ため、不具合が発見されたワークの前にさかのぼってワ
ークを追跡検査する必要が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のよ
うに一定数ごとに抜き取り検査を行う自主検査では、不
具合が発見された時点で、それ以前に加工されたワーク
が検査場を通過してから長時間経過していることもあ
り、該当するワークをすぐに発見できない可能性があ
る。不具合が生じている可能性のあるワークが既に工場
外に流出していると、ワークの回収に多くの費用と時間
を要することになる。
【0006】そこで上記の問題に対処するために、検査
場ではワークの種類が変った時点で作業員が同一種類の
最後尾のワークを選別し、最後尾のワークの全ての加工
箇所を検査することも考えられた。しかしその場合には
最後尾のワークの加工箇所全てを検査する必要があるた
め、ワークの種類に比例して検査時間が長くかかる。し
かもワークを常に作業員が監視し、ワークの種類が変っ
た時点で最後尾のワークを選別する必要があるため、多
品種少量生産のワークには到底対応しきれないのが実状
であった。
【0007】従ってこの発明の目的は、検査に要する手
間を減らすことができ、検査を能率良く確実に行えるよ
うなワークの検査装置と検査方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のワーク検査装置
は、ワークを搬送する搬送機構と、検査場と、データ処
理装置と、表示手段とを具備している。データ処理装置
は、搬送機構によって搬送されてくる複数のワークのう
ち、搬送方向前側に位置するワークと搬送方向後側に位
置するワークを比較し、ワークの種類が変化しかつ前側
のワークでは加工され後側のワークでは加工されない特
定の加工箇所が存在する場合に前記前側ワークを前記検
査場に送る信号を出力する。表示手段は、例えばパーソ
ナルコンピュータ(いわゆるパソコン)のディスプレイ
部であり、検査場に送られた前記ワークの複数の加工箇
所のうち、前記特定の加工箇所とその検査項目を表示す
る機能を担っている。
【0009】本発明の検査方法では、ワークを搬送機構
によって搬送するとともに、搬送方向前側に位置するワ
ークと搬送方向後側に位置するワークを比較し、ワーク
の種類が変化しかつ前側のワークでは加工され後側のワ
ークでは加工されない特定の加工箇所が存在する場合に
前記前側のワークを検査場に送る。そしてこのワークの
複数の加工箇所のうち、前記特定の加工箇所とその検査
項目を表示部に表示する。検査場の作業員は、この表示
部の表示内容に基いて前記特定の加工箇所の検査を行
う。
【0010】この発明の検査方法において、互いに種類
が異なる複数のワークのうち、検査すべき加工箇所が全
て共通しているワークごとにグループ名を付し、搬送方
向前側に位置するワークのグループ名と搬送方向後側に
位置するワークのグループ名を比較し、グループ名が変
化しかつ前側のグループでは加工され後側のグループで
は加工されない特定の加工箇所が存在する場合に、前側
のグループの最後尾のワークを前記検査場に送るように
してもよい。
【0011】この発明の検査方法において、前記搬送機
構によって搬送されるワークを、その種類にかかわらず
一定の個数ごとに選別して前記検査場に送ることによ
り、ワークの抜き取り検査(自主検査)を行うようにし
てもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1〜図4を参照して説明する。図1に模式的に示
す加工設備10は、ワークWの加工を行う加工装置の一
例であるトランスファーマシン11と、加工後のワーク
Wを検査するための検査装置12とを備えている。検査
装置12は、ワークWを搬送する搬送機構15と、検査
すべきワークWを停止させるストッパ機構16と、検査
を行う作業員が配置される検査場17などを含んでい
る。検査場17に、パーソナルコンピュータを利用した
データ処理装置18と表示部19が設けられている。
【0013】ワークWの種類は問わないが、その一例は
図2に示すエンジンのシリンダブロックである。ワーク
Wの側面あるいは端面等の加工箇所(一例として図2に
示すST1,ST6,ST8)が、トランスファーマシ
ン11によって加工されている。トランスファーマシン
11はシーケンサ(プログラマブル・コントローラ)2
0によって制御される。シーケンサ20はデータ処理装
置18に接続され、加工したワークWの機種等の情報
を、データ処理装置18に入力するようになっている。
【0014】トランスファーマシン11によって加工さ
れたワークWは、搬送機構15によって搬送される。こ
れらのワークWは、同一種類のものが順次搬送されてく
ることもあるが、異なる種類のものがランダムに搬送さ
れてくることもある。近年は多品種少量生産の傾向があ
るため、ワークWの種類(機種)は数十種類に及ぶこと
もある。
【0015】表1に示すようにワークの機種は、例えば
No.01〜No.28まである。ここで検査を要する
加工箇所は、ST1〜ST10まで例えば10種類あ
る。ワークの機種に応じて、加工箇所ST1〜ST10
の加工の有無が異なっている。表1において、○は加工
が行われる場合、×は加工が行われない場合を示してい
る。一例として、No.05のワークは、加工箇所ST
6,ST10においてR24の加工が行われ、加工箇所
ST9においてL21の加工が行われ、それ以外の箇所
については加工が行われない。
【0016】
【表1】
【0017】前記複数種類のワークWは、その加工箇所
に基いてグループ分けされる。すなわち前記複数種類の
ワークWのうち、加工箇所ST1〜ST10が全て共通
しているワークごとにグループ名を付ける。例えば前記
表1のワークは、次表2に示すように、グループAから
グループHまでの9種類に分類される。
【0018】
【表2】
【0019】こうしてグループ分けされたワークWが、
搬送機構15によって搬送される。これらワークWの加
工箇所ST1〜ST10に関し、表2中の加工の有無
(○,×)に着目すると、各ワークWが搬送される順序
に応じて、搬送方向前側に位置するグループでは加工さ
れ、搬送方向後側に位置するグループでは加工されない
「特定の加工箇所」が存在することがわかる。
【0020】例えば図3に示すグループEのワークW
は、加工箇所ST1,ST6,ST8が加工されてい
る。これに対し図4に示すグループCのワークWは、加
工箇所ST1,ST6,ST8は加工されていない。
【0021】前記「特定の加工箇所」は、ワークWの種
類が変っても同じ工具によって加工され続けてきたか
ら、それまでの加工「有り」の状態から加工「無し」の
状態に切替わる直前、すなわちグループ最後尾のワーク
の「特定の加工箇所」を検査すれば、この箇所に関する
不具合の有無を、それまで加工されてきたワークにさか
のぼって知ることができるのである。つまり、検査場1
7に送られてきたワークの「特定の加工箇所」の検査結
果が合格であれば、同じ工具によって加工されてきたワ
ークのその加工箇所は全て合格であると推定できること
になる。
【0022】例えば表3に矢印R1で示すように、ワー
クの種類がグループEからグループCに変化する場合
に、加工箇所ST1,ST6,ST8では、搬送方向前
側に位置するグループEでは加工され、搬送方向後側に
位置するグループCでは加工されない。従ってこの場
合、加工箇所ST1,ST6,ST8が検査を要する
「特定の加工箇所」に該当する。
【0023】表3に矢印R2で示すように、ワークの種
類がグループCからグループEに変化する場合、加工箇
所ST1,ST6,ST8については、搬送方向前側に
位置するグループCでは加工されないが、搬送方向後側
に位置するグループEでは加工されることになる。従っ
てこの場合、加工箇所ST1,ST6,ST8は「特定
の加工箇所」には該当しない。
【0024】
【表3】
【0025】このように、トランスファーマシン11か
ら搬送されてくるワークWのグループが変化するとき、
それまで加工されていた箇所が1個所でも加工されなく
なった場合(特定の加工箇所が存在する場合)に、前側
のグループの最後尾のワークを検査場17に送る。そし
て前記特定の加工箇所の検査を行う。グループが変化す
るとき、それまで加工されていなかった箇所が加工され
る場合(加工箇所が増える場合)には、検査を行うこと
なくそのまま次工程に搬送する。
【0026】表4は、ワークのグループが変化する際
に、搬送方向前側と後側において全てのグループの組合
わせを示すマトリックスである。表4において、検査パ
ターンを示す数字“1”〜“35”は、検査すべき加工
箇所と加工項目を表示部19に呼び出す際に用いるイン
デックスとして使われる。表4中の×は、グループが変
化する際に検査を必要としないグループの組合わせを示
している。表4のデータは、演算処理装置18のメモリ
に記憶される。
【0027】
【表4】
【0028】表示部19の一例は、パーソナルコンピュ
ータのディスプレイパネルであり、検査場17に送られ
てきたワークWが、表4に示す検査パターンのいずれに
該当するかを、データ処理装置18が保有するアルゴリ
ズムによって照会し、検査場17に送られてきたワーク
Wの検査すべき加工箇所とその検査項目等に関する情報
P1(図1に示す)を、ワークの画像P2と共に、パー
ソナルコンピュータの画面(表示部19)に表示するよ
うになっている。
【0029】前記表1〜4は、たとえばパーソナルコン
ピュータにインストールすることのできるアプリケーシ
ョンプログラム(例えばマイクロソフト社のエクセル)
を使って作成することにより、ワークの追加やワークの
仕様変更等が生じた場合に、検査場17などにおいてデ
ータのメンテナンス作業を行うことができ、迅速な対応
が可能である。
【0030】次に検査装置12の機能について説明す
る。ワークWはトランスファーマシン11によって加工
され、ある程度ランダムな順序で搬送機構15によって
検査場17の近くまで搬送されてくる。このとき、搬送
方向前側に位置するワークW1のグループ名と搬送方向
後側に位置するワークW2のグループ名が比較される。
グループ名の一例は、前記表2に示した通りである。
【0031】そしてグループ名が変化しているとき、表
4のマトリックスに基いて、グループ最後尾のワークを
検査場17に送るか否かの判断がデータ処理装置18に
よってなされる。ワークを検査場17に送る場合、デー
タ処理装置18は当該ワークを検査場17に送る信号を
出力し、例えばストッパ機構16などを作動させる。こ
のようにワークを検査場17に送る場合には、グループ
の組合わせに応じて、検査パターン(表4のマトリック
ス中の数字“1”〜“35”のいずれか)が、データ処
理装置18によって抽出される。
【0032】表示部19は、検査場17に送られてきた
ワークに応じて、前記検査パターンに対応した画像を表
示する。すなわち、検査場17に送られてきたワークW
1の複数の加工箇所ST1〜ST10のうち、このワー
クW1では加工されたが後側のワークW2では加工され
ない特定の加工箇所、すなわち検査すべき必要最小限の
加工箇所と検査項目等に関する情報P1が、ワークの画
像P2とともに作業者にわかりやすく表示される。表示
部19に表示されるワークの画像P2は、ワークの写真
でもよいし、イラストその他の絵でもよい。
【0033】検査場17に待機している作業員は、表示
部19に表示された加工箇所と検査項目等に関する情報
P1とワークの画像P2に基いて、検査場17に送られ
てきたワークの特定の加工箇所を検査する。この場合、
ワークの全ての加工箇所のうちの一部(特定の加工箇
所)のみを検査すればよいため、検査作業を短時間に能
率良く行うことができる。なお、この時点では、特定の
加工箇所以外の加工箇所は検査されないが、後続のワー
クのグループの組合わせが変化したときに、その組合わ
せに応じて、いずれは特定の加工箇所に指定されて検査
されることになるから、心配はない。
【0034】なお、前記特定の加工箇所の検査に加え
て、ワークの種類にかかわらず一定の個数ずつ選別して
抜き取り検査(自主検査)を併用してもよい。このよう
にすれば、ワークの種類にかかわらず一定個数ごとに必
ず検査が実施されるため、同一種類のワークが搬送され
続けても最低限の検査を行うことができる。
【0035】前記実施形態では各ワークを加工箇所に応
じてグループ分けしたが、場合によってはワークをグル
ープ分けすることなく、前側のワークと後側のワークを
直接比較し、ワークの種類が変化したときに、検査すべ
き特定の加工箇所が存在するか否かを判断し、特定の加
工箇所が存在していたときに検査場17に送るようにし
てもよい。
【0036】また前記実施形態では、表示部19とし
て、パーソナルコンピュータのディスプレイパネル(C
RTあるいは液晶パネル等)を利用しているが、検査パ
ターンが少ない場合には、例えばワークの写真と検査す
べき加工箇所および検査項目等を描いたカード類で代用
することもできる。
【0037】なお、本発明を実施するに当たり、ワーク
および加工箇所の種類や形態をはじめとして、搬送機
構、検査場、データ処理装置、表示手段など、この発明
の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更
して実施できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載した検査装置によれば、
必要最小限の加工箇所を検査することによってワークの
加工箇所の不具合の有無を判断することができ、検査時
間が短縮されるため、例えば多品種少量生産のワークも
能率良く確実に検査することができる。
【0039】請求項2に記載した発明によれば、パーソ
ナルコンピュータの画面に検査すべき箇所や検査項目等
を表示することにより、検査すべき箇所と検査項目等を
速やかにかつ正確にわかりやすく表示することができ
る。
【0040】請求項3に記載した検査方法によれば、検
査場の作業者は検査場に送られてきたワークの特定の加
工箇所のみを検査することによって、ワークの品質を保
証することができる。この場合、1台のワークの全ての
加工箇所を検査する場合に比べて短時間で検査を行うこ
とができる。このため、例えば多品種少量生産のワーク
に対しても十分な検査を実施することができる。
【0041】請求項4に記載した発明によれば、請求項
3に記載した検査方法において、複数種類のワークをグ
ループ分けすることにより、パーソナルコンピュータ等
のデータ処理装置による処理の簡易化を図ることがで
き、搬送方向前側のワークと搬送方向後側のワークとを
比較する処理等が簡易化される。
【0042】請求項5に記載した発明によれば、前記検
査方法による効果に加えて、ワークの種類にかかわらず
一定の個数ごとに抜き取り検査を行うことにより、定期
的な自主検査を併用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のワーク検査装置を備え
た加工設備を模式的に示す平面図。
【図2】 ワークの一例を示す斜視図。
【図3】 加工箇所の一例を示すワークの正面図。
【図4】 加工箇所の他の例を示すワークの正面図。
【符号の説明】
W…ワーク 12…検査装置 15…搬送機構 17…検査場 18…データ処理装置 19…表示部(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 章彦 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 村山 研二 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 中村 文彦 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 2G024 AD28 AD50 BA27 BA30 EA03 EA07 FA15 3C042 RA22 RA27 RB24 3C100 AA56 AA62 BB27 DD06 DD25 EE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の加工箇所を有するワークを搬送する
    搬送機構と、 前記搬送機構によって搬送されてくるワークの加工箇所
    を検査する作業員が配置される検査場と、 前記搬送機構によって搬送される複数のワークのうち、
    搬送方向前側に位置するワークと搬送方向後側に位置す
    るワークを比較し、ワークの種類が変化しかつ前側のワ
    ークでは加工され後側のワークでは加工されない特定の
    加工箇所が存在する場合に前記前側のワークを前記検査
    場に送る信号を出力するデータ処理装置と、 前記検査場に送られた前記ワークの複数の加工箇所のう
    ち前記特定の加工箇所とその検査項目を表示する表示手
    段と、 を具備したことを特徴とするワークの検査装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は、前記検査場に送られた前
    記ワークの前記特定の加工箇所を、ワークの画像と共に
    画面上に表示するパーソナルコンピュータのディスプレ
    イ部であることを特徴とする請求項1記載のワークの検
    査装置。
  3. 【請求項3】複数の加工箇所を有するワークを搬送機構
    によって搬送するとともに、 搬送方向前側に位置するワークと搬送方向後側に位置す
    るワークを比較し、 ワークの種類が変化しかつ前側のワークでは加工され後
    側のワークでは加工されない特定の加工箇所が存在する
    場合に前記前側のワークを検査場に送り、 検査場に送られた前記ワークの複数の加工箇所のうち前
    記特定の加工箇所とその検査項目を表示部に表示し、そ
    の表示内容に基いて作業員が前記特定の加工箇所の検査
    を行うようにしたことを特徴とするワークの検査方法。
  4. 【請求項4】互いに種類が異なる複数のワークのうち、
    検査すべき加工箇所が全て共通しているワークごとにグ
    ループ名を付し、搬送方向前側に位置するワークのグル
    ープ名と搬送方向後側に位置するワークのグループ名を
    比較し、グループ名が変化しかつ前側のグループでは加
    工され後側のグループでは加工されない特定の加工箇所
    が存在する場合に、前側のグループの最後尾のワークを
    前記検査場に送ることを特徴とする請求項3記載のワー
    クの検査方法。
  5. 【請求項5】前記搬送機構によって搬送されるワーク
    を、その種類にかかわらず一定の個数ごとに選別して前
    記検査場に送り、該ワークの抜き取り検査を行うことを
    特徴とする請求項3または4記載のワークの検査方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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