JP2003028382A - 埋設管の損傷部特定装置、埋設管の損傷部特定方法、埋設管の補修装置及び埋設管の補修方法 - Google Patents

埋設管の損傷部特定装置、埋設管の損傷部特定方法、埋設管の補修装置及び埋設管の補修方法

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JP2003028382A JP2001216838A JP2001216838A JP2003028382A JP 2003028382 A JP2003028382 A JP 2003028382A JP 2001216838 A JP2001216838 A JP 2001216838A JP 2001216838 A JP2001216838 A JP 2001216838A JP 2003028382 A JP2003028382 A JP 2003028382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設管に損傷部が発生した際に、手間のかか
らない簡単な方法で損傷部を特定することができるとと
もに、水を通し、かつ、土砂をせき止める損傷部の補修
方法及びその補修に用いられる補修装置を提供する。 【解決手段】 埋設管1の任意の位置で閉塞部材2を膨
張させて前記埋設管1を閉塞した状態で、前記埋設管1
の開口部12と、該開口部12側の導水管21の端部と
からのそれぞれの排水の有無を確認し、その後に、フィ
ルタ配置手段40により、包装部材42に圧縮された状
態で包まれたフィルタ41を前記埋設管1の損傷部11
に配置し、復元手段44により前記包装部材42を破っ
て前記フィルタ41を復元させるとともに、復元力によ
り前記フィルタ41を前記埋設管1内に固定すること
で、前記損傷部11からの水の流入を許すとともに、固
形物の流入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤内に埋設され
た埋設管に損傷部が発生した際に、埋設管の損傷部を特
定する損傷部特定装置及び損傷部特定方法、埋設管の損
傷部を補修する補修装置及び補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地盤内に埋設された排水管などの埋設管
が何らかの要因で損傷した際には、損傷部からの土砂や
水の侵入を防ぐため、すぐに補修を行う必要がある。し
かし、埋設管が、人が入ることのできない小口径のもの
である場合には、最初に、小型のビデオカメラやテレビ
などを用いて埋設管内の損傷部を特定し、次に、特開2
000−193188号公報に開示されているように、
補修装置を用いて硬化性樹脂によって補修されるのが一
般的である。上述の公報に開示されている硬化性樹脂に
よる補修方法は、まず、埋設管の径方向に膨張可能とし
たエアパッカを備えた補修装置のエアパッカの外周に、
少なくとも織布を有する補修材を装着させ、この補修材
を装着した補修装置をワイヤーロープで牽引して管内に
搬入し、損傷部である補修箇所に位置決めする。次に、
エアパッカに空気を供給し、エアパッカを径方向に膨張
させて補修材を管内面に押圧するとともに、塗布又は含
浸される硬化性樹脂を硬化させて管を内面から補修す
る。最後に、エアパッカ内の空気を排出してエアパッカ
を収縮させ、補修装置を管路外へ搬出して補修作業を終
了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、埋設管内の
損傷部の確認にビデオカメラやテレビを用いると、精密
機器であるため、いくら防水処理を施しているとはい
え、ケーブルなどの取り合いに細心の注意を払って作業
を行わなければならず、損傷部の特定に手間がかかると
いった問題があった。また、硬化性樹脂によって埋設管
を補修すると、土砂や水など全ての侵入物を防ぐことが
できるため、十分な補修効果が得られる。しかし、液状
化しやすい地盤においては、地盤内の余剰水を外部へ排
水する必要があり、排水管などの埋設管の損傷部から水
が流出することは好都合である。しかし、損傷部からは
水と一緒に土砂も埋設管内へ流出するため、埋設管内に
土砂が堆積し、やがて埋設管を詰まらせるという問題が
あった。
【0004】そこで、本発明の課題は、埋設管に損傷部
が発生した際に、手間のかからない簡単な方法で損傷部
を特定することができるとともに、水を通し、かつ、土
砂をせき止めることが可能な損傷部特定装置及び損傷部
特定方法、補修装置及び補修方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、構造物や地盤内に埋設さ
れ、かつ、損傷が発生した際に損傷部11から内部に漏
水が生じる埋設管1において、損傷部が発生した場合に
該損傷部の位置を特定する埋設管の損傷部特定装置であ
って、前記埋設管内の任意の位置で膨張して、水が流れ
ないように前記埋設管を閉塞する閉塞部材2と、該閉塞
部材を貫通するとともに、該閉塞部材の奥側に水がある
場合にこの水を前記埋設管の手前側の開口部12まで導
く導水管21とを有することを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、導水管及び
閉塞部材からの漏水状況を見ることによって、閉塞部材
を設置した場所を境目としてその両側での埋設管の状態
を知ることができる。また、これを様々な位置で実施す
ることにより、埋設管の損傷部を特定することができ
る。また、補修装置は、フィルタを支持する機構と、包
装部材を破る機構と、回収する機構とを設けておけばよ
いので、簡単な構成とすることができる。なお、導水管
が継ぎ足し可能としても良い。また、導水管が閉塞部材
を任意の位置に配置する際に閉塞部材を埋設管の奥に押
し出すために利用可能としても良い。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の埋
設管の損傷部特定装置を用いて埋設管の損傷部の位置を
特定する埋設管の損傷部特定方法であって、前記埋設管
の任意の位置で前記閉塞部材を膨張させて前記埋設管を
閉塞した状態で、前記埋設管の前記開口部と、該開口部
側の前記導水管の端部とからのそれぞれの排水の有無を
確認することにより、損傷部の位置を特定することを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、閉塞部材を
埋設管に沿って移動させ、閉塞部材に空気を送るだけの
簡単な方法で損傷部を特定することができるため、ビデ
オカメラのような精密機器を用いた特定方法に比べて、
作業性が向上する。なお、閉塞部材の位置を変えて、複
数回繰り返し、上述の損傷部の位置の特定を行うことに
より、損傷部の位置を絞り込むことが可能である。
【0009】請求項3記載の発明は、構造物や地盤内に
埋設され、かつ、損傷が発生した際に損傷部から内部に
漏水及び土砂等の固形物が流入する場合に、該固形物の
流入を防止するように前記損傷部を補修する埋設管の補
修装置4であって、前記埋設管の径よりも大きく、か
つ、該埋設管より小さく圧縮可能で圧縮された状態から
復元可能なスポンジ状のフィルタ41と、該フィルタを
圧縮した状態に包む包装部材42と、該包装部材に圧縮
された状態で包まれた前記フィルタを前記埋設管の損傷
部の位置に配置するフィルタ配置手段40と、前記埋設
管の開口部側からの操作により該包装部材を破って前記
フィルタを復元させる復元手段44とを備えることを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、埋設管より
小さく圧縮可能なフィルタを用いているため、埋設管の
断面よりも数倍大きなフィルタを挿入することができ
る。これにより、包装部材から取り出して圧縮状態を解
放した際のフィルタの復元力によってフィルタを埋設管
の損傷部に固定させることができる。また、フィルタ
は、水を通し、土砂をせき止める特徴を有しているた
め、埋設管の損傷部から水だけを埋設管内に流入させる
ことが可能となる。また、土粒子がフィルタの空隙に詰
まることによってさらに目の細かいフィルタを形成する
ため、フィルタの濾過性能が向上する。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の埋
設管の補修装置を用いた埋設管の補修方法であって、前
記フィルタ配置手段により、前記包装部材に圧縮された
状態で包まれた前記フィルタを前記埋設管の損傷部に配
置した後に、前記復元手段により前記包装部材を破って
前記フィルタを圧縮した状態から前記埋設管の径の範囲
で復元させるとともに、復元力により前記フィルタを前
記埋設管内に固定することで、前記損傷部からの水の流
入を許すとともに、固形物の流入を防止することを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、フィルタを
取り出す際は、あらかじめ設けられた復元手段で包装部
材を破るだけの簡単な作業でよいため、複雑な機構を設
ける必要がなく、作業を簡単にすることができる。ま
た、事前に復元手段を配置しておくことにより、包装部
材を切断する手段を別途に必要としない。また、包装部
材を破る復元手段を手元に備えておけば、包装部材の付
近で作業をする必要がなく、包装部材からフィルタを取
り出すことができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項2記載の埋
設管の損傷部特定方法を用いて埋設管の損傷部の位置を
特定した後に、請求項4記載の埋設管の補修方法を用い
て位置を特定された前記埋設管の損傷部を補修すること
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、埋設管の損
傷部特定に請求項2記載の損傷部特定方法を用い、その
後で、埋設管の補修に請求項4記載の補修方法を用いて
いるため、どちらも簡単な構造及び作業で、上述の課題
を解決することができる。また、大がかりな機械や電気
設備を必要としないため、施工工程の短縮、コストの低
減を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図1〜図6を参照して詳細に説明する。本発明の実施の
形態例では、ロックフィルダムにおける老朽化した漏水
管1を施工対象とする。また、本発明の実施の形態例で
は、閉塞部材としてエアパッカ2を用い、該エアパッカ
2によって漏水管1の損傷部11を特定し、そこへフィ
ルタとしてモルトフィルタ41を備えた補修装置4を挿
入し、損傷部11にモルトフィルタ41を取り付けて補
修する施工方法について説明する。施工の流れは、大き
く分けて、エアパッカによる漏水管の損傷部の特定
と、漏水管の損傷部の補修の二工程である。
【0016】<エアパッカによる漏水管の損傷部の特定
>本実施の形態例で用いるエアパッカ2の構造及び動作
について説明する。エアパッカ2は、漏水管1の損傷部
11の位置を特定するために用いられる。エアパッカ2
には、図1及び図2に示すように、エアパッカ2を漏水
管1内に押し込むとともにエアパッカ2の先端部周囲の
地盤の余剰水を排水するための管状のロッド21(導水
管)、円筒状のゴムから形成されており、窒素ガスを注
入することで膨張し、漏水管1内の水をせき止めるパッ
カゴム22、パッカゴム22のほぼ中心軸上に配置さ
れ、パッカゴム22のよれや折れを防ぐとともに、エア
パッカ2の先端部周囲の地盤の余剰水を排水するための
パッカ芯23、パッカゴム22に窒素ガスを送り込むた
めエアチューブ24、パッカゴム22に送り込まれた窒
素ガスが漏れないようにパッカゴム22の先端と後端に
蓋をするパッカ先端蓋25及びパッカ後端蓋26、エア
パッカ22の先端の揺動やねじれ、回転を防ぐためのセ
ントライザ27、作業終了後に漏水管1からエアパッカ
2を回収する回収用ワイヤ28等が備えられている。
【0017】エアパッカ2は、パッカゴム22の両端部
に、ステンレス製のパッカ先端蓋25及びパッカ後端蓋
26が挿入され、パッカゴム22の両端部は、外周から
パッカバンド29によって固定されている。パッカ先端
蓋25の先端側には、鉄板が湾曲されて形成された略楕
円球状のセントライザ27が配置されている。パッカ芯
23は、ガス管などで形成され、パッカゴム22のほぼ
中心軸上に沿って、先端がパッカ先端蓋25の先端側と
面一に位置合わせされるとともに開口され、後端がパッ
カ後端蓋26の後端側にて開口部を外部へ露出した状態
で配置されている。ロッド21は、パッカ芯23と同径
を有する塩化ビニル管で形成されるとともに、パッカ芯
23と同軸上に配置されて連通している。ロッド21の
一端は、パッカ芯23の後端と接続されている。ロッド
21は、狭い施工区域での作業性を高めるために、組み
立てが容易な任意の短い長さとされている。また、ロッ
ド21の一端には、雄ネジ加工が、他端には、雌ネジ加
工が施されており、雄ネジと雌ネジの端部を接続するこ
とにより複数のロッド21を連接して、適宜延長が可能
である。エアチューブ24は、一端は窒素ガスボンベ3
1に接続されており、他端はパッカ後端蓋26の後端側
に備えられたホースジョイント32に接続され、ホース
ジョイント32からは、金属などで形成されたエア管3
3がパッカ後端蓋26を貫通し、パッカゴム22内へ開
口されている。パッカ後端蓋26の後端側には、作業終
了後にエアパッカ2を回収するために、クリップ30が
備えられ、クリップ30には回収用ワイヤ28が接続さ
れている。なお、湿度の高い場所での作業になるため、
回収用ワイヤ28及びその他の部材においても、鉄製よ
りステンレス等の錆びない材質を用いるほうが好まし
い。
【0018】漏水管1の損傷部11の特定は、上述の構
成からなるエアパッカ2を、図1に示すように、漏水管
1にエアパッカ2の先端から挿入していく。作業は、ロ
ッド21の後端にロッド21を継ぎ足しながら挿入して
いくこととなる。また、作業時には、漏水管1にレベル
を合わせた作業台32を設置し、作業台32上でロッド
21の継ぎ足しを行うようにすれば、作業性を向上させ
ることができる。なお、エアチューブ24と回収用ワイ
ヤ28は、一巻が百メートルから数百メートルのものを
用い、挿入の途中で不足しないよう、十分な長さを確保
しておく。
【0019】継ぎ足されたロッド21により、所定の深
度までエアパッカ2を挿入し、窒素ガスボンベ31のレ
ギュレータバルブを開いて窒素ガスをパッカゴム22に
送る。パッカゴム22は膨張していき、やがて漏水管1
の水の流れはせき止められる。また、その位置での漏水
管1内の水はパッカ芯23及びロッド21を通って外部
に排水される。なお、排水時に排水量と時間を計測する
ことにより、所定の深度での流量を測定することができ
る。パッカゴム22内の窒素を排気し、パッカゴム22
がしぼんだ後、位置を変えて同様の作業を繰り返す。作
業終了後、回収用ワイヤ28を巻き取ることによってエ
アパッカ2を回収する。
【0020】次に、図3〜図5を参照して、エアパッカ
2による漏水管1の損傷部11を特定する方法について
説明する。例えば、図3に示すような位置にエアパッカ
2を設置したとする。図3の状況は、漏水管1の吐け口
12(開口部)から排水がなく、ロッド21から排水が
ある場合である。この場合、パッカゴム22の位置より
ダム側(奥側)の地盤に余剰水があるか、もしくは、パ
ッカゴム22の位置よりダム側の漏水管1に損傷部11
があるかということになる。したがって、パッカゴム2
2の位置より吐け口12側(手前側)の漏水管1には異
常がないと判断することができる。
【0021】また、図4に示すような位置にエアパッカ
2を設置したとする。図4の状況は、漏水管1の吐け口
12から排水があり、ロッド21から排水がない場合で
ある。この場合、パッカゴム22の位置よりダム側の地
盤に余剰水と漏水管1に損傷部11とがなく、パッカゴ
ム22の位置より吐け口12側の漏水管1に損傷部11
があるということになる。したがって、パッカゴム22
の位置よりダム側の漏水管1には異常がないと判断する
ことができる。
【0022】また、図5に示すような位置にエアパッカ
2を設置したとする。図5の状況は、漏水管1の吐け口
12から排水があり、ロッド21からも排水がある場合
である。この場合、(1)パッカゴム22の位置より吐
け口12側の漏水管1に損傷部11があるとともに、パ
ッカゴム22の位置よりダム側の地盤に余剰水がある、
(2)パッカゴム22の位置より吐け口12側の漏水管
1に損傷部11があるとともに、パッカゴム22の位置
よりダム側の漏水管1に損傷部11がある、(3)パッ
カゴム22の位置より吐け口12側の漏水管1に損傷部
11があるとともに、パッカゴム22の位置よりダム側
の地盤に余剰水と漏水管1に損傷部11とがある、の
(1)〜(3)のいずれかであると判断することができ
る。なお、上述の方法により、漏水管1の吐け口12か
ら損傷部11までの位置は、継ぎ足したロッド21の長
さ及び本数を数えることで容易に求めることができる。
そして、エアパッカ2の位置を変えて上述の操作を繰り
返すことにより、損傷部の位置を絞り込むことができ
る。
【0023】<埋設管の損傷部の補修>上述の方法によ
り、漏水管1の損傷部11を特定した後、損傷部11の
補修を行う。本実施の形態例で用いるフィルタと、補修
装置4の構造及び動作とについて説明する。フィルタ
は、(株)イノアック・コーポレーション製のモルトフ
ィルタ41(MF−8型、φ260mm×400mm)
を用いる。ここで、モルトとは、スポンジ状という意味
であり、モルトフィルタ41に互いに連通した多数の孔
を有し、透水性を有するとともに、フィルタとして機能
するものである。モルトフィルタ41は、優れた特徴を
活かして、さまざまな製品に利用されている。また、モ
ルトフィルタ41は、例えば、ウレタンフォームを特殊
処理により完全なオープンセル構造にしたウレタンフィ
ルタであり、ポリエステル系ウレタンフォームとポリエ
ーテル系ウレタンフォームなどがある。
【0024】補修装置4は、図6に示すように、損傷部
11を補修する円柱状のモルトフィルタ41、モルトフ
ィルタ41を圧縮して収納するビニール袋42(包装部
材)、ビニール袋42に収納されたモルトフィルタ41
を支持するフィルタ装着ケース40(フィルタ配置手
段)、モルトフィルタ41を管内に挿入するためのフィ
ルタ用ロッド48、ビニール袋42を破ってモルトフィ
ルタ41を解放するとともに、モルトフィルタ41を回
収するためのフィルタ用ワイヤ44(復元手段)、フィ
ルタ装着ケース40を回収するためのケース用ワイヤ4
9などが備えられている。
【0025】フィルタ装着ケース40には、モルトフィ
ルタ41を載せるためのモルトフィルタ41の曲率と同
様に湾曲された受け皿部45、受け皿部45及びモルト
フィルタ41を支持する支持部46が備えられている。
また、支持部46は、後端側(挿入したときの吐け口1
2側)にいくにつれ、断面が小さくなるような形状とさ
れている。支持部46の後端側には、例えば、塩化ビニ
ル管(φ30mm)などで形成されたモルトフィルタ4
1を管内に押し込むためのケース用ロッド47が接合さ
れている。フィルタ用ロッド48は、例えば、塩化ビニ
ル管(φ20mm)などで形成されており、フィルタ用
ロッド48の先端側(挿入したときのダム側)は、円盤
状のエンビプレート43のほぼ中心に接合されている。
エンビプレート43の外周には、フィルタ用ワイヤ44
が反力を取るために、係止部50が備えられ、フィルタ
用ワイヤ44が係止部50に引っかけられた状態となっ
ている。
【0026】フィルタ装着ケース40にモルトフィルタ
41を装着して補修装置4とするには、フィルタ用ワイ
ヤ44をモルトフィルタ41のほぼ中心軸上に通し、一
端をフィルタ用ロッド48に取り付けられたエンビプレ
ート43に通し、係止部50に引っかけてフィルタ用ワ
イヤ44を折り返す。なお、他端は、モルトフィルタ4
1の先端側の断面にてエンビプレート43にて接続し、
固定される。折り返したフィルタ用ワイヤ44は、モル
トフィルタ41の外周上とビニール袋42との間に軸方
向に沿って配置され、モルトフィルタ41の先端側の端
部にてさらに折り返す。折り返したフィルタ用ワイヤ4
4は、ビニール袋42を挟みこむような状態で、モルト
フィルタ41のビニール袋42上の外周上を軸方向に沿
って配置され、補修装置4の後端側へ十分な長さを確保
して備えられる。上記方法によってできたモルトフィル
タ41とフィルタ用ロッド48は、フィルタ用ロッド4
8の後端側からフィルタ装着ケース40に挿入され、受
け皿45及び支持部46によってモルトフィルタ41を
装着する。
【0027】損傷部11の補修は、上述の構成からなる
補修装置4を、漏水管1にモルトフィルタ41が装着さ
れている先端側からケース用ロッド47を押し込みなが
ら挿入していく。作業は、ケース用ロッド47及びフィ
ルタ用ロッド48の後端にケース用ロッド47及びフィ
ルタ用ロッド48を継ぎ足しながら挿入していくことと
なる。その際、後のフィルタ装着ケース40の回収作業
を考慮してフィルタ用ロッド48をケース用ロッド47
より長くなるように接続しておく。また、作業時には、
上述の損傷部11の特定作業と同様、漏水管1にレベル
を合わせた作業台32を設置し、作業台32上でロッド
21の継ぎ足しを行うようにすれば、作業性を向上させ
ることができる。なお、フィルタ用ワイヤ44及びケー
ス用ワイヤ49は、一巻が百メートルから数百メートル
のものを用い、挿入の途中で不足しないよう、十分な長
さを確保しておく。
【0028】漏水管1の損傷部11にモルトフィルタ4
1が到達すると、フィルタ用ロッド48及びケース用ロ
ッド47を固定し、モルトフィルタ41に取り付けられ
ているフィルタ用ワイヤ44を引く。すると、図6に示
すように、モルトフィルタ41の先端側の外周でフィル
タ用ワイヤ44がビニール袋42を挟んでいる部分にお
けるフィルタ用ワイヤ44の折り返し部分が吐け口12
側(後端側)に移動してくる。その際、フィルタ用ワイ
ヤ44に挟まれたビニール袋42はフィルタ用ワイヤ4
4の折り返し部分によって簡単に破られていく。そし
て、フィルタ用ワイヤ44が支持部46の縁に触れるま
で引かれると、ビニール袋42はモルトフィルタ41の
軸方向に沿って破られた状態となり、圧縮されていたモ
ルトフィルタ41は解放されてもとの大きさに復元しよ
うとして、フィルタ装着ケース40上で膨張する。そし
て、フィルタ用ロッド48を固定した状態のまま、ケー
ス用ロッド47を吐け口12側に引いてモルトフィルタ
41をフィルタ装着ケース40から完全に取り外す。ま
た、モルトフィルタ41の径は、漏水管1の管径より数
倍大きいため、圧縮状態が解放されると、復元力で損傷
部11に密着する。最後に、フィルタ用ロッド48及び
ケース用ロッド47を漏水管1内から回収し、作業は終
了する。その際、モルトフィルタ41を回収するための
フィルタ用ワイヤ44は、エンビプレート43に案内さ
れてモルトフィルタ41の中心軸に沿ってほぼ同一直線
上に配置され、管内に残ることになる。
【0029】これにより、損傷部11に設置されたモル
トフィルタ41は、漏水管1を流れてくる水を通すとと
もに、損傷部11から侵入してくる水を通すことができ
る。ただし、土粒子は、モルトフィルタ41の孔の目よ
り大きいために阻止されるか、土粒子がモルトフィルタ
41の孔に捕獲されて阻止され、土砂が漏水管1に侵入
することはできず、モルトフィルタ41は、フィルタと
しての機能を発揮することができる。また、土粒子がモ
ルトフィルタの空隙に詰まることによってさらに目の細
かいフィルタを形成するため、モルトフィルタの濾過性
能が向上する。また、モルトフィルタ41は、その復元
力によって漏水管1内壁に密着しているため、漏水管1
のような水流の小さい管内では流されることはなく、鉄
板の溶接や硬化性樹脂の融着など接着手段を用いなくて
も損傷部11に固定することができる。また、上述した
施工方法は、大掛かりな電気設備や組立設備を必要とせ
ず、各部材も小さいため、作業性が高く、現場での調達
も可能である。
【0030】なお、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、補修可能な埋設管は、例えば、小径の
下水道の管等にも適用可能である。また、フィルタは、
モルトフィルタに限らず、圧縮可能で、水を通し、土砂
を通さないものであれば適宜変更可能である。また、ビ
ニール袋を破る機構に変えて包装部材にファスナを設
け、ファスナをロープ等で引いてフィルタを解放する方
法でも良い。また、補修装置の大きさ及び材質、ワイヤ
の取り合い方法等も任意であって、本発明の要旨を満た
すものであれば変更可能である。また、補修に漏れやミ
スがないように、例えば、VCH562RB型などのT
Vカメラを塩化ビニル管に接続し、漏水管内へ挿入し
て、漏水管内の確認、記録をすることも可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、導水管及
び閉塞部材からの漏水状況を見ることによって、埋設管
の状態を知ることができる。また、これを様々な位置で
実施することにより、埋設管の損傷部を特定することが
できる。また、補修装置は、簡単な構成とすることがで
きる。なお、導水管が継ぎ足し可能としても良い。ま
た、導水管が閉塞部材を任意の位置に配置する際に閉塞
部材を埋設管の奥に押し出すために利用可能としても良
い。
【0032】請求項2記載の発明によれば、閉塞部材を
埋設管に沿って移動させ、閉塞部材に空気を送るだけの
簡単な方法で損傷部を特定することができるため、ビデ
オカメラのような精密機器を用いた特定方法に比べて、
作業性が向上する。なお、閉塞部材の位置を変えて、複
数回繰り返し、上述の損傷部の位置の特定を行うことに
より、損傷部の位置を絞り込むことが可能である。
【0033】請求項3記載の発明によれば、埋設管の断
面よりも数倍大きなフィルタを挿入することができる。
これにより、包装部材から取り出して圧縮状態を解放し
た際のフィルタの復元力によってフィルタを埋設管の損
傷部に固定させることができる。また、埋設管の損傷部
から水だけを埋設管内に流入させることが可能となる。
また、土粒子がフィルタの空隙に詰まることによってさ
らに目の細かいフィルタを形成するため、フィルタの濾
過性能が向上する。
【0034】請求項4記載の発明によれば、フィルタを
取り出す際は、あらかじめ設けられた復元手段で包装部
材を破るだけの簡単な作業でよいため、複雑な機構を設
ける必要がなく、作業を簡単にすることができる。ま
た、包装部材を切断する手段を別途に必要としない。ま
た、包装部材を破る復元手段を手元に備えておけば、包
装部材の付近で作業をする必要がなく、包装部材からフ
ィルタを取り出すことができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、埋設管の損
傷部特定に請求項2記載の損傷部特定方法を用い、その
後で、埋設管の補修に請求項4記載の補修方法を用いて
いるため、どちらも簡単な構造及び作業で、上述の課題
を解決することができる。また、大がかりな機械や電気
設備を必要としないため、施工工程の短縮、コストの低
減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の埋設管の損傷部特定方法
について説明するための図である。
【図2】上記埋設管の損傷部特定方法に用いられるエア
パッカについて説明するための図である。
【図3】上記埋設管の損傷部特定方法について説明する
ための図である。
【図4】上記埋設管の損傷部特定方法について説明する
ための図である。
【図5】上記埋設管の損傷部特定方法について説明する
ための図である。
【図6】上記埋設管の補修装置について説明するための
図である。
【符号の説明】
1 埋設管(漏水管) 2 閉塞部材(エアパッカ) 4 補修装置 11 損傷部 12 開口部(吐け口) 21 導水管(ロッド) 40 フィルタ配置手段(フィルタ装着ケース) 41 フィルタ(モルトフィルタ) 42 包装部材(ビニール袋) 44 復元手段(フィルタ用ワイヤ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 55/18 F16L 55/24 Z 55/24 55/00 E (72)発明者 浮田 浩一 東京都千代田区九段北四丁目2番6号 応 用地質株式会社内 Fターム(参考) 2D063 EA03 EA05 3H025 DB16 DB19 DC02 DD05 EA01 EB02 EB25 EC06 ED02 EE03 EE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構造物や地盤内に埋設され、かつ、損傷が
    発生した際に損傷部から内部に漏水が生じる埋設管にお
    いて、損傷部が発生した場合に該損傷部の位置を特定す
    る埋設管の損傷部特定装置であって、 前記埋設管内の任意の位置で膨張して、水が流れないよ
    うに前記埋設管を閉塞する閉塞部材と、該閉塞部材を貫
    通するとともに、該閉塞部材の奥側に水がある場合にこ
    の水を前記埋設管の手前側の開口部まで導く導水管とを
    有することを特徴とする埋設管の損傷部特定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の埋設管の損傷部特定装置を
    用いて埋設管の損傷部の位置を特定する埋設管の損傷部
    特定方法であって、 前記埋設管の任意の位置で前記閉塞部材を膨張させて前
    記埋設管を閉塞した状態で、前記埋設管の前記開口部
    と、該開口部側の前記導水管の端部とからのそれぞれの
    排水の有無を確認することにより、損傷部の位置を特定
    することを特徴とする埋設管の損傷部特定方法。
  3. 【請求項3】構造物や地盤内に埋設され、かつ、損傷が
    発生した際に損傷部から内部に漏水及び土砂等の固形物
    が流入する場合に、該固形物の流入を防止するように前
    記損傷部を補修する埋設管の補修装置であって、 前記埋設管の径よりも大きく、かつ、該埋設管より小さ
    く圧縮可能で圧縮された状態から復元可能なスポンジ状
    のフィルタと、 該フィルタを圧縮した状態に包む包装部材と、 該包装部材に圧縮された状態で包まれた前記フィルタを
    前記埋設管の損傷部の位置に配置するフィルタ配置手段
    と、 前記埋設管の開口部側からの操作により該包装部材を破
    って前記フィルタを復元させる復元手段とを備えること
    を特徴とする埋設管の補修装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の埋設管の補修装置を用いた
    埋設管の補修方法であって、 前記フィルタ配置手段により、前記包装部材に圧縮され
    た状態で包まれた前記フィルタを前記埋設管の損傷部に
    配置した後に、 前記復元手段により前記包装部材を破って前記フィルタ
    を圧縮した状態から前記埋設管の径の範囲で復元させる
    とともに、復元力により前記フィルタを前記埋設管内に
    固定することで、前記損傷部からの水の流入を許すとと
    もに、固形物の流入を防止することを特徴とする埋設管
    の補修方法。
  5. 【請求項5】請求項2記載の埋設管の損傷部特定方法を
    用いて埋設管の損傷部の位置を特定した後に、請求項4
    記載の埋設管の補修方法を用いて位置を特定された前記
    埋設管の損傷部を補修することを特徴とする埋設管の補
    修方法。
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