JP2003026343A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003026343A
JP2003026343A JP2001214382A JP2001214382A JP2003026343A JP 2003026343 A JP2003026343 A JP 2003026343A JP 2001214382 A JP2001214382 A JP 2001214382A JP 2001214382 A JP2001214382 A JP 2001214382A JP 2003026343 A JP2003026343 A JP 2003026343A
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Japan
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sheet
sheet feeding
image forming
feeding
unit
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JP2001214382A
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English (en)
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Taeko Suzuki
妙子 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラが摩耗してシートの搬送力が弱まった
場合においても、安定したシートの給送を行うことので
きる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート2をシート給送部52により中間
転写体12に転写されたトナー画像を二次転写する転写
部9に給送すると共に、転写部9に向けて搬送されるシ
ート2を検知手段26,27により検知する。そして、
給送制御手段60は、この検知手段60が所定時間内に
シート2を検知しない場合には、シート給送部52のシ
ート給送開始タイミングを早くするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に並設された複数の画像形成手段により順次形成
されたトナー画像を中間転写体に一次転写した後、シー
トに二次転写するようにした画像形成装置に関し、さら
に詳しくはトナー画像を二次転写する転写部へのシート
給送制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式、静電記憶方
式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置において、
外部から送信される画像情報信号に対して感光体への帯
電、露光、現像を行う作像ステーションを、イエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色分備えると共に、各作像ステーションで順
次顕像化されたトナー(現像剤)画像を、中間転写体に
転写してカラー画像を形成し、さらにこの中間転写体に
転写したカラー画像に合わせてシートを転写部に給送す
ることにより、シートに画像を転写するようにしたもの
がある。
【0003】図9は、このような構成の従来の画像形成
装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示
す図であり、同図において、50はカラーレーザプリン
タである。そして、このカラーレーザプリンタ50は、
画像形成部50A、シート給送部52、定着部13及び
転写部9等を備えている。
【0004】ここで、画像形成部50Aは、イエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色分、並設された4つの画像形成手段である
ステーション51(51K,51C,51M,51
Y)、中間転写体(ベルト)12等を備えている。ま
た、ステーション51は、それぞれ感光体ドラム5(5
Y,5M,5C,5K)、注入帯電手段7(7Y,7
M,7C,7K)、現像器8(8Y,8M,8C,8
K)、スキャナ部10(10Y,10M,10C,10
K)、トナーカートリッジ11(11Y,11M,11
C,11K)を備えている。
【0005】なお、感光体ドラム5は、アルミシリンダ
の外周に有機光導伝層を塗布して構成されたものであ
り、図示しない駆動モータにより画像形成動作に応じて
反時計周り方向に回転するようになっている。また、ス
キャナ部10は、感光体ドラム5に対して露光を行うも
のであり、この露光により各感光体ドラム5の表面に
は、静電潜像が形成されるようになっている。
【0006】注入帯電手段7は一次帯電手段として各感
光体ドラム5を帯電させるためのものであり、各注入帯
電手段7にはスリーブ7YS,7MS,7CS,7KS
が備えられている。
【0007】また、現像器8は、各感光体ドラム5上に
形成された静電潜像をイエロー(Y)、マゼンダ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーにより
可視化するためのものであり、各現像器8には、スリー
ブ8YS,8MS,8CS,8KSが設けられている。
なお、この現像器8Y,8M,8C,8Kはカラーレー
ザプリンタ50(画像形成部50A)に脱着可能に取り
付けられている。
【0008】一方、中間転写体12は、感光体ドラム5
に接触すると共に駆動ローラ18及び従動ローラ18
a,18bにより張設されてカラー画像形成時に時計周
り方向に回転し、可視画像が転写される。また、この中
間転写体12には画像形成時に転写ローラ9aが接触
し、この転写ローラ9a及び従動ローラ18bにより構
成される転写部9によってシート2を挟持搬送すること
により、シート2に中間転写体12上のカラー可視画像
が重畳転写されるようになっている。
【0009】なお、この転写ローラ9aは、シート2に
カラー可視画像を重畳転写している間は、中間転写体1
2に接する位置にあるが、二次転写終了時は、中間転写
体12から離間するよう破線で示す位置に移動する。
【0010】また、定着部13は、転写されたカラー可
視画像をシート2に定着させるものであり、シート2を
加熱する定着ローラ14とシート2を定着ローラ14に
圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。な
お、これら定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に
形成され、内部にそれぞれヒータ16,17が内蔵され
ている。これにより、カラー可視画像を保持したシート
2は定着ローラ14と加圧ローラ15により搬送される
と共に、熱及び圧力を加えることによりカラー可視画像
が表面に定着される。
【0011】なお、同図において、21はクリーニング
手段であり、このクリーニング手段21は、感光体ドラ
ム5及び中間転写体12上に残ったトナーをクリーニン
グするものであり、感光体ドラム5上に形成された可視
画像を中間転写体12に転写した後の廃トナー、或は中
間転写体12上に形成された4色のカラー可視画像をシ
ート2に転写した後の廃トナーを蓄えるクリーナ容器2
1aを備えている。
【0012】そして、このように構成されたカラーレー
ザプリンタ50においては、シート2にカラー画像を形
成する場合は、まず一次帯電手段である注入帯電手段7
により感光体ドラム5を帯電させた後、不図示のコント
ローラから送信された画像信号に基づいてスキャナ部1
0により感光体ドラム5に対して露光を行い、感光体ド
ラム5表面に静電潜像を形成する。
【0013】次に、この静電潜像を現像器8によりイエ
ロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のトナーによって可視化現像して可視画像を形成
すると共に、この可視画像を感光体ドラム5に接触しな
がら時計周り方向に回転している中間転写体12に重畳
転写してカラー可視画像を形成する。
【0014】次に、このカラー可視画像を転写ローラ9
aと従動ローラ18bとにより挟持搬送されているシー
ト2に二次転写し、この後、定着部13において、熱及
び圧力を加えることによりトナー画像をシート表面に定
着する。そして、このようにして可視画像が定着された
後のシート2は、この後、例えば排出ローラ53によっ
て排紙部54に排出される。
【0015】なお、感光体ドラム上に形成されたトナー
による可視画像を中間転写体12に転写した後の廃トナ
ー、或は中間転写体12上に形成された4色のカラー可
視画像をシート2に転写した後の廃トナーは、クリーナ
容器21aに蓄えられる。
【0016】次に、図10を用いてシート収納手段であ
るカセット1に収納されたシートの給送動作について説
明する。
【0017】同図において、23はカセット1に収納さ
れたシート2に接離自在に設けられ、シート2に圧接し
てシート2を送り出すシート給送手段であるピックアッ
プローラであり、画像形成動作が開始されると、このピ
ックアップローラ23を給紙開始タイミングで、(a)
に示す破線で示すホームポジションから規定量下降さ
せ、シート2の上面に当接する実線で示す所定のピック
アップ位置に移動させる。
【0018】そして、この後、このピックアップローラ
23を回転することにより、(b)に示すようにカセッ
ト1に収納されているシート2を送り出す。なお、シー
ト2の先端が第1搬送センサ26Aに到達すると、ピッ
クアップローラ23は破線で示すホームポジションに戻
る。
【0019】ところで、ピックアップローラ23により
シート2が重送された場合は、分離部24により最上位
のシート2のみが分離搬送されるようになっている。こ
こで、この分離部24は、シート2を転写部9へ搬送す
る方向に回転力が加えられるフィードローラ24aと、
このフィードローラ24aと対に配置され、フィードロ
ーラ24aへ加えられる回転力よりも低いレベルの回転
力がシート2をカセット1に戻す方向へ加えられるリタ
ードローラ24bとから成る分離ローラ対で構成されて
いる。
【0020】なお、リタードローラ24bの回転力はフ
ィードローラ24aの回転力、ローラ間の摩擦力、フィ
ードローラ24aとシート2の摩擦力よりも低く、シー
ト2間の摩擦力よりも高く設定されている。これによ
り、フィードローラ24aとリタードローラ24bとの
間にシート2が挟まれていない場合、又は1枚のシート
2が挟まれている場合にはリタードローラ24bはフィ
ードローラ24aに連れ回りするようになる。
【0021】また、2枚以上のシート2が挟まれている
場合には、リタードローラ24bは(c)に示すように
リタードローラ24bに接しているシート2bをフィー
ドローラ24aの搬送方向とは逆向きに搬送する方向に
回転する。これにより、分離部24により最上位のシー
ト2aのみが分離搬送されるようになる。
【0022】ところで、このような構成のカラーレーザ
プリンタ50は、4つのステーション51を並設してい
るため、作像開始位置から転写部9までの距離が長くな
る。この場合、シート2を給送するよりも前に画像形成
を行う必要があり、このため中間転写体12上の画像に
合わせてシート2を転写ローラ9の位置まで給送しなけ
ればならず、画像に対してシート2が少しでも遅れた場
合は、給紙不良としてジャムとなる。したがって、シー
ト2を転写ローラ9まで搬送する給送部の精度の向上を
図る必要がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像形成装置(カラーレーザプリンタ)において
は、給送動作を繰り返していくと、シート2を搬送路上
に送出するピックアップローラ23、分離部を構成する
フィードローラ24a等のローラ表面が摩耗し、ローラ
表面の摩擦力が低下する。そして、このようにローラ表
面の摩擦力が低下すると、シート2がすべるようにな
り、この結果、シート2の搬送速度が低下する。
【0024】そこで、従来は搬送路上にセンサを設け、
このセンサがシートの先端を所望の時間内に検知できな
い場合は、給紙動作のリトライを行うようにすると共
に、リトライした回数をカウントすることによりローラ
の寿命を検出するようにしていた。
【0025】ところが、既述したような画像形成をした
後にシート2の給送を開始するようにした構成の画像形
成装置(カラーレーザプリンタ)においては、画像に合
わせて給紙動作をするため給紙動作のリトライは不可能
である。
【0026】一方、シート給送部52のピックアップロ
ーラ23やフィードローラ24a等のローラが摩耗して
摩擦力が低下すると、そのままシートを搬送した場合に
はシートが中間転写体上の画像に間に合わなくなる。
【0027】このため、搬送路上にシートの先端を検知
するセンサを設け、このセンサによりシートの先端を検
知するタイミングが所定のタイミングより遅くなった場
合には、ジャムと判断して装置を停止させ、この後、シ
ートを強制排出するようにしていた。
【0028】ここで、このようにローラが摩耗してシー
ト搬送力が弱まった場合において、直ぐにジャムと判断
して装置を停止させ、この後、シートを強制排出するよ
うにすると、以後、画像形成動作を行う度にジャムと判
断されるので、安定したシートの給送を行うことができ
なくなる。
【0029】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
てなされたものであり、ローラが摩耗してシートの搬送
力が弱まった場合においても、安定したシートの給送を
行うことのできる画像形成装置を提供することを目的と
するものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、並設された複
数の画像形成手段により順次形成されたトナー画像を中
間転写体に一次転写した後、シートに二次転写するよう
にした画像形成装置において、前記シートを前記中間転
写体に転写されたトナー画像を二次転写する転写部に給
送するシート給送部と、前記転写部に向けて搬送される
シートを検知する検知手段と、前記検知手段がシートを
検知するタイミングに基づき前記シート給送部のシート
給送動作を開始するタイミングを変更する給送制御手段
と、を備え、前記給送制御手段は、前記検出手段が所定
時間以内にシートを検知しない場合には前記シート給送
部のシート給送開始タイミングを早くすることを特徴と
するものである。
【0031】また本発明は、前記検知手段は、第1検知
部と、前記第1検知部の下流に配された第2検知部とを
有し、前記給送制御手段は、前記第1検知部が第1所定
時間以内にシートを検知しない場合、或は前記第1検知
部がシートを検知した後、前記第2検知部が第2所定時
間以内にシートを検知しない場合には前記シート給送開
始タイミングを早くすることを特徴とするものである。
【0032】前記給送制御手段は、前記検知手段がシー
トを検知するのに実際にかかった時間と前記所定時間と
の差分の時間で前記シート給送部のシート給送開始タイ
ミングを早めることを特徴とするものである。
【0033】また本発明は、前記シートを収納するシー
ト収納手段と、前記シート収納手段に収納されたシート
に接離自在に設けられ、前記シートに圧接して該シート
を送り出すシート給送手段と、前記シート給送手段によ
り送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離ローラ対
と、を備え、前記給送制御手段は、前記第1検知部が第
1所定時間以内にシートを検知しない場合には前記シー
ト給送手段が磨耗していると判断し、前記第2検知部が
第2所定時間以内にシートを検知しない場合には前記分
離ローラ対が磨耗していると判断することを特徴とする
ものである。
【0034】また本発明は、前記給送制御手段は、前記
シート給送開始タイミングが先行するシートとの間に所
定の間隔を形成することができなくなるタイミングまで
早まった場合は前記シート給送手段又は前記分離ローラ
対が寿命となったと判断することを特徴とするものであ
る。
【0035】また本発明は、前記給送制御手段は、前記
シート給送手段又は前記分離ローラ対が磨耗していると
判断した回数をカウントし、このカウント値が所定の値
になったとき前記シート給送手段又は前記分離ローラ対
が寿命となったと判断することを特徴とするものであ
る。
【0036】また本発明は、並設された複数の画像形成
手段により順次形成されたトナー画像を中間転写体に一
次転写した後、シートに二次転写するようにした画像形
成装置において、前記中間転写体に転写されたトナー画
像をシートに二次転写する転写部にシートを給送するシ
ート給送部と、前記シートを収納するシート収納手段
と、前記シート収納手段に収納されたシートに接離自在
に設けられ、前記シートに圧接して該シートを送り出す
シート給送手段と、前記シート給送手段により送り出さ
れたシートを検知する検知手段と、前記検知手段がシー
トを検知するタイミングに基づき前記シート給送手段の
シートに対する圧接力を変更する圧接圧制御手段と、を
備え、前記圧接圧制御手段は、前記検出手段が所定時間
以内にシートを検知しない場合には前記シート給送手段
のシートに対する圧接力を大きくすることを特徴とする
ものである。
【0037】また本発明は、前記圧接圧制御手段は、前
記検出手段が所定時間以内にシートを検知しない場合に
は前記シート給送手段のシートに対する圧接力を大きく
するよう該シート給送手段の下降量を増加することを特
徴とするものである。
【0038】また本発明は、前記給送制御手段は、前記
シート給送開始タイミングが先行するシートとの間に所
定の間隔を形成することができなくなる大きさまで高ま
った場合は前記シート給送手段が寿命となったと判断す
ることを特徴とするものである。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0040】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略
構成を示す図である。なお、同図において、図9と同一
符号は、同一又は相当部分を示している。
【0041】同図において、25は分離部24の下流側
に設けられた従動ローラ、26は分離部24の下流側に
設けられ、分離部24により分離されたシートの通過を
検知する第1搬送センサ、27は従動ローラ25の下流
側に設けられ、後述するようにフィードローラ24aの
みにより搬送されたシートの通過を検知する第2搬送セ
ンサである。
【0042】また、同図において、60は給送制御手段
である制御装置であり、この制御装置60には、図2に
示すように、これら各センサ26,27からの検知信号
が入力されるようになっている。そして、この制御装置
60は、本実施の形態において、検知手段である第1搬
送センサ26からの検知信号に基づきピックアップロー
ラ23により送り出されたシート2の遅れを検出すると
共に、シート2の遅れを検出した場合には、ピックアッ
プローラ23の磨耗によりシート2の搬送力が弱まり、
給送遅延が発生したと判断し、給紙開始タイミングを変
更するようにしている。
【0043】次に、このような制御装置60の給紙開始
タイミング制御動作について図3に示すフローチャート
を用いて説明する。
【0044】シート2にカラー画像を形成する場合、ま
ず不図示のコントローラからの指示に従い、制御装置6
0は画像形成動作を開始し(S301)、さらにタイマ
62(図2参照)をスタートする。そして、画像形成動
作開始後、設計値から算出した給紙開始タイミングとな
ると(S302のY)、給紙動作を開始する(S30
3)。
【0045】次に、このような給紙動作を開始した後、
ピックアップローラ23により送り出されたシート2の
先端を第1搬送センサ26が検知すると(S304の
Y)、シート先端が第1搬送センサ26に到達したタイ
ミング(以下、第1搬送センサ到達タイミングという)
を保持し、この第1搬送センサ到達タイミングとRAM
61(図2参照)に予め記憶されているシート2の遅延
が発生しない場合にシート2の先端が第1搬送センサ2
6に到達するタイミング(以下、第1搬送センサ基準タ
イミングという)と比較する(S305)。
【0046】ここで、第1搬送センサ到達タイミング
が、第1搬送センサ基準タイミングと同じである場合は
(S305のN)、ピックアップローラ23の磨耗に起
因する給紙遅延は発生していないと判断する。なお、シ
ート給送部52の構成上、発生しうる第1搬送センサ到
達タイミングのばらつきをマージンとし、第1搬送セン
サ到達タイミングが第1搬送センサ基準タイミングとが
完全に一致しない場合でも、第1搬送センサ到達タイミ
ングがこのマージン内であれば、ピックアップローラ2
3の磨耗の要因で遅れているのではないと判断する。
【0047】一方、第1搬送センサ到達タイミングが第
1搬送センサ基準タイミングよりも遅れていると判断し
た場合は(S305のY)、言い換えれば所定時間(第
1所定時間)内に第1搬送センサ26がシートを検知し
ない場合には、カラーレーザプリンタ50を停止させる
と共にシート2を強制排出する。このとき、転写ローラ
9aが中間転写体12から離間しているため、シートに
トナー画像が転写されることは無い。そして、この後、
再度、画像形成動作を行う。なお、この再度の画像形成
動作の前に、中間転写体12に一次転写されたトナー画
像はクリーニング手段21により除去される。
【0048】また、制御装置60は、このように再度、
画像形成動作を行う場合には、ピックアップローラ23
の磨耗に起因する遅れが発生したと判断して、次の給紙
開始タイミングを早めるようにする(S306)。さら
に、寿命カウンタ63(図2参照)のカウント値を+1
カウントアップする(S307)。なお、第1搬送セン
サ26がシートを検知するのに実際にかかった時間と所
定時間との差分の時間でシート給送開始タイミングを早
めるようにしている。また、実際にかかった時間と所定
時間との差分にマージンを加えた時間でシート給送開始
タイミングを早めるようにしてもよい。
【0049】そして、このようにカウントアップした寿
命カウンタ63の値が、やがて所定の警告値に到達する
と(S308のY)、ローラ寿命と判断し、不図示の表
示装置等にローラ寿命を表示し、ユーザにその旨を報知
するローラ寿命警告処理を行う(S309)。
【0050】このように、ピックアップローラ23によ
り送り出されたシート2を検知する第1搬送センサ27
が所定時間内にシートを検知しない場合には、ピックア
ップローラ23の磨耗により、シート2の搬送力が弱ま
り、給紙遅延が発生したと判断し、次の給紙開始タイミ
ングを早めるようにする。これにより、ピックアップロ
ーラ23の磨耗による給紙不良を防ぐことができ、安定
した給紙制御が可能となる。
【0051】また、給紙動作が遅延した回数をカウント
することで、ピックアップローラ23が寿命となったと
判断することが可能となり、ユーザにその旨を報知する
ことができる。この結果、ピックアップローラが寿命に
なるまで確実にシートの給送が可能となり、寿命になっ
たときにピックアップローラ23を効率的に交換するこ
とができ、装置の生産性を向上させることができると共
に、ランニングコストを低減することができる。
【0052】なお、これまでの説明においては、寿命カ
ウンタ63の値が所定の警告値に達した場合にローラ寿
命警告処理を行うものとしたが、本発明はこれに限ら
ず、寿命カウンタ63の値が所定の警告値に達する前
に、これ以上給紙開始タイミングを早めた場合には、先
行シートとの間に所定の間隔を形成することができなく
なるようなタイミングとなる場合にも、ピックアップロ
ーラ23が寿命となったと判断してローラ寿命警告処理
を行うようにしてもよい。
【0053】ところで、本実施の形態では、シート2の
第1搬送センサ到達タイミングを検出し、そのタイミン
グが基準タイミングより遅れた場合、言い換えれば第1
搬送センサ26が所定時間内にシートを検知しない場合
にはピックアップローラ23の磨耗が要因であると判断
し、給紙開始タイミングを早めるようにする場合につい
て述べてきた。
【0054】しかし、本発明は、これに限らず第1搬送
センサ26よりも下流側に位置する第2搬送センサ27
でもシート2の先端到達タイミング(以下、「第2搬送
センサ到達タイミング」という)を検知すると共に、こ
のように第2搬送センサ27によってシート2の先端を
検知することにより、フィードローラ24a(及びリタ
ードローラ24b)の磨耗を検出することもできる。
【0055】次に、このような本発明の第2の実施の形
態に係る制御装置60の制御動作について説明する。
【0056】まず、シート2を送り出すためのピックア
ップローラ23の制御動作について図4に示すフローチ
ャートを用いて説明する。
【0057】制御装置60は、給紙開始タイミングにな
ると、ピックアップローラ23を昇降させるステッピン
グモータM(図2参照)により、既述した図10の
(a)に示すようにホームポジションにあるピックアッ
プローラ23aを規定ステップ分下降させる(S50
1)。
【0058】次に、このようにピックアップローラ23
aを規定ステップ分下降させてカセット1に収納されて
いるシート2に所定の圧接圧で当接させた後、不図示の
給紙モータによりピックアップローラ23を回転させ、
カセット1に収容されているシート2の給送を開始する
(S502)。
【0059】そして、シート2の先端を第1搬送センサ
26が検知すると(S503のY)、シート2の先端が
第1搬送センサ26に到達したタイミングでピックアッ
プローラ23を上昇させ、ピックアップローラ23をホ
ームポジションに戻す(S504)。
【0060】ところで、このような制御を行う場合、第
1搬送センサ26から従動ローラ25までの間はフィー
ドローラ24aのみで搬送されることになるため、第1
搬送センサ26から第2搬送センサ27までの搬送時間
を計測すれば、フィードローラ24aの磨耗を判断でき
る。そして、このようにフィードローラ24aが磨耗し
たと判断した場合、制御装置60は給紙タイミングを早
めるようにしている。
【0061】次に、このような本実施の形態における制
御装置60の制御動作について図5及び図6に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0062】シート2にカラー画像を形成する場合、ま
ず不図示のコントローラからの指示に従い、制御装置6
0は画像形成動作を開始し(S401)、画像形成動作
開始後、設計値から算出した給紙開始タイミングとなる
と(S402のY)、既述した図4に示す給紙動作を開
始する(S403)。
【0063】次に、このような給紙動作を開始した後、
ピックアップローラ23により送り出されたシート2の
先端を、第1検知部である第1搬送センサ26が検知す
ると(S404のY)、タイマ62(図2参照)をスタ
ートし、シート2が第1搬送センサ26と共に検知手段
を構成する第2検知部である第2搬送センサ27に到達
するまで時間の計測を開始する(S405)。
【0064】そして、シート2が第2搬送センサ27に
到達し、第2搬送センサ27がシート先端を検知すると
(S406のY)、計測を終了し(S407)、この時
間(以下、センサ間搬送時間という)と、RAM61
(図2参照)に予め記憶されているフィードローラ24
aが磨耗していない場合の第1搬送センサ26から第2
搬送センサ27までのシート搬送時間(以下、センサ間
搬送基準時間という)とを比較する(S408)。
【0065】ここで、このセンサ間搬送時間がセンサ間
搬送基準時間と同じである場合は、フィードローラ24
aの磨耗に起因する給紙遅延は発生していないと判断す
る。なお、シート給送部52の構成上、発生しうる第1
及び第2搬送センサ到達タイミングのばらつきをマージ
ンとし、このセンサ間搬送時間とセンサ間搬送基準時間
とが完全に一致しない場合でも、センサ間搬送時間がこ
のマージン内であれば、フィードローラ24aの磨耗が
要因で遅れているのではないと判断する。
【0066】一方、センサ間搬送時間がセンサ間搬送基
準時間より遅れていると判断した場合は(S408の
Y)、言い換えれば第2搬送センサ27が所定時間(第
2所定時間)内にシートを検知しない場合は、カラーレ
ーザプリンタ50を停止させると共にシート2を強制排
出する。
【0067】そして、この後、再度、画像形成動作を行
うが、この際、遅れを考慮して次の給紙開始タイミング
を早めるようにする(S409)。さらに、フィードロ
ーラ24aの磨耗が原因であると判断し、RAM上に設
けられたFRローラ寿命カウンタのカウント値を+1カ
ウントアップする(S410)。
【0068】なお、第1搬送センサ26から第2搬送セ
ンサ27までに実際にかかった搬送時間と所定時間との
差分の時間でシート給送開始タイミングを早めるように
している。また、実際にかかった時間と所定時間との差
分にマージンを加えた時間でシート給送開始タイミング
を早めるようにしてもよい。
【0069】そして、このようにカウントアップしたと
きFRローラ寿命カウンタの値が所定の警告値に到達す
ると(S411のY)、フィードローラ24aが寿命と
なったと判断し、不図示の表示装置等にローラ寿命を表
示し、ユーザにその旨を報知するローラ寿命警告処理を
行う(S412)。
【0070】このように、シート搬送路上の2つのセン
サ26,27により、それぞれのシート先端到達タイミ
ングを計測して基準となるタイミングと比較し、遅れて
いると判断した場合には、フィードローラ24aの磨耗
により、シート2の搬送力が弱まり、給紙遅延が発生し
たと判断して次の給紙開始タイミングを早めることで、
安定した給紙制御が可能となる。また、給紙動作が遅延
した回数をカウントすることで、フィードローラ24a
が寿命となったと判断することが可能となり、ユーザに
その旨を報知することができる。
【0071】この結果、フィードローラが寿命になるま
で確実にシートの給送が可能となり、寿命になったとき
にフィードローラを効率的に交換することができ、装置
の生産性を向上させることができると共に、ランニング
コストを低減することができる。
【0072】ところで、本実施の形態では、第1搬送セ
ンサ到達タイミングから第2搬送センサ到達タイミング
までを計測し、その時間が基準時間より遅れている場合
は、安定した給紙制御が可能となるよう給紙開始タイミ
ングを早めるようにしたが、本発明は、これに限らず、
例えば第1搬送センサ到達タイミングと第2搬送センサ
到達タイミングにより、ピックアップローラ23の磨耗
を検出すると共に、ピックアップローラ23の磨耗を検
出した場合は、ピックアップローラ23のシート2に対
する圧接力を上げることにより給紙不良を防ぐようにし
ても良い。
【0073】次に、このような本発明の第3の実施の形
態に係る制御装置60の制御動作について図7及び図8
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0074】シート2にカラー画像を形成する場合、ま
ず不図示のコントローラからの指示に従い、本実施の形
態においては圧接圧制御手段として機能する制御装置6
0は画像形成動作を開始し(S601)、画像形成動作
開始後、設計値から算出した給紙開始タイミングとなる
と(S602のY)、給紙動作を開始する(S60
3)。即ち、既述した図4に示すフローチャートに従
い、ピックアップローラ23を規定ステップ下降させた
後、回転する事によりシート2を搬送する。
【0075】次に、このような給紙動作を開始した後、
ピックアップローラ23により送り出されたシート2の
先端を第1搬送センサ26を検知すると(S604の
Y)、第1搬送センサ26に到達した第1搬送センサ到
達タイミングを保持し、この第1搬送センサ到達タイミ
ングと第1搬送センサ基準タイミングと比較する(S6
05)。
【0076】ここで、第1搬送センサ到達タイミング
が、第1搬送センサ基準タイミングと同じである場合は
(S605のN)、次に既述した第2の実施の形態にお
いて図5に示したフローチャートのS405以下の制御
を行い、フィードローラ24aの磨耗の発生を判断す
る。
【0077】一方、第1搬送センサ到達タイミングが、
第1搬送センサ基準タイミングよりも遅れていると判断
した場合は(S605のY)、即ち第1搬送センサ基準
タイミングより遅れている場合は、ピックアップローラ
23かフィードローラ24aのどちらか磨耗していると
判断する。
【0078】そこで、次にシート2が第2搬送センサ2
7に到達するまで時間の計測を開始し、シート2が第2
搬送センサ27に到達し、第2搬送センサ27がシート
先端を検知すると(S606のY)、計測を終了し、こ
のセンサ間搬送時間とセンサ間搬送基準時間と比較する
(S607)。
【0079】ここで、このセンサ間搬送時間が、センサ
間搬送基準時間と同じである場合は(S607のN)、
フィードローラ24aの磨耗に起因する給紙遅延は発生
していないと判断する。そして、この場合は、次に既述
した第2の実施の形態において図6に示したフローチャ
ートのS409以下の制御を行い、フィードローラ24
aの磨耗を検出する。
【0080】一方、フィードローラ24aは磨耗してい
ないと判断した場合は、ピックアップローラ23が磨耗
していると判断できるので、次にピックアップローラ2
3を昇降させる不図示の昇降機構を制御してピックアッ
プローラ23の下降量を増加する(S608)。それに
よりシート2に対するピックアップローラ23の圧接力
が増加し、ピックアップローラ23の磨耗による搬送力
低下を軽減することが可能となる。
【0081】また、このときRAM上のPUローラ寿命
カウンタを+1カウントアップする(S609)。そし
て、このようにカウントアップしたときPUローラ寿命
カウンタの値が所定の警告値に到達すると(S610の
Y)、ローラ寿命と判断し、不図示の表示装置等にロー
ラ寿命を表示し、ユーザにその旨を報知するローラ寿命
警告処理を行う(S611)。
【0082】このように、第1搬送センサ到達タイミン
グと第2搬送センサ到達タイミングによりピックアップ
ローラ23の磨耗を検出し、ピックアップローラ23の
磨耗を検出した場合はピックアップローラ23の下降量
を増加することで、安定した給紙制御が可能となる。
【0083】また、ピックアップローラ23の磨耗要因
により給紙動作が遅延した回数をカウントすることで、
ピックアップローラ23の磨耗を判断することが可能と
なり、ユーザにその旨を報知することができる。
【0084】この結果、ピックアップローラ23が寿命
になるまで確実にシートの給送が可能となり、寿命にな
ったときにピックアップローラ23を効率的に交換する
ことができ、装置の生産性を向上させることができると
共に、ランニングコストを低減することができる。
【0085】なお、これまでの述べた各実施の形態は本
発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、
これらを発明の範囲から排除するものではない。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように本発明のように、転写
部に向けて搬送されるシートを検知する検知手段が所定
時間内にシートを検知しない場合には、シート給送部の
シート給送開始タイミングを早くするようにすることに
より、安定したシートの給送を行うことができる。
【0087】さらに、ローラが寿命になるまで確実にシ
ートの搬送が可能となり、装置の生産性を向上させると
共に、ランニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示す
図。
【図2】上記カラーレーザプリンタに設けられた制御装
置の制御ブロック図。
【図3】上記カラーレーザプリンタに設けられた制御装
置の給紙開始タイミング制御動作を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
に設けられた制御装置のピックアップローラの制御動作
を示すフローチャート。
【図5】上記画像形成装置に設けられた制御装置の制御
動作の一部を示すフローチャート。
【図6】上記画像形成装置に設けられた制御装置の制御
動作の他の部分を示すフローチャート。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
に設けられた制御装置の制御動作の一部を示すフローチ
ャート。
【図8】上記画像形成装置に設けられた制御装置の制御
動作の他の部分を示すフローチャート。
【図9】従来の画像形成装置の一例であるカラーレーザ
プリンタの概略構成を示す図。
【図10】上記従来のカラーレーザプリンタのカセット
からの給送動作について説明する図。
【符号の説明】
1 カセット 2 シート 9 転写部 12 中間転写体 23 ピックアップローラ 24 分離部 24a フィードローラ 26 第1搬送センサ 27 第2搬送センサ 50 カラーレーザプリンタ 50A 画像形成部 51 ステーション 52 シート給送部 60 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AA07 AA12 AA29 AB27 BA03 CA01 JA02 3F048 AA02 AA05 AB01 BA05 BB02 BC08 CC02 CC03 CC17 DA04 DB07 DC00 EB12 EB16 3F343 FA02 FB02 FB04 FC22 GB01 GC01 GD01 JA01 JD04 JD09 KB04 KB05 KB20 LC06 MA03 MA13 MA14 MA44 MB04 MB13 MC11 MC28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された複数の画像形成手段により順
    次形成されたトナー画像を中間転写体に一次転写した
    後、シートに二次転写するようにした画像形成装置にお
    いて、 前記シートを前記中間転写体に転写されたトナー画像を
    二次転写する転写部に給送するシート給送部と、 前記転写部に向けて搬送されるシートを検知する検知手
    段と、 前記検知手段がシートを検知するタイミングに基づき前
    記シート給送部のシート給送動作を開始するタイミング
    を変更する給送制御手段と、 を備え、 前記給送制御手段は、前記検出手段が所定時間以内にシ
    ートを検知しない場合には前記シート給送部のシート給
    送開始タイミングを早くすることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、第1検知部と、前記第
    1検知部の下流に配された第2検知部とを有し、前記給
    送制御手段は、前記第1検知部が第1所定時間以内にシ
    ートを検知しない場合、或は前記第1検知部がシートを
    検知した後、前記第2検知部が第2所定時間以内にシー
    トを検知しない場合には前記シート給送開始タイミング
    を早くすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記給送制御手段は、前記検知手段がシ
    ートを検知するのに実際にかかった時間と前記所定時間
    との差分の時間で前記シート給送部のシート給送開始タ
    イミングを早めることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シートを収納するシート収納手段
    と、 前記シート収納手段に収納されたシートに接離自在に設
    けられ、前記シートに圧接して該シートを送り出すシー
    ト給送手段と、 前記シート給送手段により送り出されたシートを1枚ず
    つ分離する分離ローラ対と、 を備え、 前記給送制御手段は、前記第1検知部が第1所定時間以
    内にシートを検知しない場合には前記シート給送手段が
    磨耗していると判断し、前記第2検知部が第2所定時間
    以内にシートを検知しない場合には前記分離ローラ対が
    磨耗していると判断することを特徴とする請求項2記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記給送制御手段は、前記シート給送開
    始タイミングが先行するシートとの間に所定の間隔を形
    成することができなくなるタイミングまで早まった場合
    は前記シート給送手段又は前記分離ローラ対が寿命とな
    ったと判断することを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記給送制御手段は、前記シート給送手
    段又は前記分離ローラ対が磨耗していると判断した回数
    をカウントし、このカウント値が所定の値になったとき
    前記シート給送手段又は前記分離ローラ対が寿命となっ
    たと判断することを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 並設された複数の画像形成手段により順
    次形成されたトナー画像を中間転写体に一次転写した
    後、シートに二次転写するようにした画像形成装置にお
    いて、 前記中間転写体に転写されたトナー画像をシートに二次
    転写する転写部にシートを給送するシート給送部と、 前記シートを収納するシート収納手段と、 前記シート収納手段に収納されたシートに接離自在に設
    けられ、前記シートに圧接して該シートを送り出すシー
    ト給送手段と、 前記シート給送手段により送り出されたシートを検知す
    る検知手段と、 前記検知手段がシートを検知するタイミングに基づき前
    記シート給送手段のシートに対する圧接力を変更する圧
    接圧制御手段と、 を備え、 前記圧接圧制御手段は、前記検出手段が所定時間以内に
    シートを検知しない場合には前記シート給送手段のシー
    トに対する圧接力を大きくすることを特徴とする画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記圧接圧制御手段は、前記検出手段が
    所定時間以内にシートを検知しない場合には前記シート
    給送手段のシートに対する圧接力を大きくするよう該シ
    ート給送手段の下降量を増加することを特徴とする請求
    項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記給送制御手段は、前記シート給送開
    始タイミングが先行するシートとの間に所定の間隔を形
    成することができなくなる大きさまで高まった場合は前
    記シート給送手段が寿命となったと判断することを特徴
    とする請求項7又は8記載の画像形成装置。
JP2001214382A 2001-07-13 2001-07-13 画像形成装置 Pending JP2003026343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045121A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Tohoku Ricoh Co Ltd 部品交換時期延長方法、製版装置、印刷装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045121A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Tohoku Ricoh Co Ltd 部品交換時期延長方法、製版装置、印刷装置および画像形成装置

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