JPH074481A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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JPH074481A
JPH074481A JP14755093A JP14755093A JPH074481A JP H074481 A JPH074481 A JP H074481A JP 14755093 A JP14755093 A JP 14755093A JP 14755093 A JP14755093 A JP 14755093A JP H074481 A JPH074481 A JP H074481A
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JP
Japan
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boss
fixed
plate
fixing
shaft portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP14755093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsumoto
英樹 松本
Atsushi Someta
厚 染田
Hirokazu Matsukawa
浩和 松川
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH074481A publication Critical patent/JPH074481A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プーリ8にベルトを押圧させて所定の張力を
付与し、かつ該張力の変動に応じてダンピング力を変化
させるようにしたオートテンショナにおける各種機能を
維持しつつ、部品点数を低減してコストダウン化及び軽
量化を図る。 【構成】 固定部材1を合成樹脂製とする一方、該固定
部材1の軸部4先端に係止ボルト13により固定された
プレート部材12のボス部7側に板状樹脂部材14を一
体に設け、かつ上記係止ボルト13はその軸心部に固定
部材1をセンタ止めにて固定体に固定する固定ボルト用
の挿通孔13bが軸心方向に貫通して設けられているも
のとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車エンジ
ンによる補機類駆動のためのVベルト等に所定の張力を
付与しかつ該張力の変動に応じてダンピング力を自動的
に変化させるようにしたオートテンショナに関し、特に
その部品点数を低減する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオートテンショナとしては、例
えば米国特許第4473362号で示されるものが一般
に知られており、駆動プーリと複数の従動プーリとの間
に巻き掛けられたベルトのプーリ間スパンを押圧して、
駆動プーリの回転力を全ての従動プーリに伝達させるた
めに用いられる。
【0003】上記従来のオートテンショナは、図5に示
すように、軸部aを有して例えば自動車エンジン等の固
定体に固定される固定部材Aと、該固定部材Aの軸部a
にその先端側から摺動部材としての筒状樹脂部材bを介
して摺動回転可能に外嵌合され、かつ該軸部a先端に固
定したプレート部材cにより摺動部材としての板状樹脂
部材dを介して抜止めされたボス部eを有するととも
に、先端にボス部eの軸心と平行な軸心でプーリfを回
転自在に支持するアーム部gが突設され、上記ボス部e
において固定部材Aに回動可能に支持された回動部材B
と、上記固定部材Aと回動部材Bとの間に介装された捩
りコイルばねCとを備え、上記回動部材Bの回動付勢力
によりプーリfにベルトを押圧させて所定の張力を付与
するのみならず、該張力の変動に応じてダンピング力を
変化させるようになされており、テンショナとしては付
加価値の高いものとなっている。
【0004】つまり、上記プーリfにベルトが巻き掛け
られた状態では、上記筒状樹脂部材bと回動部材Bのボ
ス部eとの間にはベルト力(ベルトからプーリfにかか
る反力)と捩りコイルばねCの付勢力とが合わさって大
きなダンピング力が発生している。そして、この状態
で、上記ベルトの張力が減少方向に変動すると、ベルト
力の減少によりダンピング力が小さくなり、このことで
プーリfのベルトへの追随性が高くなってベルトの張力
低下が防止される。一方、ベルトの張りに対してはベル
ト力の増大によりダンピング力も大きくなり、このこと
でプーリfに大きな抵抗力が付与されてベルトのばたつ
きが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用の部
品としては軽量化が望まれており、上記オートテンショ
ナをエンジンの補機類駆動のために使用する場合でも例
外ではない。また、近年では、高付加価値を維持しなが
らもコストダウンを実現することも要求されており、し
たがって、上記オートテンショナに対しても、そのコス
トダウンに大きな期待が寄せられている。
【0006】しかしながら、上記オートテンショナは、
元来、比較的コンパクトなものでかつ構造も比較的簡単
であるわりには、該テンショナを構成するための部品点
数は未だ多く、しかも軽量化も不十分であり、改良の余
地がある。
【0007】この発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的は、オートテンショナにおける
各種機能を確保しつつ、部品点数を低減できるようにし
てコストダウン化及び軽量化を図れるようにすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、固定部材の軸部と回動部材の
ボス部との間の両摺接部位間において、少なくとも一方
の摺接部位を合成樹脂で構成することで、部品としての
筒状樹脂部材を用いることなく、両摺接部位間における
円滑な摺接状態を確保するようにした。
【0009】具体的には、この発明では、軸部を有し、
固定体に固定可能な固定部材と、該固定部材の軸部に該
軸部の先端側から外嵌合され、かつ抜止め手段により抜
止めされたボス部を有するとともに、先端にベルトを押
圧するプーリをボス部の軸心と平行な軸心で回転自在に
支持したアーム部が突設され、上記ボス部において固定
部材に回動可能に支持された回動部材と、上記固定部材
と回動部材との間に介装されて該回動部材を固定部材に
対し所定方向に回動付勢する捩りコイルばねとを備え、
上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを
押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記張力の変動に
応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテン
ショナが前提である。
【0010】そして、上記固定部材又は回動部材の少な
くとも一方を、合成樹脂からなるものとする。
【0011】請求項2の発明では、軸部を有し、固定体
に固定可能な固定部材と、該固定部材の軸部に該軸部の
先端側から筒状樹脂部材を介して外嵌合され、かつ抜止
め手段により抜止めされたボス部を有するとともに、先
端にベルトを押圧するプーリをボス部の軸心と平行な軸
心で回転自在に支持したアーム部が突設され、上記ボス
部において固定部材に回動可能に支持された回動部材
と、上記固定部材と回動部材との間に介装されて該回動
部材を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイ
ルばねとを備え、上記回動部材の回動付勢力により上記
プーリにベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ
上記張力の変動に応じてダンピング力を変化させるよう
にしたオートテンショナであって、上記抜止め手段は、
軸部先端に固定されたプレート部材と、該プレート部材
のボス部側にボス部先端と当接可能に一体に設けられた
板状樹脂部材とを備えたものとする。
【0012】請求項3の発明では、軸部を有し、固定体
に固定可能な固定部材と、該固定部材の軸部に該軸部の
先端側から筒状樹脂部材を介して外嵌合され、かつ抜止
め手段により抜止めされたボス部を有するとともに、先
端にベルトを押圧するプーリをボス部の軸心と平行な軸
心で回転自在に支持したアーム部が突設され、上記ボス
部において固定部材に回動可能に支持された回動部材
と、上記固定部材と回動部材との間に介装されて該回動
部材を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイ
ルばねとを備え、上記回動部材の回動付勢力により上記
プーリにベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ
上記張力の変動に応じてダンピング力を変化させるよう
にしたオートテンショナであって、上記抜止め手段は、
軸部先端に固定されたプレート部材と、該プレート部材
のボス部側にボス部先端と当接可能に設けられ、かつ上
記筒状樹脂部材の先端部に一体に形成された板状樹脂部
材とからなるものとする。
【0013】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、抜止め手段は、固定部材における軸部先
端のボルト孔に螺着された係止ボルトを有するものとす
る。その上で、プレート部材を上記係止ボルトの頭部よ
りも大径としかつ該頭部に一体に設ける。
【0014】請求項5の発明では、上記請求項4の発明
において、ボルト孔は、固定部材の軸部を軸心方向に貫
通していて、該固定部材を固定体に固定する固定ボルト
を挿通可能になされたものとする。そして、上記ボルト
孔先端側に螺着される係止ボルトについては、その軸心
部に上記固定ボルト用の挿通孔が軸心方向に貫通して設
けられたものとする。
【0015】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、固定
部材又は回動部材の少なくとも一方が合成樹脂からなっ
ているので、固定部材の軸部と回動部材のボス部との間
の両摺接部位の少なくとも一方は上記合成樹脂で形成さ
れることになり、この合成樹脂部分が他方の摺接部位と
円滑に摺接することで、摺接部位同士の固着が防止され
る。したがって、固定部材の軸部と回動部材のボス部と
の間に介装される部品としての筒状樹脂部材を用いるこ
となく、軸部とボス部との間における円滑な摺接状態が
確保でき、従来の部品としての筒状樹脂部材が担ってい
る機能を確保しながら、部品点数を低減できる。また、
上記固定部材又は回動部材の少なくとも一方を構成する
合成樹脂の比重はオートテンショナに一般に使用されて
いる例えばアルミ合金等の金属よりも小さいので、オー
トテンショナの軽量化が図られる。特に、回動部材が合
成樹脂からなる場合には、その軽量化が図られるので、
該回動部材の回動時の慣性モーメントが小さくなり、そ
の分だけトルクやベルト張力の変動時にプーリのベルト
に対する追随性が向上し、かつ回動時に発生し易い異音
を低減できる。
【0016】請求項2の発明では、固定部材の軸部先端
において抜止め手段のプレート部材と回動部材のボス部
との間に介装される板状樹脂部材が、上記プレート部材
のボス部側に一体に設けられているので、別部品として
の板状樹脂部材を用いることなく、抜止め手段のボス部
に対する適正な摺接状態が確保されることになる。した
がって、従来の別部品としての板状樹脂部材が担ってい
る機能を確保しながら、部品点数を低減できる。また、
上記板状樹脂部材がプレート部材に一体化されているこ
とから、上記プレート部材の組付けと同時に板状樹脂部
材も組付けられることになり、板状樹脂部材を入れ忘れ
たり、入れ過ぎた状態でプレート部材を組付けたりする
事態が回避される。一方、上記プレート部材について
は、該プレート部材の表裏が上記板状樹脂部材の有無に
より特定されることになるので、プレート部材を表裏が
逆の状態で組付けるという事態が回避される。したがっ
て、これらの事態が回避されることにより、オートテン
ショナ組立時の作業ミスを低減できる。
【0017】請求項3の発明では、抜止め手段のプレー
ト部材と回動部材のボス部との間に介装される板状樹脂
部材が、固定部材の軸部と回動部材のボス部との間に介
装される筒状樹脂部材の先端部に一体に設けられている
ので、部品としての板状樹脂部材を用いる必要がなく、
したがって、従来の部品としての板状樹脂部材が担って
いる機能を確保しながら、部品点数が低減できる。ま
た、上記板状樹脂部材が筒状樹脂部材に一体化されてい
ることから、上記筒状樹脂部材の組付けに伴って板状樹
脂部材も組付けられることになり、板状樹脂部材を入れ
忘れたり入れ過ぎるという事態が回避され、このことで
オートテンショナ組立時の作業ミスが低減される。
【0018】請求項4の発明では、固定部材の軸部にお
いて、該軸部のボルト孔に軸心方向に螺着した係止ボル
トの頭部に一体に設けられているプレート部材により、
回動部材のボス部が抜止めされるので、部品としてのプ
レート部材を用いることなく、固定部材の軸部における
ボス部の抜止めが行われることになり、部品点数が低減
できる。また、上記プレート部材が係止ボルトに一体化
されていることにより、プレート部材の表裏が係止ボル
トの向きにより特定されるので、プレート部材を表裏逆
に組付けることが回避され、このことでオートテンショ
ナ組立時の作業ミスを低減できる。さらに、上記プレー
ト部材が係止ボルトの頭部よりも大径であることから、
該頭部のボス部に対する座面が実質的に大きくなるの
で、必要な大きさの座面を確保しつつボルト径の小さい
係止ボルトを用いることができ、このことでオートテン
ショナの軽量化と、係止ボルトの締付トルクが小さくな
ることによる組立作業の容易化とを図れる。尚、上記係
止ボルトはボルト孔に対し螺着操作時の方向と逆方向に
回し操作されることにより、該ボルト孔から離脱し、上
記ボス部に対する抜止めが解除されるので、固定部材と
回動部材との分解や再組立を容易に行える。
【0019】請求項5の発明では、固定部材が固定体に
固定される際には、固定ボルトが固定部材の軸部を軸心
方向に貫通するボルト孔に挿通されて固定体に螺着され
る。このとき、上記固定ボルトは、ボルト孔に螺着され
ている係止ボルトの挿通孔を軸心方向に挿通可能である
ので、上記ボルト孔に係止ボルトが螺着されている状態
でも、固定部材を軸心部において固定体に固定できる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0021】(実施例1)図1及び図2はこの実施例1
に係るオートテンショナを示し、該オートテンショナ
は、例えば自動車エンジン等の固定体に固定可能な固定
部材1と、該固定部材1に組付けられて回動可能に支持
された回動部材2と、上記固定部材1と回動部材2との
間に介装され、該回動部材2を固定部材1に対し所定方
向に回動付勢する捩りコイルばね3とを備えている。
【0022】上記固定部材1は、有底筒状のリヤカップ
部1aと、該リヤカップ部1aの底部中央から軸心方向
に延びる円筒状の軸部4とを有し、該軸部4の軸心部を
軸心方向に貫通するボルト孔1bに図示しない固定ボル
トを挿通してその先端部が固定体に螺着されることによ
り、固定部材1を固定体に固定するようになされてい
る。そして、上記リヤカップ部1aの壁部には、該壁部
を半径方向に貫通する基端側係止孔5が形成されてい
る。
【0023】上記回動部材2は、開口部が上記リヤカッ
プ部1aの開口部と対向するフロントカップ部2aと、
該フロントカップ部2aの底部中央から軸心方向に延
び、かつ固定部材1の軸部4にその先端側から外嵌合さ
れるボス部7と、上記フロントカップ部2aの外周に突
設され、先端にボス部7の軸心と平行な軸心でプーリ8
が回転自在に支持されたアーム部9とを有し、上記ボス
部7において固定部材1に回動可能に支持される。ま
た、上記プーリ8には、例えば自動車エンジンにおける
補機類伝動用のVベルト等のような所定の張力を付与す
べきベルトが巻き掛けられるようになされている。さら
に、上記フロントカップ部2aの壁部には、該壁部を半
径方向に貫通する先端側係止孔10が形成されている。
【0024】上記捩りコイルばね3は、本体が左巻き
で、基端側及び先端側の各端部3a,3bが何れも本体
から半径方向外方に向けて突出する形状とされている。
上記基端側端部3aは固定部材1のリヤカップ部1a壁
部における基端側係止孔5に、また先端側端部3bは回
動部材2のフロントカップ部2a周壁における先端側係
止孔10にそれぞれ半径方向に貫通して係止されてお
り、このことで各端部3a,3bは各々の係止孔5,1
0により周方向の移動が規制されている。そして、捩り
コイルばね3は、両端部3a,3bが係止された状態で
本体が拡径する方向に動作することにより、回動部材2
を図2の反時計回り方向に回動付勢するようになされて
いる。
【0025】また、上記捩りコイルばね3の基端側とボ
ス部7との間には、円筒状のスプリングサポート11が
介装されている。このスプリングサポート11の内周面
はボス部7の外周面に摺接可能とされている。さらに、
スプリングサポート11の基端側開口縁にはリヤカップ
部1aの底部表面に接する外向きフランジ11aが形成
されている。そして、外向きフランジ11aが捩りコイ
ルばね3の押圧力でリヤカップ部1aの底部表面に押付
けられることにより、スプリングサポート11は固定部
材1側に固定される。また、この固定状態において、フ
ロントカップ部2aが図2の時計回り方向に回動したと
き、捩りコイルばね3の本体が縮径することで、スプリ
ングサポート11は締付けられてその内周面がボス部7
の外周面に圧接するようになり、このことでもダンピン
グ力が発生するようになされている。
【0026】上記固定部材1又は回動部材2のうち、固
定部材1は合成樹脂で、また回動部材2はアルミ合金等
の金属でそれぞれ形成されている。そして、上記固定部
材1の軸部4外周面と回動部材2のボス部7内周面と
は、共に先端側が僅かながら小径となる断面テーパ状に
形成され、別部材を介さずに直接に互いに摺接するよう
になされている。
【0027】上記軸部4に外嵌合されたボス部7は、該
軸部4の先端に固定したプレート部材12により抜止め
されている。そして、プレート部材12は軸部4のボル
ト孔1b先端側に螺着した係止ボルト13の頭部13a
により係止されている。上記ボルト孔1bはその軸心方
向寸法の大部分を占める先端側の大径部1cと基端側の
小径部1dとからなり、大径部1cの内周壁に係止ボル
ト13と螺合する雌ねじが形成されている。一方、上記
係止ボルト13は合成樹脂製で、その軸心部には上記固
定ボルト用の挿通孔13bが軸心方向に貫通して設けら
れている。この挿通孔13bの内径は上記ボルト孔1b
の小径部1dの内径と略同寸法になされている。
【0028】上記プレート部材12は金属製で、図2に
示すように円板状をなし、その中央部には上記係止ボル
ト13の軸部よりも大径でかつ該係止ボルト13の頭部
13aよりも小径である孔が設けられている。そして、
上記プレート部材12のボス部7側には、該ボス部7の
先端面に摺接してそのスラスト荷重を受ける板状樹脂部
材14が一体に接合されている。
【0029】したがって、この実施例によれば、オート
テンショナのプーリ8にベルトが巻き掛けられて、該オ
ートテンショナにおける回動部材2のボス部7内周面と
固定部材1の軸部4外周面との間、及びボス部7外周面
とスプリングサポート11内周面との間に、それぞれベ
ルト力と捩りコイルばね3の付勢力とが合わさってダン
ピング力が生じている状態において、上記ベルトの張力
が減少すると、ベルト力の減少により固定部材1の回動
部材2に対するダンピング力が小さくなる。すると、回
動部材2が回動し易くなってプーリ8のベルトに対する
追随性が高くなり、このことでベルトの張力低下を速や
かに防止することができるようになる。一方、ベルトの
張りに対してはベルト力の増大により上記ダンピング力
も大きくなり、このことでプーリ8に大きな抵抗力を付
与してベルトのばたつきを防止することができるように
なる。
【0030】上記回動部材2が固定部材1に対し回動す
るとき、固定部材1の軸部4外周面と回動部材2のボス
部7内周面とは直接に摺接することになるが、上記軸部
4を含む固定部材1の全体が合成樹脂製であることか
ら、この合成樹脂部分が金属製である回動部材2のボス
部7内周面と円滑に摺接ことになり、このことで軸部4
とボス部7との固着が防止される。よって、部品として
の筒状樹脂部材を用いることなく、軸部4とボス部7と
の円滑な摺接状態を確保することができ、従来の筒状樹
脂部材が有する機能を確保しつつ部品点数を低減してコ
ストダウンを図ることができる。また、上記合成樹脂の
比重は例えばアルミ合金よりも小さいので、上記固定部
材1の樹脂化により、オートテンショナの軽量化も図る
ことができる。
【0031】さらに、上記板状樹脂部材14がプレート
部材12のボス部7側に一体に設けられていることで、
従来の別部品としての板状樹脂部材を用いることなく該
ボス部7に対する適正な摺接状態を得ることができ、部
品点数をさらに低減して一層のコストダウンを図ること
ができる。また、両部材12,14が一体化されている
ことから、板状樹脂部材14を入れ忘れたり、入れ過ぎ
た状態でプレート部材12が組付けられたりする事態を
回避でき、しかも、上記プレート部材12の表裏が上記
板状樹脂部材14の有無により特定できるので、プレー
ト部材12を表裏逆に組付けるという事態も回避でき、
これらのことでオートテンショナの組立時における作業
ミスを大幅に低減することができる。
【0032】そして、上記オートテンショナを固定体に
固定する際には、固定部材1における軸部4のボルト孔
1cに固定ボルトが挿通される。このとき、固定ボルト
は、ボルト孔1cの大径部1cに螺着された係止ボルト
13の挿通孔13bを軸心方向に挿通可能であるので、
上記係止ボルト13がボルト孔1c先端側に位置してい
るにも拘らず支障なく挿通されて、その先端部を固定体
に至らしめることができる。よって、ボス部7の抜止め
に係止ボルト13を用いた場合でも、オートテンショナ
をそのセンタにおいて無理無く固定することができる。
また、上記係止ボルト13を螺着操作時の方向と逆方向
に回し操作してボルト孔1bから離脱させると、ボス部
7に対する抜止めが解除されるので、オートテンショナ
を固定体から取外した状態において、固定部材1と回動
部材2との分解や再組立を容易に行うことができる。
【0033】尚、上記実施例1では、固定部材1を合成
樹脂製としているが、回動部材を合成樹脂製としてもよ
い。その場合には、回動部材が軽量化されるので、その
慣性モーメントが小さくなり、その分だけトルクやベル
ト張力の変動時にプーリのベルトに対する追随性を向上
させることができ、かつ回動時に発生し易い異音の低減
化を図ることもできる。また、回動部材におけるボス部
のプレート部材に対面する部位が合成樹脂で形成される
ことから、板状樹脂部材自体を省略することもできる。
また、回動部材を樹脂化する場合に、回動部材のアーム
部先端に回転自在に支持されているプーリを樹脂化すれ
ば、上記軽量化による効果をさらに大きくすることがで
きる。
【0034】(実施例2)図3はこの実施例2に係るオ
ートテンショナを示す。該オートテンショナでは、固定
部材1の軸部4先端において、板状樹脂部材14はプレ
ート部材12とは別部品となされる一方、上記プレート
部材12は、該プレート部材12を係止する係止ボルト
13の頭部13aよりも大径の円板状をなし、かつ該頭
部13aに一体に設けられている。尚、この実施例2の
その他の部分は上記実施例1と同じであるので同じ部分
には同じ符号を付して示す。
【0035】この実施例によれば、上記係止ボルト13
の頭部13aに一体となっているプレート部材12によ
り、固定部材1の軸部4において回動部材2のボス部7
が抜止めされるので、従来の別部品としてのプレート部
材を用いることなくボス部7の抜止めを適正に行うこと
ができ、このことで部品点数を低減してコストダウンを
図ることができる。また、上記一体化により、プレート
部材12が表裏逆に組付けられることを回避でき、オー
トテンショナ組立時の作業ミスを低減することもでき
る。さらに、プレート部材12が係止ボルト13の頭部
13aよりも大径であることから、上記頭部13aのボ
ス部7に対する座面が実質的に大きくなり、必要な大き
さの座面を確保しつつボルト径の小さい係止ボルト13
を用いることができる。したがって、このような係止ボ
ルト13を用いることでオートテンショナの軽量化と共
に、係止ボルト13の締付トルクが小さくなることによ
る組立作業の容易化を図ることができる。
【0036】尚、上記実施例2では、板状樹脂部材14
とプレート部材12とをそれぞれ別部材としているが、
上記実施例1と同様に両者を一体化されたものとしても
よい。その場合には、係止ボルト、プレート部材及び板
状樹脂部材の3部品が1つの部品となり、部品点数を大
幅に低減することができる。
【0037】(実施例3)図4はこの実施例3に係るオ
ートテンショナを示し、該オートテンショナでは、固定
部材1及び回動部材2が共にアルミ合金製とされ、これ
に応じて上記固定部材1の軸部4外周面と回動部材2の
ボス部7内周面との間には従来どおり部品としての筒状
樹脂部材6が介装されている。そして、この筒状樹脂部
材6の先端側開口縁には、プレート部材12とボス部7
との間に介装されかつ該ボス部7の先端面に摺接してそ
のスラスト荷重を受ける板状樹脂部材14が一体に設け
られている。また、上記筒状樹脂部材6の内周面には半
径方向内方に向けて突出するキー部6aが軸心方向に沿
って設けられている一方、固定部材1の軸部4外周面に
は、上記キー部6aが軸心方向に嵌入可能なキー溝4a
が設けられており、これらキー部6a及びキー溝4aに
より筒状樹脂部材6を軸部4において回り止めするよう
になされている。
【0038】また、上記プレート部材12は、固定部材
1の軸部4先端に設けられたかしめ部15により係止さ
れている。そして、上記軸部4のボルト孔1eは先端側
の大径部1fとその軸心方向寸法の大部分を占める基端
側の小径部1gとで構成されており、ボルト孔1eに挿
通された図示しない固定ボルトの先端部を固定体に螺着
する際、該固定ボルトの頭部が大径部1fと小径部1g
との間の段差面に着座することにより、該オートテンシ
ョナをセンタ止めにて固定体に固定できるようになされ
ている。尚、この実施例3のその他の部分は上記実施例
1と同じであるので同じ部分には同じ符号を付して示
す。
【0039】したがって、この実施例によれば、上記板
状樹脂部材14が筒状樹脂部材6の先端側に一体に設け
られていることにより、別部品としての板状樹脂部材を
用いることなくボス部7に対する適正な摺接状態を得る
ことができ、部品点数を低減してコストダウンを図るこ
とができる。また、上記一体化により、筒状樹脂部材6
を組付けると同時に板状樹脂部材14も組付けられるこ
とになるので、板状樹脂部材14の入れ忘れや入れ過ぎ
を回避することができ、オートテンショナの組立時にお
ける作業ミスを低減することもできる。
【0040】尚、上記実施例3では、板状樹脂部材14
とプレート部材12とをそれぞれ別部材としているが、
上記実施例1と同様に両者を一体化されたものとしても
よい。その場合には、筒状樹脂部材、プレート部材及び
板状樹脂部材の3部品が1つの部品となるので、部品点
数が大幅に低減されることになる。
【0041】また、上記実施例3では、プレート部材1
2をかしめ部15で係止するようにしているが、上記実
施例1及び2と同様に係止ボルトで係止するようにして
もよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、オートテンショナの固定部材又は回動部材の少
なくとも一方を合成樹脂製としたことにより、固定部材
の軸部と回動部材のボス部との間において上記合成樹脂
部分が従来の筒状樹脂部材としての機能を果たし、この
ことで部品としての筒状樹脂部材を用いることなく固定
部材と回動部材との間の固着を防止することができ、従
来の筒状樹脂部材としての機能を確保しつつ部品点数を
低減してコストダウンを図ることができるとともに、上
記合成樹脂化によりオートテンショナの軽量化を図るこ
とができる。特に、回動部材を合成樹脂化した場合に
は、軽量化で該回動部材の慣性モーメントが小さくな
り、その分だけトルクやベルト張力の変動時におけるプ
ーリのベルトに対する追随性を向上させることができ、
かつ回動時における異音の発生を低減することができ
る。
【0043】請求項2の発明によれば、固定部材の軸部
において、プレート部材と該プレート部材により固定部
材の軸部において抜止めされる回動部材のボス部との間
に介装される板状樹脂部材を、上記プレート部材のボス
部側に一体化したことにより、別部品としての板状樹脂
部材を用いることなくボス部に対する適正な摺接状態を
確保することができ、従来の板状樹脂部材が有する機能
を確保しつつ部品点数を低減してコストダウンを図るこ
とができる。また、上記一体化により、プレート部材の
組付けが同時に板状樹脂部材を組付けることにもなるの
で、板状樹脂部材の入れ忘れや入れ過ぎを回避すること
ができる。さらに、プレート部材についてもその表裏が
上記板状樹脂部材の有無により容易に特定できるので、
プレート部材が表裏逆に組付けられることも回避でき、
これらのことでオートテンショナの組立時における作業
ミスを大幅に低減することができる。
【0044】請求項3の発明によれば、プレート部材と
該プレート部材により固定部材の軸部において抜止めさ
れる回動部材のボス部との間に介装される板状樹脂部材
を、上記軸部とボス部との間に介装される筒状樹脂部材
の先端部に一体化したことにより、別部品としての板状
樹脂部材を用いることなく上記ボス部に対する適正な摺
接状態を確保することができ、従来の板状樹脂部材が有
する機能を確保しつつ部品点数を低減してコストダウン
を図ることができる。また、上記一体化により、筒状樹
脂部材を組付けることで同時に板状樹脂部材も組付けら
れることになるので、板状樹脂部材の入れ忘れや入れ過
ぎを回避することができ、オートテンショナの組立時に
おける作業ミスを低減することができる。
【0045】請求項4の発明によれば、固定部材の軸部
において回動部材のボス部の抜止めを行うプレート部材
を上記軸部に螺着した係止ボルトで係止する場合に、上
記プレート部材を係止ボルトの頭部に一体化したことに
より、別部品としてのプレート部材を用いることなくボ
ス部の抜止めを適正に行うことができ、このことで従来
のプレート部材が有する機能を確保しつつ部品点数を低
減してコストダウンを図ることができる。また、上記一
体化により、プレート部材が表裏逆に組付けられること
を回避することもでき、オートテンショナの組立時にお
ける作業ミスを低減することができる。さらに、上記プ
レート部材を係止ボルトの頭部よりも大径化したことに
より、該頭部のボス部に対する座面を実質的に拡大する
ことができる結果、必要な大きさの座面を確保しつつボ
ルト径の小さい係止ボルトを用いることができ、このこ
とでオートテンショナの軽量化のみならず、係止ボルト
の締付けが小さいトルクでできることによる組立作業の
容易化も図ることができる。
【0046】請求項5の発明によれば、オートテンショ
ナを固定体に固定する固定ボルト用の挿通孔が設けられ
た係止ボルトを用いてボス部抜止め用のプレート部材を
固定するようにしたので、オートテンショナを固定部材
の軸心部において固定ボルトでセンタ止めする場合に、
固定ボルトを係止ボルトの挿通孔を通して固定体に螺着
することができ、したがってオートテンショナをセンタ
止めする場合でも、プレート部材の固定手段としてボル
トを用いることができ、ボルトの脱着により固定部材と
回動部材とを分解可能に組付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線断面図である。
【図2】この発明の実施例1に係るオートテンショナを
示す正面図である。
【図3】この発明の実施例2に係るオートテンショナを
示す図1相当図である。
【図4】この発明の実施例3に係るオートテンショナを
示す図1相当図である。
【図5】従来例を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 固定部材 1b ボルト孔 2 回動部材 3 捩りコイルばね 4 軸部 6 筒状樹脂部材 7 ボス部 8 プーリ 9 アーム部 12 プレート部材(抜止め手段) 13 係止ボルト(抜止め手段) 13a 頭部 13b 挿通孔 14 板状樹脂部材(抜止め手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部を有し、固定体に固定可能な固定部
    材と、 上記固定部材の軸部に該軸部の先端側から外嵌合され、
    かつ抜止め手段により抜止めされたボス部と、先端にベ
    ルトを押圧するプーリがボス部の軸心と平行な軸心で回
    転自在に支持されたアーム部とを有し、上記ボス部にお
    いて固定部材に回動可能に支持された回動部材と、 上記固定部材と回動部材との間に介装されて該回動部材
    を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルば
    ねとを備え、 上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを
    押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記張力の変動に
    応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテン
    ショナであって、 上記固定部材又は回動部材の少なくとも一方は合成樹脂
    からなることを特徴とするオートテンショナ。
  2. 【請求項2】 軸部を有し、固定体に固定可能な固定部
    材と、 上記固定部材の軸部に該軸部の先端側から筒状樹脂部材
    を介して外嵌合され、かつ抜止め手段により抜止めされ
    たボス部と、先端にベルトを押圧するプーリがボス部の
    軸心と平行な軸心で回転自在に支持されたアーム部とを
    有し、上記ボス部において固定部材に回動可能に支持さ
    れた回動部材と、 上記固定部材と回動部材との間に介装されて該回動部材
    を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルば
    ねとを備え、 上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを
    押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記張力の変動に
    応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテン
    ショナであって、 上記抜止め手段は軸部先端に固定されたプレート部材
    と、該プレート部材のボス部側にボス部先端と当接可能
    に一体に設けられた板状樹脂部材とを備えてなることを
    特徴とするオートテンショナ。
  3. 【請求項3】 軸部を有し、固定体に固定可能な固定部
    材と、 上記固定部材の軸部に該軸部の先端側から筒状樹脂部材
    を介して外嵌合され、かつ抜止め手段により抜止めされ
    たボス部と、先端にベルトを押圧するプーリがボス部の
    軸心と平行な軸心で回転自在に支持されたアーム部とを
    有し、上記ボス部において固定部材に回動可能に支持さ
    れた回動部材と、 上記固定部材と回動部材との間に介装されて該回動部材
    を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルば
    ねとを備え、 上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを
    押圧させて所定の張力を付与し、かつ上記張力の変動に
    応じてダンピング力を変化させるようにしたオートテン
    ショナであって、 上記抜止め手段は、軸部先端に固定されたプレート部材
    と、該プレート部材のボス部側にボス部先端と当接可能
    に設けられ、かつ上記筒状樹脂部材の先端部に一体に形
    成された板状樹脂部材とからなることを特徴とするオー
    トテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のオートテンシ
    ョナにおいて、 抜止め手段は、固定部材における軸部先端のボルト孔に
    螺着された係止ボルトを有し、 プレート部材は上記係止ボルトの頭部よりも大径とされ
    かつ該頭部に一体に設けられていることを特徴とするオ
    ートテンショナ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のオートテンショナにおい
    て、 ボルト孔は固定部材の軸部を軸心方向に貫通していて、
    該固定部材を固定体に固定する固定ボルトを挿通可能に
    なされ、 係止ボルトの軸心部に、上記固定ボルト用の挿通孔が軸
    心方向に貫通して設けられていることを特徴とするオー
    トテンショナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004291A1 (fr) 2006-07-05 2008-01-10 Jtekt Corporation Dispositif de poussée rotationnelle
US7384355B2 (en) 2001-04-13 2008-06-10 Unitta Company Thin autotensioner
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JP2018071569A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 三ツ星ベルト株式会社 オートテンショナ

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