JP2003022673A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JP2003022673A JP2001207581A JP2001207581A JP2003022673A JP 2003022673 A JP2003022673 A JP 2003022673A JP 2001207581 A JP2001207581 A JP 2001207581A JP 2001207581 A JP2001207581 A JP 2001207581A JP 2003022673 A JP2003022673 A JP 2003022673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック同期式の半導体メモリにおいて、内
部回路の動作を必要最小限にすることで消費電流を削減
する。 【解決手段】 第1クロック発生回路は、コマンド信号
が有効であることを識別したときに、外部クロック信号
に同期して第1内部クロック信号を発生する。コマンド
ラッチ回路は、コマンドバッファを介して供給される内
部コマンド信号を第1内部クロック信号に同期して取り
込む。すなわち、コマンドラッチ回路は、有効なコマン
ド信号のみを取り込む。このため、コマンドラッチ回路
の動作頻度を従来に比べ減らすことができ、コマンド信
号の供給に伴う内部回路の無駄な動作を防止できる。そ
の結果、動作時およびスタンバイ時の消費電流をともに
削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック同期式の
半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、バッテリーを使用して駆動される
携帯電話等の携帯機器が普及してきている。これ等携帯
機器に実装される半導体メモリは、バッテリーを長時間
使用可能にするために低消費電流であることが要求され
ている。特に、携帯電話に使用される半導体メモリで
は、待機時の消費電流が低いことが望ましい。また、画
像等、大量のデータを扱う携帯機器が増えてきている。
これに伴い、これ等の形態機器向けに、低消費電流のDR
AMが要求されている。
【0003】特開平7−230688号公報および特開
2000−285674号公報には、入力回路の動作頻
度を下げることで、半導体メモリの消費電流を下げる技
術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報では、入力バ
ッファあるいは入力バッファの出力を受ける入力ラッチ
回路を、チップセレクト信号が活性化されたときのみ動
作させることで、消費電流を削減している。しかしなが
ら、半導体メモリでは、チップセレクト信号が活性化さ
れたときに、読み出し動作および書き込み動作等のメモ
リ動作が必ず実行されるとは限らない。例えば、DRAMで
は、NOPコマンドが供給されたとき、メモリ動作は実行
されない。また、アクティブコマンドを受ける前の読み
出しコマンドおよび書き込みコマンドは無効であり、こ
のときメモリ動作は実行されない。従来の入力回路は、
上述したように、チップセレクト信号の活性化時に動作
していた。すなわち、入力回路は、メモリ動作が実行さ
れないときにも動作しており、この際、無駄な電力が消
費されていた。
【0005】本発明の目的は、入力回路および制御回路
等の内部回路の動作を必要最小限にし、従来に比べ消費
電流を削減できる半導体メモリを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体メモリ
では、コマンドバッファは、メモリ動作を指示するコマ
ンド信号を、チップの選択を指示するチップセレクト信
号の活性化時に受け付け、内部コマンド信号として出力
する。第1クロック発生回路は、内部コマンド信号が有
効であることを識別したときに、外部クロック信号に同
期して第1内部クロック信号を発生する。コマンドラッ
チ回路は、第1内部クロック信号に同期して内部コマン
ド信号を取り込む。
【0007】第1クロック発生回路は、外部から供給さ
れたコマンド信号が有効でないとき、第1内部クロック
信号を発生しない。このため、コマンドラッチ回路は、
有効なコマンド信号が供給されたときのみ動作する。し
たがって、コマンドラッチ回路の動作頻度を従来に比べ
減らすことができる。さらに、例えば、コマンドラッチ
回路の出力を受けるコマンドデコーダの動作頻度を減ら
すことができる。この結果、コマンド信号の供給に伴う
内部回路の無駄な動作を防止でき、動作時およびスタン
バイ時の消費電流をともに削減できる。スタンバイ時に
動作する回路は、元々少ないため、特にスタンバイ時の
消費電流の削減効果が大きい。
【0008】請求項2の半導体メモリでは、アドレスバ
ッファは、メモリセルを選択するアドレス信号を、チッ
プセレクト信号の活性化時に受け付け、内部アドレス信
号として出力する。アドレスラッチ回路は、第1内部ク
ロック信号に同期して内部アドレス信号を取り込む。供
給されたコマンド信号が無効のとき、第1内部クロック
信号は発生しないため、アドレスラッチ回路は動作しな
い。したがって、アドレスラッチ回路の動作頻度を従来
に比べ減らすことができる。この結果、動作時およびス
タンバイ時の消費電流をさらに削減できる。
【0009】請求項3の半導体メモリでは、コマンドバ
ッファは、メモリ動作を指示するコマンド信号を、チッ
プの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時に受
け付け、内部コマンド信号として出力する。書き込みイ
ネーブル発生回路は、コマンド信号が有効な書き込みコ
マンドを示すことを識別したときに、書き込みイネーブ
ル信号を活性化する。データバッファは、メモリセルに
書き込まれるデータ信号を、書き込みイネーブル信号の
活性化時に受け付け、内部データ信号として出力する。
外部から供給されたコマンド信号が有効な書き込みコマ
ンドでないとき、書き込みイネーブル信号は活性化しな
い。このため、データバッファは、有効な書き込みコマ
ンドが供給されたときのみ動作する。したがって、デー
タバッファの動作頻度を従来に比べ減らすことができ
る。この結果、動作時およびスタンバイ時の消費電流を
ともに削減できる。
【0010】請求項4の半導体メモリは、一つの書き込
みコマンドに対応して複数の書き込みデータを連続して
受け付けるバースト書き込み機能を有している。書き込
みイネーブル発生回路は、コマンド信号が有効な書き込
みコマンドを示すとき、およびバースト書き込み動作時
に書き込みイネーブル信号を活性化する。したがって、
データバッファは、実際に書き込み動作を実行するため
にデータ信号を受け付ける必要があるときのみ動作す
る。この結果、動作時およびスタンバイ時の消費電流を
削減できる。
【0011】請求項5の半導体メモリでは、第2クロッ
ク発生回路は、コマンド信号が有効な書き込みコマンド
を示すときに、外部クロック信号に同期して第2内部ク
ロック信号を生成する。データラッチ回路は、第2内部
クロック信号に同期して内部データ信号を取り込む。第
2クロック発生回路は、コマンド信号が有効な書き込み
コマンドでないとき、第2内部クロック信号を発生しな
い。このため、データラッチ回路は、有効な書き込みコ
マンドが供給されたときのみ動作する。したがって、デ
ータラッチ回路の動作頻度を従来に比べ減らすことがで
きる。この結果、コマンド信号の供給に伴う内部回路の
無駄な動作を防止でき、動作時およびスタンバイ時の消
費電流を削減できる。
【0012】請求項6の半導体メモリは、一つの書き込
みコマンドに対応して複数の書き込みデータを連続して
受けるバースト書き込み機能を有している。第2クロッ
ク発生回路は、コマンド信号が有効な書き込みコマンド
を示すとき、およびバースト書き込み動作時に第2内部
クロック信号を生成する。したがって、データラッチ回
路は、実際に書き込み動作を実行するためにデータ信号
を取り込む必要があるときのみ動作する。この結果、動
作時およびスタンバイ時の消費電流を削減できる。
【0013】請求項7の半導体メモリでは、第3クロッ
ク発生回路は、コマンド信号が有効な書き込みコマンド
および有効な読み出しコマンドを示すときに、外部クロ
ック信号に同期して第3内部クロック信号を生成する。
内部回路は、第3内部クロック信号に同期して動作し、
書き込み動作および読み出し動作を実行する。このよう
に、コマンド信号が有効な書き込みコマンドおよび読み
出しコマンドでないとき、第3内部クロック信号は発生
しない。このため、内部回路は、有効な書き込みコマン
ドおよび読み出しコマンドが供給されたときのみ動作す
る。したがって、内部回路の動作頻度を従来に比べ減ら
すことができる。この結果、動作時およびスタンバイ時
の消費電流を削減できる。
【0014】請求項8の半導体メモリは、一つの書き込
みコマンドに対応して複数の書き込みデータを連続して
受け付けるバースト書き込み機能および一つの読み出し
コマンドに対応して複数の読み出しデータを連続して出
力するバースト読み出し機能を有している。第3クロッ
ク発生回路は、コマンド信号が有効な書き込みコマンド
および有効な読み出しコマンドを示すとき、バースト書
き込み動作時、およびバースト読み出し動作時に前記第
3内部クロック信号を発生する。したがって、内部回路
は、実際に書き込み動作および読み出し動作を実行する
ときのみ動作する。この結果、動作時およびスタンバイ
時の消費電流を削減できる。
【0015】請求項9の半導体メモリでは、コマンドバ
ッファは、メモリ動作を指示するコマンド信号を、チッ
プの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時に受
け付け、内部コマンド信号として出力する。第1クロッ
ク発生回路は、チップセレクト信号が供給されたクロッ
クサイクルおよびその次のクロックサイクルに、外部ク
ロック信号に同期して第1内部クロック信号を生成す
る。コマンドラッチ回路は、第1内部クロック信号に同
期して内部コマンド信号を取り込む。
【0016】一般に、コマンドラッチ回路に取り込まれ
た内部コマンド信号は、そのクロックサイクルのみ有効
である。このため、内部コマンド信号を取り込んだ次の
クロックサイクルには、コマンドラッチ回路をリセット
する必要がある。第1クロック信号は、チップセレクト
信号の活性化時を含めて少なくとも2回連続して発生す
る。このため、2回目の第1クロック信号により、コマ
ンドラッチ回路に保持されているコマンドを確実リセッ
トできる。簡易な制御でコマンドラッチ回路をリセット
できるため、リセットするために必要な回路の消費電流
を削減できる。
【0017】請求項10の半導体メモリでは、コマンド
バッファは、メモリ動作を指示するコマンド信号を、チ
ップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時に
受け付け、内部コマンド信号として出力する。第1クロ
ック発生回路は、チップセレクト信号が供給されたクロ
ックサイクルに外部クロック信号に同期して第1内部ク
ロック信号を生成するとともに、チップセレクト信号と
ともに供給されたコマンド信号が有効なときに、次のク
ロックサイクルにも外部クロック信号に同期して第1内
部クロック信号を生成する。コマンドラッチ回路は、第
1内部クロック信号に同期して内部コマンド信号を取り
込む。
【0018】有効なコマンド信号が供給された場合、第
1内部クロック信号は、コマンド信号の供給サイクルを
含めて2回連続して発生する。このため、2回目の第1
クロック信号により、コマンドラッチ回路に保持されて
いるコマンドを確実リセットできる。有効なコマンド信
号が供給されない場合、コマンドラッチ回路は、有効な
コマンド信号が供給された次のクロックサイクルでは動
作しない。したがって、コマンドラッチ回路の動作頻度
を従来に比べ減らすことができ、動作時およびスタンバ
イ時の消費電流をともに削減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の半導体メモリの第1
の実施形態を示している。この実施形態は、請求項1お
よび請求項2に対応している。この半導体メモリは、シ
リコン基板上にCMOSプロセスを使用してクロック同期式
のSDRAMとして形成されている。SDRAMは、外部からクロ
ックイネーブル信号CKE、クロック信号CLK、チップセレ
クト信号/CS、コマンド信号CMD、アドレス信号ADDを受
け、データ信号DQを入出力している。ここで、クロック
イネーブル信号CKEは、クロック信号CLKおよびチップセ
レクト信号/CSのSDRAM内部への伝達を許可する信号であ
る。チップセレクト信号CSは、SDRAM(チップ)の選択
を指示する信号である。コマンド信号CMDは、読み出し
動作、書き込み動作、プリチャージ動作、およびメモリ
コアの活性化等のメモリ動作を指示する信号である。ア
ドレス信号ADDは、メモリセルを選択する信号である。
データ信号DQは、メモリセルに書き込まれるデータまた
はメモリセルから読み出されるデータを表す信号であ
る。
【0020】図中、太線で示した信号線は、複数本で構
成されている。例えば、コマンド信号CMDは、ロウアド
レスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信
号/CAS、および書き込みイネーブル信号/WEで構成され
ている。信号名の頭の"/"は負論理を示し、信号名の末
尾の"Z"は正論理を示している。以降、クロック信号CL
K、チップセレクト信号/CSを、CLK信号、/CS信号のよう
に、信号名を略して称することもある。
【0021】SDRAMは、外部からの信号を受ける入力バ
ッファ(符号10、12、14等)、入力バッファで受
けた信号を取り込むラッチ回路(符号16、18、2
0、22、24)、第1クロック発生回路26、コマン
ドデコーダ28、バースト書き込み制御回路30、バー
スト読み出し制御回路32、アクティブ検出回路34、
第2クロック発生回路36、第3クロック発生回路3
8、書き込みイネーブル発生回路40、レイテンシ制御
回路42、および複数の論理ゲートを有している。特に
図示していないが、SDRAMは、DRAMのメモリセルを有す
るメモリコアおよびメモリコアをクロック信号(後述す
るCLKMZ、CLK0Z)に同期して制御する制御回路(内部回
路)を有している。この実施形態では、SDRAMは、独立
に動作可能な2つのバンクを有している。なお、バンク
を選択するためのバンクアドレス信号は、図示を省略し
ている。
【0022】コマンドバッファ10は、外部から供給さ
れるコマンド信号CMDを、後述する内部チップセレクト
信号EN1の活性化時に受け付け、受けた信号を増幅し、
内部コマンド信号ICMDとして出力する。アドレスバッフ
ァ12は、外部から供給されるアドレス信号ADDを、内
部チップセレクト信号EN1の活性化時に受け付け、受け
た信号を増幅し、内部アドレス信号IADDとして出力す
る。データバッファ14は、外部から供給されるデータ
信号DQを、後述する書き込みイネーブル信号WENZ1の活
性化時に受け付け、受けた信号を増幅し、内部データ信
号IDQとして出力する。
【0023】クロックイネーブルラッチ16は、バッフ
ァを介して供給されるクロック信号CLKの立ち上がりエ
ッジに同期してクロックイネーブル信号CKEを取り込
み、取り込んだ信号を内部クロックイネーブル信号CKEC
Zとして出力している。クロック信号CLKおよびチップセ
レクト信号/CSをそれぞれ受ける入力バッファは、内部
クロックイネーブル信号CKECZが高レベルのときに活性
化され、受けた信号を内部クロック信号ICLKおよび内部
チップセレクト信号EN1として出力する。EN1信号は、正
論理の信号であり、その論理レベルは、/CS信号の反対
になる。内部クロック信号ICLKは、バッファを介して内
部クロック信号CLK1として出力される。
【0024】チップセレクトラッチ18は、ICLK信号の
立ち上がりエッジに同期してEN1信号を取り込み、取り
込んだ信号を内部チップセレクト信号CSCZとして出力す
る。コマンドラッチ回路20は、後述する第1内部クロ
ック信号CLKCZの立ち上がりエッジに同期してICMD信号
を取り込み、取り込んだ信号をラッチコマンド信号LCMD
として出力する。コマンドラッチ回路20に取り込まれ
た内部コマンド信号ICMDは、そのクロックサイクルのみ
有効である。このため、コマンドラッチ回路20は、後
述するように、内部コマンド信号を取り込んだ次のクロ
ックサイクルに、取り込んだコマンドを自動的にリセッ
トする機能を有している。
【0025】アドレスラッチ回路22は、第1内部クロ
ック信号CLKCZの立ち上がりエッジに同期してIADD信号
を取り込み、取り込んだ信号をラッチアドレス信号LADD
として出力する。データラッチ回路24は、後述する第
2内部クロック信号CLKDQZの立ち上がりエッジに同期し
てIDQ信号を取り込み、取り込んだ信号をラッチデータ
信号LDQとして出力する。
【0026】第1クロック発生回路26は、EN1信号、C
LK1信号、ICMD信号、および後述する状態信号ACTALLZ、
ACTZを受け、ICMD信号が有効であることを識別したとき
に、CLK1信号に同期して第1内部クロック信号CLKCZを
生成する。コマンドデコーダ28は、CSCZ信号、LCMD信
号、およびACTALLZ、ACTZ信号を受け、外部から供給さ
れたコマンドが有効であることを識別したときに、コマ
ンド信号CMDCZ(書き込みコマンド信号WRPZ、読み出し
コマンド信号RDPZ、アクティブコマンド信号ACTPZ、ま
たはプリチャージコマンド信号PREPZ)を出力する。
【0027】バースト書き込み制御回路30は、WRPZ信
号を受け、バースト書き込み動作に必要な期間、バース
ト書き込み信号WBSTZを活性化する。バースト読み出し
制御回路32は、RDPZ信号を受け、バースト読み出し動
作が必要な期間、バースト読み出し信号RBSTZを活性化
する。アクティブ検出回路34は、2つのバンクに対応
してそれぞれ形成されている。アクティブ検出回路34
は、ACTPZ信号およびPREPZ信号を受け、バンクの動作状
態を把握し、バンクがアクティブ状態(ワード線が選択
された状態)のとき、アクティブ信号ACT0(またはACT
1)を活性化する。状態信号ACTALLZは、ACT0信号および
ACT1信号がともに活性化されたとき、すなわち、全バン
クがアクティブ状態のとき活性化される。状態信号ACTZ
は、ACT0信号およびACT1信号の少なくとも1つが活性化
されたとき、すなわち、いずれかのバンクがアクティブ
状態のとき活性化される。
【0028】第2クロック発生回路36は、CSCZ信号ま
たはWBSTZ信号の活性化時に書き込みイネーブル信号WEN
Zを生成するORゲートと、WENZ信号の高レベル時にCLK1
信号に同期する第2内部クロック信号CLKDQZを生成する
ANDゲートとを有している。すなわち、第2クロック発
生回路36は、アクティブ状態のバンクが存在する場合
には、/CS信号の活性化時およびバースト書き込み動作
時に、DQ信号を取り込むCLKDQZ信号を出力する。
【0029】第3クロック発生回路38は、CSCZ信号、
WBSTZ信号、またはRBSTZ信号の活性化時に、CLK1信号に
同期する第3内部クロック信号CLKMZを生成する。すな
わち、第3クロック発生回路38は、/CS信号の活性化
時、バースト書き込み動作時、およびバースト読み出し
動作時にCLKMZ信号を出力する。CLKMZ信号は、メモリコ
アを制御する制御回路等の内部回路を動作させるための
基本クロック信号である。
【0030】書き込みイネーブル発生回路40は、EN1
信号またはWBSTZ信号の活性化時に、書き込みイネーブ
ル信号WENZ1を生成する。すなわち、書き込みイネーブ
ル発生回路40は、アクティブ状態のバンクが存在する
場合には、/CS信号の活性化時およびバースト書き込み
動作時に、DQ信号を受け付けるWENZ1信号を出力する。
【0031】レイテンシ制御回路42は、メモリセルか
らの読み出しデータを外部に出力するタイミングに合わ
せて、バースト読み出し動作時に活性化されるRBSTZ信
号を遅延させる。内部クロック信号CLK0Zは、遅延され
たRBSTZ信号の高レベル時に、CLK1信号に同期して生成
される。CLK0Z信号は、読み出しデータを出力するデー
タ出力バッファの同期信号、あるいは並列の読み出しデ
ータを直列データに変換するための同期信号として使用
される。
【0032】図2は、図1に示した入力バッファ10、
12、14の詳細を示している。入力バッファ10、1
2、14は、イネーブル信号ENA(EN1信号またはWENZ1
信号)の反転信号および入力信号IN(CMD信号、ADD信
号、またはDQ信号)を受け、出力信号OUT(ICMD信号、I
ADD信号、またはIDQ信号)を出力する負論理のアンド回
路を有している。すなわち、入力バッファ10、12、
14は、イネーブル信号が高レベルのときに、入力信号
INを出力信号OUTとして出力する。なお、入力バッファ
10、12、14を、カレントミラー回路を含む差動増
幅回路で構成してもよい。この場合、入力信号INおよび
その反転信号は、差動入力部に入力され、イネーブル信
号ENAは、差動増幅回路と電源とを接続するスイッチン
グトランジスタを制御する。
【0033】図3は、図1に示したラッチ回路16、1
8、22、24の詳細を示している。ラッチ回路は、信
号ラッチ部44および信号出力部46を有している。信
号ラッチ部44は、入力と出力とを互いに接続したCMOS
インバータ44a、44b、CMOSインバータ44a、4
4bの出力ノードND1、ND2を、それぞれ電源線VIIに接
続するpMOSトランジスタ44c、44d(以下、単にpM
OSと称する)、CMOSインバータ44a、44bのnMOSト
ランジスタのソースを接地線VSSに接続するnMOSトラン
ジスタ44e、44f、44g、44h、44i(以
下、単にnMOSと称する)、およびインバータ44jで構
成されている。
【0034】pMOS44c、44dのゲートおよびnMOS4
4iのゲートには、クロック信号CLKZ(CLK信号をバッ
ファで受けた信号、ICLK信号、CLKCZ信号、およびCLKDQ
Z信号)が供給されている。nMOS44eのゲートには、
入力信号INが供給され、nMOS44gのゲートには、イン
バータ44jを介して入力信号INの反転信号が供給され
ている。nMOS44f、44hのゲートには、ノードND
1、ND2の反転ノード/ND1、/ND2がそれぞれ接続されてい
る。
【0035】信号出力部46は、pMOSおよびnMOSからな
る2つの出力回路46a、46b、ラッチ46c、およ
びインバータ46dを有している。ラッチ46cは、2
つのインバータの入力と出力とを互いに接続して構成さ
れ、両インバータの入力でそれぞれ出力回路46a、4
6bの出力を受けている。インバータ46dは、出力回
路46bの出力レベルを反転し、反転した信号を出力信
号OUT(CKECZ信号、CSCZ信号、LADD信号、およびLDQ信
号)として出力する。
【0036】上述したラッチ回路では、信号ラッチ部4
4のpMOS44c、44dは、CLKZ信号が低レベルのとき
オンし、ノードND1、ND2は高レベルになる。信号出力部
46の出力回路46a、46bは、ノードND1、ND2が高
レベルのときにオフする。このため、信号出力部46
は、ラッチ46cに保持されている信号を出力信号OUT
として出力する。
【0037】CLKZ信号が高レベルに変化すると、信号ラ
ッチ部44のnMOS44iはオンし、CMOSインバータ44
a、44bは活性化される。nMOS44e、44gのいず
れかが、入力信号INのレベルに応じてオンすることで、
ノードND1、ND2は、互いに逆のレベルに変化する。ノー
ドND1、ND2のレベルは、nMOS44f、44hにフィード
バックされ、信号ラッチ部44の状態は固定される。ノ
ードND1、ND2のレベルが決まると、それ以降は、入力信
号INが変化しても信号ラッチ部44の状態は変わらな
い。すなわち、CLKZ信号の立ち上がりエッジに同期して
入力信号INがラッチされる。
【0038】図4は、図1に示したコマンドラッチ回路
20の詳細を示している。コマンドラッチ回路20は、
図3のラッチ回路16、18、22、24に、出力信号
(LCMD信号)を自動的にリセットする回路を付加して構
成されている。コマンドラッチ回路20は、図3と同一
の信号ラッチ部44、信号出力部46、およびCMOS伝達
ゲート20a、nMOS20b、遅延回路20c、フリップ
フロップ20d、pMOS20e、nMOS20fを有してい
る。
【0039】CMOS伝達ゲート20aは、フリップフロッ
プ20dの出力FOUTが高レベルのときにオンし、CLKCZ
信号を信号ラッチ部44に伝達する。nMOS20bは、フ
リップフロップ20dの出力FOUTが高レベルのときにオ
ンし、信号ラッチ部44を非活性化する。遅延回路20
cは、フリップフロップ20dの出力FOUTの変化を所定
時間遅らせ、pMOS20eおよびnMOS20fの制御信号PC
ON、NCONを生成する。
【0040】フリップフロップ20dは、LCMD信号が高
レベルに変化したときにリセットされ、出力FOUTを低レ
ベルにする。フリップフロップ20dは、SDRAMに電源
が供給されたときに活性化される開始信号STTZを受け、
出力FOUTを低レベルにリセットする。pMOS20eおよび
nMOS20fは、それぞれ制御信号PCON、NCONが低レベ
ル、高レベルのときにオンし、信号出力部46のラッチ
46cをリセットする。
【0041】図5は、図4に示したコマンドラッチ回路
20の動作を示している。例えば、コマンドラッチ回路
20は、CLKCZ信号の立ち上がり時に低レベルの内部コ
マンド信号ICMDを取り込み、ノードND2を低レベルに
し、LCMD信号を低レベルに変化させる(図5(a))。
低レベルのLCMD信号によりフリップフロップ20dはリ
セットされ、出力FOUTを低レベルにする(図5
(b))。図4のCMOS伝達ゲート20aおよびnMOS20
bは、出力FOUTの低レベルを受けてそれぞれオフおよび
オンする。この動作により信号ラッチ部44は、リセッ
トされ、ノードND1、ND2はともに高レベルになる(図5
(c))。
【0042】フリップフロップ20dの出力FOUTは、CL
KCZ信号の立ち下がりに同期してセットされる(図5
(d))。制御信号PCON、NCONは、出力FOUTの変化から
所定時間後に、低レベルおよび高レベルにそれぞれ変化
する(図5(e))。pMOS20eおよびnMOS20fは、
制御信号PCON、NCONを受けてオンし、ノードOUT0および
LCMD信号を高レベルに変化させる(図5(f))。すな
わち、コマンドラッチ回路20は、ICMD信号を取り込ん
だ後、所定の時間後に自動的にリセットされる。
【0043】フリップフロップ20dのノードFOUT0
は、高レベルのLCMD信号により低レベルに変化する(図
5(g))。制御信号PCON、NCONは、出力FOUTの変化か
ら所定時間後に、高レベルおよび低レベルにそれぞれ変
化する(図5(h))。一方、コマンドラッチ回路20
は、CLKCZ信号の立ち上がり時に高レベルのICMD信号を
取り込み、ノードND1を低レベルにする(図5
(i))。このとき、出力ノードOUT0およびLCMD信号
は、既に高レベルにリセットされているため、変化しな
い(図5(j))。ノードND1は、CLKCZ信号の立ち下が
りに同期して高レベルにリセットされる(図5
(k))。
【0044】図6は、図1に示した第1クロック発生回
路26の詳細を示している。第1クロック発生回路26
は、コマンド判定回路26aおよびクロック出力回路2
6bを有している。コマンド判定回路26aは、チップ
セレクト信号/CSの活性化時かつ状態信号ACTALLZの非活
性化時にコマンド信号CMDをデコードしてアクティブコ
マンド信号ACTP0Zを出力する回路と、チップセレクト信
号/CSおよび状態信号ACTZの活性化時にコマンド信号CMD
をデコードしてプリチャージコマンド信号PREP0Z、読み
出しコマンド信号RDP0Z、または書き込みコマンド信号W
RP0Zを出力する回路とを有している。すなわち、第1ク
ロック発生回路26は、有効なコマンド信号CMDのみを
デコードするコマンドデコーダとして動作する。第1ク
ロック発生回路26は、無効なコマンド信号CMDが供給
されたとき動作しない。このため、消費電流が削減でき
る。
【0045】コマンド判定回路26aは、ACTPZ信号、P
REPZ信号、RDPZ信号、WRPZ信号のOR論理をコマンドイネ
ーブル信号CMDENとして出力する。クロック出力回路2
6bは、CLK1信号の低レベル時にオンしコマンドイネー
ブル信号CMDENを内部に伝達するCMOS伝達ゲートと、CMO
S伝達ゲートを介して伝達されるCMDEN信号をラッチコマ
ンドイネーブル信号LCMDENとして保持するラッチと、LC
MDEN信号の活性化時(高レベル時)にCLK1信号に同期す
る第1内部クロック信号CLKCZを出力するANDゲートとを
有している。
【0046】図7は、第1クロック発生回路26の動作
を示している。CMD信号は、CLK信号に対して余裕(所定
のセットアップ時間)を持ってSDRAMに供給される。こ
の例では、1番目のCLK信号に同期してバンク0に対す
るアクティブコマンドACT0が供給され、2番目のCLK信
号に同期してバンク1に対するアクティブコマンドACT1
が供給され、3番目のCLK信号では、コマンドが供給さ
れない場合を示している。
【0047】まず、1番目のCLK信号に対応して、/CS信
号の活性化とともにアクティブコマンドACT0が供給され
る(図7(a))。状態信号ACTALLZが低レベルのた
め、図6のコマンド判定回路26aは動作し、CMDEN信
号を活性化する(図7(b))。このとき、CLK信号は
まだ低レベルであるため、クロック出力回路26bのCM
OS伝達ゲートはオンしている。このため、CMDEN信号の
活性化に応じてLCMDEN信号が活性化される(図7
(c))。LCMDEN信号が活性化されているため、CLK1信
号に同期して第1内部クロック信号CLKCZが出力される
(図7(d))。
【0048】この後、内部回路が動作してバンク0がア
クティブ状態になり、状態信号ACTZが高レベルに変化す
る(図7(e))。CLKCZ信号は、CLK信号の立ち下がり
に同期して低レベルに変化する(図7(f))。また、
CLK信号の立ち下がりにより、図6のCMOS伝達ゲートが
再びオンする。LCMDEN信号は、低レベルのCMDEN信号に
応じて非活性化される(図7(g))。
【0049】次に、2番目のCLK信号に対応して、/CS信
号の活性化とともにアクティブコマンドACT1が供給され
る(図7(h))。状態信号ACTALLZが低レベルのた
め、CMDEN信号が活性化される(図7(i))。CMDEN信
号の活性化に応じてLCMDEN信号が活性化される(図7
(j))。LCMDEN信号の活性化により、CLK1信号に同期
して第1内部クロック信号CLKCZが出力される(図7
(k))。この後、内部回路が動作してバンク1がアク
ティブ状態になり、状態信号ACTALLZが高レベルに変化
する(図7(l))。
【0050】3番目のCLK信号に対応して、コマンドは
供給されない(図7(m))。/CS信号が活性化されな
いため、図6のコマンド判定回路26aは非活性化さ
れ、CMDEN信号を活性化しない(図7(n))。したが
って、第1内部クロック信号CLKCZは出力されない(図
7(o))。また、ACTALLZ信号が高レベルのとき、全
バンクが活性化されている。このため、3番目のCLK信
号に対応してアクティブコマンドACT0(またはACT1)が
供給されたとき、コマンド判定回路26aは、そのコマ
ンドを無効と判断し、第1内部クロック信号CLKCZを出
力しない。同様に、1番目のCLK信号に対応して書き込
みコマンド、読み出しコマンド、またはプリチャージコ
マンドが供給されたとき、コマンド判定回路26aは、
そのコマンドを無効と判断し、第1内部クロック信号CL
KCZを出力しない。
【0051】図8は、図1に示したコマンドデコーダ2
8の詳細を示している。コマンドデコーダ28は、CSCZ
信号の活性化およびACTALLZ信号の非活性化時に動作
し、デコード結果に応じてアクティブコマンド信号ACTP
Zを出力するAND回路28aと、CSCZ信号およびACTZ信号
の活性化時に動作し、デコード結果に応じてプリチャー
ジコマンド信号PREPZ、読み出しコマンド信号RDPZ、お
よび書き込みコマンド信号WRPZをそれぞれ出力するAND
回路28b、28c、28dとを有している。
【0052】このコマンドデコーダ28は、例えば、AC
TALLZ信号が高レベルのとき、/CS信号(CSCZ信号)の活
性化とともにアクティブコマンドを示すコマンド信号を
受けても、ACTPZ信号を出力しない。また、コマンドデ
コーダ28は、例えば、ACTZ信号が低レベルのとき(バ
ンク0、1がいずれも活性化されていないとき)、/CS
信号(CSCZ信号)の活性化とともに書き込みコマンドを
示すコマンド信号を受けても、WRPZを出力しない。すな
わち、コマンドデコーダ28は、メモリコアを制御する
制御回路等の内部回路を動作させるための有効なコマン
ドが供給されたときのみ動作する。このため、コマンド
デコーダ28の動作頻度が減り、消費電流が削減され
る。
【0053】図9は、第1の実施形態のSDRAMの動作の
一例を示している。なお、1番目のCLK信号が供給され
たとき、いずれのバンクも活性化されていない。まず、
1番目のCLK信号に対応して、チップセレクト信号/CS、
バンク0に対するアクティブコマンドACT0、アドレス信
号ADD1、およびデータ信号DQ0が供給される。/CS信号の
活性化によりEN1信号が活性化され、図1のコマンドバ
ッファ10およびアドレスバッファ12が活性化される
(図9(a))。ACTZ信号の非活性化により書き込みイ
ネーブル信号WENZ1は、非活性を保ち、図1のデータバ
ッファ14は非活性を保つ(図9(b))。
【0054】図1の第1クロック発生回路26は、高レ
ベルのEN1信号、アクティブコマンド信号ACT0、および
低レベルの状態信号ACTZ、ACTALLZを受ける。このと
き、状態信号ACTALLZ信号は低レベルであるため、第1
クロック発生回路26は、アクティブコマンドACT0を有
効なコマンドと識別し、第1内部クロック信号CLKCZを
生成する(図9(c))。図1のコマンドラッチ回路2
0およびアドレスラッチ回路22は、CLKCZ信号に同期
して内部コマンド信号ICMDおよび内部アドレス信号IADD
を取り込み、ラッチコマンド信号LCMD(ACTPZ)および
ラッチアドレス信号LADD(ADD1)として出力する(図9
(d))。コマンドラッチ回路20は、上述したように
自動的にリセットされる(図9(e))。
【0055】WENZ1信号の低レベルにより、CLK信号に同
期して第2および第3内部クロック信号は出力されない
(図9(f))。CLKMZ信号に同期して制御回路(内部
回路)が動作する。そして、バンク0が活性化され、状
態信号ACTZが活性化される(図9(h))。次に、2番
目のCLK信号に対応して、チップセレクト信号/CS、バン
ク1に対するアクティブコマンドACT1、アドレス信号AD
D1、およびデータ信号DQ0が供給される。上述と同様
に、EN1信号が活性化され(図9(i))、今回はACTZ
信号が活性化されているので書き込みイネーブル信号WE
NZ1が活性化され(図9(j))、コマンドバッファ1
0、アドレスバッファ12およびデータバッファ14が
活性化される。
【0056】状態信号ACTALLZ信号は低レベルであるた
め、第1クロック発生回路26は、アクティブコマンド
ACT1を有効なコマンドと識別し、第1内部クロック信号
CLKCZを生成する(図9(k))。コマンドラッチ回路
20およびアドレスラッチ回路22は、CLKCZ信号に同
期して内部コマンド信号ICMDおよび内部アドレス信号IA
DDを取り込む(図9(l))。
【0057】CSCZ信号の高レベルにより、CLK信号に同
期して第2内部クロック信号CLKDQZおよび第3内部クロ
ック信号CLKMZが出力される(図9(m))。データラ
ッチ回路24は、CLKDQZ信号に同期して内部データ信号
IDQを取り込む(図9(n))。CLKMZ信号に同期して制
御回路(内部回路)が動作する。そして、バンク1が活
性化され、状態信号ACTALLZが活性化される(図9
(o))。
【0058】次の3番目のクロックサイクルでは、/CS
信号およびCMD信号等は供給されない(図9(p))。
このため、EN1信号およびCSCZ信号は活性化されず、CLK
CZ信号、CLKDQZ信号、およびCLKMZ信号は生成されな
い。次に、4番目のCLK信号に対応して、/CS信号および
NOP(no operation)コマンドが供給される(図9
(q))。第1クロック発生回路26は、供給されたNO
Pコマンドが有効でない(内部回路の動作に関係ないコ
マンド)と判断し、CLKCZ信号を生成しない。CLKCZ信号
が生成されないため、図1のコマンドラッチ回路20お
よびアドレスラッチ回路22は動作しない。このため、
消費電流が削減できる。また、コマンドラッチ回路20
は、取り込んだコマンドを自己リセットする。このた
め、4番目のクロックサイクルにおいて、2番目のクロ
ックサイクルで供給されたコマンドにより内部回路が誤
動作することが防止される。なお、従来は、破線で示し
たように、/CS信号に応答してCLKCZ信号が出力されてい
た(図9(r))。
【0059】この実施形態では、CLKDQZ信号およびCLKM
Z信号は、CSCZ信号の活性化時にCLK信号に同期して生成
される。このため、/CS信号が活性化される4番目のク
ロックサイクルにおいて、CLKDQZ信号およびCLKMZ信号
は生成され(図9(s))、データラッチ回路24およ
び一部の内部回路は動作する。5番目のCLK信号に対応
して、DESL(device deselect)コマンドが供給される
(図9(t))。DESLコマンドは、/CS信号の非活性化
時に供給されるコマンドであり、メモリ動作と関係しな
いコマンドである。。/CS信号が活性化されないため、E
N1信号およびCSCZ信号は活性化されず、CLKCZ信号、CLK
DQZ信号、およびCLKMZ信号は生成されない。
【0060】6番目のCLK信号に対応して、/CS信号、バ
ンク1に対する書き込みコマンドWRITE、アドレス信号A
DD1、およびデータ信号DQ0が供給される(図9
(u))。状態信号ACTZ信号は高レベルであるため、第
1クロック発生回路26は、書き込みコマンドWRITEを
有効なコマンドと識別し、第1内部クロック信号CLKCZ
を生成する(図9(v))。コマンドラッチ回路20お
よびアドレスラッチ回路22は、CLKCZ信号に同期してI
CMD信号(WRPZ)およびIADD信号(ADD1)を取り込む
(図9(w))。
【0061】図1のバースト書き込み制御回路30は、
コマンドデコーダ28からの書き込みコマンド信号WRPZ
を受け、書き込みバースト長に対応するクロックサイク
ルの期間バースト書き込み信号WBSTZを高レベルにする
(図9(x))。このため、データバッファ14および
データラッチ回路24は、4クロックサイクルの期間書
き込みイネーブル信号WENZ1および第2内部クロック信
号CLKDQZをそれぞれ受ける(図9(y))。そして、書
き込みデータDQ0、DQ1、DQ2、DQ3がSDRAM内に取り込ま
れ、書き込み動作が実行される(図9(z))。
【0062】図10は、第1の実施形態のSDRAMの動作
の別の例を示している。この例は、バンクがいずれも活
性化されていない状態で、コマンド信号CMDが供給され
たときの動作を示している。1番目から4番目までのク
ロックサイクルでは、NOPコマンドのみが供給される。
このような状態をプリチャージスタンバイ状態と称して
いる。上述した図9と同じ動作については、詳細な説明
を省略する。
【0063】まず、1番目のCLK信号に対応して、/CS信
号、NOPコマンド、アドレス信号ADD1、およびデータ信
号DQ0が供給される。/CS信号の活性化によりEN1信号が
活性化され、図1のコマンドバッファ10およびアドレ
スバッファ12が活性化される(図10(a))。ACTZ
信号の非活性状態により書き込みイネーブル信号WENZ1
は非活性を保ち、図1のデータバッファ14は非活性状
態を保つ(図10(b))。
【0064】図1の第1クロック発生回路26は、供給
されたNOPコマンドが有効でない(内部回路の動作に関
係ないコマンド)と判断し、CLKCZ信号を生成しない
(図10(c))。CLKCZ信号が生成されないため、図
1のコマンドラッチ回路20およびアドレスラッチ回路
22は動作しない。CLKDQZ信号およびCLKMZ信号は、ACT
Z信号が非活性状態のため、CLK信号に同期したクロック
を生成しない(図10(d))。このため、データラッ
チ回路24は動作しない。
【0065】2番目および4番目のクロックサイクルの
動作は、1番目のクロックサイクルの動作と同じため、
説明を省略する。また、3番目および5番目のクロック
サイクルの動作は、図9の3番目および5番目のクロッ
クサイクルの動作と同じため、説明を省略する。6番目
のCLK信号に対応して、/CS信号、書き込みコマンドWRIT
E、アドレス信号ADD1、およびデータ信号DQ0が供給され
る(図10(e))。このとき、いずれのバンクも活性
化されていないため(ACTZ信号=低レベル)、第1クロ
ック発生回路26は、供給された書き込みコマンドWRIT
Eが有効でない(内部回路の動作に関係ないコマンド)
と判断し、CLKCZ信号を生成しない(図10(f))。C
LKCZ信号が生成されないため、図1のコマンドラッチ回
路20およびアドレスラッチ回路22は動作しない。
【0066】なお、従来は、破線で示したように、/CS
信号に応答して実際の動作に関係しないCLKCZ信号が出
力されていた。本実施形態では、このような無駄なCLKC
Z信号が出力されないため、コマンドラッチ回路20お
よびアドレスラッチ回路22の動作頻度が低減される。
本実施形態は、特に、プリチャージスタンバイ時におい
て、消費電流の削減効果が高い。
【0067】以上、本実施形態では、第1クロック発生
回路26は、外部から供給されたコマンド信号CMDが有
効なときのみ、第1内部クロック信号CLKCZを生成し
た。このため、コマンドラッチ回路20およびアドレス
ラッチ回路22を、有効なコマンド信号CMDが供給され
たときのみ動作させることができる。したがって、コマ
ンドラッチ回路20およびアドレスラッチ回路22の動
作頻度を従来に比べ減らすことができ、消費電流を削減
できる。
【0068】図11は、本発明の半導体メモリの第2の
実施形態を示している。この実施形態は、請求項3ない
し請求項8に対応している。第1の実施形態で説明した
回路・信号と同一の回路・信号については、同一の符号
を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。こ
の実施形態では、第1の実施形態の第1クロック発生回
路26、第3クロック発生回路38、および書き込みイ
ネーブル発生回路40の代わりに第1クロック発生回路
50、第3クロック発生回路52、および書き込みイネ
ーブル発生回路54がそれぞれ形成され、第2クロック
発生回路36に入力される信号が第1の実施形態と相違
している。その他の構成は、第1の実施形態と同じであ
る。
【0069】第1クロック発生回路50は、内部クロッ
ク信号CLK1と内部チップセレクト信号CSCZのAND論理を
演算し、コマンドラッチ回路20およびアドレスラッチ
回路22に供給する第1内部クロック信号CLKCZを生成
する。すなわち、CLKCZ信号は、チップセレクト信号/CS
の活性化時にクロック信号CLKに同期して生成される。
【0070】第3クロック発生回路52は、コマンドデ
コーダ28からの書き込みコマンド信号WRPZ、読み出し
コマンド信号RDPZ、バースト書き込み制御回路30から
のバースト書き込み信号WBSTZ、またはバースト読み出
し制御回路32からのバースト読み出し信号RBSTZの活
性化時に、CLK1信号に同期する第3内部クロック信号CL
KMZを生成する。すなわち、第3クロック発生回路38
は、通常の書き込み動作時(有効な書き込みコマンドが
供給されたとき)、読み出し動作時(有効な読み出しコ
マンドが供給されたとき)、バースト書き込み動作時、
およびバースト読み出し動作時にCLKMZ信号を出力す
る。
【0071】書き込みイネーブル発生回路54は、書き
込みコマンド判定回路56を有している。書き込みコマ
ンド判定回路56は、内部チップセレクト信号EN1およ
び状態信号ACTZの活性化時に書き込みコマンドを受けた
とき(有効な書き込みコマンドが供給されたとき)、書
き込みイネーブル信号WRITEを活性化する。そして、書
き込みイネーブル発生回路56は、書き込みイネーブル
信号WRITEの活性化時(書き込み動作時)およびバース
ト書き込み信号WBSTZの活性化時(バースト書き込み動
作時)に、DQ信号を受け付ける書き込みイネーブル信号
WENZ1を出力する。
【0072】第2クロック発生回路36のORゲートは、
コマンドデコーダ28からの書き込みコマンド信号WRPZ
またはバースト書き込み制御回路30からのバースト書
き込み信号WBSTZを受け、書き込みイネーブル信号WENZ
を生成する。そして、第2クロック発生回路36は、WE
NZ信号の高レベル時にCLK1信号に同期する第2内部クロ
ック信号CLKDQZを生成する。すなわち、第2クロック発
生回路36は、通常の書き込み動作時(有効な書き込み
コマンドが供給されたとき)およびバースト書き込み動
作時に、DQ信号を取り込むCLKDQZ信号を出力する。
【0073】図12は、図11に示した書き込みコマン
ド判定回路56の詳細を示している。書き込みコマンド
判定回路56は、EN1信号、ACTZ信号、および書き込み
コマンドを示すICMD信号を受けるAND回路を有してい
る。すなわち、書き込みコマンド判定回路56は、EN1
信号およびACTZ信号の活性化時に活性化し、ICMD信号が
書き込みコマンドを示すときに書き込みイネーブル信号
WRITEを活性化するコマンドデコーダとして動作する。
【0074】図13は、第2の実施形態のSDRAMの動作
の一例を示している。上述した第1の実施形態の図9と
同じ動作については、詳細な説明を省略する。外部から
供給される信号は、図9と同一である。この実施形態で
は、有効な書き込みコマンドが供給されたとき、および
バースト書き込み動作時のみ、書き込みイネーブル信号
WENZ1、第2内部クロック信号CLKDQZが生成され、有効
な書き込みコマンドおよび有効な読み出しコマンドが供
給されたとき、およびバースト書き込み動作時、バース
ト読み出し動作時のみ、第3内部クロック信号CLKMZが
生成される。このため、1番目、2番目、および4番目
のクロックサイクルにおいて、これ等WENZ1信号、CLKDQ
Z信号、およびCLKMZ信号は発生しない(図13(a)〜
(c))。ここで、破線は、従来の波形を示している。
このように、データバッファ14、データラッチ回路2
4、およびバンクを制御する内部回路は動作せず、消費
電力が削減される。
【0075】なお、この実施形態では、第1内部クロッ
ク信号CLKCZは、内部クロック信号CLK1と内部チップセ
レクト信号CSCZのAND論理で生成される。このため、4
番目のクロックサイクルにおいて、CSCZ信号が生成さ
れ、コマンドラッチ回路20およびアドレスラッチ回路
22が動作する(図13(d))。図14は、第2の実
施形態のSDRAMの動作の別の例を示している。上述した
第1の実施形態の図10と同じ動作については、詳細な
説明を省略する。外部から供給される信号は、図10と
同一である。
【0076】この例では、いずれのバンクも活性化され
ていないため、全てのクロックサイクルにおいて、WENZ
1信号、CLKDQZ信号、およびCLKMZ信号は発生しない(図
14(a)〜(d))。ここで、破線は、従来の波形を
示している。したがって、データバッファ14、データ
ラッチ回路24、およびバンクを制御する内部回路は動
作せず、消費電力が削減される。多数の回路の動作頻度
が減らすことができるため、プリチャージスタンバイ時
においてもほぼ同等の消費電流の削減効果が得られる。
【0077】なお、CLKCZ信号は、/CS1信号の活性化時
に生成されるため、1、2、4、6番目のクロックサイ
クルにおいて、コマンドラッチ回路20およびアドレス
ラッチ回路22が動作する(図13(e)〜(h))。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0078】第2クロック発生回路36は、コマンド信
号CMDが有効な書き込みコマンドを示すとき、およびバ
ースト書き込み動作時に第2内部クロック信号CLKDQZを
生成した。このため、データラッチ回路24は、実際に
書き込み動作を実行するためにデータ信号DQを取り込む
必要があるときのみ動作する。第3クロック発生回路5
2は、コマンド信号CMDが有効な書き込みコマンドおよ
び有効な読み出しコマンドを示すとき、バースト書き込
み動作時、およびバースト読み出し動作時に第3内部ク
ロック信号CLKMZを発生した。このため、バンクを制御
する内部回路は、実際に書き込み動作および読み出し動
作を実行するときのみ動作する。
【0079】図15は、本発明の半導体メモリの第3の
実施形態を示している。この実施形態は、請求項9に対
応している。第1の実施形態で説明した回路・信号と同
一の回路・信号については、同一の符号を付し、これ等
については、詳細な説明を省略する。この実施形態で
は、第1の実施形態の第1クロック発生回路26および
コマンドラッチ回路22の代わりに第1クロック発生回
路58およびコマンドラッチ回路60が形成されてい
る。コマンドラッチ回路60は、図3に示したラッチ回
路と同一であり、自己リセット機能を有していない。そ
の他の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0080】第1クロック発生回路58は、内部クロッ
ク信号ICLKの立ち上がりエッジに同期して内部チップセ
レクト信号CSCZを取り込むラッチ62と、ラッチ62の
出力信号CSCZ2とCSCZ信号のOR論理を出力するORゲート
と、ORゲートの出力と内部クロック信号CLK1のAND論理
を第1内部クロック信号CLKCZとして出力するANDゲート
とを有している。CSCZ信号は、ICLK信号に同期して生成
される。したがって、ラッチ62は、CSCZ2信号をCSCZ
信号が生成された次のクロックサイクルに出力する。す
なわち、第1クロック発生回路58は、チップセレクト
信号/CSが供給されたクロックサイクルおよびその次の
クロックサイクルに、クロック信号CLKに同期して第1
内部クロック信号CLKCZを生成する。
【0081】図16は、第1クロック発生回路58にお
けるラッチ62の詳細を示している。ラッチ62は、CM
OS伝達ゲート62a、ラッチ62b、CMOS伝達ゲート6
2c、およびラッチ62dを直列に接続して構成されて
いる。CSCZ信号を受けるCMOS伝達ゲート62aは、ICLK
信号の低レベル時にオンする。ラッチ62b、62dに
挟まれたCMOS伝達ゲート62cは、ICLK信号の高レベル
時にオンする。
【0082】図17は、第3の実施形態のSDRAMの動作
の一例を示している。上述した第1の実施形態の図9と
同じ動作については、詳細な説明を省略する。外部から
供給される信号は、図9と同一である。この実施形態で
は、3番目および7番目のクロックサイクルに示すよう
に、/CS信号が供給された次のクロックサイクルでもCLK
CZ信号が出力される(図17(a)、(b))。このた
め、/CS信号とともに供給されたコマンド信号CMDを取り
込んだコマンドラッチ回路60は、次のサイクルで別の
コマンド信号CMDを取り込む。すなわち、コマンドラッ
チ回路60は、次のサイクルで必ずリセットされる。し
たがって、コマンドラッチ回路60は、自己リセット機
能を有する必要がなく、簡易な回路で構成できる。この
結果、コマンドラッチ回路60をリセットするために必
要な回路の消費電流を削減できる。
【0083】図18は、第3の実施形態のSDRAMの動作
の別の例を示している。上述した第1の実施形態の図1
0と同じ動作については、詳細な説明を省略する。外部
から供給される信号は、図10と同一である。この例に
おいても、3番目および7番目のクロックサイクルに示
すように、/CS信号が供給された次のクロックサイクル
でCLKCZ信号が出力される(図18(a)、(b))。
このため、コマンド信号を取り込んだコマンドラッチ回
路22は、次のサイクルで必ずリセットされる。
【0084】この実施形態においても、上述した第1の
実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第
1クロック発生回路58は、第1クロック信号CLKCZ
を、チップセレクト信号/CSの活性化時と次のクロック
サイクルに発生した。このため、簡易な制御でコマンド
ラッチ回路60をリセットでき、消費電流を削減でき
る。
【0085】図19は、本発明の半導体メモリの第4の
実施形態を示している。この実施形態は、請求項10に
対応している。第1および第3の実施形態で説明した回
路・信号と同一の回路・信号については、同一の符号を
付し、これ等については、詳細な説明を省略する。この
実施形態では、第3の実施形態の第1クロック発生回路
58の代わりに第1クロック発生回路64が形成されて
いる。その他の構成は、第3の実施形態と同じである。
【0086】第1クロック発生回路64は、コマンドデ
コーダ28から出力される書き込みコマンド信号WRPZ、
読み出しコマンド信号RDPZ、またはアクティブコマンド
信号ACTPZを、内部クロック信号ICLKの立ち上がりエッ
ジに同期して取り込むラッチ64aと、ラッチ64aの
出力および内部チップセレクト信号CSCZのOR論理を出力
するORゲートと、ORゲートの出力および内部クロック信
号CLK1のAND論理を第1内部クロック信号CLKCZとして出
力するANDゲートとを有している。
【0087】コマンドデコーダ28は、第1内部クロッ
ク信号CLKCZでラッチされた内部コマンド信号LCMDをデ
コードする。このため、第1クロック発生回路64のラ
ッチ64aは、コマンド信号CMDが供給された次のサイ
クルのICLK信号でコマンド信号WRPZ(またはRDPZ、ACTP
Z)を取り込む。すなわち、第1クロック発生回路64
は、チップセレクト信号/CSが供給されたクロックサイ
クル、およびチップセレクト信号/CSとともに供給され
たコマンド信号CMDが有効な場合、次のクロックサイク
ルでもクロック信号CLKに同期して第1内部クロック信
号CLKCZを生成する。
【0088】図20は、第4の実施形態のSDRAMの動作
の一例を示している。上述した図9および図17と同じ
動作については、詳細な説明を省略する。外部から供給
される信号は、図9と同一である。この実施形態では、
4番目のクロックサイクルに供給されるNOPコマンド
は、メモリ動作に必要なコマンド(有効なコマンド)で
ない。このため、CLKCZ信号は、5番目のクロックサイ
クルでは出力されない(図20(a))。CLKCZ信号が
出力されないため、図19のコマンドラッチ回路60お
よびアドレスラッチ回路22は、5番目のクロックサイ
クルでは動作しない。したがって、第3の実施形態に比
べ、消費電流が削減される。
【0089】図21は、第4の実施形態のSDRAMの動作
の別の例を示している。上述した図10および図18と
同じ動作については、詳細な説明を省略する。外部から
供給される信号は、図10と同一である。この例におい
ても、CLKCZ信号は、5番目のクロックサイクルでは出
力されない(図21(a))。このため、コマンドラッ
チ回路60およびアドレスラッチ回路22の消費電流が
削減される。。
【0090】この実施形態においても、上述した第3の
実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、コ
マンドラッチ回路60およびアドレスラッチ回路22
を、チップセレクト信号/CSが供給されたクロックサイ
クル、およびチップセレクト信号/CSとともに供給され
たコマンド信号CMDが有効な場合、次のクロックサイク
ルに動作させた。したがって、これ等ラッチ回路60、
22の動作頻度を従来に比べ減らすことができ、消費電
流を削減できる。
【0091】図22は、本発明の半導体メモリの第5の
実施形態を示している。この実施形態は、請求項3ない
し請求項8に対応している。第1および第2の実施形態
で説明した回路・信号と同一の回路・信号については、
同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省
略する。この実施形態では、第2の実施形態のコマンド
ラッチ回路20およびコマンドデコーダ28の代わりに
コマンドラッチ回路66およびコマンドデコーダ67が
形成されている。その他の構成は、第2の実施形態と同
じである。
【0092】コマンドラッチ回路66は、第1内部クロ
ック信号CLKCZの立ち上がりエッジに同期して内部コマ
ンド信号ICMDを取り込み、取り込んだ信号をラッチコマ
ンド信号LCMDとして出力する。また、コマンドラッチ回
路66は、内部チップセレクト信号CSCZの立ち下がりエ
ッジに同期して取り込んだコマンド信号をリセットする
機能を有している。
【0093】コマンドデコーダ67は、図8に示したコ
マンドデコーダ28から内部チップセレクト信号CSCZの
論理を除いた回路である。これは、コマンドラッチ回路
66がCSCZ信号に応じてリセットされるため、コマンド
デコーダ67にCSCZ信号の論理を含める必要がないため
である。図23は、図22に示したコマンドラッチ回路
66の詳細を示している。コマンドラッチ回路66は、
図3に示したラッチ回路における信号出力部46のイン
バータ46dの代わりにNANDゲート66aを有して構成
されている。NANDゲート66aの一方の入力は、ラッチ
46cの出力を受け、他方の入力は、内部チップセレク
ト信号CSCZを受けている。このため、コマンドラッチ回
路66は、CSCZ信号が低レベルのとき、ラッチしている
コマンド信号CMDにかかわらず常に高レベルのラッチコ
マンド信号LCMDを出力する。
【0094】図24は、第5の実施形態のSDRAMの動作
の一例を示している。上述した図9および図13と同じ
動作については、詳細な説明を省略する。外部から供給
される信号は、図9と同一である。この実施形態では、
3番目、5番目、および7番目のクロックサイクルに示
すように、CSCZ信号の立ち下がりエッジに同期してコマ
ンドラッチ回路66がリセットされる(図24(a)〜
(c))。このため、複雑なコマンドラッチ回路等、特
別の回路を形成することなく、コマンドラッチ回路66
をリセットできる。
【0095】なお、/CS信号が連続して供給されると
き、CSCZ信号は、高レベルを保持する。このため、例え
ば、2番目のクロックサイクルにおいて、取り込んだコ
マンドがリセットされることが防止される。図25は、
第5の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示している。
上述した図10および図14と同じ動作については、詳
細な説明を省略する。外部から供給される信号は、図1
0と同一である。
【0096】この例においても、3番目、5番目、およ
び7番目のクロックサイクルにおいて、CSCZ信号の立ち
下がりエッジに同期してコマンドラッチ回路66がリセ
ットされる(図25(a)〜(c))。この実施形態に
おいても、上述した第2の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。さらに、特別な制御回路を形成すること
なく、コマンドラッチ回路66の誤動作およびコマンド
ラッチ回路66の出力を受けるコマンドデコーダ28の
誤動作を防止できる。
【0097】図26は、本発明の半導体メモリの第6の
実施形態を示している。この実施形態は、請求項3ない
し請求項8に対応している。第1および第2の実施形態
で説明した回路・信号と同一の回路・信号については、
同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省
略する。この実施形態では、第2の実施形態のコマンド
ラッチ回路20およびコマンドデコーダ28の代わりに
コマンドラッチ回路68およびコマンドデコーダ67が
形成されている。また、内部チップセレクト信号CSCZの
立ち下がりエッジに同期してチップセレクトパルスCSP
を生成するパルス生成回路70を有している。その他の
構成は、第2の実施形態と同じである。
【0098】コマンドラッチ回路68は、第1内部クロ
ック信号CLKCZの立ち上がりエッジに同期して内部コマ
ンド信号ICMDを取り込み、取り込んだ信号をラッチコマ
ンド信号LCMDとして出力する。また、コマンドラッチ回
路68は、チップセレクトパルスCSPに同期して取り込
んだコマンド信号をリセットする機能を有している。図
27は、図26に示したコマンドラッチ回路68の詳細
を示している。コマンドラッチ回路68は、図3に示し
たラッチ回路における信号出力部46のラッチ46cの
出力ノードに、ソースを接地線VSSに接続したnMOS68
aを有して構成されている。nMOS68aのゲートは、チ
ップセレクトパルスCSPを受けている。そして、コマン
ドラッチ回路68は、内部チップセレクト信号CSCZの立
ち下がりエッジに同期したチップセレクトパルスCSP
(高レベルのパルス)を受けたとき、ラッチしているコ
マンド信号CMDにかかわらず常に高レベルのラッチコマ
ンド信号LCMDを出力する。
【0099】この実施形態におけるSDRAMの動作は、上
述した第5の実施形態(図24、図25)と同じである
ため、説明を省略する。この実施形態においても、上述
した第2および第5の実施形態と同様の効果を得ること
ができる。なお、上述した実施形態では、本発明をSDRA
Mに適用した例について述べた。本発明はかかる実施形
態に限定されるものではない。例えば、本発明をFCRAM
(Fast Cycle RAM)あるいはクロック同期式のSRAMに適
用してもよい。
【0100】上述した実施形態では、コマンドデコーダ
28は、コマンドラッチ回路でラッチされたコマンド信
号をデコードした例について述べた。本発明はかかる実
施形態に限定されるものではない。例えば、コマンドデ
コーダ28でコマンド信号をデコードした後に、そのデ
コード信号をラッチしてもよい。上述した第2の実施形
態では、書き込みイネーブル信号WENZ1、第2内部クロ
ック信号CLKDQZ、および第3内部クロック信号CLKMZ
を、バンクアドレス信号に関係なく、書き込みコマン
ド、読み出しコマンドが供給されたときに出力した例に
ついて述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるも
のではない。例えば、これ等信号WENZ1、CLKDQZ、CLKMZ
の生成にバンクアドレス信号の論理を含め、活性化され
ているバンクに対する書き込みコマンド、読み出しコマ
ンドが供給されたときのみこれ等信号WENZ1、CLKDQZ、C
LKMZを出力してもよい。この場合、さらに消費電流を削
減できる。
【0101】第1の実施形態に、第2の実施形態の書き
込みイネーブル発生回路54、第2および第3クロック
発生回路36、52を適用することで、さらに消費電流
を削減できる。さらに、第1および第3の実施形態、第
2および第3の実施形態、第2および第4の実施形態、
第1および第5(または第6)の実施形態をそれぞれ組
み合わせることでも、単独の実施形態より顕著な効果を
得ることができる。
【0102】図28は、第1および第3の実施形態を組
み合わせる場合の第1クロック発生回路72の例を示し
ている。第1クロック発生回路72は、図6に示した第
1クロック発生回路26のクロック出力回路26bにラ
ッチ72aおよびORゲート72bを追加して形成されて
いる。ラッチ72aは、CLK1信号の立ち下がりエッジに
同期してラッチコマンドイネーブル信号LCMDENを取り込
む。ORゲート72bは、LCMDEN信号およびラッチ72a
の出力信号LCMD2のOR論理を、LCMD3信号として出力す
る。そして、第1内部クロック信号CLKCZは、LCMD3信号
が高レベルのときに、CLK1信号に同期して生成される。
すなわち、第1クロック発生回路72は、有効なコマン
ドが供給されたクロックサイクルとその次のクロックサ
イクルのみにCSCZ信号を出力する。
【0103】図29は、第1クロック発生回路72の動
作を示している。図28のラッチ72aにより、有効な
アクティブコマンドACT1を受けた次のクロックサイクル
(3番目のクロックサイクル)まで、高レベルのLCMD3
信号が出力される(図29(a))。したがって、CLKC
Z信号は、有効なコマンド信号が供給されたクロックサ
イクルだけでなく、その次のクロックサイクルにも出力
される(図29(b))。この結果、コマンドラッチ回
路は、確実にリセットされる。
【0104】以上の実施形態において説明した発明を整
理して、付記として開示する。 (付記1) メモリ動作を指示するコマンド信号を、チ
ップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時に
受け付け、内部コマンド信号として出力するコマンドバ
ッファと、前記内部コマンド信号が有効であることを識
別したときに、外部クロック信号に同期して第1内部ク
ロック信号を生成する第1クロック発生回路と、前記第
1内部クロック信号に同期して前記内部コマンド信号を
取り込むコマンドラッチ回路とを備えていることを特徴
とする半導体メモリ。
【0105】(付記2) 付記1記載の半導体メモリに
おいて、前記第1クロック発生回路は、前記チップセレ
クト信号、前記内部コマンド信号、およびチップの動作
状態を示す状態信号を受け、受け付け可能な前記コマン
ド信号が供給されたと判定したとき、コマンドイネーブ
ル信号を活性化するコマンド判定回路と、前記コマンド
イネーブル信号の活性化時に前記外部クロック信号に同
期する内部クロック信号を前記第1内部クロック信号と
して出力するクロック出力回路とを備えていることを特
徴とする半導体メモリ。
【0106】(付記3) 付記2記載の半導体メモリに
おいて、前記コマンド判定回路は、前記チップセレクト
信号および前記状態信号に応じて活性化され、前記内部
コマンド信号をデコードするコマンドデコーダを備えて
いることを特徴とする半導体メモリ。 (付記4) 付記1記載の半導体メモリにおいて、メモ
リセルを選択するアドレス信号を、前記チップセレクト
信号の活性化時に受け付け、内部アドレス信号として出
力するアドレスバッファと、前記第1内部クロック信号
に同期して前記内部アドレス信号を取り込むアドレスラ
ッチ回路とを備えていることを特徴とする半導体メモ
リ。
【0107】(付記5) 付記1記載の半導体メモリに
おいて、DRAMのメモリセルを有するメモリコアと、前記
メモリコアを前記内部クロック信号に同期して制御する
制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモ
リ。 (付記6) メモリ動作を指示するコマンド信号を、チ
ップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時に
受け付け、内部コマンド信号として出力するコマンドバ
ッファと、前記コマンド信号が有効な書き込みコマンド
を示すことを識別したときに、書き込みイネーブル信号
を活性化する書き込みイネーブル発生回路と、メモリセ
ルに書き込まれるデータ信号を、前記書き込みイネーブ
ル信号の活性化時に受け付け、内部データ信号として出
力するデータバッファとを備えていることを特徴とする
半導体メモリ。
【0108】(付記7) 付記6記載の半導体メモリに
おいて、一つの書き込みコマンドに対応して複数の書き
込みデータを連続して受け付けるバースト書き込み機能
を有し、前記書き込みイネーブル発生回路は、前記コマ
ンド信号が有効な前記書き込みコマンドを示すとき、お
よびバースト書き込み動作時に前記書き込みイネーブル
信号を活性化することを特徴とする半導体メモリ。
【0109】(付記8) 付記6記載の半導体メモリに
おいて、前記書き込みイネーブル発生回路は、前記チッ
プセレクト信号、前記内部コマンド信号、およびチップ
の動作状態を示す状態信号を受け、有効な前記書き込み
コマンドが供給されたと判定したとき、前記書き込みイ
ネーブル信号を生成する書き込みコマンド判定回路を備
えていることを特徴とする半導体メモリ。
【0110】(付記9) 付記8記載の半導体メモリに
おいて、前記書き込みコマンド判定回路は、前記チップ
セレクト信号および前記状態信号に応じて活性化され、
前記内部コマンド信号をデコードするコマンドデコーダ
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。 (付記10) 付記6記載の半導体メモリにおいて、前
記コマンド信号が有効な書き込みコマンドを示すとき
に、外部クロック信号に同期して第2内部クロック信号
を生成する第2クロック発生回路と、前記第2内部クロ
ック信号に同期して前記内部データ信号を取り込むデー
タラッチ回路とを備えていることを特徴とする半導体メ
モリ。
【0111】(付記11) 付記10記載の半導体メモ
リにおいて、一つの書き込みコマンドに対応して複数の
書き込みデータを連続して受け付けるバースト書き込み
機能を有し、前記第2クロック発生回路は、前記コマン
ド信号が有効な前記書き込みコマンドを示すとき、およ
びバースト書き込み動作時に前記第2内部クロック信号
を生成することを特徴とする半導体メモリ。
【0112】(付記12) 付記10記載の半導体メモ
リにおいて、前記内部コマンド信号をデコードするコマ
ンドデコーダを備え、前記第2クロック発生回路は、前
記コマンドデコーダによりデコードされた書き込みコマ
ンド信号に応じて前記第2内部クロック信号を発生する
ことを特徴とする半導体メモリ。
【0113】(付記13) 付記6記載の半導体メモリ
において、前記コマンド信号が有効な書き込みコマンド
および有効な読み出しコマンドを示すときに、外部クロ
ック信号に同期して第3内部クロック信号を生成する第
3クロック発生回路と、前記第3内部クロック信号に同
期して動作し、書き込み動作および読み出し動作を実行
する内部回路とを備えていることを特徴とする半導体メ
モリ。
【0114】(付記14) 付記13記載の半導体メモ
リにおいて、一つの書き込みコマンドに対応して複数の
書き込みデータを連続して受け付けるバースト書き込み
機能および一つの読み出しコマンドに対応して複数の読
み出しデータを連続して出力するバースト読み出し機能
を有し、前記第3クロック発生回路は、コマンド信号が
有効な前記書き込みコマンドおよび有効な前記読み出し
コマンドを示すとき、バースト書き込み動作時、および
バースト読み出し動作時に前記第3内部クロック信号を
発生することを特徴とする半導体メモリ。
【0115】(付記15) 付記14記載の半導体メモ
リにおいて、前記内部コマンド信号をデコードするコマ
ンドデコーダを備え、前記第3クロック発生回路は、前
記コマンドデコーダのデコード結果に応じて書き込み動
作および読み出し動作を示す有効な前記コマンド信号が
供給されたことを検出することを特徴とする半導体メモ
リ。
【0116】(付記16) メモリ動作を指示するコマ
ンド信号を、チップの選択を指示するチップセレクト信
号の活性化時に受け付け、内部コマンド信号として出力
するコマンドバッファと、前記チップセレクト信号が供
給されたクロックサイクルおよびその次のクロックサイ
クルに、外部クロック信号に同期して第1内部クロック
信号を生成する第1クロック発生回路と、前記第1内部
クロック信号に同期して前記内部コマンド信号を取り込
むコマンドラッチ回路とを備えていることを特徴とする
半導体メモリ。
【0117】(付記17) メモリ動作を指示するコマ
ンド信号を、チップの選択を指示するチップセレクト信
号の活性化時に受け付け、内部コマンド信号として出力
するコマンドバッファと、前記チップセレクト信号が供
給されたクロックサイクルに外部クロック信号に同期し
て第1内部クロック信号を生成するとともに、該チップ
セレクト信号とともに供給された前記コマンド信号が有
効なときに、次のクロックサイクルにも外部クロック信
号に同期して第1内部クロック信号を生成する第1クロ
ック発生回路と、前記第1内部クロック信号に同期して
前記内部コマンド信号を取り込むコマンドラッチ回路と
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
【0118】(付記18) 付記17記載の半導体メモ
リにおいて、前記内部コマンド信号をデコードするコマ
ンドデコーダを備え、前記第1クロック発生回路は、前
記コマンドデコーダによりデコードされた書き込みコマ
ンド信号に応じて前記第1内部クロック信号を発生する
ことを特徴とする半導体メモリ。
【0119】付記2の半導体メモリでは、第1クロック
発生回路は、コマンド判定回路およびクロック出力回路
を有している。コマンド判定回路は、チップセレクト信
号、内部コマンド信号、およびチップの動作状態を示す
状態信号を受け、受け付け可能なコマンド信号が供給さ
れたと判定したとき、コマンドイネーブル信号を活性化
する。クロック出力回路は、コマンドイネーブル信号の
活性化時に外部クロック信号に同期する内部クロック信
号を第1内部クロック信号として出力する。
【0120】クロック同期式の半導体メモリでは、コマ
ンド信号は、外部クロック信号のエッジに対して余裕
(セットアップ時間)を持って供給される。このため、
コマンド判定回路により、供給されたコマンド信号が有
効か否かを予め判定でき、この判定結果を用いて第1内
部クロック信号を発生できる。付記3および付記9、1
2、15、18の半導体メモリでは、コマンド判定回路
は、チップセレクト信号および状態信号に応じて活性化
され、内部コマンド信号をデコードするコマンドデコー
ダを含んでいる。チップセレクト信号が非活性化されて
いるとき、および状態信号がコマンドを受け付け可能な
状態を示していないとき、コマンドデコーダは非活性化
され、クロックイネーブル信号は活性化されない。チッ
プセレクト信号が活性化され、かつ状態信号がコマンド
を受け付け可能な状態を示しているとき、コマンドデコ
ーダは、活性化され、内部コマンド信号をデコードす
る。上記動作は、簡易な論理回路により構成できる。し
たがって、コマンドデコーダにより、有効なコマンド信
号が供給されたことを簡易な回路で判定できる。簡易な
回路で判定できるため、判定時間を短くできる。
【0121】付記8の半導体メモリでは、書き込みイネ
ーブル発生回路は、チップセレクト信号、内部コマンド
信号、およびチップの動作状態を示す状態信号を受け、
有効な書き込みコマンドが供給されたと判定したとき、
書き込みイネーブル信号を生成する書き込みコマンド判
定回路を有している。クロック同期式の半導体メモリで
は、コマンド信号は、外部クロック信号のエッジに対し
て余裕(セットアップ時間)を持って供給される。この
ため、コマンド判定回路により、供給された書き込みコ
マンドが有効か否かを予め判定でき、この判定結果を用
いて書き込みイネーブル信号を発生できる。
【0122】付記12、付記15、および付記18の半
導体メモリでは、簡易な論理回路で構成できるコマンド
デコーダにより、有効なコマンド信号が供給されたこと
を検出し、あるいは検出結果に応じて内部クロック信号
を生成できる。さらに、すでにあるコマンドデコーダを
流用することもできる。以上、本発明について詳細に説
明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明
の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではな
い。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明
らかである。
【0123】
【発明の効果】請求項1の半導体メモリでは、コマンド
ラッチ回路の動作頻度を従来に比べ減らすことができ
る。この結果、コマンド信号の供給に伴う内部回路の無
駄な動作を防止でき、動作時およびスタンバイ時の消費
電流をともに削減できる。スタンバイ時に動作する回路
は、元々少ないため、特にスタンバイ時の消費電流の削
減効果が大きい。請求項2の半導体メモリでは、アドレ
スラッチ回路の動作頻度を従来に比べ減らすことができ
る。この結果、動作時およびスタンバイ時の消費電流を
さらに削減できる。
【0124】請求項3の半導体メモリでは、データバッ
ファの動作頻度を従来に比べ減らすことができる。この
結果、動作時およびスタンバイ時の消費電流をともに削
減できる。請求項4の半導体メモリでは、データバッフ
ァは、実際に書き込み動作を実行するためにデータ信号
を受け付ける必要があるときのみ動作する。この結果、
動作時およびスタンバイ時の消費電流を削減できる。
【0125】請求項5の半導体メモリでは、データラッ
チ回路の動作頻度を従来に比べ減らすことができる。こ
の結果、コマンド信号の供給に伴う内部回路の無駄な動
作を防止でき、動作時およびスタンバイ時の消費電流を
削減できる。請求項6の半導体メモリでは、データラッ
チ回路は、実際に書き込み動作を実行するためにデータ
信号を取り込む必要があるときのみ動作する。この結
果、動作時およびスタンバイ時の消費電流を削減でき
る。
【0126】請求項7の半導体メモリでは、書き込み動
作および読み出し動作を実行する内部回路の動作頻度を
従来に比べ減らすことができる。この結果、動作時およ
びスタンバイ時の消費電流を削減できる。請求項8の半
導体メモリでは、内部回路は、実際に書き込み動作およ
び読み出し動作を実行するときのみ動作する。この結
果、動作時およびスタンバイ時の消費電流を削減でき
る。
【0127】請求項9の半導体メモリでは、コマンドラ
ッチ回路に保持されているコマンドを確実リセットで
き、リセットするために必要な回路の消費電流を削減で
きる。請求項10の半導体メモリでは、コマンドラッチ
回路に保持されているコマンドを確実リセットできる。
コマンドラッチ回路の動作頻度を従来に比べ減らすこと
ができ、動作時およびスタンバイ時の消費電流をともに
削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリの第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した入力バッファの詳細を示す回路図
である。
【図3】図1に示した第1クロック発生回路の詳細を示
す回路図である。
【図4】図1に示したコマンドラッチ回路の詳細を示す
回路図である。
【図5】図4に示したコマンドラッチ回路の動作を示す
タイミング図である。
【図6】図1に示した第1クロック発生回路の詳細を示
す回路図である。
【図7】図6に示した第1クロック発生回路の動作を示
すタイミング図である。
【図8】図1に示したコマンドデコーダの詳細を示す回
路図である。
【図9】第1の実施形態のSDRAMの動作の一例を示すタ
イミング図である。
【図10】第1の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示
すタイミング図である。
【図11】本発明の半導体メモリの第2の実施形態を示
すブロック図である。
【図12】図11に示した書き込みコマンド判定回路の
詳細を示す回路図である。
【図13】第2の実施形態のSDRAMの動作の一例を示す
タイミング図である。
【図14】第2の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示
すタイミング図である。
【図15】本発明の半導体メモリの第3の実施形態を示
すブロック図である。
【図16】図15に示した第1クロック発生回路におけ
るラッチの詳細を示す回路図である。
【図17】第3の実施形態のSDRAMの動作の一例を示す
タイミング図である。
【図18】第3の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示
すタイミング図である。
【図19】本発明の半導体メモリの第4の実施形態を示
すブロック図である。
【図20】第4の実施形態のSDRAMの動作の一例を示す
タイミング図である。
【図21】第4の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示
すタイミング図である。
【図22】本発明の半導体メモリの第5の実施形態を示
すブロック図である。
【図23】図22に示したコマンドラッチ回路の詳細を
示す回路図である。
【図24】第5の実施形態のSDRAMの動作の一例を示す
タイミング図である。
【図25】第5の実施形態のSDRAMの動作の別の例を示
すタイミング図である。
【図26】本発明の半導体メモリの第6の実施形態を示
すブロック図である。
【図27】図26に示したコマンドラッチ回路の詳細を
示す回路図である。
【図28】第1クロック発生回路の別の例を示す回路図
である。
【図29】図28に示した第1クロック発生回路の動作
を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 コマンドバッファ 12 アドレスバッファ 14 データバッファ 16 クロックイネーブルラッチ 18 チップセレクトラッチ 20 コマンドラッチ回路 22 アドレスラッチ回路 24 データラッチ回路 26 第1クロック発生回路 28 コマンドデコーダ 26a コマンド判定回路 26b クロック出力回路 30 バースト書き込み制御回路 32 バースト読み出し制御回路 34 アクティブ検出回路 36 第2クロック発生回路 38 第3クロック発生回路 40 書き込みイネーブル発生回路 42 レイテンシ制御回路 44 信号ラッチ部 46 信号出力部 50 第1クロック発生回路 52 第3クロック発生回路 54 書き込みイネーブル発生回路 56 書き込みコマンド判定回路 58 第1クロック発生回路 60 コマンドラッチ回路 62 ラッチ 64 第1クロック発生回路 66 コマンドラッチ回路 68 コマンドラッチ回路 70 パルス生成回路 72 第1クロック発生回路 ACT0、ACT1 アクティブ信号 ACTALLZ、ACTZ 状態信号 ACTPZ アクティブコマンド信号 ADD アドレス信号 CLK クロック信号 CLK0Z 内部クロック信号 CLKCZ 第1内部クロック信号 CLKDQZ 第2内部クロック信号 CLKMZ 第3内部クロック信号 CKE クロックイネーブル信号 CKECZ 内部クロックイネーブル信号 CMD コマンド信号 /CS チップセレクト信号 CSCZ 内部チップセレクト信号 DQ データ信号 EN1 内部チップセレクト信号 IADD 内部アドレス信号 ICMD 内部コマンド信号 IDQ 内部データ信号 LCMD ラッチコマンド信号 LADD ラッチアドレス信号 LDQ ラッチデータ信号 RBSTZ バースト読み出し信号 PREPZ プリチャージコマンド信号 RDPZ 読み出しコマンド信号 WBSTZ バースト書き込み信号 WENZ 書き込みイネーブル信号 WENZ1 書き込みイネーブル信号 WRPZ 書き込みコマンド信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ動作を指示するコマンド信号を、
    チップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時
    に受け付け、内部コマンド信号として出力するコマンド
    バッファと、 前記内部コマンド信号が有効であることを識別したとき
    に、外部クロック信号に同期して第1内部クロック信号
    を生成する第1クロック発生回路と、 前記第1内部クロック信号に同期して前記内部コマンド
    信号を取り込むコマンドラッチ回路とを備えていること
    を特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、 メモリセルを選択するアドレス信号を、前記チップセレ
    クト信号の活性化時に受け付け、内部アドレス信号とし
    て出力するアドレスバッファと、 前記第1内部クロック信号に同期して前記内部アドレス
    信号を取り込むアドレスラッチ回路とを備えていること
    を特徴とする半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 メモリ動作を指示するコマンド信号を、
    チップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時
    に受け付け、内部コマンド信号として出力するコマンド
    バッファと、 前記コマンド信号が有効な書き込みコマンドを示すこと
    を識別したときに、書き込みイネーブル信号を活性化す
    る書き込みイネーブル発生回路と、 メモリセルに書き込まれるデータ信号を、前記書き込み
    イネーブル信号の活性化時に受け付け、内部データ信号
    として出力するデータバッファとを備えていることを特
    徴とする半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体メモリにおいて、 一つの書き込みコマンドに対応して複数の書き込みデー
    タを連続して受け付けるバースト書き込み機能を有し、 前記書き込みイネーブル発生回路は、前記コマンド信号
    が有効な前記書き込みコマンドを示すとき、およびバー
    スト書き込み動作時に前記書き込みイネーブル信号を活
    性化することを特徴とする半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体メモリにおいて、 前記コマンド信号が有効な書き込みコマンドを示すとき
    に、外部クロック信号に同期して第2内部クロック信号
    を生成する第2クロック発生回路と、 前記第2内部クロック信号に同期して前記内部データ信
    号を取り込むデータラッチ回路とを備えていることを特
    徴とする半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体メモリにおいて、 一つの書き込みコマンドに対応して複数の書き込みデー
    タを連続して受け付けるバースト書き込み機能を有し、 前記第2クロック発生回路は、前記コマンド信号が有効
    な前記書き込みコマンドを示すとき、およびバースト書
    き込み動作時に前記第2内部クロック信号を生成するこ
    とを特徴とする半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の半導体メモリにおいて、 前記コマンド信号が有効な書き込みコマンドおよび有効
    な読み出しコマンドを示すときに、外部クロック信号に
    同期して第3内部クロック信号を生成する第3クロック
    発生回路と、 前記第3内部クロック信号に同期して動作し、書き込み
    動作および読み出し動作を実行する内部回路とを備えて
    いることを特徴とする半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体メモリにおいて、 一つの書き込みコマンドに対応して複数の書き込みデー
    タを連続して受け付けるバースト書き込み機能および一
    つの読み出しコマンドに対応して複数の読み出しデータ
    を連続して出力するバースト読み出し機能を有し、 前記第3クロック発生回路は、コマンド信号が有効な前
    記書き込みコマンドおよび有効な前記読み出しコマンド
    を示すとき、バースト書き込み動作時、およびバースト
    読み出し動作時に前記第3内部クロック信号を発生する
    ことを特徴とする半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 メモリ動作を指示するコマンド信号を、
    チップの選択を指示するチップセレクト信号の活性化時
    に受け付け、内部コマンド信号として出力するコマンド
    バッファと、 前記チップセレクト信号が供給されたクロックサイクル
    およびその次のクロックサイクルに、外部クロック信号
    に同期して第1内部クロック信号を生成する第1クロッ
    ク発生回路と、 前記第1内部クロック信号に同期して前記内部コマンド
    信号を取り込むコマンドラッチ回路とを備えていること
    を特徴とする半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 メモリ動作を指示するコマンド信号
    を、チップの選択を指示するチップセレクト信号の活性
    化時に受け付け、内部コマンド信号として出力するコマ
    ンドバッファと、 前記チップセレクト信号が供給されたクロックサイクル
    に外部クロック信号に同期して第1内部クロック信号を
    生成するとともに、該チップセレクト信号とともに供給
    された前記コマンド信号が有効なときに、次のクロック
    サイクルにも外部クロック信号に同期して第1内部クロ
    ック信号を生成する第1クロック発生回路と、 前記第1内部クロック信号に同期して前記内部コマンド
    信号を取り込むコマンドラッチ回路とを備えていること
    を特徴とする半導体メモリ。
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