JP2003023619A - 画像サーバー及び画像サーバーシステム - Google Patents

画像サーバー及び画像サーバーシステム

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JP2003023619A
JP2003023619A JP2001207506A JP2001207506A JP2003023619A JP 2003023619 A JP2003023619 A JP 2003023619A JP 2001207506 A JP2001207506 A JP 2001207506A JP 2001207506 A JP2001207506 A JP 2001207506A JP 2003023619 A JP2003023619 A JP 2003023619A
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unit
image
camera
image pickup
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JP2001207506A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kihara
寿之 木原
Kenichi Kikuchi
健一 菊地
Kenji Koyanagi
憲二 小柳
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークを介して複数の利用
者がアクセスしたときに、利用者のそれぞれが撮像部ま
たは撮像装置を快適に操作することができ、操作面では
オープンで、迅速に画像データを入手できる画像サーバ
ーを提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の端末装置から該撮像部の撮像位置
を制御する機能を有し、端末装置ごとの撮像部管理情報
を記憶するアクセス管理テーブルと、端末装置から撮像
部の撮像位置を制御するためのカメラ制御データを受信
するサーバー部とを備え、カメラ制御データに基づいて
撮像部の撮像位置を変更する場合には、カメラ制御デー
タを送信した端末装置の撮像部管理情報をアクセス管理
テーブルから取出し、該撮像部管理情報とカメラ制御デ
ータに基づいて、変更前の撮像部の撮像位置からの変更
量を演算することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の利用者がネ
ットワークを介して同一の撮像部または外付けの撮像装
置を快適に遠隔操作して映像を撮影し、この画像データ
を各端末装置に送出する画像サーバーと、さらにこの画
像サーバーと各端末装置とをネットワークを介して接続
させる画像サーバーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内蔵カメラ等をもつ撮像部や外付
けの撮像装置を遠隔制御して撮像角度(パン、チルト)
を変更するシステムが知られている。しかし、この従来
のシステムは、専用線を用いるものが多く、ネットワー
クを用いて遠隔制御するにしても、撮像部側と制御装置
側がそれぞれ独自のプロトコルや制御形態を採用するも
ので、汎用性に欠けるものであった。
【0003】ところが、最近の情報技術の革新は目覚し
く、インターネット等のネットワークが急速に普及して
きている。誰もが手軽に使えるインターネット等を使用
すれば、撮像部や撮像装置の遠隔制御はきわめて汎用性
の高いシステムとして構築でき、大きな広がりが見込め
るものとなるはずである。
【0004】このような従来のシステムとして、特開平
11−26590で開示されたものがある。この従来の
技術は、インターネット等のネットワーク網において閲
覧者が見ることのできる画像データの更新を自動的に行
うとともに、画像データに関して閲覧者が必要とする情
報をも自動的に提供するネットワーク接続型画像取得シ
ステムを提供するものである。撮像装置に撮像制御装置
が接続され、この撮像制御装置は通信アダプタを介して
サーバー装置に接続される。サーバー装置には通信アダ
プタが接続され、ネットワーク網を介して提携先の複数
の端末装置が任意に接続できるようになっている。端末
装置からネットワーク網を介してサーバー装置に接続す
ると、通常のブラウザソフトなどによりサーバー装置内
に格納されたファイルをディスプレイにより閲覧できる
ものである。
【0005】しかしながら、この従来の技術は、ネット
ワーク網を介して提携先の複数の端末装置が任意に接続
できるものではあったが、特殊なパスワードなどにより
所定の端末装置のみから撮影操作をすることを可能に
し、他の端末では一部閲覧できないようにするなど、操
作面では閉鎖性の高いものであった。
【0006】そして、そもそもこの従来の技術は、同時
に複数のアクセスが集中するといったことを想定してい
るものではない。というのは、この従来のネットワーク
接続型画像取得システムは、リアルタイムあるいは準リ
アルタイム(静止画像の多数枚連続送信や動画送信)に
画像を送出するものではなく、所定時刻に自動撮影され
た画像を後から閲覧するもので、同時刻に複数のアクセ
スが集中することなどまず考えられない。従って、この
従来の技術によれば、基本的に撮影操作の権限を有する
特定の端末のみが撮影操作し、複数の端末装置の利用者
はただ閲覧するだけで、同時に操作する必要性がないも
のであった。
【0007】しかし、どこからもアクセスでき、誰から
も同じように操作できなければ、オープンなネットワー
ク接続型画像取得システムとはいえないし、現在複数の
利用者が1つもしくは複数の撮像装置を共用し、それぞ
れ自分の観点から操って各自の希望する映像をリアルタ
イムに入手するニーズは多い。
【0008】例えば、現在高齢化社会を迎えて、在宅介
護は一般に関心の高いものの1つであるが、要介護者の
情報を得るために撮像装置を設置したとしても、医者
や、介護サービス会社、防犯サービス等、複数の利用者
が必要とする情報は同じではなく、各自別々の情報を入
手する必要がある。これを利用者の1人の管理に委ねる
わけにはいかない。
【0009】このように、複数の利用者が同一の撮像部
や撮像装置を操作して画像を得るという必要性は高まっ
ているが、撮像部や撮像装置を端末装置からインターネ
ット等のネットワークを介してリアルタイムに遠隔操作
し、画像を端末装置に転送するには、1回のアクセスで
もアクセス開始から終了まで相当の時間が必要である。
この長いアクセス時間がかかることが、同一の撮像部や
撮像装置に複数のアクセスが集中する原因になってい
る。
【0010】例えば、画像を転送する際には次のような
時間が必要である。リアルタイムに撮影される撮像部ま
たは撮像装置の取り込んだ映像を画像圧縮するのに要す
る時間、画像データをインターネット等のプロトコルに
適合した信号とするための処理時間、ウェブ上の転送時
間、端末装置で受信した画像信号の伸張のために要する
時間などである。中でも転送時間は、通信経路の通信レ
ートによって大きく影響される。インターネット等では
一日の中でもトラフィック変動が大きく、この不確定要
素のためさらに大きく遅延してしまう。また、当然、端
末装置から撮像部または撮像装置を遠隔操作するため、
遠隔操作のための制御信号が、端末装置からインターネ
ット等を介して撮像装置に到達するまでにも時間が必要
となる。
【0011】このように、画像を取り込んで転送終了す
るまでには相当に長い時間が必要であり、この時間が長
いことのために、また撮影対象をモニタする必要性が高
ければ高いほど、複数の操作者が同時に同一の撮像部ま
たは撮像装置にアクセスし、撮像部または撮像装置の操
作が不能になる可能性があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
インターネット等を介してのリアルタイムに行う撮像部
または撮像装置の遠隔操作では、アクセスしてから希望
の画像を得るまでかなりの時間がかかり、この間に別の
利用者からのアクセスで操作不能になる可能性が高く、
操作性が悪いという問題があった。これからは、複数の
利用者が1台もしくは複数台の撮像部または撮像装置を
共用し、ネットワークを介して情報を入手する画像取得
システムに対する期待は大きい。
【0013】また、特開平11−26590で開示され
たネットワーク接続型画像取得システムは、ネットワー
ク網を介して提携先の複数の端末装置が任意に接続でき
るものではあったが、リアルタイムの操作で画像を入手
するものではなく、特定の端末装置のみを撮影操作可能
とし、他の端末では操作させないという閉鎖性の高いも
のであった。すなわち、複数の利用者が自分用に設置し
た撮像装置を各自がそれぞれ操作して、あたかも複数台
の撮像装置によって画像を入手するかのような快適さ
で、しかも提携者であれば誰でも操作できるオープンさ
で、リアルタイムに操作できる画像取得システムを実現
すること等は、できないものであった。
【0014】そこで、本発明は、ネットワークを介して
複数の利用者がアクセスしたときに、利用者のそれぞれ
が撮像部または撮像装置を快適に操作することができ、
操作面で閉鎖的でなく、迅速に画像データを入手できる
画像サーバーを提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、ネットワークを介して複
数の利用者がアクセスしたときに、利用者のそれぞれが
撮像部または撮像装置を快適に操作することができ、操
作面で閉鎖的でなく、ネットワークのトラフィック変動
などに強く、迅速に画像データを入手できる画像サーバ
ーシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上説明した問題点を解
決するため本発明の画像サーバーは、パン動作やチルト
動作等の撮像位置変更機能を有する撮像部を備え、ネッ
トワークを介して複数の端末装置から該撮像部の撮像位
置を制御することができる画像サーバーであって、端末
装置ごとの撮像部管理情報を記憶するアクセス管理テー
ブルと、端末装置から撮像部の撮像位置を制御するため
のカメラ制御データを受信するサーバー部とを備え、カ
メラ制御データに基づいて撮像部の撮像位置を変更する
場合には、カメラ制御データを送信した端末装置の撮像
部管理情報をアクセス管理テーブルから取出し、該撮像
部管理情報とカメラ制御データに基づいて、変更前の撮
像部の撮像位置からの変更量を演算することを特徴とす
る。
【0017】これにより、ネットワークを介して複数の
利用者がアクセスしたときに、利用者のそれぞれが撮像
部または撮像装置を快適に操作することができ、操作面
で閉鎖的でなく、迅速に画像データを入手できる画像サ
ーバーを提供することができる。
【0018】また、本発明の画像サーバーシステムは、
上述の画像サーバーと、画像サーバーから送信されたデ
ータを表示でき、GUI入力によって画像サーバーのカ
メラ部をネットワークを介して遠隔操作できるブラウザ
手段と、GUI手段から出力される操作信号からカメラ
制御データを生成するとともにデータを受信したら受信
通知を画像サーバーに送信送するカメラ制御データ送出
手段とが設けられた端末装置と、を備えたことを特徴と
する。
【0019】これにより、ネットワークを介して複数の
利用者がアクセスしたときに、利用者のそれぞれが撮像
部または撮像装置を快適に操作することができ、操作面
で閉鎖的でなく、ネットワークのトラフィック変動など
に強く、迅速に画像データを入手できる画像サーバーシ
ステムを提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1に記載された発明は、パ
ン動作やチルト動作等の撮像位置変更機能を有する撮像
部を備え、ネットワークを介して複数の端末装置から該
撮像部の撮像位置を制御することができる画像サーバー
であって、端末装置ごとの撮像部管理情報を記憶するア
クセス管理テーブルと、端末装置から撮像部の撮像位置
を制御するためのカメラ制御データを受信するサーバー
部とを備え、カメラ制御データに基づいて撮像部の撮像
位置を変更する場合には、カメラ制御データを送信した
端末装置の撮像部管理情報をアクセス管理テーブルから
取出し、該撮像部管理情報とカメラ制御データに基づい
て、変更前の撮像部の撮像位置からの変更量を演算する
ことを特徴とする画像サーバーであるから、各端末装置
ごとに撮像部の撮像管理情報を有することにより、他の
端末装置による撮像部の操作に影響されることなく、違
和感なく撮像部の撮像位置の変更を行うことができる。
【0021】請求項2に記載された発明は、変更量によ
り撮像部の撮像位置を変更後、カメラ制御データを送信
した端末装置の撮像部管理情報の中で変更前の撮像位置
の情報を変更後の撮像位置の情報で更新することを特徴
とする請求項1に記載の画像サーバーであるから、さら
に、画像サーバーが端末装置と接続している状態におい
ては、その端末装置が直前に操作を終えた最終の撮像位
置からの撮像位置の変更となるため、常に端末装置に表
示されている画像データからの移動を考えればよく、従
って違和感なく撮像部の撮像位置の変更ができる。
【0022】請求項3に記載された発明は、サーバー部
に同時に複数の端末装置からカメラ制御データが送られ
てきたときに、受け付けるカメラ制御データを決定する
アクセス管理手段を有することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載された画像サーバーであるから、ネットワ
ークを介して複数の利用者によりアクセスが集中したと
きにも撮像部の操作が衝突して混乱するのを回避でき、
これにより各利用者が撮像部を快適に操作することがで
きる。
【0023】請求項4に記載された発明は、カメラ制御
データを送信した端末装置にのみに対し、カメラ制御デ
ータに基づく撮像部の撮像位置を変更した後の撮像デー
タを送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の画像サーバーであるから、カメラ制御データを
送信した端末装置にのみがデータを受け取ることがで
き、違和感なく撮像部の撮像位置の変更ができる。
【0024】請求項5に記載された発明は、カメラ部と
カメラ調整機構とを備えた撮像部と、カメラ部が撮影し
た画像データを格納するメモリ部と、カメラ調整機構の
制御を行うカメラ調整手段とメモリ部に格納されたデー
タをネットワークを介して端末装置へ送信し、該端末装
置からネットワークを介してカメラ制御データを受信す
るサーバー部と、少なくともカメラ調整手段の制御を行
う制御手段とを備えた画像サーバーであって、サーバー
部に複数の端末装置からアクセスがあったときに、カメ
ラ調整手段に対して操作管理の制御を行うアクセス管理
手段と、アクセスした端末装置の撮像部管理情報を管理
するためのアクセス管理テーブルと、アクセス管理テー
ブルから取出した撮像部管理情報とカメラ制御データに
基づいて、直前に操作を終えた端末装置が変更した最終
の撮像位置を初期値とし、該初期値を起点として待機中
の端末装置から送られたカメラ制御データで指示された
目的の撮像位置までの変更量を演算する変更量演算手段
とを備え、アクセス管理手段が端末装置から受信通知を
受信したら、カメラ調整手段に対して変更量だけカメラ
調整機構を調整することを特徴とする画像サーバーであ
るから、ネットワークを介して複数の利用者がアクセス
したときに、アクセス管理手段によって内蔵したカメラ
部の制御を行うカメラ調整手段に対して操作管理の制御
を行うことができ、複数のアクセスが集中したときにも
撮像部の操作が衝突して混乱するのを回避でき、これに
より各利用者が撮像部を快適に操作することができる。
従来のように操作可能な端末装置を限って衝突を回避す
るのではなく、操作面で閉鎖的でなく、操作できる端末
装置が制限されず、操作管理の制御によって優先された
端末装置が行った最終の撮像位置を初期値とし、変更量
演算手段がこの初期値を起点として待機中の端末装置か
ら送られたカメラ制御データで指示された目的の撮像位
置までの変更量を演算するため、アクセス管理手段がア
クセスした端末装置から受信通知を受信したら、アクセ
ス管理手段が直ちに変更量だけカメラ調整機構を調整
し、迅速に映像を入手できる。
【0025】請求項6に記載された発明は、カメラ部と
カメラ調整機構及びカメラ内機構制御手段を備えた外付
けの撮像装置から出力された画像データを格納するメモ
リ部と、カメラ内機構制御手段の制御を行うカメラ調整
手段と、メモリ部に格納されたデータをネットワークを
介して端末装置へ送信し、該端末装置からネットワーク
を介してカメラ制御データを受信するサーバー部と、少
なくともカメラ調整手段の制御を行う制御手段とを備え
た画像サーバーであって、サーバー部に複数の端末装置
からアクセスがあったときに、カメラ調整手段に対して
操作管理の制御を行うアクセス管理手段と、アクセスし
た端末装置の撮像部管理情報を管理するためのアクセス
管理テーブルと、アクセス管理テーブルから取出した撮
像部管理情報とカメラ制御データに基づいて、直前に操
作を終えた端末装置が変更した最終の撮像位置を初期値
とし、該初期値を起点として待機中の端末装置から送ら
れたカメラ制御データで指示された目的の撮像位置まで
の変更量を演算する変更量演算手段とを備え、アクセス
管理手段が端末装置から受信通知を受信したら、カメラ
調整手段に対して変更量だけカメラ調整機構を調整する
ことを特徴とする画像サーバーであるから、ネットワー
クを介して複数の利用者がアクセスしたときに、アクセ
ス管理手段によって外付けしたカメラ部の制御を行うカ
メラ調整手段に対して操作管理の制御を行うことがで
き、複数のアクセスが集中したときにも撮像部の操作が
衝突して混乱するのを回避でき、これにより各利用者が
撮像部を快適に操作することができる。従来のように操
作可能な端末装置を限って衝突を回避するのではなく、
操作面で閉鎖的でなく、操作できる端末装置が制限され
ず、操作管理の制御によって優先された端末装置が行っ
た最終の撮像位置を初期値とし、変更量演算手段がこの
初期値を起点として待機中の端末装置から送られたカメ
ラ制御データで指示された目的の撮像位置までの変更量
を演算するため、アクセス管理手段がアクセスした端末
装置から受信通知を受信したら、アクセス管理手段が直
ちに変更量だけカメラ調整機構を調整し、迅速に映像を
入手できる。様々の外付けした撮像装置に対応すること
ができ、利便性が向上する。
【0026】請求項7に記載された発明は、端末装置か
らアクセスがあった時刻を測定する時間管理手段が設け
られたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
の画像サーバーであるから、時間管理手段によってアク
セスのあった時刻を測定して、早くアクセスがあった端
末装置に優先性をもたせて操作管理の制御をアクセス管
理手段が行うため最も合理的な操作管理の制御を行うこ
とができる。
【0027】請求項8に記載された発明は、端末装置か
らアクセスがあったとき、アクセス管理手段が該端末装
置のアドレス情報をアクセス管理テーブルに記録するこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像サ
ーバーであるから、アクセスがあった時点でアドレス情
報をアクセス管理テーブルに登録し、操作管理の制御さ
せた端末装置への転送が終了した受信通知があったら、
直ちに待機中の端末装置の操作を行うことができる。
【0028】請求項9に記載された発明は、カメラ調整
手段が操作を終了したとき、アクセス管理手段がアクセ
ス管理テーブルの操作終了フラグをONするとともに、
待機中の端末装置に操作終了時点のカメラ部のパンデー
タ、チルトデータ、ズームデータをアクセス管理テーブ
ルに初期値としてアドレス情報と関係付けて記録するこ
とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像サ
ーバーであるから、操作管理の制御した端末装置のカメ
ラ操作が終了した時点で、待機中の端末装置に対してパ
ンデータ、チルトデータ、ズームデータを初期値として
メモリ部に記録することができる。
【0029】請求項10に記載された発明は、アクセス
管理手段が、端末装置から受信通知を受信したら、アク
セス管理テーブルの受信通知フラグをONさせ、さらに
待機中の端末装置に操作可能通知を送信することを特徴
とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像サーバーで
あるから、待機中の端末装置が操作可能になったことを
操作可能通知で直ちに知ることができ、アクセス管理テ
ーブルで複数アクセス管理が容易になる。
【0030】請求項11に記載された発明は、アクセス
管理テーブルには、アドレス情報ごとに優先レベルまた
は占有時間が付与されていることを特徴とする請求項1
〜10のいずれかに記載の画像サーバーであるから、ア
クセス管理テーブルをアドレス情報で管理するため管理
が容易であり、優先レベルまたは占有時間が付与されて
いるため優先性の高い操作を迅速に行うことができる。
【0031】請求項12に記載された発明は、アクセス
管理テーブルには、操作管理の制御によって優先して調
整された端末装置が行ったパンデータ、チルトデータ、
ズームデータの変更位置を初期値として記録することを
特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像サー
バーであるから、アクセス管理テーブルをアドレス情報
で管理するため管理が容易であり、操作管理の制御され
た端末装置によって行われたパンデータ、チルトデー
タ、ズームデータの変更位置を初期値とし、変更量演算
手段の演算した変更量だけ操作するため操作を迅速に行
うことができる。
【0032】請求項13に記載された発明は、アクセス
管理テーブルには、アドレス情報ごとにカメラ調整手段
に対するパンデータ、チルトデータ、ズームデータのデ
フォルト値が格納され、カメラ制御データを受信すると
変更量演算手段が該デフォルト値を基準にした変更量を
演算することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに
記載の画像サーバーであるから、アクセス管理テーブル
には、アドレス情報ごとにデフォルト値が格納され、カ
メラ制御データを受信すると変更量演算手段が該デフォ
ルト値を基準にした変更量を演算するため、カメラ部の
調整状態に依存して複雑な制御を行うのでなく、簡単に
デフォルトからの操作をすればよく制御が容易になる。
【0033】請求項14に記載された発明は、請求項1
〜13のいずれかに記載の画像サーバーと、画像サーバ
ーから送信されたデータを表示でき、GUI入力によっ
て画像サーバーのカメラ部をネットワークを介して遠隔
操作できるブラウザ手段と、該GUI入力を操作信号に
変換するGUI手段と、GUI手段から出力される操作
信号からカメラ制御データを生成するとともにデータを
受信したら受信通知を画像サーバーに送信送するカメラ
制御データ送出手段とが設けられた端末装置と、を備え
たことを特徴とする画像サーバーシステムであるから、
ネットワークを介して複数の利用者がアクセスしたとき
に、アクセス管理手段によってカメラ部の制御を行うカ
メラ調整手段に対して操作管理の制御を行うため、複数
のアクセスが集中したときにも撮像部の操作が衝突して
混乱するのを回避でき、これにより各利用者が撮像部を
快適に操作することができ、従来のように操作可能な端
末装置を限って衝突を回避するのではなく、操作面で閉
鎖的でなく、操作できる端末装置が制限されず、操作管
理の制御によって優先された端末装置が行った変更位置
を初期値とし、変更量演算手段がこの初期値を起点とし
て待機中の端末装置から送られたカメラ制御データで指
示された目的の撮像位置までの変更量を演算するため、
アクセス管理手段がアクセスした端末装置から受信通知
を受信したら、アクセス管理手段が直ちに変更量だけカ
メラ調整機構を調整し、迅速に映像を入手できる。
【0034】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における画像サーバーと画像サーバーシステムにつ
いて図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形
態1における画像サーバーと画像サーバーシステムの構
成図である。
【0035】図1において、1は被写体を撮影して画像
データを転送する画像サーバー、2は利用者が画像サー
バー1から転送された画像を受信して表示するととも
に、画像サーバー1をカメラ制御データで制御できるク
ライアントPC等の端末装置、3はインターネット等の
ネットワークで、画像を転送したり、カメラ制御データ
を伝送することができるものである。本実施の形態1の
画像サーバーシステムは、画像サーバー1と端末装置2
とネットワーク3とから構成される。端末装置2につい
ては後述する。
【0036】4は画像サーバー1に設けられ、パン動作
やチルト動作等の撮像位置変更機能を有して被写体を撮
影し、これを画像信号に変換して出力する撮像部であ
り、4aは光電変換装置からなるカメラ部である。5は
画像処理部、5aはカメラ部4aが撮影して出力された
映像信号を、フォーマット変換して画像データとして輝
度(Y)と色差信号(Cb,Cr)に変換する画像処理
回路である。6は画像処理部5で変換して得られた画像
データをネットワークの通信レートに合ったデータ量に
画像圧縮する画像圧縮手段であり、本実施の形態1にお
いては、JPEG形式のデータに変換する。MPEG形
式等その他の形式でもよい。このように、映像を処理す
る画像処理部5は画像処理回路5aと画像圧縮手段6か
ら構成される。
【0037】7は画像圧縮手段6で圧縮した画像データ
を一旦蓄積する記憶部、7aはIPアドレス(本実施の
形態1における本発明のアドレス情報)、パンデータ/
チルトデータ/ズームデータなどの端末装置2用の撮像
部4の撮像位置、優先レベル、占有時間等のアクセスし
た端末装置2に関する情報を格納することができる記憶
部7内に設けられたアクセス管理テーブル、8は、内蔵
する撮像部4を制御したり、パン、チルト等の姿勢制御
を行うカメラ制御データをネットワーク3を介して受け
取り、画像圧縮手段6が圧縮したデータを端末装置2へ
送信することができるサーバー部である。9は画像処理
部5と画像圧縮手段6を備えた画像処理部5を制御し、
カメラ部4aを制御するとともに後述するカメラ調整機
構11、カメラ調整手段12を制御する制御部、10は
ネットワーク3と画像サーバー1の間で、プロトコルに
従い送受信を行うネットワークインターフェースであ
る。
【0038】11は撮像部4のパン位置、チルト位置等
の撮像角度とズームや絞りを変更できるカメラ調整機
構、12はカメラ調整機構11を制御するとともに画像
処理部5と画像圧縮手段6を制御するカメラ調整手段で
ある。パンは左右の首振り変更、チルトは上下方向の傾
斜角変位を意味し、カメラ調整機構11でパンを変更す
るのはパニング用モータ、チルトを変更するのはチルト
用モータ、ズーム変更を行うのはズーム用モータであ
る。カメラ調整手段12はパニング用モータ、チルト用
モータ、ズーム用モータの回転数と回転方向を制御し、
カメラ部4aの撮像制御を行うCCDドライバ等を要素
としてもち、併せて絞り等の制御を行う。
【0039】13は、同時に複数の端末装置2からネッ
トワーク3を介してアクセスがあったときに、アクセス
管理テーブル7aを参照し、カメラ調整手段12に対し
て操作の制御を行うよう指示するアクセス管理手段であ
る。13aはアクセスがあったときのアクセス時刻を計
測する時間管理手段である。13bは、操作の制御によ
って直前に操作を終えた端末装置2が行ったパン、チル
ト、ズームの最終の撮像位置を初期値とし、この初期値
を起点として、次に予定されている待機中の端末装置2
から送られたカメラ制御データが指示する目的の撮像位
置までの変更量を演算する変更量演算手段であり、カメ
ラ制御データを送ってきた端末装置2の撮像部4の初期
値をアクセス管理テーブル7aから取出し、その内容と
送られたカメラ制御データを基に変更量の演算を行う。
なお、この初期値に関し、通信接続状態の端末装置2が
最初のアクセスから引き続いてアクセスを続けている場
合の説明をすると、通信開始当初には直前に操作を終え
た他の端末装置2の撮像位置の初期値を起点として操作
するが、それ以降のアクセスにおいてはその端末装置2
が前回操作した最終の撮像位置を初期値として操作する
ことになる。従って、この場合、直前に操作を終えた端
末装置2には、通信接続中の端末装置2自身が含まれ、
初期値は自分の前回(直前)の操作の最終撮像位置とい
うことになる。また、直前に操作を終えた端末装置2が
行った最終の撮像位置を初期値とするのではなく、それ
ぞれの端末装置2が固有のデフォルト値を初期値として
与えることもできる。このデフォルト値による操作管理
については後で詳述する。変更量演算手段13bが演算
した変更量は一旦アクセス管理テーブル7aに記録さ
れ、受信通知を受信したらアクセス管理手段13がカメ
ラ調整機構11を制御する。
【0040】アクセス管理手段13は、アクセスできた
各端末装置2のIPアドレスをアクセス管理テーブル7
aに記録し、操作可能(通信可能な接続状態)になった
ときIPアドレスごとに上述の最終の撮像位置を初期値
として記録するとともに、時間管理手段13aが計測し
たアクセス時刻を記録して管理する。また、アクセス管
理手段13は、IPアドレスごとに数段階の優先レベル
を設定することができる。アクセス管理手段13は、端
末装置2からアクセスがあると、待機フラグの1つをO
Nにし、優先して操作している端末装置2の実行中フラ
グをONとし、操作が終了したときには操作終了フラグ
をONにして、複数のアクセスに対して操作管理の制御
する。
【0041】14は画像転送管理手段であって、画像圧
縮手段6によってネットワークの通信レートに合ったデ
ータ量に画像圧縮され、一旦記憶部7に格納されたデー
タをサーバー部8から転送させる。そして、データの転
送が終了すると画像転送管理手段14はアクセス管理手
段13にこれを通知する。カメラ制御を受け付ける端末
装置を決定した場合は、アクセス管理手段13は操作可
能になったことを連絡するため、待機中の端末装置2に
操作可能通知を送信する。
【0042】アクセス管理手段13は、カメラ制御デー
タとして送られてきた、撮像角度を大幅に変更する規定
角変更データ(速送り)、小刻みな通常送りデータ、自
動撮像モードを行う自動撮像開始データ等、のデータを
判別する。なお、上述した記憶部7にはカメラ制御デー
タに対する多くの設定値も、すべて記憶されている。例
えば、上述した自動撮像モードにおいて、カメラ調整手
段12によってカメラ部4を自動的に移動させて撮像す
るための、所定の間隔(自動撮像角)や、所定の首振り
速度及び撮像時間間隔等が記憶されている。そして、ア
クセス管理手段13はカメラ制御データに応じて記憶部
7からこれらの設定値を読み出し、カメラ調整手段12
にカメラ制御データと一緒に引き渡す。
【0043】次に、端末装置2についての説明を行う。
15は端末装置2のブラウザ手段で、画像サーバー1の
サーバー部7から画像データを受信し、LCD等の表示
画面上に表示する。また、ブラウザ手段15はネットワ
ーク3上の他のサーバーに対しても、対象であるデータ
の格納先が示されたURLやIPアドレスに従って、そ
の情報を画面上に表示することができる。16は画像の
伸長をするために後述する画像伸張手段17を制御する
など、端末装置2の各部を制御する制御手段、17は受
信した圧縮されたデータを伸長することができる画像伸
長手段、18はネットワーク3と端末装置2の間のネッ
トワークインターフェースである。
【0044】19はブラウザ手段15の表示画面上に表
示され、1クリックごとに1所定回転角ごと小刻みにカ
メラ部4aの撮像角度を変更できる通常送りボタン、2
0は撮像角度を大幅に変更するときに規定角変更データ
を送出する速送りボタンである。21はブラウザ手段1
5によって表示された撮像部4で撮影された画像、22
はGUI入力手段である。なお、図示はしないがブラウ
ザ手段15上の表示画面には、自動撮像モードにするた
めの自動撮像データを画像サーバー1に送出する自動撮
像ボタンと、これを停止する停止ボタン等が表示されて
いる。このように本実施の形態1では、通常送りボタン
19と速送りボタン20等の画面上の表示によってGU
I入力するから、容易にカメラ調整機構11の撮像角度
を操作できる。ところで、通常送りボタン19の操作
は、1クリックごとに通常送りデータを送出するが、こ
のボタンを押し続ける時間により通常送りデータを連続
して送出するようにボタンの操作を容易化してもよい。
【0045】23は、GUI入力手段22からの入力に
基づき、画像サーバー1に送出する制御データを生成す
るカメラ制御データ送信手段である。カメラ制御データ
送信手段23は、カメラ制御データを作成し、このカメ
ラ制御データはネットワークインターフェース18を介
して画像サーバー1に送られる。このような制御データ
とともにカメラ制御データ送信手段23は、画像サーバ
ー1からデータを受信したら受信通知を画像サーバー1
に送信するものである。なお、画像サーバー1から端末
装置2へ送られるHTMLやJavaスクリプト等によ
って、端末装置2にグラフィカル入力画面を表示させ、
その画面に対してユーザーがマウスなどの入力手段によ
り入力した場合に、そのHTMLやJavaスプリクト
などのプログラムに従って画像サーバー1が認識できる
コマンド(カメラ制御データ)を生成するようにすれ
ば、端末装置2は汎用のPCなどを使用することがで
き、複雑さを回避できる。
【0046】次に、本実施の形態1の画像サーバーシス
テムを利用して、複数の利用者が端末装置2から画像サ
ーバー1に映像取得のアクセスをほぼ同時に行ったと
き、画像サーバー1がどのような処理を行うのか、以下
手順を説明する。図2は本発明の実施の形態1における
アクセス管理テーブル図、図3(a)は本発明の実施の
形態1におけるアクセス管理テーブルの一番目のアクセ
スがあったときのフラグ図、図3(b)は本発明の実施
の形態1におけるアクセス管理テーブルの二番目のアク
セスがあったときのフラグ図、図3(c)は本発明の実
施の形態1におけるアクセス管理テーブルの優先レベル
の低い三番目のアクセスがあったときのフラグ図、図3
(d)は本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テ
ーブルの優先レベルの高い三番目のアクセスがあったと
きのフラグ図、図3(e)は本発明の実施の形態1にお
けるアクセス管理テーブルの四番目のアクセスがあった
ときのフラグ図、図4は本発明の実施の形態1における
画像サーバーシステムの基本処理のフローチャート、図
5(a)は本発明の実施の形態1における画像サーバー
システムの競合処理のフローチャート、図5(b)は本
発明の実施の形態1における画像サーバーシステムの優
先レベルの加わった競合処理のフローチャートである。
【0047】まず、アクセス管理テーブルの説明を行
う。図2において、31はアクセスしてくる端末装置2
のIPアドレス(本実施の形態1における本発明のアド
レス情報)、32は端末装置2が画像サーバー1とネッ
トワーク上で通信が接続されたときの、または通信接続
状態で端末装置2が撮像部4を最後に操作したときのパ
ンデータα、チルトデータβ、ズームデータγをそれぞ
れIPアドレス31ごとに記録した初期値であり、端末
装置2との通信接続状態(コネクション状態)が張られ
たときに、そのアクセス時の撮像部4のパンデータα、
チルトデータβ、ズームデータγの状態を初期値とし、
以降その端末装置2との通信が切断されるまでは、その
端末装置2からのカメラ制御データのみによって変更さ
れ、他の端末装置2からは変更することはできない。3
3は時間管理手段13aが計測したアクセス時刻、34
はIPアドレス31ごとに数段階の優先順を設定するこ
とができる優先レベルである。優先レベル34は、アク
セス時刻33によってアクセスの先後に従って順に優先
順を決定して操作管理する優先レベルBを基本にする
が、その基本的な順序を崩しても優先させなければなら
ない優先性の高い場合に優先レベルAを付与する。そし
て、とくに緊急を要しないものについては優先レベルC
を付与し、優先レベルA,Bの映像を取得した後で、操
作を可能にする。なお、同レベル内での競合があったと
きには、アクセス時刻33に従ってアクセスの先後、す
なわち早かった順序で操作管理を行う。さらに、優先レ
ベルに代えて、IPアドレスごとに画像サーバー1を占
有する占有時間の指定を行うのでもよい。この場合、利
用者ごとにカメラ部4aの操作時間が異なることにな
る。
【0048】35は、端末装置2から2以上のアクセス
があったとき、アクセス時刻33のアクセス順と優先レ
ベル34の優先性によって、操作実行中の端末装置2を
除いて、次に操作を許可する端末装置2に対してフラグ
をONする待機フラグである。36は、カメラ部4aを
操作中の端末装置2を示す実行中フラグである。そし
て、37は、カメラ部4aの姿勢制御等の調整が終了し
て映像を撮影したときONする操作終了フラグ、38は
アクセス管理手段13が、端末装置2から受信通知を受
信したらONする受信通知フラグである。39は、変更
量演算手段13bが、パン、チルト、ズームの最終の撮
像位置を初期値とし、この初期値を起点として演算した
演算結果を記録する変更量であり、受信通知を受信した
らアクセス管理手段13が変更量39に基づいてカメラ
調整機構11を制御する。実行中フラグ36がONされ
た場合、アクセス管理手段13は他の端末装置2がアク
セスしてきても、アクセス管理テーブル7aに登録はす
るが、カメラ制御データの送信は無視する。本実施の形
態1の場合、これは受信通知フラグ38が送られてくる
まで続けられる。なお、時間管理手段13aが所定の画
像サーバー4aの占有時間をカウントし、この時間経過
後に他の端末装置2からのカメラ制御データを受け付け
る方式を採用することもできる。これは上述の優先レベ
ルに代わる占有時間による操作管理の制御で採用される
べきものである。
【0049】なお、上述のような最終の撮像位置を初期
値として記録するのではなく、アクセス管理テーブル7
aに、IPアドレスごとにカメラ調整手段12に対する
パンデータα、チルトデータβ、ズームデータγのデフ
ォルト値を格納しておき、カメラ制御データを受信する
と変更量演算手段13bがこのデフォルト値を基準にし
て変更量を演算するという制御も可能である。このと
き、カメラ部4aの調整状態に依存して複雑な制御を行
うのでなく、簡単にデフォルトからの操作をすればよく
制御が容易になる。そしてこの場合、図2に示すように
IPアドレスのすべてで初期値32を別々に設定する必
要が生じ、IPアドレス1.1.1.1においてα1/
β1/γ1、IPアドレス2.2.2.2においてα2
/β2/γ2、IPアドレス3.3.3.3においてα
3/β3/γ3と、それぞれ固有のデフォルト値が設定
されることになる。変更量Δ1、Δ2、Δ3はそれぞれ
これらのデフォルト値を基準にした値になる。
【0050】続いて、図3(a),(b),(c),
(d)、図4、図5を用いて、本実施の形態1の画像サ
ーバーシステムを利用して、端末装置2から複数のアク
セスがあり、これが競合したときの操作管理の制御の手
順について説明する。
【0051】一番目の端末装置2のブラウザ手段15か
らURL若しくはIPアドレスの指定などにより画像サ
ーバー1にアクセスがあると、カメラ制御データ送信手
段22は画像サーバー1に映像要求を行う(step
1)。画像サーバー1は、サーバー部8で映像要求を受
信し、アクセス管理手段13がこれを把握する。
【0052】図3(a)、図4に示すように一番目の端
末装置2(IPアドレス「1.1.1.1」)からの映
像要求(もしくは通信接続の要求)があると、アクセス
管理手段13はアクセス管理テーブル7aのIPアドレ
ス31にその端末装置2のIPアドレス「1.1.1.
1」と、時間管理手段13aの計測したアクセス時刻3
3とを書き込み、そのときのパンデータ、チルトデー
タ、ズームデータが初期値として記録される。映像要求
の中で併せて優先レベル34が送られていればこれも優
先レベル34に書き込む。これと同時に、図3(a)の
IPアドレス31の実行中フラグ36を「1」とし、待
機フラグ35を「0」と書き込み、操作終了フラグ3
7、受信通知フラグ38も「0」「0」と書き込む(s
tep2)。これにより、この端末装置2の操作が可能
となり、カメラ部4aの姿勢、ズーム等が制御される。
【0053】次いで、アクセス管理手段13はカメラ調
整手段12に被写体を撮影するように指示する。これに
より、カメラ部4aは撮影を行い(step3)、映像
信号が画像処理回路5aに送られ、画像圧縮手段6でJ
PEG形式等に圧縮され、一旦記憶部7に格納された
後、データのほかカメラ部4aの変更した撮像位置等の
関連情報を含むHTMLファイルとしてサーバー部8か
ら端末装置2に送られ、端末装置2のカメラ制御データ
送信手段23は受信通知を画像サーバー1に送り返す。
画像サーバー1は、サーバー部8で受信通知を受信し、
アクセス管理手段13がこれを把握し、受信通知フラグ
を「0」から「1」にONする(step4)。
【0054】端末装置2ではブラウザ手段15がHTM
Lファイルデータからデータを読み取って表示する(s
tep5)。これをみて、ブラウザ手段15から通常送
りボタン18、速送りボタン19等によりGUI入力で
映像を画像サーバー1にカメラ調整を要求すると(st
ep6)、カメラ制御データ送信手段22は画像サーバ
ー1にカメラ調整のためのカメラ制御データを送出する
(step7)。
【0055】アクセス管理手段13はこのカメラ制御デ
ータを受信し、変更量演算手段13bがアクセス管理テ
ーブル7aからパンデータ、チルトデータ、ズームデー
タの初期値を読み出し、これを起点としてカメラ制御デ
ータから変更量39を演算する(step8)。アクセ
ス管理手段13は、変更量39に基づいてカメラ調整手
段12にカメラ調整機構11を動作して変更するように
指示する。これにより、カメラ調整機構11は新しいパ
ン、チルト、ズーム等に変更する(step9)。この
ときアクセス管理手段13はアクセス管理テーブル7a
の操作終了フラグ37を「0」から「1」に変更し、後
述のstep12の後に、受信通知フラグ「1」をリセ
ットし再び「0」に変更して受信通知を待つ。
【0056】アクセス管理手段13は、変更後のパンデ
ータ、チルトデータ、ズームデータ(新撮像位置)をア
クセス管理テーブル7aに再記録し(step10)、
カメラ部4aを制御して撮影を行い(step11)、
映像信号が画像処理回路5aに送られ、画像圧縮手段6
でJPEG形式等に圧縮され、データは一旦記憶部7に
格納された後、カメラ部4aの変更した撮像位置等の関
連情報を含むHTMLファイルとともにサーバー部8か
ら端末装置2に送られる(step12)。これととも
に、画像転送管理手段14は再度の転送が終了したこと
をアクセス管理手段13に通知し、アクセス管理手段1
3は受信通知フラグ「1」をリセットして再び「0」に
する。なお、データ送信の際、カメラ部4aの変更した
撮像位置等の関連情報を他のすべての端末装置2に送出
することもできる。
【0057】端末装置2では受信通知を送り、ブラウザ
手段15が画像サーバー1から送信されたデータを読み
取って画像伸長手段16で画像伸長し、表示する(st
ep13)。画像サーバー1はこの受信通知を受け、受
信通知フラグ38を再び「1」にセットする(step
14)。
【0058】アクセス管理手段13は操作終了フラグ3
7が「1」に変更され、且つ既に転送が行われているか
ら、他の端末装置2から二番目の映像要求が通知されて
いるかどうかを、アクセス管理テーブル7aの待機フラ
グ35をチェックすることにより認識するステップに進
む(step15)。
【0059】そこで、先ず、このstep1からset
ep14までの間に、複数の端末装置2からのアクセス
が競合した場合に画像サーバー1がどのように競合処理
しているのかについて説明を行う。図3(b)、図5
(a)に示すように二番目の端末装置2(IPアドレス
「2.2.2.2」)からのアクセスが競合すると、サ
ーバー部8で映像要求を受信し、step30で待機中
のアクセス管理手段13がこれを把握する(step3
1)。アクセス管理手段13はアクセス管理テーブル7
aのIPアドレス31に二番目のIPアドレス「2.
2.2.2」と時間管理手段13aの計測したアクセス
時刻33を追加的に書き込む。優先レベルが送られてい
ればこれも優先レベル34に書き込む(step3
2)。そして、これと同時に、この二番目の端末装置2
の待機フラグ35を「1」にし、実行中フラグを「0」
とする。操作終了フラグ37、受信通知フラグ38も
「0」「0」にセットする。待機フラグ35は次に操作
が予定されている端末装置2だけ「1」と書き込む(s
tep33)。このようなフラグの状態でアクセス管理
手段13は他の端末装置2からのアクセスを待って待機
状態に戻る(step34)。
【0060】次いで、待機状態のアクセス管理手段13
に対して、図3(c)、図5(a)に示すように三番目
の端末装置2(IPアドレス「3.3.3.3」)から
のアクセスがあると(step35)、アクセス管理手
段13は映像要求によりアクセス管理テーブル7aのI
Pアドレス31に三番目のIPアドレス「3.3.3.
3」と時間管理手段13aの計測したアクセス時刻33
を追加的に書き込む。優先レベルが送られていればこれ
も優先レベル34に書き込まれる(step36)。こ
れと同時に、この三番目の端末装置2の待機フラグ35
を「0」、実行中フラグ36を「0」とする。操作終了
フラグ37、受信通知フラグ38も「0」「0」と書き
込まれる(step37)。この状態でアクセス管理手
段13は再び待機状態に入る(step38)。
【0061】もし、三番目のアクセスがあった(ste
p35)とき、図3(d)、図5(b)に示すように三
番目のIPアドレス「3.3.3.3」の優先レベル3
4がレベルAで二番目のIPアドレス「2.2.2.
2」の優先レベル34がレベルBであれば(step3
6−1)、三番目のIPアドレス「3.3.3.3」の
待機フラグ35を「1」にセットし(step36−
2)、二番目のIPアドレス「2.2.2.2」31の
待機フラグ35を「0」に変更する(step36−
3)。併せて、操作終了フラグ37、受信通知フラグ3
8も「0」「0」と書き込む(step37)。この状
態でアクセス管理手段13は再び待機状態に入る(st
ep38)。同様に、更に別のIPアドレス31の端末
装置2がアクセスしてきても、同様に、アクセス管理手
段13が優先レベル34のレベルA,B,Cのどれに当
たるのかを判断し、優先レベル34の高い方から操作を
許可し、同レベルの優先レベル34のアクセスが競合し
たときにはアクセス時刻の早い順で待機フラグ35を
「1」にセットする。
【0062】以上のように、図3(c)の状態で複数の
端末装置からのアクセスが集中し、アクセス管理テーブ
ル7aで管理されているとき、一番目の端末装置2が実
行したカメラ部4aの操作が終了し、さらにデータの転
送が終了した後の手順は、図3(e)、図4のようにな
る。アクセス管理手段13が、step14においてア
クセス管理テーブル7aの待機フラグ35をチェックす
る。待機中の端末装置2が存在すると、アクセス管理手
段13は、一番目の端末装置2の操作終了フラグ37、
受信通知フラグ38をstep15までにそれぞれ
「0」「0」から「1」「1」に変更し、三番目にアク
セスしたアクセス管理テーブル7aの待機フラグ35
「0」を「1」に繰り上げ変更する。そして、待機フラ
グ35が「1」であった二番目にアクセスした端末装置
2の待機フラグ35は「1」から「0」にリセットさ
れ、且つ実行中フラグ36を「0」から「1」に変更す
る(step16)。操作終了フラグ37、受信通知フ
ラグ38が「0」「0」から「1」「1」に変更された
時点で、アクセス管理手段13が二番目にアクセスした
端末装置2に操作可能通知を送出する(step1
7)。この後、待機状態に入る(step18)。この
状態で二番目の端末装置2からカメラ制御データが送信
されてくるのを待つことになる。
【0063】なお、上述のように転送終了後に操作可能
通知を送出するのに代えて、操作終了フラグ37「1」
がセットされただけで、まだ映像の転送が終了していな
い時点で、三番目にアクセスしたアクセス管理テーブル
7aの待機フラグ35「0」を「1」に変更し、アクセ
ス管理手段13が操作可能通知を送出することもでき
る。
【0064】また、操作終了フラグ37、受信通知フラ
グ38が「1」「1」に変更され、且つネットワーク上
の接続が端末装置2側から断たれた時点で、アクセス管
理テーブル7aから一番目にアクセスした端末装置2の
IPアドレス「1.1.1.1」34、初期値32、ア
クセス時刻33、優先レベル34、待機フラグ35、実
行中フラグ36、操作終了フラグ37、受信通知フラグ
38の内容を削除してもよい。
【0065】そして、一番目の端末装置2がネットワー
ク上で画像サーバー1に接続した状態のままで、二番目
の端末装置2の実行中フラグ36がONした場合には、
カメラ制御データを受信した時点に、一番目の端末装置
2の操作終了フラグ37「1」を「0」にリセットし、
画像転送管理手段14が画像を転送したとき受信通知フ
ラグ38「1」を「0」にリセットして受信通知を待つ
ことになる。
【0066】このように、実施の形態1の画像サーバー
1と画像サーバーシステムは、ネットワーク3を介して
複数の利用者がアクセスしたときに、アクセス管理手段
13によって内蔵したカメラ部4aの制御を行うカメラ
調整手段12に対してアクセス管理テーブル7aを利用
して操作管理の制御を行うため、複数のアクセスが集中
したときにも撮像部4の操作が衝突して混乱するのを回
避でき、これにより各利用者が撮像部4を快適に操作す
ることができる。そして、従来のように操作できる端末
装置2を1つに限ってアクセス時の操作の衝突を回避す
るのではなく、操作面ではオープンにすることができ、
操作できる端末装置2を制限しないですみ、しかも受信
通知を受けることで直ちに次の操作を可能にするため迅
速に映像のデータを入手できる画像サーバーと画像サー
バーシステムを実現できる。
【0067】また、操作管理の制御によって優先された
端末装置2が行った最終の撮像位置を初期値とし、変更
量演算手段13bがこの初期値を起点として待機中の端
末装置2から送られたカメラ制御データで指示された目
的の撮像位置までの変更量39を演算するため、アクセ
ス管理手段13がアクセスした端末装置2から受信通知
を受信したら、アクセス管理手段13が直ちに変更量3
9だけカメラ調整機構11を調整し、迅速に操作でき、
素早く映像を入手できる。
【0068】なお、上述の実施の形態1においては、端
末装置2が画像サーバー1に対して画像要求をした後、
撮像部4の制御権が取得(操作可能通知を送ることによ
り通知される)できた場合に、カメラ制御データを送っ
て撮像部4の撮像位置を制御したが、本実施の形態1の
変形として、操作可能通知を行わない態様のシステムに
してもよい。
【0069】というのは、画像サーバー1から送られた
画像データによって画像を表示した状態で各々の端末装
置2がカメラ制御を行う場合は、カメラ制御後の画像デ
ータだけを取得できればよい場合が多いからである。従
って、このような場合には、操作可能通知をすることな
く、カメラ制御データが競合するのを許して操作管理す
ることになる。
【0070】具体的には、端末から送られてくるカメラ
制御データを順次優先権に従って画像取得の処理(撮像
部4の撮像位置の変更)を行い、これによって取得した
画像データを対応する端末装置2に送る。そして、この
端末装置2から受信完了通知が送られてくると受信通知
フラグを「1」から「0」へ変更し、次の待機フラグ3
5が「1」のIPアドレスの端末装置2に対して初期値
を変更し、画像データ送信処理を実行する。また、処理
されるまでに同一の端末装置からカメラ制御データが送
られてきたときにはそのカメラ制御データを加算した変
更量を演算することにより処理するものである。このよ
うにカメラ制御データが競合するのを許して次々と操作
管理するものである。
【0071】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける画像サーバーと画像サーバーシステムについて図
面に基づいて説明する。図6は本発明の実施の形態2に
おける画像サーバーの撮像装置の構成図である。本実施
の形態2の画像サーバー1は、撮像部4を内蔵している
実施の形態1の画像サーバー1と異なり、外付けの撮像
装置41を備え付けた点に特徴があり、その他の点は実
施の形態1の画像サーバー1及び画像サーバーシステム
と変わりがないので、詳細な説明は省略する。
【0072】図6において、41は外付けの撮像装置、
41aは実施の形態2における撮像装置41のカメラ
部、42は撮像装置41のカメラ部41aのパン位置、
チルト位置等の撮像角度とズームや絞りを変更できるカ
メラ調整機構、43はカメラ調整機構42を制御するカ
メラ内機構制御手段である。
【0073】アクセス管理手段13は、カメラ調整手段
12にカメラ部4aの制御とカメラ調整機構42に対す
る制御を指示すると、カメラ調整手段12はシリアル制
御データを送出し、RS−232Cケーブル、インター
フェース(図示しない)を介してカメラ内機構制御手段
43に送り、カメラ調整機構42を制御する。
【0074】カメラ調整手段12によって撮影の指示を
受けたカメラ部41aは、カメラ部41aが撮影してデ
ジタルサンプリングされたNTSC方式等のビデオ信号
を取り込み、フォーマット変換して画像データとして輝
度(Y)と色差信号(Cb,Cr)に変換する画像処理
回路5aに送る。次いで画像圧縮手段6においては、画
像処理部5で変換して得られた画像データをネットワー
クの通信レートに合ったデータ量のJPEG形式等のデ
ータに変換する。
【0075】このように、外付けの撮像装置41である
から、どのような機種の撮像装置41であっても接続可
能であり、外付けの撮像装置41の制御を行うカメラ内
機構制御手段43に対してカメラ調整手段12が操作管
理の制御を行うため、複数のアクセスが集中したときに
も撮像装置41の操作が衝突して混乱するのを回避で
き、これにより各利用者が撮像装置41を快適に操作す
ることができる。
【0076】なお、実施の形態2の画像サーバー1は、
外付けの撮像装置41を1台備えた画像サーバー1と画
像サーバーシステムであるが、画像サーバー1に複数台
の外付けの撮像装置41を設けるのでもよい。この場
合、画像サーバー1は、各撮像装置41ごとに操作管理
の制御を行う。また、実施の形態1における内蔵型の撮
像部4を備えた画像サーバー1に、外付けの撮像装置4
1を1台もしくは複数設けるのでもよい。この場合も、
画像サーバー1は、同じく各撮像装置41ごとに操作管
理の制御を行うことになる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた画像サーバーは、カメラ制御データに基づいて撮像
部の撮像位置を変更する場合には、カメラ制御データを
送信した端末装置の撮像部管理情報をアクセス管理テー
ブルから取出し、該撮像部管理情報とカメラ制御データ
に基づいて、変更前の撮像部の撮像位置からの変更量を
演算することを特徴とする画像サーバーであるから、各
端末装置ごとに撮像部の撮像管理情報を有することによ
り、他の端末装置による撮像部の操作に影響されること
なく、違和感なく撮像部の撮像位置の変更を行うことが
できる。
【0078】請求項2に記載された画像サーバーは、変
更量により撮像部の撮像位置を変更後、カメラ制御デー
タを送信した端末装置の撮像部管理情報の中で変更前の
撮像位置の情報を変更後の撮像位置の情報で更新するか
ら、さらに、画像サーバーが端末装置と接続している状
態においては、その端末装置が操作を終えた最終の撮像
位置からの撮像位置の変更となるため、常に端末装置に
表示されている画像データからの移動を考えればよく、
従って違和感なく撮像部の撮像位置の変更ができる。
【0079】請求項3に記載された画像サーバーは、サ
ーバー部に同時に複数の端末装置からカメラ制御データ
が送られてきたときに、受け付けるカメラ制御データを
決定するアクセス管理手段を有から、ネットワークを介
して複数の利用者によりアクセスが集中したときにも撮
像部の操作が衝突して混乱するのを回避でき、これによ
り各利用者が撮像部を快適に操作することができる。
【0080】請求項4に記載された画像サーバーは、カ
メラ制御データを送信した端末装置にのみに対し、カメ
ラ制御データに基づく撮像部の撮像位置を変更した後の
撮像データを送信することを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の画像サーバーであるから、カメラ制御
データを送信した端末装置にのみがデータを受け取るこ
とができ、違和感なく撮像部の撮像位置の変更ができ
る。
【0081】本発明の請求項5に記載された画像サーバ
ーは、サーバー部に複数の端末装置からアクセスがあっ
たときに、カメラ調整手段に対して操作管理の制御を行
うアクセス管理手段と、アクセスした端末装置の撮像部
管理情報を管理するためのアクセス管理テーブルと、ア
クセス管理テーブルから取出した撮像部管理情報とカメ
ラ制御データに基づいて、直前に操作を終えた端末装置
が変更した最終の撮像位置を初期値とし、該初期値を起
点として待機中の端末装置から送られたカメラ制御デー
タで指示された目的の撮像位置までの変更量を演算する
変更量演算手段とを備え、アクセス管理手段が端末装置
から受信通知を受信したら、カメラ調整手段に対して変
更量だけカメラ調整機構を調整することを特徴とする画
像サーバーであるから、ネットワークを介して複数の利
用者がアクセスしたときに、アクセス管理手段によって
内蔵したカメラ部の制御を行うカメラ調整手段に対して
操作管理の制御を行うことができ、複数のアクセスが集
中したときにも撮像部の操作が衝突して混乱するのを回
避でき、これにより各利用者が撮像部を快適に操作する
ことができる。従来のように操作可能な端末装置を限っ
て衝突を回避するのではなく、操作面で閉鎖的でなく、
操作できる端末装置が制限されず、操作管理の制御によ
って優先された端末装置が行った最終の撮像位置を初期
値とし、変更量演算手段がこの初期値を起点として待機
中の端末装置から送られたカメラ制御データで指示され
た目的の撮像位置までの変更量を演算するため、アクセ
ス管理手段がアクセスした端末装置から受信通知を受信
したら、アクセス管理手段が直ちに変更量だけカメラ調
整機構を調整し、迅速に映像を入手できる。
【0082】請求項6に記載された画像サーバーは、サ
ーバー部に複数の端末装置からアクセスがあったとき
に、カメラ調整手段に対して操作管理の制御を行うアク
セス管理手段と、アクセスした端末装置の撮像部管理情
報を管理するためのアクセス管理テーブルと、アクセス
管理テーブルから取出した撮像部管理情報とカメラ制御
データに基づいて、直前に操作を終えた端末装置が変更
した最終の撮像位置を初期値とし、該初期値を起点とし
て待機中の端末装置から送られたカメラ制御データで指
示された目的の撮像位置までの変更量を演算する変更量
演算手段とを備え、アクセス管理手段が端末装置から受
信通知を受信したら、カメラ調整手段に対して変更量だ
けカメラ調整機構を調整するから、ネットワークを介し
て複数の利用者がアクセスしたときに、アクセス管理手
段によって外付けしたカメラ部の制御を行うカメラ調整
手段に対して操作管理の制御を行うことができ、複数の
アクセスが集中したときにも撮像部の操作が衝突して混
乱するのを回避でき、これにより各利用者が撮像部を快
適に操作することができる。従来のように操作可能な端
末装置を限って衝突を回避するのではなく、操作面で閉
鎖的でなく、操作できる端末装置が制限されず、操作管
理の制御によって優先された端末装置が行った最終の撮
像位置を初期値とし、変更量演算手段がこの初期値を起
点として待機中の端末装置から送られたカメラ制御デー
タで指示された目的の撮像位置までの変更量を演算する
ため、アクセス管理手段がアクセスした端末装置から受
信通知を受信したら、アクセス管理手段が直ちに変更量
だけカメラ調整機構を調整し、迅速に映像を入手でき
る。様々の外付けした撮像装置に対応することができ、
利便性が向上する。
【0083】請求項7に記載された画像サーバーは、端
末装置からアクセスがあった時刻を測定する時間管理手
段が設けられたから、時間管理手段によってアクセスの
あった時刻を測定して、早くアクセスがあった端末装置
に優先性をもたせて操作管理の制御をアクセス管理手段
が行うため最も合理的な操作管理の制御を行うことがで
きる。
【0084】請求項8に記載された画像サーバーは、端
末装置からアクセスがあったとき、アクセス管理手段が
該端末装置のアドレス情報をアクセス管理テーブルに記
録するから、アクセスがあった時点でアドレス情報をア
クセス管理テーブルに登録し、操作管理の制御させた端
末装置への転送が終了した受信通知があったら、直ちに
待機中の端末装置の操作を行うことができる。
【0085】請求項9に記載された画像サーバーは、カ
メラ調整手段が操作を終了したとき、アクセス管理手段
がアクセス管理テーブルの操作終了フラグをONすると
ともに、待機中の端末装置に操作終了時点のカメラ部の
パンデータ、チルトデータ、ズームデータをアクセス管
理テーブルに初期値としてアドレス情報と関係付けて記
録するから、操作管理の制御した端末装置のカメラ操作
が終了した時点で、待機中の端末装置に対してパンデー
タ、チルトデータ、ズームデータを初期値としてメモリ
部に記録することができる。
【0086】請求項10に記載された画像サーバーは、
アクセス管理手段が受信通知を受信したら、画像転送管
理手段がアクセス管理テーブルの受信通知フラグをON
させ、アクセス管理手段が待機中の端末装置に操作可能
通知を送信するから、待機中の端末装置が操作可能にな
ったことを操作可能通知で直ちに知ることができ、アク
セス管理テーブルで複数アクセス管理が容易になる。
【0087】請求項11に記載された画像サーバーは、
アクセス管理テーブルには、IPアドレスごとに優先レ
ベルが付与されているから、アクセス管理テーブルをア
ドレス情報で管理するため管理が容易であり、優先レベ
ルまたは占有時間が付与されているため優先性の高い操
作を迅速に行うことができる。
【0088】請求項12に記載された画像サーバーは、
アクセス管理テーブルには、操作管理の制御によって優
先して調整された端末装置が行ったパンデータ、チルト
データ、ズームデータの最終の撮像位置を初期値として
記録されているから、アクセス管理テーブルをアドレス
情報で管理するため管理が容易であり、操作管理の制御
された端末装置によって行われたパンデータ、チルトデ
ータ、ズームデータの変更位置を初期値とし、変更量演
算手段の演算した変更量だけ操作するため操作を迅速に
行うことができる。
【0089】請求項13に記載された画像サーバーは、
アクセス管理テーブルには、アドレス情報ごとにカメラ
調整手段に対するパンデータ、チルトデータ、ズームデ
ータのデフォルト値が格納され、アクセスごとに一旦該
デフォルト値に合わせてから制御するから、アクセス管
理テーブルには、アドレス情報ごとにデフォルト値が格
納され、カメラ制御データを受信すると変更量演算手段
が該デフォルト値を基準にした変更量を演算するため、
カメラ部の調整状態に依存して複雑な制御を行うのでな
く、簡単にデフォルトからの操作をすればよく制御が容
易になる。
【0090】請求項14に記載された画像サーバーシス
テムは、上述の画像サーバーと、画像サーバーから送信
されたデータを表示でき、GUI入力によって画像サー
バーのカメラ部をネットワークを介して遠隔操作できる
ブラウザ手段と、該GUI入力を操作信号に変換するG
UI手段と、GUI手段から出力される操作信号からカ
メラ制御データを生成するとともにデータを受信したら
受信通知を画像サーバーに送信送するカメラ制御データ
送出手段とが設けられた端末装置と、を備えたから、ネ
ットワークを介して複数の利用者がアクセスしたとき
に、アクセス管理手段によってカメラ部の制御を行うカ
メラ調整手段に対して操作管理の制御を行うため、複数
のアクセスが集中したときにも撮像部の操作が衝突して
混乱するのを回避でき、これにより各利用者が撮像部を
快適に操作することができ、従来のように操作可能な端
末装置を限って衝突を回避するのではなく、操作面で閉
鎖的でなく、操作できる端末装置が制限されず、操作管
理の制御によって優先された端末装置が行った変更位置
を初期値とし、変更量演算手段がこの初期値を起点とし
て待機中の端末装置から送られたカメラ制御データで指
示された目的の撮像位置までの変更量を演算するため、
アクセス管理手段がアクセスした端末装置から受信通知
を受信したら、アクセス管理手段が直ちに変更量だけカ
メラ調整機構を調整し、迅速に映像を入手できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像サーバーと
画像サーバーシステムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テ
ーブル図
【図3】(a)本発明の実施の形態1におけるアクセス
管理テーブルの一番目のアクセスがあったときのフラグ
図 (b)本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テー
ブルの二番目のアクセスがあったときのフラグ図 (c)本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テー
ブルの優先レベルの低い三番目のアクセスがあったとき
のフラグ図 (d)本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テー
ブルの優先レベルの高い三番目のアクセスがあったとき
のフラグ図 (e)本発明の実施の形態1におけるアクセス管理テー
ブルの四番目のアクセスがあったときのフラグ図
【図4】本発明の実施の形態1における画像サーバーシ
ステムの基本処理のフローチャート
【図5】(a)本発明の実施の形態1における画像サー
バーシステムの競合処理のフローチャート (b)本発明の実施の形態1における画像サーバーシス
テムの優先レベルの加わった競合処理のフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2における画像サーバーの
撮像装置の構成図
【符号の説明】
1 画像サーバー 2 端末装置 3 ネットワーク 4 撮像部 4a カメラ部 5 画像処理部 5a 画像処理回路 6 画像圧縮手段 7 記憶部 7a アクセス管理テーブル 8 サーバー部 9 制御手段 10 ネットワークインターフェース 11 カメラ調整機構 12 カメラ調整手段 13 アクセス管理手段 13a 時間管理手段 13b 変更量演算手段 14 画像転送管理手段 16 画像伸長手段 17 制御手段 18 ネットワークインターフェース 19 通常送りボタン 20 速送りボタン 21 画像 22 GUI入力手段 23 カメラ制御データ送信手段 31 IPアドレス 32 初期値 33 アクセス時刻 34 優先レベル 35 待機フラグ 36 実行中フラグ 37 操作終了フラグ 38 受信通知フラグ 41 撮像装置 41a カメラ部 42 カメラ調整機構 43 カメラ内機構制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 憲二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB21 AB62 AB65 AC27 AC69 5C054 AA01 CG05 CH02 DA06 EA01 HA00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パン動作やチルト動作等の撮像位置変更機
    能を有する撮像部を備え、ネットワークを介して複数の
    端末装置から該撮像部の撮像位置を制御することができ
    る画像サーバーであって、 端末装置ごとの撮像部管理情報を記憶するアクセス管理
    テーブルと、 前記端末装置から前記撮像部の撮像位置を制御するため
    のカメラ制御データを受信するサーバー部とを備え、 前記カメラ制御データに基づいて撮像部の撮像位置を変
    更する場合には、カメラ制御データを送信した端末装置
    の撮像部管理情報を前記アクセス管理テーブルから取出
    し、該撮像部管理情報と前記カメラ制御データに基づい
    て、変更前の撮像部の撮像位置からの変更量を演算する
    ことを特徴とする画像サーバー。
  2. 【請求項2】前記変更量により撮像部の撮像位置を変更
    後、前記カメラ制御データを送信した端末装置の撮像部
    管理情報の中で変更前の撮像位置の情報を変更後の撮像
    位置の情報で更新することを特徴とする請求項1に記載
    の画像サーバー。
  3. 【請求項3】前記サーバー部に同時に複数の端末装置か
    らカメラ制御データが送られてきたときに、受け付ける
    カメラ制御データを決定するアクセス管理手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載された画像サ
    ーバー。
  4. 【請求項4】前記カメラ制御データを送信した端末装置
    にのみに対し、前記カメラ制御データに基づく撮像部の
    撮像位置を変更した後の撮像データを送信することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像サーバ
    ー。
  5. 【請求項5】カメラ部とカメラ調整機構とを備えた撮像
    部と、 前記カメラ部が撮影した画像データを格納するメモリ部
    と、 前記カメラ調整機構の制御を行うカメラ調整手段と、 前記メモリ部に格納されたデータをネットワークを介し
    て端末装置へ送信し、該端末装置からネットワークを介
    してカメラ制御データを受信するサーバー部と、 少なくとも前記カメラ調整手段の制御を行う制御手段と
    を備えた画像サーバーであって、 前記サーバー部に複数の端末装置からアクセスがあった
    ときに、前記カメラ調整手段に対して操作管理の制御を
    行うアクセス管理手段と、 アクセスした端末装置の撮像部管理情報を管理するため
    のアクセス管理テーブルと、 前記アクセス管理テーブルから取出した撮像部管理情報
    と前記カメラ制御データに基づいて、直前に操作を終え
    た端末装置が変更した最終の撮像位置を初期値とし、該
    初期値を起点として待機中の端末装置から送られたカメ
    ラ制御データで指示された目的の撮像位置までの変更量
    を演算する変更量演算手段とを備え、 前記アクセス管理手段が端末装置から受信通知を受信し
    たら、前記カメラ調整手段に対して前記変更量だけ前記
    カメラ調整機構を調整することを特徴とする画像サーバ
    ー。
  6. 【請求項6】カメラ部とカメラ調整機構及びカメラ内機
    構制御手段を備えた外付けの撮像装置から出力された画
    像データを格納するメモリ部と、 前記カメラ内機構制御手段の制御を行うカメラ調整手段
    と、 前記メモリ部に格納されたデータをネットワークを介し
    て端末装置へ送信し、該端末装置からネットワークを介
    してカメラ制御データを受信するサーバー部と、 少なくとも前記カメラ調整手段の制御を行う制御手段と
    を備えた画像サーバーであって、 前記サーバー部に複数の端末装置からアクセスがあった
    ときに、前記カメラ調整手段に対して操作管理の制御を
    行うアクセス管理手段と、 アクセスした端末装置の撮像部管理情報を管理するため
    のアクセス管理テーブルと、 前記アクセス管理テーブルから取出した撮像部管理情報
    と前記カメラ制御データに基づいて、直前に操作を終え
    た端末装置が変更した最終の撮像位置を初期値とし、該
    初期値を起点として待機中の端末装置から送られたカメ
    ラ制御データで指示された目的の撮像位置までの変更量
    を演算する変更量演算手段とを備え、 前記アクセス管理手段が端末装置から受信通知を受信し
    たら、前記カメラ調整手段に対して前記変更量だけ前記
    カメラ調整機構を調整することを特徴とする画像サーバ
    ー。
  7. 【請求項7】端末装置からアクセスがあった時刻を測定
    する時間管理手段が設けられたことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の画像サーバー。
  8. 【請求項8】端末装置からアクセスがあったとき、前記
    アクセス管理手段が該端末装置のアドレス情報をアクセ
    ス管理テーブルに記録することを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の画像サーバー。
  9. 【請求項9】前記カメラ調整手段が操作を終了したと
    き、前記アクセス管理手段が前記アクセス管理テーブル
    の操作終了フラグをONするとともに、待機中の端末装
    置に操作終了時点の前記カメラ部のパンデータ、チルト
    データ、ズームデータを前記アクセス管理テーブルに初
    期値としてアドレス情報と関係付けて記録することを特
    徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像サーバ
    ー。
  10. 【請求項10】前記アクセス管理手段が、端末装置から
    受信通知を受信したら、前記アクセス管理テーブルの受
    信通知フラグをONさせ、さらに待機中の端末装置に操
    作可能通知を送信することを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載の画像サーバー。
  11. 【請求項11】前記アクセス管理テーブルには、アドレ
    ス情報ごとに優先レベルまたは占有時間が付与されてい
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の
    画像サーバー。
  12. 【請求項12】前記アクセス管理テーブルには、操作管
    理の制御によって優先して調整された端末装置が行った
    パンデータ、チルトデータ、ズームデータの変更位置を
    初期値として記録することを特徴とする請求項1〜11
    のいずれかに記載の画像サーバー。
  13. 【請求項13】前記アクセス管理テーブルには、アドレ
    ス情報ごとに前記カメラ調整手段に対するパンデータ、
    チルトデータ、ズームデータのデフォルト値が格納さ
    れ、カメラ制御データを受信すると前記変更量演算手段
    が該デフォルト値を基準にした変更量を演算することを
    特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の画像サー
    バー。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれかに記載の画像
    サーバーと、前記画像サーバーから送信されたデータを
    表示でき、GUI入力によって前記画像サーバーの前記
    カメラ部をネットワークを介して遠隔操作できるブラウ
    ザ手段と、該GUI入力を操作信号に変換するGUI手
    段と、前記GUI手段から出力される操作信号からカメ
    ラ制御データを生成するとともにデータを受信したら受
    信通知を前記画像サーバーに送信送するカメラ制御デー
    タ送出手段とが設けられた端末装置と、を備えたことを
    特徴とする画像サーバーシステム。
JP2001207506A 2001-07-09 2001-07-09 画像サーバー及び画像サーバーシステム Pending JP2003023619A (ja)

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