JP5570064B2 - 車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法 - Google Patents

車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は特定の車両上に搭載され、少なくとも1つの車載カメラを制御可能な車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法に関する。
近年の車両は、動画像や静止画を撮影するために1つ又は複数の車載カメラを搭載している場合が多い。例えば、トラックやタクシーのような業務用車両の場合には、車両の運行業務中において各乗務員が安全運転を行っているかどうか等を会社の管理者が確認できるように、運行記録装置あるいはドライブレコーダが車両に搭載される。運行記録装置等は、車両の運行業務の間に、車載カメラの撮影により得られる動画像や静止画を所定の記録媒体に自動的に記録するので、管理者は各乗務員の業務終了後に、記録された動画像や静止画を分析し、安全運転等に役立てることができる。
車両に搭載されるドライブレコーダには、画像等のデータを常時記録するものと、交通事故発生時のような特別なタイミングでのみ画像等のデータを記録するものとが存在する。後者のドライブレコーダは、業務用車両だけでなく一般の乗用車にも搭載され、交通事故発生時の状況を表す証拠の画像を残すために利用される。
また、例えば特許文献1に開示されているように、車載TV電話が送信する画像を撮影するために車載カメラを利用する場合もある。特許文献1においては、次に説明するような技術を提案している。
車室内の状況を撮影可能な車載カメラを用いて、車載TV電話の機能を実現する。車載カメラには向き及びズーム倍率の調整機能を備える。車載TV電話の他に、車両の盗難を防止する防犯監視装置の機能と、緊急時に所定の連絡先に自動的に電話をかけるエマージェンシー装置の機能とを設け、状況に応じてこれらの機能を自動的に切り替える。
盗難を検出するために、ドアセンサ、振動センサ及びレーダーセンサを用いる。事故を検出するために加速度センサを用いる。事故発生時にはナビゲーション装置から車両の現在位置の情報を取得する。車載カメラを使用した後は、カメラの向き及びズーム倍率を初期状態、すなわち運転席及び助手席の乗員を同時に撮影可能な状態に設定する。
イグニッションキーがオンのときはエマージェンシー装置として機能する。車両が衝突したときなどは車両に異常な加速度が加わり、通信部を制御して予め設定された緊急連絡先に回線を接続して事故の発生と車両の現在位置とを通知するとともに、カメラを作動させて車室内の状況を撮影し、その映像を緊急連絡先に送信する。
イグニッションキーがオフ状態のときは、防犯監視装置として機能する。ドアがこじ開けられたとき、車両に振動が加えられたとき、又は車両に物体が近づいてきたときには、カメラを作動させて車室内の状況を撮影し、その映像を通信部を介して予め設定されたサーバーに送る。サーバーでは、送られてきた映像を記憶装置内に記憶する。カメラの向き及びズーム倍率が初期状態に設定されているので、車室内のほぼ全体が1画面で撮影される。従って、車室内に不審者が侵入した場合は勿論、車外であっても車窓から見える位置に不審者がいる場合は、不審者の映像がサーバーの記憶装置内に記憶される。この映像を見ることにより、不審者を特定することができる。
特開2003−112580号公報
特許文献1に開示されている技術のように、車載器が搭載された車両の状況を自動的に識別して車載カメラの用途を切り替えることは、非常に望ましいことである。特許文献1の技術は乗用車のような一般的な車両を対象としたものであるが、業務用車両にも同様の技術を適用することが想定できる。
例えば、業務用車両が運行業務を行っている時には車載カメラを用いて運行記録装置やドライブレコーダの機能を実現し、この車両が業務を終了して所定の駐車場に駐車している時には、同じ車載カメラを用いて防犯システムを構成することが考えられる。つまり、駐車場から見える範囲内にある店舗などの監視対象物の様子や、自車や駐車場内に停車している他の車両の様子を車載カメラで撮影し、撮影した画像を監視することにより防犯に役立てることが想定できる。
しかしながら、業務用車両の場合には次に説明するような問題がある。
業務用車両は事前に決められたスケジュールに従って周期的に運行業務を行うように使用される場合が多く、駐車中の業務用車両であっても例えば30分後には再び運行業務に使用されることもある。従って、もしも車両が駐車中になったことを検出して、車載カメラを使用する監視システムを起動したとしても、それから30分を経過すると次の運行業務が開始されるので、車載カメラが使えなくなり、監視システムの動作が中断してしまう。つまり、監視システムで連続的に監視を行うことができない。
また、会社等においては、複数台の業務用車両を所有している場合が多い。そして、これらの車両を駐車するための駐車場の駐車位置についても、互いに位置が異なる複数の駐車領域が確保されている場合が多い。しかし、業務用車両の駐車位置が変化すると、この業務用車両と監視対象物(例えば店舗)との位置関係が変わるので、監視すべき所望の領域からずれた領域が車載カメラの撮影範囲になり、目的の範囲の全体を監視できなくなる。従って、駐車位置が変わるたびに、車両の乗務員等が手作業で車載カメラの撮影方向を調整しなければならず非常に煩わしい作業が必要になる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、監視動作の中断が生じる頻度を小さくすると共に、常に所望の領域の全体を監視することが可能な車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載カメラ制御装置は、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 車両上に搭載され、少なくとも1つの車載カメラを制御可能な車載カメラ制御装置であって、
前記車両の運行業務に関する稼働時間の予定を表す稼働予定情報と現在時刻とに基づき前記車両の稼働時間外か否かを識別する稼働時間識別部と、
前記稼働時間外である場合に、前記車両の駐車位置の情報を取得し、前記駐車位置に対応付けられた少なくとも撮影方向の情報を取得し、前記撮影方向に合わせて前記車載カメラの姿勢調整機構を駆動する撮影方向制御部と、
少なくとも前記稼働時間外か否かに応じて前記車載カメラの撮影モードを切り替え、前記稼働時間外の場合には前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して車両外の管理装置に向けて送出する撮影モード識別部と
を備えること。
(2) 上記(1)に記載の車載カメラ制御装置であって、
前記車両に搭載され前記車両の位置を検出するGPS受信機と、
前記車両に搭載され、予め決められた複数の駐車領域のそれぞれについて独立した撮影方向の情報を予め保持する監視用撮影方向データテーブルと
を更に備えること。
上記(1)の構成の車載カメラ制御装置によれば、前記撮影モード識別部が撮影モードを切り替えて監視動作を開始するのは車両の稼働時間外に限られる。つまり、車両が駐車状態であっても稼働予定がある時には監視動作に移行しないので、監視動作を開始してからその動作が中断される状況は起こりにくく、連続的に監視を行うことができる。また、車両の駐車位置に合わせて撮影方向を自動的に切り替えるので、駐車位置が変化しても常に同等の領域を監視できる。
上記(2)の構成の車載カメラ制御装置によれば、外部装置から特別な指示を受けなくても、車両に搭載された車載器のみの自律的な制御により車載カメラの撮影方向を決定できる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載カメラ制御システムは、下記(3)を特徴としている。
(3) 車両上に搭載され少なくとも1つの車載カメラを制御する少なくとも1つの車載器と、前記車両の外部に配置され所定の無線通信回線を経由して前記車載器と通信可能な管理装置とで構成される車載カメラ制御システムであって、
前記車載器には、
前記車両の運行業務に関する稼働時間の予定を表す稼働予定情報と現在時刻とに基づき前記車両の稼働時間外か否かを識別する稼働時間識別部と、
前記稼働時間外である場合に前記車両の駐車位置の情報を前記管理装置から取得する駐車位置情報取得部と、
前記駐車位置の情報を運転者に通知する駐車位置通知部と、
前記駐車位置に対応付けられた少なくとも撮影方向の情報を取得し前記撮影方向に合わせて前記車載カメラの姿勢調整機構を駆動する撮影方向制御部と、
少なくとも前記稼働時間外か否かに応じて前記車載カメラの撮影モードを切り替え、前記稼働時間外の場合には前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して前記管理装置に向けて送出する撮影モード識別部とを備え、
前記管理装置には、
予め決められた複数の駐車領域のそれぞれについて少なくとも駐車有無の状態を保持する駐車位置管理テーブルと、
前記車両が前記稼働時間外である場合に、予め定めた条件に基づき、前記複数の駐車領域のいずれか1つを自動的に選択し、選択された駐車領域の駐車位置を前記車載器に通知する駐車位置管理部とを備える
こと。
上記(3)の構成の車載カメラ制御システムによれば、各車両に搭載される前記車載器と車両の外部に配置される前記管理装置との連携により、適切な監視制御を実現できる。すなわち、該当する車両が駐車すべき位置を前記管理装置が決定して車両の車載器に通知するので、複数の車両のそれぞれを適切な位置に配置して監視対象領域を広げたり、所望の監視対象領域の中に死角となる領域ができにくくなるように制御できる。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載カメラ制御方法は、下記(4)を特徴としている。
(4) 車両上に搭載され少なくとも1つの車載カメラを制御する少なくとも1つの車載器と、前記車両の外側に配置され所定の無線通信回線を経由して前記車載器と通信可能な管理装置とで構成されるシステムを制御するための車載カメラ制御方法であって、
前記車両の事前に予定された稼働時間の範囲外である場合に、前記車載器から前記管理装置に対して稼働時間外であることを通知し、
前記管理装置側で、予め決められた複数の駐車領域の中から1つの駐車領域を選択し、
選択された前記駐車領域の駐車位置を、前記管理装置から前記車載器に通知し、
前記車載器は、前記駐車位置を車両の運転者に報知し、
前記車載器は、前記駐車位置に合わせて前記車載カメラの撮影方向を制御し、
前記車載器は、前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して前記管理装置に向けて送出する
こと。
上記(4)の構成の車載カメラ制御方法によれば、監視システムを構成可能な状態になった車両、すなわち稼働時間外になった車両の車載器からの通知によって前記管理装置が該当する車両の駐車位置を割り当てるので、システム全体の監視対象領域を適切に制御できる。つまり、連続的に監視できる範囲を広くしたり、所望の監視対象領域の中に死角となる領域ができにくくなるように制御できる。
本発明の車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法によれば、監視動作の中断が生じる頻度を小さくすると共に、常に所望の領域の全体を監視することが可能になる。すなわち、監視動作を開始するのは車両の稼働時間外に限られ、車両が駐車状態であっても稼働予定がある時には監視動作に移行しないので、監視動作を開始してからその動作が中断される状況は起こりにくく、連続的に監視を行うことができる。また、車両の駐車位置に合わせて撮影方向を自動的に切り替えるので、駐車位置が変化しても常に同等の領域を監視できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
実施形態の車載カメラ制御装置の機能上の構成例を示すブロック図である。 図1の装置に含まれる監視用撮影方向データテーブルの構成例を示す模式図である。 監視対象となる特定敷地内の領域の区分の具体例を示す平面図である。 図1の装置の主要な動作を示すフローチャートである。 図1の装置を実現する車載器のハードウェアを含むシステム全体の構成例を示すブロック図である。 各車載カメラの機構部の構成例を示す斜視図である。 各カメラの撮影範囲とその周辺との位置関係を示す模式図である。 車載カメラ制御システムの機能上の構成例を示すブロック図である。 図8のシステムに含まれる駐車位置管理テーブルの構成例を示す模式図である。 図8のシステムにおける車載器の動作の概要を示すフローチャートである。
本発明の車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法に関する具体的な実施の形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態の車載カメラ制御装置(車載器10)の機能上の構成例が図1に示されている。また、図1の装置を実現する車載器のハードウェアを含むシステム全体の構成例が図5に示されている。
図5に示す構成例では、車両上に5つの車載カメラ41〜45と、速度センサ47と、運行記録装置(車載器)50と通信端末60とが搭載されている。この車載カメラ制御装置を搭載する車両としては、例えば図7に示すトラックのような業務用車両を想定している。図7に示す例では、車両がその周囲の前方、後方、右側面側、左側面側をそれぞれ撮影可能な4つ以上の車載カメラを搭載している場合を想定しており、この車両の駐車位置の近傍に監視対象の店舗や他の車両が存在する場合を想定している。
図5に示す各車載カメラ41〜45は、図6に示すような姿勢調整機構を備えている。すなわち、カメラの本体(例えば2次元CCDイメージセンサ)を搭載した基板101やレンズ102が、撮影方向を上下方向に調整するための上下調整機構により支持された状態でターンテーブル103上に搭載されている。ターンテーブル103は水平方向に回動可能になっている。また、前記上下調整機構およびターンテーブル103にはそれぞれ独立した電気モータ(図示せず)が連結されており、電気的な制御によってカメラの撮影方向の上下方向と左右方向とを調整できる構造になっている。
図5に示す運行記録装置50は、車両の運行業務が行われている時(走行中)に、車両の運行状況を表す画像などの情報を自動的に記録するための装置である。つまり、運行記録装置50は常時記録型のドライブレコーダである。但し、本実施形態の運行記録装置50は、運行業務の時間帯以外の非稼働中には、防犯用の監視装置として動作するための機能も搭載している。
図5に示すように、運行記録装置50はマイクロコンピュータ51、記録媒体(メモリカード)52、メモリ(SDRAM)53、速度インタフェース54、通信インタフェース55、カメラ用インタフェース56a〜56eを備えている。
マイクロコンピュータ51は、それに内蔵されたメモリ(ROM)上に予め書き込まれたプログラムを実行することにより、後述するような運行記録装置50の様々な機能を実現する。
記録媒体52は、メモリカードのようにデータの書き込み及び読み出しが自在な大容量の不揮発性メモリを内蔵しており、運行記録装置50に対して脱着自在な構造になっている。この記録媒体52は、運行記録装置50がドライブレコーダとして動作する時に撮影された画像データを保存するために利用したり、マイクロコンピュータ51の動作に必要な定数データなどを保持するために利用する。メモリ(SDRAM)53は、マイクロコンピュータ51の動作中に様々なデータを一時的に保存するために利用される。
速度インタフェース54は、車両に搭載されている速度センサ47の出力と接続され、車速を検出するために利用される。通信インタフェース55は、通信端末60と接続されている。
カメラ用インタフェース56a〜56eは、それぞれ車載カメラ41〜45の撮影方向を制御したり、車載カメラ41〜45の撮影により得られた信号を処理して画像データを生成するために利用される。
通信端末60は、通信インタフェース61、マイクロコンピュータ62、無線通信モジュール63を備えており、例えばテレマティクスの機能を実現する。すなわち、通信端末60は車載器である運行記録装置50を無線通信により車両外の装置、例えばインターネット80上のサーバ90などと接続し、データ通信を実現するための機能を有する。
本実施形態においては、運行記録装置50がドライブレコーダとして機能する時には、車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データを記録媒体52上に記録し、運行記録装置50が監視装置として機能する時には、車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データを通信端末60を介してインターネット80上に送出し、サーバ90上もしくはインターネット80に接続されているパーソナルコンピュータ70に記録する。パーソナルコンピュータ70は、この車両を管理している会社の事務所等に設置され、各車両上の運行記録装置50の監視動作を制御したり、各車両の撮影により得られた画像データを蓄積するために利用できる。
図1に示す車載器(車載カメラ制御装置)10の各機能は、図5に示された運行記録装置50に含まれている。図1に示すように、車載器10は画像撮影部11、画像記録部12、通信制御部13、時計回路14、稼働時間識別部15、車両稼働予定情報テーブル16、撮影モード識別部17、駐車位置情報取得部18、GPS(Global Positioning System)受信機19、撮影方向制御部20および監視用撮影方向データテーブル21を備えている。
画像撮影部11は、車載カメラ41〜45、カメラ用インタフェース56a〜56e、およびマイクロコンピュータ51の制御により実現する。すなわち、マイクロコンピュータ51が車載カメラ41〜45のそれぞれを制御して、一定のフレームレートで連続的にあるいは一定の周期で繰り返し撮影を行い、動画もしくは静止画の集合である画像データを取得する。
画像記録部12は、マイクロコンピュータ51の制御により、運行記録装置50がドライブレコーダとして動作する時に、車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データを記録媒体52上に保存する。
通信制御部13は、マイクロコンピュータ51の制御により、運行記録装置50が監視装置として動作する時に、車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データを、通信インタフェース55および通信端末60を経由してインターネット80上に送出し、サーバ90又はパーソナルコンピュータ70に画像データを保存する。
時計回路14は、所定のクロックパルスを常時計数して現在日時を把握し、現在日時の情報を出力する。マイクロコンピュータ51の機能に含まれる稼働時間識別部15は、車両稼働予定情報テーブル16に保持されている予定情報と時計回路14から出力される現在日時の情報とを比較して、現在日時がこの車載器を搭載した車両の稼働時間内か否かを識別する。
車両稼働予定情報テーブル16は、この車載器を搭載した車両の稼働時間を表す予定情報(予め決定した情報)を保持している。例えば、毎日、午前8:00から午後6:00までの範囲内でのみ運行業務に使用されることが予定されている業務用車両の場合には、「午前8:00〜午後6:00」が稼働時間であることを表す予定情報が車両稼働予定情報テーブル16上に保持される。その場合、稼働時間識別部15は現在時刻が午前8:00〜午後6:00の範囲内であれば稼働時間内として認識し、午後6:00以降、翌朝の午前8:00までは稼働時間外として認識する。
なお、稼働時間の予定が毎日、あるいは毎週変わる車両の場合には、日付毎に、あるいは週毎に異なる予定情報が車両稼働予定情報テーブル16に保持される。そして、稼働時間識別部15は現在の時間だけでなく日付や週を把握して適切な予定情報を車両稼働予定情報テーブル16から取得し、車両の稼働時間内か否かを識別する。車両稼働予定情報テーブル16は、例えば記録媒体52上に配置される。
マイクロコンピュータ51の機能に含まれる撮影モード識別部17は、稼働時間識別部15の識別結果に基づいて、運行記録装置50の撮影モードを識別する。すなわち、車両の稼働時間内であればドライブレコーダとして動作するために必要な撮影モードを自動的に選択し、稼働時間外であれば、監視装置として動作するために必要な撮影モードを自動的に選択する。
GPS受信機19は、複数のGPS衛星からそれぞれ到来する電波の受信タイミングに基づき、この車載器を搭載した車両の現在位置(緯度/経度)を計算により検出する。マイクロコンピュータ51の機能に含まれる駐車位置情報取得部18は、必要な時に、すなわち監視装置として動作するための切り替えを行う時に、GPS受信機19から現在位置の情報を駐車位置として取得する。
監視用撮影方向データテーブル21は、例えば図2に示すような予め決定されたデータを保持している。すなわち、駐車位置の区分POS1、POS2、POS3、・・・のそれぞれについて、カメラ1〜カメラ5(車載カメラ41〜45)の撮影方向の上下角度(UDxy)および左右角度(LRxy)を表すデータを保持している。
監視対象となる特定敷地内の領域の区分の具体例が平面図として図3に示されている。図3に示した例では、会社が所有する敷地の範囲内に、店舗や予め決められた複数の駐車領域が存在している。実際の駐車領域の範囲は、一般的な駐車場の場合と同様に、人間が目で見て分かるように白線等で仕切られている。
例えば、図3に示した店舗を監視対象とする場合に、駐車位置POS1に駐車した車両から店舗が見える方向と、別の駐車位置POS2に駐車した車両から店舗が見える方向とは異なる。そこで、車両が実際に駐車した位置に応じて車載カメラ41〜45の撮影方向を切り替えることにより、どの駐車位置であっても目的の撮影対象(店舗等)の全体を監視可能な状態になる。
マイクロコンピュータ51の機能に含まれる撮影方向制御部20は、実際の駐車位置の区分に応じて適切なデータを監視用撮影方向データテーブル21から取得し、画像撮影部11に与える。すなわち、車載カメラ41〜45の撮影方向を実際の駐車位置に合わせて自動的に調整する。
なお、図3に示した各駐車領域POS1、POS2、POS3、・・・の中心位置等の座標は予め定まっているので、駐車位置情報取得部18が取得した駐車位置の座標(緯度/経度)と各駐車領域POS1、POS2、POS3、・・・の座標とを比較することにより、複数の駐車領域POS1、POS2、POS3、・・・のいずれに属する駐車位置かを撮影方向制御部20は識別できる。
図1に示した車載器10の主要な動作の内容が図4に示されている。図4に示す動作について以下に説明する。
車載器10の電源がオンになると、ステップS11で初期化を行ってからステップS12に進む。なお、本実施形態の車載器10は車両の駐車中にも監視装置として動作するので、監視装置として動作する場合の車載器10の電源については車両のイグニッションキーの操作とは無関係に供給される。
ステップS12では、稼働時間識別部15が車両稼働予定情報テーブル16上の該当する予定情報を参照し、これと時計回路14が出力する現在日時とを比較して、稼働時間内か稼働時間外かを識別する。稼働時間内であればステップS13に進み、稼働時間外であればステップS16に進む。
ステップS13では、運行記録装置50が監視装置として動作していた場合に、その動作を終了する。すなわち、撮影モード識別部17の識別状態が、監視装置として動作するための撮影モードから、ドライブレコーダとして動作するための撮影モードに切り替わる。
ステップS14では、撮影方向制御部20が、画像撮影部11の車載カメラ41〜45を制御して、ドライブレコーダ用に予め決められた撮影方向を向くように、車載カメラ41〜45の姿勢をそれぞれ調整する。
ステップS15では、撮影モード識別部17が画像撮影部11を制御してドライブレコーダの記録動作を開始する。これにより、画像撮影部11の車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データが画像記録部12に出力され、記録媒体52に記録される。
ステップS16では、駐車位置情報取得部18がGPS受信機19から現在の駐車位置の位置情報を取得する。この位置情報は撮影モード識別部17を経由して撮影方向制御部20に与えられる。
ステップS17では、撮影方向制御部20が撮影モード識別部17から入力された現在の駐車位置の位置情報に基づいて、監視用撮影方向データテーブル21から該当する駐車位置のデータを取得する。例えば、図2に示す駐車位置の区分のPOS3の位置に車両が駐車した場合には、この監視用撮影方向データテーブル21から各データUD13、LR13、UD23、LR23、UD33、LR33、UD43、LR43、UD53、LR53を取得する。
ステップS18では、撮影方向制御部20がステップS17で取得した各データを用いて、車載カメラ41〜45の撮影方向を自動的に監視用の指定方向に調整する。
ステップS19では、通信制御部13が通信端末60を制御して車載器10とサーバ90と接続するための無線通信回線を確保する。
ステップS20では、撮影モード識別部17の識別状態が監視装置用の撮影モードに切り替わり、撮影モード識別部17が画像撮影部11を制御して監視装置の動作を開始する。これにより、画像撮影部11の車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データが通信制御部13および事前に確保された無線通信回線を経由してインターネット80に送出され、サーバ90上又はパーソナルコンピュータ70上に入力される。
次に、車載カメラ制御システムの具体例について説明する。車載カメラ制御システムの機能上の構成例が図8に示されている。図8に示すように、この車載カメラ制御システムは、車載器10Bと事務所側管理装置30とで構成されている。車載器10Bは、前述の車載器10の変形例である。なお、図8において図1と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。
図5に示した構成と同様に、図8中の車載器10Bは例えば運行記録装置50として車両に搭載される。また、図8中の事務所側管理装置30は、図5に示したパーソナルコンピュータ70又はサーバ90として車両の外部に配置され、通信端末60を経由して車両上の車載器10Bとの間で無線接続される。
図8に示した車載カメラ制御システムにおいては、車載器10Bの稼働時間識別部15が稼働時間外になった状態を検出すると、撮影モード識別部17Bが、無線通信回線を経由して「稼働時間外」であることを事務所側管理装置30に通知する。
事務所側管理装置30は、「稼働時間外」であることの通知を受信し、所定の条件を満たしている場合に、該当する車両に駐車位置を割り当てて、その駐車位置の情報を車載器10Bに与えると共に、監視動作の開始を撮影モード識別部17Bに指示する。
車載器10Bの駐車位置情報取得部18Bは、事務所側管理装置30から通知された駐車位置の情報を取得する。事務所側管理装置30から指定された駐車位置に該当する車両を駐車させるために、音声出力部22が車載器10Bに備わっている。すなわち、事務所側管理装置30から指定された駐車位置の番号等を車両の運転者に分かるように音声で出力する。従って、駐車位置を指定された車両の運転者は、車両を運転して該当する駐車位置に駐車することができる。なお、駐車位置を音声で出力する代わりに文字情報やランプの表示などで運転者に知らせても良い。
図8に示すように、事務所側管理装置30上には、駐車位置管理部31、駐車位置管理テーブル32、入力制御部33、監視画像データベース34、および通信制御部35が備わっている。なお、これらの各機能については、例えばパーソナルコンピュータ70又はサーバ90のコンピュータが実行するアプリケーションプログラムやオペレーティングシステムのプログラムにより実現することができる。
駐車位置管理部31は、駐車位置管理テーブル32を用いて予め用意された複数の駐車位置の状況を管理している。駐車位置管理テーブル32の構成例が図9に示されている。図9に示す例では、駐車位置管理テーブル32は、複数の駐車位置の区分POS1、POS2、POS3、POS4、POS5、・・・のそれぞれについて、予め決定した優先順位の番号と、駐車済み/空きの状態を示す情報とを保持している。
入力制御部33は、事務所側管理装置30を操作する所定の管理者からの入力操作(例えばキーボードからの入力)を受け付けて駐車位置管理部31に指示を与えることができる。この指示により、駐車位置管理テーブル32の状態を手動で書き換えたり、各車両の車載器10Bが監視動作を開始する条件を切り替えることが可能である。
監視画像データベース34は、監視動作を開始した車載器10Bが送出する画像データを通信制御部35を経由して受信し、画像のデータベースとして蓄積する。
駐車位置管理部31は、車載器10Bから「稼働時間外」である状態の通知を受信して所定の条件を満たす場合に、駐車位置管理テーブル32の内容に基づいて最適な1つの駐車位置を自動的に選択し、選択した駐車位置の情報を通信制御部35を経由して車載器10Bに与える。また、駐車位置管理部31は監視動作の開始を指示する。
例えば、図9に示した駐車位置管理テーブル32の内容の場合には、優先順位が1番の駐車位置POS4と、優先順位が2番の駐車位置POS2はいずれも既に「駐車済み」であるので、残りの空き状態の複数の駐車位置の中で最も高い優先順位が割り当てられている駐車位置POS6が自動的に選択される。
図8のシステムにおける車載器10Bの動作の概要が図10に示されている。図10に示す動作について以下に説明する。
図8に示す稼働時間識別部15が当車両の稼働時間内であることを認識している状態では、車載器10Bはドライブレコーダとして動作し、画像撮影部11の車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データは画像記録部12によって記録される。これが図10に示すステップS31の状態である。
一方、図8に示す稼働時間識別部15が当車両の稼働時間外であることを検出すると、図10のステップS32からステップS33に進む。ステップS33では、撮影モード識別部17Bが、「稼働時間外」であることを示す情報を通信制御部13を介して事務所側管理装置30に通知する。
ステップS33で送出した通知に対して、当車両を監視車両にするかどうかを事務所側管理装置30が決定し、その結果に応じて監視動作の開始指示が事務所側管理装置30から送出される。車載器10Bの撮影モード識別部17Bは、事務所側管理装置30から受信した監視動作の開始指示に従って、当車両を監視車両にするかどうかをステップS34で決定する。
ステップS35では、事務所側管理装置30が決定した駐車位置の情報を駐車位置情報取得部18Bが受信し、この駐車位置を表す音声の案内を音声出力部22が出力する。この案内によって、当車両の運転者は指定された駐車位置まで車両を移動してそこに駐車することができる。
事務所側管理装置30から監視動作の開始を指示された監視車両の車載器10Bは、ステップS36からステップS37に進み、監視動作を開始する。すなわち、撮影モード識別部17Bが画像撮影部11を制御し、画像撮影部11の車載カメラ41〜45の撮影により得られた画像データを通信制御部13を介して事務所側管理装置30に出力する。
ステップS38では、撮影方向制御部20が車載カメラ41〜45の撮影方向を調整する必要があるか否かを識別し、必要がある場合にはステップS39に進む。例えば、ドライブレコーダとして動作している状態から監視動作に切り替わった直後であれば、車載カメラ41〜45はドライブレコーダ用の撮影方向を向いているので調整が必要であり、ステップS39に進む。
ステップS39では、撮影方向制御部20が事務所側管理装置30から指定された現在の駐車位置に割り当てられた撮影方向のデータを監視用撮影方向データテーブル21から取得し、これらのデータを画像撮影部11に与えて車載カメラ41〜45の向きを自動的に調整する。
車載器10Bが監視動作を開始してから当車両の稼働時間内になるまで、ステップS40で稼働時間識別部15は定期的に現在日時と予定情報とを比較する。そして、稼働時間内になったことを検出するとステップS41に進む。すなわち、撮影モード識別部17Bがドライブレコーダ用の撮影モードに切り替わり、画像撮影部11を制御してドライブレコーダの動作を開始する。
なお、図8に示した車両稼働予定情報テーブル16や監視用撮影方向データテーブル21については、事務所側管理装置30側に配置しても良い。その場合、車載器10と事務所側管理装置30との通信により車載器10Bは必要な情報を取得できる。
なお、車両を特定の駐車領域に駐車する場合には、前向きに駐車する場合と後ろ向きに駐車する場合とがある。前向き/後ろ向きのいずれの方向で駐車するかを事前に決めておき、各駐車範囲内に表示しておけば、駐車方向の違いにより監視動作における撮影方向がずれるのを防止できる。
あるいは、駐車する直前の車両の移動方向を監視して駐車方向を自動的に検出したり、実際の駐車方向を表す信号を運転者のボタン操作等によって生成しても良い。その場合には、それぞれの駐車方向に対応した独立したデータを予め決定し監視用撮影方向データテーブル21に登録しておけばよい。
以上のように、本発明の車載カメラ制御装置および車載カメラ制御システムならびに車載カメラ制御方法は、代表例として、複数台の業務用車両を管理している会社等が、各車両に搭載されている車載カメラを車両の周辺や店舗等を監視するための監視システムとして利用するために用いることが想定される。また、本発明の車載カメラ制御装置の機能は、車載器である運行記録装置やドライブレコーダに組み込むことが想定される。
また、本発明を実施することにより、業務用車両を利用する場合であっても、監視動作の中断が生じる頻度を小さくすることができ、更に駐車位置が変化しても常に所望の領域の全体を監視することが可能になる。
10,10B 車載器
11 画像撮影部
12 画像記録部
13 通信制御部
14 時計回路
15 稼働時間識別部
16 車両稼働予定情報テーブル
17,17B 撮影モード識別部
18,18B 駐車位置情報取得部
19 GPS受信機
20 撮影方向制御部
21 監視用撮影方向データテーブル
22 音声出力部(駐車位置通知部)
30 事務所側管理装置
31 駐車位置管理部
32 駐車位置管理テーブル
33 入力制御部
34 監視画像データベース
35 通信制御部
41〜45 車載カメラ
47 速度センサ
50 運行記録装置(車載器)
51 マイクロコンピュータ
52 記録媒体(メモリカード)
53 メモリ(SDRAM)
54 速度インタフェース
55 通信インタフェース
56a,56b,56c,56d,56e カメラ用インタフェース
60 通信端末
61 通信インタフェース
62 マイクロコンピュータ
63 無線通信モジュール
70 パーソナルコンピュータ
80 インターネット
90 サーバ

Claims (4)

  1. 車両上に搭載され、少なくとも1つの車載カメラを制御可能な車載カメラ制御装置であって、
    前記車両の運行業務に関する稼働時間の予定を表す稼働予定情報と現在時刻とに基づき前記車両の稼働時間外か否かを識別する稼働時間識別部と、
    前記稼働時間外である場合に、前記車両の駐車位置の情報を取得し、前記駐車位置に対応付けられた少なくとも撮影方向の情報を取得し、前記撮影方向に合わせて前記車載カメラの姿勢調整機構を駆動する撮影方向制御部と、
    少なくとも前記稼働時間外か否かに応じて前記車載カメラの撮影モードを切り替え、前記稼働時間外の場合には前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して車両外の管理装置に向けて送出する撮影モード識別部と
    を備えることを特徴とする車載カメラ制御装置。
  2. 前記車両に搭載され前記車両の位置を検出するGPS受信機と、
    前記車両に搭載され、予め決められた複数の駐車領域のそれぞれについて独立した撮影方向の情報を予め保持する監視用撮影方向データテーブルと
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ制御装置。
  3. 車両上に搭載され少なくとも1つの車載カメラを制御する少なくとも1つの車載器と、前記車両の外部に配置され所定の無線通信回線を経由して前記車載器と通信可能な管理装置とで構成される車載カメラ制御システムであって、
    前記車載器には、
    前記車両の運行業務に関する稼働時間の予定を表す稼働予定情報と現在時刻とに基づき前記車両の稼働時間外か否かを識別する稼働時間識別部と、
    前記稼働時間外である場合に前記車両の駐車位置の情報を前記管理装置から取得する駐車位置情報取得部と、
    前記駐車位置の情報を運転者に通知する駐車位置通知部と、
    前記駐車位置に対応付けられた少なくとも撮影方向の情報を取得し前記撮影方向に合わせて前記車載カメラの姿勢調整機構を駆動する撮影方向制御部と、
    少なくとも前記稼働時間外か否かに応じて前記車載カメラの撮影モードを切り替え、前記稼働時間外の場合には前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して前記管理装置に向けて送出する撮影モード識別部とを備え、
    前記管理装置には、
    予め決められた複数の駐車領域のそれぞれについて少なくとも駐車有無の状態を保持する駐車位置管理テーブルと、
    前記車両が前記稼働時間外である場合に、予め定めた条件に基づき、前記複数の駐車領域のいずれか1つを自動的に選択し、選択された駐車領域の駐車位置を前記車載器に通知する駐車位置管理部とを備える
    ことを特徴とする車載カメラ制御システム。
  4. 車両上に搭載され少なくとも1つの車載カメラを制御する少なくとも1つの車載器と、前記車両の外側に配置され所定の無線通信回線を経由して前記車載器と通信可能な管理装置とで構成されるシステムを制御するための車載カメラ制御方法であって、
    前記車両の事前に予定された稼働時間の範囲外である場合に、前記車載器から前記管理装置に対して稼働時間外であることを通知し、
    前記管理装置側で、予め決められた複数の駐車領域の中から1つの駐車領域を選択し、
    選択された前記駐車領域の駐車位置を、前記管理装置から前記車載器に通知し、
    前記車載器は、前記駐車位置を車両の運転者に報知し、
    前記車載器は、前記駐車位置に合わせて前記車載カメラの撮影方向を制御し、
    前記車載器は、前記車載カメラから出力される画像データを所定の無線通信回線を経由して前記管理装置に向けて送出する
    ことを特徴とする車載カメラ制御方法。
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