JP2003027909A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置

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JP2003027909A JP2001218232A JP2001218232A JP2003027909A JP 2003027909 A JP2003027909 A JP 2003027909A JP 2001218232 A JP2001218232 A JP 2001218232A JP 2001218232 A JP2001218232 A JP 2001218232A JP 2003027909 A JP2003027909 A JP 2003027909A
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hydraulic
variable phase
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valve timing
valve
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Toru Mashita
亨 真下
Masanobu Osaki
正信 大崎
Satoru Watanabe
渡邊  悟
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズによる不具合を抑制しつつ、高精度なバ
ルブタイミング制御を行える機関のバルブタイミング制
御装置を提供する。 【解決手段】バルブタイミング制御装置10は、前記カ
ム軸の回転位置を検出するカムセンサと、前記可変位相
機構の作動油の温度又は圧力のうち少なくとも一方を検
出する作動油状態検出手段と、前記クランク軸に対する
カム軸の回転位相が機関の運転状態に応じて設定される
目標回転位相となるように前記可変位相機構の駆動を制
御する制御回路と、を一体的に構成した制御ユニット1
2を備え、油圧によりクランク軸に対するカム軸4の回
転位相を変化させる可変位相機構11と共に取付ブラケ
ット13を介して機関本体に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機関の吸気バル
ブ、排気バルブの開閉時期を可変制御する内燃機関のバ
ルブタイミング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から機関のクランクシャフトに対す
るカム軸の回転位相を油圧により変化させることで吸気
バルブ、排気バルブの開閉時期を制御するバルブタイミ
ング制御装置が知られている。この種のバルブタイミン
グ制御装置では、カム軸の回転位相を変化させるのに油
圧(作動油)を用いるものが一般的であり、例えば特開
平7−332118号公報に記載されたものがある。
【0003】このものは、油圧を制御する電磁弁と該電
磁弁の駆動を制御する制御回路とを一体的に構成するこ
とで、電磁弁と制御回路を結ぶ配線で発生するノイズを
抑制すると共に、装置の機関本体への取り付けを容易に
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、シリンダヘッドのカム軸近傍に配置されるカム
センサからの出力信号が、カム軸から離れた位置に配設
される別体の制御回路に入力される構成となるため、ハ
ーネスが長くなり点火ノイズ等が混入しやすいといった
問題がある。
【0005】また、カム軸の回転位相を精度よく制御す
るためには、作動油の特性に応じて前記電磁弁の駆動を
制御する必要があるが、上記従来のものではこれを直接
検出することができない。この場合、通常は機関の冷却
水温度等で代用することになるが、これでは高い精度を
確保することができない。本発明は、上記従来の問題に
鑑みなされたものであって、ノイズによる不具合を抑制
しつつ、吸気バルブ又は排気バルブのバルブタイミング
制御を高精度に行うことのできる内燃機関のバルブタイ
ミング制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相
を油圧式の可変位相機構によって変化させて吸気バルブ
又は排気バルブの開閉時期を制御する内燃機関のバルブ
タイミング制御装置であって、前記カム軸の回転位置を
検出するカムセンサと、前記可変位相機構の作動油の温
度又は圧力のうち少なくとも一方を検出する作動油状態
検出手段と、前記クランク軸に対するカム軸の回転位相
が機関の運転状態に応じて設定される目標回転位相とな
るように前記可変位相機構の駆動を制御する制御回路
と、を一体的に構成した制御ユニットを備え、該制御ユ
ニットを前記可変位相機構と共に機関本体に取り付け可
能に構成したことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、前記可変位相機構
は、内部の油圧室に供給される油圧により前記クランク
軸に対するカム軸の回転位相を変化させる可変位相機構
本体と、該可変位相機構本体の油圧室へ連通する油圧通
路と、該油圧通路に配設された電磁弁とで構成され、前
記制御回路は、該電磁弁の駆動を制御することを特徴と
する。
【0008】請求項3に係る発明は、前記制御ユニット
が機関本体に取り付けられた状態において、前記作動油
状態検出手段の検出部が前記油圧通路に配置されるよう
構成したことを特徴とする。請求項4に係る発明は、前
記可変位相機構は、内部に油圧通路が形成されたブラケ
ットを備え、前記制御ユニットは、該ブラケットに対し
て固定されるよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、カムセン
サと作動油検出手段と制御回路とを一体的に構成した制
御ユニットを備えるので、カムセンサ及び作動油状態検
出手段と制御回路との配線を非常に短くすることがで
き、それぞれの出力信号にノイズが混入することを抑制
できる。
【0010】特に、カムセンサ及び作動油状態検出手段
を、ハーネスを用いることなく制御回路基板上に直接あ
るいはコネクタを介して設けるようにすれば、出力信号
へのノイズ混入を確実に防止できる。そして、作動油の
温度又は圧力の少なくとも一方を検出する作動油検出手
段により、可変位相機構の油圧室近傍での作動油の状態
(作動油温度、作動油圧力のいずれか若しくは両方)を
検出できるので、これに応じて制御信号を調整すること
で吸気バルブ又は排気バルブのバルブタイミング制御の
精度を向上させることができる。
【0011】また、制御ユニットは可変位相機構と共に
機関本体に取り付けられるので、機関本体への取り付け
が容易であると共に、両者を接続する配線も短くて済
む。例えば制御ユニット、可変位相機構のそれぞれに接
点部を設け、該接点部が接触するように構成すれば、制
御ユニットと可変位相機構間の配線が不要となり、制御
ユニットからの出力信号によるノイズの発生も抑制でき
る。
【0012】請求項2に係る発明によれば、電磁弁の作
動油の状態を検出し、検出した作動油の状態に応じて電
磁弁の開閉駆動を最適に行えるので、高精度なバルブタ
イミング制御を行うことができる。請求項3に係る発明
によれば、作動油状態検出手段の検出部が可変位相機構
に連通する油圧通路に配置されるように構成するので、
可変位相機構の油圧室近傍において作動油の状態を検出
できるので、より高精度にバルブタイミング制御を行う
ことができる。
【0013】例えば、作動油検出手段の検出部(センサ
素子等)のみを制御ユニットから突出させて、該検出部
を前記油圧通路に連通する穴等に嵌挿させるように構成
することで、作動油の状態を直接検出できる。請求項4
に係る発明によれば、前記可変位相機構に対して前記制
御ユニットを容易に固定することができ、機関本体への
組み付けもより容易になる。ここで、例えば取付ブラケ
ット側にその内部に形成された油圧通路に連通する穴部
を設けておき、これに対応する位置で作動油状態検出手
段の検出部を制御ユニットから突出させておけば、制御
ユニットを取付ブラケットに固定することで、作動油状
態検出手段の検出部が油圧通路内に配置され、作動油の
状態を直接検出できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す内
燃機関のシステム図である。図1において、機関(エン
ジン)1の吸気バルブ2及び排気バルブ3は、それそれ
吸気側カム軸4、排気側カム軸5により開閉駆動され
る。
【0015】吸気側カム軸4及び排気側カム軸5は、タ
イミングチェーン(又はタイミングベルト)6を介しク
ランクシャフト7によって回転駆動される。クランクシ
ャフト7には、クランク角位置を検出するクランク角セ
ンサ8が設けられている。エンジン用コントロールユニ
ット9には、前記クランク角センサ8からの出力信号や
図示しない各種センサからの出力信号が入力され、燃料
噴射制御や点火時期制御等を行う。
【0016】また、本実施形態においては、油圧式のバ
ルブタイミング制御装置10が吸気側に設けられてお
り、吸気バルブ3の開閉時期(バルブタイミング)を変
化させる。バルブタイミング制御装置10は、図2に示
すように、吸気側カム軸4と、可変位相機構11と、制
御ユニット12と、を含んで構成される。
【0017】なお、図に示すように、可変位相機構11
は可変位相機構本体11aと該可変位相機構本体11a
への油圧の給排を制御する電磁切換弁95とからなり、
可変位相機構11側の信号入力部(具体的には、電磁切
換弁95の信号入力部95d)と制御ユニット12の信
号出力部12dとが接触するよう構成され、ハーネスを
介することなく制御ユニット12からの制御信号が直接
可変位相機構11に入力されるようになっている。
【0018】可変位相機構11は、電磁切換弁95によ
って給排する油圧によりクランクシャフト7に対する吸
気側カム軸4の回転位相を変化させるものであり、図3
に示すように、クランクシャフト7(ここでは、図示省
略)によってタイミングチェーンを介して回転駆動され
るカムスプロケット51(タイミングスプロケット)
と、吸気側カム軸4の端部に固定されてカムスプロケッ
ト51内に回転自在に収容される回転部材53と、該回
転部材53をカムスプロケット51に対して相対的に回
転させる油圧回路54と、カムスプロケット51と回転
部材53との相対回転位置を所定の位置で選択的にロッ
クするロック機構60とを備えている。
【0019】前記カムスプロケット51は、外周にタイ
ミングチェーン6(又はタイミングベルト)が噛合する
歯部を有する回転部(図示省略)と、該回転部の前方に
配置されて前記回転部材53を回転自在に収容するハウ
ジング56と、該ハウジング56の前後の開口部を閉塞
するフロントカバー及びリアカバー(図示省略)とから
構成される。
【0020】ハウジング56は、その前後両端が開口形
成された円筒状を呈し、内周面には、(ハウジング56
の)軸方向に沿って、横断面が台形形状を有する4つの
隔壁部63が90°間隔で突設されている。回転部材5
3は、吸気側カム軸4の前端部に固定されており、円環
状の基部77の外周面に、90°間隔で4つのベーン7
8a、78b、78c、78d(順に、第1、第2、第
3、第4ベーンとする)が設けられている。
【0021】なお、第1〜第4ベーン78a〜78d
は、図に示すように、それぞれ略台形状の断面形状を有
し、隔壁部63の間に形成される凹部に配置される。こ
れにより第1〜第4ベーン78a〜78dは、それぞれ
凹部を回転方向前後に隔成し、該前後に隔成された凹部
がそれぞれ進角側油圧室82と遅角側油圧室83を構成
する。
【0022】ロック機構60は、回転部材53の最大遅
角側の回動位置(基準作動状態)において図示しない係
合孔に係合(係入)するロックピン84を有している。
油圧回路54は、進角側油圧室82に対して油圧を給排
する第1油圧通路91と、遅角側油圧室83に対して油
圧を給排する第2油圧通路92との2系統の油圧通路を
有し、この2つの油圧通路91、92は、供給通路93
とドレン通路94a、94bとがそれぞれ通路切り換え
用の電磁切換弁95を介して接続されている。
【0023】供給通路93には、オイルパン96内の油
を圧送する機関駆動のオイルポンプ97が設けられてお
り、ドレン通路94a、94bは、その下流端がオイル
パン96に連通している。第1油圧通路91は、回転部
材53の基部77内で略放射状に形成されて各進角側油
圧室82に連通する4本の分岐路91dに接続されてお
り、第2油圧通路92は、各遅角側油圧室83に開口す
る4つの油孔92dに接続されている。
【0024】電磁切換弁95は、内部のスプール弁体に
よって前記第1、第2油圧通路91、92と供給通路9
3又はドレン通路94a、94bとの連通を切り換え制
御するようになっている。また、可変位相機構11は、
図4に示すように、エンジン本体に取り付けられる取付
ブラケット13を有し、該取付ブラケット13は内部に
油圧通路13aが形成されると共に、後述するカムセン
サ22用の貫通穴13b、該通路13aに連通し、後述
する油温センサ23及び油圧センサ24が挿入される油
温・油圧センサ用穴13cが設けられている。なお、こ
の油圧通路13aが前記第1油圧通路91及び第2油圧
通路92を構成する。
【0025】前記制御ユニット12は、電磁アクチュエ
ータ99に対する通電量をディザ信号が重畳されたデュ
ーティ制御信号に基づいて制御する。例えば、電磁アク
チュエータ99にデューティ比0%の制御信号(OFF
信号)を出力すると、オイルポンプ97から圧送された
作動油は、第2油圧通路92を通って遅角側油圧室83
に供給されると共に、進角側油圧室82内の作動油が第
1油圧通路91を通って第1ドレン通路94aからオイ
ルパン96内に排出される。
【0026】この結果、遅角側油圧室83の内圧が高
く、進角側油圧室82の内圧が低くなり、回転部材53
は第1〜第4ベーン78a〜78bを介して遅角側に回
転して最大遅角位置となる。一方、電磁アクチュエータ
99にデューティ比100%の制御信号(ON信号)を
出力すると、作動油が第1油圧通路91を通って進角側
油圧室82内に供給されると共に、遅角側油圧室83内
の作動油が第2油圧通路92及び第2ドレン通路94b
を通ってオイルパン96に排出されて、遅角側油圧室8
3の内圧が低くなる。
【0027】この結果、回転部材53は第1〜第4ベー
ン78a〜78dを介して進角側に回転して最大進角位
置となる。ここで、制御ユニット12は、図5に示すよ
うに、吸気側カム軸4の回転位置を検出するカムセンサ
21、前記取付ブラケット13に形成された油圧通路1
3a内の作動油の温度検出する油温センサ22、作動油
の圧力を検出する油圧センサ23と、制御回路24と、
を含んで一体的に構成されており、前記ブラケット13
に固定される。
【0028】具体的には、樹脂製の筐体12a、同じく
樹脂製の上カバー12b、制御回路24からの熱を放出
するためのヒートシンクを兼用した下カバー12cで構
成されるユニットケース内に制御回路24を収納すると
共に、前記カムセンサ21、油温センサ22、油圧セン
サ23が前記樹脂製の筐体12aに一体的に取り付けら
れている。そして、上記各センサは、ハーネスを用いる
ことなく制御回路24の基板上に配設されたコネクタに
直接接続される。
【0029】また、前記カムセンサ21、油温センサ2
2及び油圧センサ23の検出部(センサ素子部)は、図
に示すようにユニットケースから突出して取り付けられ
ており、前記取付ブラケット13に取り付けられた際
に、カムセンサ用穴13b、油温・油圧センサ用穴13
cにそれぞれ挿入されるようになっている。なお、前記
制御回路24には、カムセンサ21、油温センサ22、
油圧センサ23からの出力信号が入力される他、前記ク
ランクセンサ7からの出力信号、前記エンジン用コント
ロールユニット9で算出されたカム軸の目標回転位相が
入力される。
【0030】制御回路24は、前記クランク角センサ8
からの出力信号及びカムセンサ21の出力信号から算出
したカムスプロケット51と吸気側カム軸4との回転位
相(すなわち、カム軸4の実際の回転位相)と、運転状
態に応じて設定した目標進角量(すなわち、目標回転位
相)と、を一致させるためのフィードバック補正分PI
DDTYを、作動油の状態(油温、油圧)に応じて比例
・積分・微分(PID)動作によって設定し、所定のベ
ースデューティ比BASEDTY(中立制御値)にフィ
ードバック補正分PIDDTYを加算して最終的なデュ
ーティ比VTCDTYとする。
【0031】該デューティ比VTCDTYの制御信号
は、制御ユニット12の信号出力部12dから電磁切換
弁95の信号入力部95aを介して電磁アクチュエータ
99へと出力される。つまり、前記回転位相を遅角方向
へ変化させる必要がある場合には、前記フィードバック
補正分PIDDTYによりデューティ比が減少され、オ
イルポンプ97から圧送された作動油が遅角側油圧室8
3に供給されると共に、進角側油圧室82内の作動油が
オイルパン96内に排出されるようになり、逆に、前記
回転位相を進角方向へ変化させる必要がある場合には、
前記フィードバック補正分PIDDTYによりデューテ
ィ比が増大され、作動油が進角側油圧室82内に供給さ
れると共に、遅角側油圧室83内の作動油がオイルパン
96に排出されるようになる。
【0032】そして、前記回転位相を現状の状態に保持
する場合には、前記フィードバック補正分PIDDTY
の絶対値が減ることで、ベースデューティ比付近のデュ
ーティ比に戻るよう制御される。以上のように、カムセ
ンサと、油温センサ又は/及び油圧センサと、制御回路
と、を一体的に構成した制御ユニットを、可変位相機構
と共にエンジン本体に取り付けるようにしてバルブタイ
ミング制御装置を構成したので、エンジン本体への取付
性を良好に維持しつつ、高精度なバルブタイミング制御
が可能となる。特に、長いハーネスが不要となるのでノ
イズの発生、混入といった不都合を確実に回避できる。
【0033】なお、以上の説明では、ベーン式の可変動
弁装置について説明しているが、これに限定されること
なく他の構成でバルブタイミングを可変制御するもので
あってもよい。また、吸気バルブに限られず排気バルブ
のバルブタイミングを制御するものであってもよく、吸
気バルブ側に設けた可変位相機構と排気バルブ側に設け
た可変位相機構の双方の駆動を一つの制御ユニットで行
うようにしてもよい。この場合の制御ユニットはカムセ
ンサを二つ有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるエンジンのシステム構成
図。
【図2】本実施形態における可変動弁装置の概略斜視
図。
【図3】本実施形態における可変動弁装置(ベーン式可
変動弁装置)の断面図。
【図4】本実施形態における可変位相機構の概略斜視
図。
【図5】本実施形態における制御ユニットの概略斜視図
【符号の説明】
2 吸気バルブ 4 吸気側カム軸 7 クランクシャフト 8 クランク角センサ 9 エンジン用コントロールユニット 10 可変動弁装置 11 可変位相機構 12 制御ユニット 21 カムセンサ 22 油温センサ 23 油圧センサ 24 制御回路 95 電磁切換弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 悟 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3G018 AB17 BA33 CA20 DA58 DA66 DA69 DA72 DA73 DA74 DA83 FA01 FA07 GA02 GA32 3G092 AA01 AA05 AA11 AB02 DA01 DA02 DA10 DF04 FA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関のクランク軸に対するカム軸の回転位
    相を油圧式の可変位相機構によって変化させて吸気バル
    ブ又は排気バルブの開閉時期を制御する内燃機関のバル
    ブタイミング制御装置であって、 前記カム軸の回転位置を検出するカムセンサと、 前記可変位相機構の作動油の温度又は圧力のうち少なく
    とも一方を検出する作動油状態検出手段と、 前記クランク軸に対するカム軸の回転位相が機関の運転
    状態に応じて設定される目標回転位相となるように前記
    可変位相機構の駆動を制御する制御回路と、 を一体的に構成した制御ユニットを備え、 該制御ユニットを前記可変位相機構と共に機関本体に取
    り付け可能に構成したことを特徴とする内燃機関のバル
    ブタイミング制御装置。
  2. 【請求項2】前記可変位相機構は、内部の油圧室に供給
    される油圧により前記クランク軸に対するカム軸の回転
    位相を変化させる可変位相機構本体と、該可変位相機構
    本体の油圧室へ連通する油圧通路と、該油圧通路に配設
    された電磁弁とで構成され、 前記制御回路は、該電磁弁の駆動を制御することを特徴
    とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御
    装置。
  3. 【請求項3】前記制御ユニットが機関本体に取り付けら
    れた状態において、前記作動油状態検出手段の検出部が
    前記油圧通路に配置されるよう構成したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の内燃機関のバルブタイミング制
    御装置。
  4. 【請求項4】前記可変位相機構は、前記油圧通路が形成
    されたブラケットを備え、 前記制御ユニットは、該ブラケットに対して固定される
    よう構成したことを特徴とする請求項3記載の内燃機関
    のバルブタイミング制御装置。
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