JP2003025929A - ダッシュサイドトリムの取付け構造 - Google Patents
ダッシュサイドトリムの取付け構造Info
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Abstract
させるとともに、ダッシュサイドトリムの取付け作業を
簡単にしたダッシュサイドトリムの取付け構造を提供す
る。 【解決手段】 サイドシル4の前端部から計器板1aの
側方部位にかけて立上げ形成されたダッシュサイド部5
の車室内側に、ダッシュサイド部5を覆うダッシュサイ
ドトリム7の取付ける場合、ダッシュサイド部5に自動
車1後方に突出するスタッドボルト8を立設すると共
に、スタッドボルト8が嵌合するダッシュサイドトリム
7側の取付け孔9を、ダッシュサイドトリム7を凹設す
ることによって形成した自動車1の前後方向に面する取
付け面部10に形成している。取付け孔9は、スタッド
ボルト5が嵌合する主孔9aと、主孔9aに連続して、
車室内6側に拡開開口してスタッドボルト8を主孔9a
に導入する導入孔9bとから構成して、スタッドボルト
8が主孔9aに嵌着されるように構成した。
Description
ッシュサイド部を覆うダッシュサイドトリムの取り付け
構造に関する。
7および図8に記載されたものが知られている(特開平8
-282540号公報参照)。
サイドシルbの前端部から計器板cの側方部位にかけて
立上げ形成されたダッシュサイド部dの車室内e側に、
ダッシュサイド部dを覆うダッシュサイドトリムfを取
付けて、ダッシュサイド部dを美装している。
L字型を呈して、後側部がU字型に形成されて、サイド
シルbの上部およびダッシュサイド部dの前端部に嵌合
し、前側部が平板状に形成されてダッシュサイド部dを
覆うことになる。
部の先端に車室中央側に延在する取付け片gを突設し、
取付け片gに穿設した取付け孔hに計器板cの前端下部
に存するダッシュロアパネルiに植設したスタッドボル
トjを挿通するとともに、スタッドjにグロメットkを
押込むことによって、位置決め固定している。
しないが、その裏面側に設けたクリップをダッシュサイ
ド部d側に設けたクリップ座に係合することによって、
更に確実にダッシュサイド部dに固定されている。
従来構造においては、ダッシュサイドトリムfは、スタ
ッドボルトjにグロメットkを押込むことによって、ダ
ッシュサイド部dに位置決め固定されることから、その
取付けに際して、スタッドボルトjを取付け孔hに挿通
させた後、スタッドボルトjにグロメットkを嵌め込む
作業を経て、ダッシュサイド部dに取付けられることに
なる。
ッシュサイド部dに取付けるには、スタッドボルトjを
取付け孔hに挿通する他に、スダッドボルトjにグロメ
ットkを押し込む作業が必要とすることから、グロメッ
トkを使用する分部品点数が多くなり、取付け工数も増
加させることになり、加えて、スタッドボルトjに対し
てグロメットkを押し込む作業は、計器板cの下部にお
ける狭い場所で行うことになって、取付け作業が非常に
行いにくいという課題もあった。
たもので、従来のグロメットを廃止して部品点数を減少
させるとともに、ダッシュサイドトリムの取付け作業を
簡単にしたダッシュサイドトリムの取付け構造を提供す
ることを目的としている。
するために、自動車におけるサイドシルの前端部から計
器板の側方部位にかけて立ち上げ形成されたダッシュサ
イド部の車室内側に、該ダッシュサイド部を覆うダッシ
ュサイドトリムの取付けるための取付け構造であって、
前記ダッシュサイド部に自動車後方に突出するスタッド
ボルトを立設すると共に、該スタッドボルトが嵌合する
前記ダッシュサイドトリム側の取付け孔を、前記ダッシ
ュサイドトリムを凹設することによって形成した自動車
前後方向に面する取付け面部に形成し、前記取付け孔
は、前記スタッドボルトが嵌合する主孔と、該主孔に連
続して、前記車室内側に拡開開口して前記スタッドボル
トを前記主孔に導入する導入孔とから構成して、前記ス
タッドボルトが前記取付け孔の主孔に嵌着されるように
構成している。
付け孔の主孔に嵌着することによって、従来のグロメッ
トを廃止することができ、取付け作業性の向上とともに
部品点数を減少させることができる。
を凹設して形成した前記取付け面部における前記取付け
孔の主孔側に連続して、前記自動車左右方向に面する傾
斜面を前記ダッシュサイドトリムに形成し、前記傾斜面
に前記スタッドボルトのねじ部が係合する凹凸部を形成
して構成したことから、スタッドボルトが主孔に嵌合す
る上に、傾斜面の凹凸部に係合することによってダッシ
ュサイドトリムのダッシュサイド部への固定力を増加さ
せることができる。
の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
採用した自動車におけるダッシュサイド付近をダッシュ
サイドトリムを取付けた状態で描画した斜視図、図2は
同じくダッシュサイドトリムを取外した状態で描画した
斜視図、図3は同じくダッシュサイドトリムの斜視図、
図4は図1におけるA-A断面図である。
パネル2の前方にダッシュパネル3が形成されており、
フロアパネル2の側方にはサイドシル4とサイドシル4
の側方から立ち上がって計器板1aの側方部位にかけて
形成したダッシュサイド部5がそれぞれ形成されてい
る。
5とは、その車室内6側に配置されたダッシュサイドト
リム7により覆われている。
うに、従来と同様、大略L字型を呈して、後側部7aが
U字型に形成されてサイドシル4の上部およびダッシュ
サイド部5の前端部に嵌合し、前側部7bが平板状に形
成されてダッシュサイド部5を覆っている。
特に示すように、スタッドボルト8が自動車1の後方に
突出するように立設されている。
凹三角状に凹設することによって自動車1前後方向に面
する取付け面部10と取付け面部10に連続し自動車1
の前後方向外方に傾斜する傾斜面部11が形成されてい
る。
嵌合する取付け孔9が形成されている。
に、スタッドボルト8が嵌合する略円形状の主孔9a
と、主孔9aに連続して、スタッドボルト8を主孔9a
に導入する導入孔9bとから構成している。
が括れた頸部9cと、頸部9cから車室内6側に行くに
従って拡開し先端が開口する初期導入部9dとで構成し
ている。
の先端が開口していることから、弾性的に拡径するよう
に構成されている。
ば、ダッシュサイドトリム7をダッシュサイド部5に装
着する場合、まず、ダッシュサイドトリム7におけるU
字型に形成された後端部7aの下端部をサイドシル4に
自動車1の後方から挿入した後スライドさせて、後端部
7aの上端部側をダッシュサイド部の先端部に嵌合させ
る。
1の前方側へのスライド移動が進行すると、取付け孔9
の導入孔9bにおける初期導入部9dの先端開口にスタ
ッドボルト8が対向することになる。
シュサイド部5側に押し込むと、スタッドボルト8が初
期導入部9dを経て頸部9cを挿通し、主孔9aに嵌合
されることになる。
9aの内径より若干大きくしておけば、スタッドボルト
8は、主孔9aに弾着嵌合することになって、ダッシュ
サイドトリム7はダッシュサイド部およびサイドシル4
に固定装着されることになる。この時、図4に示すよう
に、スタッドボルト8は、傾斜面部11に当接して、ダ
ッシュサイドトリム7のダッシュサイド部5への固定力
を増加させている。
実にするためには、スダッドボルト8および取付け孔9
の弾着嵌合の他に、図示はしないが、従来と同様クリッ
プによる取着構成を採るものとする。
ては、スタッドボルト8を直接取付け孔9の主孔9aに
嵌着することによって、従来のグロメットを廃止するこ
とができ、取付け作業性の向上とともに部品点数を減少
させることができる。
の形態を示しており、図5はダッシュサイドトリムの斜
視図、図6はダッシュサイドトリムをダッシュサイド部
に取付けた状態を描画した断面図である。
トリム7における傾斜面部11には、例えば螺旋溝のよ
うな凹凸部12が形成されている点、第1の実施の形態
に対して相違している。
ダッシュサイド部5に取付けた後に、スタッドボルト8
が傾斜面部11に当接した状態で、スタッドボルト8の
ねじ部8aが凹凸部12に係合することになる。
嵌合する上に、傾斜面11の凹凸部12に係合すること
によって、ダッシュサイドトリム7のダッシュサイド部
5への固定力を更に増加させることができる。
スタッドボルトを直接取付け孔の主孔に嵌着することに
よって、従来のグロメットを廃止することができ、取付
け作業性の向上とともに部品点数を減少させることがで
きる。
車におけるダッシュサイド付近をダッシュサイドトリム
を取付けた状態で描画した斜視図である。
で描画した斜視図である。
る。
シュサイドトリムの斜視図である。
ド部に取付けた状態を描画した断面図である。
ッシュサイドトリムを取外した状態で描画した斜視図で
ある。
取付けた状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車におけるサイドシルの前端部から
計器板の側方部位にかけて立ち上げ形成されたダッシュ
サイド部の車室内側に、該ダッシュサイド部を覆うダッ
シュサイドトリムの取付けるための取付け構造であっ
て、 前記ダッシュサイド部に自動車後方に突出するスタッド
ボルトを立設すると共に、該スタッドボルトが嵌合する
前記ダッシュサイドトリム側の取付け孔を、前記ダッシ
ュサイドトリムを凹設することによって形成した自動車
前後方向に面する取付け面部に形成し、前記取付け孔
は、前記スタッドボルトが嵌合する主孔と、該主孔に連
続して、前記車室内側に拡開開口して前記スタッドボル
トを前記主孔に導入する導入孔とから構成して、前記ス
タッドボルトが前記取付け孔の主孔に嵌着されるように
構成したことを特徴とするダッシュサイドトリムの取付
け構造。 - 【請求項2】 前記ダッシュサイドトリムを凹設して形
成した前記取付け面部における前記取付け孔の主孔側に
連続して、前記自動車左右方向に面する傾斜面を前記ダ
ッシュサイドトリムに形成し、前記傾斜面に前記スタッ
ドボルトのねじ部が係合する凹凸部を形成したことを特
徴とする請求項1または2記載のダッシュサイドトリム
の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001217907A JP4711555B2 (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | ダッシュサイドトリムの取付け構造 |
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Citations (6)
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-
2001
- 2001-07-18 JP JP2001217907A patent/JP4711555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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