JP2003025968A - ワイパアーム - Google Patents

ワイパアーム

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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3415Wiper arms; Mountings therefor with means for supplying cleaning fluid to windscreen cleaners, e.g. washers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観見栄え(デザイン性)が向上し、しか
も、ワイパアームに設けられたウォッシャノズルの損傷
をも防止することができるワイパアームを得る。 【解決手段】 ワイパアーム10では、中間ウォッシャ
ノズル34がリテーナ14内部の側壁22の間に配置さ
れ、凹部26と凸部38が嵌合することで保持され、ま
た、先端ウォッシャノズル36がリテーナ14内部の側
壁22の間に配置され、凹部28と凸部42が嵌合する
ことで保持されている。したがって、固定のための特別
な別部品を要せずに容易に組付けることができ、また、
外部からの見栄えが向上し、しかも、氷雪との衝突など
の外力による損傷を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のウインドシ
ールドガラス等を払拭するワイパ装置におけるワイパア
ームに係り、特に洗浄液を払拭面へ噴出するウォッシャ
ノズルを備えたワイパアームに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラス等を払
拭する車両用ワイパ装置は、ワイパアームとこのワイパ
アームに保持されたワイパブレードとによって構成され
ている。
【0003】ワイパアームは、アームヘッドの一端部が
ピボット軸に固定されており、アームヘッドの他端部に
はリテーナが所定角度回動可能に支軸を介して連結され
ている。これらアームヘッドとリテーナとの間にはスプ
リングが取り付けられており、常にリテーナをウインド
シールドガラス等の払拭面の方向へ付勢している。リテ
ーナの先端部には、アームピースが固着されている。ア
ームピースの先端部は略U字状に屈曲されたフックとな
っており、ワイパブレードを連結保持している。一方、
ワイパブレードは、払拭面に接触して払拭するブレード
ラバーと、このブレードラバーを保持する複数の保持レ
バーとによって構成されている。
【0004】この車両用ワイパ装置の作動時には、ワイ
パアーム及びワイパブレードが往復回動することによ
り、ブレードラバーがウインドシールドガラス面に密着
しながら移動して雨滴を払拭する。
【0005】ところで、従来より、特にガラス面が大き
く車両のウォッシャノズルから噴出される洗浄液の着水
ポイントまでの距離が遠い場合、噴出される洗浄液をワ
イパブレードで払拭される目的ポイントにより確実に着
水させるため、ワイパアームにウォッシャノズルを設け
て洗浄液を噴出するようにしたウォッシャノズル付きの
ワイパアームが知られている(一例として、実開平6−
33763号公報)。
【0006】前記公報に示されたワイパアームにおいて
は、ワイパブレードで払拭される払拭面の目的ポイント
に洗浄液を確実に着水させることができる。
【0007】しかしながら、前記公報に示された如き従
来のウォッシャノズル付きのワイパアームでは、このワ
イパアームを構成するアームピースにウォッシャノズル
のボディ部分をネジ止めや溶着によって固定したり、あ
るいはクランプ等の特別構造によって固定する構成とな
っており、ウォッシャノズルが通常はワイパアーム(ア
ームピース)の外部(払拭面側)に突出して設けられて
いるので、外観見栄え(デザイン性)が劣るだけでな
く、払拭面に堆積して氷結した雪にワイパアーム即ち外
部に突出配置されたウォッシャノズルが衝突すると損傷
する恐れがある。特に、このようなウォッシャノズルは
通常は樹脂製であるため、前記損傷防止のための対策は
必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、外観見栄え(デザイン性)が向上し、しかも、ワ
イパアームに設けられたウォッシャノズルの損傷をも防
止することができるワイパアームを得ることが目的であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のワ
イパアームは、洗浄液を供給する配管ホースが配設され
ると共に、前記配管ホースが接続され洗浄液を払拭面へ
噴出するウォッシャノズルを備えたワイパアームにおい
て、前記ワイパアームは、一対の側壁及び上壁を有して
払拭面方向に開口する断面コ字状を成し、前記一対の側
壁及び前記ウォッシャノズルには互いに嵌合し合う凹凸
部が設けられ、前記ウォッシャノズルは、前記ワイパア
ーム内部の前記一対の側壁の間に配置され、前記凹凸部
が互いに嵌合することで保持されている、ことを特徴と
している。
【0010】請求項1記載のワイパアームでは、ウォッ
シャノズルは、払拭面方向に開口する断面コ字状のワイ
パアーム内部の一対の側壁の間に配置され、凹凸部が互
いに嵌合することで保持される。このように、単に凹凸
部を互いに嵌合させるだけで取付け固定が完了するた
め、ウォッシャノズルの固定を特別な別部品を要せず容
易に行なうことができる。また、ウォッシャノズルは、
断面コ字状のワイパアームの内部に配置されるため、外
部からの見栄えが向上する。しかも、氷雪との衝突など
の外力による損傷を防止できる。
【0011】さらに、凹凸部を予め所定位置に設けるこ
とにより、ウォッシャノズルの取付位置の位置決めを行
なうことが可能になる。
【0012】請求項2に係る発明のワイパアームは、請
求項1記載のワイパアームにおいて、前記凹凸部は、互
いに嵌合した状態において前記ウォッシャノズルを前記
ワイパアームに対して回転不能に保持する非円形または
非円環形の断面形状に形成されている、ことを特徴とし
ている。
【0013】請求項2記載のワイパアームでは、凹凸部
が互いに嵌合することでウォッシャノズルがワイパアー
ムの側壁間に固定されるが、この凹凸部の形状によって
嵌合だけでウォッシャノズルはワイパアームに対して回
転不能に保持されるため、ウォッシャノズルの噴射口の
位置ズレ(噴射方向のズレ)を防止することができる。
したがって、洗浄液の着水点が振動などで意に反して変
更されてしまうことを防止できる請求項3に係る発明の
ワイパアームは、請求項1記載のワイパアームにおい
て、前記凹凸部のうち凸部はテーパ形の断面形状に形成
され、その側壁部分が前記凹部の開口周縁部分に線接触
状態で嵌合する、ことを特徴としている。
【0014】例えば、ウォッシャノズルが樹脂材によっ
て製造されている場合等においては製造過程における樹
脂材の硬化による所謂「ヒケ」などで、ワイパアームの
側壁とウォッシャノズルとの間で寸法誤差が生じ、ウォ
ッシャノズルをワイパアームに取り付けた際にウォッシ
ャノズルにガタつきを生じる恐れがある。この点、請求
項3記載のワイパアームでは、凹凸部のうち凸部はテー
パ形の断面形状に形成されその側壁部分が凹部の開口周
縁部分に線接触状態で嵌合するため、仮に前記寸法誤差
があっても、特別な部品を要せず装着するだけで側壁と
の間の(幅方向の)ウォッシャノズルのガタつきを防止
することができ、しかもこれと同時に、ウォッシャノズ
ルのワイパアーム側壁高さ方向のガタつきをも防止する
ことができる。
【0015】請求項4に係る発明のワイパアームは、請
求項1乃至請求項3の何れかに記載のワイパアームにお
いて、前記ウォッシャノズルは、前記一対の側壁の少な
くとも一方に弾性押圧状態で接触する第1弾性押圧片を
一体に有する、ことを特徴としている。
【0016】請求項4記載のワイパアームでは、一対の
側壁の少なくとも一方に弾性押圧状態で接触する第1弾
性押圧片をウォッシャノズルと一体に形成したので、仮
に前述の如き寸法誤差があっても、特別な部品を要せず
装着するだけで側壁との間のウォッシャノズルのガタつ
きを防止することができる。
【0017】請求項5に係る発明のワイパアームは、請
求項1乃至請求項4の何れかに記載のワイパアームにお
いて、前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアームの上
壁裏面に弾性押圧状態で接触する第2弾性押圧片を一体
に有する、ことを特徴としている。
【0018】請求項5記載のワイパアームでは、上壁裏
面に弾性押圧状態で接触する第2弾性押圧片をウォッシ
ャノズルと一体に形成したので、ワイパアーム側壁高さ
方向のウォッシャノズルのガタつきを防止することがで
きる。
【0019】請求項6に係る発明のワイパアームは、請
求項5記載のワイパアームにおいて、前記第2弾性押圧
片は、前記凹凸部による嵌合保持部分を軸として互いに
反対回転方向に押圧し合う一対を有する、ことを特徴と
している。
【0020】請求項6記載のワイパアームでは、凹凸部
による嵌合保持部分を軸として互いに反対回転方向に押
圧し合う一対の第2弾性押圧片をウォッシャノズルと一
体に形成したので、この一対の第2押圧片によってウォ
ッシャノズルは前記軸(凹凸部による嵌合保持部分)を
中心に回動しようとする力が釣合い、ウォッシャノズル
の回動を阻止させつつもウォッシャノズルのワイパアー
ム側壁高さ方向のガタつきをも防止することができる。
【0021】請求項7に係る発明のワイパアームは、洗
浄液を供給する配管ホースが配設されると共に、前記配
管ホースが接続され洗浄液を払拭面へ噴出するウォッシ
ャノズルを備えたワイパアームにおいて、前記ワイパア
ームは、一対の側壁及び上壁を有して払拭面方向に開口
する断面コ字状を成し、前記ウォッシャノズルは、前記
ワイパアーム内部の前記一対の側壁の間に配置され、前
記一対の側壁に接触して前記側壁との緊縛力によって保
持されている、ことを特徴としている。
【0022】請求項7記載のワイパアームでは、ウォッ
シャノズルは、払拭面方向に開口する断面コ字状のワイ
パアーム内部の一対の側壁の間に配置され、一対の側壁
に接触してこれらの側壁との緊縛力によって保持され
る。このように、単に一対の側壁の間に装着させるだけ
て取付け固定が完了するため、ウォッシャノズルの固定
を特別な別部品を要せず容易に行なうことができる。ま
た、ウォッシャノズルは、断面コ字状のワイパアームの
内部に配置されるため、外部からの見栄えが向上する。
しかも、氷雪との衝突などの外力による損傷を防止でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1の実施の形
態に係るワイパアーム10の全体構成が裏面図にて示さ
れている。また、図2にはこのワイパアーム10の主要
部分の構成が斜視図にて示されている。
【0024】ワイパアーム10は、アームヘッド12及
びリテーナ14を備えている。アームヘッド12は、そ
の一端部が、車体に設けられた回動軸としてのピボット
シャフト(図示省略)に固定されており、常にピボット
シャフトと共に回動する。アームヘッド12の裏面側一
端部には、前記ピボットシャフトの周囲を囲繞するスカ
ート部16が形成されており、また、裏面側中央部には
長手方向に沿って波状に長孔18が形成されており後述
する配管ホース46の配索用となっている。
【0025】アームヘッド12の他端部には、リテーナ
14がウインドシールドガラスに接近及び離間する方向
に所定角度回動可能に支軸Qを介して連結されている。
このリテーナ14は、一対の側壁22及び上壁24を有
してその裏面側が下方(払拭面方向)へ向けて開口する
断面コ字状に形成されている。また、リテーナ14の一
対の側壁22の長手方向中間部分には、後述する中間ウ
ォッシャノズル34に対応して、楕円形(長円形)の凹
部26が設けられており、さらに、リテーナ14の一対
の側壁22の長手方向先端部分には、同様に後述する先
端ウォッシャノズル36に対応して、楕円形(長円形)
の凹部28が設けられている。
【0026】さらに、リテーナ14とアームヘッド12
との間には、スプリング30が掛け渡されている。この
スプリング30は所謂引張りコイルスプリングとされて
おり、そのコイル部30Aがリテーナ14の断面コ字状
内に配置されて常にリテーナ14をウインドシールドガ
ラスの払拭面の方向へ付勢している。
【0027】また、リテーナ14の先端部には、リテー
ナ14と共にワイパアーム10を構成するアームピース
32がリベットまたはリテーナの一対の側壁22の一部
によって握持されるようにカシメられて固着されてい
る。アームピース32の先端部は略U字状に屈曲されて
フック(図示省略)となっており、ワイパブレードをク
リップ部材(何れも図示省略)を介して連結保持してい
る。
【0028】またさらに、上記構成のワイパアーム10
には、中間ウォッシャノズル34及び先端ウォッシャノ
ズル36が設けられている。
【0029】図2に詳細に示す如く、中間ウォッシャノ
ズル34にはその側部に凸部38が形成されており、前
述したリテーナ14の凹部26に嵌合する。すなわち、
中間ウォッシャノズル34は、リテーナ14内部の一対
の側壁22の間に配置され、凹部26に対応する楕円形
(長円形)の凸部38が嵌合することで、リテーナ14
に対して回転不能に保持された構成となっている。さら
に、中間ウォッシャノズル34にはその頂部(リテーナ
14の上壁24の側)に第2弾性押圧片としての一対の
押圧片40が一体に形成されている。これら一対の押圧
片40は、凸部38に対して互いに反対方向へ向けて延
出されており、リテーナ14の上壁24の裏面に弾性押
圧状態で接触している。これにより、凹部26及び凸部
38による中間ウォッシャノズル34の嵌合保持部分を
軸として、互いに反対回転方向に押圧し合うように構成
されている。
【0030】この中間ウォッシャノズル34は、導入ニ
ップル48から導出ニップル50に連通する本流路と、
この本流路から分岐して噴射口に連通する分流路とを有
する構成となっている。
【0031】一方、先端ウォッシャノズル36にも同様
にその側部に凸部42が形成されており、前述したリテ
ーナ14の凹部28に嵌合する。すなわち、先端ウォッ
シャノズル36は、リテーナ14内部の一対の側壁22
の間に配置され、凹部28に凸部42が嵌合すること
で、リテーナ14に対して回転不能に保持された構成と
なっている。さらに、先端ウォッシャノズル36にはそ
の頂部(リテーナ14の上壁24の側)に第2弾性押圧
片としての一対の押圧片44が一体に形成されている。
これら一対の押圧片44は、凸部42に対して互いに反
対方向へ向けて延出されており、リテーナ14の上壁2
4の裏面に弾性押圧状態で接触している。これにより、
凹部28及び凸部42による先端ウォッシャノズル36
の嵌合保持部分を軸として、互いに反対回転方向に押圧
し合うように構成されている。
【0032】以上の構成の中間ウォッシャノズル34に
は、配管ホース46の一端が連結されている。この配管
ホース46は、車体内に設けられた図示を省略したウォ
ッシャタンクにウォッシャポンプを介して接続されてお
り、ピボットシャフトの近傍に設けられた車両ボディの
ホース取出し口から車体外へ引き出され、さらに、アー
ムヘッド12の裏面側に導入され、長孔18に挟持され
て側壁22内側に沿って配設されている。さらに、側壁
22内側に沿って配設された配管ホース46は、前述し
たスプリング30のコイル部を貫通してリテーナ14先
端側に導出されて中間ウォッシャノズル34の導入ニッ
プル48に接続された構成となっている。さらに、中間
ウォッシャノズル34の導出ニップル50には補助ホー
ス52の一端が連結されており、この補助ホース52の
他端は先端ウォッシャノズル36の導入ニップル54に
接続されている。これにより、配管ホース46を介して
中間ウォッシャノズル34に洗浄液を配送することがで
きると共に、補助ホース52を介して先端ウォッシャノ
ズル36に洗浄液を配送することができる構成である。
【0033】次に本第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0034】上記構成のワイパアーム10が用いられた
ワイパ装置では、ピボットシャフトの回動に伴ってワイ
パアーム10が往復回動することにより、ワイパブレー
ドが往復回動してウインドシールドガラス面の雨滴等を
払拭する。
【0035】ここで、このワイパアーム10では、中間
ウォッシャノズル34及び先端ウォッシャノズル36が
一体に設けられているため、ワイパブレードの払拭範囲
が大きくても、中間ウォッシャノズル34及び先端ウォ
ッシャノズル36から噴出される洗浄液を、ワイパブレ
ードで払拭される目的ポイントに確実に着水させること
ができる。
【0036】またここで、このワイパアーム10では、
中間ウォッシャノズル34及び先端ウォッシャノズル3
6は、払拭面方向に開口する断面コ字状のリテーナ14
内部の一対の側壁22の間に配置され、凹部26及び凸
部38が互いに嵌合することで中間ウォッシャノズル3
4が保持されると共に、凹部28及び凸部42が互いに
嵌合することで先端ウォッシャノズル36が保持され
る。このように、単に凹部26及び凸部38、あるいは
凹部28及び凸部42を互いに嵌合させるだけで取付け
固定が完了するため、中間ウォッシャノズル34及び先
端ウォッシャノズル36の固定を特別な別部品を要せず
容易に行なうことができる。また、これらの中間ウォッ
シャノズル34及び先端ウォッシャノズル36は、断面
コ字状のリテーナ14の内部に配置されるため、外部か
らの見栄えが向上する。しかも、氷雪との衝突などの外
力による損傷を防止できる。
【0037】また、中間ウォッシャノズル34及び先端
ウォッシャノズル36は、凹部26及び凸部38、ある
いは凹部28及び凸部42が互いに嵌合することで保持
されて固定されるため、中間ウォッシャノズル34や先
端ウォッシャノズル36をリテーナ14に装着する際の
取付位置の位置決めを行なうことができる。
【0038】さらに、これらの凹部26及び凸部38あ
るいは凹部28及び凸部42は、互いに嵌合した状態に
おいて中間ウォッシャノズル34や先端ウォッシャノズ
ル36をリテーナ14に対して回転不能に保持する楕円
形(長円形)すなわち非円形または非円環形の断面形状
に形成されているため、中間ウォッシャノズル34や先
端ウォッシャノズル36の噴射口の位置ズレ(噴射方向
のズレ)を防止することができる。したがって、洗浄液
の着水点が振動などで意に反して変更されてしまうこと
を防止できる。
【0039】またさらに、中間ウォッシャノズル34
は、リテーナ14の上壁24の裏面に弾性押圧状態で接
触する一対の押圧片40を一体に有しており、また、先
端ウォッシャノズル36は同様の一対の押圧片44を一
体に有している。これら一対の押圧片40、押圧片44
は、端部にそれぞれ突起40A、あるいは突起44Aを
有しており、中間ウォッシャノズル34や先端ウォッシ
ャノズル36をリテーナ14の側壁22に取り付ける際
に、この突起40Aあるいは突起44Aが上壁24の裏
面に当接し、更に裏面に押圧すると押圧片40あるいは
押圧片44が撓んで凸部38あるいは凸部42がそれぞ
れ凹部26あるいは凹部28に嵌合する。このため、こ
れらの一対の押圧片40によって中間ウォッシャノズル
34は前記凹部26及び凸部38による嵌合保持部分を
中心に回動しようとする力が釣合い、中間ウォッシャノ
ズル34の回動を阻止させつつも中間ウォッシャノズル
34がリテーナ14高さ方向にガタつくことをも防止す
ることができる。またこれと同様に、一対の押圧片44
によって先端ウォッシャノズル36は前記凹部28及び
凸部42による嵌合保持部分を中心に回動しようとする
力が釣合い、先端ウォッシャノズル36の回動を阻止さ
せつつも先端ウォッシャノズル36がリテーナ14高さ
方向にガタつくことをも防止することができる。
【0040】このように、第1の実施の形態に係るワイ
パアーム10は、外観見栄え(デザイン性)が向上し、
しかも、リテーナ14に設けられた中間ウォッシャノズ
ル34及び先端ウォッシャノズル36の損傷をも防止す
ることができる。
【0041】なお、中間ウォッシャノズル34や先端ウ
ォッシャノズル36において、一対の押圧片40や一対
の押圧片44の一方を省略し、図3に示す如く、これに
代えて単なる突起56を設けた構成とすることもでき
る。この場合であっても、中間ウォッシャノズル34あ
るいは先端ウォッシャノズル36は、他方の押圧片40
または押圧片44によって付勢され、中間ウォッシャノ
ズル34や先端ウォッシャノズル36の回動を阻止させ
つつもリテーナ14高さ方向にガタつくことをも防止す
ることができる。
【0042】また、前述した第1の実施の形態において
は、中間ウォッシャノズル34に凸部38が形成されリ
テーナ14の側壁22に凹部26が設けられた構成とし
たが、これに限らず、中間ウォッシャノズル34に凹部
26を形成しリテーナ14の側壁22に凸部38を設け
る構成としてもよい。また、先端ウォッシャノズル36
についても、同様である。
【0043】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。
【0044】なお、前記第1の実施の形態と基本的に同
一の部品には前記第1の実施の形態と同一の符号を付与
しその説明を省略する。
【0045】図4には本発明の第2の実施の形態に係る
ワイパアーム60の主要部分の構成が斜視図にて示され
ている。
【0046】ワイパアーム60では、先端ウォッシャノ
ズル64が設けられている。先端ウォッシャノズル64
には、その頂部(リテーナ14の上壁24の側)に第2
弾性押圧片としての押圧片66が一体に形成されてい
る。この押圧片66は、先端ウォッシャノズル64の一
端側から他端側へ向けて所謂U字状に屈曲して延出され
ており、リテーナ14の上壁24の裏面に弾性押圧状態
で接触している。
【0047】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0048】上記構成のワイパアーム60においても、
中間ウォッシャノズル及び先端ウォッシャノズル64
は、前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を有す
る。特に、押圧片66を1つとしてリテーナ14の上壁
24の裏面に弾性押圧状態で接触させたので、より小型
に構成してワイパアーム60高さ方向のガタツキを防止
でき、ウォッシャノズルの配置スペースが制限された小
さなスペースに配置する場合に好適である。
【0049】次に、図5には本発明の第3の実施の形態
に係るワイパアーム70の主要部分の構成が断面図にて
示されている。
【0050】ワイパアーム70では、先端ウォッシャノ
ズル74が設けられている。先端ウォッシャノズル74
にはその側部に断面楔形状の凸部76が形成されてお
り、リテーナ14の側壁22に設けられた断面楔形状の
凹部78に嵌合する。すなわち、先端ウォッシャノズル
74は、リテーナ14内部の一対の側壁22の間に配置
され、凹部78に凸部76が嵌合することで、リテーナ
14に対して回転不能に保持された構成となっている。
【0051】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0052】上記構成のワイパアーム70においても、
中間ウォッシャノズル及び先端ウォッシャノズル74
は、前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を有す
る。特に、凸部76が断面楔形状であると共に、凹部7
8もこれに対応して断面楔形状としているので、中間ウ
ォッシャノズルまたは先端ウォッシャノズル74をリテ
ーナ14の断面コ字状の開口側から挿入する場合にこの
凸部76がリテーナ14の一対の側壁22を外方に徐々
に撓ませつつ、側壁22の縁部に引っ掛かることなく容
易に挿入でき、組付けが容易となる。
【0053】なお、前述した第3の実施の形態において
は、中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル74
に凸部76が形成されリテーナ14の側壁22に凹部7
8が設けられた構成としたが、これに限らず、図6に示
す如く中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル7
4に凹部78を形成しリテーナ14の側壁22に凸部7
6を設ける構成としてもよい。
【0054】次に、図7には本発明の第4の実施の形態
に係るワイパアーム80の主要部分の構成が斜視図にて
示されている。
【0055】ワイパアーム80では、先端ウォッシャノ
ズル84にはその側部に断面楔形状の凸部86が形成さ
れており、さらに、この凸部86に交差して案内突起8
8が形成されている。これらの凸部86と案内突起88
は全体としてT字形を成している。一方、リテーナ14
の一対の側壁22の長手方向先端部分には、先端ウォッ
シャノズル84の凸部86に対応して断面楔形状の凹部
90が設けられており、さらに、この凹部90と交差し
しかも側壁22の端部に開放され案内突起88に対応す
る案内溝92が設けられている。この案内溝92は、先
端ウォッシャノズル84の組付け方向に沿って形成され
ている。
【0056】先端ウォッシャノズル84は、案内突起8
8が案内溝92の開放端から挿入されこれに案内されな
がら組み付けられて、凹部90に凸部86が嵌合するこ
とで、リテーナ14に対して回転不能に保持された構成
となっている。
【0057】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0058】上記構成のワイパアーム80においても、
中間ウォッシャノズル及び先端84は、払拭面方向に開
口する断面コ字状のリテーナ14内部の一対の側壁22
の間に配置され、凹部90及び凸部86が互いに嵌合す
ることで保持されるため、中間ウォッシャノズル及び先
端ウォッシャノズル84の固定を特別な別部品を要せず
容易に行なうことができる。特にこの場合、中間ウォッ
シャノズル及び先端ウォッシャノズル84は、案内突起
88が案内溝92の開放端から挿入されこれに案内され
ながら組み付けられるため、組付性が一層向上する。
【0059】なお、この第4の実施の形態においても、
中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル84に凹
部90及び案内溝92を形成しリテーナ14の側壁22
に凸部86及び案内突起88を設ける構成としてもよ
い。
【0060】さらに、凹部90と案内溝92とを分離し
て設けることができる。すなわち、図8に示す如く、先
端ウォッシャノズル85の凸部86に対応してリテーナ
14の一対の側壁22に凹部91を設けると共に、この
凹部91の直近に、側壁22の端部に開放する案内スロ
ープ溝93を設ける構成としてもよい。この案内スロー
プ溝93は、凹部91(凸部86)と略同一の幅寸法に
形成されている。この場合においても、先端ウォッシャ
ノズル85は、凸部86が案内スロープ溝93の開放端
から挿入されこれに案内されながら組み付けられるた
め、組付性が一層向上する。
【0061】図9には本発明の第5の実施の形態に係る
ワイパアーム100の主要部分の構成が斜視図にて示さ
れており、図10には当該部分の断面図が示されてい
る。
【0062】ワイパアーム100では、先端ウォッシャ
ノズル104には、その側部(リテーナ14の一方の側
壁22の側)に第1弾性押圧片としての押圧片106が
一体に形成されている。この押圧片106は、先端ウォ
ッシャノズル104の頂上角部から底部側へ向けて所謂
U字状に屈曲して延出されており、リテーナ14の一方
の側壁22に弾性押圧状態で接触する。また、この押圧
片106には、前述した第3の実施の形態と同様の凸部
76が形成されており、リテーナ14の側壁22に設け
られた凹部78に嵌合する。
【0063】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0064】上記構成のワイパアーム100において
も、前述した第1の実施の形態及び第3の実施の形態と
同様の作用効果を有する。特に、中間ウォッシャノズル
や先端ウォッシャノズル104が樹脂材によって製造さ
れている場合等においては製造過程における樹脂材の硬
化による所謂「ヒケ」などで、リテーナ14の側壁22
と中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル104
との間で寸法誤差が生じ、中間ウォッシャノズルや先端
ウォッシャノズル104をリテーナ14に取り付けた際
にガタつきを生じる恐れがある。この点、本第5の実施
の形態に係るワイパアーム100では、リテーナ14の
一方の側壁22に弾性押圧状態で接触する押圧片106
を中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル104
と一体に形成したので、仮に前記寸法誤差があっても、
特別な部品を要せず装着するだけで側壁22との間のガ
タつきを防止することができる。
【0065】なお、前記第5の実施の形態においては、
中間ウォッシャノズルや先端ウォッシャノズル104の
片側にのみ押圧片106を設けた構成としたが、これに
限らず、この押圧片106を中間ウォッシャノズルや先
端ウォッシャノズル104の両側に設け、リテーナ14
の両方の側壁22に弾性押圧状態で接触するように構成
してもよい。
【0066】また、前記第5の実施の形態においては、
押圧片106に凸部76を形成した構成としたが、これ
に限らず、図11に示す先端ウォッシャノズル108の
如く、押圧片106を凸部76と分離独立して設ける構
成としてもよい。この場合であっても、この先端ウォッ
シャノズル108は、押圧片106によって付勢される
ため、ガタつきを防止することができる。
【0067】図12には本発明の第6の実施の形態に係
るワイパアーム110の主要部分の構成が断面図にて示
されている。
【0068】ワイパアーム110では、先端ウォッシャ
ノズル114は、一方の側部に、前述した第5の実施の
形態に係る先端ウォッシャノズル104と同様の押圧片
106が一体に形成されており、さらに、他方の側部に
は、凸部116が一体に形成されている。凸部116
は、円錐台形(断面がテーパー状)に形成されており、
リテーナ14の側壁22に設けられた凹部118に嵌合
する。
【0069】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0070】上記構成のワイパアーム110において
も、前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を有す
る。さらに、このワイパアーム110においては、リテ
ーナ14の一方の側壁22に押圧片106が弾性押圧状
態で接触するのみならず、凸部116が凹部118に嵌
合して凹部118の開口周縁部分が凸部116の側部1
16Aに線接触する。したがって、前述した第5の実施
の形態に係るワイパアーム100と同様に、特別な部品
を要せず装着するだけで側壁22との間の(幅方向の)
ガタつきを防止することができ、しかもこれと同時に、
先端ウォッシャノズル114のワイパアーム110の側
壁高さ方向のガタつきをも防止することができる。
【0071】次に、図13には本発明の第7の実施の形
態に係るワイパアーム120の主要部分の構成が断面図
にて示されている。
【0072】ワイパアーム120では、先端ウォッシャ
ノズル124は、リテーナ14内部の一対の側壁22の
間に配置され、一対の側壁22に接触してこの側壁22
との緊縛力によって保持されている。
【0073】なお、中間ウォッシャノズルについても同
様の構成となっており、図示及び説明を省略する。
【0074】上記構成のワイパアーム120において
も、中間ウォッシャノズル及び先端ウォッシャノズル1
24の固定を特別な別部品を要せず容易に行なうことが
できる。また、これらの中間ウォッシャノズル及び先端
ウォッシャノズル124は、断面コ字状のリテーナ14
の内部に配置されるため、外部からの見栄えが向上す
る。しかも、氷雪との衝突などの外力からの損傷を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るワイパアーム
の全体構成を示す裏面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るワイパアーム
の中間ウォッシャノズルの他の例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の他の例を示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の変形例に係るワイ
パアームの主要部分の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係るワイパアーム
の主要部分の構成を示す斜視図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るワイパアー
ムの主要部分の構成を示す断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るワイパアー
ムの主要部分の他の例を示す斜視図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係るワイパアー
ムの主要部分の構成を示す断面図である。
【図13】本発明の第7の実施の形態に係るワイパアー
ムの主要部分の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ワイパアーム 12 アームヘッド 14 リテーナ 22 側壁 24 上壁 26 凹部 28 凹部 34 中間ウォッシャノズル 36 先端ウォッシャノズル 38 凸部 40 押圧片 42 凸部 44 押圧片 46 配管ホース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を供給する配管ホースが配設され
    ると共に、前記配管ホースが接続され洗浄液を払拭面へ
    噴出するウォッシャノズルを備えたワイパアームにおい
    て、 前記ワイパアームは、一対の側壁及び上壁を有して払拭
    面方向に開口する断面コ字状を成し、 前記一対の側壁及び前記ウォッシャノズルには互いに嵌
    合し合う凹凸部が設けられ、 前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアーム内部の前記
    一対の側壁の間に配置され、前記凹凸部が互いに嵌合す
    ることで保持されている、 ことを特徴とするワイパアーム。
  2. 【請求項2】 前記凹凸部は、互いに嵌合した状態にお
    いて前記ウォッシャノズルを前記ワイパアームに対して
    回転不能に保持する非円形または非円環形の断面形状に
    形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のワイ
    パアーム。
  3. 【請求項3】 前記凹凸部のうち凸部はテーパ形の断面
    形状に形成され、その側壁部分が前記凹部の開口周縁部
    分に線接触状態で嵌合する、ことを特徴とする請求項1
    記載のワイパアーム。
  4. 【請求項4】 前記ウォッシャノズルは、前記一対の側
    壁の少なくとも一方に弾性押圧状態で接触する第1弾性
    押圧片を一体に有する、ことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3の何れかに記載のワイパアーム。
  5. 【請求項5】 前記ウォッシャノズルは、前記ワイパア
    ームの上壁裏面に弾性押圧状態で接触する第2弾性押圧
    片を一体に有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の何れかに記載のワイパアーム。
  6. 【請求項6】 前記第2弾性押圧片は、前記凹凸部によ
    る嵌合保持部分を軸として互いに反対回転方向に押圧し
    合う一対を有する、ことを特徴とする請求項5記載のワ
    イパアーム。
  7. 【請求項7】 洗浄液を供給する配管ホースが配設され
    ると共に、前記配管ホースが接続され洗浄液を払拭面へ
    噴出するウォッシャノズルを備えたワイパアームにおい
    て、 前記ワイパアームは、一対の側壁及び上壁を有して払拭
    面方向に開口する断面コ字状を成し、 前記ウォッシャノズルは、前記ワイパアーム内部の前記
    一対の側壁の間に配置され、前記一対の側壁に接触して
    前記側壁との緊縛力によって保持されている、 ことを特徴とするワイパアーム。
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