JP2003022853A - コネクタ、及びコネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタ、及びコネクタの取付構造

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JP2003022853A
JP2003022853A JP2001206021A JP2001206021A JP2003022853A JP 2003022853 A JP2003022853 A JP 2003022853A JP 2001206021 A JP2001206021 A JP 2001206021A JP 2001206021 A JP2001206021 A JP 2001206021A JP 2003022853 A JP2003022853 A JP 2003022853A
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Japan
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connector
terminal
mounting
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printed wiring
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JP2001206021A
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Shinichi Togawa
真一 砥川
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類がいくつかあるパワーウインド装置に配
設されるコネクタ、及びこのコネクタの取付構造は、パ
ワーウインド装置の種類に対応する数だけの構成の異な
るコネクタ、及びこのコネクタの取付構造を必要とし、
構成部品の部品種類が多くなり、コスト高になるという
問題があり、部品種類が削減され、共通化された安価な
コネクタ、及びこのコネクタの取付構造を提供する。 【解決手段】 基部2と、該基部に設けられた端子孔3
a、4aから成る二列の第1、及び第2端子孔群3、4
と、基部に連結された取付部5と、該取付部に第2端子
孔群に設けられた端子孔6aから成る一列の第3端子孔
群6とを有する端子取付部材1を備え、第1の実施形態
においては、第1コネクタ端子群11が、前記第1、第
2端子孔群で取付可能とし、第2の実施形態において
は、第2コネクタ端子群31が、第1、第2、及び第3
端子孔群で取付可能としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、車載用のパ
ワーウインドスイッチ装置に用いて好適なコネクタ、及
びコネクタの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用のパワーウインドスイッチ
装置は、運転席、助手席、及び後部左右座席の4個の各
ウインドをそれぞれ開放・遮蔽するための4個のスイッ
チ部(例えば、揺動型スイッチ)と、スイッチ部が取り
付けられた第1プリント配線基板と、スイッチ部を制御
する電気回路と、電気回路が形成された第2プリント配
線基板と、第1、及び第2プリント配線基板に取り付け
られると共に、第1、及び第2プリント配線基板からの
電気信号(出力信号)を出力するコネクタとを備えた構
成となっている。また、このコネクタは、端子取付部材
とコネクタ端子とを有した構成となっている。
【0003】そして、このようなパワーウインドスイッ
チ装置は、運転席のドアの内側壁に取り付けられてい
る。この4個のスイッチ部は、それぞれウインド駆動の
開放・遮蔽するためのマニュアル操作、及び/又はオー
ト操作を行うことが出来るように構成されている。
【0004】そして、この4個のスイッチ部によるウイ
ンド操作駆動のマニュアル操作、及び/又はオート操作
は、第1の実施形態では、例えば、運転席のウインド操
作駆動をする1個のスイッチ部のみが、マニュアル操
作、及びオート操作の両操作を行うことができると共
に、残りの3個のスイッチ部が、マニュアル操作のみを
行うことができるように構成され、第2の実施形態で
は、運転席のウインド操作駆動を含む2個以上のスイッ
チ部がマニュアル操作、及びオート操作の両操作を行う
ことができるように構成され、車両毎の仕様に応じて選
択されて配設されている。
【0005】第1の実施形態と第2の実施形態では、上
記のように機能が異なるため、全体の大きさは、大きく
は変わらないが、電気回路が異なる為、第1、及び第2
プリント配線基板の回路パターンやコネクタを介して相
互を電気的に接続するための端子の位置、数が異なり、
従って使用されるコネクタも仕様が異なるものを必要と
していた。このように従来のパワーウインドスイッチ装
置は、それぞれに対応した第1、又は第2の実施形態に
おいて、それに使用されるコネクタは、それぞれ別のコ
ネクタを準備し、その形状、及びコネクタ端子孔等にて
端子取付部材が相違するばかりか、コネクタ端子の形
状、数が相違すると共に、それぞれのコネクタのプリン
ト配線基板への取付構成も異なったものと成っている。
【0006】即ち、第1、又は第2の実施形態では、そ
れぞれのコネクタは、コネクタを構成する端子取付部材
とコネクタ端子との各形状が異なり、且つ、コネクタ端
子の端子取付部材への取り付け形状が異なるものが使用
されている。
【0007】また、このように構成の異なるコネクタの
第1、及び第2プリント配線基板への取付構造も、それ
ぞれ異なった別個の取付構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1、又は第2
の実施形態のパワーウインドスイッチ装置に配設される
各コネクタは、それぞれ異なる端子取付部材を必要と
し、このことから部品種類が多くなり、生産性が悪く、
コスト高になるという問題がある。また、第1、及び第
2プリント配線基板に取り付けられたコネクタの取付構
造は、コネクタを構成する端子取付部材とコネクタ端子
との各形状が異なり、且つ、コネクタ端子の端子取付部
材への取り付け形状が異なることから、第1、又は第2
の実施形態では、コネクタの取付構造がそれぞれ別の取
付状態となり、第1、及び第2プリント配線基板への取
付が面倒な取り付けで、コスト高になるという問題があ
る。
【0009】本発明は、上述の問題点に解決を与えるも
ので、その目的は、汎用性を有し、部品種類が少なく安
価で、容易な取付ができるコネクタ、及びコネクタの取
付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、基
部と、該基部に平行に設けられた端子孔から成る二列の
第1、及び第2端子孔群と、基部に連結され、基部の近
傍に配設された取付部と、該取付部に第2端子孔群と平
行に設けられた端子孔から成る一列の第3端子孔群とを
有する端子取付部材を備え、第1、第2端子孔群は、少
なくとも第1、第2の実施形態に対応でき、第1の実施
形態における第1コネクタ端子群と、第2の実施形態に
おける第2コネクタ端子群の双方が取付可能な数の端子
孔を設けると共に、第3端子孔群は、第2コネクタ端子
群の内の少なくとも一部の第2コネクタ端子が取付可能
な数の端子孔を有し、第1の実施形態においては、第1
コネクタ端子群が、前記第1、第2端子孔群で取付可能
とし、第2の実施形態においては、第2コネクタ端子群
が、第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能としたこ
とである。かかる構成によって、端子取付部材は、第
1、第2、及び第3端子孔群への第1、又は第2コネク
タ端子群のそれぞれの取り付けによって、それぞれ第
1、又は第2の実施形態に適合出来ることからひとつの
端子取付部材が汎用性を有するように構成されているこ
とから、部品種類が削減でき、安価なコネクタを提供す
ることができる。
【0011】また、本発明のコネクタでは、取付部は、
基部の一側壁面と平行で、基部の下壁面を越えて下方に
延びて配設され、基部の下壁面の下方に空隙部が設けら
れていることである。かかる構成によって、空隙部内に
第1、又は第2コネクタ端子群のコネクタ端部を突設し
て配設することができ、外部接続部材のスペースファク
タが良く、簡単な構成で安価なコネクタを提供すること
ができる。
【0012】また、本発明のコネクタは、基部には、基
部の四角のそれぞれの近傍から、空隙部を囲むように延
設された取付脚が形成されていることである。かかる構
成によって、取付脚の配置と、取付脚によって形成され
る空隙部の構成が簡単で、コネクタの取付の共通化が計
れ、安価なコネクタを提供することができる。
【0013】また、本発明のコネクタは、取付脚には、
スナップ係合が出来る係合部が形成されていることであ
る。かかる構成によって、係合部がスナップ係合が出来
るように構成されていることからプリント配線基板の取
り付けが簡単なコネクタを提供することができる。
【0014】また、本発明のコネクタは、取付脚の間に
は位置決めのための凸部が形成されていることである。
かかる構成によって、凸部に係合されたプリント配線基
板が位置決めされることから、位置決めが簡単なコネク
タを提供することができる。
【0015】また、本発明のコネクタは、基部の長手方
向と平行で、基部の対向するそれぞれの側壁面の近傍に
位置し、4個の取付脚の内のそれぞれ一対を連結する連
結部が配設され、連結部によって、それぞれ一対の取付
脚が連結されていると共に、連結部の下部に凸部が形成
され、凸部が、連結部の下面から下方に突出して配設さ
れていることである。かかる構成によって、連結部が取
付脚を連結し、凸部が連結部の下部に形成されることか
ら、取付脚の強度が増加し、且つ、凸部の配設が簡単
で、更に共通化でき、安価なコネクタを提供することが
できる。
【0016】また、本発明のコネクタは、少なくとも一
方の連結部は、取付部を連結した状態で取付脚が連結さ
れ、凸部が、取付部の下面から下方に突出して配設され
ていることである。かかる構成によって、連結部が取付
部を連結し、凸部が取付部の下部に形成されることか
ら、取付部の強度が増加し、且つ、凸部の配設が簡単
で、安価なコネクタを提供することができる。
【0017】また、本発明のコネクタでは、第1コネク
タ端子群、又は第2コネクタ端子群は、それぞれ端子部
と接続部とを有し、端子部が基部から空隙部内に突出し
て、端子部が空隙部内に配設される外部接続部材と接続
可能と成すと共に、接続部が基部の上壁面から外方に突
出して、接続部がプリント配線基板と接続可能と成した
ことである。かかる構成によって、端子部と接続部とを
有する第1コネクタ端子群、又は第2コネクタ端子群
は、外部接続部材とプリント配線基板とに接続可能であ
ることからコネクタへの接続が簡単で、安価なコネクタ
を提供することができる。
【0018】また、本発明のコネクタの取付構造は、基
部と、該基部に平行に設けられた端子孔から成る二列の
第1、及び第2端子孔群と、基部に連結され、基部の近
傍に配設された取付部と、該取付部に第2端子孔群と平
行に設けられた端子孔から成る一列の第3端子孔群とを
有する端子取付部材を備え、第1、第2端子孔群は、少
なくとも第1、第2の実施形態に対応でき、第1の実施
形態における第1コネクタ端子群と、第2の実施形態に
おける第2コネクタ端子群の双方が取付可能な数の端子
孔を設けると共に、第3端子孔群は、第2コネクタ端子
群の内の少なくとも一部の第2コネクタ端子が取付可能
な数の端子孔を有し、第1の実施形態においては、第1
コネクタ端子群が、第1、第2端子孔群で取付可能と
し、第2の実施形態においては、第2コネクタ端子群
が、第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能とし、取
付部は、基部の一側壁面と平行で、基部の下部を越えて
下方に延びて配設され、基部の下部から突出した取付部
の側面と対向する基部の下壁面の下方に空隙部が設けら
れ、基部には、基部の四角のそれぞれの近傍から、空隙
部を囲むように延設された第1、及び第2の一対の取付
脚が形成されたコネクタと、第1プリント配線基板と、
第1プリント配線基板と平行に配設された第2プリント
配線基板とを有し、第1の実施形態においては、第1プ
リント配線基板は、コネクタの前記基部の上壁面上に配
設されると共に、コネクタの第1の一対の取付脚が、第
2プリント配線基板に取り付けられ、第1コネクタ端子
群が第1プリント配線基板に接続され、第2の実施形態
においては、第1プリント配線基板に対し、コネクタを
第1の実施形態における配置から180度回転させて配
置させると共に、第2の一対の取付脚が第2プリント配
線基板に取り付けられ、第2コネクタ端子群が第1プリ
ント配線基板に接続されたことである。かかる構成によ
って、このコネクタの取付構造では、端子取付部材が、
第1、第2、及び第3端子孔群への第1、又は第2コネ
クタ端子群のそれぞれの取り付けができることによっ
て、それぞれ第1、又は第2の実施形態に適合出来るこ
とからひとつの端子取付部材が汎用性を有するように構
成されていることから、部品種類が削減でき、安価なコ
ネクタの取付構造を提供することができる。
【0019】また、本発明のコネクタの取付構造は、取
付脚には、スナップ係合が出来る係合部が形成され、係
合部が第2プリント配線基板に取り付けられていること
である。かかる構成によって、係合部がスナップ係合す
ることが出来るように構成されていることから係合部へ
の第2プリント配線基板の係合が簡単なコネクタの取付
構造を提供することができる。
【0020】また、本発明のコネクタの取付構造は、基
部の長手方向と平行で、基部の対向するそれぞれの側壁
面の近傍に位置し、第1、及び第2の一対の取付脚のそ
れぞれ一対を連結する連結部が配設され、連結部によっ
て、一対の取付脚の第2プリント配線基板への取り付け
が補強されたことである。かかる構成によって、連結部
が取付脚を連結することから、取付脚の強度が増加し、
且つ、共通化でき、安価なコネクタの取付構造を提供す
ることができる。
【0021】また、本発明のコネクタの取付構造は、連
結部の下端面に凸部が形成され、凸部が第2プリント配
線基板の孔に嵌入して、コネクタの第2プリント配線基
板への位置決めが可能としたことである。かかる構成に
よって、凸部の嵌入にて、第2プリント配線基板が位置
決めされることから、第2プリント配線基板の位置決め
が簡単なコネクタの取付構造を提供することができる。
【0022】また、本発明のコネクタの取付構造は、取
付部の下端面から凸部が下方に突出して配設されると共
に、凸部が、第2プリント配線基板の孔に嵌入して、コ
ネクタが第2プリント配線基板に位置決めされたことで
ある。かかる構成によって、凸部の嵌入にて、第2プリ
ント配線基板が位置決めされることから、第2プリント
配線基板の位置決めが簡単なコネクタの取付構造を提供
することができる。
【0023】また、本発明のコネクタの取付構造は、第
1、第2、及び第3端子孔群に取り付けられた第2コネ
クタ端子群の内の第1、第2端子孔群に取り付けられた
一部の第2コネクタ端子群は、基部の上壁面から上方に
突出する第1の接続部と、基部から空隙部内に突出する
第1の端子部とを有し、第2、第3端子孔群に跨って取
り付けられた他の第2コネクタ端子群は、取付部の下端
面から下方に突出する第2の接続部と、基部から下方に
突出する第2の端子部とを有し、第1の接続部が第1プ
リント配線基板に接続されれると共に、第2の接続部が
第2プリント配線基板に接続され、第2の一対の取付脚
が、第2プリント配線基板の一端の近傍で取り付けら
れ、基部の下方、及び第1の一対の取付脚の下端面を開
放した状態でコネクタが配置されたことである。かかる
構成によって、第2の実施形態に適合できるコネクタの
取付構造を安価に提供することができる。
【0024】また、本発明のコネクタの取付構造は、第
1プリント配線基板には、パワーウインド操作用のスイ
ッチ部が配設され、第2プリント配線基板には、スイッ
チ部を制御するための電気回路が配設されていることで
ある。かかる構成によって、スイッチ部と電気回路とを
それぞれ異なる第1、第2プリント配線基板上に配設す
ることによって、汎用性を有するように構成できると共
に、異なるスイッチ部と異なる電気回路とに対応でき、
組立が容易なコネクタの取付構造を提供することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコネクタ、及びコ
ネクタの取付構造についての図面を説明すると、図1
は、本発明のコネクタの第1の実施形態を示す分解斜視
図、図2は、本発明のコネクタの第2の実施形態を示す
分解斜視図、図3は、本発明のコネクタの第1、第2の
実施形態に係わる端子取付部材を示す平面斜視図、図4
は、本発明のコネクタの第1、第2の実施形態に係わる
端子取付部材を示す裏面斜視図、図5は、本発明のコネ
クタの取付構造の第1の実施形態を示す分解斜視図、図
6は、本発明のコネクタの取付構造の第1の実施形態を
示す正面図、図7は、本発明のコネクタの取付構造の第
1の実施形態に係わり、第2プリント配線基板を取り除
いた端子取付部材と第1プリント配線基板とを示す底面
図、図8は、本発明のコネクタの取付構造の第2の実施
形態を示す分解斜視図、図9は、本発明のコネクタの取
付構造の第2の実施形態に係わり、第2プリント配線基
板を取り除いた端子取付部材と第1プリント配線基板と
を示す底面図である。
【0026】先ず、本発明のコネクタの第1の実施形態
の構成を図1、図3、及び図4に基づいて説明すると、
合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成された端
子取付部材1は、直方体の基部2と、基部2の長手方向
の中心線L1を挟んで平行に設けられた二列から成り、
複数個(例えば、7個)の第1端子孔3aによって構成
された第1端子孔群3、及び複数個(例えば、9個)の
第2端子孔4aによって構成された第2端子孔群4と、
基部2に接続部2hによって連結され、基部2の近傍に
配置された直方体状の第1の取付部5と、第1の取付部
5に前記第2端子孔群4と平行に設けられた一列から成
り、複数個(例えば、4個)の第3端子孔6aによって
構成された第3端子孔群6とを有している。前記端子取
付部材1は、第1の実施形態と後述の第2の実施形態と
に共通して用いられ、前記第1、第2端子孔群3、4
は、第1、第2の実施形態に対応できる数、及び配置の
第1、第2端子孔3a、4aをそれぞれ備えている。
【0027】そして、、前記第1端子孔群3と、前記第
2端子孔群4と、前記第3端子孔群6とは、それぞれ平
行な三列に配置され、前記第2端子孔群4が三列の中央
列と成るように配設されている。また、この第2端子孔
群4の第2端子孔4aの数は、第1、及び第3端子孔群
3、6の第1、及び第3端子孔3a、6aの数に比較し
て最も多くなるように形成されている。また、前述の各
第1、第2、及び第3端子孔3a、4a、6aは、基部
2、及び第1の取付部5をそれぞれ貫通するように形成
され、第1の取付部5は、前記基部2の一側壁面2cと
平行で、前記基部2の下部を越えて下方に延びて配設さ
れ、基部2の下部から突出した第1の取付部5の側面と
対向する基部2の下壁面2bの下方に空隙部7が設けら
れている。
【0028】また、直方体の基部2は、上壁面2aと、
上壁面2aと対向する下壁面2bと、周囲を囲み長手方
向の対向する第1側壁面2cと、短手方向の対向する第
2側壁面2dと、上壁面2aの長手方向の両端部に設け
られ、上壁面2aから外方(上方)に突出する円柱状の
一対の突出部2jとを有し、第1側壁面2cの四角のそ
れぞれの近傍から、基部2の上壁面2aに対して平行な
面方向にそれぞれ外方に延設された4本の腕部2eと、
各腕部2eの端部から前記空隙部7を囲むようにそれぞ
れ延設された4本の取付脚8(取付部)とを有してい
る。
【0029】この4本の取付脚8は、第1の一対の取付
脚8aと第2の一対の取付脚8bとから成り、第1の一
対の取付脚8aは、第1端子孔群3側に配置されている
と共に、第2の一対の取付脚8bは、第3端子孔群6側
に配置されている。また、この各第1、第2の一対の取
付脚8a、8bには、各第1、第2の一対の取付脚8
a、8bのそれぞれの下端面から下方に延設され、スナ
ップ係合が出来、弾性を有する第1、第2の一対の係合
部8c、8dがそれぞれ形成されている。この第1、第
2の一対の係合部8c、8dはそれぞれ対向して配設さ
れ、この第1、第2の一対の係合部8c、8dによっ
て、それぞれスナップ係合が出来るように配設されてい
る。
【0030】また、前記第1、第2の一対の取付脚8
a、8bのそれぞれの間には、第1、第2の一対の取付
脚8a、8bを連結するそれぞれ一対の連結部9が配設
されている。そして、この一対の連結部9は、基部2の
長手方向と平行で、基部2の対向するそれぞれの側壁面
2cの近傍に位置している。
【0031】また、この一対の連結部9のうちの一方の
連結部9は、第3端子孔群6が設けられた第1の取付部
5が一体に連結された状態で配設されている。この状態
のとき、第1の取付部5の下壁面5aと連結部9の下壁
面9aとは同一平面であるように形成されている。ま
た、この第1の取付部5の下壁面5aから外方(下方)
に位置決めのための凸部5bが突出して形成されると共
に、凸部5bは、第2の一対の取付脚8bの間に形成さ
れている。なお、この凸部5bは、第1の取付部5に連
結された一方の連結部9の下面に設けても良い。
【0032】また、一対の連結部9のうちの他方の連結
部9には、他方の連結部9と一体化された第2の取付部
2fが配設され、この第2の取付部2fの下端部には、
位置決めのための凸部2gが突出して形成されると共
に、この凸部2gは、他方の連結部9の下壁面9aから
下方に突出して配設されている。この状態のとき、凸部
2gは、第1の一対の取付脚8aの間に形成されてい
る。なお、この凸部2gは、他方の連結部9の下面に設
けても良い。
【0033】平板状で、例えば、銅材料や銅合金材料な
どの金属材料から成り、プレス加工によって形成された
コネクタ端子11は、保持部11aと、保持部11aの
下方端側に設けられた端子部11bと、保持部11aの
付け根部(上方端部)側に設けられ、外方に突出する突
部11cと、保持部11aから平行に上方に延設された
接続部11dとを有している。
【0034】また、このコネクタ端子11は、複数本
(例えば、14本)の第1コネクタ端子群12を構成
し、また、この第1コネクタ端子群12は、平行な二列
(二組)に配列され、複数本(例えば、6本)のコネク
タ端子11から成る第1列目の第1コネクタ端子群12
と、複数本(例えば、8本)のコネクタ端子11から成
る第2列目の第1コネクタ端子群12とによって構成さ
れている。
【0035】そして、この各コネクタ端子11が端子取
付部材1に差し込まれた際に、各コネクタ端子11は、
前記端子取付部材1の第1、第2端子孔群3、4の各第
1、第2端子孔3a、4a内に圧入された状態に挿入さ
れる。この状態のとき、各コネクタ端子11の端子部1
1bは、基部2の下壁面2b(下面側)の下方に設けら
れた空隙部7内にそれぞれ平行に突出されて配設され、
また、接続部11dは、基部2の上壁面2a(上面側)
から外方(上方)に突出されて配設されている。
【0036】即ち、第1コネクタ端子群12は、第1端
子孔群3と第2端子孔群4の内の第1の実施形態として
必要な個所に取り付けられて、第1の実施形態のコネク
タが構成されている。
【0037】次に、本発明のコネクタの第2の実施形態
の構成を図2、図3、及び図4に基づいて説明すると、
この第2の実施形態のコネクタに使用される端子取付部
材1は、図3、図4に示すように前記第1の実施形態の
コネクタと同様の構成の端子取付部材1が用いられ、こ
の端子取付部材1に設けられた第1、第2端子孔群3、
4は、前記第1の実施形態と、この第2の実施形態にお
けるコネクタの双方に対応できる数の端子孔が設けられ
て、この1個の端子取付部材1が、第1、第2の実施形
態のコネクタに共用できるようになっている。
【0038】そして、この端子取付部材1は、前述の第
1の実施形態のコネクタの端子取付部材1と同一構成で
あるので、同一部品には、同一符号を付与して詳細な説
明は省略する。
【0039】先ず、この第2の実施形態のコネクタに
は、平板状で、例えば、銅材料や銅合金材料などの金属
材料から成り、プレス加工によって形成され、複数本
(例えば、12本)の第1のコネクタ端子31と、複数
本(例えば、4本)の第2のコネクタ端子32とが配設
されている。この複数本の第1のコネクタ端子31と複
数本の第2のコネクタ端子32とによって、第2コネク
タ端子群33が構成されている。
【0040】また、第1のコネクタ端子31は、略平板
状であって、保持部31aと、保持部31aの下方端側
に設けられた第1の端子部31bと、保持部31aの付
け根部(上方端部)側に設けられ、外方に突出する第1
の突部31cと、保持部31aと平行に延設された第1
の接続部31dとを有している。また、第2のコネクタ
端子32は、略コ字状であって、架橋部32aと、架橋
部32aの一方の端部側から折曲られて下方に延設され
た第2の端子部32bと、架橋部32aの他方の端部側
から折曲られて下方に延設された第2の接続部32cと
を有している。
【0041】そして、この第1のコネクタ端子31は、
端子取付部材1の第1、第2端子孔群3、4の第1、第
2端子孔3a、4aの第2の実施形態に必要な個所に取
り付けられると共に、第2のコネクタ端子32は、端子
取付部材1の第2、第3端子孔群3、6の第2、第3端
子孔3a、6aに跨った状態で第2の実施形態に必要な
個所に取り付けられる。
【0042】このように、第2のコネクタ端子32は、
第2端子孔群3を構成する一部の第2端子孔3aに取り
付けられると共に、第1のコネクタ端子31は、第2端
子孔群3を構成する残りの一部の第2端子孔3aに取り
付けられている。
【0043】即ち、第2のコネクタ端子32の第2の端
子部32bは、第2端子孔群3の第2端子孔3aの必要
な個所に圧入されて取り付けられると共に、第2の接続
部32cは、第3端子孔群6の第3端子孔6aの必要な
個所に取り付けられる。
【0044】この状態のとき、各第1のコネクタ端子3
1の第1の端子部31bと、各第2のコネクタ端子32
の第2の端子部32bとは、基部2の下壁面2b(下面
側)の下方に設けられた空隙部7内にそれぞれ平行に突
出されて配設され、また、第1の接続部31dは、基部
2の上壁面2a(上面側)から外方(上方)に突出され
ると共に、第2の接続部32cは、第1の取付部5の下
壁面5aから外方(下方)に突出されて配設されてい
る。
【0045】即ち、このようにして、端子取付部材1に
は、第1のコネクタ端子31と第2のコネクタ端子32
とによって構成された第2コネクタ端子群33が第2の
実施形態として必要な個所に取り付けられ、第2の実施
形態のコネクタが構成されている。
【0046】次に、本発明のコネクタの取付構造の第1
の実施形態を図5、図6、及び図7に基づいて説明する
と、このコネクタの取付構造に配設されているコネクタ
は、前述の第1の実施形態のコネクタであることから詳
細な説明は、省略する。
【0047】そして、次に、平板状の第1プリント配線
基板15は、全体の形状が略矩形であって、複数個の貫
通孔15aと、所定の個所に平行に二列であり、それぞ
れ複数個の端子孔15bと、二列の端子孔15bの略中
心線上であって、第1プリント配線基板15の長手方向
の両側端部に設けられた略U字状の一対の切欠部15c
と、貫通孔15a、及び端子孔15bの周囲に形成され
た半田ランド(図示せず)と、半田ランドを相互に接続
するなどして形成された所定の回路パターン(図示せ
ず)とが少なくとも一方の面に形成されている。
【0048】この第1プリント配線基板15の所定の個
所に形成された二列の端子孔15bには、第1コネクタ
端子群12と第2コネクタ端子群13とを構成する各コ
ネクタ端子11aの接続部11dが挿通され、接続部1
1dの先端部が端子孔15bの周囲に配置された半田ラ
ンドに半田接続されている。この第1プリント配線基板
15と各コネクタ端子11aとの半田接続によって第1
プリント配線基板15と各コネクタ端子11aと端子取
付部材1とは、一体化される。この状態のとき、端子取
付部材1の基部2の一対の突出部2jが、第1プリント
配線基板15の一対の切欠部15c内に配設され、端子
取付部材1が第1プリント配線基板15に位置決めされ
る。即ち、コネクタが第1プリント配線基板15に取り
付けられる。
【0049】この状態のとき、第1プリント配線基板1
5は、基部2の上壁面2aに平行であるように配設され
ている。
【0050】銅板材料からなり、プレス加工によって形
成された導電部材20は、複数個(例えば、3個)形成
されており、それぞれ導電基部20aと、導電基部20
aの所定の個所に配設された複数個の導電接続部20b
とを有している。この導電部材20は、導電接続部20
bが第1プリント配線基板15の貫通孔15aに嵌入さ
れ、第1プリント配線基板15上に配設されると共に、
第1プリント配線基板15の所定の回路パターン(図示
せず)に電気的に接続されている。
【0051】押釦スイッチ16は、本体部16aと、本
体部16aから外方に導出された端子16bと、本体部
16aの上面から突出した押釦16cとを有している。
この押釦スイッチ16の端子16bは、第1プリント配
線基板15の所定の回路パターン(図示せず)に電気的
に接続され、また、この第1プリント配線基板15上に
は2個の押釦スイッチ16が所定の間隔をおいて配設さ
れている。
【0052】また、この第1プリント配線基板15上に
は複数個(例えば、4個)の揺動型スイッチ21が所定
の個所に配設されている。揺動型スイッチ21は、本体
部21aと、本体部21aから外方に導出された端子2
1bと、本体部21aの上面側から外方に突出した揺動
操作釦21cとを有している。また、本体部21a内に
は、図示していないが固定接点と可動接点とが配設さ
れ、この固定接点と可動接点との接離動作にて、オン・
オフ動作が行われるように構成されている。この揺動型
スイッチ21の端子21bは、第1プリント配線基板1
5の所定の回路パターン(図示せず)に電気的に接続さ
れている。
【0053】また、複数個(例えば、4個)の揺動型ス
イッチ21の内の1個の揺動型スイッチ21は、前記2
個の押釦スイッチ16の間に配設されている。そして、
ここでは、この揺動型スイッチ21と2個の押釦スイッ
チ16とによって構成された1個の第1のスイッチ部
と、この揺動型スイッチ21のみにて構成された複数個
(例えば、3個)の第2のスイッチ部とが第1プリント
配線基板15上に配設されている。そして、第1のスイ
ッチ部は、オート操作を伴うスイッチ部であり、第2の
スイッチ部は、マニュアル操作のみの機能をもつスイッ
チ部である。
【0054】合成樹脂材料から成り、成形加工によって
形成された駆動部材22は、一対の腕部22aと、一対
の腕部22aを支持する支持部22bと、支持部22b
の中央部から外方に突出する押圧部22cと、一対の腕
部22aの間を跨ぐように形成された駆動部22dとを
有している。
【0055】この駆動部材22は、複数個(例えば、2
個)形成され、一対の駆動部材22が対称である位置に
配設されている。この駆動部材22は、一対の腕部22
aが複数個の内の1個の揺動型スイッチ21の本体部2
1aに適宜手段によって取り付けられ、そして、この駆
動部材22は、回動可能に配設されている。
【0056】この状態のとき、それぞれ一対の駆動部材
22の駆動部22dは、揺動型スイッチ21の揺動操作
釦21cの下端面のそれぞれの端部の近傍に配設される
と共に、各押圧部22cは、それぞれの押釦スイッチ1
6の各押釦16cに当接されて配設されている。そし
て、この駆動部材22が回動すると押圧部22cが押釦
スイッチ16の押釦16cを押圧して、押釦スイッチ1
6がオンされるように構成されている。
【0057】平板状の第2プリント配線基板17は、略
矩形である上面部17aと、長手方向の対向する第1側
端部17bと、短手方向の対向する第2側端部17c
と、上面部17aの一方の第2側端部17cのそれぞれ
の角部に形成された一対の第1切欠部17dと、他方の
第2側端部17cの1個の角部に形成された第2切欠部
17eと、一対の第1切欠部17dの間に形成された位
置決めのために設けられた1個の孔17fと、少なくと
も一方の面に形成された所定の形状の回路パターン(図
示せず)とを有している。
【0058】電気回路を形成する集積回路素子などの電
気部品18は、略矩形の本体部18aと、本体部18a
から外方に延設された複数本の端子(図示せず)とを有
している。この電気回路を形成する電気部品18は、第
2プリント配線基板17の回路パターンに半田付けなど
の適宜手段によって電気的に接続されている。
【0059】この電気部品18が接続された第2プリン
ト配線基板17には、複数個(4個)の内の1個のスイ
ッチ部のオート操作、及びマニュアル操作を成すと共
に、他の(3個)スイッチ部がマニュアル操作を成す電
気回路が形成されている。
【0060】また、この第2プリント配線基板17は、
一対の第1切欠部17dが端子取付部材1の第1の一対
の取付脚8aに設けられた第1の一対の係合部8cにス
ナップイン係合されている。この状態のとき、第2プリ
ント配線基板17は、前記第1プリント配線基板15に
対して平行であるように配置されていると共に、第2プ
リント配線基板17は、空隙部7、及び第2の一対の取
付脚8bの下端面を開放した状態に配置されている。
【0061】また、この状態のとき、第1の一対の係合
部8cと第1の一対の取付脚8aの下端面とによって第
2プリント配線基板17が挟み込まれていると共に、連
結部9の下壁面9a(下端面)には、第2プリント配線
基板17が当接されている。また、更に、連結部9と一
体化された第2の取付部2fの凸部2gが、第2プリン
ト配線基板17の孔17fに嵌入して、コネクタの第2
プリント配線基板17への位置決めが成されている。
【0062】次に、本発明のコネクタの取付構造の第1
の実施形態の動作について説明する。先ず、揺動型スイ
ッチ21と押釦スイッチ16とによって構成された1個
の第1のスイッチ部の動作は、揺動型スイッチ21の揺
動操作釦21cを例えば、矢印A方向(図6参照)に揺
動させると、この揺動操作釦21cの揺動で、最初に、
揺動型スイッチ21がオンされる。このオン動作によっ
て、例えば、運転席のウインドがマニュアル操作駆動さ
れ、ウインドが開放される方向に駆動される。
【0063】次に、前述の状態から揺動操作釦21cの
矢印A方向への揺動を更に行うと、揺動操作釦21cの
先端部が一方の駆動部材22の駆動部22dに当接され
た状態で駆動部22dが反時計方向に回動する。この駆
動部22dの回動によって、押圧部22cgが、一方の
押釦スイッチ16の押釦16cを押圧し、この押釦スイ
ッチ16がオンされる。このオン動作によって、例え
ば、運転席のウインドがオート操作駆動され、ウインド
が自動的に全開放される方向に駆動される。
【0064】次に、揺動操作釦21cへの揺動操作を止
めると、押釦スイッチ16と揺動型スイッチ21との自
己復帰力によって、揺動操作釦21cは元の位置に復帰
し、マニュアル操作、又はオート操作が停止される。
【0065】次に、揺動操作釦21cを前述とは逆の矢
印B方向(図6参照)に揺動させると、揺動操作釦21
cの揺動で、最初に、揺動型スイッチ21がオンされ
る。このオン動作によって、例えば、運転席のウインド
がマニュアル操作駆動され、ウインドが遮蔽される方向
に駆動される。
【0066】次に、前述の状態から揺動操作釦21cの
矢印B方向への揺動を更に行うと、揺動操作釦21cの
先端部が他方の駆動部材22の駆動部22dに当接され
た状態で駆動部22dが時計方向に回動する。この駆動
部22dの回動によって、押圧部22cgが、他方の押
釦スイッチ16の押釦16cを押圧し、この押釦スイッ
チ16がオンされる。このオン動作によって、例えば、
運転席のウインドがオート操作駆動され、ウインドが自
動的に全遮蔽される方向に駆動される。
【0067】次に、揺動操作釦21cへの揺動操作を止
めると、前述と同様に揺動操作釦21cの自己復帰力に
て揺動操作釦21cは、元の位置に復帰し、ウインドの
マニュアル操作、又はオート操作が停止される。
【0068】次に、揺動型スイッチ21のみによって構
成された他の第2のスイッチ部の動作は、前述のウイン
ドのマニュアル操作のみの開放・遮蔽が行われるだけの
動作であることから、説明は省略する。
【0069】次に、本発明のコネクタの取付構造の第2
の実施形態を図8、及び図9に基づいて説明すると、こ
の第2の実施形態のコネクタの取付構造に配設されてい
るコネクタは、前述の第2の実施形態のコネクタである
ことから詳細な説明は、省略する。
【0070】図8に示すように、第2の実施形態におけ
る平板状の第1プリント配線基板35は、全体の形状が
略矩形であって、複数個の貫通孔35aと、所定の個所
に平行に二列であり、それぞれ複数個の端子孔35b
と、二列の端子孔35bの略中心線上であって、第1プ
リント配線基板35の長手方向の両側端部に設けられた
略U字状の一対の切欠部35cと、貫通孔35a、及び
端子孔35bの周囲に形成された半田ランド(図示せ
ず)と、半田ランドを相互に接続するなどして形成され
た所定の回路パターン(図示せず)とが少なくとも一方
の面に形成されている。第2の実施形態における第1プ
リント配線基板は、第1の実施形態のそれと比較する
と、外形は、ほぼ等しい大きさで外形の細部、端子孔の
配置、回路パターンの少なくとも一部が異なっている。
特に、端子孔は、第2の実施形態のコネクタに対応する
ように配置されている。
【0071】銅板材料からなり、プレス加工によって形
成された導電部材20(図5参照)は、複数個(例え
ば、3個)形成されており、それぞれ導電基部20a
と、導電基部20aの所定の個所に配設された複数個の
導電接続部20bとを有している。この導電部材20
は、導電接続部20bが第1プリント配線基板35の貫
通孔35aに嵌入され、第1プリント配線基板35上に
配設されると共に、第1プリント配線基板35の所定の
回路パターン(図示せず)に電気的に接続されている。
【0072】押釦スイッチ16(図5参照)は、本体部
16aと、本体部16aから外方に導出された端子16
bと、本体部16aの上面から突出した押釦16cとを
有している。この押釦スイッチ16の端子16bは、第
1プリント配線基板35の所定の回路パターン(図示せ
ず)に電気的に接続され、また、この第1プリント配線
基板35上には4個以上の押釦スイッチ16が所定の間
隔をおいて配設されている。
【0073】揺動型スイッチ21(図5参照)は、本体
部21aと、本体部21aから外方に導出された端子2
1bと、本体部21aの上面側から外方に突出した揺動
操作釦21cとを有している。また、本体部21a内に
は、図示していないが固定接点と可動接点とが配設さ
れ、この固定接点と可動接点との接離動作にて、オン・
オフ動作が行われるように構成されている。この揺動型
スイッチ21の端子21bは、第1プリント配線基板3
5の所定の回路パターン(図示せず)に電気的に接続さ
れており、且つ、この第1プリント配線基板15上には
複数個(例えば、4個)の揺動型スイッチ21が所定の
個所に配設されている。
【0074】この第1プリント配線基板35の所定の個
所に形成された二列の端子孔35bには、第1のコネク
タ端子31aの第1の接続部31eが挿通され、第1の
接続部31eの先端部が端子孔35bの周囲に配置され
た半田ランドに半田接続されている。
【0075】この第1プリント配線基板35と第1のコ
ネクタ端子31aの第1の接続部31eとの半田接続に
よって第1プリント配線基板35と第1のコネクタ端子
31aと端子取付部材1とは、一体化される。この状態
のとき、端子取付部材1の基部2の一対の突出部2j
が、第1プリント配線基板35の一対の切欠部35c内
に配設され、端子取付部材1が第1プリント配線基板3
5に位置決めされる。即ち、コネクタが第1プリント配
線基板35に取り付けられる。
【0076】この状態のとき、第1プリント配線基板3
5は、基部2の上壁面2aに平行であるように配設され
ている。また、第1プリント配線基板35上には、前述
のコネクタの取付構造の第1の実施形態と同様に、図5
に示すような複数個(例えば、4個)の揺動型スイッチ
21、複数個(例えば、4個)の押釦スイッチ16、揺
動部材20が配置されている。第1の実施形態と異なる
のは、揺動型スイッチ21と、押釦スイッチ16とから
成る第1のスイッチ部が2個以上備えられていることで
ある。
【0077】第2の実施形態における平板状の第2プリ
ント配線基板36は、略矩形である上面部36aと、長
手方向の対向する第1側端部36bと、短手方向の対向
する第2側端部36cと、上面部36aの一方の第2側
端部36cのそれぞれの角部に形成された一対の第1切
欠部36dと、他方の第2側端部36cの1個の角部に
形成された第2切欠部36eと、一対の第1切欠部36
dの間に形成された位置決めのために設けられた1個の
孔36fと、該孔36fの近傍に一列に形成された複数
個(例えば、4個)の端子孔36gと、該端子孔36g
の周囲に形成された半田ランド(図示せず)と、少なく
とも一方の面に形成された所定の形状の回路パターン
(図示せず)とを有している。
【0078】電気回路を形成する集積回路素子などの電
気部品18は、略矩形の本体部18aと、本体部18a
から外方に延設された複数本の端子(図示せず)とを有
している。この電気回路を形成する電気部品18は、第
2プリント配線基板17の回路パターンに半田付けなど
の適宜手段によって電気的に接続されている。
【0079】この電気部品18が接続された第2プリン
ト配線基板17には、複数個(4個)の内の1個のスイ
ッチ部のオート操作、及びマニュアル操作を成すと共
に、他の(3個)スイッチ部がマニュアル操作を成す電
気回路が形成されている。
【0080】電気回路を形成する集積回路素子などの電
気部品18は、略矩形の本体部18aと、本体部18a
から外方に延設された複数本の端子(図示せず)とを有
している。この電気回路を形成する電気部品18は、第
2プリント配線基板36の回路パターンに半田付けなど
の適宜手段によって電気的に接続されている。
【0081】この電気部品18が接続された第2プリン
ト配線基板36には、複数個(4個)の内の2個以上の
スイッチ部のオート操作、及びマニュアル操作を成すと
共に、他のスイッチ部がマニュアル操作を成す電気回路
が形成されている。
【0082】そして、前記第2プリント配線基板36の
端子孔36gには、第2のコネクタ端子31bの第2の
接続部31gが嵌入され、回路パターン(図示せず)と
電気的に接続されている。また、この第2プリント配線
基板36は、一対の第1切欠部36dが端子取付部材1
の第2の一対の取付脚8bに設けられた第1の一対の係
合部8dにスナップイン係合されている。
【0083】この状態のとき、第2プリント配線基板3
6は、前記第1プリント配線基板35に対して平行であ
るように配置されていると共に、第2プリント配線基板
36は、空隙部7、及び第1の一対の取付脚8aの下端
面を開放した状態に配置されている。また、この第2プ
リント配線基板36の孔17fには、凸部5bが挿通さ
れ、第2プリント配線基板36の位置決めが行われてい
る。
【0084】即ち、この第2の実施形態では、前記第1
の実施形態に対してコネクタを180度回転させた状態
で配設し、第1の実施形態と同様な方法で、コネクタの
取り付けを行うようになっている。この関係は、図7に
示す第1の実施形態のコネクタの取付構造と、図9に示
す第2の実施形態のコネクタの取付構造とを対照すると
明らかである。
【0085】また、この第2の実施形態のコネクタの取
付構造では、前記押釦スイッチ16(図5参照)は、例
えば、4個以上で8個以下(但し、偶数個)の所望の数
だけ第1プリント配線基板35上の揺動型スイッチ21
(図5参照)を挟み込む位置にそれぞれ配置され、この
押釦スイッチ16の数に対応する数だけ駆動部材22
(図5参照)が揺動型スイッチ21に配設されている。
【0086】これによって、前記揺動型スイッチ21と
前記2個の押釦スイッチ16とによって構成された2個
以上の第1のスイッチ部が第1プリント配線基板35上
に配設されている。
【0087】次に、ここで、上述のコネクタの取付構造
の第2の実施形態の動作についての説明だが、基本動作
は、前述の第1の実施形態のコネクタの取付構造におけ
る動作と同様であることから詳細な説明は、省略する。
即ち、前記揺動型スイッチ21と前記2個の押釦スイッ
チ16とによって構成された2個以上の第1のスイッチ
部を揺動操作することによって、パワーウインドのマニ
ュアル操作とオート操作との両方の操作を行うことので
きるスイッチ部が構成され、前記揺動型スイッチ21の
みによって構成された他の第2のスイッチ部を揺動操作
することによって、パワーウインドのマニュアル操作の
みを行うことのできるスイッチ部が構成されている。
【0088】なお、本発明のコネクタは、端子取付部材
の第2端子孔群の端子孔の数が最も多く形成されている
が、これに限定されず、例えば、第1端子孔群の端子孔
の数が最も多く形成されていても良い。
【0089】また、本発明のコネクタは、第1、第2の
実施形態のコネクタ端子の数が同じもので説明したが、
両者のコネクタ端子の数が異なったものでも良く、この
場合、その端子孔が最大公約数であるように形成したも
のとなる。
【0090】また、本発明のコネクタの取付構造は、オ
ート操作、及びマニュアル操作の両方を成すスイッチ部
を揺動型スイッチと押釦スイッチとによって構成した
が、これに限定されず、例えば、二段複合型のスイッチ
によって構成しても良い。
【0091】
【発明の効果】以上の如く、本発明のコネクタは、基部
と、該基部に平行に設けられた端子孔から成る二列の第
1、及び第2端子孔群と、基部に連結され、基部の近傍
に配設された取付部と、該取付部に第2端子孔群と平行
に設けられた端子孔から成る一列の第3端子孔群とを有
する端子取付部材を備え、第1、第2端子孔群は、少な
くとも第1、第2の実施形態に対応でき、第1の実施形
態における第1コネクタ端子群と、第2の実施形態にお
ける第2コネクタ端子群の双方が取付可能な数の端子孔
を設けると共に、第3端子孔群は、第2コネクタ端子群
の内の少なくとも一部の第2コネクタ端子が取付可能な
数の端子孔を有し、第1の実施形態においては、第1コ
ネクタ端子群が、前記第1、第2端子孔群で取付可能と
し、第2の実施形態においては、第2コネクタ端子群
が、第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能としたこ
とによって、端子取付部材は、第1、第2、及び第3端
子孔群への第1、又は第2コネクタ端子群のそれぞれの
取り付けによって、それぞれ第1、又は第2の実施形態
に適合出来ることからひとつの端子取付部材が汎用性を
有するように構成されていることから、部品種類の削減
であって、共通化でき、安価なコネクタを提供すること
ができる。
【0092】また、本発明のコネクタでは、取付部は、
基部の一側壁面と平行で、基部の下部を越えて下方に延
びて配設され、基部の下部から突出した取付部の側面と
対向する基部の下壁面の下方に空隙部が設けられている
ことによって、空隙部に第1、又は第2コネクタ端子群
のコネクタ端部を突設して配設することができ、簡単な
構成で安価なコネクタを提供することができる。
【0093】また、本発明のコネクタは、基部には、基
部の四角のそれぞれの近傍から、空隙部を囲むように延
設された取付脚が形成されていることによって、取付脚
の配置と、取付脚によって形成される空隙部の構成が簡
単で、安価なコネクタを提供することができる。
【0094】また、本発明のコネクタは、取付脚の間に
は位置決めのための凸部が形成されていることによっ
て、凸部に係合された第2プリント配線基板が位置決め
されることから、第2プリント配線基板の位置決めが簡
単なコネクタを提供することができる。
【0095】また、本発明のコネクタでは、上述の如き
構成によって、第1、及び第2の実施形態に適合できる
コネクタを安価に提供することができる。また、本発明
のコネクタは、上述の如き構成によって、第2端子孔群
の端子孔の数が最大公約数となるように形成されている
ことから構成が簡単で、汎用性のあるコネクタを提供す
ることができる。
【0096】また、本発明のコネクタは、上述の如き構
成によって、係合部に係合されたプリント配線基板が取
付脚と係合部との間で配設され、係合が簡単なコネクタ
を提供することができる。
【0097】また、本発明のコネクタの取付構造は、基
部と、該基部に平行に設けられた端子孔から成る二列の
第1、及び第2端子孔群と、基部に連結され、基部の近
傍に配設された取付部と、該取付部に第2端子孔群と平
行に設けられた端子孔から成る一列の第3端子孔群とを
有する端子取付部材を備え、第1、第2端子孔群は、少
なくとも第1、第2の実施形態に対応でき、第1の実施
形態における第1コネクタ端子群と、第2の実施形態に
おける第2コネクタ端子群の双方が取付可能な数の端子
孔を設けると共に、第3端子孔群は、第2コネクタ端子
群の内の少なくとも一部の第2コネクタ端子が取付可能
な数の端子孔を有し、第1の実施形態においては、第1
コネクタ端子群が、第1、第2端子孔群で取付可能と
し、第2の実施形態においては、第2コネクタ端子群
が、第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能とし、取
付部は、基部の一側壁面と平行で、基部の下部を越えて
下方に延びて配設され、基部の下部から突出した取付部
の側面と対向する基部の下壁面の下方に空隙部が設けら
れ、基部には、基部の四角のそれぞれの近傍から、空隙
部を囲むように延設された取付脚が形成されたコネクタ
と、第1プリント配線基板と、該第1プリント配線基板
と平行に配設された第2プリント配線基板とを有し、第
1プリント配線基板は、基部の上壁面上に配設されると
共に、コネクタの空隙部を開放した状態で一対の前記取
付脚が、第2プリント配線基板に取り付けられ、第1、
第2コネクタ端子群は、基部の上壁面から上方に突出す
る接続部と、基部から空隙部内に突出する端子部とを有
し、第1、第2端子孔群に取り付けられた第1コネクタ
端子群、又は、第1、第2、第3端子孔群に取り付けら
れた第2コネクタ端子群の接続部が第1プリント配線基
板に接続されたことによって、このコネクタの取付構造
では、端子取付部材が、第1、第2、及び第3端子孔群
への第1、又は第2コネクタ端子群のそれぞれの取り付
けができることによって、それぞれ第1、又は第2の実
施形態に適合出来ることからひとつの端子取付部材が汎
用性を有するように構成されていることから、部品種類
の削減であって、共通化でき、安価なコネクタの取付構
造を提供することができる。
【0098】また、本発明のコネクタの取付構造は、第
1プリント配線基板には、パワーウインド操作用のスイ
ッチ部が配設され、第2プリント配線基板には、スイッ
チ部を制御するための電気回路が配設されていることに
よって、スイッチ部と電気回路とをそれぞれ異なる第
1、第2プリント配線基板上に配設することによって、
汎用性を有するように構成でき、組立が容易で生産性が
良好なコネクタの取付構造を提供することができる。
【0099】また、本発明のコネクタの取付構造は、上
述の如き構成によって、係合部に係合された第2プリン
ト配線基板が取付脚と係合部との間に配設され、係合が
簡単で、安定した係合ができるコネクタの取付構造を提
供することができる。
【0100】また、本発明のコネクタの取付構造は、上
述の如き構成によって、第2プリント配線基板の配設が
安定した取り付けとなるコネクタの取付構造を提供する
ことができる。また、本発明のコネクタの取付構造で
は、上述の如き構成によって、第2プリント配線基板
が、端子取付部材の第1の一対の取付脚、又は第2の一
対の取付脚に汎用性を有する状態に取り付けることがで
きることから、部品種類が削減でき、安価なコネクタの
取付構造を提供することができる。
【0101】また、本発明のコネクタの取付構造では、
上述の如き構成によって、第2プリント配線基板には、
他方の一対の取付脚が空隙部、及び一方の一対の取付脚
の下端面を開放した状態で取り付けられたので、空隙部
内に突出する端子部への雌コネクタの取付可能性が向上
し、組立性が良好なコネクタの取付構造を提供すること
ができる。
【0102】また、本発明のコネクタの取付構造は、上
述の如き構成によって、スイッチ部の内の1個のみがオ
ート操作、及びマニュアル操作を成すことから構成が簡
単で、安価なコネクタの取付構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの第1の実施形態を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明のコネクタの第2の実施形態を示す分解
斜視図である。
【図3】本発明のコネクタの第1、第2の実施形態に係
わる端子取付部材を示す平面斜視図である。
【図4】本発明のコネクタの第1、第2の実施形態に係
わる端子取付部材を示す裏面斜視図である。
【図5】本発明のコネクタの取付構造の第1の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図6】本発明のコネクタの取付構造の第1の実施形態
を示す正面図である。
【図7】本発明のコネクタの取付構造の第1の実施形態
に係わり、第2プリント配線基板を取り除いた端子取付
部材と第1プリント配線基板とを示す底面図である。
【図8】本発明のコネクタの取付構造の第2の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図9】本発明のコネクタの取付構造の第2の実施形態
に係わり、第2プリント配線基板を取り除いた端子取付
部材と第1プリント配線基板とを示す底面図である。
【符号の説明】
1 端子取付部材 2 基部 2g 凸部 3 第1端子孔群 3a 第1端子孔 4 第2端子孔群 4a 第2端子孔 5 第1の取付部(取付部) 5a 下壁面 5b 凸部 6 第3端子孔群 6a 第3端子孔 7 空隙部 8 取付脚 8a 第1の一対の取付脚 8b 第2の一対の取付脚 8c 第1の一対の係合部 8d 第2の一対の係合部 9 連結部 9a 下壁面 11 コネクタ端子 11a 保持部 11b 端子部 11d 接続部 12 第1コネクタ端子群 15 第1プリント配線基板 15b 端子孔 16 押釦スイッチ 17 第2プリント配線基板 17f 孔 18 電気部品(電気回路) 21 揺動型スイッチ 22 駆動部材 31 第1のコネクタ端子 31b 第1の端子部 31d 第1の接続部 32 第2のコネクタ端子 32a 架橋部 32b 第2の端子部 32c 第2の接続部 33 第2コネクタ端子群 35 第1プリント配線基板 36 第2プリント配線基板 36f 孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部と、該基部に平行に設けられた端子孔
    から成る二列の第1、及び第2端子孔群と、前記基部に
    連結され、前記基部の近傍に配設された取付部と、該取
    付部に前記第2端子孔群と平行に設けられた端子孔から
    成る一列の第3端子孔群とを有する端子取付部材を備
    え、 前記第1、第2端子孔群は、少なくとも第1、第2の実
    施形態に対応でき、前記第1の実施形態における第1コ
    ネクタ端子群と、前記第2の実施形態における第2コネ
    クタ端子群の双方が取付可能な数の前記端子孔を設ける
    と共に、前記第3端子孔群は、前記第2コネクタ端子群
    の内の少なくとも一部の前記第2コネクタ端子が取付可
    能な数の前記端子孔を有し、 前記第1の実施形態においては、前記第1コネクタ端子
    群が、前記第1、第2端子孔群で取付可能とし、 前記第2の実施形態においては、前記第2コネクタ端子
    群が、前記第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能と
    したことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】前記取付部は、前記基部の一側壁面と平行
    で、前記基部の下壁面を越えて下方に延びて配設され、
    前記基部の前記下壁面の下方に空隙部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】前記基部には、前記基部の四角のそれぞれ
    の近傍から、前記空隙部を囲むように延設された取付脚
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネ
    クタ。
  4. 【請求項4】前記取付脚には、スナップ係合が出来る係
    合部が形成されていることを特徴とする請求項3記載の
    コネクタ。
  5. 【請求項5】前記取付脚の間には位置決めのための凸部
    が形成されていることを特徴とする請求項3、乃至4記
    載のコネクタ。
  6. 【請求項6】前記基部の長手方向と平行で、前記基部の
    対向するそれぞれの側壁面の近傍に位置し、4個の前記
    取付脚の内のそれぞれ一対を連結する連結部が配設さ
    れ、前記連結部によって、それぞれ一対の前記取付脚が
    連結されていると共に、前記連結部の下部に前記凸部が
    形成され、前記凸部が、前記連結部の下面から下方に突
    出して配設されていることを特徴とする請求項5記載の
    コネクタ。
  7. 【請求項7】少なくとも一方の前記連結部は、前記取付
    部を連結した状態で前記取付脚が連結され、前記凸部
    が、前記取付部の下面から下方に突出して配設されてい
    ることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】前記第1コネクタ端子群、又は前記第2コ
    ネクタ端子群は、それぞれ端子部と接続部とを有し、前
    記端子部が前記基部から前記空隙部内に突出して、前記
    端子部が前記空隙部内に配設される外部接続部材と接続
    可能と成すと共に、前記接続部が前記基部の上壁面から
    外方に突出して、前記接続部がプリント配線基板と接続
    可能と成したことを特徴とする請求項2、乃至7記載の
    コネクタ。
  9. 【請求項9】基部と、該基部に平行に設けられた端子孔
    から成る二列の第1、及び第2端子孔群と、前記基部に
    連結され、前記基部の近傍に配設された取付部と、該取
    付部に前記第2端子孔群と平行に設けられた端子孔から
    成る一列の第3端子孔群とを有する端子取付部材を備
    え、 前記第1、第2端子孔群は、少なくとも第1、第2の実
    施形態に対応でき、前記第1の実施形態における第1コ
    ネクタ端子群と、前記第2の実施形態における第2コネ
    クタ端子群の双方が取付可能な数の前記端子孔を設ける
    と共に、前記第3端子孔群は、前記第2コネクタ端子群
    の内の少なくとも一部の前記第2コネクタ端子が取付可
    能な数の前記端子孔を有し、 前記第1の実施形態においては、前記第1コネクタ端子
    群が、前記第1、第2端子孔群で取付可能とし、 前記第2の実施形態においては、前記第2コネクタ端子
    群が、前記第1、第2、及び第3端子孔群で取付可能と
    し、 前記取付部は、前記基部の一側壁面と平行で、前記基部
    の下部を越えて下方に延びて配設され、前記基部の下部
    から突出した前記取付部の側面と対向する前記基部の下
    壁面の下方に空隙部が設けられ、 前記基部には、前記基部の四角のそれぞれの近傍から、
    前記空隙部を囲むように延設された第1、及び第2の一
    対の取付脚が形成されたコネクタと、 第1プリント配線基板と、該第1プリント配線基板と平
    行に配設された第2プリント配線基板とを有し、 前記第1の実施形態においては、前記第1プリント配線
    基板は、前記コネクタの前記基部の上壁面上に配設され
    ると共に、 前記コネクタの前記第1の一対の前記取付脚が、前記第
    2プリント配線基板に取り付けられ、前記第1コネクタ
    端子群が前記第1プリント配線基板に接続され、前記第
    2の実施形態においては、前記第1プリント配線基板に
    対し、前記コネクタを前記第1の実施形態における配置
    から180度回転させて配置させると共に、前記第2の
    一対の取付脚が前記第2プリント配線基板に取り付けら
    れ、前記第2コネクタ端子群が前記第1プリント配線基
    板に接続されたことを特徴とするコネクタの取付構造。
  10. 【請求項10】前記取付脚には、スナップ係合が出来る
    係合部が形成され、前記係合部が前記第2プリント配線
    基板に取り付けられていることを特徴とする請求項9記
    載のコネクタの取付構造。
  11. 【請求項11】前記基部の長手方向と平行で、前記基部
    の対向するそれぞれの側壁面の近傍に位置し、前記第
    1、及び第2の一対の取付脚のそれぞれ一対を連結する
    連結部が配設され、前記連結部によって、一対の前記取
    付脚の前記第2プリント配線基板への取り付けが補強さ
    れたことを特徴とする請求項9、乃至10記載のコネク
    タの取付構造。
  12. 【請求項12】前記連結部の下端面に凸部が形成され、
    前記凸部が前記第2プリント配線基板の孔に嵌入して、
    前記コネクタの前記第2プリント配線基板への位置決め
    が可能としたことを特徴とする請求項11記載のコネク
    タの取付構造。
  13. 【請求項13】前記取付部の下端面から凸部が下方に突
    出して配設されると共に、前記凸部が、前記第2プリン
    ト配線基板の孔に嵌入して、前記コネクタが前記第2プ
    リント配線基板に位置決めされたことを特徴とする請求
    項9記載のコネクタの取付構造。
  14. 【請求項14】前記第1、第2、及び第3端子孔群に取
    り付けられた前記第2コネクタ端子群の内の前記第1、
    第2端子孔群に取り付けられた一部の前記第2コネクタ
    端子群は、前記基部の前記上壁面から上方に突出する第
    1の接続部と、前記基部から前記空隙部内に突出する第
    1の端子部とを有し、 前記第2、第3端子孔群に跨って取り付けられた他の前
    記第2コネクタ端子群は、前記取付部の下端面から下方
    に突出する第2の接続部と、前記基部から下方に突出す
    る第2の端子部とを有し、 前記第1の接続部が前記第1プリント配線基板に接続さ
    れれると共に、前記第2の接続部が前記第2プリント配
    線基板に接続され、 前記第2の一対の取付脚が、前記第2プリント配線基板
    の一端の近傍で取り付けられ、前記基部の下方、及び前
    記第1の一対の取付脚の下端面を開放した状態で前記コ
    ネクタが配置されたことを特徴とする請求項9記載のコ
    ネクタの取付構造。
  15. 【請求項15】前記第1プリント配線基板には、パワー
    ウインド操作用のスイッチ部が配設され、前記第2プリ
    ント配線基板には、前記スイッチ部を制御するための電
    気回路が配設されていることを特徴とする請求項9記載
    のコネクタの取付構造。
JP2001206021A 2001-07-06 2001-07-06 コネクタ、及びコネクタの取付構造 Withdrawn JP2003022853A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104425170A (zh) * 2013-09-06 2015-03-18 欧姆龙汽车电子株式会社 动力车窗开关以及带有自动开闭功能的开关模块

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