JP2003021180A - シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ - Google Patents

シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ

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JP2003021180A
JP2003021180A JP2001207812A JP2001207812A JP2003021180A JP 2003021180 A JP2003021180 A JP 2003021180A JP 2001207812 A JP2001207812 A JP 2001207812A JP 2001207812 A JP2001207812 A JP 2001207812A JP 2003021180 A JP2003021180 A JP 2003021180A
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brake
adjuster wheel
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temperature
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JP2001207812A
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Kenichi Hasegawa
賢一 長谷川
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Hosei Brake Industry Co Ltd
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Hosei Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇に対する応答性を更に向上させて、
過大なブレーキ操作力に起因するオーバアジャストを安
定して確実に防止できるようにする。 【解決手段】 バイメタルにて構成された感温変形部材
60を、制動時の摩擦熱の発生源であるブレーキシュー
14のシューウェブ20に配設し、過大なブレーキ操作
力に起因して発熱量が多くなり、その感温変形部材60
が所定量以上変形させられると、アジャストレバー52
の後端部52dがシューウェブ20から離間するように
姿勢変化させられ、押圧部52aを支点として反対側の
爪部52bがバッキングプレート10側へ変位させられ
ることにより、アジャスタホイール44との係合が不能
となってシュー間隙の自動調節が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シュー間隙自動調
節機構を備えたドラムブレーキに関し、特に、シュー間
隙が小さくなり過ぎるオーバアジャストを防止する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(a) 拡開可能な一対のブレーキシューの
一方および他方にそれぞれ係合させられる一対のストラ
ット部材と、その一対のストラット部材の間に配設され
て少なくとも一方のストラット部材に螺合されているア
ジャスタホイールとを有し、非制動時における前記一対
のブレーキシューの接近位置を規定するストラットと、
(b) 前記一対のブレーキシューの何れか一方のシューウ
ェブに回動可能に配設されて、制動時にその一対のブレ
ーキシューの拡開量に対応して回動させられ、その拡開
量が一定量を越えると前記アジャスタホイールに係合さ
せられてそのアジャスタホイールを回転させるアジャス
トレバーと、を有し、(c) そのアジャスタホイールの回
転に伴ってねじの作用で前記ストラットの全長が伸長
し、非制動時における前記一対のブレーキシューの接近
位置を離間させて回転ドラムとの間のシュー間隙を自動
的に調節するシュー間隙自動調節機構を備えているドラ
ムブレーキが、車両用の常用ブレーキやパーキングブレ
ーキとして広く用いられている。このようなシュー間隙
自動調節機構付ドラムブレーキによれば、例えばブレー
キシューの摩耗に起因して回転ドラムとブレーキシュー
との間のシュー間隙が大きくなり、制動時のブレーキシ
ューの拡開量が予め定められた一定量を越えると、前記
アジャストレバーによってアジャスタホイールが回転さ
せられてストラットが伸長させられ、シュー間隙が予め
設定された略一定の値となるように自動的に調節され
て、制動時のブレーキペダルの踏込みストロークやパー
キングブレーキ操作レバーの操作量が略一定に維持され
る。
【0003】ところで、ホイールシリンダ等のアクチュ
エータによってブレーキシューが大きな押圧力で回転ド
ラムに押圧される急制動時などに、回転ドラムとブレー
キシューのライニングとの摺動に伴って発生する摩擦熱
による熱膨張や押圧力による弾性変性などで回転ドラム
が拡径すると、ブレーキシューの摩耗が進行していない
場合でも拡開量が上記予め定められた一定量を越えてシ
ュー間隙の自動調節が行われることがあるが、このよう
な場合にシュー間隙の自動調節が行われると、その後ブ
レーキが解除された時にシュー間隙が小さくなり過ぎる
オーバアジャストになり、ブレーキの引き擦りを生じる
原因になる。
【0004】一方、上記摩擦熱によるドラムブレーキの
温度上昇に着目して、バイメタルの温度上昇に伴う形状
変化を利用することにより、上記の無用なシュー間隙の
自動調節を防止することが提案されている。特開平8−
105471号公報に記載の装置はその一例で、一端部
がブレーキシューのシューリムに接するように前記アジ
ャストレバーにバイメタル等の温度上昇に伴って変形す
る感温変形部材を取り付け、その変形によりアジャスト
方向と反対方向へ回転させる付勢力を増大させて、スプ
リング等の付勢手段によるアジャストレバーのアジャス
ト方向の回動を阻止するようになっている。また、感温
変形部材がシューリムに接するように配設されているた
め、感温変形部材をストラットに配設する場合に比較し
て、回転ドラムとライニングとの摺動に伴って発生する
摩擦熱による温度上昇に対する応答性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の感温変形部材は、変形によりアジャスト方向と反
対方向の付勢力を増大させてシュー間隙の自動調節を防
止するものであるため、感温変形部材の変形力や変形量
等の設定が難しく、安定した作用を得ることが困難であ
る。また、感温変形部材はアジャストレバーに取り付け
られ、シューリムに接しているだけであるため、主とし
て大気を通した熱伝導で温度が上昇させられることにな
り、温度上昇に対する応答性が未だ十分に満足できるも
のではなかった。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、温度上昇に対する応
答性を更に向上させて過大なブレーキ操作力に起因する
オーバアジャストを安定して確実に防止できるようにす
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、第1発明は、(a) 拡開可能な一対のブレーキシュー
の一方および他方にそれぞれ係合させられる一対のスト
ラット部材と、その一対のストラット部材の間に相対回
転可能に配設されて少なくとも一方のストラット部材に
螺合されているアジャスタホイールとを有し、非制動時
における前記一対のブレーキシューの接近位置を規定す
るストラットと、(b) 前記一対のブレーキシューの何れ
か一方のシューウェブに回動可能に配設されて、制動時
にその一対のブレーキシューの拡開量に対応して回動さ
せられ、その拡開量が一定量を越えると前記アジャスタ
ホイールに係合させられてそのアジャスタホイールを回
転させるアジャストレバーと、を有し、(c) そのアジャ
スタホイールの回転に伴ってねじの作用で前記ストラッ
トの全長が伸長し、非制動時における前記一対のブレー
キシューの接近位置を離間させて回転ドラムとの間のシ
ュー間隙を自動的に調節するシュー間隙自動調節機構を
備えているドラムブレーキにおいて、(d) 前記アジャス
トレバーが配設されたブレーキシューに取り付けられ、
温度上昇に伴って変形させられることによりそのアジャ
ストレバーと係合させられて、前記爪部と前記アジャス
タホイールとの係合が不能となるようにその爪部をその
アジャスタホイールから離間する方向へ変位させる感温
変形部材を有することを特徴とする。
【0008】第2発明は、第1発明のシュー間隙自動調
節機構付ドラムブレーキにおいて、前記アジャストレバ
ーは、前記爪部と前記アジャスタホイールとの係合が不
能となるアジャスト不可姿勢になることが許容されるよ
うに前記シューウェブに揺動可能に配設されているとと
もに、常には位置決め手段の付勢力に従って前記爪部と
前記アジャスタホイールとの係合が可能なアジャスト可
能姿勢に保持されている一方、前記感温変形部材が温度
上昇に伴って変形させられることによりその位置決め手
段の付勢力に抗して前記アジャスト不可姿勢に姿勢変化
させられることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】このようなシュー間隙自動調節機構付ド
ラムブレーキにおいては、アジャストレバーが配設され
たブレーキシューに感温変形部材が取り付けられてお
り、そのブレーキシューと回転ドラムとの摺動に伴って
発生する摩擦熱による温度上昇でその感温変形部材が変
形させられると、爪部とアジャスタホイールとの係合が
不能となるようにその爪部がアジャスタホイールから離
間する方向へ変位させられることによりシュー間隙の自
動調節が阻止され、これにより過大なブレーキ操作力に
起因するオーバアジャストが防止される。その場合に、
本発明では、摩擦熱の発生源であるブレーキシューに感
温変形部材が配設されているため、ブレーキシューから
の熱伝導により温度上昇に対して高い応答性で感温変形
部材が変形させられるようになり、過大なブレーキ操作
力に起因するオーバアジャストが一層確実に防止される
ようになる。また、アジャストレバーの爪部を変位させ
てアジャスタホイールとの係合を不能とすることにより
シュー間隙の自動調節を阻止するため、アジャスト方向
と反対方向の付勢力を増大させてアジャストレバーがア
ジャスト方向へ回動することを阻止する場合に比較し
て、所定温度でシュー間隙の自動調節を阻止する作用が
安定して得られるようになる。
【0010】第2発明では、アジャストレバーがシュー
ウェブに揺動可能に配設され、常には位置決め手段の付
勢力でアジャスト可能姿勢に保持されるが、温度上昇に
伴って感温変形部材が変形させられると位置決め手段の
付勢力に抗してアジャスト不可姿勢に姿勢変化させら
れ、シュー間隙の自動調節が阻止されるようになってい
る。このようにアジャストレバーをアジャスト可能姿勢
からアジャスト不可姿勢へ変化させれば良いため、例え
ば爪部と反対側の端部などに感温変形部材を係合させて
アジャスト不可姿勢とすることも可能で、感温変形部材
の配設位置の設定の自由度が高く、例えば熱発生源に近
いシューリムの近傍に感温変形部材を取り付ければ、温
度上昇に対する応答性が一層向上するとともに外乱の影
響が少なくなり、一定のオーバアジャスト防止性能が安
定して得られるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】前記アジャスタホイールは、一対
のストラット部材の少なくとも一方に螺合されておれば
良いが、捩れが反対のねじを介して両方のストラット部
材に螺合されるようにしても良い。一方のみに螺合され
る場合、他方のストラット部材とは、嵌合軸等を介して
相対回転可能に連結されるようにすれば良い。なお、ね
じを介してアジャスタホイールに螺合されるストラット
部材は、ブレーキシューとの係合などで回転不能に保持
され、アジャスタホイールの回転に伴ってねじの作用で
アジャスタホイールから離間させられるように配設され
る。
【0012】アジャストレバーは、例えばブレーキシュ
ーのシューウェブに対して垂直な取付軸まわりに回動可
能に配設されるとともに、そのブレーキシューとの間に
設けられたレバー付勢手段により一方向へ回動するよう
に付勢されて、常にはストラットに係合させられ、その
ストラットを反対側へ付勢し、制動時に一対のブレーキ
シューが拡開させられる際には、その拡開に伴ってスト
ラットを反対側のブレーキシューに追従させて移動させ
るとともに、その移動に伴って取付軸まわりに回動させ
られるように構成される。
【0013】上記レバー付勢手段や第2発明の位置決め
手段としては、引張コイルスプリングや捩りコイルスプ
リングなどのばね部材が好適に用いられるが、ゴムやエ
アスプリング、磁石などを用いて付勢することも可能で
ある。第2発明の位置決め手段とレバー付勢手段とを別
々に設けることもできるが、一方が他方を兼ねるように
共通の単一の部材にて構成することも可能である。
【0014】一対のブレーキシューは、制動時には例え
ば油圧式のホイールシリンダや電動モータなどのアクチ
ュエータによって拡開させられる一方、非制動時には、
一対のブレーキシューに跨がって配設されたリターンス
プリング(引張コイルスプリングなど)により接近させ
られてストラットに当接させられるように構成される
が、上記アクチュエータによって拡開および接近させる
こともできるなど、種々の態様が可能である。
【0015】感温変形部材は、例えばブレーキシューの
シューウェブやシューリムに直接接触する状態で固定さ
れるが、熱伝導率の高い部材を挟んでブレーキシューに
固定しても良い。感温変形部材としては、2種類以上の
板材の熱膨張率の差で変形するバイメタルが好適に用い
られるが、形状記憶合金などの他の材料を用いることも
できる。
【0016】第2発明ではアジャストレバーをアジャス
ト不可姿勢に姿勢変化させて爪部をアジャスタホイール
から離間する方向へ変位させるが、第1発明の実施に際
しては、例えば感温変形部材を爪部の近傍に係合させる
ことにより、その爪部付近を弾性変形させてアジャスタ
ホイールとの係合を不能にするなど、他の態様を採用す
ることもできる。
【0017】本発明は、リーディング・トレーリング型
ドラムブレーキに好適に適用されるが、アジャスタホイ
ールを有するストラットによってシュー間隙を自動調節
するシュー間隙自動調節機構を有する他のドラムブレー
キにも適用され得る。また、本発明は摩擦による発熱を
前提とする技術であるため、常用ブレーキによる制動時
にシュー間隙を自動調節するシュー間隙自動調節機構に
好適に適用される。
【0018】また、アジャストレバーによるシュー間隙
の自動調節は、一対のブレーキシューの拡開時にアジャ
ストレバーでアジャスタホイールを回転させるもので
も、制動解除に伴って一対のブレーキシューが接近させ
られる際にアジャストレバーでアジャスタホイールを回
転させるものでも良い。アジャスタホイールには、例え
ば外周部に鋸歯などが設けられてストラットを伸長させ
る一方向へのみ回転させられるように構成される。
【0019】本発明の実施に際しては、例えば(a) 前記
ブレーキシューのシューウェブにはシューリムの近傍に
貫通穴が設けられている一方、(b) 前記感温変形部材
は、前記シューウェブを板厚方向から挟むように略U字
形状に回曲させられた把持部を有し、該把持部自身の弾
性で前記貫通穴の周縁部に着脱可能に取り付けられるよ
うに構成される。この場合は、摩擦熱が発生するライニ
ングの近傍に感温変形部材が配設されるため、温度上昇
に対して一層優れた応答性が得られるようになるととも
に、熱発生源に近い分だけ外乱の影響が少なくなり、一
定のオーバアジャスト防止性能が安定して得られるよう
になる。また、感温変形部材には略U字形状に回曲させ
られた把持部が設けられ、その把持部自身の弾性でシュ
ーウェブに着脱可能に取り付けられるため、組付作業を
容易且つ迅速に行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は、本発明が適用されたリーディン
グ・トレーリング型ドラムブレーキ8を示す図で、(a)
は正面図、(b) は(a) におけるB−B断面拡大図であ
り、車輪を回転可能に支持している車体側部材に固設さ
れるバッキングプレート10には、円弧状を成す一対の
ブレーキシュー12、14がシューホールドダウン装置
16、18により互いに拡開可能に設けられている。ブ
レーキシュー12、14は、バッキングプレート10の
板面と略平行に位置するシューウェブ20と、そのシュ
ーウェブ20の外周側端縁に固着されたシューリム22
と、そのシューリム22の外周面に固着されたライニン
グ24とを備えてそれぞれ構成されている。本実施例で
はブレーキシュー14がリーディングシューで、ブレー
キシュー12がトレーリングシューである。
【0021】一対のブレーキシュー12、14の一端部
(上端部)は、バッキングプレート10に固定されたホ
イールシリンダ26の両端部とそれぞれ係合させられ
て、常用ブレーキの制動時、すなわちブレーキ操作部材
であるブレーキペダルの踏込み操作時には、そのホイー
ルシリンダ26によってそれぞれ離間する方向へ拡開さ
せられ、車輪と共に回転する回転ドラム27に押圧され
て制動力を発生する。ホイールシリンダ26の近傍であ
ってバッキングプレート10の内周側の位置には、ブレ
ーキシュー12、14に跨がってリターンスプリング
(実施例では引張コイルスプリング)28が張設され、
互いに接近する方向へ付勢されているとともに、リター
ンスプリング28の内部を挿通するようにストラット3
0が配設され、非制動時にリターンスプリング28の付
勢力に従って接近させられる一対のブレーキシュー1
2、14の接近位置が規定されるようになっている。な
お、ブレーキシュー12、14の他端部(下端部)は、
バッキングプレート10に固定されたアンカ32にそれ
ぞれ当接させられている。
【0022】一方のブレーキシュー12のシューウェブ
20のバッキングプレート10側の面には、パーキング
レバー34がホイールシリンダ26側に位置する部分に
おいてシューウェブ20に対して略垂直な取付軸36の
軸心まわりに回動可能に取り付けられているとともに、
前記ストラット30は、このパーキングレバー34と他
方のブレーキシュー14とに跨がって配設されている。
したがって、運転席に設けられたパーキングブレーキ操
作レバーが操作され、パーキングレバー34がブレーキ
ケーブル38を介して取付軸36の左まわりに回動させ
られると、ストラット30を介してブレーキシュー14
が右方向へ移動させられ、回転ドラム27に押圧されて
制動力を発生するとともに、反作用で取付軸36と共に
ブレーキシュー12が左方向へ移動させられ、回転ドラ
ム27に押圧されて制動力を発生する。パーキングレバ
ー34は、パーキングブレーキの非作動時にはリターン
スプリング28の作用などで係合突起34aがブレーキ
シュー12のシューリム22に当接する一定の待機位置
に保持され、ブレーキシュー12はパーキングレバー3
4を介してストラット30により接近位置が規定され
る。
【0023】ストラット30は、パーキングレバー34
を介して一方のブレーキシュー12に回転不能に係合さ
せられた第1ストラット部材40と、他方のブレーキシ
ュー14のシューウェブ20に回転不能に係合させられ
た第2ストラット部材42と、それ等のストラット部材
40、42の間に回転可能に配設されたアジャスタホイ
ール44とを備えている。円板形状のアジャスタホイー
ル44には、雄ねじが設けられたねじ軸48および円柱
形状の嵌合軸50が互いに反対方向へ突き出すように中
心線上に一体的に設けられており、ねじ軸48は第1ス
トラット部材40に設けられたねじ穴に螺合されている
一方、嵌合軸50は第2ストラット部材42に設けられ
た嵌合穴に相対回転可能に嵌合されている。
【0024】上記アジャスタホイール44は、ブレーキ
シュー14に配設されたアジャストレバー52と共にシ
ュー間隙自動調節機構54を構成しており、そのアジャ
ストレバー52によってアジャスタホイール44が一方
向へ回転させられると、ねじの作用で第1ストラット部
材40がアジャスタホイール44から離間させられてス
トラット30の全長が伸長し、非制動時における一対の
ブレーキシュー12、14の接近位置が離間させられる
ことにより、ライニング24の摩耗に拘らずブレーキシ
ュー12、14と回転ドラム27との間のシュー間隙
(両方の合計)が略一定に維持される。
【0025】アジャストレバー52は、ブレーキシュー
14のシューウェブ20に対して垂直な取付軸56の軸
心まわりに回動可能に、シューウェブ20のバッキング
プレート10側に配設されているとともに、そのブレー
キシュー14との間に設けられた引張コイルスプリング
58によって取付軸56の左まわりへ付勢され、常には
押圧部52aが第2ストラット部材42に係合させられ
て、その第2ストラット部材42を第1ストラット部材
40側へ付勢している。引張コイルスプリング58はレ
バー付勢手段に相当する。これにより、常用ブレーキの
制動時に一対のブレーキシュー12、14が拡開させら
れる際には、その拡開に伴ってストラット30が反対側
のブレーキシュー12に追従して移動させられるととも
に、アジャストレバー52は、そのストラット30とブ
レーキシュー14との相対移動に伴って取付軸56まわ
りに回動させられる。アジャストレバー52の回動量
は、ブレーキシュー12、14の拡開量すなわち非制動
時におけるシュー間隙に対応し、その回動量が一定量を
越えると先端の爪部52bがアジャスタホイール44に
係合させられ、そのアジャスタホイール44を図2に示
す一方向Aへ回転させてストラット30を伸長させる。
図2は、ねじ軸48側からアジャスタホイール44を見
た断面図である。
【0026】常用ブレーキの解除時には、リターンスプ
リング28の付勢力に従ってブレーキシュー14と第2
ストラット部材42とが当接するまでストラット30が
右方向へ移動させられるのに伴い、アジャストレバー5
2は引張コイルスプリング58の付勢力に抗して取付軸
56の右まわりに戻り回動させられる。アジャスタホイ
ール44の外周部には、図2に示すように一方向Aと反
対方向へ歯先が傾斜している鋸歯44tが全周に設けら
れており、制動時(ブレーキシュー12、14の拡開
時)にはアジャストレバー52の爪部52bと係合させ
られることによりその一方向Aへ回転させられるが、制
動解除時のアジャストレバー52の戻り回動時には、ね
じ軸48等の摩擦による回転抵抗によってアジャスタホ
イール44の戻り回転が阻止され、爪部52bが鋸歯4
4tを乗り越えるようになっている。
【0027】一方、上記アジャストレバー52が配設さ
れたブレーキシュー14には、一体的に貼り合わされた
2層の板材の熱膨張率の差により温度変化に伴って変形
するバイメタルにて構成されている感温変形部材60
が、シューウェブ20のうちシューリム22に近接する
部分に配設されている。図3の(a) は感温変形部材60
の配設部分の断面図で、(b) は感温変形部材60を単独
で示す斜視図であり、感温変形部材60はシューウェブ
20を板厚方向から挟むように略U字形状に回曲させら
れた把持部60aを備えている一方、シューウェブ20
のうちシューリム22の近傍には貫通穴62が設けられ
ており、感温変形部材60は貫通穴62の周縁部であっ
てシューリム22側の部分に把持部60a自身の弾性で
着脱可能に一体的に取り付けられている。感温変形部材
60は、把持部60aのうちバッキングプレート10と
反対側(図3(a) における上側)の部分がシューウェブ
20に略面接触させられているとともにシューリム22
側へ延び出しており、連続して略180°回曲させられ
た回曲部60bが設けられているとともに、その回曲部
60bに続いて把持部60aと略面接触するように平坦
な変形部60cが設けられている。そして、過大なブレ
ーキ操作力による制動時に回転ドラム27とライニング
24との摺動に伴って発生する摩擦熱がシューリム22
からシューウェブ20を経て感温変形部材60に伝達さ
れて温度が上昇すると、変形部60cは一点鎖線で示す
ようにシューウェブ20から離間するように変形させら
れる。
【0028】一方、アジャストレバー52は、図3の
(a) から明らかなように前記取付軸56に対して遊びを
有するように取付穴52cが設けられており、前記第2
ストラット部材42の溝と係合して略位置決めされてい
る押圧部52aを支点として両側がシューウェブ20に
対して接近離間するように揺動可能に配設されていると
ともに、爪部52bと反対側の後端部52dは貫通穴6
2からバッキングプレート10と反対側へ延び出して略
直角に折り曲げられ、前記変形部60cと係合可能とさ
れている。そして、図3に実線で示すように変形部60
cが変形していない常温時には、アジャストレバー52
は前記引張コイルスプリング58の付勢力により爪部5
2bが図2に実線で示すようにアジャスタホイール44
と係合可能なアジャスト可能姿勢に保持されて、前記シ
ュー間隙の自動調節が許容される一方、温度上昇で変形
部60cが図3に一点鎖線で示すようにシューウェブ2
0から離間するように変形させられると、それに伴って
アジャストレバー52は引張コイルスプリング58の付
勢力に抗して後端部52dがシューウェブ20から離間
させられるとともに爪部52bが図2に一点鎖線で示す
ようにアジャスタホイール44から離間する方向すなわ
ちバッキングプレート10側へ変位させられ、アジャス
タホイール44との係合が不能なアジャスト不可姿勢に
なり、シュー間隙の自動調節が不能となる。変形部60
cと後端部52dとの間には所定の隙間が設けられてお
り、過大なブレーキ操作力で摩擦による発熱量が増加
し、感温変形部材60が所定温度以上になって変形部6
0cの変形量が所定量以上になると、後端部52dと係
合させられてアジャストレバー52の姿勢を変化させ
る。後端部52dは係合部として機能しているととも
に、引張コイルスプリング58は位置決め手段を兼ねて
いる。
【0029】このように、本実施例ではアジャストレバ
ー52が配設されたブレーキシュー14に感温変形部材
60が取り付けられ、ブレーキシュー14と回転ドラム
27との摺動に伴って発生する摩擦熱による温度上昇で
その感温変形部材60が所定量以上変形させられると、
爪部52bとアジャスタホイール44との係合が不能と
なるように爪部52bがアジャスタホイール44から離
間する方向へ変位させられてシュー間隙の自動調節が阻
止され、これにより過大なブレーキ操作力に起因するオ
ーバアジャストが防止される。
【0030】ここで、摩擦熱の発生源であるブレーキシ
ュー14に感温変形部材60が配設されているため、ブ
レーキシュー14からの熱伝導により温度上昇に対して
高い応答性で感温変形部材60が変形させられるように
なり、過大なブレーキ操作力に起因するオーバアジャス
トが一層確実に防止されるようになる。また、アジャス
トレバー52の爪部52bを変位させてアジャスタホイ
ール44との係合を不能とすることによりシュー間隙の
自動調節を阻止するため、アジャスト方向(一方向A)
と反対方向の付勢力を増大させてアジャストレバー52
がアジャスト方向へ回動することを阻止する場合に比較
して、所定温度でシュー間隙の自動調節を阻止する作用
が安定して得られるようになる。
【0031】また、本実施例では、アジャストレバー5
2がシューウェブ20に揺動可能に配設され、常には引
張コイルスプリング58の付勢力でアジャスト可能姿勢
に保持されるが、温度上昇に伴って感温変形部材60の
変形部60cが所定量以上変形させられると、引張コイ
ルスプリング58の付勢力に抗してアジャスト不可姿勢
に姿勢変化させられ、シュー間隙の自動調節が阻止され
るようになっている。このようにアジャストレバー52
をアジャスト可能姿勢からアジャスト不可姿勢へ変化さ
せれば良いため、感温変形部材60の配設位置の設定の
自由度が高く、本実施例ではシューリム22の近傍すな
わち摩擦熱が発生するライニング24の近傍に感温変形
部材60が配設されているため、温度上昇に対して一層
優れた応答性が得られるとともに、熱発生源に近い分だ
け外乱の影響が少なくなり、一定のオーバアジャスト防
止性能が安定して得られるようになる。
【0032】また、感温変形部材60は略U字形状に回
曲させられた把持部60aを備えており、その把持部6
0自身の弾性でシューウェブ20に着脱可能に取り付け
られるため、組付作業を容易且つ迅速に行うことができ
る。
【0033】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたリーディング・トレーリン
グ型ドラムブレーキを示す図で、(a) は正面図、(b) は
(a) のB−B断面拡大図である。
【図2】図1のアジャスタホイールをねじ軸側から見た
断面図である。
【図3】図1のドラムブレーキに配設された感温変形部
材を示す図で、(a) は感温変形部材の配設部分の断面
図、(b) は感温変形部材を単独で示す斜視図である。
【符号の説明】
8:リーディング・トレーリング型ドラムブレーキ
12、14:ブレーキシュー 20:シューウェブ
27:回転ドラム 30:ストラット 40:第1ストラット部材 42:第2ストラット部
材 44:アジャスタホイール 52:アジャスト
レバー 52b:爪部 54:シュー間隙自動調節
機構 58:引張コイルスプリング(位置決め手段)
60:感温変形部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡開可能な一対のブレーキシューの一方
    および他方にそれぞれ係合させられる一対のストラット
    部材と、該一対のストラット部材の間に相対回転可能に
    配設されて少なくとも一方のストラット部材に螺合され
    ているアジャスタホイールとを有し、非制動時における
    前記一対のブレーキシューの接近位置を規定するストラ
    ットと、 前記一対のブレーキシューの何れか一方のシューウェブ
    に回動可能に配設されて、制動時に該一対のブレーキシ
    ューの拡開量に対応して回動させられ、該拡開量が一定
    量を越えると爪部が前記アジャスタホイールに係合させ
    られて該アジャスタホイールを回転させるアジャストレ
    バーと、 を有し、該アジャスタホイールの回転に伴ってねじの作
    用で前記ストラットの全長が伸長し、非制動時における
    前記一対のブレーキシューの接近位置を離間させて回転
    ドラムとの間のシュー間隙を自動的に調節するシュー間
    隙自動調節機構を備えているドラムブレーキにおいて、 前記アジャストレバーが配設されたブレーキシューに取
    り付けられ、温度上昇に伴って変形させられることによ
    り該アジャストレバーと係合させられて、前記爪部と前
    記アジャスタホイールとの係合が不能となるように該爪
    部を該アジャスタホイールから離間する方向へ変位させ
    る感温変形部材を有することを特徴とするシュー間隙自
    動調節機構付ドラムブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記アジャストレバーは、前記爪部と前
    記アジャスタホイールとの係合が不能となるアジャスト
    不可姿勢になることが許容されるように前記シューウェ
    ブに揺動可能に配設されているとともに、常には位置決
    め手段の付勢力に従って前記爪部と前記アジャスタホイ
    ールとの係合が可能なアジャスト可能姿勢に保持されて
    いる一方、前記感温変形部材が温度上昇に伴って変形さ
    せられることにより該位置決め手段の付勢力に抗して前
    記アジャスト不可姿勢に姿勢変化させられることを特徴
    とする請求項1に記載のシュー間隙自動調節機構付ドラ
    ムブレーキ。
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