JP3046280B2 - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JP3046280B2
JP3046280B2 JP10238414A JP23841498A JP3046280B2 JP 3046280 B2 JP3046280 B2 JP 3046280B2 JP 10238414 A JP10238414 A JP 10238414A JP 23841498 A JP23841498 A JP 23841498A JP 3046280 B2 JP3046280 B2 JP 3046280B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や一般産業
機器等におけるベルト式の伝動装置に用いられるオート
テンショナに関し、特に張力付与動作に対するダンピン
グ力を発生するためのダンピング部材の軽量化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートテンショナは、例えば特
公昭62−2182号公報に記載されているように、自
動車エンジンのベルト式補機駆動装置等において、ベル
トに張力を付与する一方、その張力付与動作をダンピン
グすることでベルトの振動(ばたつき)を抑えて安定し
たトルク伝達を行わせるために用いられる。
【0003】具体的には、上記オートテンショナは、図
9〜図11に示すように、固定側に固定される固定部材
Aと、この固定部材Aの軸部aに外嵌合されたボス部b
において回動可能に支持された回動部材Bと、この回動
部材のボス部b周りに配置されているとともに、一方の
タングcが固定部材Aに係止されている一方、他方のタ
ング(図示せず)が回動部材Bに係止されていて、捩り
トルクにより固定部材Aに対し回動部材Bを図外のプー
リがベルトを押圧する方向に回動付勢する捩りコイルば
ねCと、この捩りコイルばねCの捩りトルクの反力を受
けて回動部材Bの回動時にボス部bとの間に摺動抵抗を
発生し、この摺動抵抗により回動部材Bの回動をダンピ
ングするスプリングサポートDとを備えている。
【0004】従来のオートテンショナでは、上記スプリ
ングサポートDは、ダンピングの発生作用と、組付け易
さとを両立させるために、回動部材Bのボス部bに外嵌
合される両端開口の円筒状をなす摺接部dと、この摺接
部dの一方の開口端(図9及び図11の下方の開口端)
の外周に半径方向外方に突出するように設けられた外周
円形状のフランジ部eとからなっている。機能的には、
摺接部dがダンピングに関与しており、フランジ部e
は、ダンピングに伴う連れ回りを防止するために捩りコ
イルばねCに軸方向に押圧されて固定部材Aにスプリン
グサポートDを回動不能に固定させる。また、上記オー
トテンショナの組立時には、固定部材Aにスプリングサ
ポートD及び捩りコイルばねCを順に配置した後、固定
部材Aの軸部aとスプリングサポートDの摺接部dとの
間の半径方向の隙間に回動部材Bのボス部bを嵌挿す
る。このとき、フランジ部eが固定部材Aの周壁に当接
してスプリングサポートDのセンタ位置がずれないの
で、ボス部bによる摺接部dの破損は防止される。ま
た、摺接部dが円筒状をなしているので、回動中心周り
の如何なる回転位置に配置されても一定のダンピング発
生作用が営まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車エン
ジンにおけるベルト式補機駆動装置を始め、上記オート
テンショナが広く用いられるようになるに伴い、オート
テンショナに対し種々の要求が寄せられている。そのう
ちの1つとして、軽量化とそれによるコストダウンがあ
り、したがって、上記スプリングサポートDにも不要部
分を切除して軽量化を図ることが強く求められている。
【0006】しかしながら、上述したように、スプリン
グサポートDの形状はその果たすべき機能に拠ってお
り、したがって、スプリングサポートDの軽量化は容易
であるとはいい難い。
【0007】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その主な目的は、捩りコイルばねの捩りトルクの
反力によりスプリングサポートの摺接部を回動部材のボ
ス部に押し付けて該回動部材の回動時に摺動抵抗を発生
させることで回動部材の回動をダンピングするようにし
たオートテンショナにおいて、摺動抵抗の発生メカニズ
ムを解明する一方、スプリングサポートの形状に見直し
を加えることで、ダンピング発生機能と組付け易さとを
両立させつつ、スプリングサポートの不要部分を切除し
てオートテンショナの軽量化及びコストダウンを図れる
ようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、捩りコイルばねが捩りトルクの反力
でスプリングサポートの摺接部を押圧して回動部材のボ
ス部に押し付ける際、スプリングサポートの摺接部にお
ける周方向の一部分のみが押圧されることに着目し、そ
の部分とは周方向の反対側の部分を切除することで、ス
プリングサポートの軽量化を図るようにした。
【0009】その際に、フランジ部の外周に3つ以上の
当接片を設け、そのうちの1つに設けた係合部を固定部
材の係止部に係合させることで、上記摺接部の周方向の
位置決めを行えるようにした。さらに、上記当接片によ
りセンタ位置決め機能が維持されることから、周方向に
相隣る当接片間の各部分の外周側も切除するようにし
た。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、軸部
と、この軸部周りに設けられた周壁と、係止部とを有し
ていて、固定側に固定される固定部材と、この固定部材
の軸部にその先端側から回動可能に外嵌合されるボス部
を有するとともに、ベルトを押圧するためのプーリを有
していて、上記ボス部において固定部材に回動可能に支
持された回動部材と、この回動部材のボス部周りに配置
されていて内周面がボス部外周面に摺接可能な摺接部を
有するとともに、この摺接部の外周に半径方向に突出す
るように周設されたフランジ部を有するダンピング部材
と、このダンピング部材の摺接部周りに配置されている
とともに、一方のタングが固定部材の係止部に周方向の
移動が規制されるように係止されている一方、他方のタ
ングが回動部材に周方向の移動が規制されるように係止
されていて、捩りトルクにより固定部材に対し回動部材
をプーリがベルトを押圧する方向に回動付勢しかつ上記
捩りトルクの反力により上記摺接部を半径方向内方に押
圧する捩りコイルばねとを備えたオートテンショナが前
提である。
【0011】そして、上記ダンピング部材のフランジ部
の外周には、各々、半径方向外方に向かって突出するよ
うに形成されていてそれら各突出端がそれぞれ上記固定
部材の周壁内周面半径方向に当接して該ダンピング部
材のセンタ位置決めを行う少なくとも3つの当接片が設
けられており、その上で、上記フランジ部は、周方向に
相隣る当接片間の各部分の外周側がそれぞれ切除された
状態に形成されているものとする。一方、上記ダンピン
グ部材の摺接部は、上記捩りコイルばねの捩りトルクの
反力により押圧される側とは周方向の反対側の部分が切
除された状態に形成されており、これに対し、上記フラ
ンジ部の有する上記少なくとも3つの当接片のうちの
つの当接片には、上記固定部材の係止部に周方向の移動
が規制されるように係合して上記摺接部の周方向の位置
決めを行う係合部が設けられているものとする。
【0012】上記の構成において、回動部材は、捩りコ
イルばねの捩りトルクにより、プーリがベルトを押圧す
る方向に常時回動付勢されている。この回動部材は、ベ
ルト張力が減少したときにはプーリがベルトを押圧する
方向に回動し、一方、ベルト張力が増加したときには捩
りコイルばねの付勢方向とは逆の方向に捩りトルクに抗
して回動する。そして、この捩りトルクの反力により半
径方向内方に押圧されることで、ダンピング部材の摺接
部は回動部材のボス部に常時押し付けられている。よっ
て、上記回動部材の回動に伴い、ダンピング部材の摺接
部と回動部材のボス部との間に摺動抵抗が発生し、この
摺動抵抗により回動部材の回動はダンピングされること
となる。
【0013】このとき、上記ダンピング部材の摺接部
は、その周方向の一部分が切除された状態となっている
ものの、その部分は、上記捩りトルクの反力により押圧
される側とは周方向の反対側であるのでそのような押圧
を受けることはなく、よって上記摺接部によるダンピン
グ機能は従来の場合と同様に発揮される。
【0014】一方、上記オートテンショナの組立時に
は、上記摺接部の周方向の位置決めは、フランジ部の1
つの当接片の係合部が固定部材の係止部に係合すること
で行われる。また、ダンピング部材のセンタ位置決め
は、フランジ部の3つの当接片が固定部材の周壁に当接
することで行われる。よって、ダンピング発生作用と組
付け易さとを両立させつつ、ダンピング部材の不要部分
を切除して該ダンピング部材の軽量化が図れるようにな
る。
【0015】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、捩りコイルばねが、コイル径を拡大させる方
向の捩りトルクにより回動部材を回動付勢するように設
定されている場合に、ダンピング部材の摺接部は、上記
捩りコイルばねの固定部材側タングの位置から該捩りコ
イルばねの巻き方向に少なくとも180〜360°の範
囲の部分が切除された状態に形成されているものとす
る。
【0016】上記の構成において、回動部材は、捩りコ
イルばねのコイル径が拡大する方向の捩りトルクにより
回動付勢される。このとき、捩りコイルばねは、固定部
材側タングを支点とする捩りトルクの反力によってダン
ピング部材の摺接部を押圧する。つまり、ダンピング部
材は、捩りコイルばねの固定部材側タングの位置から該
捩りコイルばねの巻き方向に最大で0〜180°の範囲
の部分が上記捩りトルクの反力による押圧を受けること
になる。よって、ダンピング部材の摺接部は、捩りコイ
ルばねの捩りトルクの反力を適正に受けて回動部材のボ
ス部との間で摺動抵抗を発生する。
【0017】請求項3の発明では、上記請求項2の発明
において、ダンピング部材の摺接部は、捩りコイルばね
の固定部材側タングの位置から該捩りコイルばねの巻き
方向に少なくとも0〜120°の範囲に亘って捩りコイ
ルばねと回動部材のボス部との間に介在するように設け
られているものとする。
【0018】上記の構成において、捩りコイルばねが、
固定部材側タングを支点とする捩りトルクの反力により
ダンピング部材の摺接部を押圧する際、この摺接部は捩
りコイルばねの固定部材側タングの位置から該捩りコイ
ルばねの巻き方向に少なくとも0〜120°の範囲にお
いて上記捩りトルクの反力を受けることになる。これに
より、上記請求項2の発明での作用は効率よく営まれる
ようになる。
【0019】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、捩りコイルばねが固定部材及び回動部材
間に軸方向に圧縮されて介装されるものである場合に、
ダンピング部材のフランジ部の有する上記少なくとも
つの当接片のうちの少なくとも2つの当片は、上記捩
りコイルばねの軸方向の押圧を受けて上記固定部材にダ
ンピング部材を回動不能に固定するように設けられてい
るものとする。その上で、上記ダンピング部材のフラン
ジ部は、周方向に相隣る当接片間の部分のうち、摺接部
の切除部分に対応する部分が切除された状態に形成され
ているものとする。
【0020】上記の構成において、オートテンショナの
組立時に、ダンピング部材が捩りコイルばねにより固定
部材に回動不能に固定される際、上記捩りコイルばね
は、ダンピング部材のフランジ部の少なくとも2つの当
接片を軸方向に押圧し、このことでダンピング部材は固
定される。よって、摺接部の切除部分に対応するフラン
ジ部の当接片間の部分が切除された状態であるにも拘わ
らず、ダンピング部材は捩りコイルばねにより適正に固
定される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0022】(実施形態1) 図4及び図5は、本発明の実施形態1に係るオートテン
ショナの全体構成を示しており、このオートテンショナ
は、例えば、自動車エンジンに取り付けられて該エンジ
ンの出力軸により複数のエンジン補機を1本のベルトを
介して駆動するサーペンタインレイアウトに用いられ
る。
【0023】上記オートテンショナは、基本構成とし
て、軸部1aを有していて自動車エンジンに固定される
固定部材1と、軸部1aに回動可能に外嵌合されたボス
部2aを有するとともに、ボス部2aの回動軸心Pと平
行な軸心Qの回りに回転可能なプーリ2bを有してい
て、ボス部2aにおいて固定部材1に回動可能に支持さ
れた回動部材2と、この回動部材2のボス部2a外周に
配置されているとともに、一方のタング3a(以下、固
定側タング3aという)が固定部材1に係止されている
一方、他方のタング3b(以下、回動側タング3aとい
う)が回動部材2に係止されていて、捩りトルクにより
固定部材1に対し回動部材2をプーリ2bがベルトを押
圧する方向(図4の反時計回り方向)に回動付勢する捩
りコイルばね3とを備えている。捩りコイルばね3は、
コイル径が拡大する方向の捩りトルクにより回動付勢す
るように設定されているとともに、両部材1,2間に軸
方向に圧縮されて介装されている。
【0024】上記回動部材2のボス部2a周りには、ダ
ンピング部材としての樹脂製のスプリングサポート4が
配置されている。このスプリングサポート4は、ボス部
2a及び捩りコイルばね3間に周方向に延びるように介
装されていて該捩りコイルばね3の捩りトルクの反力に
より半径方向内方に押圧されてボス部2aに押し付けら
れる摺接部4aと、この摺接部4aの図5の下端外周に
半径方向外方に突出するように設けられていて捩りコイ
ルばね3に軸方向に押圧されて固定部材1に該スプリン
グサポート4を回動不能に固定するフランジ部4bとを
有する。摺接部4aの内周には、各々、軸方向に延びる
ように設けられた複数条の溝4c,4c,…が周方向に
等ピッチに配置されている。
【0025】上記固定部材1の軸部1aと回動部材2の
ボス部2aとの半径方向の間には、スプリングサポート
4とは別のダンピング部材である円筒状の同じく樹脂製
のインサートベアリング5が介装されている。このイン
サートベアリング5は、軸部1aに回動不能に固定され
ていて、ボス部2aの内周面に摺接するように設けられ
ている。
【0026】詳しく説明すると、上記固定部材1は、ア
ルミ合金等の金属からなっていて、図5の上側が開口さ
れた有底円筒状のカップ部1bを有しており、このカッ
プ部1bの外周には、該固定部材1をエンジン側に固定
するための複数の取付片1c,1c,…が半径方向外方
に突出するように設けられている。また、カップ部1b
の周壁には、該周壁を半径方向に貫通する係止部として
の係止孔1dが設けられている。上記軸部1aは、カッ
プ部1bの底壁中央から回動軸心Pに沿って同図の上側
に延びるように設けられている。この軸部1aの外周面
は、先端に向かって漸次小径となる断面テーパ状に形成
されている。また、軸部1aには、軸方向に延びる図外
のキー溝が設けられている。
【0027】上記インサートベアリング5の内外周面
は、共に軸部1aの先端側が僅かながら小径となる断面
テーパ状に形成されている。図示は省略するが、インサ
ートベアリング5の内周における周方向の一部には、上
述した固定部材1の軸部1aのキー溝に係入して該イン
サートベアリング5を固定部材1の側に回止めするキー
部が回動軸心Pに沿って延びるように設けられている。
【0028】上記回動部材2は、固定部材1の場合と同
様にアルミ合金等の金属からなっていて、図5の下側が
開口されかつその開口部が固定部材1のカップ部1bの
開口部と対向するように配置されたカップ部2cと、こ
のカップ部2cの外周に半径方向外方に向かって突出す
るように設けられたアーム部2dとを有する。上記ボス
部2aは、カップ部2cの底壁中央から回動軸心Pに沿
って同図の下側に延びるように設けられていて、上記イ
ンサートベアリング5を介して固定部材1の軸部1aに
回動可能に外嵌合されている。
【0029】上記ボス部2aの図5の上側には、金属か
らなる円板状のプレート部材6が回動部材2の抜止めの
ために配置されており、このプレート部材6は上記軸部
1aの先端に止着されている。プレート部材6とボス部
2aの端面との軸方向の間には、樹脂製のスラストワッ
シャ7が介装されている。さらに、上記カップ部2cの
周壁には、該周壁を半径方向に貫通する係止孔2eが設
けられている。一方、上記プーリ2bは、アーム部2d
先端に一体回動するように設けられている。つまり、ア
ーム部2dの先端には軸部8がプーリ2bの軸心Qに沿
って突設されており、この軸部8においてプーリ2bは
図外のボールベアリングを介し軸心Q回りに回転可能に
取り付けられている。
【0030】上記捩りコイルばね3は、スプリングサポ
ート4の摺接部4aに外嵌合された状態に配置されてい
る。また、捩りコイルばね3のコイル部は円筒状をなし
ていて右巻きとされており、固定側タング3a及び回動
側タング3bの何れもがコイル部から半径方向外方に向
かって突出する形状とされている。そして、これらタン
グ3a,3bがそれぞれの係止孔1d、2eを半径方向
に貫通した状態で固定部材1及び回動部材2間に介装さ
れている。つまり、固定部材1の係止孔1dにおける捩
りコイルばね3の固定側タング3aを支点として、該捩
りコイルばね3の回動側タング3bが回動部材2の係止
孔2eに対し上記付勢方向の捩りトルクをそれぞれ加え
ている。そして、捩りコイルばね3の捩りトルクの固定
側タング3aを支点とする反力により、スプリングサポ
ート4の摺接部4aが押圧されて回動部材2のボス部2
aに押し付けられており、さらに、ボス部2aも押圧さ
れてインサートベアリング5に押し付けられている。
【0031】そして、本実施形態では、上記スプリング
サポート4の摺接部4aは、図1〜図3に示すように、
捩りコイルばね3の捩りトルクの反力により押圧される
側とは周方向の反対側(図1の下側)の部分が切除され
た状態に形成されている。具体的には、上記摺接部4a
は、捩りコイルばね3の固定側タング3aの位置から該
捩りコイルばね3の巻き方向(同図の反時計回り方向)
に180〜360°の範囲の部分が軸方向に亘って切除
されている。換言すると、摺接部4aは、捩りコイルば
ね3の固定側タング3aの位置から捩りコイルばね3の
巻き方向に0〜180°の範囲に亘って捩りコイルばね
3と回動部材2のボス部2aとの間に介在するように設
けられている。
【0032】また、上記スプリングサポート4のフラン
ジ部4bの外周には、固定部材1のカップ部1bの周壁
に当接して該スプリングサポート4のセンタ位置決めを
行う3つの当接片14a,14b,14cが周方向に略
120°ずつずれて設けられている。そして、フランジ
部4bは、各々、周方向に相隣る当接片14a,14
b、14b,14c及び14c,14a間の各部分の外
周側が切除された状態に形成されている。これら当接片
14a〜14cのうちの2つは、摺接部4aの周方向両
端部に対応して配置されていて、残りの1つは摺接部4
aの周方向中央部に対応して配置されている。周方向両
端部に対応する当接片14a,14cは、それぞれ周方
向中央部の当接片14bから120°の角度の位置まで
周方向に沿って延びるように設けられている。
【0033】また、上記摺接部4aの周方向両端部に位
置する2つの当接片14a,14cは、各々、捩りコイ
ルばね3に軸方向に押圧されて固定部材1にスプリング
サポート4を回動不能に固定するように設けられてい
る。具体的には、摺接部4aの周方向一端部側(図1の
右端部側)の当接片14aには捩りコイルばね3の固定
側タング3aが圧接しており、周方向他端部側の当接片
14c上には捩りコイルばね3の軸方向の押圧を受ける
受圧部15が設けられていて、この当接片14cには、
捩りコイルばね3の固定側タング3aの位置から該捩り
コイルばね3の巻き方向(同図の反時計回り方向)に1
80°の部分が圧接するようになされている。
【0034】さらに、上記周方向一端部側の当接片14
aには、固定部材1の係止孔1dに係合して摺接部4a
の周方向における位置決めを行う係合部16が設けられ
ている。具体的には、この係合部16は、当接片14a
の外周に半径方向外方に突出するように形成されてい
る。
【0035】また、本実施形態では、上記スプリングサ
ポート4のフランジ部4bは、周方向に相隣る当接片1
4a,14b、14b,14c及び14c,14a間の
各部分のうち、摺接部4aの切除部分に対応する当接片
14c,14a間の部分が半径方向に亘って切除された
状態に形成されている。
【0036】以上のようにされたオートテンショナにお
けるスプリングサポート4の作用について説明する。
【0037】先ず、ダンピング機能について説明する。
上記のオートテンショナにおいて、回動部材2は、捩り
コイルばね3の捩りトルクによりプーリ2bがベルトを
押圧する方向に回動付勢されている。この回動部材2
は、ベルト張力が減少したときには、プーリ2bがベル
トを押圧する方向に回動し、一方、ベルト張力が増加し
たときには、捩りコイルばね3の付勢方向とは逆の方向
に上記捩りトルクに抗して回動する。そして、この捩り
トルクの反力を受けて、スプリングサポート4の摺接部
4aは回動部材2のボス部2aに常時押し付けられてい
る。よって、回動部材2の回動に伴い、スプリングサポ
ート4の摺接部4aと回動部材2のボス部2aとの間に
摺動抵抗が発生し、この摺動抵抗により回動部材2の回
動はダンピングされることとなる。
【0038】このとき、上記捩りコイルばね3は、固定
側タング3aを支点とする捩りトルクの反力によりスプ
リングサポート4の摺接部4aを半径方向内方に押圧す
る。つまり、スプリングサポート4は、捩りコイルばね
3の固定側タング3aの位置から該捩りコイルばね3の
巻き方向に最大で0〜180°の範囲の部分が上記捩り
トルクを受けることになる。よって、スプリングサポー
ト4の摺接部4aの周方向の一部分が切除されているも
のの、その切除部分は、固定側タング3aの位置から捩
りコイルばね3の巻き方向に180〜360°の範囲で
あって上記捩りトルクの反力を受ける側とは周方向の反
対側であるので該捩りトルクの反力は受けず、その結
果、摺接部4aによるダンピング機能は従来の場合と同
様に発揮されることになる。
【0039】次に、上記オートテンショナの組立作業に
ついて説明する。オートテンショナの組立時に固定部材
1にスプリングサポート4を配置する際、スプリングサ
ポート4は、摺接部4aの非切除部分が捩りコイルばね
3の捩りトルクの反力により押圧される側となるように
配置される。このとき、スプリングサポート4のフラン
ジ部4aの1つの当接片14aの係合部16が固定部材
1の係止孔1dに係合することで、上記摺接部4aの周
方向における位置決めが行われる。よって、本実施形態
に係るスプリングサポート4は適正に配置されるように
なる。
【0040】また、上記スプリングサポート4は、フラ
ンジ部4bの3つの当接片14a〜14cが固定部材1
のカップ部1b周壁に当接することでセンタ位置決めが
なされる。よって、フランジ部4bが外周側を切除され
た状態であるにも拘わらず、スプリングサポート4のセ
ンタ決めは適正に行われ、回動部材2の組付けに伴うボ
ス部2aによる摺接部4bの破損は未然に防止される。
【0041】そして、上記スプリングサポート4が捩り
コイルばね3により固定部材1に回動不能に固定される
際、捩りコイルばね3はフランジ部4bの2つの当接片
14a,14cを軸方向に押圧し、このことでスプリン
グサポート4は回動不能に固定される。よって、フラン
ジ部4bにおいて摺接部4aの切除部分に対応する当接
片14c,14a間の部分が切除された状態であるにも
拘わらず、スプリングサポート4は捩りコイルばね3に
より適正に固定される。
【0042】したがって、本実施形態によれば、捩りコ
イルばね3の捩りトルクの反力によりスプリングサポー
ト4の摺接部4aを回動部材2のボス部2aに押し付け
て該回動部材2の回動時に摺動抵抗を発生させることで
回動部材2の回動をダンピングするようにしたオートテ
ンショナにおいて、上記スプリングサポート4の摺接部
4aを、捩りコイルばね3の捩りトルクの反力により押
圧される側とは周方向の反対側の部分が切除された状態
に形成するようにしたので、スプリングサポート4を軽
量化してオートテンショナの軽量化及びコストダウンを
図ることができる。
【0043】その際に、上記スプリングサポート4のフ
ランジ部4bの外周に3つの当接片14a〜14cを設
けるとともに、そのうちの1つの当接片14aに係合部
16を設け、この係合部16を固定部材1の係止孔1d
に係合させるようにしたので、上記摺接部4aの周方向
の位置決めを適正に行うことができる。
【0044】また、上記フランジ部4bについては、当
接片14a〜14cによりスプリングサポート4のセン
タ位置決めが行えることから、周方向に相隣る当接片1
4a,14b及び14b,14c間の各部分の外周側が
切除された状態に形成し、さらに、摺接部4aの切除部
分に対応する当接片14c,14a間の部分も切除され
た状態に形成するようにしたので、一段とスプリングサ
ポート4を軽量化することができる。その際に、2つの
当接片14a,14cを、捩りコイルばね3の軸方向の
押圧を受けてスプリングサポート4を回動不能に固定で
きるようにしたので、上記切除部分にも拘わらず、スプ
リングサポート4の捩りコイルばね3による固定を適正
に行うことができる。
【0045】尚、上記実施形態では、スプリングサポー
ト4の摺接部4aを、捩りコイルばね3の固定側タング
3aの位置から該捩りコイルばね3の巻き方向に180
〜360°の範囲の部分が切除された状態に形成してい
るが、その切除部分は条件に応じて適宜設定することが
できる。
【0046】また、上記実施形態では、スプリングサポ
ート4のフランジ部4bの外周に3つの当接片14a〜
14cを周方向に等ピッチに設けるようにしているが、
4つ以上の当接片を等ピッチに、又は3つ以上の当接片
を不等ピッチにそれぞれ設けるようにしてもよい。
【0047】(実施形態2) 図6〜図8は、本発明の実施形態2に係るオートテンシ
ョナの要部を示している。尚、同各図において、上記実
施形態2の場合と同じ部分には同じ符号を付して示して
いる。
【0048】本実施形態では、スプリングサポート4
は、フランジ部4bが、周方向に相隣る当接片14a,
14b、14b,14c及び14c,14a間の各部分
の外周側をそれぞれ切除された状態に形成されているの
みで、実施形態1の場合とは異なり、周方向に連続して
いる。
【0049】また、上記当接片14a〜14cは周方向
に120°ずつずれて半径方向外方に突出するように設
けられている。これら当接片14a〜14cのうちの1
つは、捩りコイルばね3の固定側タング3aに対応する
位置に配置されており、この当接片14aから捩りコイ
ルばね3の巻き方向に120°及び240°の各位置に
ある2つの当接片14b,14c上にはそれぞれ受圧部
15a,15bが設けられている。これら受圧部15
a,15bの軸方向寸法は、図7及び図8に示すよう
に、捩りコイルばね3の巻き方向に順に大きくなってい
て、全ての当接片14a〜14cが捩りコイルばね3に
軸方向に押圧されるようになっている。尚、その他の構
成は実施形態1の場合と同じであるので説明は省略す
る。
【0050】したがって、本実施形態によれば、スプリ
ングサポート4のフランジ部4bに周方向における切除
部分がないことによるもの以外は上記実施形態1の場合
と同じ効果を奏することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、固定部材の軸部にボス部において回動可能に支
持された回動部材を捩りコイルばねの捩りトルクにより
プーリがベルトを押圧する方向に回動付勢する一方、そ
の捩りトルクの反力でダンピング部材の摺接部を押圧し
て回動部材のボス部に押し付け、回動部材の回動時に摺
動抵抗を発生させることで該回動をダンピングするよう
にしたオートテンショナにおいて、上記ダンピング部材
の摺接部を、捩りコイルばねの捩りトルクの反力により
押圧される側とは周方向の反対側の部分が切除された状
態に形成するとともに、上記ダンピング部材のフランジ
部に設けた3つ以上の当接片のうちの1つに係合部を設
け、この係合部を固定部材の係止部に係合させて上記摺
接部の周方向の位置決めを適正に行うことができるよう
にする一方、上記フランジ部を、当接片間の各部分の外
周側が切除された状態に形成して該当接片によりダンピ
ング部材のセンタ位置決めが行えるようにしたので、ダ
ンピング発生作用と組付け易さとを両立させつつ、ダン
ピング部材の軽量化を図ることができ、オートテンショ
ナの軽量化及びコストダウンに寄与することができる。
【0052】請求項2の発明によれば、上記捩りコイル
ばねが、コイル径を拡大させる方向の捩りトルクにより
回動部材を回動付勢するように設定されている場合に、
ダンピング部材の摺接部を、上記捩りコイルばねの固定
部材側タングから該捩りコイルばねの巻き方向に少なく
とも180〜360°の範囲の部分が切除された状態に
形成するようにしたので、上記請求項1の発明による効
果を具体的にかつ適正に得ることができる。
【0053】請求項3の発明によれば、上記ダンピング
部材の摺接部を、捩りコイルばねの固定部材側のタング
から該捩りコイルばねの巻き方向に少なくとも0〜12
0°の範囲に亘って設けるようにしたので、上記請求項
2の発明による効果を効率よく得ることができる。
【0054】請求項4の発明によれば、上記ダンピング
部材のフランジ部が、捩りコイルばねに軸方向に押圧さ
れて該ダンピング部材を回動不能に固定するものである
場合に、上記ダンピング部材のフランジ部の少なくとも
2つの当接片を、捩りコイルばねの押圧を受けるように
した上で、上記フランジ部を、周方向に相隣る当接片間
の部分のうち、摺接部の切除部分に対応する部分が切除
された状態に形成するようにしたので、ダンピング部材
のさらなる軽量化を図りつつ、ダンピング部材を適正に
固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るオートテンショナの
スプリングサポートを示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の左側面図である
【図4】オートテンショナの全体構成を示す平面図であ
る。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係るオートテンショナの
スプリングサポートを示す図1相当図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】図6の背面図である。
【図9】従来のオートテンショナを示す図5相当図であ
る。
【図10】従来のオートテンショナにおけるスプリング
サポートを示す図1相当図である。
【図11】図10のXI−XI線断面図である。
【符号の説明】
1 固定部材 1a 軸部 1b カップ部 1d 係止孔(係止部) 2 回動部材 2a ボス部 2b プーリ 3 捩りコイルばね 3a 固定側タング(一方のタング) 3b 回動側タング(他方のタング) 4 スプリングサポート(ダンピング部材) 4a 摺接部 4b フランジ部 14a,14b,14c 当接片 15,15a,15b 受圧部 16 係合部 P 回動軸心

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部と、該軸部周りに設けられた周壁
    と、係止部とを有し、固定側に固定される固定部材と、 上記固定部材の軸部にその先端側から回動可能に外嵌合
    されるボス部と、ベルトを押圧するためのプーリとを有
    し、上記ボス部において固定部材に回動可能に支持され
    た回動部材と、 上記回動部材のボス部周りに配置されていて内周面がボ
    ス部外周面に摺接可能な摺接部を有するとともに、該摺
    接部の外周に半径方向外方に突出するように周設された
    フランジ部を有するダンピング部材と、 上記ダンピング部材の摺接部周りに配置され、一方のタ
    ングが上記固定部材の係止部に周方向の移動が規制され
    るように係止されている一方、他方のタングが上記回動
    部材に周方向の移動が規制されるように係止されてい
    て、捩りトルクにより固定部材に対し回動部材を上記プ
    ーリがベルトを押圧する方向に回動付勢しかつ上記捩り
    トルクの反力により上記摺接部を半径方向内方に押圧す
    る捩りコイルばねとを備え、 上記ダンピング部材のフランジ部の外周に、各々、半径
    方向外方に向かって突出するように形成されていてそれ
    ら各突出端がそれぞれ上記固定部材の周壁内周面半径
    方向に当接して該ダンピング部材のセンタ位置決めを行
    う少なくとも3つの当接片が設けられ、 上記フランジ部は、周方向に相隣る上記当接片間の各部
    分の外周側がそれぞれ切除された状態に形成されている
    一方、 上記ダンピング部材の摺接部は、上記捩りコイルばねの
    捩りトルクの反力により押圧される側とは周方向の反対
    側の部分が切除された状態に形成され、 上記フランジ部の有する上記少なくとも3つの当接片の
    うちの1つの当接片に、上記固定部材の係止部に周方向
    の移動が規制されるように係合して上記摺接部の周方向
    の位置決めを行う係合部が設けられていることを特徴と
    するオートテンショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオートテンショナにおい
    て、 捩りコイルばねは、コイル径が拡大する方向の捩りトル
    クにより回動部材を回動付勢するように設定され、 ダンピング部材の摺接部は、上記捩りコイルばねの固定
    部材側タングの位置から該捩りコイルばねの巻き方向に
    少なくとも180〜360°の範囲の部分が切除された
    状態に形成されていることを特徴とするオートテンショ
    ナ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のオートテンショナにおい
    て、 ダンピング部材の摺接部は、捩りコイルばねの固定部材
    側タングの位置から該捩りコイルばねの巻き方向に少な
    くとも0〜120°の範囲に亘って上記捩りコイルばね
    と回動部材のボス部との間に介在するように設けられて
    いることを特徴とするオートテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のオートテンシ
    ョナにおいて、 捩りコイルばねは、固定部材及び回動部材間に軸方向に
    圧縮されて介装され、 ダンピング部材のフランジ部の有する少なくとも3つの
    当接片のうちの少なくとも2つの当接片は、上記捩りコ
    イルばねの軸方向の押圧を受けて上記固定部材にダンピ
    ング部材を回動不能に固定するように設けられ、 上記ダンピング部材のフランジ部は、周方向に相隣る当
    接片間の部分のうち、摺接部の切除部分に対応する部分
    が切除された状態に形成されていることを特徴とするオ
    ートテンショナ。
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