JP4327385B2 - 光源管の電極構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源管に関し、特に光源管における電極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
光源管は、真空外囲器内に、アノード、カソード、グリッドメッシュを備えた三極構造を有し、カソードから放出された電子を、例えばアノードに付着した蛍光体に衝突させることにより発光を得るものである。
図4は、光源管の電極構造を模式的に表す図である。同図において、グリッドメッシュ7は、図示しない真空外囲器内に略平行に対向配置されたカソード2とアノード3から離間してカソード2に略平行に配置される。ここでカソード2は、鉄を含む金属基板上にカーボンナノチューブまたはカーボンナノファイバ等の電子放出材料を被着させたものである。
【0003】
この電極構造においてグリッドメッシュ7は、複数の開口部7−1を有するメッシュ状に形成され、カソード2から電子を引き出す電子引き出し電極(制御電極)として作用する。すなわち、電子放出源であるカソード2に対しグリッドメッシュ7が正電位となるように電圧を印加すると、電界の作用によってカソード2から電子が放出される。カソード2から引き出された電子のうち電界によって加速されたグリッドメッシュ7の開口部7−1を通過したものは、グリッドメッシュ5により正電位となるように電圧を印加されたアノード3によりさらに加速され、この光源管が蛍光表示管の場合はアノード3上に付着した蛍光体(図示せず)に衝突する。この結果、蛍光面を構成する蛍光体が電子衝撃により励起され、その蛍光体に応じた色で蛍光面が発光する。しかしながら、カソード2から引き出された電子の一部は、グリッドメッシュ7の開口部7−1を通過してアノード電極3に流入するもの(アノード電流)の他に、グリッドメッシュ7に流入するものがある(グリッド電流)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
グリッドメッシュ7にグリッド電流が流れることにより、そこで電力が消費され、グリッドメッシュ7は発熱し、膨張する。膨張の度合いはグリッド電流に比例し、十分な輝度を得るためカソード−グリッドメッシュ間に高い電圧をかけるとそれに伴ってグリッド電流も多くなる結果、膨張が大きくなり、ついにはグリッドメッシュ7は変形してしまう。このとき、図4(b)に示すようにグリッドメッシュ7がカソード2の方向に、つまりグリッドメッシュ7とカソード2との間隔が狭くなるように変形する場合は、カソード2近傍の電界強度が高まってより多くの電子が放出される結果、さらにグリッド電流が増えるために変形が増大し、最終的にはグリッドメッシュ7がカソード2と接触して、カソード2が破壊されるに至る場合がある。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、変形してもカソードに接触しないグリッドメッシュを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本願の第1発明(請求項1に係る発明)は、アノードと、このアノードに対向して略平行に配置され表面に電子放出材料が被着したカソードと、アノードとカソードとから離間してカソードに対して略平行に配置されたグリッドメッシュとから構成される光源管の電極構造において、グリッドメッシュは、アノードの方向に突出した直線的なリッジ部を有することを特徴とする。
この発明によれば、熱膨張によりグリッドメッシュが変形したとしても、グリッドメッシュがアノードの方向に変形するため、カソードとの接触を防ぐことができる。
また、グリッドメッシュがアノードの方向に変形することによって、カソード近傍の電界が弱まり、電子の放出量が低下する。その結果、グリッド電流も低下し、膨張の原因となる発熱を減らすという負帰還が作用する。
【0007】
本願の第2発明(請求項2に係る発明)は、グリッドメッシュのリッジ部の根元付近がグリッドメッシュの支持部材に固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、熱膨張によりグリッドメッシュが変形したとしても、リッジ部は根元付近を支持部材に固定されているのでほとんど変形せず、またリッジ部以外の部分は、リッジ部に略直角な方向に沿って外向きに膨張するため、カソードとの接触を防ぐことができる。
【0008】
本願の第3発明(請求項3に係る発明)は、アノードと、このアノードに対向して略平行に配置され表面に電子放出材料が被着したカソードと、アノードとカソードとから離間してカソードに対して略平行に配置されたグリッドメッシュとから構成される光源管の電極構造において、グリッドメッシュは、その一部に開口部のないベタパターン部を有することを特徴とする。
この発明によっても、グリッドメッシュがアノードの方向に変形するため、カソードとの接触を防ぐことができる。
また、本願の第1発明と同様に、負帰還が作用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態に基づき詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1(a)は本発明の一実施の形態に係る電極構造を備えた光源管の断面図、図1(b)はグリッドメッシュの構造示す平面図および側面図、図1(c)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。同図において、図3と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
【0010】
本実施の形態では、ガラス等の透明材からなる真空外囲器4の中にカソード2とアノード3が対向して略平行に配置されている。カソード2は、ガラスまたはセラミック等の絶縁体からなる基板8上に載置され、グリッドメッシュ1は、基板8上に載置された支持部材5によって支持されて、カソード2から所定の距離だけ離間して配設される。その結果、このカソード2とアノード3の間にグリッドメッシュ1が、カソード2とアノード3のそれぞれに対して略平行に配設される。支持部材5は、基板8上にカソード2をはさんで互いに略並行に垂設された導体部材である。支持部材5は、フリットガラス等で基板8に固定されている。そして、グリッドメッシュ1,カソード2およびアノード3のそれぞれには、真空外囲器4の外に引き出された電線によって電圧が印加される。
【0011】
本実施の形態では、グリッドメッシュ1はメッシュ部1−1を有し、メッシュ部1−1は開口部1−2と線1−3から構成される。そしてグリッドメッシュ1にはプレス加工等によりアノードの方向に突出したリッジ部1−4が設けられている。メッシュ部1−1の周囲にはフレーム部1−5が形成されている。
なお、フレーム部1−5を構成する金属板の一部を折り曲げることにより、上述した支持部材5を形成してもよい。
また、カソード2は、鉄を含む金属基板上にカーボンナノチューブまたはカーボンナノファイバ等電子放出材料が付着したものである。また、アノード3には蛍光材料が付着させられている。
【0012】
このような構造において、カソード2に対してグリッドメッシュ1が正電位となるように電圧を印加し、カソード2近傍の電界強度が所定の値を超えると、カソード2の電子放出材料から電子が放出される。放出された電子はグリッドメッシュ1−カソード2間の電界により加速され、一部はグリッドメッシュ1に衝突してグリッド電流となり、残りはメッシュ部1−1を通過してアノード3に向かう。グリッドメッシュ1は、グリッド電流により熱膨張するが、この時グリッドメッシュ1には上述したリッジ部1−4が設けられているので、グリッドメッシュ1は必ずアノード3の方向へ変形する。このためグリッドメッシュ1は、カソード2に接触しない。
【0013】
これにより、光源管の不良率が低減するとともに突発的なカソードの破壊がなくなることによる長寿命化が可能となる。
また、グリッドメッシュ1がカソード2に接触しないので、グリッドメッシュ1とカソード2の距離を従来以上に短くすることができ、これによってグリッドメッシュ−カソード間の電圧を下げ、省エネルギー化を実現することができる。
【0014】
前述したようにグリッドメッシュ1がアノード3の方向に変形すると、グリッドメッシュ1とカソード2の距離が長くなるため、カソード2近傍の電界強度が低下して、カソード2からの電子の放出量が減る。すると、グリッド電流も減少するため、グリッドメッシュ1は相対的に冷えて収縮し、グリッドメッシュ1の張力により電圧を印加する前の元の場所に戻ろうとする。グリッドメッシュ1とカソード2の距離がまた短くなると、再びカソード2からの電子放出量、ひいては、グリッド電流が増大し、グリッドメッシュ1は膨張してカソード2から遠ざかる方向に変形する。図1(c)に矢印で示すように、グリッドメッシュ1の加熱および冷却による変形により、グリッド電流に対する負帰還が起こる。このため、グリッド電流の安定化が特別な回路およびグリッド材料を用いることなく実現できる。これにより回路の簡素化および低価格化を図ることができる。
さらに、グリッドメッシュの変形が電流制限回路と同じ働きをするので、局所的な電界集中で生じるカソードのエミッターの破壊が減り、カソードの寿命が向上する。
【0015】
本発明ではグリッドメッシュ1を変形させることを念頭に置いて発明されたため、グリッドメッシュ1が変形しやすいようにグリッドメッシュ1の板厚を薄くすることができる。これにより電流分配率が向上し、無駄な電流が減少するため高効率化が期待できる。
【0016】
なお、リッジ部1−4の形状は本実施の形態で示した形状に限定されず、対向する折曲部1−4aが均等の角度を有しているなら例えばリッジ部1−4の頂上が鋭角や円弧状等に適宜変形、変更することは自由である。
また、グリッドメッシュ1に設けるリッジ部1−4の数も1本に限定されず、適宜自由に変更することができる。
さらに、本実施の形態においてグリッドメッシュ1は、平面視矩形状を有しているが、グリッドメッシュ1の形状はこれに限定されず、例えば楕円形状や円形状など必要に応じて適宜変形、変更することは自由である。
【0017】
[実施の形態2]
図2(a)は本発明の一実施の形態に係る光源管のグリッドメッシュの平面図、(b)はグリッドメッシュと支持部材の位置関係を示す模式図、(c)はグリッドメッシュと支持部材を固定した模式図、(d)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。本実施の形態は、第1の実施の形態と同様に図1(a)に示す光源管の電極構造である。図2において、図1および図4と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
【0018】
本実施の形態においてグリッドメッシュ1は、楕円形状を有している。
また、支持部材5−1は、フレーム部1−5の形状に対応した端部5−2を備えた断面が楕円状の筒形状を有している。
【0019】
本実施の形態においてグリッドメッシュ1は、フレーム部1−5と支持部材5−1の端部5−2を接触させて、レーザ溶接により支持部材5−1に固定される。レーザ溶接は、リッジ部1−4の根元付近のフレーム部1−5に、符号6で示す場所に行われる。
【0020】
このような構造において、カソード2に対してグリッドメッシュ1が正電位となるように電圧を印加し、カソード2近傍の電界強度が所定の値を超えると、カソード2の電子放出材料から電子が放出される。放出された電子はグリッドメッシュ1−カソード2間の電界により加速され、一部はグリッドメッシュ1に衝突してグリッド電流となり、残りはメッシュ部1−1を通過してアノード3に向かう。グリッドメッシュ1は、グリッド電流により熱膨張するが、この時グリッドメッシュ1は溶接部6によりリッジ部の根元付近を支持部材5−1により固定されているので、リッジ部1−4はほとんど変形しないが、変形したとしてもリッジ部1−4の突出する方向、すなわちアノード3の方向に変形する。また、グリッドメッシュ1のリッジ部1−4以外の場所は、グリッドメッシュ1に水平な方向に膨張する。このためグリッドメッシュ1は、カソード2に接触しないだけでなく、アノード3の方向への変形も抑制できる。
【0021】
これにより、光源管の不良率が低減するとともに突発的なカソード破壊がなくなることによる長寿命化が実現する。
そして、グリッドメッシュ1がカソード2に接触しないため、グリッドメッシュ1とカソード2の距離を従来以上に短くでき、グリッドメッシュ−カソード間の電圧を下げられるので、省エネルギー化が可能になる。
また、本発明では、グリッドメッシュ1を変形させることを念頭に置いて発明されたため、グリッドメッシュ1が変形しやすいようにグリッドメッシュ1の板厚を薄くすることができ、これは電流分配率の向上を引き起こすので、無駄な電流が減少するために高効率化が期待できる。
さらに、本発明では、グリッドメッシュ1の上下方向への変形が抑制できるため、カソード2全域に均一な電界を加えることができる。これにより光源管の長寿命化および輝度分布の均一化が実現できる。
【0022】
なお、支持部材5−1の形状は本実施の形態で示した形状に限定されず、例えば円筒形状や断面が矩形の筒形状等、必要に応じて適宜自由に変形、変更することができる。グリッドメッシュ1のメッシュ部1−1およびフレーム部1−5の形状も同様に必要に応じて自由に変形、変更することができる。
【0023】
また、本実施の形態においてグリッドメッシュ1と支持部材5−1を固定するのにレーザ溶接を用いたが、溶接方法および固定方法はこれに限定されず必要に応じて自由に変更することが可能である。
さらに本実施の形態では、リッジ部1−4の根元付近4ヶ所を溶接するとしたが(図2(c)参照)、例えばリッジ部1−4の1端側の2ヶ所若しくは1ヶ所、またはリッジ部1−4の両端において1ヶ所ずつを溶接してもよい。
【0024】
[実施の形態3]
図3(a)は本発明の一実施の形態に係る光源管のグリッドメッシュの平面図、(b)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。本実施の形態は、第1の実施の形態と同様に図1(a)に示す光源管の電極構造である。図3において、図1、図2および図4と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
【0025】
本実施の形態では、グリッドメッシュ1のメッシュ部1−1に、十字形状を有するベタパターン部1−6が設けられている。このベタパターン部1−6は、本来は開口部1−2になるべきところをあえて開口部1−2を設けず、電子がグリッドメッシュを通過できないようにしたものである。そのためにベタパターン部1−6は、カソード2から引き出された電子が大量に衝突するのでグリッドメッシュ1の中で熱膨張により最も変形しやすい部分となる。
このようなグリッドメッシュ1は、例えば金属板にエッチングにより開口部1−2を形成する際にベタパターン部1−6に相当する部分をマスクすることにより得ることができる。
【0026】
このような構造において、カソード2に対してグリッドメッシュ1が正電位となるように電圧を印加し、カソード2近傍の電界強度が所定の値を超えると、カソード2の電子放出材料から電子が放出される。放出された電子はグリッドメッシュ1−カソード2間の電界により加速され、一部はグリッドメッシュ1に衝突してグリッド電流となり、残りはメッシュ部1−1を通過してアノード3に向かう。グリッドメッシュ1は、グリッド電流により熱膨張するが、このときグリッドメッシュ1は、上述したベタパターン部1−6を中心としてグリッドメッシュ1全体が変形する。それで、グリッドメッシュ1をアノード3の方向へテンションをかけて光源管内に配設しておくと、グリッドメッシュ1はベタパターン部1−6を中心としてアノード3の方向へ全体が変形する。このためグリッドメッシュ1は、カソード2に接触しない。
【0027】
本実施の形態においても、図3(b)において矢印で示すグリッド電流に対する負帰還によるグリッド電流の安定化や光源管の長寿命化、省エネルギー化、簡素化および低価格化、高効率化等の第1の実施の形態で得られたのと同様の効果を得ることができる。
【0028】
なお、ベタパターン部1−6の形状は十字型に限定されず、例えば直線状など適宜変形、変更等は自由である。
【0029】
実施の形態1、2および3において、本発明の電極構造を図1(a)で示すような光源管の構成要素として説明したが、本発明を構成要素とする装置は光源管であればその種類は限定されず、蛍光表示管やFED等種々の光源管の電極構造に用いることができる。
また、実施の形態2において用いられている支持部材5−1は、実施の形態1および3においても用いることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、グリッドメッシュにリッジ部を設けることにより、光源管にカソードに対してグリッドメッシュが正電位となる電圧を印加したときに熱膨張したグリッドメッシュがアノードの方向に変形するので、グリッドメッシュがカソードと接触することを防止することができる。
【0031】
また、本発明によれば、グリッドメッシュにおけるリッジ部の根元付近のフレーム部を溶接することによって支持部材に固定したことにより、グリッドメッシュがカソードを接触することを防止することができる。
【0032】
さらに、本発明によれば、グリッドメッシュのメッシュ部にベタパターン部を設けてもグリッドメッシュがカソードと接触することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1の実施の形態に係る電極構造を備えた光源管の断面図、(b)は本発明の一実施の形態(実施の形態1)を示す光源管のグリッドメッシュの平面図および側面図、(c)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。
【図2】 (a)は本発明の一実施の形態(実施の形態2)を示す光源管のグリッドメッシュの平面図、(b)はグリッドメッシュと支持部材の位置関係を示す模式図、(c)はグリッドメッシュと支持部材を固定した模式図、(d)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。
【図3】 (a)は本発明の一実施の形態(実施の形態3)を示す光源管のグリッドの平面図、(b)は光源管の電極構造の動作を示す概略図である。
【図4】 従来の光源管の電極構造の模式図である。
【符号の説明】
1…グリッドメッシュ、1−1…メッシュ部、1−2…開口部、1−3…線、1−4…リッジ部、1−4a…折曲部、1−5…フレーム部、1−6…ベタパターン部、2…カソード、3…アノード、4…真空外囲器、5…支持部材、5−1…支持部材、5−2…端部、6…溶接部、7…グリッドメッシュ、7−1…開口部、8…基板。

Claims (3)

  1. アノードと、
    このアノードに対向して略平行に配置され表面に電子放出材料が被着したカソードと、
    前記アノードと前記カソードとから離間して前記カソードに対して略平行に配置されたグリッドメッシュとから構成される光源管の電極構造において、
    前記グリッドメッシュは、当該グリッドメッシュの中央部に設けられ、アノードの方向に突出した直線的なリッジ部を有することを特徴とする光源管の電極構造。
  2. 請求項1記載の光源管の電極構造において、
    さらに前記グリッドメッシュを支持する支持部材を備え、
    前記グリッドメッシュは、前記リッジ部の根元付近において前記支持部材に固定されていることを特徴とする光源管の電極構造。
  3. アノードと、
    このアノードに対向して略平行に配置され表面に電子放出材料が被着したカソードと、
    前記アノードと前記カソードとから離間して前記カソードに対して略平行に配置されたグリッドメッシュとから構成される光源管の電極構造において、
    前記グリッドメッシュは、前記アノードの方向にテンションをかけて配設され、少なくとも中央部を含むその一部に開口部のないベタパターン部を有することを特徴とする光源管の電極構造。
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