JP2003017749A - n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電極及びその製造方法 - Google Patents

n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電極及びその製造方法

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JP2003017749A
JP2003017749A JP2002103409A JP2002103409A JP2003017749A JP 2003017749 A JP2003017749 A JP 2003017749A JP 2002103409 A JP2002103409 A JP 2002103409A JP 2002103409 A JP2002103409 A JP 2002103409A JP 2003017749 A JP2003017749 A JP 2003017749A
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zinc oxide
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Kim Han-Ki
ハン−キ,キム
Seon Tae-Ieon
タエ−イェオン,セオン
Kim Kyoun-Kuuku
キョウン−クーク,キム
Park Seon-Ju
セオン−ジュ,パーク
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Gwangju Institute of Science and Technology
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Gwangju Institute of Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温の融点を有する金属で高温で
も安定した高品位オーミックコンタクトを形成させた、
n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオードに使用さ
れる金属電極及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明によるn型酸化亜鉛系半導
体を用いた発光ダイオード用金属電極は、1,500℃
〜3,500℃の融点を有する遷移金属または該遷移金
属から選ばれた少なくともいずれか1種を含む合金から
なるか、またはInまたはIn化合物からなることを特
徴とする。本発明のn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光
ダイオード用金属電極によると、高温でも低い非接触抵
抗及び平坦な金属電極の表面を維持することで酸化亜鉛
系半導体の発光素子及びレーザーダイオードの開発に利
用することができ、高温で安定した酸化物層を伝導層及
び拡散障壁として利用することにより、発光ダイオード
の製作の際の付加的な工程を省くことができるため、酸
化亜鉛系半導体の商業化を加速させるものと期待され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、n型酸化亜鉛系半
導体を用いた発光ダイオード用金属電極及びその製造方
法に関し、特に高温の融点を有する金属を用いて高温で
も安定した高品位オーミックコンタクトを形成した、n
型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオードに使用され
る金属電極及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、酸化亜鉛系半導体は、透明電極、
太陽電池のウィンドウ物質、及びバリスタ素子等の光素
子分野に使われてきた。そして、酸化亜鉛が持っている
広いバンドギャップにより発光ダイオードとレーザーダ
イオードのような光素子で使用される窒化ガリウム(G
aN)半導体を代替する物質として脚光を浴びている。
【0003】最近、日本のOhota氏は、米国物理学
会誌(Applied Physics Letter
s 77、475、2000)にp−SrCu
n−ZnOを用いたp−n型ヘテロ接合赤外線発光ダイ
オードの製造に関する論文を発表することにより、酸化
亜鉛を用いた光素子の研究を加速させている。かかる酸
化亜鉛系半導体を用いて青/緑色及び紫外線を発する短
波長発光ダイオードとレーザーダイオードのような光素
子を具現するためには何よりも半導体と金属との間に良
質のオーミックコンタクトを形成しなければならない。
【0004】最近、n型酸化亜鉛系半導体においてオー
ミックコンタクト特性の低下を克服するために反応層と
注入層との間に亜鉛(Zn)の外部拡散を抑制させる拡
散障壁として様々な金属電極を使用したが、300℃以
上の高温では所望する効果は得られなかった。
【0005】従って、高温で安定したオーミックコンタ
クト方法の開発が切実に求められているが、これに対す
る研究が未だに不充分な状態であるのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする技術的課題は、高温の融点を有する遷移金
属を用いて高温で熱的、電気的、構造的に優れたオーミ
ックコンタクトを形成するn型酸化亜鉛系半導体を用い
た発光ダイオード用金属電極及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を達成す
るための本発明の一例によるn型酸化亜鉛系半導体を用
いた発光ダイオード用金属電極は、1,500℃〜3,
500℃の融点を有する遷移金属または前記遷移金属か
ら選ばれた少なくともいずれか1種を含む合金からなる
ことを特徴とする。このとき、前記遷移金属は、Ru、
Hf、Ir、Mo、Re、W、V、Pt、PdまたはT
aであることが好ましい。
【0008】前記技術的課題を達成するための本発明の
他の例によるn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオ
ード用金属電極は、InまたはIn化合物からなること
を特徴とする。このとき、In化合物は、InSn、I
nZn、InMgまたはInGaであることが好まし
い。
【0009】前記技術的課題を達成するための本発明の
それぞれの例において、前記金属電極の厚さは、1〜
1,000nmであることが好ましい。
【0010】前記技術的課題を達成するための本発明の
一例によるn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオー
ド用金属電極の製造方法は、1,500℃〜3,500
℃の融点を有する遷移金属または前記遷移金属から選ば
れた少なくともいずれか1種を含む合金を蒸発法または
スパッタリング法で蒸着して形成することを特徴とす
る。このとき、遷移金属は、Ru、Hf、Ir、Mo、
Re、W、V、Pt、PdまたはTaであることが好ま
しい。
【0011】前記技術的課題を達成するための本発明の
他の例によるn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオ
ード用金属電極の製造方法は、前記n型酸化亜鉛系半導
体上にInまたはIn化合物を蒸発法またはスパッタリ
ング法で蒸着して形成することを特徴とする。このと
き、前記In化合物は、InSn、InZn、InMg
またはInGaであることが好ましい。
【0012】前記技術的課題を達成するための本発明の
それぞれの例では、更に、前記金属電極を形成した後
に、酸素、窒素またはアルゴン雰囲気下において熱処理
する段階を含むことができ、前記熱処理は、100℃〜
1,200℃の温度で1秒〜3時間の間行われることが
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例
を、添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明によるn型酸化亜鉛系半導
体を用いた発光ダイオードに使用される金属電極を説明
するための概略図である。
【0015】図1を参照すると、発光ダイオード100
は、酸化アルミニウム基板(Al)110上に形
成されたn型酸化亜鉛系半導体120とn型酸化亜鉛系
半導体120上に形成された融点が1,500〜3,5
00℃の遷移金属からなる金属電極130とからなる。
【0016】このとき、金属電極130は、融点が1,
500〜3,500℃の遷移金属の中でRu(ルテニウ
ム)、Hf(ハフニウム)、Ir(イリジウム)、Mo
(モリブデン)、Re(レニウム)、W(タングステ
ン)、V(バナジウム)、Pt(プラチナ)、Pd(パ
ラジウム)またはTa(タンタル)等の金属及びそれら
から選ばれた少なくともいずれか1種が含まれた合金か
らなる場合には、酸化亜鉛系半導体に存在する酸素と金
属電極との反応が起こりやすいことから更に好ましい。
一方、金属電極は、InまたはIn化合物からなること
が好ましい。
【0017】以下、本発明によるn型酸化亜鉛系半導体
を用いた発光ダイオード用金属電極の製造方法を説明す
る。
【0018】(実施例1)まず、基板上に形成されたn
型酸化亜鉛(ZnO)半導体を超音波洗浄器内で50℃
温度のトリクロロエチレン、アセトン、メタノール及び
蒸留水でそれぞれ5分間表面洗浄する。そして、表面洗
浄したn型酸化亜鉛半導体を100℃で10分間ハード
ベーキングして残存する水分を除去した後、n型酸化亜
鉛半導体上にフォトレジストを5,500rpmでスピ
ンコーティングする。
【0019】次に、フォトレジストがコーティングされ
た酸化亜鉛半導体を85℃で15分間ソフトベーキング
し、パターンを現像するためのマスクを酸化亜鉛半導体
上に位置させる。そして、マスク上に22.8mW強度
の紫外線を15秒間照射した後、現像液と蒸留水との比
を1:4に混合した溶液中に酸化亜鉛半導体を25秒間
浸漬させて現像する。
【0020】その後、パターンが現像された酸化亜鉛半
導体を、HCl:HOの割合が1:1の溶液に1分間
浸漬させることにより、酸化亜鉛半導体上の汚染層を除
去する。
【0021】次に、酸化亜鉛半導体上に電子ビーム蒸着
器を用いた蒸発法でRu成分の金属電極を500Åの厚
さで形成する。
【0022】続いて、アセトンを用いてリフトオフ工程
を施し、オーミックコンタクトが形成された金属電極を
備えた発光ダイオードを製造する。
【0023】一般に、熱電子放出は、ドーピング濃度1
17cm−3以下で起こり、熱電子電界放出は、ドー
ピング濃度1017cm−3〜1018cm−3で起こ
り、電界放出は、ドーピング濃度1018cm−3で起
こる。ゆえに、1017cm −3より低いドーピング濃
度では、金属と半導体との間の接触障壁を越えてキャリ
アが流れるようになるが、ドーピング濃度が増加して1
17cm−3以上になると、金属と半導体との間の接
触障壁に関係なくトンネリングによりキャリアが流れる
ようになる。従って、実施例1のように、Ru金属で高
温でも安定したオーミックコンタクトを形成する場合
に、n型酸化亜鉛半導体のドーピング濃度は1017
−3以上でなければならない。
【0024】(実施例2)実施例1により形成された金
属電極のオーミックコンタクトを更に向上するために、
急速加熱炉内に実施例1による発光ダイオードを装入
し、窒素雰囲気下において500℃で60秒間熱処理す
る。
【0025】(実施例3)実施例1により形成された金
属電極のオーミックコンタクトを更に向上するために、
急速加熱炉内に実施例1による発光ダイオードを装入
し、窒素雰囲気下において700℃で60秒間熱処理す
る。
【0026】以下、本発明による前記実施例のオーミッ
クコンタクトの特性を、添付した図面を参照して比較説
明する。
【0027】図2は、本発明による金属電極の非接触抵
抗を示すグラフであって、図2の(1)は、実施例1に
よる場合であり、図2の(2)は、実施例2による場合
であり、図2の(3)は、実施例3による場合である。
【0028】図3は、原子力顕微鏡で本発明による金属
電極の表面状態を観察した図であって、図3の(1)
は、実施例1による場合であり、図3の(2)は、実施
例2による場合であり、図3の(3)は、実施例3によ
る場合である。
【0029】(比較例1)図2及び図3を参照して、本
発明のそれぞれの実施例によるオーミックコンタクトの
特性、特に非接触抵抗及び表面状態を比較説明する。
【0030】図2の(1)及び図3の(1)を参照する
と、上述した実施例1の場合には、図2の(1)のグラ
フに示すように、非接触抵抗値が2.1×10−3oh
m−cmで低く示され、Ru金属電極の表面状態は、
図3の(1)のように非常に平坦であり、RMS粗度も
9Åの低い値を示す。
【0031】図2の(2)及び図3の(2)を参照する
と、上述した実施例2の場合には、熱処理により図2の
(1)の場合、即ち実施例1の場合より低い2.5×1
ohm−cmの非接触抵抗が示され、表面状態
は、図3の(2)のように均一であり、RMS粗度も1
1Åで、図3の(1)の場合、つまり実施例1の場合と
それほど大きな差を示していなかった。
【0032】図2の(3)及び図3の(3)を参照する
と、上述した実施例3の場合には、図2の(3)のグラ
フに示すように、非接触抵抗は5×10−5ohm−c
で更に低い値を示し、表面状態も図3の(3)のよ
うに平坦な表面を示し、RMS粗度も14Åで低い値を
示している。
【0033】従って、本発明の一例によるRuを用いた
金属電極は、発光ダイオードの製作時に必要となる低い
非接触抵抗と平坦な表面を実施例1のみならず、実施例
2及び実施例3のように急速熱処理した場合にも形成さ
れることが分かる。
【0034】図4は、本発明による酸化亜鉛半導体を用
いた金属電極の安定性についてのオージェ深さ方向分析
表であって、図4の(1)は、実施例1による場合であ
り、図4の(2)は、実施例2による場合であり、図4
の(3)は実施例3による場合である。かかるオージェ
深さ方向分析表は、n型酸化亜鉛系半導体に存在する亜
鉛イオンの外部拡散、n型酸化亜鉛系半導体に存在する
酸素の外部拡散及びRuイオンの内部拡散を示す。
【0035】(比較例2)図4を参照して、本発明のそ
れぞれの実施例による金属電極の安定性を比較説明す
る。
【0036】図4の(1)を参照すると、実施例1の場
合に酸化亜鉛半導体に存在する亜鉛イオンの外部拡散及
びRuイオンの内部拡散のような拡散反応がなく安定し
た状態の金属電極を維持している。かかる安定した状態
の金属電極は、図3の(1)に示すように、平坦な金属
電極の表面を維持する。
【0037】図4の(2)を参照すると、実施例2の場
合に酸化亜鉛半導体に存在する亜鉛イオンの外部拡散や
Ruイオンの内部拡散の傾向が同様に示されていない。
これは、500℃の高温でもRuオーミックコンタクト
が安定した状態で維持され得ることを示す。
【0038】図4の(3)を参照すると、実施例3の場
合に酸化亜鉛半導体から酸素の外部拡散が起こっている
ことが分かる。かかる酸素の外部拡散は、Ru金属電極
との反応を通じてRuO伝導性界面を形成させ、これ
は、亜鉛の外部拡散に対する拡散障壁として作用するよ
うになる。また、酸化亜鉛半導体からの酸素の外部拡散
は、酸素空孔を酸化亜鉛半導体の表面に残すが、これ
は、ドーパントとして作用し、キャリア濃度を増加させ
る役割をする。
【0039】図5は、本発明による金属電極の特性が見
られる視射角x−ray分析結果を示すグラフであっ
て、図5の(1)は、実施例1による場合であり、図5
の(2)は、実施例3による場合である。
【0040】(比較例3)図5を参照して、本発明のそ
れぞれの実施例による金属電極の特性のうち、成分を比
較説明する。
【0041】図5の(1)を参照すると、実施例1によ
る場合にRu金属のみのピーク強度を示しているが、こ
れは、常温では金属電極と酸化亜鉛半導体との反応が起
こっていないことを示す。
【0042】図5の(2)を参照すると、実施例3によ
る場合に酸素の外部拡散により形成されたRuO結晶
のピーク強度を示す。このように急速熱処理を行うこと
により形成されたRuO結晶は、拡散障壁及び伝導層
の役割を果たす。
【0043】上述した比較例1及び比較例3で説明した
通り、本発明による急速熱処理を施してオーミックコン
タクトを形成する場合には、次のような長所がある。
【0044】第一に、n型酸化亜鉛系半導体を用いた発
光ダイオードを熱処理する場合には、熱処理していない
場合より低い非接触抵抗を有し、金属電極の表面も平坦
に維持することにより、安定した高品質のオーミックコ
ンタクトを形成する。
【0045】第二に、n型酸化亜鉛系半導体と金属電極
との界面では、熱処理によりn型酸化亜鉛系半導体の酸
素と金属電極での金属とが反応して酸化物層が形成され
る。このように形成された酸化物層は、キャリアの注入
を容易にし、金属性伝導層の役割を果たす。それのみな
らず、高温では酸化亜鉛系半導体の亜鉛が拡散して亜鉛
空孔を形成するようになるが、この際、酸化物層は、亜
鉛空孔が半導体の表面でアクせプターとして作用するこ
とを防止する拡散障壁の役割を果たすようになる。
【0046】上述の如く、Ruは、低い仕事関数(Wo
rk function:4.71eV)と高い融点
(2,334℃)を有することにより、高温で安定した
オーミックコンタクトを形成するのみならず、伝導層と
拡散障壁の特性を同時に示す。
【0047】上述した本発明の実施例及び比較例は、R
uを例に挙げて説明したが、必ずしもこれに限るもので
はない。例えば、In化合物等または1,500℃〜
3,500℃の融点を有する遷移金属の中でV、In、
InSn、InZn、InMg、InGa等を使用する
場合には、酸化亜鉛半導体と金属電極との界面における
伝導層の形成が容易であり、Ta、W及びTa−Ru
は、拡散障壁の形成が容易である。
【0048】
【発明の効果】本発明によるn型酸化亜鉛系半導体を用
いた発光ダイオード用金属電極は、高温でも低い非接触
抵抗及び平坦な金属電極の表面を維持し、高温素子の商
業化のための基礎的段階を提供することで、最近の次世
代の青色発光物質として脚光を浴びている酸化亜鉛系半
導体の発光素子及びレーザーダイオードの開発に利用す
ることができる。
【0049】特に、高温熱処理時に伴う界面の反応によ
り形成された高温で安定した酸化物層を伝導層及び拡散
障壁として利用することにより、発光ダイオードの製作
の際に付加的に伝導層や拡散障壁を蒸着させる工程を省
くことができるため、酸化亜鉛系半導体の商業化を加速
させるものと期待される。
【0050】本発明は、前記実施例にのみ限定されず、
本発明の技術的思想内で当分野における通常の知識を有
する者により様々な変更が可能であることは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるn型酸化亜鉛系半導体を用いた発
光ダイオードに使用される金属電極を説明するための概
略図である。
【図2】図2(1)、(2)及び(3)は、本発明によ
る金属電極の特性を示すグラフである。
【図3】図3(1)、(2)及び(3)は、本発明によ
る金属電極の特性を示す写真である。
【図4】図4(1)、(2)及び(3)は、本発明によ
る金属電極の特性を示すグラフである。
【図5】図2(1)及び(2)は、本発明による金属電
極の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
100 発光ダイオード 110 酸化アルミニウム基板 120 n型酸化亜鉛系半導体 130 金属電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 タエ−イェオン,セオン 大韓民国,500−712 クワンジュ,ブーク −ク,オリョン−ドン 1,クワンジュ インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 キョウン−クーク,キム 大韓民国,500−712 クワンジュ,ブーク −ク,オリョン−ドン 1,クワンジュ インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジー内 (72)発明者 セオン−ジュ,パーク 大韓民国,500−712 クワンジュ,ブーク −ク,オリョン−ドン 1,クワンジュ インスティチュート オブ サイエンス アンド テクノロジー内 Fターム(参考) 4M104 AA03 BB04 BB06 BB07 BB13 BB16 BB17 BB18 CC01 DD34 DD37 DD68 DD79 DD80 GG04 HH05 5F041 AA21 AA42 CA41 CA83 CA84 CA98 CA99 FF01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,500℃〜3,500℃の融点を有
    する遷移金属または該遷移金属から選ばれた少なくとも
    いずれか1種を含む合金からなることを特徴とするn型
    酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電極。
  2. 【請求項2】 前記遷移金属が、Ru、Hf、Ir、M
    o、Re、W、V、Pt、PdまたはTaであることを
    特徴とする請求項1に記載のn型酸化亜鉛系半導体を用
    いた発光ダイオード用金属電極。
  3. 【請求項3】 InまたはIn化合物からなることを特
    徴とするn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード
    用金属電極。
  4. 【請求項4】 前記In化合物が、InSn、InZ
    n、InMgまたはInGaであることを特徴とする請
    求項3に記載のn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイ
    オード用金属電極。
  5. 【請求項5】 厚さが、1〜1,000nmであること
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のn
    型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電
    極。
  6. 【請求項6】 n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイ
    オード用金属電極の製造方法において、前記金属電極
    は、前記n型酸化亜鉛系半導体上に1,500℃〜3,
    500℃の融点を有する遷移金属または前記遷移金属か
    ら選ばれた少なくともいずれか1種を含む合金を蒸発法
    またはスパッタリング法で蒸着して形成することを特徴
    とするn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用
    金属電極の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記遷移金属が、Ru、Hf、Ir、M
    o、Re、W、V、Pt、PdまたはTaであることを
    特徴とする請求項6に記載のn型酸化亜鉛系半導体を用
    いた発光ダイオード用金属電極の製造方法。
  8. 【請求項8】 n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイ
    オード用金属電極の製造方法において、前記金属電極
    は、前記n型酸化亜鉛系半導体上にInまたはIn化合
    物を蒸発法またはスパッタリング法で蒸着して形成する
    ことを特徴とするn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダ
    イオード用金属電極の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記In化合物が、InSn、InZ
    n、InMgまたはInGaであることを特徴とする請
    求項8に記載のn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイ
    オード用金属電極の製造方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記金属電極を形成した後に、
    酸素、窒素またはアルゴン雰囲気下において熱処理する
    段階を含むことを特徴とする請求項6または8に記載の
    n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電
    極の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記熱処理が、100℃〜1,200
    ℃の温度で1秒〜3時間の間行われることを特徴とする
    請求項10に記載のn型酸化亜鉛系半導体を用いた発光
    ダイオード用金属電極の製造方法。
JP2002103409A 2001-04-25 2002-04-05 n型酸化亜鉛系半導体を用いた発光ダイオード用金属電極及びその製造方法 Pending JP2003017749A (ja)

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