JP2003026886A - プリント配線基板穿孔用水溶性樹脂組成物、該組成物よりなるシート及びかかるシートを用いたプリント配線基板の穿孔方法 - Google Patents
プリント配線基板穿孔用水溶性樹脂組成物、該組成物よりなるシート及びかかるシートを用いたプリント配線基板の穿孔方法Info
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Abstract
位置精度やめっき付きまわり性、長期間放置後の可塑性
に優れ、しかも穿孔後に水洗により溶解除去されやすい
プリント配線基板穿孔用水溶性樹脂組成物及びそれを用
いた穿孔用シート、かかるシートを用いたプリント配線
基板穿孔方法を提供する。 【解決手段】 ポリビニルアルコール系樹脂40〜10
0重量%及びポリオキシアルキレン化合物0〜60重量
%を含有してなるプリント配線基板穿孔用水溶性樹脂組
成物、該組成物よりなる穿孔用シートとかかる穿孔用シ
ートを用いたプリント配線基板穿孔方法。
Description
基板等の積層板にスルーホールを形成させるための孔あ
け(穿孔)加工に有用なプリント配線基板穿孔用水溶性
樹脂組成物、該組成物よりなるシート及びかかるシート
を用いたプリント配線基板の穿孔方法に関するものであ
る。
ホールを穿孔する場合は、孔径が大きい場合は基板に直
接ドリルを当てて穿孔が行われるが、孔径の小さい汎用
品の基板では、一般に上記基板上にアルミニウム箔等の
金属薄膜と各種の水溶性化合物の層を配置し、ドリル、
錐、あるいはパンチャー等を用いて貫孔している。上記
方法において、水溶性化合物膜の使用は、基板表面の凹
凸が原因となるドリルビット部の逃げを防止して目的と
するスルーホール部の位置にドリル先端部を正確に設定
する、つまり加工位置精度の確保の目的で用いられ、更
にアルミニウム箔の使用は基板の穿孔終了後、ドリルの
引抜きの際に基板上の銅面の剥離防止、いわゆるバリ防
止と共に穿孔時に発生するスルーホール部の発熱に帰因
するスルーホール部の目づまりや切削クズの付着のトラ
ブルを避けるためのもので、かかるアルミニウム箔/水
溶性化合物膜の積層利用によって効率よくスルーホール
加工を実施している。その上、水溶性化合物膜は、長期
間放置しても可塑性が低下せず、穿孔終了後に基板を水
洗することによって、基板からの除去が可能であるとい
うメリットも持っている。
公知文献として、例えば、特開平4−92488号公
報、特開平4−92494号公報には、基板の片面あ
るいは両面にポリエチレングリコール,ポリプロピレン
グリコールを配置することが、特開平7-96499
号公報にはポリアルキレンオキシド化合物と多価カルボ
ン酸及び又はジイソシアネート化合物よりなる水溶性高
分子を、特開平10-6298号公報ではかかる水溶
性高分子と金属化合物よりなる組成物を配置すること等
がいずれも記載されている。
、の開示技術では、スルーホールの穿孔時に水溶性
化合物膜面にべたつきが生じ易く、特に高湿度雰囲気下
等の水分が多い条件下でのスルーホール部の加工位置精
度が低下したり、又、水溶性化合物を膜状で使用する時
に、成形性に劣りシート状に成形しにくいというような
問題点を有している。又、上記、の開示技術でも、
特にドリル径が0.15mmのように細い場合はその精
度、特に連続して穿孔を実施する場合の加工位置精度の
点で改善の余地がある。更に〜のいずれの開示技術
も近時のより高度な品質要求の一つであるめっき付きま
わり性、つまりスルーホール内にめっきを施す場合、均
一なめっき加工が実施できるという点では更なる改良が
必要である。
め、本発明者らが鋭意検討した結果、ポリビニルアルコ
ール系樹脂40〜100重量%及びポリオキシアルキレ
ン化合物0〜60重量%を含有してなるプリント配線基
板穿孔用水溶性樹脂組成物が、かかる欠点を解決しうる
ことを見いだし本発明を完成した。
て述べる。本発明の水溶性樹脂組成物は、ポリビニルア
ルコール系樹脂及び必要に応じて更にポリオキシアルキ
レン化合物を配合してなるもので、かかるポリビニルア
ルコール系樹脂は、変性されていてもよく、該ポリビニ
ルアルコールは酢酸ビニルを単独重合し、更にそれをケ
ン化して製造される。また変性ポリビニルアルコールは
酢酸ビニルと他の不飽和単量体との重合体をケン化して
製造されたり、ポリビニルアルコールを後変性して製造
される。上記で他の不飽和単量体としては、例えばエチ
レン、プロピレン、イソブチレン、α−オクテン、α−
ドデセン、α−オクタデセン等のオレフィン類、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、イタコン酸等の不飽和酸類あるいはその塩あ
るいはモノ又はジアルキルエステル等、アクリロニトリ
ル、メタアクリロニトリル等のニトリル類、アクリルア
ミド、メタクリルアミド等のアミド類、エチレンスルホ
ン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオ
レフィンスルホン酸あるいはその塩、アルキルビニルエ
ーテル類、N−アクリルアミドメチルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、アリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジメチルアリルビニルケトン、N−ビニルピロ
リドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリオキシエチ
レン(メタ)アリルエーテル、ポリオキシプロピレン
(メタ)アリルエーテルなどのポリオキシアルキレン
(メタ)アリルエーテル、ポリオキシエチレン(メタ)
アクリレート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレ
ート等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート、
ポリオキシエチレン(メタ)アクリルアミド、ポリオキ
シプロピレン(メタ)アクリルアミド等のポリオキシア
ルキレン(メタ)アクリルアミド、ポリオキシエチレン
(1−(メタ)アクリルアミドー1,1−ジメチルプロ
ピル)エステル、ポリオキシエチレンビニルエーテル、
ポリオキシプロピレンビニルエーテル、ポリオキシエチ
レンアリルアミン、ポリオキシプロピレンアリルアミ
ン、ポリオキシエチレンビニルアミン、ポリオキシプロ
ピレンビニルアミン等が挙げられる。又後変性の方法と
しては、ポリビニルアルコールをアセト酢酸エステル
化、アセタール化、ウレタン化、エーテル化、グラフト
化、リン酸エステル化、オキシアルキレン化する方法等
が挙げられる。
も、ケン化度が65モル%以上のものが好ましく、更に
は70〜100モル%、特には75〜99モル%が有利
である。かかるケン化度が65モル%未満では水溶性が
悪くなり、穿孔後の水洗に労力を要し好ましくない。
0mPa・sが好ましく、更には2.5〜70mPa・
s、特には2.5〜60mPa・sが有利である。該粘
度が2.5mPa・s未満では、本発明の水溶性樹脂組
成物をフィルムの形状にして使用する時に強度が劣り穿
孔時にフィルムの破壊が起ることがあり、一方100m
Pa・sを越えるとフィルム、シートへの製膜性が悪く
なり好ましくない。尚、上記粘度はJIS K 672
6に準じて測定されるものである。
ルコール系樹脂のみから構成されてもよいが、該組成物
に可塑性を付与し、基板の金属との接着性やアルミニウ
ム箔との接着性の向上あるいはフィルム状とした時のそ
りや割れ防止のためにポリオキシアルキレン化合物を混
合することが好ましく、かかる効果は該組成物をフィル
ム状で用いる時、フィルム製造後それを長期にわたって
保存される時に顕著に発揮される。但し、その配合量は
組成物全体の60重量%以下にする必要があり、好まし
くは10〜50重量%、更には15〜45重量%の範囲
とするのが望ましい。この範囲においては前述した公知
技術におけるような欠点はほとんど発現せず、ポリビニ
ルアルコール系樹脂の弱点を補強するという独自な効果
が発揮できる。
ポリアルキレングリコール及びポリアルキレングリコー
ルのモノエーテル化物、モノエーテルモノエステル化
物、ジエーテル化物、モノエステル化物、ジエステル化
物等が挙げられ、かかるポリアルキレングリコールとし
て具体的には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリブチレングリコール等が例示され
る。モノエーテル化物としては、ポリオキシエチレンモ
ノオレイルエーテル、ポリオキシエチレンモノセチルエ
ーテル、ポリオキシエチレンモノステアリルエーテル、
ポリオキシエチレンモノラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンモノドデシルエーテル、ポリオキシエチレンモ
ノノニルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンモノ
オクチルフェニルエーテルが例示される。モノエーテル
モノエステル化物としてはメトキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、プロポキシポリエチレン
グリコール(メタ)アクリレートが例示される。ジエテ
ール化物としては、ポリオキシエチレンジオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンジセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンジステアリルエーテル、ポリオキシエチレン
ジラウリルエーテル、ポリオキシエチレンジドデシルエ
ーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンジオクチルフェニルエーテル等
が例示される。
チレンモノ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレン
モノオレエート、ポリオキシエチレンモノラウレート、
ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチ
レンモノ牛脂肪酸エステル、ポリグルセリンモノステア
レート等が例示され、ジエステル化物としては、ポリオ
キシエチレンジ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチ
レンジオレエート、ポリオキシエチレンジラウレート、
ポリオキシエチレンジステアレート、ポリオキシエチレ
ンジ牛脂肪酸エステル、ポリグルセリンジステアレート
等が例示される。
均分子量としては、300〜10000が有利である。
重量平均分子量が300未満では、本発明の水溶性樹脂
組成物をフィルム又はシート状にして長期間放置する場
合に、ブリードアウトがおこる原因となり、重量平均分
子量が10000を越えると、水溶性の低下の原因とな
り好ましくない。
じて、非イオン界面活性剤等の滑剤、防錆剤、リン酸エ
ステル類等の安定剤の他、無機粉体等の公知の添加剤を
添加しても差し支えない。
基板穿孔用シートとして用いる(以下穿孔用シートと称
する)場合、水溶性樹脂組成物を単独のフィルム又はシ
ートとして、あるいは基材に該組成物をラミネートした
積層シートとして利用され、実用的には積層シートが有
利である。
の方法により製造される。単独のフィルムあるいはシー
トとするには、例えば溶液流延法、Tダイやインフレー
ションでの溶融押出法、またはカレンダ法等の汎用の製
膜手段を採用すれば良い。かかる製膜の時、組成物は水
溶液として用いられたり、ペレット状のものが用いられ
る。ポリビニルアルコール系樹脂とポリオキシアルキレ
ン化合物を併用して水溶液とする場合は、先ずポリビニ
ルアルコール系樹脂を水に溶解させた後、ポリオキシア
ルキレン化合物を添加するのが好ましい。かかる穿孔用
シートの厚みとしては、60〜1000μmの範囲に設
定することが好ましい。
率は1〜10重量%になるように調整するのが好まし
く、更には、1〜7重量%が好ましい。かかる含水率が
1重量%未満ではシート又はフィルムの成形時にクラッ
クが発生し易く、10重量%を越えると成形機からのフ
ィルム剥離性が劣り好ましくない。
は、特に限定するものではないが金属箔、プラスチック
フィルム、プラスチックシートが好ましい。中でも、ア
ルミニウム,亜鉛,鉄等の金属箔が好ましい。基材の厚
みは、通常50〜300μmが好ましく、更には100
〜250μmに設定される。
の厚みは、10〜700μmの範囲に設定することが好
ましい。また、穿孔用シート全体の厚みは、特に限定す
るものではないが、60〜1000μmの範囲となるよ
う設定する。
脂組成物をラミネートしたもので、具体的にはポリビニ
ルアルコール系樹脂を水に溶解し、必要に応じて更にそ
れにポリオキシアルキレン化合物を添加して溶解し、こ
の溶液を上記基材面にコーティングし、その後40〜1
00℃の温度で水分を除去して、水溶性樹脂組成物層を
形成して製造されたり、また、基材上に上記で述べた水
溶性樹脂組成物単独で作製したフィルムあるいはシート
を熱圧着法やドライラミ法でラミネートして製造され
る。積層シートの場合も水溶性樹脂組成物層の含水率は
上記の単独層の時と同様の範囲に調整するのが好まし
い。
板を穿孔する方法は、次の様にして行われる。まず用い
られるプリント配線基板は、通常は銅等の金属箔と電気
絶縁体とが積層され一体化した基板であり、例えば外層
に金属箔を配置したエポキシ基板等の金属箔張積層板,
内層にプリント配線回路を有する多層積層板,内層にプ
リント配線回路を有する金属箔張積層板,金属箔張プラ
スチックフィルム等が挙げられる。
シートを配置し、このシートを介してプリント配線基板
の所定の位置に、ドリルあるいは錐等により所定の大き
さのスルーホールを穿孔する。該穿孔用シートが積層シ
ートの場合は、シートの基材面とプリント配線基板面が
接するように配置するのが加工位置精度を上げる点で好
ましい。また、複数枚のプリント配線基板を積層して同
時に穿孔することも可能である。
する。なお、例中「%」、「部」とあるのは、断りのな
い限り重量基準を意味する。
sのポリビニルアルコール(日本合成化学工業社製「ゴ
ーセノールKM−11」)71部を水400部に溶解
し、更に重量平均分子量600のポリエチレングリコー
ル(キシダ化学社製「PEG600」)29部を添加し
て溶解し、水溶性樹脂組成物の水溶液を得た。
ム箔上に35ミルのアプリケーターを用いてコーティン
グして、65℃で96時間乾燥して膜厚160μmの塗
膜を形成させ、該層の含水率が2%の穿孔用シートを得
た。
た全厚0.4mmのプリント配線基板を2枚重ね、その
上に穿孔用シートをそのアルミニウム箔面が銅面と接触
するように配置して、室温、30%RHの条件下で0.
15mmφのドリルにて2枚の基板を貫通する1000
穴のスルーホールを形成した。得られた穿孔基板につい
てスルーホールの加工位置精度、めっき付きまわり性、
水溶性樹脂組成物層の除去性を以下の様に評価した。ま
た、上記穿孔用シートの可塑性を評価するために穿孔用
シートを30%RHの条件下で3ケ月放置してから同様
の操作を行った。
め決められた位置とのズレをデジタル測長機(大日本ス
クリーン社製「DR−555−D」)にて測定し1枚
目、2枚目の1、500、1000穴目の平均値を算出
して、標準偏差σを求め、(平均値+3σ)値を算出し
以下の様に評価した。 ○・・・ドリル径の20%未満 △・・・ドリル径の20〜30%未満 ×・・・ドリル径の30%以上
き(めっき浴:メルテックス社製「カパーグリーム12
5」)を付け、1、2枚目の基板750穴、1000穴
目の断面を確認し以下のように評価した。 ○・・・すべての穴の銅めっきが均一に付いている △・・・いずれか1つの穴の銅めっきの均一性が劣る ×・・・2つ以上の穴の銅めっきの均一性が劣る
用シート面に20℃の水をフルコーン型スプレーノズル
より0.1MPaで噴射して、水の当り始めから水溶性
樹脂組成物層が目視で完全に溶解するまでの時間を測定
し、以下の様に評価した。 ○・・・90秒未満 △・・・90〜120秒未満 ×・・・120秒以上
用シートの様子を観察し以下の様に評価した。 ○・・・シートに変化なし △・・・シートのそりがみられたり、シートの端部でア
ルミ箔との剥離が見られた。 ×・・・シートが割れたり、シートの全面でアルミ箔と
の剥離が見られた。
「PEG600」)29部の添加を省略した以外は実施
例1と同様に水溶性樹脂組成物及び穿孔用シートを作製
して同様に評価した。
化度75モル%、4%水溶液粘度7mPa・sのポリビ
ニルアルコールを使用した以外は実施例1と同様に水溶
性樹脂組成物及び穿孔用シートを作製して同様に評価し
た。
化度88モル%、4%水溶液粘度52mPa・sのポリ
ビニルアルコールを使用した以外は実施例1と同様に水
溶性樹脂組成物及び穿孔用シートを作製して同様に評価
した。
社製「PEG600」)に替えて、重量平均分子量が2
080のメトキシポリエチレングリコールメタクリレー
トの50%水溶液(第一工業製薬社製「NFバイソマー
S20W」)58部を添加した以外は実施例1と同様に
水溶性樹脂組成物及び穿孔用シートを作製して同様に評
価した。
部に変更し、ポリエチレングリコールの配合量を20部
に変更した以外は実施例1と同様に水溶性樹脂組成物及
び穿孔用シートを作製して同様に評価した。
℃に調整した鉄製の回転熱ドラムに流延して製膜し、含
水率が6%となるまで乾燥して、厚さ240μmの穿孔
用シートを得、かかるシートを実施例1と同様の基板上
に配置して、同様に評価した。
15%水溶液を使用して実施例1と同様に穿孔用シート
を作製して、実施例1と同様に評価した。実施例、比較
例の評価結果を表1に示した。
脂組成物は、ポリビニルアルコール系樹脂40〜100
重量%及びポリオキシアルキレン化合物0〜60重量%
を含有しているため、該組成物を成形したシートを使用
してプリント配線基板の穿孔を行う時、穿孔時の加工位
置精度やめっき付きまわり性、長期間放置後の該シート
の可塑性に優れ、穿孔後の該シートの除去性も良好であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコール系樹脂40〜10
0重量%及びポリオキシアルキレン化合物0〜60重量
%を含有してなることを特徴とするプリント配線基板穿
孔用水溶性樹脂組成物。 - 【請求項2】 ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度
が65モル%以上でかつ4重量%水溶液の粘度が2.5
〜100mPa・sであることを特徴とする請求項1記
載のプリント配線基板穿孔用水溶性樹脂組成物。 - 【請求項3】 ポリオキシアルキレン化合物の重量平均
分子量が300〜10000であることを特徴とする請
求項1あるいは2記載のプリント配線基板穿孔用水溶性
樹脂組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか記載の組成物から
なることを特徴とするプリント配線基板穿孔用シート。 - 【請求項5】 請求項1〜3いずれか記載の組成物を基
材にラミネートしたことを特徴とするプリント配線基板
穿孔用シート。 - 【請求項6】 請求項4あるいは5記載のシートをプリ
ント配線基板上に配置して、ドリルで基板を穿孔するこ
とを特徴とするプリント配線基板の穿孔方法。 - 【請求項7】 請求項5記載のシートをその基材面がプ
リント配線基板面と接する様に配置して、ドリルで基板
に穿孔することを特徴とするプリント配線基板の穿孔方
法。
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