JP2003023565A - 撮像方法、携帯撮像装置、車両用制御装置、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

撮像方法、携帯撮像装置、車両用制御装置、並びにコンピュータ・プログラム

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JP2003023565A
JP2003023565A JP2001207768A JP2001207768A JP2003023565A JP 2003023565 A JP2003023565 A JP 2003023565A JP 2001207768 A JP2001207768 A JP 2001207768A JP 2001207768 A JP2001207768 A JP 2001207768A JP 2003023565 A JP2003023565 A JP 2003023565A
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JP2001207768A
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Shigefumi Hirabayashi
繁文 平林
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操作可能な携帯撮像装置を利用して、操
作者自身を容易且つ効率良く撮像する。 【解決手段】 操作者は、カメラユニット22を有する
携帯機2を、所望の場所に設置した後、車載機1が搭載
された車両100に戻る。携帯機2は、車載機1の操作
スイッチ13の操作に応じて送出された操作信号に従っ
て、カメラユニット22による撮像状態を制御すると共
に、撮像画像の画像情報を、車載機1に送信する。車載
機1は、受信した画像情報を、メモリ15に記憶(録
画)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも撮像デ
バイスと送受信機とを備える携帯撮像装置を利用した画
像の撮像に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開平9−3327
1、特開平9−142339、特開平9−11817
8、特開平9−163357、特開平9−039739
には、車両に搭載されたカメラ(撮像装置)により、そ
の車両の周囲を撮影する技術が提案されており、これら
の従来技術によれば、車両周囲の状況を容易に撮影する
ことができ、事故原因の解析、運転支援等に有効利用す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラやビ
デオカメラ等の撮像装置を所持するドライバが自動車を
利用して一人で出かけた際に、目的地において撮像装置
を利用して、その自動車と共に自分自身を撮影する場合
には、適当な撮影範囲を設定するのは容易なことではな
い。また、係る撮影中には、撮像装置を接地した場所か
ら離れなければならないため、盗難にも気を使わなけれ
ばならない。
【0004】そこで、本発明では、遠隔操作可能な携帯
撮像装置を利用して、操作者自身を容易且つ効率良く撮
像することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る撮像方法は、以下の構成を特徴とす
る。
【0006】即ち、少なくとも撮像デバイスと送受信機
とを備える携帯撮像装置を利用する撮像方法であって、
前記携帯撮像装置との双方向通信が可能であって所定の
車両に搭載された制御装置から受信した操作信号に従っ
て、前記携帯撮像装置において、前記撮像デバイスによ
る撮像状態を制御する撮像工程を有し、好ましくは、前
記撮像工程において、前記前記撮像デバイスによる撮像
画像は、前記送受信機によって前記制御装置に送信され
ており、更に、前記携帯撮像装置から受信した前記撮像
画像を、前記制御装置が備える記憶媒体に記憶する画像
記録工程を有することを特徴とする。
【0007】また、例えば前記撮像工程にて撮像が開始
されるのに先立って、前記携帯撮像装置の動作モード
が、前記携帯撮像装置に対する所定の操作に応じて、撮
像を許容する状態に遷移する動作モード変更工程を更に
有し、前記撮像工程では、前記動作モード変更工程にて
撮像が許容された状態であり、且つ前記操作信号を前記
携帯撮像装置にて受信した場合に、前記撮像デバイスに
よる撮像を行なうと良い。
【0008】好適な実施形態において、前記撮像工程で
は、前記制御装置から受信した前記制御装置の現在位置
情報と、前記携帯撮像装置にて取得した前記携帯撮像装
置の現在位置情報とに基づいて算出したところの、前記
制御装置と、前記携帯撮像装置との距離に従って、前記
撮像デバイスの合焦状態を調整すると良い。
【0009】また、好ましくは、前記携帯撮像装置と前
記制御装置とは、少なくともスイッチ操作に応じて前記
携帯撮像装置から受信した操作信号に従って、前記車両
に設けられた開閉体の施錠・解錠機構の動作を制御する
キーレスエントリシステムを構成しており、前記キーレ
スエントリシステムにて使用される無線通信経路とし
て、少なくとも前記撮像工程における無線通信経路を共
用すると良い。
【0010】また、上記の同目的を達成するため、本発
明に係る携帯撮像装置は、以下の構成を特徴とする。
【0011】即ち、少なくとも撮像デバイスと通信手段
とを備える携帯撮像装置であって、所定の車両に搭載さ
れた制御装置から受信した操作信号に従って、前記撮像
デバイスによる撮像状態を制御する制御手段を備えるこ
とを特徴とし、好適な実施形態において、前記制御手段
は、前記前記撮像デバイスによる撮像画像を、前記通信
手段によって前記制御装置に送信すると良い。
【0012】好適な実施形態において、前記制御手段
は、前記撮像デバイスによる撮像が開始されるのに先立
って、前記携帯撮像装置に対する所定の操作に応じて、
前記携帯撮像装置の動作モードを、撮像を許容する状態
に遷移する動作モード変更手段と、前記動作モード変更
手段によって撮像が許容された状態であり、且つ前記携
帯撮像装置から所定の操作信号を受信した場合に、前記
撮像デバイスによる撮像を行なう撮像制御手段とを含む
と良い。
【0013】また、好ましくは、前記車両に設けられた
開閉体の施錠・解錠機構の動作を、少なくともスイッチ
操作に応じて指示するキーレスエントリ指示手段を更に
備えると良い。
【0014】また、例えば前記制御装置から所定の制御
信号を受信するのに応じて、警報を発する警報手段を更
に備えると良い。
【0015】また、上記の同目的を達成するため、本発
明に係る携帯撮像装置は、以下の構成を特徴とする。
【0016】即ち、車両に搭載され、外部装置との双方
向通信が可能な通信手段を備える車両用制御装置であっ
て、撮像デバイスと通信手段とを備える携帯撮像装置の
動作を、前記車両において操作者が遠隔制御可能な制御
手段を備えることを特徴とする。
【0017】好ましくは、少なくともスイッチ操作に応
じて前記携帯撮像装置から受信した操作信号に従って、
前記車両に設けられた開閉体の施錠・解錠機構の動作を
制御するキーレスエントリ制御手段を更に備えると良
い。
【0018】好適な実施形態において、上記の携帯撮像
装置が備える前記制御手段は、前記操作者による操作に
応じて前記携帯撮像装置から撮像画像を受信する画像受
信手段と、前記操作者による操作に応じて、前記撮像画
像を記憶媒体に記憶する画像記録手段とを含むと良い。
【0019】或いは、上記の携帯撮像装置が備える前記
制御手段は、前記操作者による操作に応じて前記携帯撮
像装置から撮像画像を受信する画像受信手段と、前記画
像受信手段により受信した撮像画像の撮像範囲を、前記
操作者が認識可能に報知する報知手段とを含み、例え
ば、前記報知手段は、少なくとも所望の目的地への経路
誘導を行なうナビゲーション装置が備えるディスプレイ
に、前記携帯撮像装置から受信した撮像画像を表示する
ことにより、前記撮像範囲を報知すると良い。
【0020】また、例えば前記制御手段は、前記ナビゲ
ーション装置に設けられたスイッチの所定の操作に従っ
て、前記携帯撮像装置の動作モードを、遠隔制御によっ
て変更すると良い。
【0021】また、上記の携帯撮像装置が備える前記制
御手段は、・前記携帯撮像装置に対する所定の操作に応
じて、前記携帯撮像装置が撮像を許容する動作モードに
遷移したときに、所定の条件が成立した際(例えば所定
時間の経過後)には、前記施錠・解錠機構が解錠状態と
なるように、前記キーレスエントリ制御手段を制御す
る、または・前記車両用制御装置に対する所定の操作に
応じて、前記携帯撮像装置が撮像を禁止する動作モード
に遷移したときに、所定の条件が成立するまで(例えば
所定時間が経過するまで)は、前記施錠・解錠機構が施
錠状態となるように、前記キーレスエントリ制御手段を
制御すると良い。
【0022】尚、同目的は、上記の各構成を備える車両
用制御装置を、車両に搭載されたナビゲーション装置等
を制御するコンピュータにおいて実現するプログラムコ
ード、及びそのプログラムコードが格納されている、コ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成され
る。
【0023】また、同目的は、上記の各構成を備える携
帯撮像装置を、撮像手段を備える情報端末(PDA)、
キーレス端末、或いは携帯電話等を制御するコンピュー
タにおいて実現するプログラムコード、及びそのプログ
ラムコードが格納されている、コンピュータ読み取り可
能な記憶媒体によっても達成される。
【0024】
【発明の効果】上記の本発明によれば、遠隔操作可能な
携帯撮像装置を利用して、操作者自身を容易且つ効率良
く撮像することができる。
【0025】即ち、請求項1、請求項6、請求項11の
発明によれば、携帯撮像装置を、車両に搭載された制御
装置(車両用制御装置)にて遠隔操作することができる
ので、操作者自身を容易且つ効率良く撮像することがで
きる。
【0026】また、請求項2、請求項7、請求項13の
発明によれば、撮像画像を車両側にて記録(録画)でき
るので、携帯撮像装置の小型軽量化を実現することがで
きる。
【0027】また、請求項3、請求項10の発明によれ
ば、セキュリティを確保することができる。
【0028】また、請求項4の発明によれば、最適な撮
像を行なうことができる。
【0029】また、請求項5、請求項8、請求項12の
発明によれば、所謂キーレスエントリシステムの機能
と、携帯型の撮像装置の機能とで、使用する無線通信経
路を共用することもでき、小型化された携帯撮像装置に
より、操作者の利便性の向上を図ることができる。
【0030】また、請求項9の発明によれば、携帯撮像
装置が持ち去られた場合に、例えば警報音の発報等によ
って周囲の関心を向けることができるので、携帯撮像装
置の盗難防止に効果的に役立てることができる。
【0031】また、請求項14の発明によれば、操作者
は、記録(録画)予定の撮像範囲を、例えば車両に搭載
されたナビゲーション装置のディスプレイ(請求項1
5)への表示によって認識することができ、最適な撮像
を行なうことができる。
【0032】また、請求項16の発明によれば、車両に
搭載された既存のナビゲーション装置のハードウエアを
有効利用することができる。
【0033】また、請求項17の発明によれば、キーレ
スエントリ機能を有する携帯撮像装置の設置を終えた操
作者が、その携帯撮像装置をその場に置いたまま車両に
戻るときには、施錠・解錠機構が所定の条件が成立した
際(実施形態では所定時間の経過後)に自動的に解錠状
態となるので、車両に戻る途中で当該携帯撮像装置が持
ち去られた場合においても、車両に乗車することができ
るので、操作者が屋外で途方に暮れることを防止するこ
とができる。
【0034】また、請求項18の発明によれば、キーレ
スエントリ機能を有する携帯撮像装置の遠隔操作による
撮影を終えた操作者が、車両から離れて当該携帯撮像装
置を取りに行くときには、所定の条件が成立するまで
(実施形態では所定時間が経過するまで)、施錠・解錠
機構が自動的に施錠状態のまま保持されるので、当該携
帯撮像装置の設置場所まで移動するまでに車両が盗難に
遭うことを防止することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
【0036】図1は、本実施形態における撮像システム
の全体構成を示す図であり、操作者(ドライバ等の乗
員)は、カメラ機能を有する携帯機(携帯電話)2を、
車両100の外部の所望の場所に設置した状態で、車両
100に搭載された車載機(図1には不図示、図2に示
す車載機1に相当)の操作により、携帯機2を遠隔制御
することにより、カメラユニット22による操作者自身
の撮像と、撮像画像の記録とを行なうことができる。
【0037】図2は、本実施形態における撮像システム
を構成する車載機1及び携帯機2の構成を示すブロック
図である。
【0038】同図に示す車載機1において、12は、携
帯機2から受信した画像等を表示する液晶表示デバイス
等のディスプレイである。13は、携帯機2を遠隔操作
するための複数の操作スイッチである。14は、GPS
(グローバル・ポジショニング・システム)信号等を利
用して車両100(車載機1)の現在位置を検出する測
位センサである。
【0039】また、15は、携帯機2から受信した画像
情報、車載機1の動作制御プログラム等が格納される半
導体メモリ等の記憶媒体(以下、単に「メモリ15」と
称する)である。16は、車両100のドア、窓ガラス
(サンルーフを含む)、トランク等の開閉体の開閉動
作、施錠(ロック)動作、並びに解錠(アンロック)動
作を行なう開閉体施錠・解錠機構である。
【0040】また、31は、携帯機2との通信を行なう
近距離送受信機であり、本実施形態では、近距離無線通
信方式の一例として、Bluetoothを採用する。33は、
公衆無線電話回線を介して通信を行なう(電話用)送受
信機であり、必要に応じて、携帯機2とのデータ通信に
利用しても良い。
【0041】そして、11は、メモリ15等に予め格納
されている動作制御プログラムを実行することにより、
上述した車載機1の各構成の動作制御を司るCPU(マ
イクロ・コンピュータ)である。
【0042】好適な実施形態において、車載機1には、
操作者によって設定された所望の目的地への経路誘導等
を行なうナビゲーション装置を利用すれば、車両に搭載
された既存のハードウエアを有効利用することができ
る。
【0043】次に、同図に示す携帯機2において、22
は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、或いはそ
れら両方の機能を有する撮像装置(以下、「カメラユニ
ット22」と称する)である。本実施形態において、カ
メラユニット22は、車載機1から受信した操作信号に
従って動作する機能と、携帯機2に対する操作者の直接
的なスイッチ操作に応じて動作する機能とを有する。
【0044】また、23は、カメラユニット22のチル
ト動作及びパン動作を行なうチルト・パン機構である。
24は、携帯機2の動作モード等の各種情報を表示する
液晶表示デバイス等のディスプレイである。25は、カ
メラユニット22及びチルト・パン機構23の動作、開
閉体施錠・解錠機構16の遠隔操作、並びに公衆無線電
話回線による通話に際して操作する複数の操作スイッチ
である。
【0045】また、26は、公衆無線電話回線による通
話における音声、警報音等が出力されるスピーカであ
る。27は、公衆無線電話回線による通話において操作
者が音声を入力するマイクである。28は、携帯機2の
動作制御プログラム等が格納される半導体メモリ等の記
憶媒体(以下、単に「メモリ22」と称する)である。
【0046】更に、29は、GPS信号等を利用して携
帯機2の現在位置を検出する測位センサである。30
は、携帯機2の方位(向き)を検出する方位センサであ
る。
【0047】そして、32は、車載機1との通信を行な
う近距離送受信機であり、本実施形態では、車載機1側
の近距離送受信機31に対応して、Bluetoothを採用す
る。34は、公衆無線電話回線を介して通信を行なう
(電話用)送受信機であり、必要に応じて、車載機1と
のデータ通信に利用しても良い。
【0048】そして、21は、メモリ28等に予め格納
されている動作制御プログラムを実行することにより、
上述した携帯機2の各構成の動作制御を司るCPU(マ
イクロ・コンピュータ)である。
【0049】本実施形態において、携帯機2の形態は、
図1に示すような一般的な携帯電話と、カメラユニット
22とが一体(着脱可能な場合を含む)となった装置構
成であるが、係る装置構成に限られるものではなく、キ
ーレスエントリシステムにおける操作端末、或いは携帯
情報端末(PDA)とカメラユニット22とが一体とな
った装置構成であっても良い。更に、操作者による持ち
運びの容易さを考慮して、携帯機2は、これら複数の機
能を兼ね備える装置構成であっても良い。
【0050】尚、図2を参照して上述した車載機1及び
携帯機2の個々の構成(ブロック)自体については、現
在では一般的なユニット(モジュール)を採用すること
ができるので、本実施形態における詳細な説明は省略す
る。
【0051】ここで、カメラユニット22は、デジタル
カメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置であり、こ
れらの撮像装置は、一般に、その動作状態において、C
CD(Charge Coupled Device)等の撮像デバイスによる
スキャン画像が、録画操作またはシャッター操作の有無
に関らずに、ディスプレイに表示されている。そこで、
本実施形態では、このようなスキャン画像がカメラユニ
ット22の動作によって取得されている動作状態を「撮
像」と称し、撮像された画像(撮像画像)が操作者の録
画操作またはシャッター操作に応じて記憶媒体に記憶
(録画)される動作状態とは分けて表現する。
【0052】次に、本実施形態において車載機1と携帯
機2との間で送受信される信号について説明する。
【0053】図3は、本実施形態において車載機1と携
帯機2とが送受信する各種信号を説明する図であり、説
明の便宜上、左側に示す車載機1のCPU11、右側に
示す携帯機2のCPU21を中心として表現している。
【0054】同図に示すように、車載機1と携帯機2と
の間で送受信される信号は、大別して、開閉体施錠・解
錠機構16の動作を制御することによって実現されるキ
ーレスエントリ機能に関する信号群と、カメラユニット
22の動作を車載機1から遠隔制御することによって実
現されるカメラ操作機能に関する信号群とからなる。
【0055】キーレスエントリ機能では、携帯機2の操
作スイッチ25において所定の操作が行われるのに応じ
て、セキュリティを確保した開閉体施錠・解錠機構16
の確実な遠隔操作を行なうべく、車載機1と携帯機2と
の間で、プレロック/アンロック信号、ロック/アンロ
ックリクエスト信号、並びにロック/アンロック信号が
所定の順序で送受信される。そして、携帯機2は、開閉
体施錠・解錠機構16の動作が完了するのに応じて車載
機1から送出されるロック/アンロック確認信号を受信
すると、スピーカ26等を利用して動作完了を報知す
る。
【0056】尚、上述したキーレスエントリ機能のため
の信号の送受信は一例であって、現在では一般的な各種
の手順を採用することができ、例えば、携帯機が車載機
周辺の所定の距離範囲に存在する場合に限って、スイッ
チ操作の有無に関らずに施錠動作・解錠動作が自動的に
行われる所謂スマートキーレスエントリ機能を採用して
も良い。
【0057】カメラ操作機能では、車載機1の操作スイ
ッチ13において所定の操作が行われるのに応じて、操
作者の所望の撮像状態及び撮像範囲を実現すべく、カメ
ラユニット22及びチルト・パン機構23を遠隔制御す
る複数種類の制御信号が、送受信機31、32を利用し
て送受信される。
【0058】撮像モード開始信号は、遠隔操作によるカ
メラユニット22の撮像を開始することを携帯機2に認
識させるための信号であり、測位センサ14によって検
出された車載機1の現在位置情報が含まれる。この現在
位置情報には、少なくとも、緯度、経度、並びに高度を
示す情報が含まれており、測位センサ14が採用する座
標系は、携帯機2側の測位センサ29に採用されている
座標系と同じである。
【0059】ズーム/方向/合焦状態(AF)/位置信
号は、カメラユニット22の撮像状態、ズーム、方向、
合焦状態(AF)、並びに車載機1の現在位置情報を、
携帯機2に認識させるための信号である。
【0060】撮像画像信号は、カメラユニット22によ
る撮像画像の撮像状態と撮像範囲を、車載機1の操作者
が、ディスプレイ12に表示される画像によって確認す
るための信号である。
【0061】録画信号(録画開始信号)は、カメラユニ
ット22の撮像画像がディスプレイ12に表示されてい
るときに、車載機1の操作スイッチ13において所定の
操作(シャッター操作)が行われるのに応じて、携帯機
2に送信される信号である。
【0062】録画画像信号は、上記の録画信号の受信に
応じてカメラユニット22の撮像画像を、録画画像の画
像情報として車載機1に送信するための信号である。車
載機1は、カメラユニット22がデジタルカメラとして
機能している場合に、録画画像信号を受信すると、その
時点におけるカメラユニット22の撮像画像を、メモリ
15に格納する(カメラユニット22がデジタルビデオ
カメラとして機能している場合には、撮像画像の時系列
な格納を開始する)。このとき車載機1は、受信した録
画画像信号に従って、ディスプレイ12に録画画像を表
示する。車載機1の操作者は、表示された録画画像によ
り、記録された画像の状態や撮影時の撮像範囲を目視に
よって確認することができる。
【0063】撮像モード終了信号は、遠隔操作によるカ
メラユニット22の撮像を終了することを携帯機2に認
識させるための信号である。
【0064】そして、盗難信号は、車載機1の操作スイ
ッチ13において所定の操作が行われるのに応じて、携
帯機2に送信される信号である。携帯機2は、盗難信号
を受信すると、所定の警報音をスピーカ26から発報す
る。これにより、例えば携帯機2を所望の場所に設置し
た操作者が、その場から立ち去って車両100(車載機
1)の近傍にいるときに、その場に置いてあった携帯機
2が何者かによって盗難に遭った場合に、車載機1の操
作により、盗難された携帯機2から警報音を発報させる
ことができるので、発報する警報音によって周囲の関心
を向けることができ、盗難防止に効果的に役立てること
ができる。
【0065】好適な実施形態において、携帯機2は、盗
難信号を受信した際に、警報音を発報するだけでなく、
盗難した者にとっての携帯機2の価値を低くすべく、携
帯機2が本来有する殆どの機能を、操作スイッチ25の
操作によっては行なえない状態に自動的に遷移すると良
い。
【0066】次に、図3を参照して上述した各種信号の
送受信を実現するところの、車載機1及び携帯機2にて
行われる制御処理について説明する。
【0067】<車載機1>図4は、本実施形態において
車載機1が実行する制御処理を示すフローチャートであ
り、CPU11が実行する動作制御プログラムの手順を
示す。車載機1における制御処理は、車載バッテリ(不
図示)による所定電圧の印加が行われている間は常に実
行される。
【0068】同図において、ステップS1〜ステップS
4:イグニッション(IG)キースイッチの操作状態が
オフ状態であるかを判断し(ステップS1)、オフ状態
であると判断された場合には、例えば図2を参照して概
説した複数種類の信号を送受信することにより、一般的
なキーレスエントリ機能を実現する制御処理を行なう
(ステップS2)。一方、ステップS1の判断におい
て、IGキースイッチの操作状態がオフ状態以外のポジ
ションである場合には、カメラユニット22の遠隔操作
によって画像を撮像する撮像モードの開始操作が行なわ
れたかを判断し(ステップS3)、当該操作が検出され
ない場合はステップS1に戻り、当該操作が検出された
場合には、測位センサ14によって検出された現在位置
情報を含む撮像モード開始信号を、携帯機2に送信する
(ステップS4)。
【0069】好適な実施形態において、ステップS2で
は、携帯機2から所定の操作信号を受信した場合、車両
100のクラクションやランプの点滅等を自動的に行な
う防犯処理を実行すると良い。この防犯処理は、携帯機
2の所定の操作に応じて実行されるものであり、例え
ば、携帯機2を所持した操作者が、車両100から離れ
た場所において、車両100への不審者の侵入、いたず
らを発見した場合等の防犯に効果的である。
【0070】ステップS5:ナビゲーション装置への給
電を開始する。
【0071】ステップS6,ステップS7:操作スイッ
チ13の操作により、カメラユニット22のズーム/方
向/合焦状態(AF)/位置を操作する所定の操作が行
われたかを判断し(ステップS6)、これらの操作が検
出されない場合はステップS8に進み、当該操作が検出
された場合には、検出された操作に応じた制御情報と、
測位センサ14によって検出された現在位置情報とを含
むズーム/方向/合焦状態(AF)/位置信号を、携帯
機2に送信する(ステップS7)。
【0072】ステップS8,ステップS9:操作スイッ
チ13の操作により、カメラユニット22の撮像画像を
メモリ15に記憶する所定の録画操作(シャッター操
作)が行われたかを判断し(ステップS8)、この操作
が検出されない場合はステップS10に進み、当該操作
が検出された場合には、録画の開始を指示するための録
画信号(録画開始信号)を、携帯機2に送信する(ステ
ップS9)。
【0073】ステップS10,ステップS11:操作ス
イッチ13の操作により、撮像画像の録画を終了する所
定の操作が行われたかを判断し(ステップS10)、こ
の操作が検出されない場合はステップS12に進み、当
該操作が検出された場合には、録画を終了するための録
画終了信号を、携帯機2に送信する(ステップS1
1)。
【0074】ステップS12,ステップS13:撮像画
像の撮像範囲を確認するための撮像画像信号、または録
画画像を確認するための録画画像信号を携帯機2から受
信したかを判断し(ステップS12)、これらの画像信
号を受信した場合には、ディスプレイ12に表示する
(ステップS13)。本実施形態では、受信した撮像画
像信号により、車載機1において、メモリ15への録画
に先立って、カメラユニット22の撮像範囲を容易に認
識することができる。また、ステップS13において、
携帯機2から録画画像信号を受信した場合には、その録
画画像信号に含まれる画像情報を、録画画像としてメモ
リ15に記憶する(ステップS13)。
【0075】尚、カメラユニット22がデジタルビデオ
カメラとして機能している場合、ステップS13では、
撮像画像のメモリ15への時系列な格納を開始する。カ
メラユニット22がデジタルカメラとして機能している
か、デジタルビデオカメラとして機能しているかは、携
帯機1における操作スイッチ12の操作に応じて送出さ
れる録画信号の種類に従って判断すれば良い。
【0076】ステップS14,ステップS15:操作ス
イッチ13の所定の操作により、操作者が、車載機1に
おいて携帯機2の盗難が発生したことを周囲に報知しよ
うとしているかを判断し(ステップS14)、この操作
が検出されない場合はステップS16に進み、当該操作
が検出された場合には、携帯機2において警報音等の発
報を自動的に行なうことを指示するための盗難信号を、
携帯機2に送信する(ステップS15)。
【0077】ステップS16〜ステップS18:操作ス
イッチ13の操作により、撮像モードを終了する所定の
操作が行われたかを判断し(ステップS16)、この操
作が検出されない場合はステップS6に戻り、当該操作
が検出された場合には、撮像モードを終了するための撮
像モード終了信号を携帯機2に送信し(ステップS1
7)、開閉体施錠・解錠機構16の動作状態を、所定時
間にわたって施錠状態(ロック状態)に動作させ(ステ
ップS18)、ステップS1にリターンする。
【0078】本実施形態では、キーレスエントリ機能を
有する携帯機2の遠隔操作による撮影を終えた操作者
が、車両100から離れた場所に置いてある携帯機2を
取りに行くときには、ステップS18の処理により、成
立すべき所定の条件として、所定時間が経過するまで
は、開閉体施錠・解錠機構16が自動的に施錠状態のま
まに保持されるので、携帯機2の設置場所まで操作者が
移動するまでに、車両100が盗難に遭うことを防止す
ることができる。
【0079】好適な実施形態において、施錠状態を維持
する所定時間の長さは、カメラユニット22の合焦状態
等を調整すべく携帯機2にて算出される(図5のステッ
プS29)ところの、車載機1と携帯機2との距離に応
じて適当な期間(距離が大きいほど長い時間)を設定す
れば良い。
【0080】<携帯機2>図5及び図6は、本実施形態
において携帯機2が実行する制御処理を示すフローチャ
ートであり、CPU21が実行する動作制御プログラム
の手順を示す。
【0081】同図において、ステップS21,ステップ
S22:車載機1との信号の送受信を行なうことによ
り、一般的なキーレスエントリ機能を実現する制御処理
を行ない(ステップS21)、携帯機2が電話用の送受
信機34を搭載している場合には、一般的な公衆無線電
話の通信処理を行なう(ステップS22)。更に、携帯
機2が携帯情報端末である場合には、スケジュール管理
等の一般的な情報処理をも実行する。
【0082】好適な実施形態において、ステップS22
では、車両100への不審者の侵入、いたずらを発見し
た携帯機2の操作者が所定の操作を行なった場合には、
ステップS2(図4)において上述した車両100にお
ける防犯処理を行なうべく、所定の操作信号を送信する
と良い。
【0083】ステップS23,ステップS24:カメラ
ユニット22による所望画像の撮像の許容/禁止を、操
作者が車載機2において設定可能な操作スイッチ(不図
示)が、許容モードに設定されているかを判断し(ステ
ップS23)、禁止モードに設定されている場合にはス
テップS21に戻り、許容モードに設定された場合に
は、許容モードの設定が検出されてから所定時間経過後
に、車両100の開閉体施錠・解錠機構16の動作状態
を解錠状態(アンロック状態)に動作させるべく、車載
機1との間で所定の信号を送受信する(ステップS2
4)。
【0084】本実施形態では、キーレスエントリ機能を
有する携帯機2の設置を終えた操作者が、許容モードに
動作モードを変更した後、携帯機2をその場に置いたま
ま車両100に戻るときには、ステップS24の処理に
より、開閉体施錠・解錠機構16が、成立すべき所定の
条件として、所定時間経過後に、自動的に解錠状態とな
る。これにより、操作者が車両100に戻る途中で、携
帯機2が持ち去られた場合においても、車両に乗車する
ことができるので、操作者が屋外で途方に暮れることを
防止することができる。更に、この場合、車両に戻った
操作者は、車載機1の所定の操作により、持ち去られた
携帯機2の警報音の発報を開始させることができる(図
4のステップS14)ので、より効果的な防犯効果が実
現する。
【0085】好適な実施形態において、開閉体施錠・解
錠機構16が自動的に解錠状態にされるまでの所定時間
の長さは、カメラユニット22の合焦状態等を調整すべ
く携帯機2にて算出される(図5のステップS29)と
ころの、車載機1と携帯機2との距離に応じて適当な期
間(距離が大きいほど長い時間)を設定すれば良い。
【0086】尚、ステップS24では、車載機1に対し
て施錠状態を指示するのではなく、ステップS21にお
けるキーレスエントリ機能の制御処理を不能状態にして
も良い。
【0087】ステップS25,ステップS26:カメラ
ユニット22の遠隔操作が開始されたことを示す撮像モ
ード開始信号を車載機1から受信したかを判断し(ステ
ップS25)、当該信号を受信した場合にはステップS
29に進み、受信しない場合には、ステップS21にお
けるキーレスエントリ機能の制御処理を不能状態に設定
する(ステップS26)。
【0088】ステップS29,ステップS30:ステッ
プS25にて受信を検出した撮像モード開始信号に含ま
れる車載機1の現在位置情報、携帯機2の方位センサ3
0によって検出された車両100の向き、並びに測位セ
ンサ29によって検出された携帯機2の現在位置に基づ
いて、車載機1と携帯機2との距離と、車載機1の携帯
機2に対する存在方向を算出し(ステップS29)、算
出された距離と存在方向とを、カメラユニット22及び
チルト・パン機構23に設定することにより、カメラユ
ニット22の向き及び合焦状態を調整する(ステップS
30)。
【0089】ステップS27,ステップS28:ズーム
/方向/合焦状態(AF)/位置信号を車載機1から受
信したかを判断し(ステップS27)、当該信号を受信
しない場合にはステップS32に進み、受信した場合に
は、当該信号に含まれる制御情報に基づいて、カメラユ
ニット22の向き、合焦状態、撮像範囲(ズーム)を調
整する(ステップS28)。ステップS27は、上述し
た車載機1の制御処理(図4)のステップS6,ステッ
プS7に対応する処理である。本実施形態では、車載機
1から受信したズーム/方向/合焦状態(AF)/位置
信号により、車載機1(車両100)の存在する方向を
向くようにカメラユニット22が自動的に調整されるの
で、操作者は、所望の撮像範囲を容易に設定することが
できる。
【0090】ステップS31:ステップS28、或いは
ステップS30にて設定されたカメラユニット22の向
き、合焦状態、並びに撮像範囲において撮像された画像
を、録画画像でないことを操作者が識別可能なコメント
を付加した状態で、上述した撮像画像信号として車載機
1に送信する。
【0091】次に、図6において、ステップS32〜ス
テップS34:録画信号を車載機1から受信したかを判
断し(ステップS32)、当該信号を受信しない場合に
はステップS35に進み、受信した場合には、カメラユ
ニット22が撮像している画像を、録画画像としてメモ
リ28に一時記憶し(ステップS33)、記憶した録画
画像を車載機1に送信する(ステップS34)。ステッ
プS32は、上述した車載機1の制御処理(図4)のス
テップS8,ステップS9に対応する処理である。ステ
ップS34は、上述した車載機1の制御処理(図4)の
ステップS12,ステップS13に対応する処理であ
る。
【0092】好適な実施形態において、デジタルビデオ
カメラとして時系列な録画を行なっているときに車載機
1からズーム/方向/合焦状態(AF)/位置信号を受
信した場合に、携帯機2は、カメラユニット22による
録画を継続しながら、受信した信号に含まれる制御情報
に従って、カメラユニット22及びチルト・パン機構2
3の動作状態を調整する。
【0093】ステップS35〜ステップS37:録画終
了信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS
35)、当該信号を受信しない場合にはステップS38
に進み、受信した場合には、カメラユニット22が撮像
している画像の録画を終了し(ステップS36)、記憶
した録画画像を車載機1に送信する(ステップS3
7)。ステップS35は、上述した車載機1の制御処理
(図4)のステップS10,ステップS11に対応する
処理である。ステップS37は、上述した車載機1の制
御処理(図4)のステップS12,ステップS13に対
応する処理である。
【0094】ステップS38〜ステップS40:盗難発
生信号を車載機1から受信したかを判断し(ステップS
38)、当該信号を受信しない場合にはステップS41
に進み、受信した場合には、スピーカ26から所定の警
報音を、所定時間にわたって発報する(ステップS3
9)と共に、車載機1における所定の操作に応じて盗難
発生信号の送出が解除されるまで、携帯機2の本来備え
る各種の機能を作動不能にする(ステップS40)。ス
テップS38は、上述した車載機1の制御処理(図4)
のステップS14,ステップS15に対応する処理であ
る。
【0095】ステップS41:カメラユニット22によ
る撮像を終了する撮像モード終了信号を車載機1から受
信したかを判断し、当該信号を受信しない場合にはステ
ップS26に戻り、ステップS21にリターンする。ス
テップS41は、上述した車載機1の制御処理(図4)
のステップS16,ステップS17に対応する処理であ
る。
【0096】上述した本実施形態によれば、携帯機2に
設けられたカメラユニット22を、車両100の車載機
1にて遠隔操作することができ、且つ撮像範囲(画角)
の基本的な設定は、撮像モード開始信号を受信した携帯
機2において自動的に行われる(図5のステップS29
及びステップS30)ので、操作者は、自分自身を容易
且つ効率良く撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における撮像システムの全体構成を
示す図である。
【図2】本実施形態における撮像システムを構成する車
載機1及び携帯機2の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態において車載機1と携帯機2とが送
受信する各種信号を説明する図である。
【図4】本実施形態において車載機1が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態において携帯機2が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態において携帯機2が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:車載機, 2:カメラ機能付き携帯機, 11,21:CPU, 12,24:ディスプレイ, 13,25:操作スイッチ, 14,29:測位センサ, 15,28:メモリ, 16:開閉体施錠・解錠機構, 22:カメラユニット, 23:チルト・パン機構, 26:スピーカ, 27:マイク, 30:方位センサ, 31,32:近距離( Bluetooth )送受信機, 33,34:(電話用)送受信機, 100:車両,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA01 AA13 AB62 AB65 AB66 AC01 AC27 AC42 AC71 5C054 AA01 CD04 CF05 CH02 DA07 FF06 GB02 HA18 5C084 AA03 AA09 AA14 AA19 BB24 CC16 CC33 DD07 EE02 EE07 FF02 FF08 FF20 FF26 GG07 GG09 HH02 HH12 HH13 HH17

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮像デバイスと送受信機とを
    備える携帯撮像装置を利用する撮像方法であって、 前記携帯撮像装置との双方向通信が可能であって所定の
    車両に搭載された制御装置から受信した操作信号に従っ
    て、前記携帯撮像装置において、前記撮像デバイスによ
    る撮像状態を制御する撮像工程を有することを特徴とす
    る撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像工程において、前記前記撮像デ
    バイスによる撮像画像は、前記送受信機によって前記制
    御装置に送信されており、 更に、前記携帯撮像装置から受信した前記撮像画像を、
    前記制御装置が備える記憶媒体に記憶する画像記録工程
    を有することを特徴とする請求項1記載の撮像方法。
  3. 【請求項3】 更に、前記撮像工程にて撮像が開始され
    るのに先立って、前記携帯撮像装置の動作モードが、前
    記携帯撮像装置に対する所定の操作に応じて、撮像を許
    容する状態に遷移する動作モード変更工程を有し、 前記撮像工程では、前記動作モード変更工程にて撮像が
    許容された状態であり、且つ前記操作信号を前記携帯撮
    像装置にて受信した場合に、前記撮像デバイスによる撮
    像を行なうことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の撮像方法。
  4. 【請求項4】 前記撮像工程では、前記制御装置から受
    信した前記制御装置の現在位置情報と、前記携帯撮像装
    置にて取得した前記携帯撮像装置の現在位置情報とに基
    づいて算出したところの、前記制御装置と、前記携帯撮
    像装置との距離に従って、前記撮像デバイスの合焦状態
    を調整することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の撮像方法。
  5. 【請求項5】 前記携帯撮像装置と前記制御装置とは、
    少なくともスイッチ操作に応じて前記携帯撮像装置から
    受信した操作信号に従って、前記車両に設けられた開閉
    体の施錠・解錠機構の動作を制御するキーレスエントリ
    システムを構成しており、 前記キーレスエントリシステムにて使用される無線通信
    経路は、少なくとも前記撮像工程における無線通信経路
    と共用されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の撮像方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも撮像デバイスと通信手段とを
    備える携帯撮像装置であって、 所定の車両に搭載された制御装置から受信した操作信号
    に従って、前記撮像デバイスによる撮像状態を制御する
    制御手段を備えることを特徴とする携帯撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記前記撮像デバイス
    による撮像画像を、前記通信手段によって前記制御装置
    に送信することを特徴とする請求項6記載の携帯撮像装
    置。
  8. 【請求項8】 更に、前記車両に設けられた開閉体の施
    錠・解錠機構の動作を、少なくともスイッチ操作に応じ
    て指示するキーレスエントリ指示手段を備えることを特
    徴とする請求項6記載の携帯撮像装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記制御装置から所定の制御信号
    を受信するのに応じて、警報を発する警報手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載の携帯撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 前記撮像デバイスによる撮像が開始されるのに先立っ
    て、前記携帯撮像装置に対する所定の操作に応じて、前
    記携帯撮像装置の動作モードを、撮像を許容する状態に
    遷移する動作モード変更手段と、 前記動作モード変更手段によって撮像が許容された状態
    であり、且つ前記携帯撮像装置から所定の操作信号を受
    信した場合に、前記撮像デバイスによる撮像を行なう撮
    像制御手段と、を含むことを特徴とする請求項6記載の
    携帯撮像装置。
  11. 【請求項11】 車両に搭載され、外部装置との双方向
    通信が可能な通信手段を備える車両用制御装置であっ
    て、 撮像デバイスと通信手段とを備える携帯撮像装置の動作
    を、前記車両において操作者が遠隔制御可能な制御手段
    を備えることを特徴とする車両用制御装置。
  12. 【請求項12】 更に、少なくともスイッチ操作に応じ
    て前記携帯撮像装置から受信した操作信号に従って、前
    記車両に設けられた開閉体の施錠・解錠機構の動作を制
    御するキーレスエントリ制御手段を備えることを特徴と
    する請求項11記載の車両用制御装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、 前記操作者による操作に応じて前記携帯撮像装置から撮
    像画像を受信する画像受信手段と、 前記操作者による操作に応じて、前記撮像画像を記憶媒
    体に記憶する画像記録手段と、を含むことを特徴とする
    請求項11または請求項12記載の車両用制御装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、 前記操作者による操作に応じて前記携帯撮像装置から撮
    像画像を受信する画像受信手段と、 前記画像受信手段により受信した撮像画像の撮像範囲
    を、前記操作者が認識可能に報知する報知手段と、を含
    むことを特徴とする請求項11または請求項12記載の
    車両用制御装置。
  15. 【請求項15】 前記報知手段は、少なくとも所望の目
    的地への経路誘導を行なうナビゲーション装置が備える
    ディスプレイに、前記携帯撮像装置から受信した撮像画
    像を表示することにより、前記撮像範囲を報知すること
    を特徴とする請求項14記載の車両用制御装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記ナビゲーション
    装置に設けられたスイッチの所定の操作に従って、前記
    携帯撮像装置の動作モードを、遠隔制御によって変更す
    ることを特徴とする請求項15記載の車両用制御装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記携帯撮像装置に
    対する所定の操作に応じて、前記携帯撮像装置が撮像を
    許容する動作モードに遷移したときに、所定の条件が成
    立した際には、前記施錠・解錠機構が解錠状態となるよ
    うに、前記キーレスエントリ制御手段を制御することを
    特徴とする請求項12記載の車両用制御装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記車両用制御装置
    に対する所定の操作に応じて、前記携帯撮像装置が撮像
    を禁止する動作モードに遷移したときに、所定の条件が
    成立するまでは、前記施錠・解錠機構が施錠状態となる
    ように、前記キーレスエントリ制御手段を制御すること
    を特徴とする請求項12記載の車両用制御装置。
  19. 【請求項19】 請求項6乃至請求項10の何れかに記
    載の携帯撮像装置の動作指示をなすことを特徴とするコ
    ンピュータ・プログラム。
  20. 【請求項20】 請求項11乃至請求項18の何れかに
    記載の車両用制御装置を実現する動作指示をなすことを
    特徴とするコンピュータ・プログラム。
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