JP2003025554A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003025554A
JP2003025554A JP2001217153A JP2001217153A JP2003025554A JP 2003025554 A JP2003025554 A JP 2003025554A JP 2001217153 A JP2001217153 A JP 2001217153A JP 2001217153 A JP2001217153 A JP 2001217153A JP 2003025554 A JP2003025554 A JP 2003025554A
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JP2001217153A
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Inventor
Hiroyuki Sawai
宏之 沢井
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク転写方式の画像形成装置に対し、所望
の高画質の画像形成を行えるようにする。 【解決手段】 中間転写ドラム52の表面に粒体送りロ
ーラ55によって粒体Aを塗布しておき、この粒体層に
向けてインクヘッド51からインク滴Bを吐出して粒体
層に受容させながら中間転写ドラム52の表面に可視画
像を形成し、この可視画像を記録媒体Pに転写する画像
形成装置に対し、粒体送りローラ55を、中間転写ドラ
ム52に対して接離移動可能とする。記録媒体Pが普通
紙や再生紙である場合には、粒体送りローラ55を中間
転写ドラム52に近接させてインク滴Bを粒体層に受容
させる画像形成動作を行う一方、記録媒体Pが光沢紙で
ある場合には、粒体送りローラ55を中間転写ドラム5
2から離隔させてインク滴Bのみを記録媒体Pに転写す
る画像形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インク滴を中間転写体上に吐出して、この中間転写体上
にインク滴による可視画像の形成を行った後、この可視
画像を記録媒体上に転写できるように構成された画像形
成装置に係る。特に、本発明は、記録媒体上に形成され
る画像の高画質化を図るための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インク滴を記録媒体(記録用
紙など)の表面に直接吐出して、この記録媒体上に画像
形成を行うインクジェット方式の画像形成装置が知られ
ている。この種の画像形成装置における一般的な画像形
成動作について以下に説明する。
【0003】図9はこの種の画像形成装置における画像
形成部の概略構成を示す側面図である。この図に示すよ
うに、この画像形成部は、搬送ローラ対a、インクヘッ
ドb、プラテンcを備えており、図示しない給紙トレイ
から取り出されて搬送ローラ対aによって搬送された記
録用紙Pをインクヘッドbに対向する位置まで搬送す
る。そして、インクヘッドbは、図示しない画像情報の
発信源(パーソナルコンピュータ等)から受信した画像
信号に応じてインク滴を記録用紙Pに向けて吐出しなが
ら主走査方向(図9における紙面に直交する方向)に往
復移動する。また、記録用紙Pは副走査方向(図9にお
ける左方向)に搬送される。このインクヘッドbの主走
査方向の移動と記録用紙Pの副走査方向の移動とが交互
に行われることにより、記録用紙Pの略全面に対して画
像形成が行われていく。
【0004】ところで、上述のような記録媒体の表面に
インク滴を直接吐出する方式の画像形成装置にあって
は、記録媒体として普通紙や再生紙などを使用した場合
に、インク滴が用紙上で滲んだり、インクの裏抜け(イ
ンクが用紙の裏面にまで浸透する状態)が生じてしまう
可能性があった。
【0005】これらの不具合を解消するものとして、例
えば特開平11−188858号公報に開示されている
インク転写方式の画像形成装置が知られている。以下、
この種の画像形成装置における画像形成動作について説
明する。
【0006】図10は、このインク転写方式の画像形成
装置における画像形成部の概略構成を示す側面図であ
る。この図に示すように、この画像形成部は、インクヘ
ッドd、中間転写ドラムe、加圧ローラfを備えてい
る。また、中間転写ドラムeの下側には、水溶性高分子
の粒体gを貯留した粒体容器hが配設されており、中間
転写ドラムeの下端部は粒体容器h内に位置している。
【0007】画像形成動作として、先ず、中間転写ドラ
ムeを回転させながら、この中間転写ドラムeの表面に
水溶性高分子の粒体gを付着させ、この中間転写ドラム
eの表面に対向配置されたブレードiにより、この粒体
gを中間転写ドラムeの表面に一定厚さで均一に塗布す
る。この状態で、インクヘッドdは受信した画像信号に
応じてインク滴jを中間転写ドラムeに向けて吐出しな
がら主走査方向に往復移動する。これにより、中間転写
ドラムeの表面に可視画像が形成される。この際、中間
転写ドラムe上に吐出されたインク滴jは、水溶性高分
子の粒体gに吸収され粘度が高くなっている。その後、
中間転写ドラムeが回転すると共に記録媒体Pが搬送さ
れることにより、中間転写ドラムe表面のインク滴jが
記録媒体Pに転写される。この転写されたインク滴j
は、上述した如く水溶性高分子の粒体gに吸収されて粘
度が高くなっているので、記録媒体Pとして普通紙や再
生紙などを使用した場合であっても、用紙上で滲んだり
裏抜けが生じることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなインク転写方式の画像形成装置にあっては、用紙
上でのインクの滲みや裏抜けは防止できるものの、普通
紙や再生紙以外の記録媒体を用いた場合には以下に述べ
る課題がある。
【0009】つまり、インクジェット専用紙、特に、写
真画質の画像形成に好適な光沢紙へ画像形成を行う場
合、本方式ではインク滴と共に上記粒体も一体的に転写
されるため、インクが記録媒体に浸透しなくなる。光沢
感のある高品位な写真画像を形成するためにはインクが
記録媒体にある程度浸透する必要がある。しかしなが
ら、上記インク転写方式の画像形成装置にあっては、イ
ンクが記録媒体に殆ど浸透しないため、形成された画像
に良好な光沢感を得ることができず、高品位な写真画像
を形成することが困難であった。
【0010】また、この種の画像形成装置によって画像
形成が行われる記録用紙としては一般に白色の記録用紙
が使用される。そして、画像の背景が白色である場合に
は、背景の領域にはインクは吐出されず、記録用紙Pの
色がそのまま背景色として利用される。
【0011】ところが、同じ白色であっても記録用紙の
種類によっては白色度が微妙に異なっており、特に、白
色の色再現性が高く要求される写真画像にあっては記録
用紙の白色度によって所望の画像(白色部分の画像)が
得られない可能性がある。
【0012】このように、従来のインク転写方式の画像
形成装置にあっては、インクの滲みや裏抜け、インクの
記録媒体への浸透不足、記録用紙の色に支配される白色
度の影響などによって所望の高画質の画像形成が行えな
い可能性があった。
【0013】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、インク転写方式の画
像形成装置に対し、所望の高画質の画像形成を行えるよ
うにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の具体的な解決手段は、インク滴吐出手段か
ら吐出されたインク滴によって表面に可視画像が形成さ
れる中間転写体と、この中間転写体の表面に上記インク
滴の粘度を高めるための粒体層を予め形成しておく粒体
供給手段とを備えた画像形成装置を前提とする。この画
像形成装置に対し、中間転写体の表面に粒体供給手段に
よって粒体層を予め形成しておき、この粒体層に向けて
インク滴吐出手段からインク滴を吐出してインク滴を粒
体層に受容させながら中間転写体の表面に可視画像を形
成し、この可視画像を記録媒体に転写する第1の画像形
成動作と、インク滴吐出手段から吐出されるインク滴を
粒体層に受容させることなしに記録媒体へ供給してこの
記録媒体上に画像形成を行う第2の画像形成動作とを切
り換え可能に構成している。
【0015】上記第1の画像形成動作にあっては、記録
媒体に転写されるインク滴は粒体層に吸収されて粘度が
高くなっているので、記録媒体として普通紙や再生紙な
どを使用した場合であっても、インクが用紙上で滲んだ
り裏抜けが生じることはない。一方、第2の画像形成動
作にあっては、記録媒体に転写されるインク滴は粒体層
に吸収されたものではないので記録媒体に良好に浸透さ
れ、記録媒体上に形成された画像に良好な光沢感を得る
ことができ、画像情報が写真画像である場合には高品位
な写真画像を得ることが可能になる。
【0016】上記画像形成動作を切り換えるための構成
として以下のものが掲げられる。先ず、粒体供給手段
を、中間転写体に対して接離可能または中間転写体の表
面への粒体の塗布及び非塗布が切り換え可能に構成する
ものである。
【0017】また、他の構成として、インク滴吐出手段
を、中間転写体に向かう方向へのインク滴の吐出動作
と、記録媒体の表面へ向かう方向へのインク滴の吐出動
作とを切り換え可能に構成するものである。
【0018】記録媒体の色に影響を受けることなく白色
背景を良好に形成可能とする手段として以下のものが掲
げられる。先ず、インク滴吐出手段から吐出されたイン
ク滴によって表面に可視画像が形成される中間転写体
と、この中間転写体の表面に上記インク滴の粘度を高め
るための粒体層を予め形成しておく粒体供給手段とを備
え、中間転写体の表面に粒体供給手段によって粒体層を
予め形成しておき、この粒体層に向けてインク滴吐出手
段からインク滴を吐出してインク滴を粒体層に受容させ
ながら中間転写体の表面に可視画像を形成し、この可視
画像を記録媒体に転写する画像形成動作を行う画像形成
装置を前提とする。この画像形成装置に対し、上記粒体
層を無色透明のものとする一方、上記インク滴吐出手段
から吐出される複数色のインクのうちの一つを白色の背
景用インクとしている。
【0019】また、これに代えて、粒体層を白色のもの
とする一方、上記インク滴吐出手段から吐出される液滴
のうちの一つを無色透明の背景用インクまたは水として
もよい。
【0020】これら特定事項により、白色の背景部分に
おいて白色背景用インク等を吐出することで、記録媒体
の色に影響を受けることなく且つ滲みや裏抜けも生じる
ことなく良好な背景画像が得られる。
【0021】また、記録媒体に転写されたインク滴を記
録媒体上に定着させるための定着手段を備えさせた場合
には、記録媒体上に転写されたインクを迅速に乾燥させ
ることができる。また、この加熱によりインク画像に光
沢を付与することも可能であり、写真画像を形成する際
に適した画像形成動作を行うことができる。
【0022】記録媒体に形成される画像の背景に背景用
インクまたは水を吐出する背景形成動作と、画像の背景
に背景用インクや水を吐出しない背景非形成動作とを選
択可能とした場合には、白色背景に高画質が要求される
場合にのみ背景に対して白色の画像を形成することにな
る。つまり、白色背景に高画質が要求されない場合(記
録媒体の白色をそのまま背景として使用することを許容
する場合)には背景用インクや水を吐出しない。このた
め、背景用インクや水を無駄に使用することなく、要求
に応じた良好な背景の画像形成を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、画像形成装置として
シリアルヘッドを備えたカラーインクジェットプリンタ
に本発明を適用した場合について説明する。
【0024】(第1実施形態) −インクジェットプリンタの全体構成の説明− 図1は、本形態に係るカラーインクジェットプリンタ1
の内部構成を示す図である。この図1に示すように、本
形態に係るインクジェットプリンタ1は、給紙部2、分
離部3、搬送部4、画像形成部5及び排出部6を備えて
いる。
【0025】給紙部2は、略鉛直方向に延びる給紙トレ
イ21及び図示しないピックアップローラを備えてお
り、印刷開始時に給紙トレイ21内の記録用紙Pをピッ
クアップローラによって取り出して分離部3に向けて搬
送するようになっている。また、上記給紙トレイ21
は、印刷を行わない際には、記録用紙Pの保管部として
機能する。
【0026】分離部3は、給紙部2から供給される記録
用紙Pを、画像形成部5に向けて一枚ずつ供給するため
のものであり、給紙ローラ31及び分離器32を備えて
いる。この分離器32では、上記ピックアップローラに
よって複数枚の記録用紙P,P,…が取り出されたとし
ても、これら複数の記録用紙P,P,…を分離し、最も
上側の一枚の記録用紙Pのみを搬送部4に送ることがで
きるようになっている。
【0027】搬送部4は、分離部3より一枚ずつ供給さ
れる記録用紙Pを、画像形成部5に向けて搬送するため
のものであり、ガイド板41及び搬送ローラ対42を備
えている。搬送ローラ対42は、記録用紙Pを画像形成
部5に送り込む際に、この記録用紙Pが適切な位置で画
像形成が行われるようにその搬送を調整する部材であ
る。
【0028】画像形成部5は、搬送部4の搬送ローラ対
42から供給される記録用紙Pへ画像形成(印刷)を行
うためのものである。この画像形成部5の構成及び画像
形成動作の詳細については後述する。
【0029】排出部6は、画像形成が行われた記録用紙
Pを回収する部分であり、記録用紙P上のインクを乾燥
させるための図示しないインク乾燥部、排出ローラ61
及び排出トレイ62を備えている。
【0030】上記の構成において、インクジェットプリ
ンタ1は、次のような動作によって印刷を行う。先ず、
図示しないコンピュータ等から画像情報に基づく印刷要
求がインクジェットプリンタ1に対してなされる。印刷
要求を受信したインクジェットプリンタ1は、給紙トレ
イ21上の記録用紙Pを、ピックアップローラによって
給紙部2より搬出する。次に、搬出された記録用紙P
は、給紙ローラ31によって分離部3を通過し、搬送部
4へと送られる。搬送部4では、搬送ローラ対42によ
って、記録用紙Pを画像形成部5へと送る。そして、画
像形成部5では、後述する画像形成動作によって記録用
紙Pへの画像形成動作が行われる。画像形成が行われた
記録用紙Pは、図示しないインク乾燥部を経て、排出ロ
ーラ61によって排出トレイ62に排出される。これに
より、記録用紙Pは印刷物としてユーザに提供されるこ
とになる。
【0031】−画像形成部5の説明− 次に、本形態の特徴部分である画像形成部5について説
明する。図2は画像形成部5の概略構成を示す側面図で
ある。この図に示すように、この画像形成部5は、イン
ク滴吐出手段としてのインクヘッド51、中間転写体と
しての中間転写ドラム52、加圧ローラ53を備えてい
る。また、中間転写ドラム52の側方には、水溶性高分
子の粒体Aを貯留した粒体容器54が配設されている。
この粒体容器54の内部には水溶性高分子の粒体Aを中
間転写ドラム52の表面に向けて搬送するための粒体供
給手段としての粒体送りローラ55が備えられている。
つまり、この粒体容器54の内部で粒体送りローラ55
が中間転写ドラム52と同期して回転することにより、
水溶性高分子の粒体Aを中間転写ドラム52の表面に一
定厚さで均一に塗布できるようになっている。
【0032】尚、上記中間転写ドラム52は、シリコー
ンゴムやブチルゴム等の粘着性を有する材料により形成
されている。また、水溶性高分子の粒体Aは、インク滴
に対して溶解または膨潤し且つインクの粘度を上昇させ
る材料で成っており、インクが水溶性である場合には粒
体Aは水溶性樹脂や高分子吸収体であることが好まし
い。具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、アラビアゴム、ポリアクリル酸等である。一
方、インクが油性である場合には粒体Aは油溶性樹脂や
油吸収性樹脂であることが好ましい。具体的には、石油
系樹脂、DCPD樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、ア
ラキド樹脂等である。
【0033】そして、本形態の特徴は、上記粒体容器5
4が移動可能であり、この移動によって粒体送りローラ
55が中間転写ドラム52に対して接離可能となってい
ることにある。つまり、図2に示すように、粒体容器5
4が中間転写ドラム52に近接する方向に移動して(図
中矢印参照)粒体送りローラ55が中間転写ドラム52
に接した状態では、粒体容器54内部の水溶性高分子の
粒体Aが粒体送りローラ55によって中間転写ドラム5
2の表面に塗布される。一方、図3に示すように、粒体
容器54が中間転写ドラム52から離れた位置に移動
(図中矢印参照)した場合には粒体送りローラ55が中
間転写ドラム52から離れ、粒体容器54内部の水溶性
高分子の粒体Aは中間転写ドラム52の表面に塗布され
ないようになっている。尚、この粒体容器54を移動可
能とする機構としては、この粒体容器54を水平方向に
延びるガイドレール上にスライド移動可能に支持してモ
ータ等の駆動源によって粒体容器54をガイドレール上
でスライド移動させる構成等が挙げられる。
【0034】次に、上述の如く構成された画像形成部5
における画像形成動作について説明する。本画像形成部
5における画像形成動作は、記録媒体が普通紙や再生紙
である場合と光沢紙である場合とで異なっている。前者
の動作が本発明でいう第1の画像形成動作であり、後者
の動作が本発明でいう第2の画像形成動作である。
【0035】先ず、記録媒体が普通紙や再生紙である場
合について説明する。この場合、図2に示すように、粒
体容器54が中間転写ドラム52に近接する方向に移動
して粒体送りローラ55が中間転写ドラム52に接した
状態となる。つまり、粒体容器54内部の水溶性高分子
の粒体Aが粒体送りローラ55によって中間転写ドラム
52の表面に塗布可能な状態となる。
【0036】この状態で、先ず、中間転写ドラム52を
回転させながら、この中間転写ドラム52の表面に水溶
性高分子の粒体Aを付着させていき、この中間転写ドラ
ム52の表面に粒体の層を一定厚さで均一に塗布する。
一方、インクヘッド51は受信した画像信号に応じてイ
ンク滴Bを中間転写ドラム52に向けて吐出しながら主
走査方向に往復移動する。これにより、中間転写ドラム
52の表面に可視画像が形成される。この際、中間転写
ドラム52に吐出されたインク滴Bは、水溶性高分子の
粒体Aに吸収され、粘度が高くなる。その後、中間転写
ドラム52が回転すると共に記録用紙Pが搬送されるこ
とにより、中間転写ドラム52の表面のインク滴Bが記
録用紙Pに転写される。この転写されたインク滴Bは、
上述した如く水溶性高分子の粒体Aに吸収されて粘度が
高くなっているので、記録用紙Pとして上記普通紙や再
生紙などを使用した場合であっても、用紙上で滲んだり
裏抜けが生じることはない。
【0037】次に、記録媒体が光沢紙である場合につい
て説明する。この場合、図3に示すように、粒体容器5
4が中間転写ドラム52から離れた位置に移動して粒体
送りローラ55が中間転写ドラム52から離れた状態と
なる。つまり、粒体容器54内部の水溶性高分子の粒体
Aは中間転写ドラム52の表面に塗布不可能な状態とな
る。
【0038】この状態で、中間転写ドラム52を回転さ
せながら、インクヘッド51は受信した画像信号に応じ
てインク滴Bを中間転写ドラム52に向けて吐出しなが
ら主走査方向に往復移動する。これにより、中間転写ド
ラム52の表面に可視画像が形成される。この際、中間
転写ドラム52の表面には粒体層は形成されていないの
で、中間転写ドラム52の表面にはインク滴Bのみによ
る可視画像が形成されている。その後、中間転写ドラム
52が回転すると共に記録用紙Pが搬送されることによ
り、中間転写ドラム52の表面のインク滴Bが記録用紙
Pに転写される。この転写されたインク滴Bは、上述し
た如く水溶性高分子の粒体に吸収されたものではないの
で、インクは記録媒体に良好に浸透され、記録媒体上に
形成された画像に良好な光沢感を得ることができ、高品
位な写真画像を形成することが可能になる。
【0039】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本形態は、画像形成部5の構成
及びその動作が上記第1実施形態のものと異なってい
る。従って、ここでは第1実施形態との相違点について
のみ説明する。
【0040】図4及び図5に示すように、本形態におけ
る画像形成部5は、粒体容器54は移動不能であって、
粒体送りローラ55が常に中間転写ドラム52に接触す
るようになっている。つまり、中間転写ドラム52の表
面には、常に水溶性高分子の粒体Aの層が一定厚さで均
一に塗布された状態となっている。
【0041】また、本形態の画像形成部5では、インク
ヘッド51が中間転写ドラム52の側方に位置している
と共に主走査方向に延びる回動軸56によって支持され
ており、この回動軸56の回動によって、図4に示すよ
うにインクヘッド51のインク吐出方向が中間転写ドラ
ム52が向かう方向となる状態と、図5に示すようにイ
ンクヘッド51のインク吐出方向が記録用紙Pに向かう
方向となる状態とで切り換えられるようになっている。
また、このようにインクヘッド51が回動する場合、そ
の回動位置によってインクノズルに作用する負圧が変化
してしまう虞がある。これを回避するために本形態では
インクヘッド51に搭載されている図示しないインクタ
ンクの位置が上下移動できるようになっている。つま
り、図4に示すようにインクノズルが水平方向を向いて
いる場合にはインクタンクを高い位置に移動させる一
方、図5に示すようにインクノズルが下方向を向いてい
る場合にはインクタンクを低い位置に移動させ、何れの
場合にもインクノズルに作用する負圧が一定に維持され
るようになっている。また、インクヘッド51のインク
吐出方向が記録用紙Pに向かう方向となった際にそのイ
ンク吐出位置に対応してプラテン57が配設されてい
る。尚、上記回動軸56の回動動作の駆動源やインクタ
ンクの昇降移動動作の駆動源としてはモータや電磁ソレ
ノイド等の手段が採用可能である。
【0042】次に、本形態における画像形成部5の画像
形成動作について説明する。本形態においても、記録媒
体が普通紙や再生紙である場合と光沢紙である場合とで
画像形成部5における画像形成動作は異なっている。
【0043】先ず、記録媒体が普通紙や再生紙である場
合について説明する。この場合、図4に示すように、イ
ンクヘッド51が回転してインク吐出方向が中間転写ド
ラム52へ向かう方向となる。つまり、水溶性高分子の
粒体Aの層が形成されている中間転写ドラム52の表面
にインク滴Bが吐出されて可視画像が形成されることに
なる。これにより、中間転写ドラム52に吐出されたイ
ンク滴Bは、水溶性高分子の粒体Aに吸収され、粘度が
高くなる。その後、中間転写ドラム52が回転すると共
に記録用紙Pが搬送されることにより、中間転写ドラム
52の表面のインク滴Bが記録用紙Pに転写される。こ
の転写されたインク滴Bは、上述した如く水溶性高分子
の粒体Aに吸収されて粘度が高くなっているので、記録
用紙Pとして上記普通紙や再生紙などを使用した場合で
あっても、用紙上で滲んだり裏抜けが生じることはな
い。
【0044】次に、記録媒体が光沢紙である場合につい
て説明する。この場合、図5に示すように、インクヘッ
ド51が回動してインク吐出方向が記録用紙Pへ向かう
鉛直下向き方向となる。つまり、インクヘッド51から
吐出されたインク滴Bが直接的に記録用紙Pへ吐出され
ることになる。この場合、記録用紙Pへ吐出されたイン
ク滴Bは、水溶性高分子の粒体Aに吸収されたものでは
ないので、インクBは記録媒体に良好に浸透され、記録
媒体上に形成された画像に良好な光沢感を得ることがで
き、高品位な写真画像を形成することが可能になる。
【0045】尚、本形態の場合においても、粒体容器5
4を移動可能とし、記録媒体が普通紙や再生紙である場
合には粒体容器54を中間転写ドラム52に近接する方
向に移動させて水溶性高分子の粒体Aを中間転写ドラム
52の表面に塗布する一方、記録媒体が光沢紙である場
合には粒体容器54を中間転写ドラム52から離れる方
向に移動させて水溶性高分子の粒体Aを中間転写ドラム
52の表面に塗布しないようにしてもよい。
【0046】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。本形態は、記録媒体上に形成さ
れる画像の背景部分に対する画像形成動作に特徴があ
る。従って、ここでは、この画像の背景部分を形成する
ための構成及び動作について主に説明する。
【0047】図6及び図7に示すように、本形態におけ
る画像形成部5は、上記第2実施形態の場合と同様に粒
体容器54は移動不能であって、粒体送りローラ55が
常に中間転写ドラム52に接触するようになっている。
つまり、中間転写ドラム52の表面には、常に粒体Aの
層が一定厚さで均一に塗布された状態となっている。そ
して、この粒体Aとしては無色透明の水溶性高分子が採
用されている。
【0048】一方、インクヘッド51に搭載されるイン
クタンクとしては、Y(イエロー),M(マゼンタ),
C(シアン),Bk(ブラック)の各インクに加えてW
(ホワイト)のインク(以下、白色インク)を貯留した
インクタンクも採用されている。この白色インクは記録
媒体P上に形成される画像の白色の背景を形成するため
のものである。つまり、画像の背景として白色が要求さ
れる場合には、この背景領域に向けてインクヘッド51
から白色インクが吐出されるようになっている。
【0049】次に、本形態における画像形成部5の画像
形成動作について説明する。
【0050】先ず、画像情報が写真画像の場合や、記録
媒体が普通紙や再生紙である場合、更には、ユーザが白
色インクによる背景画像形成を希望した場合の動作につ
いて説明する。この場合、図6に示すように、中間転写
ドラム52を回転させながら、この中間転写ドラム52
の表面に水溶性高分子の粒体Aを付着させていき、この
中間転写ドラム52の表面に粒体の層を一定厚さで均一
に塗布する。一方、インクヘッド51は受信した画像信
号に応じてインク滴Bを中間転写ドラム52に向けて吐
出しながら主走査方向に往復移動する。これにより、中
間転写ドラム52の表面に可視画像が形成される。この
際、白色背景部分には白色インク滴Wが吐出されること
になる。また、上述の場合と同様に、中間転写ドラム5
2に吐出されたインク滴Bは、水溶性高分子の粒体Aに
吸収され、粘度が高くなる。その後、中間転写ドラム5
2が回転すると共に記録用紙Pが搬送されることによ
り、中間転写ドラム52の表面のインク滴Bが記録用紙
Pに転写される。図6において斜線を付したインク滴W
及びインク画像部分Wは粒体Aに吸収された白色インク
部分を示している。
【0051】このようにして記録用紙Pに転写されたイ
ンク滴Bは、上述した如く水溶性高分子の粒体Aに吸収
されて粘度が高くなっているので、記録用紙Pとして上
記普通紙や再生紙などを使用した場合であっても、用紙
上で滲んだり裏抜けが生じることはない。これにより、
白色インク滴により形成された背景部分においても滲み
や裏抜けが生じることなく良好な画像が得られる。
【0052】一方、画像情報が文字画像の場合や、記録
媒体がインク専用紙や光沢紙である場合、更には、ユー
ザが白色インクによる背景画像形成を希望しない場合の
動作について説明する。この場合、図7に示すように、
上記の場合と同様に、中間転写ドラム52の表面に水溶
性高分子の粒体Aを付着させていき、この中間転写ドラ
ム52の表面に粒体Aの層を一定厚さで均一に塗布す
る。一方、インクヘッド51は受信した画像信号に応じ
てインク滴Bを中間転写ドラム52に向けて吐出しなが
ら主走査方向に往復移動する。これにより、中間転写ド
ラム52の表面に可視画像が形成される。この際、背景
部分には白色インク滴が吐出されることはない。また、
背景部分以外に吐出されたインク滴Bは、水溶性高分子
の粒体Aに吸収され、粘度が高くなる。その後、中間転
写ドラム52が回転すると共に記録用紙Pが搬送される
ことにより、中間転写ドラム52の表面のインク滴Bが
記録用紙Pに転写される。この転写されたインク滴B
は、上述した如く水溶性高分子の粒体Aに吸収されて粘
度が高くなっているので、記録用紙Pとして上記普通紙
や再生紙などを使用した場合であっても、用紙上で滲ん
だり裏抜けが生じることはない。これにより、白色イン
ク滴により形成された背景部分においても滲みや裏抜け
が生じることなく良好な画像が得られる。
【0053】尚、本形態では、粒体Aとしては無色透明
の水溶性高分子を採用し、且つ背景を形成するインクと
して白色インクを採用した。本発明は、これに限らず、
粒体Aとしては白色の水溶性高分子を採用し、且つ背景
を形成するインクとして透明インクを採用してもよい。
また、この透明インクに代えて水を採用してもよい。
【0054】(第4実施形態)次に、本発明の第4実施
形態について説明する。本形態は、上述した第3実施形
態の変形例である。従って、ここでは第3実施形態との
相違点についてのみ説明する。
【0055】図8に示すように、本形態における画像形
成部5は、記録媒体の排出側に定着手段としての定着ロ
ーラ7を備えている。この定着ローラ7は、内部にヒー
タ71を備えており、このヒータ71の熱を利用して記
録媒体P上のインクを早期乾燥させるためのものであ
る。また、この定着ローラ7に対向してピンチローラ7
2が配設されており、このピンチローラ72と定着ロー
ラ7との間で記録媒体Pを搬送しながら、この記録媒体
P上のインクを加熱して早期乾燥させることができるよ
うになっている。
【0056】本形態における記録媒体P上へのインク滴
の吐出動作は上述した第3実施形態の場合と同様であ
る。本形態の特徴とする動作として、中間転写ドラム5
2からインクBが転写された記録媒体Pは、定着ローラ
7を通過することによりその表面が加熱され、インクB
が乾燥される。また、この加熱及び加圧により、インク
Bは記録媒体Pに浸透され、これに伴ってインク画像に
光沢を付与することが可能である。このため、写真画像
を形成する際に適した画像形成動作を行うことができ
る。
【0057】−その他の実施形態− 上述した各実施形態ではシリアルヘッドを備えたカラー
インクジェットプリンタに本発明を適用した場合につい
て説明した。本発明はこれに限るものではなく、ライン
ヘッドを備えたカラーインクジェットプリンタに適用す
ることも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明では、インク転写
方式の画像形成装置に対し、インク滴を粒体層に受容さ
せながら中間転写体の表面に可視画像を形成し、この可
視画像を記録媒体に転写する動作と、インク滴を粒体層
に受容させることなしに記録媒体へ供給してこの記録媒
体上に画像形成を行う動作とを切り換え可能としてい
る。このため、前者の動作にあっては、記録媒体として
普通紙や再生紙などを使用した場合であっても、インク
が用紙上で滲んだり裏抜けが生じることはない。一方、
後者の動作にあっては、インクが記録媒体に良好に浸透
され、記録媒体上に形成された画像に良好な光沢感を得
ることができ、画像情報が写真画像である場合には高品
位な写真画像を得ることが可能になる。このように、記
録媒体の種類に応じて適切な画像形成動作を行うことが
でき高品質な画像を形成することができる。
【0059】また、粒体層を無色透明のものとする一
方、インク滴吐出手段から吐出される複数色のインクの
うちの一つを白色の背景用インクとしたり、粒体層を白
色のものとする一方、インク滴吐出手段から吐出される
液滴のうちの一つを無色透明の背景用インクまたは水と
した場合には、白色の背景部分に対して、記録媒体の色
に影響を受けることなく且つ滲みや裏抜けも生じること
なく良好な背景画像を得ることができる。
【0060】更に、記録媒体に転写されたインク滴を記
録媒体上に定着させるための定着手段を備えさせた場合
には、記録媒体上に転写されたインクを迅速に乾燥させ
ることができ、且つインク画像に光沢を付与することも
可能であり、写真画像を形成する際に適した画像形成動
作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーインクジェットプリンタの内部構成を示
す図である。
【図2】第1実施形態において普通紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図3】第1実施形態において光沢紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図4】第2実施形態において普通紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図5】第2実施形態において光沢紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図6】第3実施形態において普通紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図7】第3実施形態において光沢紙を使用した場合の
画像形成動作を示す画像形成部の側面図である。
【図8】第4実施形態における画像形成動作を示す画像
形成部の側面図である。
【図9】インク滴を記録媒体表面に直接吐出する方式の
画像形成動作を説明するための画像形成部の側面図であ
る。
【図10】従来のインク転写方式の画像形成動作を説明
するための画像形成部の側面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ(画像形成装置) 51 インクヘッド(インク滴吐出手段) 52 中間転写ドラム(中間転写体) 55 粒体送りローラ(粒体供給手段) 7 定着ローラ(定着手段) P 記録用紙(記録媒体) A 粒体 B インク滴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴吐出手段から吐出されたインク
    滴によって表面に可視画像が形成される中間転写体と、
    この中間転写体の表面に上記インク滴の粘度を高めるた
    めの粒体層を予め形成しておく粒体供給手段とを備えた
    画像形成装置において、 上記中間転写体の表面に粒体供給手段によって粒体層を
    予め形成しておき、この粒体層に向けてインク滴吐出手
    段からインク滴を吐出してインク滴を粒体層に受容させ
    ながら中間転写体の表面に可視画像を形成し、この可視
    画像を記録媒体に転写する第1の画像形成動作と、イン
    ク滴吐出手段から吐出されるインク滴を粒体層に受容さ
    せることなしに記録媒体へ供給してこの記録媒体上に画
    像形成を行う第2の画像形成動作とが切り換え可能に構
    成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 粒体供給手段は、中間転写体に対して接離可能または中
    間転写体の表面への粒体の塗布及び非塗布が切り換え可
    能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像形成装置に
    おいて、 インク滴吐出手段は、中間転写体に向かう方向へのイン
    ク滴の吐出動作と、記録媒体の表面へ向かう方向へのイ
    ンク滴の吐出動作とが切り換え可能に構成されているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 インク滴吐出手段から吐出されたインク
    滴によって表面に可視画像が形成される中間転写体と、
    この中間転写体の表面に上記インク滴の粘度を高めるた
    めの粒体層を予め形成しておく粒体供給手段とを備え、
    中間転写体の表面に粒体供給手段によって粒体層を予め
    形成しておき、この粒体層に向けてインク滴吐出手段か
    らインク滴を吐出してインク滴を粒体層に受容させなが
    ら中間転写体の表面に可視画像を形成し、この可視画像
    を記録媒体に転写する画像形成動作を行う画像形成装置
    において、 上記粒体層は無色透明である一方、 上記インク滴吐出手段から吐出される複数色のインクの
    うちの一つは白色の背景用インクであることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 インク滴吐出手段から吐出されたインク
    滴によって表面に可視画像が形成される中間転写体と、
    この中間転写体の表面に上記インク滴の粘度を高めるた
    めの粒体層を予め形成しておく粒体供給手段とを備え、
    中間転写体の表面に粒体供給手段によって粒体層を予め
    形成しておき、この粒体層に向けてインク滴吐出手段か
    らインク滴を吐出してインク滴を粒体層に受容させなが
    ら中間転写体の表面に可視画像を形成し、この可視画像
    を記録媒体に転写する画像形成動作を行う画像形成装置
    において、 上記粒体層は白色である一方、 上記インク滴吐出手段から吐出される液滴のうちの一つ
    は無色透明の背景用インクまたは水であることを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の画像形成装置に
    おいて、 記録媒体に転写されたインク滴を記録媒体上に定着させ
    るための定着手段を備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5記載の画像形成装置に
    おいて、 記録媒体に形成される画像の背景に背景用インクまたは
    水を吐出する背景形成動作と、画像の背景に背景用イン
    クや水を吐出しない背景非形成動作とが選択可能に構成
    されていることを特徴とする画像形成装置。
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