JP2003026689A - 光学活性3−ホスホグリセリン酸誘導体の製造方法 - Google Patents
光学活性3−ホスホグリセリン酸誘導体の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、安価に入手可能な光学活性セリンま
たはその塩を原料に用いる、医薬、農薬の中間体や生理
活性物質等として有用な、光学活性3−ホスホグリセリ
ン酸またはその塩の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明は、光学活性セリンまたはその塩を
原料に用いて、ヒドロキシ基をリン酸化し、ついでアミ
ノ基を酸性条件下、ジアゾ化剤で処理することを特徴と
する、光学活性ホスホグリセリン酸またはその塩の製造
方法を提供するものである。
たはその塩を原料に用いる、医薬、農薬の中間体や生理
活性物質等として有用な、光学活性3−ホスホグリセリ
ン酸またはその塩の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明は、光学活性セリンまたはその塩を
原料に用いて、ヒドロキシ基をリン酸化し、ついでアミ
ノ基を酸性条件下、ジアゾ化剤で処理することを特徴と
する、光学活性ホスホグリセリン酸またはその塩の製造
方法を提供するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、農薬の中間
体や生理活性物質等として有用な光学活性3−ホスホグ
リセリン酸及びその塩の製造方法に関する。
体や生理活性物質等として有用な光学活性3−ホスホグ
リセリン酸及びその塩の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学活性な3−ホスホグリセリン酸誘導
体の製造方法としては、次のような方法が知られてい
る。 (1)ラセミ体ホスホグリセレートを酵素反応により光
学分割する方法(Biochem.Z.276巻、23
4頁(1935年);Chem.Ber.71巻、12
3頁、(1938年);Chem.Ber.、68巻、
243頁(1935年);Biochem.J.、33
巻、1257頁(1939年))。 (2)光学活性ホスホグリセロールを酸化する方法(C
hem.Ber.71巻、123頁、(1938年)。 (3)光学活性グリセリン酸にメタリン酸を作用させて
リン酸エステルとする方法(Arch.Bioche
m.3巻、105頁(1943年))。 (4)D−ガラクトースまたはL−アラビノース等の糖
誘導体から複数の工程を経て誘導される、2位の水酸基
が保護されたグリセリン酸エステル誘導体をリン酸エス
テルとし、脱保護して光学活性3−ホスホグリセレート
とする方法(J.Org.Chem.、26巻、197
頁、(1961年))。
体の製造方法としては、次のような方法が知られてい
る。 (1)ラセミ体ホスホグリセレートを酵素反応により光
学分割する方法(Biochem.Z.276巻、23
4頁(1935年);Chem.Ber.71巻、12
3頁、(1938年);Chem.Ber.、68巻、
243頁(1935年);Biochem.J.、33
巻、1257頁(1939年))。 (2)光学活性ホスホグリセロールを酸化する方法(C
hem.Ber.71巻、123頁、(1938年)。 (3)光学活性グリセリン酸にメタリン酸を作用させて
リン酸エステルとする方法(Arch.Bioche
m.3巻、105頁(1943年))。 (4)D−ガラクトースまたはL−アラビノース等の糖
誘導体から複数の工程を経て誘導される、2位の水酸基
が保護されたグリセリン酸エステル誘導体をリン酸エス
テルとし、脱保護して光学活性3−ホスホグリセレート
とする方法(J.Org.Chem.、26巻、197
頁、(1961年))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
に示した分割法は不要な対掌体を廃棄するという点で、
効率面から工業的には適さない形態であり、(2)のホ
スホグリセロールを酸化する方法は低収率であるため、
経済面から工業的に実施しにくい形態である。また、
(3)の方法は2位にリン酸基が導入された2−ホスホ
グリセリン酸が副生成物として生じ、その分離に多工程
の操作を必要とするし、煩雑である。さらに、(4)に
示したO−保護グリセリン酸をリン酸エステルとし、脱
保護して3−ホスホグリセレートとする方法は多段階で
の合成であり、工業的に望ましい形態であるとは考えら
れない。
に示した分割法は不要な対掌体を廃棄するという点で、
効率面から工業的には適さない形態であり、(2)のホ
スホグリセロールを酸化する方法は低収率であるため、
経済面から工業的に実施しにくい形態である。また、
(3)の方法は2位にリン酸基が導入された2−ホスホ
グリセリン酸が副生成物として生じ、その分離に多工程
の操作を必要とするし、煩雑である。さらに、(4)に
示したO−保護グリセリン酸をリン酸エステルとし、脱
保護して3−ホスホグリセレートとする方法は多段階で
の合成であり、工業的に望ましい形態であるとは考えら
れない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明は、容易にかつ安価に入手可能な光
学活性セリンまたはその塩を原料に用いて、ヒドロキシ
基をリン酸化し、継いでアミノ基を酸性条件下、ジアゾ
化剤で処理することを特徴とする、光学活性ホスホグリ
セリン酸またはその塩の製造方法を提供するものであ
り、本発明により、高い光学純度のホスホグリセリン酸
およびその塩が提供される。すなわち本発明は一般式
(1)
み、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明は、容易にかつ安価に入手可能な光
学活性セリンまたはその塩を原料に用いて、ヒドロキシ
基をリン酸化し、継いでアミノ基を酸性条件下、ジアゾ
化剤で処理することを特徴とする、光学活性ホスホグリ
セリン酸またはその塩の製造方法を提供するものであ
り、本発明により、高い光学純度のホスホグリセリン酸
およびその塩が提供される。すなわち本発明は一般式
(1)
【0005】
【化6】
(式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性ホスホセリンまたはその塩を、酸性条件下、ジアゾ化
剤と反応させることを特徴とする一般式(2)
性ホスホセリンまたはその塩を、酸性条件下、ジアゾ化
剤と反応させることを特徴とする一般式(2)
【0006】
【化7】
(式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性3−ホスホグリセリン酸またはその塩の製造方法であ
る。また、本発明は一般式(3)
性3−ホスホグリセリン酸またはその塩の製造方法であ
る。また、本発明は一般式(3)
【0007】
【化8】
(式中、*は不斉炭素原子を表す。)表される光学活性
セリンまたはその塩をリン酸化し、一般式(1)で表さ
れる光学活性ホスホセリンまたはその塩を製造し、継い
で酸性条件下、ジアゾ化剤と反応させることを特徴とす
る一般式(2)で表される光学活性3−ホスホグリセリ
ン酸またはその塩の製造方法でもある。
セリンまたはその塩をリン酸化し、一般式(1)で表さ
れる光学活性ホスホセリンまたはその塩を製造し、継い
で酸性条件下、ジアゾ化剤と反応させることを特徴とす
る一般式(2)で表される光学活性3−ホスホグリセリ
ン酸またはその塩の製造方法でもある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。まず、ホスホセリンの製造工程について述べる。
セリンのリン酸化剤は特に限定されないが、例えば、特
開昭48−18233の方法に記載されているオキシ塩
化リンのようなハロゲン化リン酸を用いてもよいし、ク
ロロジフェニルリン酸等のジアリールリン酸エステル化
剤でリン酸エステル化した後脱保護を行ってもよいが、
短工程で製造できること、用いる原料の価格などの点か
ら好ましくはオキシ塩化リンによるリン酸エステル化で
ある。以下にオキシ塩化リンを用いたホスホセリンの製
造方法について述べるが、一般的なリン酸モノエステル
を製造する方法によっても取得は可能である。リン酸エ
ステル化における溶媒は含水リン酸溶液若しくは水と任
意に混和する水溶性有機溶媒とリン酸水溶液との混合溶
媒の使用が好ましく、水溶性有機溶媒の例としては、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、te
rt−ブチルアルコール、アセトン、アセトニトリル、
テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。反応は
含水リン酸溶液にオキシ塩化リンを添加した後に光学活
性セリンを添加してもよいし、セリンの含水リン酸溶液
にオキシ塩化リンを添加してもよい。使用するオキシ塩
化リンはセリンまたはその塩に対して1当量以上、高い
反応収率を得るために好ましくは2〜5当量用いられ
る。反応の濃度は反応の仕上がり濃度として通常0.1
重量%〜50重量%で行うことができるが、反応溶液の
撹拌しやすさ、反応後の単離操作の容易さなどの点から
1重量%〜30重量%で行うことが好ましい。反応温度
は20〜100℃以下で行うことができるが、反応は加
熱することにより促進されるため、高い反応収率を得る
ためには40〜100℃で行うことが好ましい。反応後
は反応液中に存在する未反応のオキシ塩化リンを過剰の
水により加水分解し、濃縮により水および水溶性有機溶
媒を除去した後、又は反応液を濃縮することなく例えば
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の
有機溶媒を添加して希釈することによりホスホセリンを
析出させ、ろ過、遠心分離等の通常の固液分離の手段に
より単離することができる。単離した光学活性ホスホセ
リンは乾燥して次工程に用いてもよいし、湿固体のまま
次工程に用いてもよい。次に光学活性3−ホスホグリセ
リン酸の製造工程について説明する。本反応は通常酸性
条件下で行われるものであるが、光学活性3−ホスホセ
リンの含水溶液は酸性であり、特に他のプロトン酸を加
えなくとも反応は実施可能な方法のひとつであり、加え
たプロトン酸またはその塩を後処理工程で除去する必要
がないという点で好ましい実施方法である。また、反応
系中にプロトン酸を加える場合は、例えば、蟻酸、酢
酸、プロピオン酸等の炭素数1〜3の有機カルボン酸ま
たは硫酸、リン酸等の鉱酸またはメタンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸等のスルホン酸を用いることがで
きる。反応収率、反応後の除去の容易さなどの点から好
ましくは酢酸、蟻酸である。用いる酸の量は、一般的に
ジアゾ化剤から亜硝酸を遊離させる為に、用いるジアゾ
化剤と当量以上であれば特に限定されるものではない
が、使用するホスホセリンに対し0〜20モル当量が反
応収率、反応後の除去の容易さなどの点から好ましく、
特に好ましくは0〜5当量である。本発明で使用するジ
アゾ化剤としては、一般的に、脂肪族アミンのジアゾ化
反応に使用しうるすべての化合物が使用できるが、例え
ば、亜硝酸リチウム、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウ
ム、亜硝酸ルビジウム、亜硝酸セシウム等のアルカリ金
属亜硝酸塩、または亜硝酸マグネシウム、亜硝酸カルシ
ウム、亜硝酸ストロンチウム、亜硝酸バリウム等のアル
カリ土類金属亜硝酸塩、または亜硝酸アンモン、ニトロ
シルハライド、ニトロシル酸等、または亜硝酸イソアミ
ル等の有機亜硝酸化合物を例示することができ、反応
後、生成物の単離操作を行いやすいという点で好ましく
は亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸カルシウ
ムである。使用するジアゾ化剤の当量はホスホセリンに
対し1モル当量以上であれば、特に制限されるものでは
ないが、1〜20モル当量の使用が一般的であり、反応
後、生成物の単離操作を行いやすいという点で好ましく
は1〜10モル当量以下の使用であり、さらに好ましく
は1〜5モル当量の使用である。反応の溶媒としては通
常、水を溶媒として使用するが、水と任意に混和する水
溶性有機溶媒との混合溶媒を用いることも可能であり、
水溶性有機溶媒の例として、例えば、メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、 tert−ブチル
アルコール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジメチル
スルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセト
ニトリル等を挙げることができる。これらの溶媒は水に
対し1〜80容量%の割合で使用できるが、反応を収率
よく進行させるために、好ましくは1〜50容量%の割
合である。反応温度は特に限定されないが、低温側の下
限としては溶媒の凝固点以上であり、上限は60℃以下
であり、ラセミ化を防ぎ、高い光学純度で3−ホスホグ
リセリン酸を得るためには−5℃から30℃が好まし
い。反応濃度に関しても特に限定されるものではない
が、ホスホセリン及び3−ホスホグリセリン酸が0.5
〜50重量%の範囲が反応の操作性、反応収率の点から
好ましい。反応における試剤添加方法は特に制限され
ず、ホスホセリンを含む溶液にジアゾ化剤を溶液として
滴下して加えてもよいし、そのまま分割添加してもよ
い。また、ジアゾ化剤を含む溶液にホスホセリンを添加
してもよい。反応時間は通常30分間以上必要とし、2
4時間以内で終了する。反応後の処理方法としては通
常、反応液中に残存している亜硝酸または一酸化窒素の
除去を、減圧脱気を行うか、窒素ガス若しくはアルゴン
ガス等の不活性ガスをバブリングすることにより最初に
行い、続いて生成物の単離操作を行う。生成物の単離方
法として、は反応終了後溶媒を濃縮するか、又は反応液
を濃縮することなく、アルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩を加えることにより、さらに金属塩を添加する
前、又はその後で酸又は塩基により溶液のpHを調整
し、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩として、
またはバリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の
アルカリ土類金属塩として、またはシクロヘキシルアミ
ン塩、ジシクロヘキシルアミン塩等のアミン塩として結
晶を析出させることができる。このとき得られるホスホ
グリセリン酸塩を構成する対イオンの数は塩形成の際に
用いる金属塩の当量数、溶液のpHに応じて異なる。得
られた金属塩はろ過、遠心分離等の通常用いられる固液
分離の方法により単離することができる。また、反応液
をイオン交換樹脂を用いた精製方法により、光学活性ホ
スホグリセリン酸として単離することもができる。本反
応においては(R)体のホスホセリンからは(R)体の
3−ホスホグリセリン酸を、また、(S)体のホスホセ
リンからは(S)体の3−ホスホグリセリン酸を光学収
率良く製造することができる。
する。まず、ホスホセリンの製造工程について述べる。
セリンのリン酸化剤は特に限定されないが、例えば、特
開昭48−18233の方法に記載されているオキシ塩
化リンのようなハロゲン化リン酸を用いてもよいし、ク
ロロジフェニルリン酸等のジアリールリン酸エステル化
剤でリン酸エステル化した後脱保護を行ってもよいが、
短工程で製造できること、用いる原料の価格などの点か
ら好ましくはオキシ塩化リンによるリン酸エステル化で
ある。以下にオキシ塩化リンを用いたホスホセリンの製
造方法について述べるが、一般的なリン酸モノエステル
を製造する方法によっても取得は可能である。リン酸エ
ステル化における溶媒は含水リン酸溶液若しくは水と任
意に混和する水溶性有機溶媒とリン酸水溶液との混合溶
媒の使用が好ましく、水溶性有機溶媒の例としては、メ
タノール、エタノール、イソプロピルアルコール、te
rt−ブチルアルコール、アセトン、アセトニトリル、
テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。反応は
含水リン酸溶液にオキシ塩化リンを添加した後に光学活
性セリンを添加してもよいし、セリンの含水リン酸溶液
にオキシ塩化リンを添加してもよい。使用するオキシ塩
化リンはセリンまたはその塩に対して1当量以上、高い
反応収率を得るために好ましくは2〜5当量用いられ
る。反応の濃度は反応の仕上がり濃度として通常0.1
重量%〜50重量%で行うことができるが、反応溶液の
撹拌しやすさ、反応後の単離操作の容易さなどの点から
1重量%〜30重量%で行うことが好ましい。反応温度
は20〜100℃以下で行うことができるが、反応は加
熱することにより促進されるため、高い反応収率を得る
ためには40〜100℃で行うことが好ましい。反応後
は反応液中に存在する未反応のオキシ塩化リンを過剰の
水により加水分解し、濃縮により水および水溶性有機溶
媒を除去した後、又は反応液を濃縮することなく例えば
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の
有機溶媒を添加して希釈することによりホスホセリンを
析出させ、ろ過、遠心分離等の通常の固液分離の手段に
より単離することができる。単離した光学活性ホスホセ
リンは乾燥して次工程に用いてもよいし、湿固体のまま
次工程に用いてもよい。次に光学活性3−ホスホグリセ
リン酸の製造工程について説明する。本反応は通常酸性
条件下で行われるものであるが、光学活性3−ホスホセ
リンの含水溶液は酸性であり、特に他のプロトン酸を加
えなくとも反応は実施可能な方法のひとつであり、加え
たプロトン酸またはその塩を後処理工程で除去する必要
がないという点で好ましい実施方法である。また、反応
系中にプロトン酸を加える場合は、例えば、蟻酸、酢
酸、プロピオン酸等の炭素数1〜3の有機カルボン酸ま
たは硫酸、リン酸等の鉱酸またはメタンスルホン酸、p
−トルエンスルホン酸等のスルホン酸を用いることがで
きる。反応収率、反応後の除去の容易さなどの点から好
ましくは酢酸、蟻酸である。用いる酸の量は、一般的に
ジアゾ化剤から亜硝酸を遊離させる為に、用いるジアゾ
化剤と当量以上であれば特に限定されるものではない
が、使用するホスホセリンに対し0〜20モル当量が反
応収率、反応後の除去の容易さなどの点から好ましく、
特に好ましくは0〜5当量である。本発明で使用するジ
アゾ化剤としては、一般的に、脂肪族アミンのジアゾ化
反応に使用しうるすべての化合物が使用できるが、例え
ば、亜硝酸リチウム、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウ
ム、亜硝酸ルビジウム、亜硝酸セシウム等のアルカリ金
属亜硝酸塩、または亜硝酸マグネシウム、亜硝酸カルシ
ウム、亜硝酸ストロンチウム、亜硝酸バリウム等のアル
カリ土類金属亜硝酸塩、または亜硝酸アンモン、ニトロ
シルハライド、ニトロシル酸等、または亜硝酸イソアミ
ル等の有機亜硝酸化合物を例示することができ、反応
後、生成物の単離操作を行いやすいという点で好ましく
は亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸カルシウ
ムである。使用するジアゾ化剤の当量はホスホセリンに
対し1モル当量以上であれば、特に制限されるものでは
ないが、1〜20モル当量の使用が一般的であり、反応
後、生成物の単離操作を行いやすいという点で好ましく
は1〜10モル当量以下の使用であり、さらに好ましく
は1〜5モル当量の使用である。反応の溶媒としては通
常、水を溶媒として使用するが、水と任意に混和する水
溶性有機溶媒との混合溶媒を用いることも可能であり、
水溶性有機溶媒の例として、例えば、メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、 tert−ブチル
アルコール、アセトン、テトラヒドロフラン、ジメチル
スルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセト
ニトリル等を挙げることができる。これらの溶媒は水に
対し1〜80容量%の割合で使用できるが、反応を収率
よく進行させるために、好ましくは1〜50容量%の割
合である。反応温度は特に限定されないが、低温側の下
限としては溶媒の凝固点以上であり、上限は60℃以下
であり、ラセミ化を防ぎ、高い光学純度で3−ホスホグ
リセリン酸を得るためには−5℃から30℃が好まし
い。反応濃度に関しても特に限定されるものではない
が、ホスホセリン及び3−ホスホグリセリン酸が0.5
〜50重量%の範囲が反応の操作性、反応収率の点から
好ましい。反応における試剤添加方法は特に制限され
ず、ホスホセリンを含む溶液にジアゾ化剤を溶液として
滴下して加えてもよいし、そのまま分割添加してもよ
い。また、ジアゾ化剤を含む溶液にホスホセリンを添加
してもよい。反応時間は通常30分間以上必要とし、2
4時間以内で終了する。反応後の処理方法としては通
常、反応液中に残存している亜硝酸または一酸化窒素の
除去を、減圧脱気を行うか、窒素ガス若しくはアルゴン
ガス等の不活性ガスをバブリングすることにより最初に
行い、続いて生成物の単離操作を行う。生成物の単離方
法として、は反応終了後溶媒を濃縮するか、又は反応液
を濃縮することなく、アルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩を加えることにより、さらに金属塩を添加する
前、又はその後で酸又は塩基により溶液のpHを調整
し、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩として、
またはバリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の
アルカリ土類金属塩として、またはシクロヘキシルアミ
ン塩、ジシクロヘキシルアミン塩等のアミン塩として結
晶を析出させることができる。このとき得られるホスホ
グリセリン酸塩を構成する対イオンの数は塩形成の際に
用いる金属塩の当量数、溶液のpHに応じて異なる。得
られた金属塩はろ過、遠心分離等の通常用いられる固液
分離の方法により単離することができる。また、反応液
をイオン交換樹脂を用いた精製方法により、光学活性ホ
スホグリセリン酸として単離することもができる。本反
応においては(R)体のホスホセリンからは(R)体の
3−ホスホグリセリン酸を、また、(S)体のホスホセ
リンからは(S)体の3−ホスホグリセリン酸を光学収
率良く製造することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもの
ではない。
るが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもの
ではない。
【0010】(実施例1) L−3−ホスホグリセリン
酸 カルシウム塩の製造 L−3−ホスホセリン(994 mg、5.4mmol)に水
(5.02 g)と酢酸(1.61 g、26.8mmol)
の混合液を加え氷冷した。攪拌しながら10wt%亜硝
酸カルシウム水溶液(8.68g、10.8mmol)
を一時間かけて滴下し、ついで室温で2時間攪拌後、反
応溶液に窒素ガスを通して溶液中の一酸化窒素ガスを除
いた。減圧下で溶媒を濃縮し、濃縮物に塩化カルシウム
(1.21g、5.4mmol)を加え、水(4.00
g)に溶解させた。pH=9.00となるまで30%水
酸化ナトリウム水溶液を加え、析出した白色結晶をろ過
した。この白色結晶がL−3−ホスホグリセリン酸であ
ることは高速液体クロマトグラフィーによる分析によっ
て確認された。収量2.14g、純度56%、収率85
%。分析は以下の条件で行った。 カラム:ナカライ コスモシル 5C18−AR(4.6
mmラ250mm) 移動相:[20mMKH2PO4+n−Bu4N・HSO4 ]/ア
セトニトリル=90/10 流速:1ml/min. 温度:40℃ 検出:UV 210 nm1 H NMR(400MHz、D2O)δ4.57(br
s、1H)、4.25(m、2H)。(実施例 2) L−3−ホスホグリセリン酸 カルシウ
ム塩の製造 L−3−ホスホセリン(1.01g、5.3mmol)に水
(5.06 g)を加え氷冷した。攪拌しながら10w
t%亜硝酸カルシウム水溶液(8.66g、10.8m
mol)を一時間かけて滴下し、次いで室温で2時間攪
拌後、窒素ガスを通して反応溶液中の一酸化窒素ガスを
除いた。減圧下で溶媒を濃縮し、濃縮物に塩化カルシウ
ム(1.20g、5.4mmol)を加え、水(4.0
0g)に溶解させた。pH=9.00となるまで30%
水酸化ナトリウム水溶液を加え、析出した白色結晶をろ
取した。この白色結晶がL−3−ホスホグリセリン酸で
あることは実施例1と同様に高速液体クロマトグラフィ
ーによる分析によって確認された。収量1.91g、純
度63%、収率 87%。
酸 カルシウム塩の製造 L−3−ホスホセリン(994 mg、5.4mmol)に水
(5.02 g)と酢酸(1.61 g、26.8mmol)
の混合液を加え氷冷した。攪拌しながら10wt%亜硝
酸カルシウム水溶液(8.68g、10.8mmol)
を一時間かけて滴下し、ついで室温で2時間攪拌後、反
応溶液に窒素ガスを通して溶液中の一酸化窒素ガスを除
いた。減圧下で溶媒を濃縮し、濃縮物に塩化カルシウム
(1.21g、5.4mmol)を加え、水(4.00
g)に溶解させた。pH=9.00となるまで30%水
酸化ナトリウム水溶液を加え、析出した白色結晶をろ過
した。この白色結晶がL−3−ホスホグリセリン酸であ
ることは高速液体クロマトグラフィーによる分析によっ
て確認された。収量2.14g、純度56%、収率85
%。分析は以下の条件で行った。 カラム:ナカライ コスモシル 5C18−AR(4.6
mmラ250mm) 移動相:[20mMKH2PO4+n−Bu4N・HSO4 ]/ア
セトニトリル=90/10 流速:1ml/min. 温度:40℃ 検出:UV 210 nm1 H NMR(400MHz、D2O)δ4.57(br
s、1H)、4.25(m、2H)。(実施例 2) L−3−ホスホグリセリン酸 カルシウ
ム塩の製造 L−3−ホスホセリン(1.01g、5.3mmol)に水
(5.06 g)を加え氷冷した。攪拌しながら10w
t%亜硝酸カルシウム水溶液(8.66g、10.8m
mol)を一時間かけて滴下し、次いで室温で2時間攪
拌後、窒素ガスを通して反応溶液中の一酸化窒素ガスを
除いた。減圧下で溶媒を濃縮し、濃縮物に塩化カルシウ
ム(1.20g、5.4mmol)を加え、水(4.0
0g)に溶解させた。pH=9.00となるまで30%
水酸化ナトリウム水溶液を加え、析出した白色結晶をろ
取した。この白色結晶がL−3−ホスホグリセリン酸で
あることは実施例1と同様に高速液体クロマトグラフィ
ーによる分析によって確認された。収量1.91g、純
度63%、収率 87%。
【0011】(実施例 3) L−3−ホスホグリセリン
酸の製造 L−3−ホスホセリン(3.64g、19.2mmo
l)を1N硫酸47mLに加え氷冷し、内温5℃〜10
℃で亜硝酸ナトリウム(6.64g、96.24mmo
l)の10wt%水溶液を2時間かけて滴下した。反応
溶液を室温に昇温後、2時間撹拌した。反応液の高速液
体クロマトグラフィー分析を行うと、反応溶液中にはL
−3−ホスホグリセリン酸として3.161gを含んで
いた。収率88.3%。
酸の製造 L−3−ホスホセリン(3.64g、19.2mmo
l)を1N硫酸47mLに加え氷冷し、内温5℃〜10
℃で亜硝酸ナトリウム(6.64g、96.24mmo
l)の10wt%水溶液を2時間かけて滴下した。反応
溶液を室温に昇温後、2時間撹拌した。反応液の高速液
体クロマトグラフィー分析を行うと、反応溶液中にはL
−3−ホスホグリセリン酸として3.161gを含んで
いた。収率88.3%。
【0012】(実施例 4) L−3−ホスホグリセリン
酸の製造 L−3−ホスホセリン(50.43g、272.4mm
ol)を水250mL、酢酸81.78gに加え氷冷
し、内温5℃〜10℃で亜硝酸ナトリウム(37.60
g、544.9mmol)の10wt%水溶液を2時間
かけて滴下した。反応溶液を室温に昇温後2時間撹拌し
た。反応液の高速液体クロマトグラフィー分析を行う
と、反応溶液中にはL−3−ホスホグリセリン酸として
39.16gを含んでいた。収率77.3%。(実施例 5) L−3−ホスホグリセリン酸の製造 L−セリン10.5g(0.10mol)を85%リン
酸50gに溶解し、内温を50〜60℃に保ちながら、
45分かけてオキシ塩化リン56g(0.30mol)
を滴下した。4時間後、水50mLを滴下し、内温を8
0℃まで上昇させ、15分撹拌した後、水を減圧下濃縮
し、エタノール300mLを添加し、氷冷、撹拌を行っ
た。析出した白色結晶をろ過したところ、15.84g
のL−ホスホセリンが得られた。収率85%。1 H NMR(400MHz、D2O)δ4.20(m、
1H)、4.10(m、1H)、3.95(m、1
H)。 上記によりで得られたL−ホスホセリン3.80g(2
0.53mmol)を水15g、酢酸6.09g(2
4.0mmol)に加え、氷冷し、内温5℃〜10℃で
亜硝酸ナトリウム(3.52g、51.14mmol)
の10wt%水溶液を2時間かけて滴下した。反応溶液
を室温に昇温後、2時間撹拌した。反応液の高速液体ク
ロマトグラフィー分析を行うと、反応溶液にはL−3−
ホスホグリセリン酸として3.09gを含んでいた。収
率83.0%。この液を1/3容量に濃縮し、6N−N
aOHでpHを9.0に調整した後、塩化バリウム2.
16gの水10mL溶液を加えて生じた結晶をろ過し、
取得した。収量4.16g、純度51.2%。
酸の製造 L−3−ホスホセリン(50.43g、272.4mm
ol)を水250mL、酢酸81.78gに加え氷冷
し、内温5℃〜10℃で亜硝酸ナトリウム(37.60
g、544.9mmol)の10wt%水溶液を2時間
かけて滴下した。反応溶液を室温に昇温後2時間撹拌し
た。反応液の高速液体クロマトグラフィー分析を行う
と、反応溶液中にはL−3−ホスホグリセリン酸として
39.16gを含んでいた。収率77.3%。(実施例 5) L−3−ホスホグリセリン酸の製造 L−セリン10.5g(0.10mol)を85%リン
酸50gに溶解し、内温を50〜60℃に保ちながら、
45分かけてオキシ塩化リン56g(0.30mol)
を滴下した。4時間後、水50mLを滴下し、内温を8
0℃まで上昇させ、15分撹拌した後、水を減圧下濃縮
し、エタノール300mLを添加し、氷冷、撹拌を行っ
た。析出した白色結晶をろ過したところ、15.84g
のL−ホスホセリンが得られた。収率85%。1 H NMR(400MHz、D2O)δ4.20(m、
1H)、4.10(m、1H)、3.95(m、1
H)。 上記によりで得られたL−ホスホセリン3.80g(2
0.53mmol)を水15g、酢酸6.09g(2
4.0mmol)に加え、氷冷し、内温5℃〜10℃で
亜硝酸ナトリウム(3.52g、51.14mmol)
の10wt%水溶液を2時間かけて滴下した。反応溶液
を室温に昇温後、2時間撹拌した。反応液の高速液体ク
ロマトグラフィー分析を行うと、反応溶液にはL−3−
ホスホグリセリン酸として3.09gを含んでいた。収
率83.0%。この液を1/3容量に濃縮し、6N−N
aOHでpHを9.0に調整した後、塩化バリウム2.
16gの水10mL溶液を加えて生じた結晶をろ過し、
取得した。収量4.16g、純度51.2%。
【0013】
【発明の効果】本発明は、光学活性ホスホセリンから、
光学活性3−ホスホグリセリン酸またはその塩を工業的
に有利に製造する方法を提供する。
光学活性3−ホスホグリセリン酸またはその塩を工業的
に有利に製造する方法を提供する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 4H006 AA02 AC81 BA28 BA36 BA50
BE02
4H050 AA02 AB84 AC40 AC81 BA36
BA66
Claims (10)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性ホスホセリンまたはその塩を、酸性条件下、ジアゾ化
剤と反応させることを特徴とする一般式(2) 【化2】 (式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性3−ホスホグリセリン酸またはその塩の製造方法。 - 【請求項2】ジアゾ化剤として亜硝酸金属塩を用いる請
求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】亜硝酸金属塩がアルカリ金属又はアルカリ
土類金属の塩である請求項1または2いずれかに記載の
製造方法。 - 【請求項4】反応時に炭素数1から3の有機カルボン酸
又は硫酸を共存させて反応を行う請求項1〜3いずれか
に記載の製造方法。 - 【請求項5】反応時に酸を添加させることなく反応を行
う請求項1〜3いずれかに記載の製造方法。 - 【請求項6】一般式(3) 【化3】 (式中、*は不斉炭素原子を表す。)表される光学活性
セリンまたはその塩をリン酸化し、一般式(1) 【化4】 (式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性ホスホセリンまたはその塩を製造し、継いで酸性条件
下、ジアゾ化剤と反応させることを特徴とする一般式
(2) 【化5】 (式中、*は不斉炭素原子を表す。)で表される光学活
性3−ホスホグリセリン酸またはその塩の製造方法。 - 【請求項7】ジアゾ化剤として亜硝酸金属塩を用いる請
求項6記載の製造方法。 - 【請求項8】亜硝酸金属塩がアルカリ金属又はアルカリ
土類金属の塩である請求項6又は7いずれかに記載の製
造方法。 - 【請求項9】反応時に炭素数1から3の有機カルボン酸
又は硫酸を共存させて反応を行う請求項6〜8いずれか
に記載の製造方法。 - 【請求項10】反応時に酸を添加させることなく反応を
行う請求項6〜8いずれかに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206268A JP2003026689A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 光学活性3−ホスホグリセリン酸誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206268A JP2003026689A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 光学活性3−ホスホグリセリン酸誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003026689A true JP2003026689A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19042428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001206268A Pending JP2003026689A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 光学活性3−ホスホグリセリン酸誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003026689A (ja) |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206268A patent/JP2003026689A/ja active Pending
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