JP2003017260A - 有機el素子の検査方法 - Google Patents

有機el素子の検査方法

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JP2003017260A
JP2003017260A JP2001199485A JP2001199485A JP2003017260A JP 2003017260 A JP2003017260 A JP 2003017260A JP 2001199485 A JP2001199485 A JP 2001199485A JP 2001199485 A JP2001199485 A JP 2001199485A JP 2003017260 A JP2003017260 A JP 2003017260A
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Taku Kobayashi
卓 小林
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
    • H10K71/70Testing, e.g. accelerated lifetime tests

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】有機EL素子の整流特性の良否を短時間かつ容
易に判断することができる検査方法を提供することであ
る。 【解決手段】ストライプ状に配列され互いに交差する複
数の陽極10と複数の陰極20とを有し、複数の陽極1
0と複数の陰極20とが交差する交差部分を単位有機E
L画素30として構成しマトリクス駆動方式で駆動され
る有機EL素子100を、複数の陽極10を開放しかつ
複数の陰極20を走査側駆動回路130に接続した状態
において、走査側駆動回路130が、接続された複数の
陰極20の一つにアース電位を与え、他の陰極20との
間に所定の検査電圧を印加して、アース電位を与えられ
た陰極20に接続された単位有機EL画素30の発光の
有無で検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機EL素子の検
査方法に関する。更に詳しくは、ストライプ状に配列さ
れ互いに交差する複数の陽極と複数の陰極とを有し、複
数の陽極と複数の陰極とが交差する公差部分が単位有機
EL画素として構成され単純マトリクス方式で駆動され
る有機EL表示素子の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子は、陽極と、陰極と、陽極
と陰極との間に形成された有機EL発光層とを有してい
る。このような構成の有機EL素子においては、通常陽
極は透明電極となり、陰極は背面電極となっている。こ
の有機EL素子の陽極と陰極との間に電圧を印加する
と、陽極から注入された正孔と陰極から注入された電子
とが有機EL発光層において再結合して、注入された正
孔と電子との再結合によって生ずるエネルギーによって
有機発光層が発光するという発光現象が生ずる。
【0003】現在開発され用いられている単純マトリク
ス方式で駆動する有機EL素子は、かかる構成を利用し
ており、互いに交差するストライプ状に配列された陽極
と陰極とを有し、これらの電極が交差する交差部分にお
いてこれらの電極の間に有機EL発光層を形成してい
る。従って複数の陽極と複数の陰極とが交差する公差部
分は、陽極と陰極とその間に形成された有機EL発光層
という有機EL素子の構造を有することになる。つまり
この陽極と陰極とが交差部分において1つの有機EL素
子の構造を有することになる。
【0004】そしてストライプ状に配列された陽極と陰
極のうちから任意に陽極と陰極とを選択して電圧を印加
すると、電圧が印加された陽極と陰極とが交差する部分
に位置する有機EL発光層が発光する。つまり陽極と陰
極とが交差する公差部分が単位有機EL画素として構成
されることになる。
【0005】従ってストライプ状に配列された陽極と陰
極のうちからそれぞれ1つずつ選択して電圧を印加する
と、選択された陽極と陰極との交差する公差部分が1つ
の単位有機EL画素として発光することになる。そして
選択される陰極と順次移動させると、発光する単位有機
EL画素は、選択される陰極の移動と共に、電圧が印加
された陽極上を順次移動することになる。従って電圧を
印加する陽極と陰極とを移動させることによって、発光
する単位有機EL画素を移動させて画像を表示すること
ができる。なお単純マトリクス駆動方式で駆動される有
機EL素子においても、通常陽極は透明電極として構成
され、陰極は背面電極として構成される。
【0006】ここで通常の単純マトリクス駆動方式の有
機EL素子を図5に示し、また図6に有機EL素子にお
ける電流の流れ及び発光のあり方を示す。単純マトリク
ス駆動方式の有機EL素子100は、図5に示すよう
に、通常は、ストライプ状に配列された複数の陽極10
とストライプ状に配列された複数の陰極20とが交差す
る交差部分を単位有機EL画素30とする画像表示部
と、その表示部の外延に陽極引き出し線40と陰極引き
出し線50とを有している。図5に示す有機EL素子に
おいては、ストライプ状に配列された陽極10は上下方
向に延びており、ストライプ状に配列された陰極20は
水平方向に延びている。
【0007】このように構成された有機EL素子100
において、図6に示すように陽極10aと陰極20aと
を選択して電圧をかけると、陽極10aと陰極20aの
交点に位置する○を付した単位有機EL画素30aが発
光することになる。この単位有機EL画素30aにおい
て陽極10a側から陰極20a側へ電流が流れるからで
ある。
【0008】このような有機EL素子100は、通常図
7に示すように、データ側駆動回路110及び走査側駆
動回路130によって駆動される。データ側駆動回路1
10は通常陽極引き出し線40と接続しているデータ側
接続回路120を介して、有機EL素子100の複数の
陽極10のうちから任意の陽極10を選択して所定の電
流を流すように制御している。例えば選択された陽極1
0は20Vとなっており、それ以外の陽極10は0Vと
なっている。走査側駆動回路130も通常は陰極引き出
し線50と接続している走査側接続回路140を介し
て、選択された一つの陰極20を0Vの電位(アース電
位)とし、他の陰極20を所定の電位例えば20Vの電
位となるように制御している。なおデータ側駆動回路1
10も走査側駆動回路130も共に図示しない電力源に
接続され、電力の供給を受けている。
【0009】このようにすると図7において○で示すよ
うに、20Vの電位の陽極10と0Vの電位の陰極20
との交点に位置する単位有機EL画素30が発光するこ
とになる。即ち20Vの電位の陽極10からアース電位
(0Vの電位)の陰極20へと電流が流れて、20Vの
電位の陽極と0Vの電位の陰極の交点に位置する単位有
機EL画素30が発光する。
【0010】走査側駆動回路130によってアース電位
の陰極を順次移動すると、発光する単位有機EL画素3
0は、0Vの電位の陰極20が移動すると共に移動する
ことになる。例えば図7において、20Vの電位とした
陽極10を移動させることなしに、走査側駆動回路13
0によって0Vの電位の陰極20を移動させると、発光
する単位有機EL画素30は、20Vの電位の陽極10
に沿って上下方向に移動する。そして発光した単位有機
EL画素30が残像となって明るい上下方向の輝線を観
察することができる。ここで0Vに選択された陰極20
以外の陰極20を20Vの高い電位状態にしておくのは
確実に20Vの電位の陽極10から0Vの電位(アース
電位)の陰極20のみに電流を流すためである。
【0011】このように単位有機EL画素は、上述のよ
うに陽極側から陰極側に向けて電流が流れる場合に発光
する。そして逆に陰極側から陽極側へは電流が流れにく
いというダイオードのような整流特性を有している。し
かし有機EL素子の製造時に異物が内部に混入すること
によって、単位有機EL画素に欠陥が生じて整流特性が
低下することがある。単純マトリクス駆動方式で駆動す
る有機EL素子において、この整流特性が低下すると、
陰極から陽極へとリーク電流が流れるという事態が生ず
ることなり、初期の段階から輝度むら、非選択画素の発
光等の表示品質の不良が生じたり、また初期には表示上
の問題がない場合でも使用中の欠陥拡大により前述の表
示品質不良に至ってしまうことになる。そこで有機EL
素子については整流特性の検査が行われている。
【0012】整流特性の検査としては、実際にリーク電
流を計測して、その値から有機EL素子の整流特性の良
否を判断するという電気的な検査を行う手法がある。例
えば特開平10−321367号公報には、単純マトリ
クス駆動方式で駆動する有機EL素子の任意の2つの走
査電極即ち陰極或いはデータ電極即ち陽極の間に電圧を
印加して、電圧が印加された2つの電極間を流れるリー
ク電流値を検出するという手法が開示されている。
【0013】この特開平10−321367号公報にお
いて開示された手法においては、任意の2つの陽極ある
いは2つの陰極に電圧を印加してその2つの電極間を流
れる電流値を検出する必要があるために、電流を検出す
る検出器に接続された切換装置に陽極或いは陰極の全て
を接続しておく必要がある。即ち切換装置に接続された
全ての陽極或いは陰極のうちから電気的に2つを選択
し、順次選択される2つの電極を切り替えて、電流値を
検出することになる。従ってこのような切換装置、電流
値を検出する検出器、電圧を印加するための電流発生装
置等が必要となるために、それだけ設備が大きくなり、
コストも増大することになる。
【0014】また任意の陽極或いは陰極間のリーク電流
を順番に測定するために、同時測定ができず、そのため
に測定に時間がかかることになる。特に単位有機EL画
素の数即ちストライプ状に配列された陽極及び陰極の数
が増大すると、それだけ測定する回数が増大してそれだ
け測定時間が増大することになる。
【0015】そこで本発明は上記事情を鑑みてなされた
ものであり、本発明の目的とするところは、有機EL素
子の整流特性の良否を短時間かつ容易に判断することが
できる検査方法を提供することにある。
【0016】
【発明を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、ストライプ状に配列され互いに交差する複数の陽
極と複数の陰極とを有し、該複数の陽極と該複数の陰極
とが交差する交差部分を単位有機EL画素として構成し
マトリクス駆動方式で駆動される有機EL素子の検査方
法であって、前記複数の陽極を開放しかつ前記複数の陰
極を走査側駆動回路に接続した状態において、該走査側
駆動回路が、接続された前記複数の陰極の一つにアース
電位を与え、他の陰極との間に所定の検査電圧を印加し
て、該アース電位を与えられた該陰極に接続された前記
単位有機EL画素の発光の有無で検査することを特徴と
する有機EL素子の検査方法を発明した。
【0017】上述したように、ストライプ状に配列され
互いに交差する複数の陽極と複数の陰極とを有し、複数
の陽極と複数の陰極とが交差する交差部分が単位有機E
L画素として構成されマトリクス駆動方式で駆動される
有機EL素子においては、陽極側から陰極側へと電流が
流れた単位有機EL画素が発光し、また単位有機EL画
素は陽極側から陰極側へのみ電流が流れるという整流特
性を有している。
【0018】そこでマトリクス駆動方式の有機EL素子
において、その陽極を開放状態にして、その陰極を走査
側駆動回路に接続して複数の陰極のうちの一つにアース
電位を与えて他の陰極に適切な検査電圧を印加する。こ
こで全ての単位有機EL画素が正常な整流特性を有して
いると各単位有機EL画素において陰極側から陽極側へ
電流が流れることはない。従って陽極を流れる電流は存
在しないので単位有機EL画素は発光することはない。
【0019】しかし単位有機EL画素のうちに整流特性
に欠陥がある単位有機EL画素がある場合において、欠
陥がある単位有機EL画素が接続された陰極に検査電圧
が印加され、他の陰極にアース電位が与えられると、整
流特性に欠陥がある単位有機EL画素において陰極側か
ら陽極側へとリーク電流が流れることになる。そして単
位有機EL画素の陽極側に流れたリーク電流はその単位
有機EL素子が接続された陽極を流れて、アース電位が
与えられた陰極に接続された単位有機EL画素において
陽極側から陰極側へとそのリーク電流が流れることにな
る。このようにアース電位が与えられた陰極に接続され
た単位有機EL画素の陽極側から陰極側へとリーク電流
が流れるとその単位有機EL画素は発光することにな
る。
【0020】従ってアース電位が与えられた陰極に接続
された単位有機EL画素の発光の有無によって、有機E
L素子に整流特性に欠陥がある単位有機EL画素が含ま
れているか否かを検査することができる。
【0021】また発光した単位有機EL画素の輝度は、
整流特性に欠陥がある単位有機EL画素からリークした
リーク電流の電流値の大きさに対応しているので、輝度
からリーク電流の電流値の大きさ、更には単位有機EL
画素の整流特性の欠陥の程度を判断することが可能とな
る。
【0022】なおアース電位が与えられた陰極に整流特
性に欠陥がある単位有機EL画素が接続されている場合
がありうる。この場合には他の陰極に接続された単位有
機EL画素にうちに整流特性に欠陥がある有機EL画素
がない限り、いずれの単位有機EL画素も発光しないこ
とになる。従ってアース電位が与えられる陰極を少なく
とも1回他の陰極へと移動させることによって、有機E
L素子を検査することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の有機EL素子の検査方法
の実施の形態を説明する。
【0024】本発明の有機EL素子の検査方法は、検査
の対象となる有機EL素子の複数の陽極を開放しかつ複
数の陰極を走査側駆動回路に接続した状態において、走
査側駆動回路が、接続された複数の陰極の一つにアース
電位を与え、他の陰極との間に所定の検査電圧を印加し
て、アース電位を与えられた陰極に接続された単位有機
EL画素の発光の有無で検査する。
【0025】ここで本発明の有機EL素子の検査方法で
検査される有機EL素子は、既に述べたようにストライ
プ状に配列され互いに交差する複数の陽極と複数の陰極
とを有し、複数の陽極と複数の陰極とが交差する交差部
分が単位有機EL画素として構成されマトリクス駆動方
式で駆動される有機EL素子である。そして有機EL素
子は、通常、その外延部に陽極引き出し線と陰極引き出
し線とを有しており、有機EL素子をマトリクス駆動方
式で駆動する場合には、通常陽極引き出し線にデータ側
駆動回路を接続し、陰極引き出し線に走査側駆動回路を
接続して行われる。
【0026】本発明の有機EL素子の検査方法において
は、検査の対象となる有機EL素子の複数の陽極を開放
しかつ複数の陰極を走査側駆動回路に接続する。これ
は、通常のマトリクス駆動方式で駆動する場合とは異な
り、陽極引き出し線に何も接続せずに、開放した状態に
おいて、陰極引き出し線に走査側駆動回路を接続して実
行することができる。この場合マトリクス駆動方式にお
いて通常用いられる走査側駆動回路を用いて、複数の陰
極のうちの一つにアース電位を与え、他の陰極に電圧を
印加し、アース電位とする陰極を順次移動させることが
できる。例えば製品に組み付けられるICチップを実装
した回路基板をそのままを用いることができる。
【0027】なお走査側駆動回路と陰極引き出し線との
接続は、フレキシブルプリント回路基板(FPC)等の
接続回路の機能を有する基板を用いて行うこともできる
し、予め接続回路が組み込まれた走査側駆動回路を用い
て行うことができる。
【0028】本発明の検査方法においては、走査側駆動
回路が、接続された複数の陰極の一つにアース電位を与
え、他の陰極との間に所定の検査電圧を印加する。上述
したようにマトリクス駆動方式で用いられる通常の走査
側駆動回路を用いることによって、有機EL素子の複数
の陰極の一つにアース電位を与えて、他の陰極に検査電
圧を印加することができる。この場合検査電圧として
は、単位有機EL画素を発光させることができる電圧を
与えることができる。概ね5〜30Vの電圧を与えるこ
とができる。なお走査駆動回路は電力源から電力の供給
をうけて陰極に電圧を印加することができる。
【0029】このように有機EL素子の陰極の一つをア
ース電位とし、他の陰極に検査電圧を印加する場合、上
述したように、検査電圧が印加された陰極に接続された
単位有機EL画素のなかに整流特性に欠陥がある単位有
機EL画素が含まれていると、アース電位を与えられた
陰極に接続された単位有機EL画素が発光する。従って
このアース電位が与えられた陰極に接続された単位有機
EL画素の発光の有無を観察することによって、有機E
L素子の検査することができる。
【0030】更に詳しく述べると、この場合に発光する
単位有機EL画素は、整流特性に欠陥がある単位有機E
L画素が接続された陽極と同一の陽極に接続されかつア
ース電位の陰極に接続された単位有機EL画素である。
【0031】なお発光した単位有機EL画素の輝度の程
度は発光した単位有機EL画素を通過する電流の電流値
の大きさによって定まることから、整流特性に欠陥があ
る単位有機EL画素からリークした電流の電流値の大き
さが大きければそれだけ発光した単位有機EL画素の輝
度の大きさは大きくなる。従って発光した単位有機EL
画素の輝度の大きさを測定することによって、リーク電
流の電流値の大きさを知ることができ、電流値の大きさ
からリーク電流をリークする単位有機EL画素の整流特
性の欠陥の程度を認識することが可能となる。
【0032】また整流特性に欠陥がある単位有機EL画
素が2以上あり、これらが同一の陽極に接続されていな
い場合には、アース電位が与えられた陰極に接続された
異なる単位有機EL画素が発光することになる。この場
合リーク電流の電流値が大きい欠陥のある単位有機EL
画素が接続されている陽極と同一の陽極に接続されてい
る単位有機EL画素の方がより明るく発光することにな
る。即ち輝度が大きいことになる。従って同一の陰極上
に発光する単位有機EL画素が2つ以上ある場合には、
より明るく発光する単位有機EL画素が接続されている
陽極と同一の陽極に接続された単位有機EL画素の方が
欠陥の程度が大きいと言うことができる。
【0033】なお本発明の有機EL素子の検査方法にお
いては、走査側駆動回路を用いてアース電位が与えられ
る陰極を順次移動して走査することが好ましい。即ち上
述したように整流特性に欠陥がある単位有機EL画素が
検査電圧が印加された陰極に接続された場合に、アース
電位となっている陰極に接続された単位有機EL画素が
発光する。従って走査側駆動回路によってアース電位が
与えられる陰極を高速で移動させると、アース電位が与
えられた陰極の移動と共に整流特性に欠陥がある単位有
機EL画素が接続された陽極に接続された単位有機EL
画素が順次発光しながら移動する。
【0034】発光する単位有機EL画素がアース電位が
与えられた陰極と共に移動していくと、単位有機EL画
素の発光の残像によって、整流特性に欠陥がある単位有
機EL画素が接続されている陽極上に明るい輝線が形成
されることになる。それ故にこの明るい輝線が形成され
たか否かを観察することによって整流特性に欠陥がある
単位有機EL画素があるか否か検査することができる。
走査側駆動回路はアース電位となる陰極を高速で順次移
動させることができるので、本発明の有機EL素子の検
査方法においては、走査側駆動回路で陰極を走査して上
下方向の輝線の有無を観察することによって、整流特性
に欠陥がある単位有機EL画素が含まれているか否かを
検査することができる。
【0035】このように高速でアース電位となる陰極を
順次移動させて、発光する輝線の有無を観察することに
よって一度で有機EL素子を検査することができる。
【0036】なお輝線の輝度は発光した単位有機EL画
素の輝度によって決定されるので、整流特性に欠陥があ
る単位有機EL画素からリークしたリーク電流の電流値
の大きさが大きければそれだけ輝線の輝度が大きいこと
になる。従ってこの輝度の大きさを知ることによって、
リーク電流をリークする単位有機EL画素の整流特性の
欠陥の程度を認識することが可能となる。
【0037】更に上述の単位有機EL画素の発光の有無
をカメラで記録して検査することも可能である。カメラ
で記録することによって発光の有無の程度を繰り返して
確認することができ、発光を見落としたりするという不
都合を防止することができる。有機EL素子の発光する
表示面が正面になるようにカメラを設定して撮影するこ
とができる。
【0038】またカメラで記録した発光した単位有機E
L画素の輝度をコンピュータによって解析して定量値に
変換することも好ましい。このように輝度を定量値に変
換することによって、リーク電流の電流値の大きさを認
識することができ、単位有機EL画素の整流特性の欠陥
の程度を定量的に判断することができるようになる。
【0039】なおコンピュータによる解析は、輝度情報
とリーク電流の電流値との関係を与えておくことによっ
て、コンピュータの通常の処理能力を用いて行うことが
できる。
【0040】
【実施例】以下本発明の有機EL素子の検査方法の実施
例を図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0041】(実施例1)本発明の有機EL素子の検査
方法の対象となる有機EL素子は、通常は、図1に示す
ように、有機EL素子100は、その外延部に陽極引き
出し線40と陰極引き出し線50とを有している。なお
本実施例の有機EL素子100においても、陽極10は
上下方向にストライプ状に配列され、陰極20は水平方
向にストライプ状に配列されている。
【0042】そこで本発明の有機EL素子の検査方法に
おいては、図1に示すように陽極引き出し線40には何
も接続せず開放状態とし、陰極引き出し線50に走査側
駆動回路130を走査側接続回路140を介して接続す
る。そして走査側駆動回路130によって1つの陰極引
き出し線50にアース電位を与え、それ以外の陰極引き
出し線50に20Vの電圧を印加する。このようにして
複数の陰極20のうちの一つの陰極20にアース電位を
与えて、他の陰極20に20Vの検査電圧を印加する。
なおここでは走査側接続回路140として、通常用いる
フレキシブルプリント回路基板(FPC)を用いた。ま
た走査側駆動回路130ははやり通常用いられるICチ
ップが実装されたプリント回路基板を用いた。
【0043】この場合図1において×で示した位置に整
流特性に欠陥がある単位有機EL画素A、Bが存在する
と、○で示した位置にある単位有機EL画素C、Dが発
光することになる。発光した単位有機EL画素C及び単
位有機EL画素Dは、アース電位が与えられた陰極に接
続され、かつ整流特性に欠陥がある単位有機EL画素A
及び単位有機EL画素Bが接続されている陽極と同一の
陽極にそれぞれ接続されている。
【0044】そして整流特性に欠陥がある単位有機EL
画素A、Bのうちで図1において左上に位置する単位有
機EL画素Aの方が図1において右下に位置する単位有
機EL画素Bよりもリーク電流の電流値が大きいと、図
1において左側に位置する単位有機EL画素Cの方が、
図1において右側に位置する単位有機EL画素Dよりも
明るく発光する。即ち左側の単位有機EL画素Cの方が
右側の単位有機EL画素Dよりも輝度が高くなる。
【0045】ここで図2において、整流特性に欠陥があ
る単位有機EL画素Aから発光した単位有機EL画素C
への電流の流れを示す。×が付けられた位置にある単位
有機EL画素Aが接続されている陰極20を電流が流
れ、単位有機EL画素Aにおいて電流が陰極20側から
陽極10側へと逆に流れる。即ち整流特性に欠陥がある
単位有機EL画素Aにおいてリーク電流が発生する。そ
して単位有機EL画素Aの陽極10側へ流れたリーク電
流は単位有機EL画素Aが接続されている陽極10を流
れ、アース電位が与えられた陰極に接続された単位有機
EL画素Cにおいて陽極10側から陰極20側へとリー
ク電流が流れる。このとき単位有機EL画素Cは発光す
る。その後単位有機EL画素Cを流れたリーク電流はア
ース電位が与えられた陰極20を走査駆動回路130に
向けて流れる。
【0046】この場合発光した単位有機EL画素Cの輝
度は単位有機EL画素Cを流れるリーク電流の電流値の
大きさによって定まる。従って図1において左上の単位
有機EL画素Aの方が単位有機EL画素Bよりの整流特
性により欠陥があり、リーク電流の電流値が大きければ
それだけ単位有機EL画素Cの方が単位有機EL画素D
より輝度が大きいことになる。
【0047】このように有機EL素子100の陰極引き
出し線30に走査側駆動回路130を接続し、陰極20
のうちの一つにアース電位を与え、他の陰極20を20
Vとした状態において、図3に示すように、アース電位
が与えられた陰極20を走査側駆動回路130によって
順次高速で移動させる。
【0048】このようにアース電位となる陰極20を高
速で順次移動させ、他の陰極20には20Vの電圧を印
加すると、発光する単位有機EL画素30はアース電位
となる陰極20が移動すると共に移動する。このとき発
光する単位有機EL画素30は、アース電位が与えられ
た陰極20に接続されておりかつ単位有機EL画素AB
が接続された陽極10と同一の陽極10に接続された単
位有機EL画素30である。
【0049】従って発光する単位有機EL画素30は、
アース電位が与えられた陰極20の移動と共に、単位有
機EL画素Aが接続された陽極10上及び単位有機EL
画素Bが接続された陽極10上を移動することになる。
そしてこれらの発光した単位有機EL画素30の残像に
よって発光した上下方向の2本の輝線E、Fが単位有機
EL画素Aが接続された陽極10及び単位有機EL画素
Bが接続された陽極10上に現れることになる。
【0050】この場合単位有機EL画素Aのリーク電流
の方が単位有機EL画素Bのリーク電流よりも電流値が
大きいので、図3において左側の輝線Eの方が右側の輝
線F線よりも輝度が大きくなる。
【0051】検査を実行する人は、これらの輝線E、F
を肉眼で目視することによって、有機EL素子を検査す
ることができる。走査駆動回路を用いて、アース電位が
与えられる陰極を高速で順次移動させることによって、
短時間で全ての単位有機EL画素について判定すること
が可能となる。また走査駆動回路を用いてアース電位が
与えられる陰極を高速で順次移動させることによって現
れる上下方向の輝線の有無で整流特性の欠陥を判定する
ので、一度で有機EL素子を検査することができる。
【0052】(実施例2)本発明の有機EL素子の検査
方法においては、実施例1のように肉眼で発光の有無を
観察し、また輝線の輝度の程度を観察して有機EL画素
の検査をすることができるが、単位有機EL画素の発光
の有無をカメラに記録して検査することもできる。
【0053】即ち実施例2の有機EL素子の検査方法
は、本発明の検査の対象となる有機EL素子の複数の陽
極を開放しかつ複数の陰極を走査側駆動回路に接続した
状態において、走査側駆動回路が、接続された複数の陰
極の一つにアース電位を与え、他の陰極との間に所定の
検査電圧を印加して、アース電位を与えられた陰極に接
続された単位有機EL画素の発光の有無をカメラにより
記録して検査する有機EL素子の検査方法である。
【0054】図4に本実施例の概略を示す。なお図中に
ついては、同種の要素について他の図の場合と同一の符
号を用いる。
【0055】本実施例においては有機EL素子100に
おいても、陰極引き出し線(図示しない)に走査側接続
回路140を介して走査側駆動回路130に接続されて
いる。そして走査側駆動回路130は電力源150に接
続されて、電力の供給を受けている。なお本実施例では
走査側接続回路140としてプローブピンを用いた。な
お走査側駆動回路130は実施例1と同様にICチップ
を実装した回路基板を用いた。
【0056】そして実施例1と同様に走査側駆動回路を
用いて有機EL素子100によって1つの陰極引き出し
線(図示しない)をアース電位として、それ以外の陰極
引き出し線に20Vの電圧を印加する。このようにして
一つの陰極(図示しない)をアース電位として、他の陰
極を20Vとする。そして実施例1と同様に、アース電
位が与えられる陰極を走査側駆動回路130によって順
次高速で移動させる。
【0057】その結果発光した単位有機EL画素の残像
によって発光した上下方向に4本の輝線G、H、I、J
が現れている。なお本実施例では図4において左から2
番目の輝線Hの方が、一番左の輝線Gよりも輝度が大き
い。また左から3番目の輝線I及び左から4番目の輝線
Jの輝度は小さく、ほぼ同一である。
【0058】このように有機EL素子に現れた4本の輝
線G、H、I、Jをカメラ160で記録して、記録され
た画像データをコンピュータ180で処理した。コンピ
ュータ180で処理された画像データは、ディスプレイ
170上において入力画像171及び輝度情報172と
いう形態で表示される。
【0059】入力画像171には、4本の輝線G、H、
I、Jの画像G’、H’、I’、J’が映し出される。
また輝度情報172には4本の輝線G、H、I、Jの輝
度を解析して得た定量値が映し出される。定量値は輝度
の大きさを定量的に評価して表したものである。これら
の処理はコンピュータの通常の処理能力を用いて行うこ
とができる。この輝度情報172においては、最も明る
い輝線Hの定量値が最も大きくなっている。
【0060】
【発明の効果】本発明の有機EL素子の検査方法は、検
査に用いる設備に製品に組み付けられる走査駆動回路を
用いて行うことができる。また走査駆動回路を用いてア
ース電位が与えられる陰極を順次移動させることによっ
て全単位有機EL画素を短時間に検査することができ
る。
【0061】従って走査駆動回路の動作のみで検査でき
るので、検査するための回路の構成が簡単になり、従来
の方法に比べて、設備の構成を大幅に小型にでき、低コ
ストで行うことができる。
【0062】単位有機EL画素の発光によって検査を行
うので、目視による簡易的な判定が可能となる。
【0063】またカメラで発光の有無を記録することに
よって、発光の見落としを防止することができる。
【0064】更にカメラで記録された単位有機EL画素
の発光の輝度をコンピュータを用いて解析することによ
って、単位有機EL画素の整流特性の欠陥の程度を認識
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の有機EL素子の検査方法の概略を
示す図である。
【図2】 整流特性に欠陥がある単位有機EL画素と発
光した単位有機EL画素と間の電流の流れを示した図で
ある。
【図3】 実施例1においてアース電位が与えられる陰
極を移動させた場合の概略を示す図である。
【図4】 実施例2の有機EL素子の検査方法の概略を
示す図である。
【図5】 単純マトリクス駆動方式の有機EL素子の概
略を示す図である。
【図6】 (A)は、単純マトリクス駆動方式の有機E
L素子における発光する単位有機EL画素を模式的に示
した図であり、(B)は発光する単位有機EL画素にお
ける電流の流れを示す図である。
【図7】 単純マトリクス駆動方式で有機EL素子を駆
動させる概略を示した図である。
【符号の説明】
10:陽極 20:陰極 30:単位有機EL画素 40:陽極引き出し線 50:陰極引き出し線 100:有機EL素子 110:データ側駆動回路 120:データ側接続回路 130:走査側駆動回路 140:走査側接続回路 150:電力源 160:カメラ 170:ディスプレイ 180:コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/12 H05B 33/12 Z 33/14 33/14 A Fターム(参考) 2G086 EE03 EE12 3K007 AB18 BA06 DA01 DB03 EB00 FA00 5C094 AA42 AA43 AA48 BA27 CA19 DB02 DB04 FA01 FB01 FB20 GB10 5G435 AA14 AA17 BB05 CC09 KK05 KK10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライプ状に配列され互いに交差する
    複数の陽極と複数の陰極とを有し、該複数の陽極と該複
    数の陰極とが交差する交差部分が単位有機EL画素とし
    て構成されマトリクス駆動方式で駆動される有機EL素
    子の検査方法であって、 前記複数の陽極を開放しかつ前記複数の陰極を走査側駆
    動回路に接続した状態において、 該走査側駆動回路が、接続された前記複数の陰極の一つ
    にアース電位を与え、他の陰極との間に所定の検査電圧
    を印加して、該アース電位を与えられた該陰極に接続さ
    れた前記単位有機EL画素の発光の有無で検査すること
    を特徴とする有機EL素子の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記アース電位となる前記陰極を順次移
    動して走査する請求項1記載の有機EL素子の検査方
    法。
  3. 【請求項3】 前記発光の有無をカメラにより記録する
    請求項1又は2記載の有機EL素子の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記発光の有無をカメラにより記録し、
    コンピュータによって発光した単位有機EL画素の輝度
    を定量値に変換する請求項3記載の有機EL素子の検査
    方法。
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