JP2003025244A - ねじ締め機 - Google Patents

ねじ締め機

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JP2003025244A
JP2003025244A JP2002032413A JP2002032413A JP2003025244A JP 2003025244 A JP2003025244 A JP 2003025244A JP 2002032413 A JP2002032413 A JP 2002032413A JP 2002032413 A JP2002032413 A JP 2002032413A JP 2003025244 A JP2003025244 A JP 2003025244A
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clutch spring
ball
output shaft
screw
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Kensho Kikuchi
憲昭 菊池
Hajime Kikuchi
一 菊池
Masateru Futayada
正輝 二矢田
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE10220726A priority patent/DE10220726B4/de
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/0064Means for adjusting screwing depth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワンウェイクラッチが空転し、クラッチスプ
リングとボールとが当接した際に、クラッチスプリング
が塑性変形や断線することを抑制するねじ締め機を提供
する。 【解決手段】 動力を伝達する駆動軸部材4と、軸方向
移動可能な出力軸部材7と、出力軸部材7と駆動軸部材
4間とを離隔させる押圧手段15と、駆動軸部材4と出
力軸部材7の間に、一方の軸部材7に固定され、かつ他
方の部材4に出力軸部材7の移動に応じて係止可能なク
ラッチスプリング6と、駆動軸部材4と出力軸部材7間
のワンウェイクラッチ16と、他方の軸部材4に設けら
れた貫通孔4a内に軸部材4の半径方向に移動可能に保
持され、軸部材4外周上に突出可能でクラッチスプリン
グ6の端部6aと当接可能なボール9を軸部材4の外周
上に突出させる手段13とを有するねじ締め機で、電動
機が逆回転である際に、クラッチスプリング6とボール
9との当接を解除する手段6b、4bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井や壁等に使用
される石膏ボード等にねじ締め作業を行う際に用いられ
るねじ締め機(主に電動スクリュードライバ)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電動スクリュードライバ等のねじ締め機
は、主に石膏ボード等の被締付材料を対象に使用され
る。このねじ締め機は、ねじ締め作業の場合、ねじ締め
の深さ位置を一定の深さにする必要があるため、本体の
一部に軸方向移動調節可能なストッパを設け、ねじ締め
作業中にストッパが被締結部材に当接する位置まで本体
が移動すると、クラッチの遮断動作を行うねじ締め深さ
の調節機構が設けられている。一方、逆回転時のねじ緩
め作業の場合、ワンウェイクラッチにより動力が伝達さ
れる機構が設けられている。
【0003】従来のねじ締め機の一例である特開平8−
267367号公報に開示されているねじ締め機を図1
を用いて以下説明する。
【0004】図1において、ねじ締め機のハウジング2
の先端にはストッパスリーブ3がねじ嵌合し取付けられ
ている。ハウジング2に対してストッパスリーブ3を回
転させることにより、ストッパスリーブ3とハウジング
2との相対距離を調節することができ、これによりねじ
送り距離(ねじ締込み深さ)が調節可能となる。
【0005】ハウジング2内では電動機(図示省略)の
出力軸に取付けられたピニオン19が駆動軸部材4の外
周に設けられたギヤ5と噛み合っており、駆動軸部材4
とギヤ5とは回転方向に一体であるため、ギヤ5を介し
てモータの回転が駆動軸部材4に伝達される。
【0006】圧縮ばねであるクラッチスプリング6は図
2に示すように左巻きで、上方端部と下方端部が軸方向
に延びた形状をしている。
【0007】係合ボール18を有し、係合ボール18に
よってビット10を一体回転可能に収納する出力軸部材
7は、メタル部8によって回動及び軸方向移動可能に支
持されると共にビット10側への移動位置が規制されて
いる。また、出力軸部材7は駆動軸部材4の駆動軸側ス
リーブ4a内に保持されたワンウェイクラッチ16内に
位置する部分を持ち、出力軸部材7はワンウェイクラッ
チ16内を軸方向移動可能であると共に、ワンウェイク
ラッチ16の作用によってワンウェイクラッチ16に対
して一方向(ねじ締め方向)にのみ回動可能となってい
る。
【0008】ストッパスリーブ3の駆動軸部材4側端部
には、回転不能かつ軸方向移動可能に設けられ、圧縮ば
ね11によりストッパスリーブ3側に常時付勢されたロ
ック部材12が当接しており、通常時にはストッパスリ
ーブ3とロック部材12の当接部に両者に対して互いに
噛み合うよう設けられた凹凸状の爪部が係合している。
従って、ストッパスリーブ3の爪部とロック部材12の
爪部とが噛み合っている状態では、ストッパスリーブ3
はハウジング2に対して回転不能であり、軸方向位置が
固定されている。なお、ねじ締込み深さの調整は、操作
者がロック部材12を圧縮ばね11に抗して駆動軸部材
4側に摺動させ、ストッパスリーブ3とロック部材12
の爪部との係合を解除した状態でハウジング2に対して
ストッパスリーブ3を回転させることにより行うことが
できる。
【0009】出力軸部材7の反ビット10側端部には駆
動軸部材4内に軸方向移動可能に設けられた傘状部材1
3が当接されており、この傘状部材13の外周のテーパ
ー部13aには駆動軸側スリーブ4aに設けられた貫通
孔4b内に半径方向に移動可能に設けられたボール9が
当接しており、また傘状部材13はスプリング15によ
って常時出力軸部材7側に押圧されている。
【0010】図1に示す状態では、ビット10及び出力
軸部材7は傘状部材13を介してスプリング15の押圧
力により、図示下方に移動し、ビット10先端部はスト
ッパスリーブ3先端よりも突出した状態にある。
【0011】この状態からねじ締め作業を開始すること
により、ビット10及び出力軸部材7は傘状部材13を
介してスプリング15の押圧力に抗しながら図示上方に
軸方向移動する。
【0012】このようにビット10及び出力軸部材7が
軸方向に移動すると、出力軸部材7から離れるに従って
徐々に外径寸法が小さくなるよう傾斜した傘状部材13
のテーパー部13aによって、テーパー部13aに当接
しているボール9は駆動軸側スリーブ4a外周に突出す
る。
【0013】なお、出力軸部材7には駆動軸側スリーブ
4aとほぼ同寸法の外径を有する出力軸側スリーブ7a
が設けられており、この出力軸側スリーブ7aには、出
力軸側スリーブ7a及び駆動軸側スリーブ4a外周上に
位置するクラッチスプリング6の一端部を固定する固定
部14a及びクラッチスプリング6端面と当接しクラッ
チスプリング6の軸方向の位置を規制する出力軸側スリ
ーブ7a外周上にに突出した突出部14bが設けられて
いる。また、クラッチスプリング6の固定部14aに固
定される端部は図2及び図3に示すように折り曲げられ
ており、これによって軸方向移動不能に取付けられてい
る。
【0014】クラッチスプリング6の駆動軸部材4側の
端部6aは自由端となっており、ビット10及び出力軸
部材7が軸方向に移動する際には連動して軸方向に移動
する。
【0015】ねじ締め付け作業時には、ビット10及び
出力軸部材7がスプリング15に抗して軸方向移動する
と、クラッチスプリング6の駆動軸部材4側の端部6a
は出力軸部材7に連動して軸方向移動し、ボール9の外
周上に位置する。このビット10及び出力軸部材7の移
動と共に傘状部材13が軸方向移動し、傘状部材13の
テーパー部13aの作用によってボール9は駆動軸側ス
リーブ4aの外周上に突出する。このため、クラッチス
プリング6の駆動軸部材4側の端部6aとボール9とは
回転方向に当接可能となり、モータの回転力がギヤ5、
駆動軸部材4、ボール9を介してクラッチスプリング6
に伝達される。
【0016】クラッチスプリング6はモータが正回転で
ある時には、外径寸法を小さくするよう変形し、駆動軸
側スリーブ7a外周及び出力軸側スリーブ4a外周上に
巻き付き、両者部材を一体に回転させるよう働き、これ
によって駆動軸部材4の回転力がクラッチスプリング6
を介して出力軸部材7に伝達され、ビット10が回転し
てねじ締め作業が行われる。
【0017】なお、ねじ締め付け作業が進むと、ストッ
パスリーブ13の端面が被締付部材に当接するが、その
ねじが締めつけられるに伴って、ビット10及び出力軸
部材7はスプリング15の押圧力によってビット10先
端側に軸方向移動する。ビット10及び出力軸部材7が
ビット10先端側に所定量移動した際に傘状部材13の
テーパー部13aに当接し駆動軸側スリーブ4a外周上
に突出していたボール9が突出しなくなる。これによっ
てクラッチスプリング6の駆動軸側スリーブ4a外周上
及び出力軸側スリーブ7a外周上への巻き付きが解除さ
れ、出力軸部材7及びビット10の回転伝達が遮断さ
れ、ねじ締め作業が終了する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
ねじ締め機は、ねじ締め作業を行う電動機が正回転時の
際には、上記したようにボール9とクラッチスプリング
6の端部6aが駆動軸部材4の回転方向において当接
し、これによってクラッチスプリング6が内径を小さく
するよう変形して駆動軸部材4と出力軸部材7を一体的
に回転させるように働き、駆動軸部材4の回転力が出力
軸部材7及びビット10に伝達されるものであるが、ね
じ緩め作業を行う電動機が逆回転時の際には、ワンウェ
イクラッチ16を介して駆動軸部材4の回転力が出力軸
部材7及びビット10に伝達するものであるが、このワ
ンウェイクラッチ16が空転してしまった場合、出力軸
部材7がスプリング15の押圧力に抗する方向に移動し
た状態にあると、図4に示すようにクラッチスプリング
6の端部6aとボール9とが当接してしまう。この場
合、ボール9の衝突によりクラッチスプリング6が受け
る荷重方向は矢印方向となり、このため図5に示すよう
にクラッチスプリング6が内径が広がる方向に変形して
しまい、クラッチスプリング6が短時間で塑性変形や断
線し、ねじ締め機が正常な動作を行うことができなくな
る、もしくは使用不能となってしまうという欠点があっ
た。
【0019】なお、ワンウェイクラッチ16は、電動機
の回転開始と同時にワンウェイクラッチ16に対して出
力軸部材7が軸方向に移動すると空転する傾向がある。
【0020】上記したようにねじ緩め作業時にワンウェ
イクラッチ16が空転し、クラッチスプリング6の端部
6aとボール9とが当接してしまうと、クラッチスプリ
ング6はハウジング2内において空間がある方向に広が
るよう変形し、これによって軸方向の寸法が小さくなる
ことで、クラッチスプリング6の端部6aとボール9と
の当接が解除されるようになるが、このように端部6a
とボール9との当接が解除されるまでには、過大なトル
クが必要となるため、クラッチスプリング6が短時間で
塑性変形や断線し、ねじ締め機が正常な動作を行うこと
ができなくなるもしくは使用不能となってしまうもので
あった。
【0021】本発明の目的は、上記欠点を解消し、ねじ
緩め作業時にワンウェイクラッチが空転し、クラッチス
プリングの端部とボールとが当接した際に、クラッチス
プリングが塑性変形や断線することを抑制する長寿命な
ねじ締め機を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電動機が逆
回転である際に、クラッチスプリングとボールとの当接
を解除する解除手段を設けることに達成される。
【0023】また、電動機が逆回転である際に、クラッ
チスプリングとボールとが当接する側のクラッチスプリ
ングの端部に傾斜面を設けることにより達成される。
【0024】また、電動機が逆回転である際に、クラッ
チスプリングとボールとが当接した際に、ボールがクラ
ッチスプリングの一部を固定する固定側の軸部材から離
れるように移動可能な形状とした貫通孔を設けることに
より達成される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明ねじ締め機を構成するクラ
ッチスプリングの一実施形態を図7及び図8を用いて以
下説明する。
【0026】図7及び図8に示すクラッチスプリング6
は端部6aを変形させることにより、端部6aに傾斜面
6bを設けた構成をしたものであり、このクラッチスプ
リング6を図1に示すねじ締め機に採用することによ
り、逆回転時にクラッチスプリング6の端部6aとボー
ル9とが当接した際のクラッチスプリング6の半径方向
が広がる方向に変形する変形量を大幅に低減することが
できる。これは逆回転時にクラッチスプリング6の端部
6aとボール9とが当接する際には、端部6aの傾斜面
6bとボール9とが接触するため、ボール9と端部6a
との回転方向の衝突力を軸方向(ボール9と端部6aと
の当接を解除する方向)に分散することができ、クラッ
チスプリング6が若干量広がる方向に変形した後に、ク
ラッチスプリング6の軸方向寸法が小さくなるよう変形
するため、クラッチスプリング6の端部6aとボール9
との当接が解除される。このため、従来のクラッチスプ
リング6に比べクラッチスプリング6に加わる変形量を
約1/5に低下させることが可能となり、クラッチスプ
リング6自体はボール9との接触時に変形するものの変
形量は塑性変形領域までに及ばず、クラッチスプリング
6の寿命を向上させることができるようになった。
【0027】なお、従来のねじ締め機では、電動機が逆
回転であるねじ緩め作業時にワンウェイクラッチ16が
空転してしまった場合、クラッチスプリング6の端部6
aとボール9との当接によって、図5に示すようにハウ
ジング2内壁に当接するまでクラッチスプリング6が半
径方向に広がるよう変形してしまうものであったが、本
発明ねじ締め機によれば、ねじ緩め作業時にワンウェイ
クラッチ16が空転しクラッチスプリング6の端部6a
とボール9とが当接してしまっても、クラッチスプリン
グ6は半径方向に広がるよう若干量変形するが、クラッ
チスプリング6の端部6aに設けられた傾斜面6bの存
在によってクラッチスプリング6の端部6aとボール9
との当接が解除されるため、ハウジング2内壁に当接す
るまでクラッチスプリング6が半径方向に広がるよう変
形することを抑制することができる。
【0028】なお、図に示すようにクラッチスプリング
6の端部6aに設けられる傾斜面6bは、端部6a先端
側に向かうに従ってクラッチスプリング6の巻き方向に
相反する方向に傾斜するよう形成されているものであ
る。
【0029】次に本発明ねじ締め機を構成するクラッチ
スプリングの他の実施形態を図9及び図10を用いて以
下説明する。
【0030】図9及び図10に示すクラッチスプリング
6は、端部6aの片側のみに傾斜面6bを形成した構成
をしたものである。なお、傾斜面6bが設けられる側は
電動機が逆回転でワンウェイクラッチ16が空転した際
にボール9と当接する側であり、この傾斜面6bは従来
のクラッチスプリング6に切削作業を加える等により形
成される。このような構成とすることにより、図7及び
図8に示す上記クラッチスプリング6と同様に逆回転時
にボール9とクラッチスプリング6の端部6aとが当接
した際にクラッチスプリング6が変形する変形量を抑制
することができるようになる。また、図7及び図8に示
すクラッチスプリング6では端部6a自体を傾斜させる
ことにより傾斜面6bを設けたものであるが、正回転時
にクラッチスプリング6の端部6aとボール9との係合
及び離脱が不安定となり易いものであるが、本実施形態
では図9及び図10に示すように片側のみに傾斜面6b
を設けた構成とすることにより、このような問題点を解
消することができるものである。
【0031】更にクラッチスプリング6の他の実施形態
を図11及び図12に示す。図11及び図12に示すク
ラッチスプリング6は、図7及び図8に示す実施形態と
同様にクラッチスプリング6の端部6aがクラッチスプ
リング6の巻き方向に相反する方向に傾斜する傾斜面6
bを有していると共に、断面形状が図12に示すように
コイル半径方向に対して短長な偏平状の構成をしたもの
であるが、このような構成であっても図7及び図8に示
す実施形態と同様の作用効果を奏し得ることができるも
のである。なお、本実施形態のクラッチスプリング6
は、半径方向に広がる方向に変形した際に斜面部6bの
作用によって軸方向の寸法が若干小さくなると、薄いク
ラッチスプリング6の端部6aがボール9球面の上方を
通過するため、クラッチスプリング6の端部6aにおけ
る離脱に要する移動距離が短縮し、クラッチスプリング
6の変軽量を低減することが可能となる。なお、本実施
形態のクラッチスプリング6は端部6aを押し潰すこと
により形成されるものであり、容易に形成することがで
きるものである。
【0032】更にクラッチスプリング6の他の実施形態
を図13及び図14に示す。図13及び図14に示すク
ラッチスプリング6は、端部6aのクラッチスプリング
6の回転方向における片側のみの断面形状をコイル半径
方向に対して短長な偏平状に形成すると共に、偏平状部
分に傾斜面6bを形成した構成をしたものである。この
ような構成とすることにより、上記図11及び図12に
示す実施形態と同様の効果を奏し得ると共に、正回転時
にボール9と当接する側については従来のクラッチスプ
リング6と同様な当接力を得ることができるものであ
る。
【0033】なお、上記図7及び図8に示す実施形態の
構成に、上記図9〜図14に示す実施形態のいずれかの
構成を加えた構成とすることも可能であり、この場合に
は更にクラッチスプリング6の変形量を低下させること
ができるものである。
【0034】次に本発明ねじ締め機を構成する駆動軸部
材の一実施形態を図15及び図16を用いて説明する。
【0035】本実施形態は、出力軸部材7及びビット1
0をスプリング15の押圧力に抗して軸方向移動させた
際に、出力軸部材7とスプリング15との間に設けられ
た傘状部材13のテーパー部13aによって駆動軸部材
4の半径方向に移動し、駆動軸部材4の駆動側スリーブ
4a外周上に突出するボール9を保持する駆動軸部材4
の駆動側スリーブ4aに設けられた貫通孔4bの形状を
工夫することにより、電動機が逆回転でワンウェイクラ
ッチ16が空転した際にクラッチスプリング6の端部6
aとボール9とが当接した場合に端部6aとボール9と
の当接が解除するようにしたものである。
【0036】図15に示すように駆動側スリーブ4aに
設けられたボール9を保持する貫通孔4bには、図4に
示すように従来から存在する形状に加えてボール9が出
力軸部材7から離れるように移動可能となるように形成
された逃げ孔部4cが形成されている。
【0037】上記逃げ孔部4cの存在によって貫通孔4
bは、駆動軸部材4の逆回転方向に相反する方向に傾斜
し、かつ出力軸部材7から離れる方向に延びた形状をし
ている。
【0038】このような構成をした駆動軸部材4を図1
に示すねじ締め機に採用すると、ねじ締め作業を行う正
回転時には、ボール9が貫通孔4b内において従来のね
じ締め機と同様の箇所に位置し、クラッチスプリング6
の端部6aと当接するため、従来のねじ締め機と同様に
ねじ締め作業を行うことができるものである。なお、駆
動軸部材4の回転による遠心力によってボール9は傘状
部材13のテーパー部13a上を駆け上がり、ボール9
は貫通孔4b内において従来のねじ締め機と同様の箇所
に位置するものである。
【0039】ねじ緩め作業を行う逆回転時にワンウェイ
クラッチ16が空転し、クラッチスプリング6の端部6
aとボール9とが当接した場合には、ボール9は貫通孔
4b内において逃げ孔部4aを背にした状態でクラッチ
スプリング6の端部6aと当接することになるが、ボー
ル9はクラッチスプリング6の端部6aとの当接によっ
て逃げ孔部4c内に位置するよう移動する。このため、
ボール9はクラッチスプリング6の端部6aから離れる
ように移動するため、クラッチスプリング6の端部6a
は先端部付近でボール9と当接することになるため、出
力軸部材7に対して駆動軸部材4が1回転すると1コイ
ルの寸法分だけクラッチスプリング6は軸方向の寸法が
小さくなるため、クラッチスプリング6は半径方向に広
がるように若干変形すると共にクラッチスプリング6の
端部6aとボール9との当接が解除されるようになり、
クラッチスプリング6の変形量を小さくすることがで
き、クラッチスプリング6が塑性変形や断線してしまう
ことを抑制することができる。
【0040】また、上記したようにボール9はクラッチ
スプリング6の端部6aから離れるように移動すること
により、ボール9が当接する傘状部材13のテーパー部
13aの箇所が変わるため、ボール9が駆動側スリーブ
4aの外周に突出する量が小さくなり、これによって、
図16に示すようにボール9はクラッチスプリング6の
端部6aの半径方向内側で当接するようになるため、ク
ラッチスプリング6の端部6aはボール9を乗り越える
ようになり、更にクラッチスプリング6に加わるトルク
を小さくすることができる。
【0041】また、クラッチスプリング6の端部6aと
ボール9との互いの当接箇所は駆動軸部材4の回転方向
において傾斜した形状となっている場合には、よりクラ
ッチスプリング6の端部6aはボール9を乗り越えるよ
うになるため、更にクラッチスプリング6に加わるトル
クを小さくすることができる。
【0042】なお、上記実施形態では、ボール9が貫通
孔4b内において逃げ孔部4c内に位置する際には、ボ
ール9が駆動側スリーブ4a外周に若干量突出する構成
としたが、ボール9が逃げ孔部4c内に位置する際には
駆動側スリーブ4a外周より突出しない構成とすること
も可能であり、この場合には逆回転時にクラッチスプリ
ング6の端部6aにボール9が当接することを確実に防
止することができるものである。
【0043】また、上記実施形態では、ボール9が貫通
孔4b内において逃げ孔部4c内に位置する際には、ボ
ール9がクラッチスプリング6の端部6aと若干量当接
可能な構成となっているが、ボール9が逃げ孔部4c内
に位置する際にはボール9がクラッチスプリング6の端
部6aと一切当接しない寸法関係とすることも可能であ
る。
【0044】次に本発明ねじ締め機を構成する駆動軸部
材の他の実施形態を図17及び図18に示す。
【0045】上記図15に示す実施形態では、貫通孔4
bの逃げ孔部4cの影響のため、ねじ締め作業を行う正
回転時には、クラッチスプリング6の端部6aとボール
9との係合時の安定性が低下し、ねじ締込みの深さ調整
にばらつきが生じてしまう傾向が見受けられた。図17
及び図18に示す実施形態では、この点を考慮し、貫通
孔4bの形状を更に工夫することにより、ねじ締め作業
を行う正回転時におけるボール9の位置を安定させ、ね
じ締込みの深さ調整にばらつきが生じてしまうことを抑
制するようにしたものである。
【0046】図17に示す実施形態の貫通孔4bは図に
示すようにほぼL字形の形状をしている。貫通孔4bに
は、図4に示すように従来から存在する形状に加えてボ
ール9が出力軸部材7から離れるように移動可能となる
よう逃げ孔部4cが形成されていると共に、駆動軸部材
4の正回転方向に相反する方向に延びた正回転時用収納
孔部4dが設けられている。
【0047】このような構成とすることによって、逆回
転時には図15及び図16で示した実施形態と同様の作
用効果を奏し得ることができると共に、正回転時にはボ
ール9が正回転時用収納孔部4d内に位置した状態でク
ラッチスプリング6の端部6aと当接するため、ボール
9がクラッチスプリング6から離れるように移動するこ
とはなく、図15及び図16に示す実施形態の構成に比
べて、正回転時におけるボール9の位置を安定させるこ
とができる。
【0048】図18に示す実施形態の貫通孔4bは、駆
動軸部材4の正回転方向に相反する方向に延びた正回転
時用収納孔部4dを有し、図17に示す実施形態と同様
にほぼL字形の形状をしてると共に、回転時用収納孔部
4dが出力軸部材7から離れるように傾斜した形状をし
ている。
【0049】このような構成とすることによって、図1
7に示す実施形態と同様の作用効果を奏し得ることがで
きるものである。
【0050】なお、上記図7〜図14に示す実施形態の
いずれかあるいは複数の構成と、図15〜図18に示す
実施形態のいずれかの構成とを兼ね備えた構成とするこ
とによって、電動機が逆回転でワンウェイクラッチ16
が空転した際にクラッチスプリング6が広がる方向に変
形してしまう変軽量をより小さくすることができるよう
になり、クラッチスプリング6が塑性変形や断線してし
まうことをより抑制することができるものである。特に
図15〜図18に示す実施形態のいずれかの構成に加え
て、図11もしくは図13に示す構成を採用した場合に
は、逆回転時にワンウェイクラッチ16が空転してしま
った場合にクラッチスプリング6の端部6aとボール9
とが当接することをより解除することができるものであ
る。
【0051】なお、上記実施形態では、出力軸部材7の
軸方向移動に連動してボール9を駆動側部材4aの半径
方向に移動させる手段として、出力軸部材7端部とスプ
リング15との間に位置する傘状部材13を用いたが、
本発明は傘状部材13を有さない構成で有っても良く、
例えば出力軸部材7自身にボール9を駆動側部材4aの
半径方向に移動させる機能を設けた構成としても良い。
【0052】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、電動機
が逆回転である際に、クラッチスプリングの端部とボー
ルとの当接を解除する解除手段を設けたことにより、ク
ラッチスプリングが塑性変形や断線しない状態でクラッ
チスプリングの端部とボールとの当接を解除することが
できるようになり、長寿命なねじ締め機を提供すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のねじ締め機の一例を示す要部拡大断面
図。
【図2】ねじ締め機に使用される従来のクラッチスプリ
ングの一例を示す斜視図。
【図3】図2のクラッチスプリングを出力軸部材に固定
した状態を示す斜視図。
【図4】従来の駆動軸部材の一例を示す一部要部図。
【図5】従来のねじ締め機の一動作状態を示す説明図。
【図6】従来のねじ締め機の一動作状態を示す要部拡大
断面図。
【図7】本発明ねじ締め機を構成するクラッチスプリン
グの一実施形態を示す斜視図。
【図8】図7のクラッチスプリングの要部拡大図。
【図9】本発明ねじ締め機を構成するクラッチスプリン
グの他の実施形態を示す斜視図。
【図10】図9のクラッチスプリングの要部拡大図。
【図11】本発明ねじ締め機を構成するクラッチスプリ
ングの他の実施形態を示す斜視図。
【図12】図11のクラッチスプリングの要部拡大図。
【図13】本発明ねじ締め機を構成するクラッチスプリ
ングの他の実施形態を示す斜視図。
【図14】図13のクラッチスプリングの要部拡大図。
【図15】本発明ねじ締め機を構成する駆動軸部材の一
実施形態を一部省略図。
【図16】本発明ねじ締め機の一実施形態を示す要部拡
大断面図。
【図17】本発明ねじ締め機を構成する駆動軸部材の他
の実施形態を一部省略図。
【図18】本発明ねじ締め機を構成する駆動軸部材の他
の実施形態を一部省略図。
【符号の説明】
1はねじ締め機、2はハウジング、3はストッパスリー
ブ、4は駆動軸部材、4aは駆動側スリーブ、4bは貫
通孔、4cは逃げ孔部、5はギヤ、6はクラッチスプリ
ング、6aはクラッチスプリングの端部、7は出力軸部
材、7aは出力側スリーブ、8はメタル部材、9はボー
ル、10はビット、11は圧縮ばね、12はロック部
材、13は傘状部材、13aはテーパー部、14aは固
定部、14bは突出部、15はスプリング、16はワン
ウェイクラッチ、18は係合ボールである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能な電動機と、該電動機から
    の動力を伝達する駆動軸部材と、該駆動軸部材に設けら
    れた円筒状部と、ビットを保持し、軸方向に移動可能に
    支持された出力軸部材と、該出力軸部材に設けられた円
    筒状部と、前記出力軸部材と前記駆動軸部材間とを互い
    に離間させるように作用する押圧手段と、前記駆動軸部
    材と前記出力軸部材の同軸上に、各々の円筒状部にまた
    がってコイル状に配設され、前記出力軸部材及び前記駆
    動軸部材のどちらか一方の部材に一部が固定され、かつ
    他方の部材に前記出力軸部材の移動に応じて係止可能な
    クラッチスプリングと、前記駆動軸部材と前記出力軸部
    材間に配されたワンウェイクラッチと、前記他方の部材
    に設けられた貫通孔内に該他方の部材の半径方向に移動
    可能に保持され、該他方の部材の円筒状部外周上に突出
    可能で前記クラッチスプリングの端部と当接可能なボー
    ルと、前記押圧手段に抗する前記出力軸部材の軸方向移
    動に連動して、前記ボールを前記他方の部材の円筒状部
    外周上に突出させる手段とを有し、前記電動機が正回転
    である際には前記クラッチスプリングを介して前記駆動
    軸部材の回転力が前記出力軸部材に伝達され、ねじの締
    付け作業が可能であると共に、前記電動機が逆回転であ
    る際には前記ワンウェイクラッチを介して前記駆動軸部
    材の回転力が前記出力軸部材に伝達され、ねじの緩め作
    業が可能なねじ締め機であって、前記電動機が逆回転で
    ある際に、前記クラッチスプリングと前記ボールとの当
    接を解除する解除手段を設けたことを特徴とするねじ締
    め機。
  2. 【請求項2】 前記解除手段は、前記電動機が逆回転で
    ある際に、前記クラッチスプリングと前記ボールとが当
    接する側の前記クラッチスプリングの端部に設けられた
    傾斜面であることを特徴とする請求項1記載のねじ締め
    機。
  3. 【請求項3】 前記傾斜面は、機械加工により形成され
    ることを特徴とする請求項2記載のねじ締め機。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面は、前記クラッチスプリング
    の端部を変形させることにより形成されることを特徴と
    する請求項2記載のねじ締め機。
  5. 【請求項5】 前記解除手段は、前記電動機が逆回転で
    ある際に、前記クラッチスプリングと前記ボールとが当
    接した際に、前記ボールが前記クラッチスプリングの一
    部を固定する固定側の軸部材から離れるように移動可能
    な形状とした貫通孔であることを特徴とする請求項1記
    載のねじ締め機。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔は、前記軸方向に対して傾斜
    した逃げ孔部を有することを特徴とする請求項5記載の
    ねじ締め機。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔は、ほぼL字形状に形成され
    ていることを特徴とする請求項6記載のねじ締め機。
  8. 【請求項8】 前記貫通穴の前記逃げ孔部内に前記ボー
    ルが位置する際には、前記ボールは前記軸部材外周より
    突出しないことを特徴とする請求項6あるいは請求項7
    記載のねじ締め機。
  9. 【請求項9】 前記解除手段は、前記電動機が逆回転で
    ある際に、前記クラッチスプリングと前記ボールとが当
    接する側の前記クラッチスプリングの端部に設けられた
    傾斜面と、前記電動機が逆回転である際に、前記クラッ
    チスプリングと前記ボールとが当接した際に、前記ボー
    ルが前記クラッチスプリングの一部を固定する固定側の
    軸部材から離れるように移動可能な形状とした貫通孔と
    を有することを特徴とする請求項1記載のねじ締め機。
  10. 【請求項10】 前記クラッチスプリングの端部は、前
    記クラッチスプリングの半径方向に対して短長な偏平状
    に形成されていることを特徴とする請求項8記載のねじ
    締め機。
  11. 【請求項11】 前記クラッチスプリングの一部を固定
    する軸部材は出力軸部材であり、前記ボールを保持する
    前記貫通孔を有する軸部材は駆動軸部材であることを特
    徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項記載のね
    じ締め機。
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