JP2018002415A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセス条件に影響を与えることなく、比較的簡易な構成で用紙の重送を検出可能な用紙搬送装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動回転する加圧ローラー182と、該加圧ローラー182に圧接して従動回転する定着ローラー181と、前記加圧ローラーと前記定着ローラーとが圧接して湾曲したニップ部に挟持されて搬送される用紙の通過速度を、前記ニップ部より上流で用紙の通過時間を検出する通過時間検出センサーSE1a及びSE1bと、前記通過時間をもとに算出された通過速度と所定の基準速度との比較結果に基づいて用紙の重送を判断する制御部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、用紙搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を定着部で加熱定着することで、用紙上に画像を形成する画像形成部を備えた電子写真方式の画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置においては、カット紙等の記録材はトレイに積層され、給紙ローラーなどによって搬送経路上に1枚ずつ送り出されるように設計されているが、一度に複数枚が送り出される現象、所謂重送が発生する場合がある。この場合、用紙の重量や厚みが数倍に増加した状態となることから、搬送が正常に行われない恐れがある。
一般に、搬送が正常に行われない場合には、JAM検出装置により検出することが可能である。
しかし定着部においては、重送された用紙が定着部に到達すると、画像面側の用紙は定着ローラーに巻き付く一方で、非画像面側の用紙は用紙搬送経路上を通過するため、定着部下流においては通常のJAM検出装置では異常を検出できないという問題があった。その結果、定着ローラーに巻き付いた用紙に起因して、後続の用紙に画像ノイズなどが生じる場合がある。
そこで、従来から紙の厚みやローラーの軸間距離、トルクなどを検出する重送検出装置を、用紙の給紙部や搬送経路上に配置する技術が多く開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような画像形成装置では、重送が検出された場合に、搬送を停止させる等の処置がとられる。
特開2004−284796号公報
しかしながら、画像形成部には画像形成のための部材やユニット等が密集していることから、上記した公知の重送検出装置を画像形成部に取り付けると、画像形成部の距離を長くとる必要がある、駆動トルクに上限ができる、必要な稼働範囲が確保できないなど、プロセス条件に制約が生じてしまうとともに、コストも高くなる。
本発明は、プロセス条件に影響を与えることなく、比較的簡易な構成で用紙の重送を検出可能な用紙搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、請求項1に記載の発明は、
駆動回転する第1のローラーと、
前記第1のローラーに圧接して従動回転する第2のローラーと、
前記第1のローラーと前記第2のローラーとが圧接して湾曲したニップ部に挟持されて搬送される用紙の通過速度を検出する速度検出手段と、
前記通過速度と所定の基準速度との比較結果に基づいて用紙の重送を判断する重送判断手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置において、
前記基準速度は、
あらかじめ記憶した1枚通紙時の速度、又は過去に検出された通過速度に基づいて設定された速度のいずれか一方を用いて定められた速度又は速度範囲であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙搬送装置において、
前記速度検出手段は、前記ニップ部の上流側に設置された通過時間検出センサーを備え、
前記通過時間検出センサーは、搬送される用紙先端が前記ニップ部に到着した後に、前記用紙の後端位置の通過時間の差を検出し、
前記速度検出手段は、前記通過時間の差に基づいて通過速度を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙搬送装置において、
前記速度検出手段は、速度検出センサーを備え、
前記速度検出センサーは、搬送される用紙先端が前記ニップ部に到着した後に、前記用紙が前記第1のローラーと接触する面において通過速度を検出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
前記重送判断手段は、前記ニップ部の用紙搬送方向の形状が第2のローラー側に凸となる場合、前記通過速度が前記基準速度よりも速い時に重送と判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
前記重送判断手段は、前記ニップ部の用紙搬送方向の形状が第1のローラー側に凸となる場合、前記通過速度が前記基準速度よりも遅い時に重送と判断することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
用紙を給紙する給紙部を備え、
前記速度検出手段は、前記給紙部から搬送される用紙の通過速度を検出することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
搬送される用紙に形成される画像のカバレッジ量を算出するカバレッジ量算出手段を備え、
前記重送判断手段は、前記カバレッジ量に基づいて、前記基準速度を補正して、重送を判断することを特徴とする。
また、本発明における画像形成装置は、
請求項1から8の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
を備え、
前記第1のローラーと前記第2のローラーにより形成される前記ニップ部は、前記画像形成部により形成されたトナー像を用紙に定着することを特徴とする。
本発明によれば、プロセス条件に影響を与えることなく、比較的簡易な構成で用紙の重送を確実に検出することができる。
本発明を適用した実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る用紙搬送経路の構成を示す模式図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る用紙搬送経路の構成を示す模式図である。 第3実施形態に係る用紙搬送経路の構成を示す模式図である。 本発明の原理を説明する図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の画像形成装置に係る第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1は、本発明の実施形態である画像形成装置1の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置1の主要な機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、CPU101(Central Processing Unit)、RAM102(Random Access Memory)及びROM103(Read Only Memory)を有する制御部10、記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18及び再給紙部19等を備える。制御手段である制御部10は、バス21を介して記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー15、画像処理部16、画像形成部17、画像定着部18、再給紙部19及び給紙部20と接続されている。
CPU101は、ROM103又は記憶部11に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。
RAM102は、CPU101に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。
ROM103は、CPU101により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM103に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU101、RAM102及びROM103を備える制御部10は、上述の各種制御用プログラムに従って画像形成装置1の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、再給紙部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させる。
記憶部11は、半導体メモリーであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段により構成され、スキャナー15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データ等が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM102に記憶されてもよい。
操作部12は、操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)等の表示装置を備え、画像形成装置1の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などとの間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。
スキャナー15は、用紙に形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の露光部171、感光体ドラム172及び現像部173を備えている。また、画像形成部17は、転写体174及び二次転写ローラー175を備えている。
露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備えている。露光部171は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体ドラム172上にレーザー光を照射、露光して感光体ドラム172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体ドラム172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体ドラム172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体ドラム172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体ドラム172から転写体174上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体174上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体174は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
二次転写ローラー175は、転写体174上のカラー画像を、給紙トレイ201又は外部に設けられる給紙装置から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体174を挟持する二次転写ローラー175に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体174上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
画像定着部18は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
画像定着部18は、図1に示すように、定着部材としての定着ローラー181、加圧部材としての加圧ローラー182を備えている。定着ローラー181と加圧ローラー182は圧接し、湾曲したニップ部を形成している。定着ローラーの外周には図示しない定着ベルトが配置されており、定着ベルトは図示しない加熱部により加熱され、ニップ部を通過する用紙に形成されたトナー像を加熱定着する。
なお、画像定着部18には、搬送ベルト、レジストローラー22を始めとする図示しない搬送ローラー、及びこれらを駆動する図示しないモーターが配置されており、レジストローラー22からニップ部までの経路を画像形成経路180呼ぶ。また、図3に示すように、画像形成経路180上には通過時間検出センサーとしての、2つのセンサーSE1a及びSE1bが装備されている。センサーSE1a及びSE1bは、JAM検出センサーや二次元レーザーセンサーなどの、用紙の通過時間を計測可能なセンサーであり、搬送される用紙の先端がニップ部に到達した後に、用紙の後端が通過する時間を計測できるように配置されている。
再給紙部19は、図1に示すように、反転経路191、ADU反転経路192、両面搬送経路193、これらの各経路上に配置された搬送ベルトや図示しない搬送ローラー、及びこれらを駆動させる図示しないモーター等により構成され、片面(表面)に画像が印刷された用紙を反転して二次転写位置に向けて再給紙する。
用紙が画像定着部18を通過した後、片面印刷であれば、ゲート23により用紙を反転経路191に導き、用紙を反転させて排紙トレイ24に排出させる。両面印刷であれば、用紙はADU反転経路192まで引き込ませて反転し、両面搬送経路193を通って再度レジストローラー22まで搬送させる。そして、トナー像を二次転写ローラー175により用紙の裏面(画像が形成されていない方の面)に転写させ、画像定着部18により定着させた後、排紙トレイ24に排出させる。
給紙部20は、用紙を収納する給紙トレイ201、ピックアップローラー202、給紙経路205上の搬送ベルト、給紙ローラー203、手差しトレイ204及びこれらを駆動させる図示しないモーター等により構成され、給紙トレイ201及び手差しトレイ204に収納された用紙を二次転写位置に向けて給紙する。給紙部20及び制御部10により用紙搬送装置が構成される。
なお、給紙経路205は、給紙トレイ201からレジストローラー22までの経路である。さらに、給紙経路205、画像形成経路180、反転経路191、ADU反転経路192、両面搬送経路193をまとめて用紙搬送経路と呼ぶ。
ここで、用紙が重送された場合に、用紙の通過速度が1枚通紙時の通過速度に比べて速く又は遅くなる現象について、図8に基づいて説明する。
図8(A)のように、上凸ニップ形状を構成するニップ部を通過する前の用紙搬送経路上で、所定の間隔をおいて配置された用紙後端位置の通過速度を検出する場合、重送時は1枚通紙時よりも通過速度が速くなる。
この現象は、以下のような原理で発生すると考えられる。
例えば下側のローラーを駆動回転する第1のローラーとしての加圧ローラー182、上側のローラーを従動回転する第2のローラーとしての定着ローラー181とする。重送した2枚の用紙が二つのローラーが形成するニップ部に挟持搬送されると、加圧ローラー182の駆動力により同じ角速度で回転するため、用紙の先端は上側の紙S1が下側の紙S2よりも先に送り出される。つまり、下側の紙S2がニップ部の下流に残されるため、SE1a及びSE1bは下側の紙S2の通過時間を検出する。
ここで、加圧ローラー182からは駆動力が作用するとともに、定着ローラー181からは駆動力とは逆向きの駆動負荷が作用する。駆動負荷とは、画像面側の定着ローラー181のゴムを変形させることにより発生するものや、定着ローラー181の軸受部の摺動抵抗により発生するものである。
用紙が1枚通紙されている時は、駆動力と駆動負荷の両方が1枚の紙の表裏で作用することから、用紙の通過速度は駆動力のみが働いている場合に比べて、駆動負荷が働いている分だけ遅くなる。
一方、用紙が重送されている場合は、下側の用紙には駆動力のみが作用し、上側の紙S1との間にはたらく摩擦力は駆動負荷に比べて小さいため、下側の紙S2の通過速度は1枚通紙時よりも速くなる。
従って、用紙の通過速度は、重送時の下側の紙S2>1枚紙、となるため、ニップ部が上凸ニップ形状の場合、用紙の通過速度は重送時の方が1枚通紙時よりも速くなる。
これに対し、下凸ニップ形状の場合は、図8(B)に示すように用紙の先端は下側の紙S2が上側の紙S1よりも先に送り出されるため、SE1a及びSE1bは上側の紙S1の通過時間を検出する。上側の紙S1には駆動力が作用せず駆動負荷のみが働くため、駆動力と駆動負荷の両方が作用している1枚紙よりも、通過速度は遅くなる。
従って、用紙の通過速度は、1枚紙>重送時の上側の紙S1、となるため、ニップ部が下凸ニップ形状の場合、用紙の通過速度は重送時の方が1枚通紙時よりも遅くなる。
なお、ここでの上凸ニップ形状又は下凸ニップ形状は、用紙後端位置の通過速度差が重送識別可能な範囲となる形状を指し、重送識別可能な範囲とは、例えば、搬送速度300〜450mm/sでA3サイズの用紙を搬送した場合の用紙後端のズレが0.5mm程度となる範囲である。
図8(C)は、坪量300gのA3サイズの用紙を、上凸ニップ形状となる定着部で挟持搬送した場合の、1枚通紙時と2枚通紙時との用紙の通過速度の差を模式的に示したものである。図8(C)から明らかなように、2枚通紙時の通紙速度の下限値は、1枚通紙時の通紙速度の上限値よりも高くなっている。
また、用紙に形成されたトナーの量、所謂カバレッジ量によっても用紙の通過速度に差が生じる。即ち、カバレッジ量が多い場合には、用紙の画像面側と定着ローラー181との間に滑りが生じ、駆動負荷が軽減される。従って、基準速度となる1枚通紙時の通過速度を所定の値だけ速くする必要がある。
さらに、両面印刷の二面目(裏面)を印刷する際に、一面目(表面)のカバレッジ量が多いと、加圧ローラー182と一面目との間に滑りが生じて通過速度が遅くなるため、基準速度となる1枚通紙時の通過速度を所定の値だけ遅くする必要がある。
次に、図4のフローチャートを用いて、ニップ部が上凸ニップ形状となっている場合の第1実施形態に係る定着装置の動作を説明する。第1実施形態では、画像定着部18は、上側に定着ローラー181を、下側に加圧ローラー182を設けたものとする。
図4に示すように、制御部10は、印刷の指示があったかどうかを判断し(ステップS401)、印刷の指示があったと判断した場合(ステップS401:Yes)、制御部10は給紙部20を制御し、ピックアップローラー202を作動させて用紙を1枚取り出し、給紙ローラー203によって用紙を給紙経路205上に搬送する(ステップS402)。
一方、印刷の指示がなかったと判断した場合(ステップS401:No)は、印刷の指示があるまでステップS401の処理を繰り返す。
次に、制御部10はカバレッジ量算出手段として機能し、トナー像を転写された用紙上の用紙1枚当たりのトナーの使用量、即ちカバレッジ量を算出し、あらかじめ記憶された所定のカバレッジ量よりも多いかどうかを判断し(ステップS403)、所定のカバレッジ量よりも多いと判断した場合は(ステップS403:Yes)、基準速度を所定の値だけ速くする補正を行い(ステップS404)、ステップS405へと移行する。
所定のカバレッジ量よりも多くはないと判断した場合には(ステップS403:No)、ステップS405へと移行する。
ここで、先述した基準速度とは、あらかじめ制御部10に記憶された、用紙を1枚通紙した時の通過速度又は速度範囲である。
なお、過去に検出された用紙の通過速度に基づいて設定された速度又は速度範囲であってもよい。即ち、基準速度の範囲が1枚通紙時の通過速度よりも遅く、通常のJAM発生時の通過速度よりも速くなるように設定する。
また、基準速度は、実際に重送された時の通過速度に基づいて設定してもよい。
また、所定の値とは、あらかじめ制御部10に記憶された用紙を1枚通紙した時の通過速度と、所定のカバレッジ量を有する用紙を1枚通紙した時の通過速度との差の値である。
なお、過去に検出された用紙1枚通紙時の通過速度と、所定のカバレッジ量を有する用紙の通過速度に基づいて設定してもよい。即ち、補正後の基準速度の範囲が1枚通紙時の通過速度よりも遅く、通常のJAM発生時の通過速度よりも速くなるように設定する。
ステップS405では、印刷が両面印刷かどうかを判断する。両面印刷ではないと判断した場合(ステップS405:No)、ステップS408へと移行するが、両面印刷であると判断した場合(ステップS405:Yes)、制御部10はカバレッジ量算出手段として機能し、両面印刷の二面目(裏面)を印刷する場合、一面目(表面)のカバレッジ量を算出し、あらかじめ記憶された所定のカバレッジ量よりも多いかどうかを判断する(ステップS406)。所定のカバレッジ量よりも多くはないと判断した場合には(ステップS406:No)、ステップS408へと移行するが、所定のカバレッジ量よりも多いと判断した場合は(ステップS406:Yes)、基準速度を所定の値だけ遅くする補正を行い(ステップS407)、ステップS408へと移行する。
ここで、所定の値とは、あらかじめ制御部10に記憶された用紙を1枚通紙した時の通過速度と、1面目に所定のカバレッジ量を有する用紙を1枚通紙した時の通過速度との差の値である。
なお、過去に検出された用紙を1枚通紙する時の通過速度と、1面目に所定のカバレッジ量を有する用紙の通過速度に基づいて設定してもよい。ただし、補正後の基準速度の範囲が1枚通紙時の通過速度よりも遅く、通常のJAM発生時の通過速度よりも速くなるように設定する。
次に、制御部10は画像定着部18を制御し、ニップ部にトナー像が転写された用紙を通紙する(ステップS408)。この時、制御部10は速度検出手段として機能し、用紙の後端がSE1aを通過してからSE1bを通過するまでの搬送時間Tを計測し、搬送時間Tに基づいて通過速度Vを算出する。例えば、SE1aからSE1bまでの距離をLとすると、L÷Tが通過速度Vとなる。ここで、少なくともSE1bは、用紙先端がニップ部に到達した後の用紙後端を検出できる位置に配置されている。
続いて、制御部10は重送判断手段として機能し、Vが基準速度よりも速いかどうかを判断する(ステップS409)。通過速度Vが基準速度よりも速いと判断した場合(ステップS409:Yes)、制御部10は重送が発生したと判断する(ステップS410)。
次に、制御部10は表示部13にエラーが発生したことを表示させ(ステップS411)、後続の用紙が重送した用紙に突き当たるのを防止するため、ニップ部よりも上流のモーター等の負荷を停止させて(ステップS412)、用紙搬送経路上に存在する排出可能な全ての用紙に印刷を行って、排紙トレイ24に排出させ(ステップS413)、画像形成装置1の停止処理を行い(ステップS414)、印刷を終了する。
通過速度Vが基準速度よりも速くはないと判断した場合(ステップS409:No)、制御部10は最終ページであるかどうかを判断する(ステップS415)。最終ページであると判断した場合(ステップS415:Yes)、ステップS414へと移行するが、最終ページではないと判断した場合(ステップS415:No)、ステップS403へと戻る。
次に、図5のフローチャートを用いて、ニップ部が下凸ニップ形状となる場合の第1実施形態に係る定着装置の動作を説明する。動作は上凸ニップ形状の場合とほぼ同じであるが、下凸ニップ形状の場合、制御部10は速度検出手段及び重送判断手段として機能し、通過速度が基準速度よりも遅いかどうかを判断し(ステップS509)、基準速度よりも遅いと判断した場合(ステップS509:Yes)、重送処理を行う(ステップS510)点が上記のステップS409、及びステップS410と異なっている。その他の動作は上凸ニップ形状の場合と同一である。
以上のように、第1実施形態に係る画像形成装置1は、定着ローラー181と、加圧ローラー182と、ニップ部の上流に用紙の通過時間を検出するセンサーSE1a及びSE1bと、用紙の通過速度を算出し、基準速度と比較して重送を判断する制御部10と、を備える。
従って、第1実施形態に係る画像形成装置1においては、SE1a及びSE1bはJAM検出センサーや二次元レーザーセンサーであるが、これらは既に用紙搬送経路上に装備された時間計測センサーであるため、新たにセンサーを設置する必要がない。よって、プロセス条件に影響を与えることなく重送を検出できる。
また、第1実施形態に係る画像形成装置1によれば、用紙搬送経路上のローラーの中でも荷重、駆動負荷が最も大きいニップ部を挟持搬送される用紙の通過速度を計測するため、1枚通紙時と重送時との通過速度の差が大きく、本発明の効果が最も顕著に表れる。
さらに、定着部上流で通過速度を検出するため、従来の定着部下流のJAM検出装置では検出できなかった、定着部に到達した用紙の重送を検出することが可能である。その結果、定着ローラー181への重送した用紙の巻き付きを防止することができ、巻き付いた用紙に起因する後続の用紙への画像ノイズを未然に防ぐことができる。
また、ニップ部を挟持搬送される用紙表面上のカバレッジ量が多い場合には、用紙の通過速度が変動するため、正確な重送判断が難しくなる虞があるが、第1実施形態に係る画像形成装置1によれば、制御部10は用紙表面上のカバレッジ量に応じて基準速度を補正するため、確実に重送を検出することができる。
なお、上記実施形態では第1の通過時間検出センサーとしての、2つのセンサーSE1a及びSE1bを、レジストローラー22と二次転写ローラー175の間及び二次転写ローラー175とニップ部の間に一つずつ設置したが、ニップ部に到達した用紙後端の速度を検出可能であればこれに限定されない。
また、センサーはいくつ設けてもよく、例えば1つのセンサーで用紙の先端から後端までの通過時間を計測することとしてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る画像形成装置1は、図6に示すように第1実施形態に係る画像形成装置1と比べ、通過時間検出センサーSE1a及びSE1bではなく、速度検出センサーとしてのSE2を有している点で異なっている。
なお、説明の簡略化のため、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る画像形成装置1は、ニップ部上流の用紙搬送経路上であって、ニップ部に到達した用紙の後端位置の速度を検出できる位置に速度検出センサーSE2を装備している。速度検出センサーSE2は、例えばレーザードップラー流速計等の、用紙に非接触な状態でその速度を計測することができる光学センサーである。
なお、速度検出センサーSE2は駆動回転する加圧ローラー182側に設置されており、重送した用紙のうち加圧ローラー182に接触する用紙の通過速度を検出する。
第2実施形態における画像形成装置1の動作は、第1実施形態の画像形成装置1とほぼ同じであるため、フローチャートを用いた説明は省略する。
即ち、第2実施形態では、制御部10は速度検出手段及び重送判断手段として機能し、速度検出センサーSE2が検出した搬送される用紙の後端位置の通過速度に基づいて基準速度との比較を行い、重送を判断する。
従って、第2実施形態に係る画像形成装置1によれば、用紙搬送経路上のニップ部上流の位置に、非接触で用紙の通過速度を計測可能な速度検出センサーSE2を装備しているため、用紙に負荷を与えずに高精度を保ったまま計測することができる。
また、第2実施形態に係る画像形成装置1においては、速度検出センサーSE2は駆動回転する第1のローラー側に設置されている。駆動回転する第1のローラーの速度は一定であるため、重送した用紙のうち第1のローラーに接触する用紙の通過速度を検出することで、ニップ部で生じる用紙の通過速度のズレを高精度で検出できる。
なお、上記実施形態では速度検出センサーSE2のみを設置したが、これに限らず、ニップ部に到達した用紙後端の速度を検出可能であればセンサーは複数設けてもよい。また、速度検出センサーSE2をニップ部の下流に設け、ニップ部を通過した用紙の先端の速度を検出することとしてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る画像形成装置1は、図7に示すように、第1実施形態及び第2実施形態に係る画像形成装置1と比べ、画像形成装置1の外側に配置された給紙部としての手差しトレイ204上に、通過時間検出センサーSE3a及びSE3bを有する点が異なっている。なお、説明の簡略化のため、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
具体的には、第3実施形態に係る画像形成装置1の通過時間検出センサーとしてのSE3a及びSE3bは、JAM検出センサーや二次元レーザーセンサーなどの用紙の通過時間を計測可能なセンサーであり、手差しトレイ204上を搬送される長尺紙(例えば、1.2m以上の長さの紙)等の用紙の後端が通過する時間を計測できるように配置されている。
第3実施形態における画像形成装置1の動作は、第1実施形態の画像形成装置1とほぼ同一であるため、フローチャートを用いた説明は省略する。
即ち、第3実施形態では、制御部10は速度検出手段として機能し、第1実施形態に係る画像形成装置1と同様に、ニップ部に到達した用紙の後端位置の通過時間差から通過速度を算出し、重送判断手段として基準速度との比較を行い、重送を判断する。
なお、第3実施形態においては、ニップ部に限らず、用紙搬送経路のさらに上流の給紙ローラー203等で発生する用紙の通過速度の差を検出することで、重送を検出するまでの用紙の搬送距離をより短くできる。
以上のように、第3実施形態に係る画像形成装置1においては、長尺紙を手差しトレイ204から画像形成装置1へと用紙を給紙する場合に、手差しトレイ204上で重送を検出する。
長尺紙を搬送する場合、長尺紙は用紙自体の重量が大きく、一般のカット紙に比べて重送されやすいという問題があった。しかし、用紙の先端から後端までの通過時間を計測してJAM等を判断する従来の方法では、用紙後端位置を検出するまで用紙を搬送し続けることになる。従って、JAMや重送の発生箇所で多量の用紙が停滞することとなり、周辺部品を破損させる虞もあった。
従って、第3実施形態に係る画像形成装置1によれば、このような問題を未然に回避することができる。
なお、上記実施形態では第2の通過時間検出センサーとしての、2つのセンサーSE3a及びSE3bのみを設置したが、これに限らず、長尺紙の後端が画像形成経路180に到達する前の速度を検出可能であれば、センサーは2以上のいくつ設けてもよい。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、上記の実施形態は本発明の好適な例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ニップ部に到達した用紙の通過速度を検出したが、これに限らず用紙搬送経路上に配置されたローラーの圧接部で生じる通過速度の差を利用してもよい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の主旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 制御部(重送判断手段、速度検出手段)
11 記憶部
12 操作部
13 表示部
14 インターフェース
15 スキャナー
16 画像処理部
17 画像形成部
175 二次転写ローラー
18 画像定着部
181 定着ローラー
182 加圧ローラー
19 再給紙部
20 給紙部
203 給紙ローラー
204 手差しトレイ(給紙部)
SE1a、SE1b、SE3a、SE3b 通過時間検出センサー
SE2 速度検出センサー

Claims (9)

  1. 駆動回転する第1のローラーと、
    前記第1のローラーに圧接して従動回転する第2のローラーと、
    前記第1のローラーと前記第2のローラーとが圧接して湾曲したニップ部に挟持されて搬送される用紙の通過速度を検出する速度検出手段と、
    前記通過速度と所定の基準速度との比較結果に基づいて用紙の重送を判断する重送判断手段と、
    を備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記基準速度は、
    あらかじめ記憶した1枚通紙時の速度、又は過去に検出された通過速度に基づいて設定された速度のいずれか一方を用いて定められた速度又は速度範囲であることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記速度検出手段は、前記ニップ部の上流側に設置された通過時間検出センサーを備え、
    前記通過時間検出センサーは、搬送される用紙先端が前記ニップ部に到着した後に、前記用紙の後端位置の通過時間の差を検出し、
    前記速度検出手段は、前記通過時間の差に基づいて通過速度を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記速度検出手段は、速度検出センサーを備え、
    前記速度検出センサーは、搬送される用紙先端が前記ニップ部に到着した後に、前記用紙が前記第1のローラーと接触する面において通過速度を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記重送判断手段は、前記ニップ部の用紙搬送方向の形状が第2のローラー側に凸となる場合、前記通過速度が前記基準速度よりも速い時に重送と判断する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  6. 前記重送判断手段は、前記ニップ部の用紙搬送方向の形状が第1のローラー側に凸となる場合、前記通過速度が前記基準速度よりも遅い時に重送と判断することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  7. 用紙を給紙する給紙部を備え、
    前記速度検出手段は、前記給紙部から搬送される用紙の通過速度を検出することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  8. 搬送される用紙に形成される画像のカバレッジ量を算出するカバレッジ量算出手段を備え、
    前記重送判断手段は、前記カバレッジ量に基づいて前記基準速度を補正して、重送を判断することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
    用紙にトナー像を形成する画像形成部と、を備え、
    前記第1のローラーと前記第2のローラーにより形成される前記ニップ部は、前記画像形成部により形成されたトナー像を用紙に定着することを特徴とする画像形成装置。
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