JPH0633763U - ウオッシャノズル付ワイパアーム - Google Patents
ウオッシャノズル付ワイパアームInfo
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- JPH0633763U JPH0633763U JP7124092U JP7124092U JPH0633763U JP H0633763 U JPH0633763 U JP H0633763U JP 7124092 U JP7124092 U JP 7124092U JP 7124092 U JP7124092 U JP 7124092U JP H0633763 U JPH0633763 U JP H0633763U
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- arm
- washer nozzle
- retainer
- feed pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の減少を図るとともに良好な外観を
得るウオッシャノズル付ワイパアームを提供する。 【構成】 ウオッシャノズル8にアームピース5または
リテーナ4に対して弾性嵌合する弾性嵌合部8dを設け
たウオッシャノズル付ワイパアーム1。
得るウオッシャノズル付ワイパアームを提供する。 【構成】 ウオッシャノズル8にアームピース5または
リテーナ4に対して弾性嵌合する弾性嵌合部8dを設け
たウオッシャノズル付ワイパアーム1。
Description
【0001】
この考案は、ワイパブレードで払拭面を払拭するワイパにおいてワイパブレー ドを保持するのに利用されるワイパアームに関し、特に、ウオッシャノズルを備 えたウオッシャノズル付ワイパアームに関する。
【0002】
従来、ウオッシャノズルを備えたウオッシャノズル付ワイパアームにおいて、 ウオッシャノズルはワイパアームに備えられているアームピースにビスをねじ込 ませることによって固定されており、このウオッシャノズルに対して洗浄液を送 給する送給管は、アームピース部分でこのアームピースとは別体のものでアーム ピースに固定したチューブに挿し込むことによって支持されていた。また、送給 管は、ワイパアームに備えられているリテーナ,アームヘッドの連結部分でリテ ーナ側に一端を係止したアームスプリングの他端とアームヘッド側とを連結する フックに固定したチューブに挿し込むことによって支持されていた。
【0003】
上記した従来のウオッシャノズル付ワイパアームでは、ウオッシャノズルがア ームピースにビスをねじ込ませることによって固定されているため、部品点数の 増大を避けられず、取付に必要な工数も多くなる可能性を有していた。また、ア ームピース上にビスが露出するため、外観上良好とは言い難く、雨水による錆の 発生も懸念され、これらの問題点を解決することが課題となっていた。
【0004】
この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアームは、部品点数を大幅に減少 することができるとともに外観上良好とするウオッシャノズル付ワイパアームを 提供することを目的としている。
【0005】
【0006】
この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアームは、ウオッシャノズルに、 アームピースまたはリテーナに対して弾性嵌合する弾性嵌合部を設けた構成とし たことを特徴としており、より好ましい実施態様においてリテーナに、洗浄液送 給管を保持するリテーナ側送給管保持部を設けた構成としており、さらに好まし い実施態様においてアームヘッドに洗浄液送給管を保持するアームヘッド側送給 管保持部を設けた構成としている。
【0007】
この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアームにおいて、ウオッシャノズ ルは、弾性嵌合部をアームピースまたはリテーナに対して弾性嵌合することによ ってワンタッチで取付けが行なわれる。それ故、ビス等の締付部材が不要になる 。
【0008】
図1ないし図4には、この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアームの一 実施例が示されている。
【0009】 図示するウオッシャノズル付ワイパアーム1は、基端側に丸孔状をなすピボッ トシャフト連結部2aを備えたアームヘッド2の先端側にリベットピン3を介し てリテーナ4の基端側が回動自在に連結されている。また、リテーナ4の先端側 にはアームピース5の基端側が固定されており、このアームピース5の基端側と アームヘッド2の先端側との間にはフック6を連結したアームスプリング7が係 止されている。そして、アームピース5の先端側に備えたワイパブレード装着部 5aには図示しないワイパブレードが装着されるとともに、アームピース5の中 間部分にはウオッシャノズル8が取付けられており、このウオッシャノズル8に は洗浄液を送給する洗浄液送給管9が連通接続してある。
【0010】 前記アームピース5の中間部分に位置するウオッシャノズル取付部5bには、 図1中において車体への取付状態で車体の外側に向く上面5b1から小突起状に 出っ張ったウオッシャノズル固定用突部5b2,5b2が設けられている。前記 ウオッシャノズル固定用突部5b2,5b2は、図3により明らかなように、ア ームピース5の下面5c側からのプレス加工によって成形される。
【0011】 また、前記ウオッシャノズル8には、図3により明らかなように、略水滴形状 をなし且つ若干の弾性を有する樹脂を素材として成形されたノズル本体8aの上 方寄りに、矩形に切除したアームピース挿着孔8bが設けられている。このアー ムピース挿着孔8bは、奥行寸法がアームピース5の幅寸法にほぼ等しく、高さ 寸法がアームピース5の厚さ寸法よりもわずかに大きい。アームピース挿着孔8 bの図3中の上方側に位置する天壁8cには、丸孔状をなすアームピース係止孔 8c1,8c1が設けられており、これらアームピース係止孔8c1,8c1は 、アームピース5に設けられているウオッシャノズル固定用突部5b2,5b2 の外径よりもわずかに大きい内径をなし且つ前記ウオッシャノズル固定用突部5 b2,5b2に対応させてある。
【0012】 ここで、アームピース係止孔8c1,8c1が設けられている天壁8cは、図 3中の右方側の基端側がノズル本体8aの中央部に繋がっているため、図3中の 左方側の先端側は、基端側を中心として図3中において時計方向であるアームピ ース挿着孔8bの広がり側と反時計方向であるアームピース挿着孔8bの狭まり 側とに弾性変形する。これにより、アームピース挿着孔8b、天壁8c、アーム ピース係止孔8c1,8c1からなる弾性嵌合部8dがウオッシャノズル8に設 けられている。
【0013】 ウオッシャノズル8は、弾性嵌合部8dのアームピース挿着孔8bをアームピ ース5のウオッシャノズル取付部5bに対して挿し込んでいくと、天壁8cの先 端がアームピース5のウオッシャノズル固定用突部5b2に当接したところで、 天壁8cがアームピース挿着孔8bの広がり側に弾性変形し、その後に、アーム ピース係止孔8c1がアームピース5のウオッシャノズル固定用突部5b1に係 止して天壁8cがアームピース挿着孔8bの挟まり側に弾性復帰することによっ てアームピース5にワンタッチで固定される。アームピース5に固定されたウオ ッシャノズル8には車体の外側に突出するビス等はない。
【0014】 一方、アームピース5の基端側が固定されているリテーナ4の先端側には、天 壁4aの両側縁からほぼ直角に折り曲げられた側壁4b,4bの先端側にリテー ナ側送給管保持部4b1,4b1が設けられている。リテーナ側送給管保持部4 b1,4b1は、側壁4b,4bの先端を互いに内側に向けて矩形状に延出させ たものとして成形されており、図4により明らかなように、アームピース5と側 壁4b,4bとによって形成される空間を側壁4b,4b側で仕切るため、リテ ーナ側送給管保持部4b1,4b1によって仕切られた空間内に洗浄液送給管9 を保持する機能を有する。
【0015】 リテーナ4に設けられたリテーナ側送給管保持部4b1,4b1によって洗浄 液送給管9がリテーナ4側に保持されるため、アームピース5やリテーナ4に別 部品であるチューブ等の送給管保持部材を取付ける必要はない。
【0016】 他方、リテーナ4の基端側が連結されているアームヘッド2の先端側には、二 股形状に切除したフック挿入用切欠2bが設けられており、このフック挿入用切 欠2bの両側に位置するアームヘッド先端部2c,2cの一方に、フック挿入用 切欠2b内に向けて軸状に突出したアームヘッド側送給管保持部2dが設けられ ている。
【0017】 フック挿入用切欠2bには、リベットピン3を支点としてリテーナ4およびア ームピース5を図1中の時計方向に向けてロックバックさせた際に、アームスプ リング7に連結したフック6が挿入するため、アームヘッド側送給管保持部2d は、前記フック6に接触しない突出寸法で突出して洗浄液送給管9に係止するよ うになっている。
【0018】 アームヘッド側送給管保持部2dがフック挿入用切欠2b内に突出しているた め、図2により明らかなように、アームヘッド2の基端側からの洗浄液送給管9 は、フック挿入用切欠2b内に挿入したうえでアームヘッド側送給管保持部2d によってフック挿入用切欠2d内に保持され、その後に、リテーナ4の基端寄り から先端側に引き出される。
【0019】 アームヘッド2に設けられたアームヘッド側送給管保持部2dによって洗浄液 送給管9がフック挿入用切欠2d内に保持されるため、フック6に別部品である チューブ等の送給管保持部材を取付ける必要はない。
【0020】 なお、この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアームの一実施例において は、ウオッシャノズル8をアームピース5に固定したものを例示したが、リテー ナ4の側壁4bにアームピース5のウオッシャノズル取付部5bと同様にしてウ オッシャノズル固定用突部を設けることによってリテーナ4に対してもワンタッ チで取付けを行なえる。
【0021】
以上説明してきたように、この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパアーム は、上記した構成としたことから、ウオッシャノズルをアームピースまたはリテ ーナに対してワンタッチで取付けることができるため、ビス等の締付部材を不要 とするので、部品点数の大幅な減少を図れるとともに、ビス等が車体の外側部分 に露出しないため、外観上良好となるという優れた効果を奏するものである。
【図1】この考案に係わるウオッシャノズル付ワイパア
ームの一実施例の部分破断正面図である。
ームの一実施例の部分破断正面図である。
【図2】図1に示したウオッシャノズル付ワイパアーム
の底面図である。
の底面図である。
【図3】図1に示したウオッシャノズル付ワイパアーム
においてのウオッシャノズル取付部分の断面図である。
においてのウオッシャノズル取付部分の断面図である。
【図4】図1に示したウオッシャノズル付ワイパアーム
においてのリテーナ部分の断面図である。
においてのリテーナ部分の断面図である。
1 ウオッシャノズル付ワイパアーム 2 アームヘッド 2a ピボットシャフト連結部 4 リテーナ 5 アームピース 5a ワイパブレード装着部 7 アームスプリング 8 ウオッシャノズル 8d 弾性嵌合部 9 洗浄液送給管
Claims (3)
- 【請求項1】 一端側にワイパブレード装着部を備えて
いるとともに他端側にリテーナの一端側を固定したアー
ムピースと、 他端側にアームヘッドの一端側を連結した前記リテーナ
と、 他端側にピボットシャフト連結部を備えた前記アームヘ
ッドと、 前記リテーナ側と前記アームヘッド側に係止したアーム
スプリングと、 洗浄液送給管を介して送給された洗浄液を噴出するウオ
ッシャノズルをそなえたウオッシャノズル付ワイパアー
ムにおいて、 前記ウオッシャノズルに、前記アームピースまたは前記
リテーナに対して弾性嵌合する弾性嵌合部を設けたこと
を特徴とするウオッシャノズル付ワイパアーム。 - 【請求項2】 リテーナに、洗浄液送給管を保持するリ
テーナ側送給管保持部を設けた請求項1に記載のウオッ
シャノズル付ワイパアーム。 - 【請求項3】 アームヘッドに、洗浄液送給管を保持す
るアームヘッド側送給管保持部を設けた請求項1、2の
いずれかに記載のウオッシャノズル付ワイパアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992071240U JP2573869Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ウオッシャノズル付ワイパアーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992071240U JP2573869Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ウオッシャノズル付ワイパアーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633763U true JPH0633763U (ja) | 1994-05-06 |
JP2573869Y2 JP2573869Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13454982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992071240U Expired - Lifetime JP2573869Y2 (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | ウオッシャノズル付ワイパアーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573869Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003025968A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-01-29 | Asmo Co Ltd | ワイパアーム |
JP2012106679A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Mitsuba Corp | 車両用ワイパ装置 |
JP2014501197A (ja) * | 2010-12-27 | 2014-01-20 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパ装置、特に自動車のウインドウガラス用ワイパ装置 |
JP2017210199A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | アスモ株式会社 | ワイパアーム |
US11254290B2 (en) | 2016-05-18 | 2022-02-22 | Denso Corporation | Vehicle wiper device |
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JPH03504491A (ja) * | 1987-12-09 | 1991-10-03 | ザ・ジェネラル・ホスピタル・コーポレーション | Sf‐25結腸腺腫抗原およびその抗原を認識する抗体 |
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-
1992
- 1992-10-13 JP JP1992071240U patent/JP2573869Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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