JP2003019328A - 遊技機用基盤ボックス - Google Patents

遊技機用基盤ボックス

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JP2003019328A
JP2003019328A JP2002158184A JP2002158184A JP2003019328A JP 2003019328 A JP2003019328 A JP 2003019328A JP 2002158184 A JP2002158184 A JP 2002158184A JP 2002158184 A JP2002158184 A JP 2002158184A JP 2003019328 A JP2003019328 A JP 2003019328A
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JP
Japan
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box
base
lead wire
box cover
gate
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JP2002158184A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakamura
誠 中村
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックスカバーやボックスベースを透明な合
成樹脂で形成した基盤ボックスがある。しかし、合成樹
脂は強度が十分でないため、リード線用の開口部分を使
って内蔵ロムの不正交換が行われるおそれがあった。 【解決手段】 基盤ボックス1は、ボックスベース4に
ボックスカバー5を嵌めて箱形に形成すると共に内部に
制御基盤6を収容するようになし、さらに次のように構
成した。ボックスカバー5を合成樹脂で形成する。
ボックスカバー5の周側板5aに配線用のリード線を引
出すリード線用ゲート10を形成する。リード線用ゲ
ート10はボックスベース4側に開口するコ字状の切欠
形態であって、ボックスカバー5をボックスベース4に
嵌め合わせた状態でボックスベース4との間にリード線
挿通用の開口部12ができるように設定する。前記リ
ード線用ゲート10を補強リブ14で囲う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ボックスベースに
ボックスカバーを重ねて箱形に形成し、その内部に制御
基盤を収容してなる遊技機用基盤ボックス(以下単に基
盤ボックスという。)に関する。 【0002】 【従来の技術】現在のパチンコ機やスロットマシーン
は、マイクロコンピューターを含む制御基盤で遊技内容
が制御されている。この制御基盤は、ボックスベースに
ボックスカバーを被せた四角い箱形の基盤ボックスに収
められている。 【0003】ところで、前記基盤ボックス内の制御基盤
から内蔵ロムを外していわゆる裏ロムに交換し、遊技内
容を変更する不正行為が近年問題になっている。そのよ
うな不正行為を防止するため、ボックスベースとボック
スカバーの継ぎ目の部分に封印シールなどを貼り、不正
にボックスカバーを外した場合にその痕跡が残るように
しているが、それでも巧妙な手口で内蔵ロムの交換が行
われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】制御基盤の目視による
日常的なチェックを可能にするため、ボックスカバーや
ボックスベースを透明な合成樹脂で形成するようにした
基盤ボックスがある。ところがボックスカバーやボック
スベースを合成樹脂で形成すると強度が低下するため、
配線用のリード線を引き出すための開口部分を弾性変形
させれば、内蔵ロムの出し入れが可能になるおそれがあ
った。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、ボックスベースにボックスカバーを重ねて
箱形に形成するとともにその内部に制御基盤を収容する
ようになし、次の〜の要件を具備してなる遊技機用
基盤ボックスを提供する。 前記ボックスカバー又はボックスベースを合成樹脂で
形成する。 ボックスカバー又はボックスベースの何れか一方の側
面に配線用のリード線を引き出すリード線用ゲートを形
成する。 前記リード線用ゲートは、ボックスベース又はボック
スカバー側に開口するコ字状の切欠形態であって、ボッ
クスカバーをボックスベースに嵌め合わせた状態でボッ
クスベース又はボックスカバーとの間にリード線挿通用
の開口部ができるように設定する。 前記リード線用ゲートを補強リブで囲う。 【0006】本発明の基盤ボックスは、例えばボックス
カバーにリード線用ゲートを設けてそれを補強リブで囲
うようにしたため、ボックスカバーが合成樹脂製であっ
てもリード線を引き出す開口部の強度は高い。また、コ
字状に切り欠いたボックスカバー側のリード線用ゲート
とボックスベースとの組合せでリード線挿通用の開口部
を作るようにしたため、リード線の端部にあるコネクタ
ーを通す必要がなく、開口部を極力狭くすることができ
る。その結果、リード線用の開口部を使って内蔵ロムの
強制的な出し入れを行うような不正行為が阻止できる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1は基盤ボックスの正
面図、図2は拡大図Z1を含む図1のW−W線断面図、
図3は拡大図Z2を含む図1のX−X線断面図、図4は
拡大図Z3を含む図1のY−Y線断面図、図5は基盤ボ
ックスの分解斜視図、図6はパチンコ機の裏面図であ
る。 【0008】基盤ボックス1は、図6に示したように例
えば遊技機の一種であるパチンコ機Pにおいて、遊技板
2の裏側に設けた入賞球集合カバー3に取り付けられて
いる。基盤ボックス1は、合成樹脂製で透明なボックス
ベース4と、同じく合成樹脂製で透明なボックスカバー
5との組合せであって、ボックスベース4とボックスカ
バー5の中に内蔵ロムなどの電子部品(図示せず)の集
合体である制御基盤6を収めてなる。 【0009】前記ボックスベース4は、長方形のプレー
ト4pの四周側面を外リブ4a〜4dで囲い、さらにそ
の外リブ4a〜4dの内側に適宜な間隔4sをおいて前
記制御基盤6の取付台となる内リブ40a〜40dを突
設してなる。内リブ40a〜40dのコーナー部分には
ネジ用の貫通孔7aが設けられており、それと連通する
ように制御基盤6のコーナー部分にもネジ用の貫通孔7
bが設けられている。長辺側の一つの外リブ4aは、ボ
ックスカバー5に向けて高く突出し、且つ、外リブ4a
と前記間隔4sの幅とを合わせた肉厚になっている。こ
の外リブ4aのほぼ中央には凹欠部8が設けられ、ま
た、その凹欠部8の三辺と外リブ4aの両端が山型に面
取りされている。なお、外リブ4aに対応する内リブ4
0aは、ボックスベース4全体における肉厚の偏りを防
止するため、小さな点状の形態になっている。 【0010】一方、前記ボックスカバー5は、上面と四
周側面を上側板5pと周側板5a〜5dで囲った形態で
あって、前記ボックスベース4に嵌めた状態で図2のよ
うに外リブ4a〜4dに内接し、且つ、内リブ40a〜
40d上の制御基盤6の縁に係合する。また、ボックス
カバー5の全コーナー部分の内側には雌ネジ部(図示せ
ず)が一体に設けられており、その雌ネジ部に対して前
記ボックスベース4の裏側から貫通孔7aと制御基盤6
の貫通孔7bを通ってネジ9(図4参照)が螺合する。 【0011】しかして、前記ボックスカバー5の長辺側
の一つの周側板5aには、ボックスベース4側に開口す
るコ字状のリード線用ゲート10が形成されている。こ
のリード線用ゲート10は、端からの高さを除き、前記
ボックスベース4の外リブ4aに嵌まり合う形状になっ
ている(詳細は後述する。)。リード線用ゲート10の
端からの高さは、外リブ4aの高さに対してリード線1
1の外径より若干大きく設定されている。従って、ボッ
クスベース4にボックスカバー5を嵌め合わせた状態
で、ボックスベース4(外リブ4a)とリード線用ゲー
ト10との間にリード線11が通るに適した広さの開口
部12ができる。なお、図2拡大図Z1に示したよう
に、開口部12の出口側の上下の角(リード線用ゲート
10の出口側の角と外リブ4aの出口側の角)を弧状に
面取りしておけば、リード線11が傷み難くなる。 【0012】前記のようにリード線用ゲート10はボッ
クスベース4の外リブ4aに嵌まり合う形状であって、
外リブ4aの凹欠部8に嵌合する凸部13が中央に突設
されている。また、リード線用ゲート10の表側には補
強リブ14が突設されており、その補強リブ14の肉厚
とボックスカバー5の周側板5aの肉厚とが合体して前
記外リブ4aの肉厚とほぼ同じになる。そして、リード
線用ゲート10の凸部13の三辺と両端にV字型の溝1
5が形成されており、その溝15と外リブ4aの山型の
面取り部分が係合しあって周側板5aと外リブ4aの一
体性を高める。なお、外リブ4aの凹欠部8とリード線
用ゲート10の凸部13を係合させて開口部12を適当
な長さで区切る形態にすれば、開口部12の総面積を広
く(細長く)設定しても強度が低下しないメリットがあ
る。 【0013】次ぎに上記基盤ボックス1の組立方法につ
いて説明する。前記のように基盤ボックス1は、ボック
スベース4と制御基盤6とボックスカバー5の三者で構
成されており、先ず作業台の上にボックスカバー5を裏
返しにして載せる。次ぎに制御基盤6を裏返しにしてボ
ックスカバー5の上にセットする。制御基盤6にはリー
ド線11のコネクター16を予め接続しておき、ボック
スカバー5に載せるとき垂れ下がるリード線11をリー
ド線用ゲート10から外部に出す。 【0014】次ぎにボックスベース4を裏返しにしてボ
ックスカバー5上にセットする。このときボックスベー
ス4の外リブ4aをボックスカバー5のリード線用ゲー
ト10の溝15に嵌めながらスライドさせる。そして、
ボックスベース4の貫通孔7aにネジ9を通してボック
スカバー5の雌ネジ部に螺合させ、そのネジ9でボック
スカバー5と制御基盤6を共締めし、最後にボックスカ
バー5とボックスベース4との継ぎ目の部分に適宜な封
印シール(図示せず)を貼り付ける。この状態でリード
線用ゲート10とボックスベース4(外リブ4a)との
間が細長い開口部12となり、リード線11がその開口
部12の中を通って外部に出る。 【0015】しかして開口部12は、リード線11が通
る程度の広さであり、また、リード線用ゲート10の周
りに補強リブ14を形成して開口部12の強度を高めて
あるため、開口部12を使って内蔵ロムを出し入れする
ことは不可能である。 【0016】以上本発明を実施の形態により説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば実施形態では、ボックスカバー5にリー
ド線用ゲート10を設けるようにしたが、図7に示した
ようにボックスベース4にリード線用ゲート10を設け
てもよい。その場合、凸部13をボックスカバー5側
に、また、凹欠部8をボックスベース4側に形成すれば
よい。また、基盤ボックス1の組立方法は、ボックスベ
ース4の中に制御基盤6をセットし、その上にボックス
カバー5を被せてビス止めすることになる。なお、基盤
ボックス1を、リード線用ゲート10を設けた部品から
順に、且つ、リード線用ゲート10の開口を上向きにし
て組み立てる本発明の組立方法は、リード線11がリー
ド線用ゲート10に収まって横ズレすることなく安定す
るため、ボックスベース4の外リブ4aをリード線用ゲ
ート10に、或いはボックスカバー5をリード線用ゲー
ト10に嵌める作業がスムーズに行える。 【0017】また、実施形態は、補強リブ14をリード
線用ゲート10を囲う枠状に形成したが、究極的には周
側板5a(補強リブ14を設けた側面)の全面を覆う形
態にしてもよい。また、実施形態では、外リブ4aの端
部を山型に面取りし、一方、リード線用ゲート10にV
字型の溝15を刻設して両者を嵌め合わせるようにした
が、その嵌め合い構造はどのようなものであってもよ
い。 【0018】 【発明の効果】本発明の基盤ボックスは、第一にボック
スカバー又はボックスベースに設けたリード線用ゲート
を補強リブで囲うようにしたため開口部の強度が高く、
第二にコ字状に切り欠いたリード線用ゲートとボックス
ベース又はボックスカバーの組合せでリード線挿通用の
開口部を作るようにしたためリード線の端部にあるコネ
クターを通す必要がなくなって開口部を極力狭くするこ
とができる。その結果、合成樹脂化したボックスカバー
又はボックスベースにおいて、リード線用の開口部を使
って内蔵ロムの強制的な出し入れを行うような不正行為
が阻止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 基盤ボックスの正面図である。 【図2】 拡大図Z1を含む図1のW−W線断面図であ
る。 【図3】 拡大図Z2を含む図1のX−X線断面図であ
る。 【図4】 拡大図Z3を含む図1のY−Y線断面図であ
る。 【図5】 基盤ボックスの分解斜視図である。 【図6】 パチンコ機の裏面図である。 【図7】 他の形態を示す基盤ボックスの正面図であ
る。 【符号の説明】 1 …遊技機用基盤ボックス 4 …ボックスベース 5 …ボックスカバー 5a〜5d…周側板 6 …制御基盤 10…リード線用ゲート 11…リード線 12…開口部 14…補強リブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボックスベースにボックスカバーを嵌め
    て箱形に形成するとともにその内部に制御基盤を収容す
    るようになし、次の〜の要件を具備してなることを
    特徴とする遊技機用基盤ボックス。 前記ボックスカバー又はボックスベースを合成樹脂で
    形成する。 ボックスカバー又はボックスベースの何れか一方の側
    面に配線用のリード線を引き出すリード線用ゲートを形
    成する。 前記リード線用ゲートは、ボックスベース又はボック
    スカバー側に開口するコ字状の切欠形態であって、ボッ
    クスカバーをボックスベースに嵌め合わせた状態でボッ
    クスベース又はボックスカバーとの間にリード線挿通用
    の開口部ができるように設定する。 前記リード線用ゲートを補強リブで囲う。
JP2002158184A 2002-05-30 2002-05-30 遊技機用基盤ボックス Withdrawn JP2003019328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009281299A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 扇風機
CN101890230A (zh) * 2009-05-21 2010-11-24 京乐产业.株式会社 弹球盘游戏机用游戏盘及其制造方法

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Effective date: 20080401

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Effective date: 20080416