JP2003025020A - パイプ曲げ加工シミュレーション方法、その方法に用いるシミュレーション装置、その方法に用いるシミュレーション用記憶媒体 - Google Patents

パイプ曲げ加工シミュレーション方法、その方法に用いるシミュレーション装置、その方法に用いるシミュレーション用記憶媒体

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JP2003025020A
JP2003025020A JP2001207841A JP2001207841A JP2003025020A JP 2003025020 A JP2003025020 A JP 2003025020A JP 2001207841 A JP2001207841 A JP 2001207841A JP 2001207841 A JP2001207841 A JP 2001207841A JP 2003025020 A JP2003025020 A JP 2003025020A
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simulation
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bending
bender
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Yukio Komai
幸夫 駒井
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Chiyoda Kogyo Co Ltd
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Chiyoda Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプ曲げ加工の検討を簡便に行なえるよう
にする。 【解決手段】 パイプ曲げ加工製品の設計データDaに
基づいて作成されたベンダー制御用の加工データDbに
基づき、原材パイプPの複数部位に曲げ加工を順次、自
動的に施してパイプ曲げ加工製品を製造するパイプベン
ダーBに関し、このパイプベンダーBによるパイプ曲げ
加工製品の製造過程を、前記設計データDa又は前記加
工データDbに基づき3次元動画的に表示させて、パイ
プ曲げ加工のシミュレーションを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原材パイプの複数
部位に曲げ加工を順次、自動的に施してパイプ曲げ加工
製品を製造するパイプベンダーに関し、詳しくは、その
パイプベンダーによるパイプ曲げ加工のシミュレーショ
ン方法、及び、その方法に用いるシミュレーション装
置、及び、その方法に用いるシミュレーション用記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の如きパイプベンダーは、パイプ曲
げ加工製品の設計データに基づいて作成したベンダー制
御用の加工データ(すなわち、ベンダーの制御部が認識
できる特定書式の加工手順データ)に基づき自動動作さ
せるが、従来、この種のパイプベンダーに関し、対象製
品の製造に先立つ事前の加工検討として、例えば、曲げ
加工の進行に伴い種々に姿勢変化するパイプがベンダー
自体の各部や周辺の他物と接触干渉(衝突)することが
無いかどうか、また、加工手順やベンダーの機種・使用
治具が適切かどうか等のことを検討するには、パイプベ
ンダーを上記加工データに従って実際に動作させる試験
加工を実施し、その際の加工状況を観察するようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような試
験加工による検討では、その試験加工の実施のために手
間と経費を要し、また、実際のパイプベンダーを用いる
ことから実施場所も制限される問題があった。
【0004】この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、
パイプベンダーによる自動曲げ加工において前述の如き
加工検討を簡便に行なえるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1記載の発
明は、パイプ曲げ加工のシミュレーション方法に係り、
その特徴は、パイプ曲げ加工製品の設計データに基づい
て作成されたベンダー制御用の加工データに基づき、原
材パイプの複数部位に曲げ加工を順次、自動的に施して
パイプ曲げ加工製品を製造するパイプベンダーに関し、
このパイプベンダーによるパイプ曲げ加工製品の製造過
程を、前記設計データ又は前記加工データに基づいて3
次元動画的に表示させる点にある。
【0006】つまり、この方法によれば、実際のパイプ
ベンダーを用いた試験加工を行なわずとも、上記製造過
程の3次元動画的な表示により、パイプベンダーによる
対象製品の製造について、曲げ加工の進行に伴い種々に
姿勢変化するパイプがベンダー自体の各部や周辺の他物
と接触干渉(衝突)することが無いかどうか、また、加
工手順やベンダーの機種・使用治具が適切かどうか等の
ことを詳細かつ簡便に検討することができ、従前の如く
パイプベンダーを実際に動作させて検討するに比べ、手
間と経費を軽減でき、また、検討実施場所の制限を回避
することができる。
【0007】そして、上記表示をパイプ曲げ加工製品の
設計データに基づいて行なわせる場合では、ベンダー制
御用の加工データが作成されておらず、パイプ曲げ加工
製品の設計データしかない段階でも上記の如き加工検討
を行なうことができ、また、上記表示をベンダー制御用
の加工データに基づいて行なわせる場合では、既に作成
されている加工データを利用した加工検討も可能にな
る。
【0008】なお、請求項1記載の発明の実施にあたっ
ては、上記表示において、表示物の動作速度の変更、連
続的動作表示とステップ的動作表示との切り換え、動作
の一時停止、加工時間の表示、表示物の拡大や縮小、ベ
ンダー構成部品の個々についての表示と非表示との切り
換え、視点の変更などを可能にすれば、加工検討を一層
詳細に行なうことができ、また、パイプベンダーの使用
冶具の変更や機種の変更なども可能にすれば、一層広範
な加工検討を行なうことができる。
【0009】〔2〕請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の実施において好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記製造過程の表示において、前
記パイプベンダーの構成部品を半透明に表示させる点に
ある。
【0010】つまり、このようにパイプベンダーの構成
部品を半透明に表示すれば、製造過程の表示においてパ
イプベンダー構成部品の裏側に位置するパイプ部分の状
態も正確に把握することができ、これにより、一層詳細
な加工検討が可能になる。
【0011】〔3〕請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明の実施に用いるシミュレーション装置に
係り、その特徴は、前記設計データを入力する第1入力
手段と、前記加工データを入力する第2入力手段と、前
記第1入力手段により入力した設計データに基づき前記
加工データを内部作成する加工データ作成手段と、その
加工データ作成手段により内部作成した加工データと前
記第2入力手段により入力した加工データとのいずれか
一方に基づいて、前記パイプベンダーによるパイプ曲げ
加工製品の製造過程を3次元動画的に表示するシミュレ
ーション手段とを設けてある点にある。
【0012】つまり、このシミュレーション装置によれ
ば、前述の如き加工検討にあたり、パイプ曲げ加工製品
の設計データと外部作成されたベンダー制御用の加工デ
ータとのいずれを入力データに用いても、パイプ曲げ加
工製品の製造過程を3次元動画的に表示させることがで
き、この点で、汎用性に高く使い勝手の良いパイプ曲げ
加工用のシミュレーション装置にすることができる。
【0013】〔4〕請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明の実施において好適な実施形態を特定するもの
であり、その特徴は、前記加工データ作成手段により内
部作成した加工データをリムーバブル記憶媒体に書き込
んで、又は、通信手段を介して外部に取り出す加工デー
タ取出手段を設けてある点にある。
【0014】つまり、この加工データ取出手段を設けて
おけば、パイプ曲げ加工製品の設計データを入力データ
に用いた製造過程の表示で加工検討を行なった結果、良
好な加工が確認された場合に、前記加工データ作成手段
により内部作成された加工データを、リムーバル記憶媒
体や通信手段を介しパイプベンダー側に送って、実際の
パイプベンダー制御に用いることができ、この点で、一
層機能性・実用性の高いシミュレーション装置にするこ
とができる。
【0015】〔5〕請求項5記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明の実施に用いるシミュレーション用記憶
媒体に係り、その特徴は、前記パイプベンダーによるパ
イプ曲げ加工製品の製造過程を前記設計データ又は前記
加工データに基づいてコンピュータシステムに3次元動
画的に表示させる処理手順を記憶させてある点にある。
【0016】つまり、このシミュレーション用記憶媒体
を用いれば、請求項1又は2記載の発明の実施として、
パイプ曲げ加工製品の設計データ、又は、それに基づき
作成されたベンダー制御用の加工データをコンピュータ
システムに入力することで、そのコンピュータにパイプ
ベンダーによるパイプ曲げ加工製品の製造過程を3次元
動画的に表示させることができ、その表示をもって前述
の如き加工検討を行なうことができる。
【0017】なお、このシミュレーション用記憶媒体を
リムーバブルなものにしたり、その記憶内容(すなわ
ち、シミュレーションソフトウェア)をインターネット
等の通信ネットを利用して送付するようにすれば、パイ
プベンダーを有する加工業者や新たなパイプベンダーの
導入を検討する加工業者に対して、請求項1又は2記載
の発明によるパイプ曲げ加工シミュレーション方法の利
用サービスを容易かつ広範に提供することができる。
【0018】〔6〕請求項6記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明の実施に用いるシミュレーション用記憶
媒体に係り、その特徴は、前記3次元動画的な表示をコ
ンピュータシステムに再現させる映像データを記憶させ
てある点にある。
【0019】つまり、このシミュレーション用記憶媒体
を用いれば、請求項1又は2記載の発明により得られ
た、パイプ曲げ加工製品の製造過程についての3次元動
画的な表示をコンピュータシステムに再現させて、前述
の如き加工検討を行なうことができる。
【0020】なお、このシミュレーション用記憶媒体を
リムーバブルなものにしたり、その記憶内容(すなわ
ち、上記映像データ)をインターネット等の通信ネット
を利用して送付するようにすれば、依頼に応じ請求項1
又は2記載の発明によるパイプ曲げ加工シミュレーショ
ン方法を依頼の設計データや加工データに基づき実施し
て、それで得られた上記映像データを依頼者に返送する
といったサービスを容易かつ広範に提供することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図5はパイプベンダーBを
示し、1は曲げ加工対象の原材パイプPをその管端部で
把持するチャック、2a〜2cは上下3段に配置した3
種の曲げ型、3a〜3cは各曲げ型2a〜2cに対応さ
せて上下3段に配置した3種のクランプ型であり、曲げ
予定部位の曲げ径に応じて選択した曲げ型2a〜2b
と、それに対応するクランプ型3a〜3cとで原材パイ
プPの曲げ予定部位を挟み込む。
【0022】4a〜4cはクランプ型3a〜3cに隣接
してパイプ曲げ予定部位の曲げ外側部分を支持するプレ
ッシャ型、5a〜5cは曲げ型2a〜2cに隣接してパ
イプ曲げ予定部位の曲げ内側部分を案内するワイパー型
であり、これらプレッシャ型4a〜4c及びワイパー型
5a〜5cも、クランプ型3a〜3cと同様、曲げ型2
a〜2cの選択に応じて選択使用する3種のものを各曲
げ型2a〜2cに対応させて上下3段に配置してある。
【0023】6はベンダー基体7に取り付けた回動軸、
8は回動軸6に取り付けたクランプフレームであり、曲
げ型2a〜2cは回動軸6に取り付け、クランプ型3a
〜3cはクランプフレーム8に装備のクランプ型ホルダ
ー3Hに取り付けてあり、回動軸6を曲げシリンダCm
及びチェーン機構9によりクランプフレーム8とともに
回動させることで、パイプ曲げ予定部位の曲げ加工にお
いて曲げ型2a〜2cとクランプ型3a〜3cとを一体
的に回動させる。
【0024】また、クランプ型ホルダー3Hをクランプ
フレーム8上でクランプシリンダCk及びリンク機構1
0により曲げ型2a〜2cに対する遠近方向に摺動させ
ることで、曲げ型2a〜2cとクランプ型3a〜3cと
によるパイプ曲げ予定部位の挟み込み、及び、その挟み
込みの解除を行なう。
【0025】11はベンダー基体7に装備したプレッシ
ャフレームであり、プレッシャ型4a〜4cはそのプレ
ッシャフレーム11に装備のプレッシャ型ホルダー4H
に取り付け、ワイパー型5a〜5cはベンダー基体7に
固定のワイパー型ホルダー5Hに取り付けてあり、プレ
ッシャフレーム11をベンダー基体7上で第1プレッシ
ャシリンダCp1により曲げ型2a〜2cに対する遠近
方向に摺動させることで、プレッシャ型4a〜4cとワ
イパー型5a〜5cとによるパイプ曲げ予定部位の挟み
込み、及び、その挟み込みの解除を行なう。
【0026】また、プレッシャ型ホルダー4Hをプレッ
シャフレーム11上で第2プレッシャシリンダCp2に
よりパイプPの管芯方向に摺動させることで、パイプ曲
げ予定部位の曲げ加工時におけるプレッシャ型4a〜4
cのパイプ管芯方向での前進移動と、曲げ加工完了後に
おけるプレッシャ型4a〜4cのパイプ管芯方向での後
退復帰とを行なう。
【0027】つまり、上記各シリンダCm,Ck,Cp
1,Cp2の操作により、図6の(イ),(ロ)に示す
如く、原材パイプPの曲げ予定部位を曲げ型2a〜2c
とクランプ型3a〜3cとで挟み、かつ、プレッシャ型
4a〜4cとワイパー型5a〜5cとで挟んだ状態で、
回動軸6をクランプフレーム8とともに回動させて曲げ
型2a〜2cとクランプ型3a〜3cとを所要角度だけ
一体的に回動させることで、また、それに伴いプレッシ
ャ型4a〜4cをパイプ管芯方向で所定距離だけ前進移
動させることで、原材パイプPの曲げ予定部位に所要曲
げ角度θmの曲げ加工を施し、その後、挟み込みを解除
して曲げ型2a〜2c、クランプ型3a〜3c、プレッ
シャ型4a〜4cの夫々を初期位置に復帰させること
で、次の曲げ予定部位の曲げ加工に備える。
【0028】mは原材パイプPにおける各曲げ予定部位
の内部に順次、挿通位置させるマンドレルである。
【0029】12はベンダー基体7に装備した送り台で
あり、チャック1はこの送り台12に装備し、この送り
台12をベンダー基体7上で送りシリンダCoにより前
後移動させて、チャック1をパイプ把持及び把持解除の
切り換え操作と連係させながら前後進移動させること
で、原材パイプPを所要送り量Lずつ送り移動させて原
材パイプPにおける複数の曲げ予定部位を曲げ型2a〜
2cの位置に順次位置させ、これにより、それら複数の
曲げ予定部位に対して上記の曲げ加工を順次に施す。
【0030】また、この送り台12には、チャック1を
パイプ軸芯周りで回動させて原材パイプPを所要角度θ
rだけヒネリ回転させることで曲げ向き(すなわち、曲
げ予定部位相互の曲げ向き)を変更するチャック回転モ
ータCr、使用する曲げ型2a〜2cに応じてチャック
1を送り台12上で横移動させるチャック横移動モータ
Ca、同じく使用する曲げ型2a〜2cに応じてチャッ
ク1を送り台12上で上下移動させるチャック上下移動
シリンダCb、並びに、チャック1の爪1aを開閉して
チャック1をパイプ把持状態と把持解除状態とに切り換
えるチャック開閉シリンダCcを装備してある。
【0031】13はベンダー操作盤であり、このベンダ
ー操作盤13には、複数の曲げ予定部位の夫々について
のパイプ送り量L、パイプヒネリ回転角度θr、パイプ
曲げ角度θm、使用の曲げ型2a〜2cなどをパラメー
タとするベンダー制御用の加工データDbに基づき前記
の各シリンダやモータを制御するベンダー制御器14を
設けてあり、このベンダー制御器14によるシリンダ・
モータの制御により、原材パイプPにおける複数の曲げ
予定部位に所要の曲げ加工を順次、自動的に施してパイ
プ曲げ加工製品を製造する。
【0032】また、このベンダー操作盤13には、例え
ば図7に示す如きパイプ曲げ加工製品を製造する場合
に、その製品パイプPの始端Ao、終端Ae、並びに、
各曲げ点A1〜AnのXYZ座標系(3次元直交座標
系)上における座標を設計データDaとしてキーボード
入力などにより入力する設計データ入力手段15、入力
された設計データDaに基づいてベンダー制御用の上記
加工データDbを内部作成する加工データ作成手段1
6、外部作成されたベンダー制御用の上記加工データD
bをフロッピー(登録商標)ディスク等のデータ用リム
ーバブル記憶媒体Mbを介して、あるいは、通信ネット
Nを介して入力する加工データ入力手段17、内部作成
した加工データDbをフロッピーディスク等のデータ用
リムーバブル記憶媒体Mbに書き込んで、あるいは、通
信ネットNを介して外部に取り出す加工データ取出手段
18を設けてあり、ベンダー制御器14は、加工データ
作成手段16により内部作成した加工データDb、ない
し、加工データ入力手段17により外部から入力した加
工データDbのうちオペレータにより指定された加工デ
ータDbに基づいて前記のシリンダ・モータ制御(すな
わちベンダー制御)を実行する。
【0033】一方、図8は上記パイプベンダーBによる
パイプ曲げ加工を映像的にシミュレートするシミュレー
ション装置Sを示し、このシミュレーション装置Sに
は、パイプ曲げ加工製品の設計データDa(製品パイプ
Pの始端Ao、終端Ae、並びに、各曲げ点A1〜An
のXYZ座標系上における座標)をキーボード入力など
により入力する第1入力手段19、入力された設計デー
タDaに基づいてベンダー制御用の前記加工データDb
を内部作成する加工データ作成手段20、外部作成され
たベンダー制御用の加工データDbをフロッピーディス
ク等のデータ用リムーバブル記憶媒体Mbを介して、あ
るいは、通信ネットNを介して入力する第2入力手段2
1、及び、加工データ作成手段20により内部作成した
加工データDa、ないし、第2入力手段21により外部
から入力した加工データDbのうち、オペレータにより
指定された加工データDbに基づいて、前記パイプベン
ダーBによるパイプ曲げ加工製品の製造過程を図9〜図
19の(イ)〜(ラ)に示す如くモニター画面22a上
に3次元動画的に表示するシミュレーション手段22を
設けてある。
【0034】つまり、このシミュレーション装置Sによ
る図9〜図19の(イ)〜(ラ)に示す如き製造過程の
3次元動画的な表示により、パイプベンダーBによる対
象製品の製造について、曲げ加工の進行に伴い種々に姿
勢変化するパイプPがベンダーB自体の各部や周辺の他
物と接触干渉することが無いかどうか、また、加工手順
やベンダーBの機種・使用治具が適切かどうか等のこと
を事前に検討する。
【0035】また、このシミュレーション装置Sには、
加工データ作成手段20により内部作成した加工データ
Dbをフロッピーディスク等のデータ用リムーバブル記
憶媒体Mbに書き込んで、あるいは、通信ネットNを介
して外部に取り出す加工データ取出手段23、及び、上
記製造過程の3次元動画的な表示を他のコンピュータシ
ステムに再現させる映像データDeをCD−RやDVD
−RAM等の大容量の映像データ用リムーバブル記憶媒
体Meに書き込んで、あるいは、通信ネットNを介して
外部に取り出す映像データ取出手段24を設けてある。
【0036】すなわち、パイプ曲げ加工製品の設計デー
タDaを入力データに用いた製造過程の表示で加工検討
を行なった結果、良好な加工が確認された場合に、加工
データ作成手段20により内部作成した加工データDb
を、上記加工データ取出手段23によりベンダー操作盤
13の加工データ入力手段17に送って、実際のパイプ
ベンダー制御に使用できるように、また、上記映像デー
タ取出手段24により映像データDeを他のコンピュー
タシステムに送って、製造過程の3次元動画的な表示を
他のコンピュータシステムで再現することにより、他の
コンピュータシステムでも加工検討を行なえるようにし
てある。
【0037】上記のシミュレーション手段22は、それ
による3次元動画的な表示において、オペレータの操作
により、表示物の動作速度の変更、連続的動作表示とス
テップ的動作表示との切り換え、動作の一時停止、加工
時間の表示、表示物の拡大や縮小、各型や型ホルダなど
のベンダー構成部品の個々についての表示と非表示との
切り換え、視点の変更、曲げ型などのベンダー使用冶具
の変更やベンダー機種そのものの変更を行なえるように
してあり、また、各型や型ホルダなどのベンダー構成部
品の個々についての不透明表示と半透明表示との切り換
えを行なえるようにして、半透明表示を選択すること
で、パイプベンダー構成部品の裏側に位置するパイプ部
分の状態も正確に把握できるようにしてある。
【0038】なお、本例では上記シミュレーション装置
Sを汎用パーソナルコンピュータシステムを用いて構成
してあり、このシステムの常用記憶媒体Mh(一般には
ハードディスク)には、設計データDaに基づき加工デ
ータDbを作成する処理手順F1や、加工データDbに
基づき製造過程を3次元動画的に表示する処理手順F2
などのプログラム類を書き込んであり、加工データ作成
手段20は、この常用記憶媒体Mhに書き込まれた処理
手順F1によって設計データDaに基づく加工データD
bの作成を行ない、また、シミュレーション手段22
は、この常用記憶媒体Mhに書き込まれた処理手順F2
によって加工データDbに基づく製造過程の3次元動画
的な表示を行なう。
【0039】そしてまた、この常用記憶媒体Mhを用い
て、第1入力手段19による入力設計データDa、加工
データ作成手段20による作成加工データDb、第2入
力手段21による入力加工データDb、シミュレーショ
ン手段22による3次元動画的な表示において作成する
映像データDeなどのデータ類の書き込み及び読み出し
を行なう。
【0040】なお、常用記憶媒体Mhへの上記処理手順
F1,F2の書き込みは、CD−ROMなどのインスト
ール用リムーバブル記憶媒体Miからの転写、あるい
は、通信ネットNによる伝送により行なう。
【0041】つまり、上記の常用記憶媒体Mh及びイン
ストール用リムーバブル記憶媒体Miは、前記加工デー
タDbに基づいてパイプベンダーBによるパイプ曲げ加
工製品の製造過程をコンピュータシステムに3次元動画
的に表示させる処理手順F2を記憶させてあるシミュレ
ーション用記憶媒体である。
【0042】また、映像データ取出手段24によるデー
タ書き込みを行なった映像データ用リムーバブル記憶媒
体Me、及び、その映像データ取出手段24のデータ読
み出し元である常用記憶媒体Mhは、上記製造過程の3
次元動画的な表示をコンピュータシステムに再現させる
映像データDeを記憶させてあるシミュレーション用記
憶媒体である。
【0043】〔別実施形態〕前述の実施形態では、パイ
プ曲げ加工製品の設計データDaに基づき作成するベン
ダー制御用の加工データDb(ベンダー制御器14が認
識できる加工手順データ)に基づいて、パイプベンダー
Bによる製品製造過程を3次元動画的に表示させるよう
にしたが、パイプ曲げ加工製品の設計データDaに基づ
き直接的に表示用のデータ(ベンダー制御には使用でき
ないデータ)を作成して、製品製造過程の3次元動画的
表示を行なわせるようにしてもよい。
【0044】前述の実施形態では、加工データDbに基
づいてパイプベンダーBによる製品製造過程をコンピュ
ータシステムに3次元動画的に表示させる処理手順F2
を記憶させてあるシミュレーション用記憶媒体Mh,M
iを示したが、上記の如く設計データDaに基づき直接
的に製品製造過程の3次元動画的表示を行なわせる場合
などでは、パイプ曲げ加工製品の設計データDaに基づ
いてパイプベンダーBによる製品製造過程をコンピュー
タシステムに3次元動画的に表示させる処理手順を記憶
させたシミュレーション用記憶媒体を用いるようにすれ
ばよい。
【0045】前述の実施形態では、入力設計データDa
からの3次元動画的表示と入力加工データDbからの3
次元動画的表示との両方を可能にしたが、いずれか一方
のみが可能な装置構成にしてもよい。
【0046】本発明は、パイプPの曲げ予定部位を曲げ
型2a〜2cの位置に送る形式に限らず、例えば、曲げ
型2a〜2cの方をパイプPの曲げ予定部位に移動させ
る形式のパイプベンダーなど、種々の形式のパイプベン
ダーに適用できる。
【0047】パイプ曲げ加工製品の設計データDaの様
式は、前述の実施形態で示した如き各曲げ点A1〜An
の3次元直交座標系における座標を用いた様式に限られ
るものではなく、本発明は、どのような様式の設計デー
タDaを用いる場合にも適用できる。
【0048】また同様に、設計データDaに基づき作成
するベンダー制御用加工データDbの様式も、前述の実
施形態で示した如きパイプ送り量L、パイプヒネリ回転
角度θr、パイプ曲げ角度θmなどをパラメータとする
様式に限られるものではなく、本発明は、ベンダー形式
に応じたどのような様式の加工データDbを用いる場合
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプベンダーの全体正面図
【図2】パイプベンダーの全体平面図
【図3】パイプベンダーの曲げ加工部の平面図
【図4】パイプベンダーの曲げ加工部の側面図
【図5】パイプベンダーの曲げ加工部の正面図
【図6】曲げ加工動作を示す拡大平面図
【図7】パイプ曲げ加工製品を示す斜視図
【図8】シミュレーション装置の装置構成を示すブロッ
ク図
【図9】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図10】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図11】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図12】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図13】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図14】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図15】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図16】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図17】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図18】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【図19】製品製造過程の3次元動画的な表示を示す図
【符号の説明】
19 第1入力手段 20 加工データ作成手段 21 第2入力手段 22 シミュレーション手段 23 加工データ取出手段 B パイプベンダー Da 設計データ Db 加工データ De 映像データ F2 処理手順 Mb リムーバブル記憶媒体 Me,Mh シミュレーション用記憶媒体 Mi,Mh シミュレーション用記憶媒体 N 通信手段 P パイプ S シミュレーション装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ曲げ加工製品の設計データに基づ
    いて作成されたベンダー制御用の加工データに基づき、
    原材パイプの複数部位に曲げ加工を順次、自動的に施し
    てパイプ曲げ加工製品を製造するパイプベンダーに関
    し、 このパイプベンダーによるパイプ曲げ加工製品の製造過
    程を、前記設計データ又は前記加工データに基づいて3
    次元動画的に表示させるパイプ曲げ加工シミュレーショ
    ン方法。
  2. 【請求項2】 前記製造過程の表示において、前記パイ
    プベンダーの構成部品を半透明に表示させる請求項1記
    載のパイプ曲げ加工シミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のパイプ曲げ加工シ
    ミュレーション方法の実施に用いるシミュレーション装
    置であって、 前記設計データを入力する第1入力手段と、 前記加工データを入力する第2入力手段と、 前記第1入力手段により入力した設計データに基づき前
    記加工データを内部作成する加工データ作成手段と、 その加工データ作成手段により内部作成した加工データ
    と前記第2入力手段により入力した加工データとのいず
    れか一方に基づいて、前記パイプベンダーによるパイプ
    曲げ加工製品の製造過程を3次元動画的に表示するシミ
    ュレーション手段とを設けてあるシミュレーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記加工データ作成手段により内部作成
    した加工データをリムーバブル記憶媒体に書き込んで、
    又は、通信手段を介して外部に取り出す加工データ取出
    手段を設けてある請求項3記載のシミュレーション装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のパイプ曲げ加工シ
    ミュミレーション方法の実施に用いるシミュレーション
    用記憶媒体であって、 前記パイプベンダーによるパイプ曲げ加工製品の製造過
    程を前記設計データ又は前記加工データに基づいてコン
    ピュータシステムに3次元動画的に表示させる処理手順
    を記憶させてあるシミュレーション用記憶媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載のパイプ曲げ加工シ
    ミュレーション方法の実施に用いるシミュレーション用
    記憶媒体であって、 前記3次元動画的な表示をコンピュータシステムに再現
    させる映像データを記憶させてあるシミュレーション用
    記憶媒体。
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