JP2003015428A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003015428A
JP2003015428A JP2001197564A JP2001197564A JP2003015428A JP 2003015428 A JP2003015428 A JP 2003015428A JP 2001197564 A JP2001197564 A JP 2001197564A JP 2001197564 A JP2001197564 A JP 2001197564A JP 2003015428 A JP2003015428 A JP 2003015428A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】定着部での尾引き、裏汚れ、定着性(定着率)
アップ、トナー飛散等の問題点を解消した画像読取装置
を提供する。 【解決手段】感光体ドラム38と、その感光体ドラムの
外周面を一様に帯電させる主帯電器39と、一様に帯電
された感光体ドラムの外周面を光で照射することにより
静電潜像を形成する光学部40と、その静電潜像を現像
する現像装置41aと、現像された像を用紙に転写する
転写手段42と、ローラ対を加熱することによって定着
する定着部37と、その感光体ドラムと転写手段との間
に形成される転写部を通って定着部に搬送する用紙搬送
路と、現像剤を収容する現像部41と、トナーを現像ハ
ウジング内に補給するためのトナー収容部とを備えてい
る画像形成装置において、搬送された用紙の先端部分の
領域のみ、分離電流を印加することを特徴とする画像形
成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置、特にカラー画像形成
装置を用い、コンピュータやスキャーナや携帯端末から
の出力データに基づいて出力を行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成部とスキャナーの中間部
にシートスタック空間を設けたいわゆる胴内排紙方式の
画像形成装置が増えてきている。このような画像形成装
置は図1に示すように画像形成部を内蔵した本体ハウジ
ング11と、原稿画像を読取るスキャナー部と、本体ハ
ウジングとスキャナー部を連結する連結ハウジング部1
1Cと連結ハウジング部の左方に形成されたシートスタ
ック空間部12とから構成されている。本体ハウジング
11には用紙給紙部と用紙搬送路と画像形成部が内蔵さ
れており、画像形成部には感光体ドラム周囲に感光体の
レーザースキャニングユニットと現像装置とローラ転写
部とクリーニング装置が配置されている。胴内排紙方式
でない一般的な複写機の転写部は、感光体ドラムの下方
に、クリーニング部は感光体ドラムの側方に設けられ
が、胴内排紙方式の複写機では転写部が感光体ドラムの
略側方に設けられるのに伴ってクリーニング部が感光体
ドラムの上方に設けられている。また、連結ハウジング
には定着装置と、用紙の垂直搬送路及び水平搬送路と、
排出口とが配置されている。
【0003】図2に示すように、給紙部から用紙搬送路
を通じて給送されてきた用紙は、感光体上のトナー画像
がローラ転写部に接近するのに同期して、感光体ドラム
38と転写ローラ42との間を搬送される。これによっ
て、用紙先端とトナー画像部先端が一致してローラ転写
部を通過することによってトナー画像中のトナーの大部
分が用紙上に転移する。用紙上に転移せず感光体ドラム
表面に残留した一部トナーは、ドラム上方の最下流に設
けられたクリーナ41によって除去される。トナー像が
転写された用紙は連結ハウジング内の定着装置37へ送
られる。定着装置を通過した用紙は連結ハウジング内の
垂直方向の垂直搬送路42に沿って上方に搬送されたあ
と、右方向の水平搬送路へと向きを変えて排出口からシ
ートスタック空間部12に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙の種
類(例えば、リサイクル紙、中国紙、安価な紙等)、紙
の厚み、用紙の両面使用等から、分離性能が、厳しくな
ってきた。そこで、分離性能だけを良くするために、分
離電流を上げると、定着部での尾引き、静電オフセット
等が発生していた。また、トナー等の種類によっては、
裏汚れ等の問題も発生していた。さらに、胴内排紙方式
のように転写ローラ42から定着装置37迄用紙を垂直
搬送する画像形成装置では、感光体ドラムと転写ローラ
とが、ほぼ水平方向であるため、従来の垂直方向の方式
に比べると、感光体ドラムとの分離性能が悪くなる。
【0005】これらの問題に対して、従来は、熱ローラ
にバイアス印加や、導電性定着ローラ+ツェナーダイオ
ードによる電位制御等で、対応していた。しかし、従来
の対策では、構成が複雑になって、コストアップ、寿命
が短い等の問題点があった。ここで、定着部での尾引き
とは、細線等の未定着の画像が、定着部で定着する際
に、未定着の用紙上のトナーが、熱ローラに、引っ張ら
れて、画像が流れる状態のことである。静電オフセット
とは、定着部で、定着する際に未定着トナーが、熱ロー
ラの方に残り、熱ローラが2回転目に、回転してきた
時、用紙にトナーが移る現象のことであり、このオフセ
ットは、定着ローラの直径×πの当りに発生する。裏汚
れとは、定着部で、定着する際に未定着トナーが、熱ロ
ーラの方に残り、通紙後、熱ローラの方に残ったトナー
が、加圧ローラに移り、次の用紙が、定着部に進入して
きた時に、用紙の裏面にトナーの付く現象の事である。
そこで、分離性能を向上とこれらの問題点を解消する画
像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】請求項1に記載の発明によれば、感光体ド
ラムと、その感光体ドラムの外周面を一様に帯電させる
主帯電器と、一様に帯電された感光体ドラムの外周面を
光で照射することにより静電潜像を形成する光学部と、
その静電潜像を現像する現像装置と、現像された像を用
紙に転写する転写手段と、ローラ対を加熱することによ
って定着する定着部と、その感光体ドラムと転写手段と
の間に形成される転写部を通って定着部に搬送する用紙
搬送路と、現像剤を収容する現像部と、トナーを現像ハ
ウジング内に補給するためのトナー収容部とを備えてい
る画像形成装置において、搬送された用紙の先端部分の
領域のみ、分離電流を印加することを特徴とする画像形
成装置を提供するものである。
【0007】この請求項1記載の発明により、搬送され
た転写紙の先端部分のみ、分離電流を印加することによ
って、分離性能、定着性能を向上する事ができるという
効果がある。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、搬送され
た用紙の先端から所定の距離、分離チャージャによって
分離電流を印加することを特徴とする第1項記載の画像
形成装置を提供するものである。
【0009】この請求項2記載の発明により、搬送され
た転写紙の先端から所定の距離、分離チャージャによっ
て、分離電流を印加することによって、分離性能、定着
性能を向上する事ができるという効果がある。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、用紙の条
件に応じて、分離電流を印加する先端部分の領域を可変
させることことを特徴とする第1項から第2項記載の画
像形成装置を提供するものである。
【0011】この請求項3記載の発明により、用紙の条
件に応じて、ドラムに対しての分離させる為の力が異な
る為に、用紙の条件に応じて、分離電流をコントロール
することで安定した分離制御を行う事ができる。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、用紙の幅
に応じて、分離電流を印加する先端部分の領域を可変す
ることを特徴とする第1項から第2項記載の画像形成装
置を提供するものである。
【0013】この請求項4記載の発明により、用紙の幅
に応じて、ドラムに対しての分離させる為の力が異なる
為に、用紙の幅(長手方向の長さ)に応じて、分離電流
をコントロールすることで安定した分離制御を行う事が
できる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、用紙の厚
みに応じて、分離電流を印加する先端部分の領域を可変
することを特徴とする第1項記載から第2項の画像形成
装置を提供するものである。
【0015】この請求項5記載の発明により、用紙の厚
みに応じて、ドラムに対しての分離させる為の力が異な
る為に、用紙の厚みに応じて分離電流をコントロールす
ることで安定した分離制御を行う事ができるという効果
がある。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、用紙の表
面抵抗率(RS)、体積抵抗率(RT)に応じて、分離電流
を印加する先端部分(B)を可変することを特徴とする
第1項記載から第2項の画像形成装置を提供するもので
ある。
【0017】この請求項6記載の発明により、用紙の表
面抵抗、体積抵抗、ドラムに対しての分離させる為の力
が異なる為に、用紙のそれらの性能によって分離電流を
コントロールすることができるので安定した分離制御を
行う事ができる。
【0018】請求項7に記載の発明によれば、下記の式
で表される分離チャージャーの分離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置を提供す
るものである。
【0019】この請求項7記載の発明により、A:紙幅
(mm)とB:先端からの分離チャージの印加する距離
(mm)との関係式によって、最適な先端からの分離チャ
ージの印加する距離が、導き出せて、分離性能、定着性
能を向上する事ができるという効果がある。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、下記の式
で表される分離チャージャーの分離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 0.8≦C/B≦1.5 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置を提供す
るものである。
【0021】この請求項8記載の発明により、A:紙幅
(mm)とB:先端からの分離チャージの印加する距離
(mm)との関係式によって、最適な先端からの分離チャ
ージの印加する距離とその際の分離電流を導き出せる
為、分離性能、定着性能を向上する事ができるという効
果がある。
【0022】請求項9に記載の発明によれば、下記の式
で表される分離チャージャーの分離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 0.8≦C/B≦1.5 0.8≦D/(10×B)≦1.5 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) D:転写チャージの印加する分離電流(μA) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置を提供す
るものである。
【0023】この請求項9記載の発明により、A:紙幅
(mm)とB:先端からの分離チャージの印加する距離
(mm)との関係式によって、最適な先端からの分離チャ
ージの印加する距離と、第2式でその際の分離電流と、
第3式でその際の転写電流とを導き出せる為、さらに、
分離性能、定着性能を向上する事ができるという効果が
ある。
【0024】請求項10に記載の発明によれば、その定
着ローラの表面抵抗を1×109〜1×1013Ω・cmで
あることを満たすことを特徴とする第1項から第9項記
載の画像形成装置を提供するものである。
【0025】この請求項10記載の発明により表面抵抗
1×109〜1×1013Ωである定着ローラを採用する
事ができる為に、離けい性が向上する為、トナーをより
確実に定着することができるという効果がある。
【0026】請求項11に記載の発明によれば、その定
着ローラの表面抵抗を1×1010〜1×1012Ω・cm
であることを満たす第1項から第9項記載の画像形成装
置を提供するものである。
【0027】この請求項11記載の発明により、さら
に、適度な表面抵抗を満たすことによって、離けい性が
向上する為、トナーをより確実に定着することができる
という効果がある。
【0028】請求項12に記載の発明によれば、そのト
ナーの帯電量が、8〜15(μC/g)のトナーをであ
ることを特徴とする第1項から第11項記載の画像形成
装置を提供するものである。
【0029】この請求項12記載の発明により、帯電量
8〜15(μC/g)のトナーを使用したことによっ
て、最適な画像を得られるとともに、定着オフセットを
防ぐという効果がある。
【0030】請求項13に記載の発明によれば、そのト
ナーのマグネタイトの含有が、25重量%〜55重量%
であることを特徴とする第1項から第12項記載の画像
形成装置を提供するものである。
【0031】この請求項13記載の発明により、マグネ
タイトを、25%〜55%有したトナーを使用したこと
トナー飛散と定着率向上を行うという効果がある。
【0032】請求項14に記載の発明によれば、転写部
から定着部までの搬送部が、略垂直に構成され、且つ、
排出された用紙を装置本体の胴内に排出したストックす
ることを特徴とする第1項から第13項記載の画像形成
装置を提供するものである。
【0033】この請求項14記載の発明により、胴内タ
イプの画像形成装置を使用したことによって、さらに、
設置スペースが、コンパクトで、最適な定着性を得るこ
とできるという効果がある。
【0034】請求項15に記載の発明によれば、転写部
から定着部までの搬送部が、略垂直に構成され、且つ、
排出された用紙を装置本体の上面に排出したストックす
ることを特徴とする第1項から第13項記載の画像形成
装置を提供するものである。
【0035】この請求項15記載の発明により、上面排
出タイプの画像形成装置を使用したことによって、さら
に、設置スペースが、コンパクトで、最適な定着性を得
ることできるという効果がある。
【発明の実施の態様】以下、添付図面に示す具体例に基
づいて本発明を説明する。尚、以下の実施形態は本発明
を具体化した一例であって本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。図1は、本発明にしたがって、
画像形成部とスキャナーの中間部にシートスタック空間
を設けたいわゆる胴内排紙方式の画像形成装置100を
用いて行われる画像形成装置の概略を示す一例である。
図2は複写機100の右側面を模式的に描いたもので後
述する原稿搬送部14の内、原稿カバー部以外を除いて
いる。複写機100は本体ハウジング11とその上方の
上ハウジング11Uと、上ハウジングの上部に開平自在
に載置された原稿搬送部14で区画されている。本体ハ
ウジング11と上ハウジング11Uの中間部には右側側
面から略水平方向に内側に入り込んだシート材スタック
空間部12が形成されている。シート材スタック空間部
12には本体ハウジングから横方向に排出されるシート
材を受け取り、積載する為の上シートトレイ1、下シー
トトレイ2が設けられている。
【0036】上ハウジング11Uは画像読取り位置にお
いて原稿を露光して画像を読取るための露光部15を内
蔵しておりその上面には走査パネル13や透明なガラス
板からなる原稿載置板21が配設されている。上ハウジ
ング11Uの上方には原稿画像を読み取るために原稿を
画像読取り位置Rに搬送するための原稿搬送部14が載
置されている。原稿搬送部14は、機械奥側のヒンジ部
9によって上ハウジング上に開平自在に支持されてい
る。実線で示す閉位置において通常載置されており、破
線で示す開位置まで開放することが可能である。複写機
100はシートスルー方式と原稿固定方式の2方式の原
稿画像読取りを行なうことが可能である。まずシートス
ルー方式は閉状態の原稿搬送部14によって画像読取り
位置Rを通過している原稿を、画像読取り位置に対向し
て固定配置された露光部15で画像読取りする方式であ
る。さらに原稿固定型方式は、原稿搬送部14を開状態
とし、原稿載置板21上面に原稿を載置し、露光部15
を移動させつつ画像読取りする方式である。本実施形態
は、シートスルー方式に基づいた実施例として説明を行
なう。
【0037】本体ハウジング11は、下ハウジング11
Dとその上方の連結ハウジング11Cに区画できる。下
ハウジング11Dは用紙の給紙部と、用紙上にトナー画
像を形成する画像形成部と、用紙上のトナー画像を定着
するための定着部を内蔵している。連結ハウジング11
Cは定着後の用紙を搬送してシート材スタック空間のシ
ートトレイに向けて排出するための用紙搬送路を内蔵し
ている。
【0038】上ハウジング11Uの構成を図1、図2を
元に説明する。上ハウジング11Uの手前側には操作パ
ネル13が備えられている。原稿搬送部14は原稿給紙
トレイ14aと原稿搬送部本体14bと原稿排紙トレイ
14cと原稿カバー14dを備えている。原稿排紙トレ
イ14cは原稿カバー14d上面の一部に直付けで形成
している。原稿搬送路Dの延長上の上流端に原稿給紙ト
レイ14aが配設され、原稿搬送路Dの延長上の下流端
には原稿排出トレイ14cが配設されている。原稿読取
り部本体14bには原稿搬送路Dに沿って原稿搬送方向
の上流側から下流側にかけてピックアップローラ22、
搬送ローラ対23とレジストローラ対24、排出ローラ
対25が設けられている。搬送ローラ対23は駆動ロー
ラ23aと分離ローラ23bから構成されている。分離
ローラ23bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ
駆動ローラ23aと逆方向に回転し、回転負荷が所定ト
ルクを上回る場合には駆動ローラ23aと従動回転する
ようになっている。
【0039】レジストローラ対24と排出ローラ対25
の間には画像読取り部Rが設けられている。画像読取り
位置Rには原稿載置板21への対向する向きにシェーデ
ィング補正用の白基準板26と、白基準板26の上方に
あって白基準板26を原稿載置板21に押圧するための
原稿押圧部26aとが設けられている。原稿搬送路Dは
搬送ローラ対23から画像読取り位置Rに至る間におい
て反転するように湾曲している。原稿搬送路Dの上流側
から下流側に向けて各センサが設けられている。つま
り、原稿給紙トレイ14a中央部に原稿検知センサS1
が設けられ、搬送ローラ対23の下流側に給紙センサS
2が設けられ、排出ローラ対25の下流側に排出センサ
S3が設けらている。
【0040】原稿搬送部で原稿を搬送移動させつつ固定
した露光ランプで原稿露光させるいわゆるシートスルー
原稿読取り方式に基づいて以下の説明を進める。原稿給
送トレイ14aに画像面を上向きにセットされたM枚の
原稿は、ばね部材6aによって上向きに付勢されたセッ
ト原稿押さえ部材6bによって所定の圧力でピックアッ
プローラ22に押しつけられる。操作パネル13のコピ
ー開始ボタンがオンされると図示しない1次給紙駆動手
段によりピックアップローラ22と搬送ローラ23が回
転駆動される。原稿給紙トレイ14aにセットされた原
稿はピックアップローラ22によって上面側から通常複
数枚が搬送ローラ対23に送られる。搬送ローラ対23
に送られた複数枚の原稿は分離ローラ23bにより最上
部の1枚のみが分離されてレジストローラ対24に向け
て搬送される。原稿先端が給紙センサS2によって検出
されてから所定の距離だけ搬送された後、給紙駆動手段
の作動停止により搬送ローラ対23の駆動ローラ23a
とピックアップローラ22の回転駆動が停止され一次給
紙が終了する。原稿はその先端がレジストローラ対24
のニップ部に押圧されかつその先端にたわみが形成され
た状態で停止させられる。
【0041】一次給紙が終了してから所定時間経過後、
2次給紙が開始される。つまり図示しない2次給紙駆動
手段の作動によりレジストローラ対24が回転駆動され
る。原稿はレジストローラ対24により画像読取り位置
R及び排出ローラ対25に向けて搬送させられた後、最
終的には排出ローラ対25によって原稿排出トレイ14
c上に排出される。排出ローラ対の下流側に設けられた
排紙センサS3により原稿の後端通過を検知したことに
よって原稿1枚の画像読取りの完了を検出するようにな
っている。排紙センサS3は原稿の給紙搬送完了毎に原
稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿セッ
ト検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚
目以降の原稿搬送が続行される。原稿は画像読取り位置
Rを通過する際に白基準板26と原稿押圧部26aによ
って原稿載置板21の表面を軽く押圧されながら搬送さ
れ、原稿画像面が原稿載置板を挟んで対抗する露光ラン
プ27によって光走査されるようになっている。
【0042】次に、露光部15について説明する。図2
において、露光ランプ27及び反射板28と第1ミラー
29と第2ミラー30と第3ミラー31と集光レンズ3
2とイメージセンサ、例えばライン型のCCD33を備
えている。露光ランプ27と第1ミラー29は第一キャ
リッジ(図示せず)上に搭載され、第2ミラー30、第
3ミラー31は第二キャリッジ(図示せず)上に搭載さ
れている。原稿読み取り時には、第一キャリッジが前記
画像読み取り位置Rの直下に移動し、露光ランプ27か
らの光照射光が原稿を露光する。照射光は第1ミラー2
9、第2ミラー30、第3ミラー31、集光レンズ32
を通じてCCD33に到達する。ここに、原稿載置板2
1上の原稿画像は露光部15による読取走査を受けるこ
とにより、CCD33上に縮小結像され、光電変換処理
を経て電気信号となるように読み取られる。
【0043】次に、本体ハウジング11を形成する下ハ
ウジング11Dと連結ハウジング11Cの内、下ハウジ
ングの構造について説明する。下ハウジング11Dの下
方の給紙部にはシートカセット34と、画像形成部36
と、定着装置37とが内蔵されている。シートカセット
34に収容されたシート材Pは繰り出しコロ34aによ
り1枚ずつ送り出される。下ハウジング11Dの左側下
方部には開閉可能な手差し給紙トレイ35が備えられて
いて、この手差し給紙トレイ35にセットされたシート
材Pも繰り出しコロ35aにより1枚ずつ送り出され
る。
【0044】次に画像形成部について説明する。画像形
成部36において、感光体ドラム38は負帯電性の有機
感光体ドラムであって、駆動時には図示した方向に10
0mm/秒の速度で回転する。感光体ドラム38の表面
は−5KVの高電圧が印可されたメインチャージャー3
9から発生したコロナ放電によって−750Vに一様帯
電した後、レーザースキャニングユニット40からのビ
ーム光、若しくは、露光部で読取ったデータ又は、外部
からの画像データに基く光の照射によって明電位−10
0Vと暗電位−750Vの部分からなる静電潜像が形成
される。更に感光体の回転によって静電潜像は現像位置
にまで回転移動する。現像装置41内部の現像ローラ4
1aは駆動時には現像領域において感光体ドラムと同一
方向に210mm/秒の速度で回転している。現像部4
1内は、例えば体積平均粒径9μm(コールターカウン
ターによるメジアン径)の負帯電性トナー5重量部と、
平均径80μm(篩い分け法)の磁性フェライトキャリ
ア95重量部を混合して得られる現像剤を有しており、
現像ローラー41aに現像バイアス電圧−550Vを印
加する。露光部15で読取ったデータを静電潜像をビー
ム光照射によって静電潜像化したデータを、感光体表面
の露光部分にトナーが反転現像されトナー画像化され
る。
【0045】シートカセット34或いは手差し給紙トレ
イ35から1枚ずつ繰り出され搬送路3を通じて上方に
搬送されてきた用紙は、感光体上のトナー画像がローラ
転写部42に接近するのに同期して、レジストローラ4
で搬送タイミングが調整され、感光体ドラム38と転写
ローラ42との間を搬送される。これによって、用紙先
端とトナー画像部先端が一致してローラ転写部を通過す
ることによってトナー画像中のトナーの大部分が用紙上
に転移する。用紙上に転移せず感光体ドラム表面に残留
した一部トナーは、最下流に設けられたクリーナ41に
よって除去される。トナー像が転写された用紙は定着装
置37へ送られる。定着装置37は熱ローラ38a及び
加圧ローラ38bを有し、これらローラ対によってトナ
ー像を用紙上に定着してコピー物が得られる。
【0046】定着ニップを通過した用紙はそのまま垂直
方向の垂直搬送路42に沿って上方に搬送される。垂直
搬送路42は連結ハウジング11Cに入り搬送ローラ対
43を通過すると、右方向の水平搬送路44と斜め上方
の搬送路45に分岐しており、その分岐箇所において用
紙の搬送方向を振り分ける分岐爪46が設けられてい
る。2図においては用紙は水平搬送路44へと進行方向
を振り分けられ、下シートトレイ2上へと排出される。
【0047】図3は、画像形成装置100の制御を示す
ブロック図である。主制御部71aは、装置全体を制御
し、操作表示部72で設定入力した画像作成条件に応じ
て各部を動作させて、画像送受信機能、コピー機能など
を実現する。操作表示部72は、利用者に対するメッセ
ージや、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンス
など、種々の情報を表示することができる。さらに、利
用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられる。例
えば、送信機能あるいはコピー機能の選択を行う選択キ
ーや、選択した機能の実行指示などを行うスタートキー
等が設けられている。
【0048】読取部73は送信あるいはコピーすべき原
稿上の画像を読み取る。CCD、A/Dコンバータ、シ
ェーディング補正回路、MTF&γ補正回路、セレク
タ、変倍回路が順に接続されている。これにより、CC
Dにより光電変換されて読み取られた原稿画像の情報
は、A/Dコンバータによりデジタル信号に変換され、
シェーディング補正回路でシェーディング補正、MTF
&γ補正回路でMTF補正及びγ補正を受けてセレクタ
に入力される。このセレクタは画像データの送り先を、
変倍回路と画像メモリコントローラとで切り替えるもの
である。セレクタにより変倍回路側が選択された場合に
は、画像データは変倍回路で変倍率に合わせて拡大・縮
小処理を受けた後、書込み部74に送出され、露光装置
によって感光体に対する実際の書き込みが行なわれる。
【0049】セレクタにより画像メモリコントローラ7
5a側が選択された場合、画像データはこの画像メモリ
コントローラ75a中の画像圧縮回路によって圧縮され
た後、画像メモリ75bに書き込まれる。複数の原稿画
像を画像メモリ75b中の転写紙一面分のエリアを分割
した分割エリアに順次読み込ませた状態で書込部74に
送出され、露光装置によって感光体に対する実際の書き
込みが行なわれ画像集約コピーが行われる。
【0050】NCU76aは、回線を制御して外部機器
との通信を行う。また、モデム76bは、受信した画像
データなどを蓄積する。RAM77は、主制御部71や
他の各部の処理においてデータの保存が必要なときに用
いられる。ROM78は、主制御部11の動作を規定し
たプログラムや、固定的なデータなどが格納されてい
る。バス79は、主制御部71、操作表示部72、読取
部73、記録部74、画像メモリコントローラ75a、
画像メモリ75b、NCU76、モデム77、RAM7
8、ROM79等を相互に接続しており、これらの間の
データ転送を可能にしている。
【0051】ここで、実験に使用した画像形成装置は、
図1に示したものであり、表1〜表6に基く実験は、定
着ローラの表面抵抗1011Ωcm、1成分トナーで、マグ
ネタイトの含有量は、45重量%である。その実験結果
等に基いて、本特許発明を説明する。 (A)第1の発明 (請求項1) 搬送された用紙の先端部分の領域のみ、分離電流を印加
することを特徴とする第1の発明を説明する。ここで、
領域とは、搬送された用紙の奥行き方向の距離と紙の搬
送方向に囲まれた部分である。第1の発明を説明する
と、用紙の先端が、転写ローラ42にくると、転写電流
と分離電流とを、略同時に、印加する。そして、先端部
分、例えば、先端0〜10mm、2〜12mm、2〜1
0mmのところで、分離電流の印加をカットする。一
方、転写電流は、引続き用紙の全面に印加する。転写電
流と分離電流とを、略同時に印加しているから、用紙の
先端が、転写ローラに達した時に、分離電流が印加され
ているので、実際には、紙に対しては、分離電流は、転
写電流に比べて、少し早めに印加されている。尚、従来
は、図5に示す通りのタイミングで行っていた。こうし
た事から、効率良く分離チャージを印加するということ
が理解できる。
【0052】(B)第2の発明 (請求項2) 搬送された用紙の先端から所定の距離、分離チャージャ
によって分離電流を印加することを特徴とする第1の発
明を説明する。タイミングチャート3(図4)に基づい
て、第2の発明を説明すると、用紙の先端が、転写ロー
ラ42にくると、転写電流と分離電流とを、略同時に、
印加する。そして、先端部分、例えば、10mmを過ぎ
たところで、分離電流の印加をカットする。一方、転写
電流は、引続き用紙の全面に印加する。転写電流と分離
電流とを、略同時に印加しているから、用紙の先端が、
転写ローラに達した時に、分離電流が印加されているの
で、実際には、紙に対しては、分離電流は、少し早めに
印加されている。尚、従来は、図5に示す通りのタイミ
ングで行っていた。こうした事から、さらに、効率良く
分離チャージを印加するということが理解できる。
【0053】(C)第3の発明 (請求項3) 用紙の条件に応じて、分離電流を印加する先端部分の領
域を可変させることを特徴とする第1の発明を、表1〜
4に基いて説明する。ここで、実験条件は、C=100
μ、D=100μ、W=80である。用紙の条件とは、
用紙幅、厚み、表面抵抗、体積抵抗、添加材の含有量、
種類等である。表1〜4から、これらの用紙の条件によ
って、分離性能、オフセット、尾引き等の問題点を主に
考慮すると、分離電流を印加する先端部分の領域を可変
させることによって、最適な分離性能を得ることが理解
できる。
【0054】(D)第4の発明 (請求項4) 用紙の幅に応じて、分離電流を印加する先端部分を可変
することを特徴とする第4の発明を、表1に基いて説明
する。ここで、実験条件は、C=100μ、D=10μ
である。表1で、A:用紙サイス゛(147,210,29
7)とB:先端からの分離チャージの印加する距離(m
m)である。 ここで、横幅とは、機械に対して、奥行
き方向の長さである。 B=5,6の×は、転写域での分離性能が悪く、ド
ラムに巻きつく紙詰まりが多い状態である。 B=17、15(A=147、210)、13(A
=147)の×は、定着オフセットがかなりの確率で発生す
る状態である。 B=147(A=7)、B=210(A=8)、B
=210(A=10)の○は、オフセットは問題なし
で、分離性能も略問題のない状態である。 ◎は、オフセットと分離性能ともに、問題のない状
態である。 B=147(A=10)、B=210(A=1
3)、B=210(A=15)の○は、オフセットは略
問題なしで、分離性能は問題のない状態である。つま
り、AとBには、オフセットと分離性能の問題点を考慮
すると、後述の設定にすると最適な結果が得られるよう
になる。
【0055】
【表1】
【0056】具体的には、A3(横幅:297)、A4(横
幅:210)、A5(横幅:147)の転写紙(用紙)の場合、
分離電流を印加する先端部分を、それぞれ、A3:13
mm、A4:10mm、A5:8mmにする。この場
合、用紙サイズを自動検出して、用紙サイズと分離電流
を印加する先端部分の予め設定されたデータテーブルに
よって、分離電流を印加する先端部分を決定して、分離
を行う。予め設定されるものは、データテーブルでも、
1次関数等の数式でも良い。この表1から用紙の幅によ
って、少しずつ最適範囲が、ある傾向をもちながら変化
している。この傾向をいかして、前記1次関数をもち、
分離電流を印加する先端部分を可変するれば、不定形サ
イズにも対応できる。つまり、用紙の幅によって、分離
電流を印加する先端部分を可変するので、効率良く、分
離電流を印加することができる。こうして行った実験結
果を表1に示す。この表から、上記の式を満たすことに
よって、最適な分離性能、オフセット等のない画像形成
装置を得ることが理解できる。
【0057】(E)第5の発明 (請求項5) 用紙の厚みに応じて、分離電流を印加する先端部分を可
変することを特徴とする第5の発明を、表2に基いて説
明する。
【0058】
【表2】
【0059】ここで、実験条件は、A=210mm、C
=100μ、D=10μである。第5の発明では、用紙
の厚みによって、分離電流を印加する先端部分を可変す
る。例えば、用紙の厚みを65〜200(g/m2)とす
ると、表1に示す様な関係がある。 表2の左側の×は、定着オフセットがかなりの確率で
発生する状態である。 表2の右側の×は、転写域での分離性能が悪く、ドラ
ムに巻きつく紙詰まりが多い状態である。 表2の左側の○は、オフセットは略問題なしで、分離
性能は問題のない状態である。 表2の右側の○は、オフセットは問題なしで、分離
性能は略問題の ない状態である。 ◎は、オフセットと分離性能ともに、問題のない状
態である。表2から、紙の厚みの薄い65(g/m2)の
用紙に、転写する時は 、用紙の先端から、6(mm)
迄、分離電流を印加し、紙の厚みの厚い20 0(g/
2)の用紙に、転写する時は、用紙の先端から、20
(mm)迄 、分離電流を印加することができる。つま
り、紙の厚みの薄い65(g/m2)の用紙には、少ない
分離電流で、紙の厚みの厚い200(g/m2)の用紙に
は、たくさん分離電流を印加することができる。又、W:
用紙の紙厚み(g/m2)とB:先端からの分離チャージ
の印加する距離(mm)との関係を、オフセットと分離性
能の問題点で考慮すると下記のような関係式で表すこと
ができる。例えば、下記の1次の関数で表すことができ
る。 W=aB+b(a,bは定数である。) (式1) 本件の場合は、W=10Bである。こうして行った実験
結果を表2に示す。この表から、上記の式を満たすこと
によって、最適な分離性能、オフセット等のない画像形
成装置を得ることが理解できる。
【0060】(F)第6の発明 (請求項6) 用紙の表面抵抗率(RS)、体積抵抗率(RT)によっ
て、分離電流を印加する先端部分を可変することを特徴
とする第4の発明を表3,4に基いて説明する。第6の
発明の発明では、用紙の抵抗によって、分離電流を印加
する先端部分を可変する。
【0061】
【表3】
【0062】実験条件は、A=210mm、C=100
μ、D=10μ、W=80である。例えば、 表面抵抗率の場合(表3) 表面抵抗率(RS)とB:先端からの分離チャージの印加
する距離(mm)の関係を表3に示す。ここで、 表3の左側の×は、定着オフセットがかなりの確率で
発生する状態で ある。 表3の右側の×は、転写域での分離性能が悪く、ドラ
ムに巻きつく紙 詰まりが多い状態である。 表3の左側の○は、オフセットは略問題なしで、分離
性能は問題のな い状態である。 表3の右側の○は、オフセットは問題なしで、分離
性能は略問題の ない状態である。 ◎は、オフセットと分離性能ともに、問題のない状
態である。この表3から、オフセットと分離性能等の問
題点を考慮すると、RSが 103Ωの時には、8mmとし
て、RSが106Ωの時には、14mmとしてする とこと
によって、表面抵抗の小さいときは、総分離電流量を少
なく、表面抵 抗の大きいときは、総分離電流量を多く
することによって、最適な分離性能 を得ることができ
る。さらに、B=alog10RS(aは、定数)(式2)
と表すこともできる。 B:先端からの分離チャージの印加する距離(mm) こうして行った実験結果を表3に示す。この表から、上
記の式を満たすことによって、最適な分離性能、オフセ
ット等のない画像形成装置を得ることが理解できる。
【0063】体積抵抗率の場合(表4) 体積抵抗率(RT)とB:先端からの分離チャージの印加
する距離(mm)の関係を表4に示す。
【0064】
【表4】
【0065】ここで、 表4の左側の×は、定着オフセットがかなりの確率で
発生する状態で ある。 表4の右側の×は、転写域での分離性能が悪く、ドラ
ムに巻きつく紙 詰まりが多い状態である。 表4の左側の○は、オフセットは略問題なしで、分離
性能は問題のな い状態である。 表4の右側の○は、オフセットは問題なしで、分離
性能は略問題の ない状態である。 ◎は、オフセットと分離性能ともに、問題のない状
態である。この表4から、RTが101Ωの時には、8mm
として、RSが104Ωの時には、14mmとしてするとこ
とによって、表面抵抗の小さいときは、総分離電流量を
少なく、表面抵抗の大きいときは、総分離電流量を多く
することによって、最適な分離性能を得ることができ
る。さらに、B=alog10RT(aは、定数)(式3)
と表すこともできる。 B:先端からの分離チャージの印加する距離(mm) 一般的には、用紙の表面抵抗率(RS)は、103〜106
Ωの範囲である。また、用紙の体積抵抗率(RT)は、1
1〜104Ωの範囲である。こうして行った実験結果を
表4に示す。この表から、上記の式を満たすことによっ
て、最適な分離性能、オフセット等のない画像形成装置
を得ることが理解できる。
【0066】(G)第7の発明 (請求項7) 紙幅(mm)と先端からの分離チャージの印加する距離の
関係を下記の式を満たす第5の発明を説明する。例え
ば、 7≦B≦0.04A+2 (式4) A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) 更に、もっと、好ましくは、7≦B、B=0.04A+
2 (式5)である。Aは、A3(297mm)、A4
(210mm)、A5(147mm)であり、式5に基
づいて、算出するとA3(13.88mm)、A4(1
0.4mm)、A5(7.88mm)となる。また、A
の値が、125mm以下であれば、Bは、一律の7mm
となる。 上記の式を満たすことによって、最適な分離
性能を得ることが可能となる。
【0067】(H)第8の発明 (請求項8) 紙幅(mm)と先端からの分離チャージの印加する距離と
分離チャージの印加する分離電流の関係を下記の式を満
たす第8の発明を表5に基づいて説明する。実験条件
は、A=210mm、C=100μ、D=10μ、W=
80である。
【0068】
【表5】
【0069】分離性能 ◎は、分離性能が良く、殆どドラムに対して、浮き上が
らず、分離爪を使用しない状態である。○は、分離性能
が良くが、たまに、分離爪を使用する状態である。×
は、分離性能が悪く、分離爪による分離が殆どで、紙詰
まりもよく起こる状態である。 定着性能(定着率) ◎は、定着性能が良く、使用しない状態である。○は、
定着性能が良くが、こすれば剥がれる場所が、たまにあ
る状態である。×は、定着性能が悪く、こすれば剥がれ
る場所が、比較的多い状態である。この表5より、分離
性能と定着性能(定着率)等の問題点を考慮すると、 7≦B≦0.04A+2 (式4) 0.8≦C/B≦1.5 (式6) A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) 式4、式6の範囲が、最適な範囲である。更に、もっ
と、好ましくは、 7≦B、B=0.04A+2 (式5) C/B=1 (式7) である。 上記の式を満たすことによって、最適な分離性能を得る
ことが理解できる。
【0070】(G)第9の発明 (請求項9) 紙幅(mm)と先端からの分離チャージの印加する距離と
分離チャージの印加する分離電流と転写チャージの印加
する転写電流の関係を下記の式を満たす第9の発明を表
6に基づいて説明する。
【0071】
【表6】
【0072】実験条件は、A=210mm、W=80で
ある。 分離性能 ◎は、分離性能が良く、殆どドラムに対して、浮き上が
らず、分離爪を使用しない状態である。○は、分離性能
が良くが、たまに、分離爪を使用する状態である。×
は、分離性能が悪く、分離爪による分離が殆どで、紙詰
まりもよく起こる状態である。 定着性能(定着率) ◎は、定着性能が良く、使用しない状態である。○は、
定着性能が良くが、こすれば剥がれる場所が、たまにあ
る状態である。×は、定着性能が悪く、こすれば剥がれ
る場所が、比較的多い状態である。 7≦B≦0.04A+2 (式4) 0.8≦C/B≦1.5 (式6) 0.8≦D/(10×B)≦1.5 (式8) A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) 表6より、更に、もっと、好ましくは、 7≦B、B=0.04A+2 (式5) C/B=1 (式7) D/(10×B)=1 (式9)である。 こうして行った実験結果を表6に示す。この表から、上
記の式を満たすことによって、最適な分離性能を得るこ
とが理解できる。
【0073】(H)第10の発明 (請求項10) 表面抵抗を1×109〜1×1013Ωである定着ローラ
とを満たすことを特徴とする第10の発明を表7に基づ
いて説明する。実験条件は、A=210mm、W=80
である。
【0074】
【表7】
【0075】定着性能(定着率) ◎は、定着性能が良く、使用しない状態である。○は、
定着性能が良くが、こすれば剥がれる場所が、たまにあ
る状態である。△は、定着性能が悪く、こすれば剥がれ
る場所が、少し状態である。×は、定着性能が悪く、こ
すれば剥がれる場所が、比較的多い状態である。 裏汚れ ◎は、裏汚れが全く発生しない状態である。○は、裏汚
れが発生しないが、すこし定着ローラが汚れる状態であ
る。△は、裏汚れが少し発生し、定着ローラも少し汚れ
る状態である。×は、裏汚れがかなりの頻度で発生する
状態である。 尾引き ◎は、尾引きが全く発生しない状態である。○は、尾引
きが発生しないが、すこし定着ローラが汚れる状態であ
る。△は、尾引きが少し発生する状態である。×は、尾
引きがかなりの頻度で発生する状態である。 定着オフセット ◎は、定着オフセットが全く発生しない状態である。○
は、定着オフセットが発生しないが、すこし定着ローラ
が汚れる状態である。△は、定着オフセットが少し発生
する状態である。×は、定着オフセットがかなりの頻度
で発生する状態である。
【0076】従来、一般的には、定着ローラの表面抵抗
は、1×105〜1×108Ωの範囲である。その表面抵
抗の定着ローラであれば、定着部での裏汚れ、定着部で
の尾引き等の問題点があった。そこで、その問題点を解
消するために、従来の表面抵抗の範囲1×105〜1×
108Ωを、高めのものを採用した。しかし、表面抵抗
の高いもの、例えば、1×109〜1×1013Ωでは、
オフセット等の問題が出て使用できなかった。そこで、
第10の発明(請求項10)では、第1項から第9項記
載の画像形成装置の特徴を実施することによって、表面
抵抗の極めて(1×109〜1×101 3Ω)低い定着ロ
ーラを使用することが可能となった。こうして行った実
験結果を表6に示す。この表から、上記の式を満たすこ
とによって、最適な分離性能、定着性能を得ることが理
解できる。
【0077】(I)第11の発明 (請求項11) 表面抵抗を1×1010〜1×1012Ωである定着ローラ
とを満たすことを特徴とする第11の発明を表7に基い
て説明する。実験条件は、A=210mm、C=100
μ、D=10μ、W=80である。表1〜表6に基く実
験は、1成分トナーで、マグネタイトの含有量は、45
%である。オフセット、尾引き、裏汚れ、定着性能の項
目に基いて、表面抵抗の異なる定着ローラを使用し、実
験を行った。こうして行った実験結果を表6に示す。こ
の表から、上記の式を満たすことによって、最適な分離
性能、つまり、定着部での裏汚れ、定着部での尾引き等
のない画像形成装置を得ることが理解できる。
【0078】(J)第12の発明 (請求項12) 帯電量8〜15(μC/g)のトナーを使用したことを
特徴とする第12の発明を説明する。本件特許発明にく
わえて、帯電量8〜15(μC/g)のトナーを使用し
たことによって、さらに、定着部での裏汚れ、定着部で
の尾引き等が解消され、分離性能を向上させるととも
に、良好な画像が得られる。ここで、この帯電量とは、
初期状態の時、現像スリーブから採取して測定した値で
ある。
【0079】(K)第13の発明 (請求項13) マグネタイトを、25%〜55%有したトナーを使用し
たことを特徴とする第13の発明を表8に基いて説明す
る。
【0080】
【表8】
【0081】実験条件は、A=210mm、C=100
μ、D=10μ、W=80である。表1〜表6に基く実
験は、1成分トナーで、定着ローラの表面抵抗1E+1
1である。オフセット、尾引き、裏汚れ、定着性能の項
目に基いて、マグネタイトの含有量の異なるトナーを使
用し、実験を行った。 現像部のトナー飛散に関しての記号の判定内容は、下
記の通りである。 ◎…現像部のトナー飛散が全くない状態。 ○…現像部のトナー飛散が少し見られるが、殆ど問題な
い状態。 △…現像部のトナー飛散が見られるが、やや問題ある状
態。 ×…現像部のトナー飛散がかなり見られ、問題ある状
態。 マグネタイトの含有率35%以上は、◎であり、マグネ
タイトの含有 率25〜35%は、○であり、マグネ
タイトの含有率15〜25%は、△ であり、15%
以下は、×である。 定着部の尾引きに関しての記号の判定内容は、下記の
通りである。 ◎…定着部の尾引きが全くない状態。 ○…定着部の尾引きが少し見られるが、殆ど問題ない状
態。 △…定着部の尾引きが少し見られるが、殆ど問題ない状
態。 ×…定着部の尾引きがかなり見られ、問題ある状態。 マグネタイトの含有率45%以下は、◎であり、マグネ
タイトの含有 率45〜55%は、○であり、マグネ
タイトの含有率55〜65%は、△ であり、65%
以上は、×である。
【0082】定着率に関しての記号の判定内容は、下
記の通りである。 ◎…定着率が全くない状態。 ○…定着率に、殆ど問題ない状態。 △…定着率に、少し問題ある状態。 ×…定着率に、問題ある状態。 マグネタイトの含有率45%以下は、◎であり、マグネ
タイトの含有 率45〜55%は、○であり、マグネ
タイトの含有率55〜65%は、△ であり、65%
以上は、×である。ここで、上記の事を考慮すると、マ
グネタイトを、25%〜55%有 したトナーを使用
することによって、最適な画像を得ることができる。こ
うして行った実験結果を表6に示す。この表から、上記
の式を満たすことによって、最適な分離性能、つまり、
定着部での裏汚れ、定着部での尾引き等のない画像形成
装置を得ることが理解できる。
【0083】(N)第14の発明 (請求項14) 転写部から定着部までの搬送部が、略垂直に構成され、
且つ、排出された用紙を装置本体の胴内に排出したスト
ックすることを特徴とする第14の発明を説明する。図
1、図2のような転写部(38、42,41)から定着
部(37、38)までの搬送部が、略垂直に構成され、
且つ、排出された用紙を装置本体の胴内に排出したスト
ック(2)する画像形成装置である。このような胴内排
出タイプ画像形成装置では、転写部から定着部までの搬
送部が、略垂直に構成されているので、必然的に転写部
での分離性能が低下する。本願特許発明(請求項1〜1
1)は、特に、このようなタイプの画像形成装置に効果
がある。
【0084】(O)第15の発明 (請求項15) 転写部から定着部までの搬送部が、略垂直に構成され、
且つ、排出された用紙を装置本体の上面に排出したスト
ックすることを特徴とする第15の発明を説明する。本
実施例では、胴内排出方式の画像形成装置について説明
したが、転写部から定着部迄の搬送路が、略垂直に構成
される画像形成装置に対して(N)と同様の効果を得ら
れることから、定着装置が上方にあり、略垂直搬送で上
面排出する画像形成装置、即ち、図1、図2の上ハウジ
ング11Uを設けない状態の画像形成装置でも、請求項
14と同様の効果がある。
【0085】
【発明の効果】このように、本特許発明の画像形成装置
によれば、定着部での尾引き、裏汚れ、定着性(定着
率)アップ、トナー飛散、分離性能等の問題点を解消す
ることが可能となる。さらに、小型で、省スペースな画
像形成装置も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にしたがって、画像形成装置全体を示
す斜視図。
【図2】 本発明の画像形成装置全体を示す断面図。
【図3】 本発明のシステムのブロック図。
【図4】 本発明の転写、分離電流の印加のタイミング
チャート図。
【図5】 従来の発明の転写、分離電流の印加のタイミ
ングチャート図。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 530 G03G 15/20 103 3F053 15/20 103 9/08 301 (72)発明者 宮地 信希 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 (72)発明者 堤 真洋 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA02 CB03 EA01 EA05 EA07 FA06 2H027 DA01 DB02 DC02 DC04 DC10 DE07 DE10 EA18 EC06 ED17 ED24 EE02 EE06 EF09 2H033 AA09 BB01 BB14 BB28 2H072 AB19 FA05 FC04 JA02 2H200 FA08 FA16 GA16 GA23 GA34 GA56 GB25 HA03 HA04 HB03 HB12 HB22 HB48 JA02 JA04 JA28 JA29 JA30 KA02 KA07 KA28 KA29 NA02 PA02 PB12 PB25 3F053 AA06 LA02 LA05 LA07 LB03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムと、その感光体ドラムの外周
    面を一様に帯電させる主帯電器と、一様に帯電された感
    光体ドラムの外周面を光で照射することにより静電潜像
    を形成する光学部と、その静電潜像を現像する現像装置
    と、現像された像を用紙に転写する転写手段と、ローラ
    対を加熱することによって定着する定着部と、その感光
    体ドラムと転写手段との間に形成される転写部を通って
    定着部に搬送する用紙搬送路と、現像剤を収容する現像
    部と、トナーを現像ハウジング内に補給するためのトナ
    ー収容部とを備えている画像形成装置において、 搬送された用紙の先端部分の領域のみ、分離電流を印加
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】搬送された用紙の先端から所定の距離、分
    離チャージャによって分離電流を印加することを特徴と
    する第1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】用紙の条件に応じて、分離電流を印加する
    先端部分の領域を可変させることことを特徴とする第1
    項から第2項記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】用紙の幅に応じて、分離電流を印加する先
    端部分の領域を可変することを特徴とする第1項から第
    2項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】用紙の厚みに応じて、分離電流を印加する
    先端部分の領域を可変することを特徴とする第1項記載
    から第2項の画像形成装置。
  6. 【請求項6】用紙の表面抵抗率(RS)、体積抵抗率(R
    T)に応じて、分離電流を印加する先端部分(B)を可
    変することを特徴とする第1項記載から第2項の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】下記の式で表される分離チャージャーの分
    離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
    る距離(mm) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】下記の式で表される分離チャージャーの分
    離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 0.8≦C/B≦1.5 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
    る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】下記の式で表される分離チャージャーの分
    離条件を示す、 7≦B≦0.04A+2 0.8≦C/B≦1.5 0.8≦D/(10×B)≦1.5 A:紙幅(mm) B:先端からの分離チャージの印加す
    る距離(mm) C:分離チャージの印加する分離電流(μA) D:転写チャージの印加する分離電流(μA) を満たす第1項から第6項記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】その定着ローラの表面抵抗を1×109
    〜1×1013Ω・cmであることを満たすことを特徴と
    する第1項から第9項記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】その定着ローラの表面抵抗を1×1010
    〜1×1012Ω・cmであることを満たす第1項から第
    9項記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】そのトナーの帯電量が、8〜15(μC
    /g)のトナーをであることを特徴とする第1項から第
    11項記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】そのトナーのマグネタイトの含有が、2
    5重量%〜55重量%であることを特徴とする第1項か
    ら第12項記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】転写部から定着部までの搬送部が、略垂
    直に構成され、且つ、排出された用紙を装置本体の胴内
    に排出したストックすることを特徴とする第1項から第
    13項記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】転写部から定着部までの搬送部が、略垂
    直に構成され、且つ、排出された用紙を装置本体の上面
    に排出したストックすることを特徴とする第1項から第
    13項記載の画像形成装置。
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JP2014160293A (ja) * 2014-06-12 2014-09-04 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2014194577A (ja) * 2014-06-12 2014-10-09 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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