JP2003022992A - 半導体製造装置および半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体製造方法

Info

Publication number
JP2003022992A
JP2003022992A JP2001207162A JP2001207162A JP2003022992A JP 2003022992 A JP2003022992 A JP 2003022992A JP 2001207162 A JP2001207162 A JP 2001207162A JP 2001207162 A JP2001207162 A JP 2001207162A JP 2003022992 A JP2003022992 A JP 2003022992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
pad
semiconductor manufacturing
processing
mechanical polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001207162A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Jinno
健 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001207162A priority Critical patent/JP2003022992A/ja
Publication of JP2003022992A publication Critical patent/JP2003022992A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法に
よる適切な加工を行えるようにする。 【解決手段】 ウエハ2より小さいパッド1で、ウエハ
2全面についてウエハ2とパッド1との相対的移動によ
るスキャン動作を行うことにより、化学機械研磨法によ
る加工を行う半導体製造装置において、ウエハ2におけ
る加工前の膜厚分布から、ウエハ2各点での必要な研磨
量を補正して算出し、算出された補正研磨量に応じてパ
ッド1によるウエハ2の加工を行う加工制御部5および
加工条件設定部6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装置
および半導体製造方法、特に、化学機械研磨法(以下、
CMPという)による加工を行う半導体製造装置および
半導体製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては、図6に示すよう
に、ウエハ2より大きなパッド1にウエハ2の研磨面を
接触させ、パッド1上にスラリーを散布しながら、パッ
ド1、ウエハ2を回転させることにより、CMPを行
う。
【0003】従来技術では、ウエハの中央部と周辺部
で、周辺部の方が研磨レートが大きいという問題があ
る。また、周辺部以外では、全面均等に研磨され、前工
程で発生した膜厚ばらつきがCMP後もほぼそのまま残
り、CMPにより平坦度が改善されないという問題があ
る。ウエハ全面をCMPしようとすると、柔らかめのパ
ッドを使用する必要があるが、この場合、チップ内で
は、大きなパターンに対してディッシング、エロージョ
ンが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、ウエハ
より小さいパッドを、ウエハ上をスキャンさせることに
よりCMPを行うようにする。これにより、ウエハ中央
部/周辺部を独立して研磨することができる。また、ウ
エハ面内の各点での研磨量を任意にコントロールでき、
前工程で発生したばらつきを吸収できる。研磨面積が小
さくなるため、固めのパッドを選択でき、ディッシン
グ、エロージョンを低減できる。
【0005】この発明は、加工前の膜厚分布に応じて化
学機械研磨法による適切な加工を行える半導体製造装置
および半導体製造方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
製造装置では、ウエハより小さいパッドで、ウエハ全面
についてスキャン動作を行うことにより、化学機械研磨
法による加工を行う半導体製造装置において、ウエハに
おける膜厚分布を検出する検出手段と、前記検出手段に
より検出された膜厚分布から、ウエハ各点での必要な研
磨量を補正して算出し、算出された補正研磨量に応じて
前記パッドによるウエハの加工を行う加工制御手段を設
けたものである。
【0007】第2の発明に係る半導体製造装置では、第
1の発明において、凹状のパッド形状を有するパッドに
よりウエハの加工を行うようにしたものである。
【0008】第3の発明に係る半導体製造装置では、第
1の発明において、凸状のパッド形状を有するパッドに
よりウエハの加工を行うようにしたものである。
【0009】第4の発明に係る半導体製造装置では、第
1ないし第3の発明において、複数のパッドを設け、前
記複数のパッドでウエハ全面についてのスキャン動作を
行い、ウエハを加工するようにしたものである。
【0010】第5の発明に係る半導体製造装置では、第
1ないし第4の発明において、ウエハ自体も、その加工
面を移動するよう回転させるようにしたものである。
【0011】第6の発明に係る半導体製造方法では、ウ
エハより小さいパッドで、ウエハ全面についてスキャン
動作を行うことにより、化学機械研磨法による加工を行
うにあたり、、ウエハにおける膜厚分布を検出し、検出
された膜厚分布から、ウエハ各点での必要な研磨量を補
正して算出し、算出された補正研磨量に応じて前記パッ
ドによるウエハの加工を行うようにしたものである。
【0012】第7の発明に係る半導体製造方法では、第
6の発明において、凹状のパッド形状を有するパッドに
よりウエハの加工を行うようにしたものである。
【0013】第8の発明に係る半導体製造方法では、第
6の発明において、凸状のパッド形状を有するパッドに
よりウエハの加工を行うようにしたものである。
【0014】第9の発明に係る半導体製造方法では、第
6ないし第8の発明において、同一研磨ステーション上
で、材質,硬度,大きさの異なるパッドにより、順次、
化学機械研磨法によって加工を行うようにしたものであ
る。
【0015】第10の発明に係る半導体製造方法では、
第6ないし第9の発明において、複数のパッドでウエハ
全面についてのスキャン動作を行わせるようにしたもの
である。
【0016】第11の発明に係る半導体製造方法では、
第6ないし第10の発明において、ウエハ自体も、その
加工面を移動するよう回転させるようにしたものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1および図2について説明する。図1は
実施の形態1における半導体製造装置の構成を示す平面
図である。図2は実施の形態1における半導体製造装置
の構成を示す側面図である。図において、1はパッド、
2はウエハ、4はパッド受け、5は加工制御部、6は加
工条件設定部である。
【0018】円盤状のパッド1は、その軸線を中心に回
転し、その軸線中心が図1に示す軌跡Aをたどるように
加工制御部5により駆動制御される。パッド1は、ウエ
ハ2との相対的移動によりウエハ2の全面についてスキ
ャン動作を行うことによりCMP加工を行い、ウエハ2
に対する研磨動作を行う。加工条件設定部6は、CMP
加工前のウエハ2における膜厚分布を検出し、検出され
た膜厚分布から、ウエハ2における各点での必要な研磨
量を補正して算出し、算出された研磨量に応じてパッド
1によるウエハ2の加工を行うよう、加工制御部5に制
御信号を供給する。加工制御部5は加工条件設定部6か
ら供給された制御信号に従ってパッド1を駆動制御し、
ウエハ2に対する所望のCMP加工を行うものである。
【0019】この実施の形態1においては、ウエハ2よ
り小さなパッド1を用い、そのパッド1を回転させなが
らウエハ2上をスキャンさせる時、CMP前の膜厚分布
より各点での必要な研磨量を算出し、パッド1の回転
数,圧力を調節しながら一定速度でスキャンさせること
により、ウエハ2面内の各点での研磨量を調節する。
【0020】または、パッド1の回転数,圧力を一定に
し、パッドのスキャン速度を調節することにより、ウエ
ハ2面内の各点での研磨量を調節する。
【0021】この実施の形態1では、ウエハ2の各点で
の研磨量をコントロールできるので、前工程でのばらつ
きを改善,吸収しつつ、CMP加工を行える。
【0022】この発明による実施の形態1によれば、ウ
エハ2より小さいパッド1で、ウエハ2全面について前
記ウエハ2とパッド1との相対的移動によるスキャン動
作を行うことにより、化学機械研磨法による加工を行う
半導体製造装置において、ウエハ2における加工前の膜
厚分布から、ウエハ2各点での必要な研磨量を補正して
算出し、算出された補正研磨量に応じて前記パッド1に
よるウエハ2の加工を行う加工制御部5および加工条件
設定部6からなる加工制御手段を設けたので、加工前の
膜厚分布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を行
え、前工程でのウエハの膜厚ばらつきを改善,吸収しつ
つ、化学機械研磨法による的確な加工を行えるる半導体
製造装置を提供することができる。
【0023】また、この発明による実施の形態1によれ
ば、ウエハ2より小さいパッド1で、ウエハ2全面につ
いてスキャン動作を行うことにより、化学機械研磨法に
よる加工を行うにあたり、ウエハ2における膜厚分布を
検出し、検出された膜厚分布から、ウエハ2各点での必
要な研磨量を補正して算出し、算出された補正研磨量に
応じて前記パッド1によるウエハ2の加工を行うように
したので、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法に
よる適切な加工を行い、前工程でのウエハの膜厚ばらつ
きを改善,吸収しつつ、化学機械研磨法による的確な加
工を行える半導体製造方法を提供することができる。
【0024】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図3について説明する。図3は実施の形態2におけ
る半導体製造装置の構成を示す側面図である。この実施
の形態2において、ここで説明する特有の構成,方法以
外の構成ないしは方法については、実施の形態1と同様
の構成,方法を含み、同様の作用を奏するものである。
図中、同一または相当部分については、同一の符号を付
けている。
【0025】この実施の形態2では、パッド1のウエハ
2に接する対向部分の形状に改良を加えたものである。
【0026】図3(a)ではパッド1のウエハ2に接す
る対向部分の形状をリング状にして、パッド1を凹状の
パッド形状を有するものとすることにより、パッド/ウ
エハの接触圧力が同じ部分だけで、CMP加工を行うよ
うにしている。
【0027】図3(b)ではパッド1のウエハ2に接す
る対向部分の形状を凸状にすることにより、パッドの周
辺部でのウエハへの接触圧を小さくすることにより、パ
ッド全面でウエハの研磨量が等しくなるようにしてい
る。
【0028】この実施の形態2では、パッド/ウエハの
接触内での研磨量が均一にできるものである。
【0029】この発明による実施の形態2によれば、実
施の形態1における構成において、凹状のパッド形状を
有するパッド1によりウエハ1の加工を行うようにした
ので、パッド1とウエハ2との間の接触圧力が同じ部分
だけで加工を行うことができ、加工前の膜厚分布に応じ
て化学機械研磨法による適切な加工を行える半導体製造
装置を提供することができる。
【0030】また、この発明による実施の形態2によれ
ば、実施の形態1における構成において、凸状のパッド
形状を有するパッドによりウエハの加工を行うようにし
たので、パッド1全面でウエハ2の研磨量を等しくする
ことができ、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法
による適切な加工を行える半導体製造装置を提供するこ
とができる。
【0031】さらに、この発明による実施の形態2によ
れば、実施の形態1における方法において、凹状のパッ
ド形状を有するパッドによりウエハの加工を行うように
したので、パッド1とウエハ2との間の接触圧力が同じ
部分だけで加工を行うことができ加工前の膜厚分布に応
じて化学機械研磨法による適切な加工を行える半導体製
造方法を提供することができる。
【0032】そしてこの発明による実施の形態2によれ
ば、実施の形態1における方法において、凸状のパッド
形状を有するパッドによりウエハの加工を行うようにし
たので、パッド1全面でウエハ2の研磨量を等しくする
ことができ、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法
による適切な加工を行える半導体製造方法を提供するこ
とができる。
【0033】実施の形態3.この発明による実施の形態
3を図4について説明する。図4は実施の形態3におけ
る半導体製造装置の構成を示す平面図である。この実施
の形態3において、ここで説明する特有の構成,方法以
外の構成ないしは方法については、実施の形態1と同様
の構成,方法を含み、同様の作用を奏するものである。
図中、同一または相当部分については、同一の符号を付
けている。
【0034】この実施の形態3では、実施の形態1のよ
うに、ウエハより小さなパッド1を用い、そのパッド1
を回転させながらウエハ2上をスキャンさせる時、図4
に示すように、同一ステーション上で、研磨の段階に応
じて、パッド1によるスキャン動作の後、材質・硬度・
大きさの異なるパッド3を続けてスキャン動作させる。
3種類以上のパッドを用いてもよい。また、それぞれの
パッド1およびパッド3に対して、スキャン時の回転
数,圧力,スキャン速度を調節する。
【0035】この実施の形態3では、途中段階ではレー
トの早いパッド、最終段階ではディッシング,エロージ
ョンの起きにくいパッドと、使い分けることができる。
【0036】この発明による実施の形態3によれば、実
施の形態1における方法において、同一研磨ステーショ
ン上で、材質,硬度,大きさの異なるパッド1,3によ
り、順次、化学機械研磨法によって加工を行うようにし
たので、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法によ
る適切な加工を行えるとともに、加工段階に応じたパッ
ドにより加工段階に適応した的確な加工を行える半導体
製造方法を提供することができる。
【0037】実施の形態4.この発明による実施の形態
4を図5について説明する。図5は実施の形態4におけ
る半導体製造装置の構成を示す平面図である。この実施
の形態4において、ここで説明する特有の構成,方法以
外の構成ないしは方法については、実施の形態1ないし
実施の形態3と同様の構成,方法を含み、同様の作用を
奏するものである。図中、同一または相当部分について
は、同一の符号を付けている。
【0038】この実施の形態4においては、実施の形態
1〜3のように、ウエハより小さなパッド1を用い、そ
のパッド1を回転させながらウエハ2上をスキャンさせ
る時、図5に示すように、パッド1を複数持つパッド支
持ヘッド7で、複数のパッド1をウエハ2に加工可能に
接しつつ、ウエハ2上をスキャン動作させる。
【0039】この実施の形態では、実施の形態1と同じ
効果に加え、能率を上げることができる。
【0040】この発明による実施の形態4によれば、実
施の形態1ないし実施の形態3の構成において、パッド
支持ヘッド7に取り付けられた複数のパッド1を設け、
前記複数のパッド1でウエハ全面についてのスキャン動
作を行い、ウエハ2を加工するようにしたので、加工前
の膜厚分布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を
行えるとともに、効率的な加工を行える半導体製造装置
を提供することができる。
【0041】また、この発明による実施の形態4によれ
ば、実施の形態1ないし実施の形態3の方法において、
パッド支持ヘッド7に取り付けられた複数のパッド1で
ウエハ全面についてのスキャン動作を行わせるようにし
たので、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法によ
る適切な加工を行えるとともに、効率的な加工を行える
半導体製造方法を提供することができる。
【0042】実施の形態5.この発明による実施の形態
5を説明する。この実施の形態5において、ここで説明
する特有の構成,方法以外の構成ないしは方法について
は、実施の形態1ないし実施の形態4と同様の構成,方
法を含み、同様の作用を奏するものである。
【0043】この実施の形態5においては、実施の形態
1〜4のそれぞれで、ウエハ2自体も、その加工面を移
動するように回転させる。
【0044】この実施の形態5では、実施の形態1〜4
と同じ効果に加え、能率を上げることができる。
【0045】この発明による実施の形態5によれば、第
1ないし第4の発明において、ウエハ2自体も、その加
工面を移動するよう回転させるようにしたので、加工前
の膜厚分布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を
行えるとともに、更に効率的な加工を行える半導体製造
装置を提供することができる。
【0046】また、この発明による実施の形態5によれ
ば、第6ないし第10の発明において、ウエハ2自体
も、その加工面を移動するよう回転させるようにしたの
で、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研磨法による適
切な加工を行えるとともに、更に効率的な加工を行える
半導体製造方法を提供することができる。
【0047】
【発明の効果】第1の発明によれば、ウエハより小さい
パッドで、ウエハ全面について前記ウエハとパッドとの
相対的移動によるスキャン動作を行うことにより、化学
機械研磨法による加工を行う半導体製造装置において、
ウエハにおける加工前の膜厚分布から、ウエハ各点での
必要な研磨量を補正して算出し、算出された補正研磨量
に応じて前記パッドによるウエハの加工を行う加工制御
手段を設けたので、加工前の膜厚分布に応じて化学機械
研磨法による適切な加工を行え、前行程でのウエハの膜
厚ばらつきを改善,吸収しつつ、化学機械研磨法による
的確な加工を行える半導体製造装置を提供することがで
きる。
【0048】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、凹状のパッド形状を有するパッドによりウエハの加
工を行うようにしたので、パッドとウエハ間の接触圧力
の同じ部分だけで加工を行うことができ、加工前の膜厚
分布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を行える
半導体製造装置を提供することができる。
【0049】第3の発明によれば、第1の発明におい
て、凸状のパッド形状を有するパッドによりウエハの加
工を行うようにしたので、パッド全面でウエハの研磨量
が等しくするようにでき、加工前の膜厚分布に応じて化
学機械研磨法による適切な加工を行える半導体製造装置
を提供することができる。
【0050】第4の発明によれば、第1ないし第3の発
明において、複数のパッドを設け、前記複数のパッドで
ウエハ全面についてのスキャン動作を行い、ウエハを加
工するようにしたので、加工前の膜厚分布に応じて化学
機械研磨法による適切な加工を行えるとともに、効率的
な加工を行える半導体製造装置を提供することができ
る。
【0051】第5の発明によれば、第1ないし第4の発
明において、ウエハ自体も、その加工面を移動するよう
回転させるので、加工前の膜厚分布に応じて化学機械研
磨法による適切な加工を行えるとともに、更に効率的な
加工を行える半導体製造装置を提供することができる。
【0052】第6の発明によれば、ウエハより小さいパ
ッドで、ウエハ全面についてスキャン動作を行うことに
より、化学機械研磨法による加工を行うにあたり、ウエ
ハにおける膜厚分布を検出し、検出された膜厚分布か
ら、ウエハ各点での必要な研磨量を補正して算出し、算
出された補正研磨量に応じて前記パッドによるウエハの
加工を行うようにしたので、加工前の膜厚分布に応じて
化学機械研磨法による適切な加工を行え、前行程でのウ
エハの膜厚ばらつきを改善,吸収しつつ、化学機械研磨
法による的確な加工を行える半導体製造方法を提供する
ことができる。
【0053】第7の発明によれば、第6の発明におい
て、凹状のパッド形状を有するパッドによりウエハの加
工を行うようにしたので、パッドとウエハ間の接触圧力
の同じ部分だけで加工を行うことができ、加工前の膜厚
分布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を行える
半導体製造方法を提供することができる。
【0054】第8の発明によれば、第6の発明におい
て、凸状のパッド形状を有するパッドによりウエハの加
工を行うようにしたので、パッド全面でウエハの研磨量
が等しい状態で加工でき、加工前の膜厚分布に応じて化
学機械研磨法による適切な加工を行える半導体製造方法
を提供することができる。
【0055】第9の発明によれば、第6ないし第8の発
明において、同一研磨ステーション上で、材質,硬度,
大きさの異なるパッドにより、順次、化学機械研磨法に
よって加工を行うようにしたので、加工前の膜厚分布に
応じて化学機械研磨法による適切な加工を行えるととも
に、加工段階に応じたパッドにより加工段階に適応した
的確な加工を行える半導体製造方法を提供することがで
きる。
【0056】第10の発明によれば、第6ないし第9の
発明において、複数のパッドでウエハ全面についてのス
キャン動作を行わせるようにしたので、加工前の膜厚分
布に応じて化学機械研磨法による適切な加工を行えると
ともに、効率的な加工を行える半導体製造方法を提供す
ることができる。
【0057】第11の発明によれば、第6ないし第10
の発明において、ウエハ自体も、その加工面を移動する
よう回転させるので、加工前の膜厚分布に応じて化学機
械研磨法による適切な加工を行えるとともに、更に効率
的な加工を行える半導体製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における半導体
装置の構成を示す平面図である。
【図2】 この発明による実施の形態1における半導体
装置の構成を示す側面図である。
【図3】 この発明による実施の形態2における半導体
装置の構成を示す側面図である。
【図4】 この発明による実施の形態3における半導体
装置の構成を示す平面図である。
【図5】 この発明による実施の形態4における半導体
装置の構成を示す平面図である。
【図6】 従来技術における半導体装置の構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 パッド、2 ウエハ、3 パッド、4 パッド受
け、5 加工制御部、6加工条件設定部、7 パッド支
持ヘッド。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハより小さいパッドで、ウエハ全面
    について前記ウエハとパッドとの相対的移動によるスキ
    ャン動作を行うことにより、化学機械研磨法による加工
    を行う半導体製造装置において、ウエハにおける加工前
    の膜厚分布から、ウエハ各点での必要な研磨量を補正し
    て算出し、算出された補正研磨量に応じて前記パッドに
    よるウエハの加工を行う加工制御手段を設けたことを特
    徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 凹状のパッド形状を有するパッドにより
    ウエハの加工を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 凸状のパッド形状を有するパッドにより
    ウエハの加工を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 複数のパッドを設け、前記複数のパッド
    でウエハ全面についてのスキャン動作を行い、ウエハを
    加工することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 ウエハ自体も、その加工面を移動するよ
    う回転させることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 ウエハより小さいパッドで、ウエハ全面
    についてスキャン動作を行うことにより、化学機械研磨
    法による加工を行うにあたり、ウエハにおける膜厚分布
    を検出し、検出された膜厚分布から、ウエハ各点での必
    要な研磨量を補正して算出し、算出された補正研磨量に
    応じて前記パッドによるウエハの加工を行うことを特徴
    とする半導体製造方法。
  7. 【請求項7】 凹状のパッド形状を有するパッドにより
    ウエハの加工を行うことを特徴とする請求項6に記載の
    半導体製造方法。
  8. 【請求項8】 凸状のパッド形状を有するパッドにより
    ウエハの加工を行うことを特徴とする請求項6に記載の
    半導体製造方法。
  9. 【請求項9】 同一研磨ステーション上で、材質,硬
    度,大きさの異なるパッドにより、順次、化学機械研磨
    法によって加工を行うことを特徴とする請求項6ないし
    請求項8のいずれかに記載の半導体製造方法。
  10. 【請求項10】 複数のパッドでウエハ全面についての
    スキャン動作を行わせることを特徴とする請求項6ない
    し請求項9のいずれかに記載の半導体製造方法。
  11. 【請求項11】 ウエハ自体も、その加工面を移動する
    よう回転させることを特徴とする請求項6ないし請求項
    10のいずれかに記載の半導体製造方法。
JP2001207162A 2001-07-09 2001-07-09 半導体製造装置および半導体製造方法 Withdrawn JP2003022992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001207162A JP2003022992A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 半導体製造装置および半導体製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001207162A JP2003022992A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 半導体製造装置および半導体製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003022992A true JP2003022992A (ja) 2003-01-24

Family

ID=19043185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001207162A Withdrawn JP2003022992A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 半導体製造装置および半導体製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003022992A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004075276A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Nikon Corporation 研磨装置、研磨方法及び半導体デバイスの製造方法
JP2006224252A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Kumamoto Univ 研磨装置
US11139160B2 (en) 2017-11-13 2021-10-05 Ebara Corporation Apparatus and method for processing a surface of a substrate

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004075276A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Nikon Corporation 研磨装置、研磨方法及び半導体デバイスの製造方法
JP2006224252A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Kumamoto Univ 研磨装置
US11139160B2 (en) 2017-11-13 2021-10-05 Ebara Corporation Apparatus and method for processing a surface of a substrate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5964262B2 (ja) 研磨装置に使用される研磨部材のプロファイル調整方法、および研磨装置
US9962804B2 (en) Polishing apparatus, method for controlling the same, and method for outputting a dressing condition
JPH08243913A (ja) 基板の研磨方法および装置
JP2000301450A (ja) Cmp研磨パッドおよびそれを用いたcmp処理装置
JP2018134710A (ja) 基板の研磨装置および研磨方法
JP2008044100A (ja) 研磨パッド及びそれを含む化学的機械的研磨装置
KR100870630B1 (ko) 마이크로피처 공작물의 기계적 및/또는 화학-기계적 연마를위한 시스템 및 방법
JP2019504502A (ja) 化学機械研磨用の小さいパッドのためのキャリア
JP2019093517A (ja) 被加工物の加工方法、及び、研削研磨装置
JP2000326210A (ja) 回転加工装置
WO2001022484A1 (fr) Procede de fabrication d'une tranche de semi-conducteur
JP2003022992A (ja) 半導体製造装置および半導体製造方法
JP2008284645A (ja) 研磨装置および研磨方法
JPH10217102A (ja) 研磨布のドレッシング方法およびその装置
WO2018173421A1 (ja) 基板の研磨装置および研磨方法
JPH0911117A (ja) 平坦化方法及び平坦化装置
JP2000246627A (ja) ウェーハ研磨装置
JP5257752B2 (ja) 研磨パッドのドレッシング方法
JP2000024909A (ja) ポリッシング装置
JP5120696B2 (ja) 研磨装置
JPH09150361A (ja) 半導体ウェーハの研磨方法
JPH09326379A (ja) 半導体基板の研磨方法および装置
JP2002187059A (ja) 研磨布のドレッシング方法、半導体ウェーハの研磨方法及び研磨装置
JPH11320384A (ja) 化学的機械研磨方法及びこれを使った化学的機械研磨装置
KR100494145B1 (ko) 화학기계적 연마장치 및 그를 이용한 웨이퍼 연마방법

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071101

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007