JP2003017004A - 光源管の電極構造 - Google Patents

光源管の電極構造

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JP2003017004A
JP2003017004A JP2001200485A JP2001200485A JP2003017004A JP 2003017004 A JP2003017004 A JP 2003017004A JP 2001200485 A JP2001200485 A JP 2001200485A JP 2001200485 A JP2001200485 A JP 2001200485A JP 2003017004 A JP2003017004 A JP 2003017004A
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electrode
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grid
cathode electrode
light source
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Tomotaka Ezaki
智隆 江崎
Sashiro Kamimura
佐四郎 上村
Junko Yotani
純子 余谷
Hiroshi Yamada
弘 山田
Takeshi Nagameguri
武志 長廻
Hiroyuki Kurachi
宏行 倉知
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カソード基板から光源管の発光に寄与しない
グリッド電流を抑え、発光効率を向上させる光源管の電
極構造を提供する。 【解決手段】 カソード電極の表面に電子放出材料を設
置しかつグリッド電極2に向かって突出したドーム形状
を有するカソード電極1と、これに対向して設置された
アノード電極3と、カソード電極1とアノード電極3の
間に配設されたグリッド電極2とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源管の電極構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光表示管やFED(Field Em
ission Display)などに代表される光源
管のカソード電極において、金属基板上にカーボンナノ
チューブ等の電子放出材料を配置した電界放出型の電子
放出源を使用することが提案されている。図3は、従来
の光源管におけるカソード電極とアノード電極とグリッ
ド電極の関係を示す模式図である。
【0003】真空外囲器内において金属基板上にカーボ
ンナノチューブ等の電子放出材料を設置したカソード電
極1に対向してアノード電極3が平行に配置されてい
る。また、カソード基板1とアノード電極3の間にメッ
シュ部2−1と周辺部2−2から構成されるグリッド電
極2がカソード電極1とアノード電極3のそれぞれに対
して平行に配設されている。
【0004】この電極構造においてグリッド電極2は、
カソード電極1から電子4を引き出す電子引き出し電極
(制御電極)として作用する。すなわち、カソード電極
1に対しグリッド電極2が正電位となるように電圧を印
加すると、カソード電極近傍に形成される電界により電
子放出材料から電子が放出される、いわゆる電界電子放
出が起こり、カソード電極1より電子4が引き出され
る。カソード電極1から引き出された電子4のうちグリ
ッド電極2のメッシュ部2−1を通過したものは、アノ
ード電極3によりさらに加速され、この光源管が蛍光表
示管の場合はアノード電極3上に付着した蛍光面(図示
せず)に衝突する。この結果、蛍光面を構成する蛍光体
が電子衝撃により励起され、その蛍光体に応じた色で蛍
光面が発光する。しかしながら、カソード電極1から引
き出された電子は、グリッド電極2のメッシュ部2−1
を通過してアノード電極3に流入するもの(アノード電
流)の他に、グリッド電極2に流入するものもある(グ
リッド電流)。このグリッド電極2に流入する電子は光
源管の発光には寄与しない。さらに、グリッド電流には
メッシュ部2−1に衝突する電子によるものと周辺部2
−2に衝突する電子によるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カソード電極1とグリ
ッド電極2とを平行に設置すると、カソード電極1とグ
リッド電極2との間の等電位線もほぼ平行に分布するこ
とになる。すると、電子4は等電位線に対して垂直にグ
リッド電極2に向かって引き出されるため、カソード電
極1から垂直方向に、グリッド電極2に向かって引き出
され、周辺部2−2に衝突してグリッド電極2に流入す
る電子4−1が存在する。すなわち、この周辺部2−2
に衝突する電子4−1は、グリッド電流となり光源管の
発光に寄与しない。このような電子4−1の存在は、グ
リッド電流とアノード電流とを加えたトータル電流に対
するアノード電流の比率(以下、この比率を電流分配率
という)を低下させ、光源管の発光効率、ひいては発光
輝度を低下させる原因となっている。
【0006】従来ではこの問題を解決するために、図4
に示す電極構造が提案されている。図4は、図3の電極
構造において、カソード電極1上の周辺部2−2に対向
する場所にシールド1−3を設置したものである。シー
ルド1−3には、銅等の導電性のある材料が用いられ
る。このような構造においては、周辺部2−2に対向す
る場所からは電子4が放出されず、また、等電位線にグ
リッド電極2に対して傾きがあるためにシールドに隣接
した場所からもメッシュ部2−1に向けて電子が引き出
されるという効果がある。
【0007】しかし、この構造は、シールド1−3を設
置した結果、カソード電極1とグリッド電極2との距離
がシールド1−3と周辺部2−2との距離より長くなる
ため、本体1−4とメッシュ部2−1との間の電界強度
が弱くなるという新たな問題を引き起こした。電界強度
は等電位線の間隔、つまりカソード電極とグリッド電極
との距離に依存しており、カソード電極とグリッド電極
との距離が長くなるほど電界強度は弱くなる。そして、
カソード電極1からの電子4の放出量は電界強度に依存
しているので、本体1−4からメッシュ部2−1に引き
出される電子4は少なくなり、光源管の発光輝度が低下
する。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、カソード基板から光
源管の発光に寄与しないグリッド電流を抑え、発光効率
を向上させる光源管の電極構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の光源管の電極構造は、真空外囲器内
に少なくとも、アノード電極と、このアノード電極に対
向して略平行に配置された導体基板表面に電子放出材料
を配置したカソード電極と、アノード電極とカソード電
極との間にアノード電極とカソード電極より離間して配
設されたメッシュ状のグリッド電極とを有する光源管に
おいて、カソード電極は、グリッド電極の方向に突出し
たドーム形状を有することを特徴とする。
【0010】カソード電極がアノード電極の方向に突出
したドーム形状を有するため、ドームの頂上とその周辺
ではグリッド電極との距離が異なり、カソード電極とグ
リッド電極の間の電界強度に差が生じる。すなわちグリ
ッド電極との距離短いドーム頂上では、電界強度が強い
ために電子が放出されやすいが、ドームの頂上から周辺
に向かって離れるにつれて、グリッド電極とカソード電
極との距離が長くなり、電界強度も弱くなるので、電子
は放出されにくくなる。したがって、カソード電極のド
ーム周辺部がグリッド電極の周辺部と対向するようにカ
ソード電極とグリッド電極とを配置しても、グリッド電
極との距離が最も長いカソード電極のドーム周辺部分か
ら電子が引き出されることを抑え、グリッド電流を低減
することができる。
【0011】また、本発明の他の光源管の電極構造とし
て、カソード電極の表面には電子放出材料が設置されか
つ平板形状を有し、グリッド電極がカソード電極の方向
に突出したドーム形状を有しているようにしてもよい。
この場合も、グリッド電極がカソード電極方向に突出し
たドーム形状を有しているために、ドーム頂上と周辺で
はカソード電極との距離が異なり、それに伴って電界強
度が変化する。グリッド電極のドーム形状の周辺部とカ
ソード電極の端部は、距離が最も長く電界強度も弱くな
るので、周辺部に対向するカソード基板の端部からは電
子がほとんど引き出されなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。(第1の実施の形態)図1(a)は、本
発明の第1の実施の形態にかかる電極構造を備えた蛍光
表示管の断面図、図1(b)は本発明の第1の実施の形
態におけるカソード電極とアノード電極とグリッド電極
の関係を示す模式図である。
【0013】本実施の形態では、ガラス等の透明材から
なる真空外囲器5内に、この真空外囲器5前面内側に被
着した蛍光体(図示せず)およびアノード電極3が配置
され、このアノード電極3に対向して略箱状のグリッド
電極2がアノード電極3の方向にメッシュ部2−1を向
けて配設され、このグリッド電極の中に絶縁体6を介し
てカソード電極1が配設される。そして、カソード電極
1、グリッド電極2およびアノード電極3のそれぞれに
は、真空外囲器5の外に引き出された電線によって電圧
が印加される。
【0014】カソード電極1は、プレス加工してドーム
形状を有するように加工された金属基板上に、電子放出
材料としてカーボンナノチューブまたはカーボンナノフ
ァイバ等の電子放出材料が配置されている。このカーボ
ンナノチューブおよびカーボンナノファイバは、ドーム
状に形成された金属基板上にCVD法により配置するこ
とができる。ドーム形状は、頂上近傍1−1から周辺部
1−2にかけてなだらかな勾配がついている。このよう
なカソード電極は、このドーム形状がグリッド電極2の
方向に突出するように配設されている。
【0015】金属基板からなるグリッド電極2は、メッ
シュ部2−1と周辺部2−2とから構成される。本実施
の形態では、グリッド電極2の周辺部2−1とカソード
電極1の周辺部1−2が対向しかつ略平行になるように
設置されている。
【0016】金属基板からなるアノード電極3は、カソ
ード電極1の周辺部1−2とグリッド電極2のそれぞれ
に対して略平行に設置される。カソード電極1から引き
出されグリッド電極2を通過した電子4がアノード電極
3によって加速され、真空外囲器5の前面内側に被着し
た蛍光体に衝突することにより光源管は発光する。
【0017】この電極構造においてカソード電極1はグ
リッド電極2の方向に突出したドーム形状を有するの
で、対向するカソード電極1とグリッド電極2の距離
は、場所によって異なることになる。その結果、図1
(b)に示すように等電位線は、なだらかな曲線を描
き、かつカソード電極1とグリッド電極2との距離が最
も短くなるドーム頂上付近が最も密となる。
【0018】頂上近傍1−1では、対向するグリッド電
極2のメッシュ2−1との距離が短いために、カーボン
ナノチューブに作用する電界強度が最も大きくなり、カ
ソード電極1から対向するメッシュ2−1に向かって電
子4が放出されやすい。カソード基板1とグリッド電極
2の距離は、頂上近傍1−1から周辺部1−2に向かっ
て離れるにつれて長くなる。このため、電子4は、頂上
近傍1−1から周辺部1−2に向かって離れるにつれ
て、放出されにくくなる。周辺部1−2では、対向する
グリッド電極2の周辺部2−2との距離が最も長いため
に、電界強度は最も小さくなり、電子を引き出すための
最小電界強度より小さければ、周辺部2−2に向かって
電子4はほとんど引き出されない。
【0019】したがって、上述したようにカソード電極
1をドーム形状にすることにより、カソード電極1から
グリッド電極2の支持部2−2衝突する無駄な電子4が
引き出されるのを防ぐことが可能となる。これによりグ
リッド電流が低減され、電流分配率が向上する。
【0020】この電流分配率の向上により、小電力化を
促進することが可能となる。また、これによりグリッド
電圧を低くすることが可能となり、材料、点灯装置など
のコストダウンが実現した。
【0021】さらに、電子がグリッド電極の周辺部に引
き出されないので、シールドが不要になる。その結果部
品点数が減るので、光源管の構造が簡略化でき、コスト
ダウンおよび製品の小型化が期待できる。
【0022】また、電子4は、カソード電極とグリッド
電極の間の等電位線に対して垂直方向に放出される傾向
がある。このため本実施の形態では、等電位線がグリッ
ド電極2の方向に突出したなだらかな凸形状を有するの
で、グリッド電極2のメッシュ部2−1を通過した電子
4は、メッシュ部2−1の面積よりもさらに広がり、メ
ッシュ部2−1の表面積よりも広い範囲でアノード電極
3に衝突する。これにより本実施の形態では、図3およ
び図4で示したような従来の光源管よりも広い発光面積
を得ることが可能となる。さらに、上述したようにメッ
シュ部2−1を通過した電子4は広がりを有するため、
グリッド電極2とアノード電極3の距離を図3および図
4で示したような従来の光源管におけるグリッド電極と
アノード電極の距離より短くしても、従来の光源管と同
じ発光面積を得ることが可能である。また、これにより
光源管の小型化も実現することができる。
【0023】なお、本実施の形態において、カソード電
極1の周辺部1−2とグリッド電極2の周辺部2−2が
対向するようにカソード電極1およびグリッド電極2が
形成されかつ配設されているが、本発明においてカソー
ド電極1およびグリッド電極2の形状および配設位置は
これに限定されない。カソード電極1とグリッド電極2
との距離が変わるようにカソード電極1がドーム形状を
有していればカソード基板1とグリッド電極2の形状お
よび配設位置を適宜変形、変更することは自由である。
【0024】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態におけるカソード電極とグリッド電極と
アノード電極の構成を示す模式図である。本実施の形態
は、第1の実施の形態と同様に図1(a)に示す蛍光表
示管の電極構造である。本実施の形態が第1の実施の形
態と異なるのは、カソード電極1とグリッド電極2の形
状である。カソード電極1は、平板の形状を有してい
る。グリッド電極2は、プレス加工によって成形された
ドーム形状を有している。このドーム形状は、カソード
基板1の方向に突出しており、頂上近傍2−1から周辺
部2−2にかけてなだらかな勾配がついている。グリッ
ド電極2は周辺部2−2がカソード電極1およびアノー
ド電極3と平行になるように配設される。
【0025】グリッド電極2がドーム形状を有するの
で、カソード電極1とグリッド電極2との距離は場所に
よって異なり、これによりカソード電極1とグリッド電
極2の間の電界強度も場所によって異なる。このため、
等電位線は図2に示すようにグリッド電極2の方向に突
出したなだらかな凸型形状を呈するので、電子4の放出
量も場所によって異なる。
【0026】すなわち、電界強度が最大となるカソード
電極1との距離が短い頂上近傍2−1に対向する場所に
あるカソード電極1からは、電子4が多量に引き出され
る。頂上近傍2−3から周辺部2−2に向かって離れる
につれてカソード電極1とグリッド電極2の距離は長く
なる。このため、頂上近傍2−3から周辺部2−2に向
かって離れるにつれて電界強度が小さくなるので、電子
4は引き出されにくくなる。そして、周辺部2−2に対
向する場所にあるカソード電極1は、対向するグリッド
電極2との距離が最も長いので、周辺部2−2に向かっ
て電子4は引き出されない。
【0027】したがって、上述したようにグリッド電極
2がカソード電極1の方向に突出したドーム形状を有す
ると、カソード電極1から周辺部2−2衝突する無駄な
電子4が引き出されるのを、防ぐことが可能となる。こ
れによりグリッド電流が低減され、電流分配率が向上す
る。
【0028】この電流分配率の向上により、小電力化を
促進することが可能となる。また、これによりグリッド
電圧を低くすることが可能となり、材料、点灯装置など
のコストダウンが実現した。
【0029】さらに、電子がグリッド電極の周辺部に引
き出されないので、シールドが不要になる。その結果部
品点数が減るので、光源管の構造が簡略化でき、コスト
ダウンおよび製品の小型化が期待できる。
【0030】また、本実施の形態において等電位線がカ
ソード電極1の方向に突出したなだらかな凸形状を有す
るので、グリッド電極2のメッシュ部2−1を通過した
電子4は、メッシュ部2−1の面積よりもさらに狭ま
り、メッシュ部2−1の表面積よりも狭い範囲でアノー
ド電極3に衝突する。
【0031】なお、図2おいて、グリッド電極2の周辺
部2−2にはメッシュ形状が形成されていないように描
かれているが、本発明においてカソード電極1とグリッ
ド電極2との距離が変化するようにグリッド電極2がカ
ソード電極1の方向に突出したドーム形状を有していれ
ば、グリッド電極2におけるメッシュ部2−1の範囲は
限定されず、適宜変形、変更するのは自由である。
【0032】また、実施の形態1および2において、カ
ソード電極1の電子放出材料としてカーボンナノチュー
ブまたはカーボンナノファイバを用いたが、電子放出材
料であればこれに限定されない。他にグラファイトナノ
ファイバやDLC(Diamond Like Car
bon)等その他種々の電子放出材料を使用することが
できる。
【0033】さらに、実施の形態1および2において、
本発明の電極構造を図1(a)で示すような蛍光表示管
の構成要素として説明したが、本発明はカソード電極と
グリッド電極との距離が変化するようカソード電極およ
びグリッド電極の形状がドーム形状を有していれば、本
発明を搭載する装置は蛍光表示管に限定されない。他に
FED等、種々の光源管の電極構造に用いることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、カソード電極がグリッド電極の方向に突
出したドーム形状を有することによりカソード電極中央
部と周辺部とで異なる電界強度分布を実現し、カソード
電極から引き出される電子において光源管の発光に寄与
しないグリッド電極の周辺部に衝突する電子が引き出さ
れるのを防ぎ、グリッド電流を抑えることができる。そ
の結果、光源管の電流分配率が上昇するのに伴って光源
管の発光輝度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の一実施の形態における蛍光表
示管の断面図、(b)本発明の一実施の形態におけるカ
ソード電極とグリッド電極とアノード電極の関係を示す
断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるカソード電極
とグリッド電極とアノード電極の関係を示す断面図であ
る。
【図3】 従来の光源管におけるカソード電極とグリッ
ド電極とアノード電極の関係を示す断面図である。
【図4】 図3に示す従来の光源管においてカソード電
極にシールドを設置した図である。
【符号の説明】
1…カソード電極、1−1…頂上近傍、1−2…周辺
部、1−3…シールド、1−4…本体、2…グリッド電
極、2−1…メッシュ部、2−2…周辺部、2−3…頂
上近傍、3…アノード電極、4…電子、4−1…電子、
5…真空外囲器、6…絶縁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 余谷 純子 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 山田 弘 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 長廻 武志 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 倉知 宏行 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 Fターム(参考) 5C036 EE01 EE16 EF14 EG12 EG16 EH01 5C039 MM02 MM09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空外囲器内に少なくとも、アノード電
    極と、 このアノード電極に対向して略平行に配置された導体基
    板表面に電子放出材料を配置したカソード電極と、 前記アノード電極と前記カソード電極との間に前記アノ
    ード電極と前記カソード電極より離間して配設されたメ
    ッシュ状のグリッド電極とを有する光源管において、 前記カソード電極は、前記グリッド電極の方向に突出し
    たドーム形状を有することを特徴とする光源管の電極構
    造。
  2. 【請求項2】 真空外囲器内に少なくとも、アノード電
    極と、 このアノード電極に対向して略平行に配置された導体基
    板表面に電子放出材料を配置したカソード電極と、 前記アノード電極と前記カソード電極との間に前記アノ
    ード電極と前記カソード電極より離間して配設されたメ
    ッシュ状のグリッド電極とを有する光源管において、 前記グリッド電極は前記カソード電極の方向に突出した
    ドーム形状を有していることを特徴とする光源管の電極
    構造。
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