JPH09138621A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09138621A
JPH09138621A JP7294060A JP29406095A JPH09138621A JP H09138621 A JPH09138621 A JP H09138621A JP 7294060 A JP7294060 A JP 7294060A JP 29406095 A JP29406095 A JP 29406095A JP H09138621 A JPH09138621 A JP H09138621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
developer
document
instructing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP7294060A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ikeda
孝史 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7294060A priority Critical patent/JPH09138621A/ja
Publication of JPH09138621A publication Critical patent/JPH09138621A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/02Counting the number of copies; Billing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、トナーの消費量に応じて、コピ
ー料金を変更できる。 【解決手段】 この発明は、コピー料金の算出のパラメ
ータに消費トナー量も加えるようにし、しかも感光体ド
ラムの表面電位を低下させることにより消費トナー量を
押さえる複写モードとしてのエコノミーモードを設定で
きるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば原稿の
画像を読取り、この読取った信号に応じて用紙上に画像
を形成する複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コピーが有料で行える複写機が
コンビニエンスストアー等に設置されている。このよう
な複写機においては、硬貨、紙幣、あるいはプリペイド
カード等により、コピー料金が支払われるようになって
いる。
【0003】このような複写機では、コピーを行う用紙
サイズ等により料金が変更されるようになっている。し
かしながら、原稿印刷率や複写画像濃度が変化してもコ
ピー料金には反映されなかった。たとえば、真っ黒なコ
ピーと白っぽいコピーとでは、トナーの消費量が大きく
異なっているが、同じコピー料金となっている。したが
って、トナーの消費量に応じて、コピー料金を変更でき
るものが要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、トナ
ーの消費量に応じて、コピー料金を変更できるものが要
望されているもので、トナーの消費量に応じて、コピー
料金を変更できる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、原稿の画像を読取手段により読取り、所定の電位に
帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、この帯電され
た像担持体上を上記読取手段による読取内容に応じて露
光手段により露光することにより静電潜像を形成し、こ
の像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤像として顕
像化し、この顕像化された現像剤像を転写手段により被
画像形成媒体に転写するものにおいて、上記原稿に対す
る現像剤使用量を判断する判断手段、この判断手段によ
り判断された現像剤使用量に応じて、上記画像形成の料
金を算出する算出手段、およびこの算出手段により算出
した画像形成の料金を表示する表示手段から構成されて
いる。
【0006】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記原稿に対する現像剤使用量を
判断する判断手段、この判断手段により判断された現像
剤使用量に応じて、上記画像形成の料金を算出する算出
手段、この算出手段により算出した画像形成の料金を表
示する表示手段、この表示手段により表示された画像形
成の料金を受入れる受入手段、およびこの受入手段によ
り画像形成の料金を受入れた際、上記原稿に対する被画
像形成媒体への画像形成を行う処理手段から構成されて
いる。
【0007】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
判断手段、画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指
示する第1の指示手段、現像剤量を削減するモードを指
示する第2の指示手段、上記判断手段により判断された
原稿の印刷率と上記第1の指示手段により指示された画
像形成枚数や被画像形成媒体のサイズと上記第2の指示
手段により指示された現像剤量を削減するモードとによ
り変化する現像剤使用量に応じた、上記画像形成の料金
を算出する算出手段、およびこの算出手段により算出し
た画像形成の料金を表示する表示手段から構成されてい
る。
【0008】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
第1の判断手段、画像形成枚数や被画像形成媒体のサイ
ズを指示する第1の指示手段、現像剤量を削減するモー
ドを指示する第2の指示手段、上記第1の判断手段によ
り判断された原稿の印刷率と上記第1の指示手段により
指示された画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズと上
記第2の指示手段により指示された現像剤量を削減する
モードとにより変化する現像剤使用量に応じた、上記画
像形成の料金を算出する算出手段、この算出手段により
算出した画像形成の料金を表示する表示手段、この表示
手段により表示された画像形成の料金を受入れる受入手
段、この受入手段により画像形成の料金を受入れた際、
上記第1の判断手段により判断された原稿の印刷率と上
記第2の指示手段により指示された現像剤量を削減する
モードとにより、上記帯電手段による像担持体上での帯
電電位を判断する第2の判断手段、およびこの第2の判
断手段により判断された帯電電位で像担持体上を帯電す
ることにより、上記原稿に対する被画像形成媒体への画
像形成を行う処理手段から構成されている。
【0009】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
判断手段、画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指
示する第1の指示手段、現像剤量を削減するモードを指
示する第2の指示手段、上記判断手段により判断された
原稿の印刷率と上記第1の指示手段により指示された画
像形成枚数や被画像形成媒体のサイズと上記第2の指示
手段により指示された現像剤量を削減するモードとによ
り変化する現像剤使用量に応じた、上記画像形成の料金
を算出する算出手段、この算出手段により算出した画像
形成の料金を表示する表示手段、この表示手段により画
像形成の料金が表示された後、再び、第2の指示手段に
より現像剤量を削減する別のモードへの変更を指示する
変更手段、この変更手段により変更された現像剤量を削
減するモードと、上記判断手段により判断された原稿の
印刷率と上記第1の指示手段により指示された画像形成
枚数や被画像形成媒体のサイズとにより変化する現像剤
使用量に応じた、上記画像形成の料金を上記算出手段に
より算出する第1の処理手段、およびこの第1の処理手
段により算出した画像形成の料金を上記表示手段で表示
する第2の処理手段から構成されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
第1の判断手段、画像形成枚数や被画像形成媒体のサイ
ズを指示する第1の指示手段、現像剤量を削減するモー
ドを指示する第2の指示手段、上記判断手段により判断
された原稿の印刷率と上記第1の指示手段により指示さ
れた画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズと上記第2
の指示手段により指示された現像剤量を削減するモード
とにより変化する現像剤使用量に応じた、上記画像形成
の料金を算出する算出手段、この算出手段により算出し
た画像形成の料金を表示する表示手段、この表示手段に
より画像形成の料金が表示された後、再び、第2の指示
手段により現像剤量を削減する別のモードへの変更を指
示する変更手段、この変更手段により変更された現像剤
量を削減するモードと、上記第1の判断手段により判断
された原稿の印刷率と上記第1の指示手段により指示さ
れた画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズとにより変
化する現像剤使用量に応じた、上記画像形成の料金を上
記算出手段により算出する第1の処理手段、この第1の
処理手段により算出した画像形成の料金を上記表示手段
で表示する第2の処理手段、この第2の処理手段により
表示された画像形成の料金を受入れる受入手段、この受
入手段により画像形成の料金を受入れた際、上記第1の
判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第2の指
示手段により指示された現像剤量を削減するモードとに
より、上記帯電手段による像担持体上での帯電電位を判
断する第2の判断手段、およびこの第2の判断手段によ
り判断された帯電電位で像担持体上を帯電することによ
り、上記原稿に対する被画像形成媒体への画像形成を行
う第3の処理手段から構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
判断手段、画像形成装置における画像形成条件を指示す
る指示手段、上記判断手段により判断された原稿の印刷
率と上記指示手段により指示された画像形成条件とによ
り、指示された画像形成条件により画像形成動作を行う
場合の料金を算出する算出手段、およびこの算出手段に
より算出した画像形成の料金を表示する表示手段から構
成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
判断手段、画像形成装置における画像形成条件を指示す
る指示手段、上記判断手段により判断された原稿の印刷
率と上記指示手段により指示された画像形成条件とによ
り、指示された画像形成条件により画像形成動作を行う
場合の料金を算出する算出手段、この算出手段により算
出した画像形成の料金を表示する表示手段、画像形成の
料金を受入る受入手段、この受入手段により受入れた金
額と上記算出手段により算出された金額とを比較する比
較手段、およびこの比較手段により受入金額が算出され
た料金以上であることが判断されたとき、上記指示手段
により指示された画像形成条件での画像形成動作の実行
を許可する制御手段から構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読取手段により読取り、所定の電位に帯電する帯電手段
で像担持体上を帯電し、この帯電された像担持体上を上
記読取手段による読取内容に応じて露光手段により露光
することにより静電潜像を形成し、この像担持体上の静
電潜像を現像手段で現像剤像として顕像化し、この顕像
化された現像剤像を転写手段により被画像形成媒体に転
写するものにおいて、上記読取手段によりあらかじめ原
稿の読取りを行うことにより、原稿の印刷率を判断する
判断手段、画像形成装置における第1の画像形成条件を
指示する指示手段、上記判断手段により判断された原稿
の印刷率と上記指示手段により指示された第1の画像形
成条件とにより、指示された第1の画像形成条件により
第1の画像形成動作を行う場合の料金を算出する算出手
段、この算出手段により算出した画像形成の料金を表示
する表示手段、およびこの表示手段により第1の画像形
成条件の料金が表示されているとき、上記指示手段によ
る第2の画像形成条件の入力を受付け、ここで指示され
た第2の画像形成条件に基づいて上記算出手段によって
第2の画像形成動作を行う場合の料金を算出させ、上記
表示手段に表示されていた上記第1の画像形成条件の料
金を、上記第2の画像形成条件の料金で更新する制御手
段から構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1はこの発明の画像形成
装置の一例としてのディジタル複写機の内部構造を示す
概略構成図である。
【0015】図1に示すように、ディジタル複写機は装
置本体10を備え、この装置本体10内には、後述する
読み取り手段として機能するスキャナ部4、および画像
形成手段として機能する画像形成部6が設けられてい
る。
【0016】装置本体10の上面には、読取対象物、つ
まり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置
台12が設けられている。また、装置本体10の上面に
は、原稿載置台12上に原稿Dを自動的に送る自動原稿
送り装置7(以下、ADFと称する)が配設されてい
る。このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能
に配設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿
載置台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0017】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿Dの有無を検出するエンプティセンサ9、
原稿トレイ8から原稿Dを一枚づつ取り出すピックアッ
プローラ14、取り出された原稿Dを搬送する給紙ロー
ラ15、原稿Dの先端を整位するアライニングローラ対
16、原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設され
た搬送ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8
に上向きにセットされた複数枚の原稿Dは、その最下の
頁、つまり、最終頁から順に取り出され、アライニング
ローラ対16により整位された後、搬送ベルト18によ
って原稿載置台12の所定位置へ搬送される。
【0018】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ロ
ーラ23が配設されている。後述するスキャナ4により
画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送ベルト18によ
り原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、
フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7
上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を
読み取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬
送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ロ
ーラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18に
より原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0019】装置本体10内に配設されたスキャナ部4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源
としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を
所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これら
の露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置
台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り
付けられている。
【0020】第1のキャリッジ27は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を
往復移動される。
【0021】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配
設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラ
ー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向
する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に
取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1の
キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0022】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0023】一方、画像形成部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザユニット40を備えている。レーザユ
ニット40は、光源としての半導体レーザ41と、半導
体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向す
る走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミ
ラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モ
ータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーか
らのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導
く光学系42とを備えている。光学系42は、ポリゴン
ミラー36からの一走査ラインごとのレーザビームを平
行光に変更するfθレンズ42a、このレンズ42aか
らの平行光を反射して感光体ドラム44の露光の位置へ
導くミラー42b、42cによって構成されている。こ
のような構成のレーザユニット40は、装置本体10の
図示しない支持フレームに固定支持されている。
【0024】半導体レーザ41は、スキャナ部4により
読み取られた原稿Dの画像情報等に応じてオン・オフ制
御され、このレーザ光はポリゴンミラー36および光学
系42を介して感光体ドラム44へ向けられ、感光体ド
ラム44周面を走査することにより感光体ドラム44周
面上に静電潜像を形成する。
【0025】また、画像形成部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザユ
ニット40からのレーザ光により露光され、所望の静電
潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラ
ム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、
感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤
としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現
像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写
材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離
させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体
ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる
転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー
用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に
残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光
体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置され
ている。
【0026】帯電チャージャ45は、コロナワイヤ45
aとグリッドスクリーン45bとを有し、コロナワイヤ
45aから感光体ドラム44へのコロナ放電の放射量
が、後述するグリッド電圧発生回路87によりグリッド
スクリーン45bに印加されたグリッド電圧によって調
整されるようになっている。
【0027】たとえば、後述する高電圧発生回路88か
らの高電圧によりコロナワイヤ45aを介して感光体ド
ラム44に供給される初期表面電位は、約−650ボル
トに設定される。
【0028】現像器46は、非磁性部材のトナーと磁性
部材のキャリアからなる二成分現像剤を収容しているも
のであり、外周にて現像剤を保持しつつ負に帯電された
トナーのみを感光体ドラム44に形成された静電潜像に
付着させる現像ローラ46aを有している。また、現像
ローラ46a、及び、現像器46内のキャリアおよびト
ナーすなわち現像剤には、後述する現像バイアス電圧発
生回路90により所定の現像バイアス電圧(たとえば−
450ボルト)が印加されるようになっている。現像ロ
ーラ46aは、内部に固定され、円周方向にS極および
N極が適切に配置されたマグネットローラと、このマグ
ネットローラの周囲を矢印b方向に回転する非磁性のス
リーブとから構成されている。このマグネットローラの
磁力線に沿って、スリーブ上にキャリアCの穂(穂立)
が形成され、そこに鏡像力により付着されているトナー
が感光体ドラム44と現像ローラ46aとが対向する現
像位置で、現像バイアス電圧と感光体ドラム44の表面
電位とで形成される電界によりトナーが移動される。
【0029】転写チャージャ48は、感光体ドラム44
の表面に形成されたトナー像を、コピー用紙Pに静電的
に引き寄せるためにコロナ放電する転写チャージワイヤ
48aを有するものであり、この転写チャージワイヤ4
8aには後述する剥離電圧発生回路89からの電圧が供
給されるようになっている。
【0030】剥離チャージャ47は、トナー像が転写さ
れる際に感光体ドラム44に静電的に吸着されたコピー
用紙Pを感光体ドラム44から剥離させるための剥離チ
ャージワイヤ47aを有するものであり、この剥離チャ
ージワイヤ47aには後述する高電圧発生回路88から
の電圧が供給されるようになっている。
【0031】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット
53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、
各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填され
ている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ5
5が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコ
ピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容
量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた
給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0032】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージ
ャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
8が形成され、搬送路の終端には定着装置60が設けら
れている。定着装置60に対向した装置本体10の側壁
には排出口61が形成され、排出口には排紙トレイ62
が装着されている。
【0033】上段カセット52、中段カセット53、下
段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量
フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィ
ーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ
63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58に
は、ピックアップローラ63により取り出されたコピー
用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ
対64が設けられている。
【0034】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ66が設けられている。
【0035】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。
【0036】転写部において、感光体ドラム44上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪
49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、
搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定
着装置60に搬送される。そして、定着装置60によっ
て現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用
紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69によ
り排出口61を通して排紙トレイ62上へ排出される。
【0037】搬送路58の下方には、定着装置60を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対6
5へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面
装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積
部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過
したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転
路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚
づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された
用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙
する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58
と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口6
1あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲ
ート76が設けられている。
【0038】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73および給
紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストロ
ーラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対65により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および
排紙ローラ69を介して排紙トレイ62上に排紙され
る。
【0039】上記装置本体10の前面には、図2に示す
ように、種々の案内や指示を行う操作パネル100が配
置されている。この操作パネル100には、図2に示す
ように、テンキー101、コピーキー102、状態表示
部103、表示部104、原稿サイズ設定キー105、
用紙サイズ設定キー106、濃度表示部107、濃度設
定キー108、倍率設定キー109、クリア/ストップ
キー110、フィニッシャーキー111、割込キー11
2、オールクリアキー113、エコノミーモードキー1
14およびエコノミーモードキー115によって構成さ
れている。
【0040】テンキー101は、原稿枚数やコピー枚数
を設定するものである。コピーキー102は、コピー開
始を指示するものである。状態表示部103は、原稿D
や、コピー用紙Pのジャムなどを案内表示するものであ
る。
【0041】表示部104は、原稿枚数やコピー枚数を
表示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作
案内を行うものである。原稿サイズ設定キー105は、
原稿Dのサイズを設定するものである。
【0042】用紙サイズ設定キー106は、用紙Pのサ
イズを設定するものである。濃度表示部107は、濃度
設定キー108により設定されるコピー濃度が表示され
るものである。
【0043】倍率設定キー109は、コピー倍率を設定
するものである。クリア/ストップキー110は、テン
キー101による設定内容をクリアし、標準状態に戻す
ものである。
【0044】フィニッシャーキー111は、スティプ
ル、ソート、グループのソートモードを設定するもので
ある。割込キー112は、割込コピーを設定するキーで
ある。
【0045】オールクリアキー113は、動作の中止を
指示するキーである。エコノミーモードキー114は、
通常コピー時の80%のトナー消費量を指定するエコノ
ミーモード1を選択するキーである。
【0046】エコノミーモードキー115は、通常コピ
ー時の50%のトナー消費量を指定するエコノミーモー
ド2を選択するキーである。ディジタル複写機の制御回
路には、図3に示すように、全体を制御する主制御部8
0が設けられている。この主制御部80には、コピー枚
数や倍率等の種々の複写条件を設定する操作パネル10
0、硬貨投入口(図示しない)から投入される硬貨を処
理したり、釣り銭を放出する硬貨処理部120、スキャ
ナ部4、および画像形成部6が接続されている。
【0047】主制御部80は、スキャナ部4による原稿
Dのプリスキャンにより得られる原稿画像の濃度分布と
しての濃度ヒストグラムにより、原稿の印刷率を算出す
るようになっている。
【0048】この原稿の印刷率を算出は、たとえば、図
4に示すような、原稿画像の濃度ヒストグラムにより得
られる原稿の白黒比(a:b、aは薄い濃度における高
頻度の頻度値であり、bは濃い濃度における高頻度の頻
度値である)により行われる。
【0049】また、濃度ヒストグラムの各濃度値と各濃
度値ごとの頻度とを乗算した値の加算値(累積値)を用
いて、印刷率が100%の場合の値との比較により、原
稿の印刷率を算出するようにしても良い。
【0050】主制御部80の内部メモリ80aには、通
常モードの指定、エコノミーモードキー114によるエ
コノミーモード1の指定、エコノミーモードキー115
によるエコノミーモード2の指定と、原稿の印刷率とに
対応した、異なる感光体ドラム44の表面電位値が記憶
されているテーブルを有している。これにより、主制御
部80は、通常モード、エコノミーモード1、エコノミ
ーモード2の指定と、演算された原稿の印刷率とに対応
した感光体ドラム44の表面電位値をそのテーブルから
読出し、画像形成部6内のプリンタCPU81へ出力す
るようになっている。
【0051】たとえば、図5に示すように、印刷率が3
0%でエコノミーモード1の場合、表面電位値が−59
0ボルトであり、印刷率が30%でエコノミーモード2
の場合、表面電位値が−495ボルトであり、印刷率が
6%でエコノミーモード1の場合、表面電位値が−55
0ボルトであり、印刷率が6%でエコノミーモード2の
場合、表面電位値が−450ボルトである。
【0052】スキャナ部4は、図3に示すように、スキ
ャナ部4の全体を制御するスキャナCPU4a、露光ラ
ンプ25を点灯駆動するランプドライバ4b、CCDセ
ンサ34を駆動するCCDドライバ4c、およびCCD
センサ34からの出力を画像処理する画像処理部4dな
どによって構成されている。
【0053】画像形成部6は、図3に示すように、画像
形成部6の全体を制御するプリンタCPU81、制御プ
ログラム等が記憶されているROM82、データ記憶用
のRAM83、給紙部91、搬送装置92、感光体ドラ
ム44が回転されるモータ93等の駆動機構を制御する
機構制御回路84、レーザユニット16の回転を制御す
るとともに、図示しない発光手段による発光をオン/オ
フするレーザドライバ85を制御するレーザ変調回路を
有するレーザ制御回路86、帯電装置15のグリッドス
クリーン15bにグリッドバイアス電圧(−700V)
を供給するグリッド電圧発生回路87、帯電装置15の
コロナワイヤ15aに帯電電圧を供給し、転写装置18
の転写チャージワイヤ18aに転写電圧を供給する高電
圧発生回路88、剥離装置19の剥離チャージワイヤ1
9aに剥離電圧を供給する剥離電圧発生回路89、現像
装置17の現像ローラ17aに現像バイアス電圧(−4
50V)を供給する現像バイアス電圧発生回路90、お
よび定着装置22の定着ローラの電源電圧を制御する定
着温度制御回路96によって構成されている。
【0054】また、グリッド電圧発生回路87、高電圧
発生回路88、剥離電圧発生回路89、現像バイアス電
圧発生回路90、定着温度制御回路96には、電源回路
95からの電源電圧Vccが印加されるようになってい
る。電源回路95には電源スイッチ94およびコンセン
ト97を介して商用電源電圧が印加され、電源電圧Vc
cが生成されるようになっている。
【0055】プリンタCPU81は、主制御部80から
供給されるエコノミーモード1、あるいは2の選択と原
稿の印刷率に対応した制御信号により、グリッド電圧発
生回路87によりグリッドスクリーン45bに印加され
るグリッド電圧を変更するようになっている。
【0056】たとえば、エコノミーモード1で原稿の印
刷率が30%の場合、図5に示すように、表面電位が−
590ボルトであることを示す制御信号が供給されるこ
とにより、グリッド電圧発生回路87によりグリッドス
クリーン45bに印加されるグリッド電圧を変更する。
これにより、高電圧発生回路88からの高電圧によりコ
ロナワイヤ45aを介して感光体ドラム44に供給され
る表面電位は、−590ボルトに設定される。
【0057】また、エコノミーモード2で原稿の印刷率
が30%の場合、図5に示すように、表面電位が−49
0ボルトであることを示す制御信号が供給されることに
より、グリッド電圧発生回路87によりグリッドスクリ
ーン45bに印加されるグリッド電圧を変更する。これ
により、高電圧発生回路88からの高電圧によりコロナ
ワイヤ45aを介して感光体ドラム44に供給される表
面電位は、−495ボルトに設定される。
【0058】また、エコノミーモード1で原稿の印刷率
が6%の場合、図5に示すように、表面電位が−550
ボルトであることを示す制御信号が供給されることによ
り、グリッド電圧発生回路87によりグリッドスクリー
ン45bに印加されるグリッド電圧を変更する。これに
より、高電圧発生回路88からの高電圧によりコロナワ
イヤ45aを介して感光体ドラム44に供給される表面
電位は、−550ボルトに設定される。
【0059】また、エコノミーモード2で原稿の印刷率
が6%の場合、図5に示すように、表面電位が−450
ボルトであることを示す制御信号が供給されることによ
り、グリッド電圧発生回路87によりグリッドスクリー
ン45bに印加されるグリッド電圧を変更する。これに
より、高電圧発生回路88からの高電圧によりコロナワ
イヤ45aを介して感光体ドラム44に供給される表面
電位は、−450ボルトに設定される。
【0060】次に、画像形成装置の動作を、図6に示す
フローチャートを参照しつつ詳細に説明する。画像形成
装置は、ディジタル複写装置、画像入力装置(スキャ
ナ)、プリンタ装置およびファクシミリ装置として、相
互にあるいは独立に、利用可能に形成されている。以下
に、ディジタル複写装置としての動作の一例を示す。
【0061】ADF7の原稿トレイ8に原稿D(あるい
は書類)等の複写対象物がセットされる(ST1)。す
ると、原稿トレイ8の原稿Dが1枚取り出されて搬送さ
れ、原稿載置台12に載置される(ST2)。これによ
り、スキャナ部4により原稿Dの印刷率を検知するため
のプリスキャンが行われる(ST3)。
【0062】すなわち、スキャナCPU4aによりラン
プドライバ4bが駆動されることにより露光ランプ25
が点灯され、図示しないモータの回転にともなって露光
ランプ25およびミラー26、30、31が原稿載置台
12に沿って移動され、原稿Dからの反射光(すなわち
画像情報)が順次CCDセンサ34へ導かれる。
【0063】このCCDセンサ34へ導かれた反射光
は、画像処理部4dへ供給され、アナログ信号からディ
ジタル信号に変換されたのち所定の補正および変換が施
されて、図示しない画像メモリに一旦記憶される。この
画像データは、図示しないパラレル−シリアル変換回路
を介してレーザ駆動信号(印刷信号)に変換されたの
ち、主制御部80に供給される。
【0064】主制御部80は、スキャナ部4からの画像
データにより、図4に示すような、原稿画像の濃度分布
としての濃度ヒストグラムを得、この原稿画像の濃度ヒ
ストグラムにより得られる原稿の白黒比により原稿の印
刷率を算出する(ST4)。たとえば、印刷率として、
30%や6%が算出される。
【0065】また、用紙サイズ設定キー106により用
紙サイズを設定し、テンキー101により希望複写枚数
を設定し、複写モードとして、通常モード、エコノミー
モード1あるいはエコノミーモード2を指定する(ST
5)。エコノミーモード1の場合は、エコノミーモード
キー114を投入し、エコノミーモード2の場合は、エ
コノミーモードキー115を投入し、通常モードの場合
は、どちらのキーも投入しない。
【0066】これにより、主制御部80は、通常モー
ド、エコノミーモード1、あるいはエコノミーモード2
の複写モードの指定と、演算された原稿の印刷率とに対
応した感光体ドラム44の表面電位値を内部メモリ(図
示しない)のテーブルから読出す(ST6)。たとえ
ば、原稿の印刷率が30%の通常モードの場合、表面電
位値として−650Vが読出され、原稿の印刷率が30
%のエコノミーモード1の場合、表面電位値として−5
90Vが読出され、原稿の印刷率が30%のエコノミー
モード2の場合、表面電位値として−495Vが読出さ
れ、原稿の印刷率が6%の通常モードの場合、表面電位
値として−650Vが読出され、原稿の印刷率が6%の
エコノミーモード1の場合、表面電位値として−550
Vが読出され、原稿の印刷率が6%のエコノミーモード
2の場合、表面電位値として−450Vが読出される。
【0067】さらに、主制御部80は、複写モードと原
稿印刷率と用紙サイズと複写枚数とにより、トナー消費
量に対応する複写料金を算出し(ST7)、この算出結
果と複写モードと複写モードに対応するコメントを操作
パネル100の表示部104で表示する(ST8)。た
とえば、エコノミーモード1を選択した場合に、“やや
ベタ部が薄くなります”等を表示させる。
【0068】この表示内容により複写料金が満足するも
のであった際(ST9)、利用者は利用料金を硬貨処理
部120の硬貨投入口(図示しない)から投入し(ST
10)、投入金額が利用料金に達し(ST11)、コピ
ーキー102が投入されている場合に(ST12)、上
記複写条件で原稿画像の複写が行われる(ST13)。
【0069】すなわち、スキャナCPU4aによりラン
プドライバ4bが駆動されることにより露光ランプ25
が点灯され、図示しないモータの回転にともなって露光
ランプ25およびミラー26、30、31が原稿載置台
12に沿って移動され、原稿Dからの反射光(すなわち
画像情報)が順次CCDセンサ34へ導かれる。
【0070】このCCDセンサ34へ導かれた反射光
は、画像処理部4dへ供給され、アナログ信号からディ
ジタル信号に変換されたのち所定の補正および変換が施
されて、図示しない画像メモリに一旦記憶される。この
画像データは、図示しないパラレル−シリアル変換回路
を介してレーザ駆動信号(印刷信号)に変換されたの
ち、主制御部80を介して画像形成部6内のプリンタC
PU81へ供給される。
【0071】この印刷信号は、プリンタCPU81を経
由してレーザ制御回路86に、画素単位で出力される。
このレーザ制御回路86に出力された画像信号により、
レーザドライバ85を介して付勢されているレーザユニ
ット40から出力されるレーザビームを画素単位にオン
/オフさせる。
【0072】一方、画像形成部6では、コピーキー10
2がオンされた時点で、プリントCPU81による制御
に応じてモータ63が付勢され、感光体ドラム44が回
転される。また、プリントCPU81の制御により、高
電圧発生回路88による高電圧がコロナワイヤ45aに
供給され、グリッド電圧発生回路87によるグリッドバ
イアス電圧がグリッドスクリーン45bに供給され、感
光体ドラム44に所望の電荷が供給される。たとえば、
上述した複写モードの指定と、演算された原稿の印刷率
とに対応して、感光体ドラム44の表面電位が−650
V、−590V、−495V、−550V、あるいは−
450Vに設定される。また、プリントCPU81の制
御により、機構制御回路84cがソレノイドあるいはク
ラッチなどを付勢することにより、給紙部91からコピ
ー用紙Pが給送される。
【0073】所望の電荷が供給された感光体ドラム44
の表面にレーザ制御回路86を介してオン/オフされた
レーザビームが照射されることで、感光体ドラム44に
静電潜像が形成される。
【0074】このようにして形成された静電潜像は、現
像バイアス電圧発生回路90により、たとえば、現像バ
イアス電圧(−450V)が印加されている現像器46
の現像ローラ46aから供給されるトナーによって現像
され、高電圧発生回路88により所定の転写電圧がコロ
ナワイヤ45aに印加されかつグリッド電圧発生回路8
7により電圧グリッド電圧がグリッドスクリーン45b
に印加されている転写チャージャ48を介して用紙Pに
トナー像として転写される。
【0075】コピー用紙Pに転写されたトナー像は、用
紙とともに感光体ドラム44の表面から分離されたの
ち、搬送装置92によって定着装置60へ搬送され、定
着装置60を介してコピー用紙Pに定着される。
【0076】トナー像が定着されたコピー用紙Pは、排
紙ローラ69を介して装置の外部に配置されている排紙
トレイ62あるいはソータに、順次、排紙される。コピ
ー用紙Pにトナー像が転写された後の感光体ドラム44
は、引き続き回転され、清掃装置50を介して残存トナ
ーが取り除かれたのち除電器51により除電され、引き
続いて、次の画像形成に利用される。
【0077】このようにして、一連の画像形成が繰り返
される。また、上記ステップ9で、操作パネル100の
表示部104に表示された複写料金が満足するものでな
かった際、利用者はエコノミーモードキー114あるい
は115の投入により、複写モードを変更する(ST
5)。主制御部80は、この複写モードの変更により、
表面電位値を新たに読出し(ST6)、トナー消費量に
対応する新たな複写料金を算出し(ST7)、この算出
結果を操作パネル100の表示部104で新たに表示す
る(ST8)。
【0078】この表示内容により複写料金が満足するも
のであった際(ST9)、利用者は利用料金を硬貨処理
部120の硬貨投入口(図示しない)から投入し(ST
10)、投入金額が利用料金に達し(ST11)、コピ
ーキー102が投入されている場合に(ST12)、画
像形成条件の変更の有無を確認し(ST13)、変更が
なければ上記複写条件で原稿画像の複写が行われる(S
T14)。
【0079】ここで、画像形成条件の変更があった場合
は、ステップ7に戻って、変更された条件で料金を再計
算するようになっている。また、操作パネル100の表
示部104に表示された複写料金が満足するものでなか
った際、利用者は濃度設定キー108の投入により、複
写濃度を変更するようにしても良い。すなわち、主制御
部80は、この複写濃度を変更により、露光ランプ25
の露光量を算出するとともに、その露光量の変更による
トナー消費量の変化を算出し、このトナー消費量により
新たな複写料金を算出し、この算出結果を操作パネル1
00の表示部104で新たに表示する。この際、濃度設
定キー108による複写濃度の変更は、必ずコピーが行
える所までとなっている。
【0080】この表示内容により複写料金が満足するも
のであった際、利用者はコピーキー102を投入するこ
とにより、上記条件での原稿画像の複写が行われる。ま
た、利用料金(コピー料金)を硬貨により支払う場合に
ついて説明したが、これに限らず、紙幣、あるいはプリ
ペイドカード等により支払うようにしても良い。この場
合、紙幣処理機あるいはカード処理機が設けられる。
【0081】上記したように、コピー料金の算出のパラ
メータに消費トナー量も加えるようにし、しかも感光体
ドラムの表面電位を低下させることにより消費トナー量
を押さえる複写モードとしてのエコノミーモードを設定
できるようにしたものである。
【0082】すなわち、原稿の印刷率と感光体ドラムの
表面電位の変化量によって減らされたトナー消費量を料
金に反映させることができる。これにより、トナーの消
費量に応じて、コピー料金を変更でき、原稿印字率や複
写画像濃度の変化を複写料金に反映させることができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、トナーの消費量に応じて、コピー料金を変更できる
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのディジタ
ル複写機の内部構造を示す概略構成図。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図。
【図3】ディジタル複写機の制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図4】原稿画像の濃度ヒストグラムを示す図。
【図5】原稿画像の印刷率(30%と6%)に対する感
光体ドラムの表面電位ごとのトナー消費量の変化を示す
図。
【図6】画像形成動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
4…スキャナ部 6…画像形成部 25…露光ランプ 34…CCDセンサ 80…主制御部 81…プリンタCPU 100…操作パネル 102…コピーキー 114、115…エコノミーモードキー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記原稿に対する現像剤使用量を判断する判断手段と、 この判断手段により判断された現像剤使用量に応じて、
    上記画像形成の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記原稿に対する現像剤使用量を判断する判断手段と、 この判断手段により判断された現像剤使用量に応じて、
    上記画像形成の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 この表示手段により表示された画像形成の料金を受入れ
    る受入手段と、 この受入手段により画像形成の料金を受入れた際、上記
    原稿に対する被画像形成媒体への画像形成を行う処理手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する判断手段と、 画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指示する第1
    の指示手段と、 現像剤量を削減するモードを指示する第2の指示手段
    と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第1
    の指示手段により指示された画像形成枚数や被画像形成
    媒体のサイズと上記第2の指示手段により指示された現
    像剤量を削減するモードとにより変化する現像剤使用量
    に応じた、上記画像形成の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する第1の判断手段と、 画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指示する第1
    の指示手段と、 現像剤量を削減するモードを指示する第2の指示手段
    と、 上記第1の判断手段により判断された原稿の印刷率と上
    記第1の指示手段により指示された画像形成枚数や被画
    像形成媒体のサイズと上記第2の指示手段により指示さ
    れた現像剤量を削減するモードとにより変化する現像剤
    使用量に応じた、上記画像形成の料金を算出する算出手
    段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 この表示手段により表示された画像形成の料金を受入れ
    る受入手段と、 この受入手段により画像形成の料金を受入れた際、上記
    第1の判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第
    2の指示手段により指示された現像剤量を削減するモー
    ドとにより、上記帯電手段による像担持体上での帯電電
    位を判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により判断された帯電電位で像担持
    体上を帯電することにより、上記原稿に対する被画像形
    成媒体への画像形成を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する判断手段と、 画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指示する第1
    の指示手段と、 現像剤量を削減するモードを指示する第2の指示手段
    と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第1
    の指示手段により指示された画像形成枚数や被画像形成
    媒体のサイズと上記第2の指示手段により指示された現
    像剤量を削減するモードとにより変化する現像剤使用量
    に応じた、上記画像形成の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 この表示手段により画像形成の料金が表示された後、再
    び、第2の指示手段により現像剤量を削減する別のモー
    ドへの変更を指示する変更手段と、 この変更手段により変更された現像剤量を削減するモー
    ドと、上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上
    記第1の指示手段により指示された画像形成枚数や被画
    像形成媒体のサイズとにより変化する現像剤使用量に応
    じた、上記画像形成の料金を上記算出手段により算出す
    る第1の処理手段と、 この第1の処理手段により算出した画像形成の料金を上
    記表示手段で表示する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する第1の判断手段と、 画像形成枚数や被画像形成媒体のサイズを指示する第1
    の指示手段と、 現像剤量を削減するモードを指示する第2の指示手段
    と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第1
    の指示手段により指示された画像形成枚数や被画像形成
    媒体のサイズと上記第2の指示手段により指示された現
    像剤量を削減するモードとにより変化する現像剤使用量
    に応じた、上記画像形成の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 この表示手段により画像形成の料金が表示された後、再
    び、第2の指示手段により現像剤量を削減する別のモー
    ドへの変更を指示する変更手段と、 この変更手段により変更された現像剤量を削減するモー
    ドと、上記第1の判断手段により判断された原稿の印刷
    率と上記第1の指示手段により指示された画像形成枚数
    や被画像形成媒体のサイズとにより変化する現像剤使用
    量に応じた、上記画像形成の料金を上記算出手段により
    算出する第1の処理手段と、 この第1の処理手段により算出した画像形成の料金を上
    記表示手段で表示する第2の処理手段と、 この第2の処理手段により表示された画像形成の料金を
    受入れる受入手段と、 この受入手段により画像形成の料金を受入れた際、上記
    第1の判断手段により判断された原稿の印刷率と上記第
    2の指示手段により指示された現像剤量を削減するモー
    ドとにより、上記帯電手段による像担持体上での帯電電
    位を判断する第2の判断手段と、 この第2の判断手段により判断された帯電電位で像担持
    体上を帯電することにより、上記原稿に対する被画像形
    成媒体への画像形成を行う第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する判断手段と、 画像形成装置における画像形成条件を指示する指示手段
    と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記指示
    手段により指示された画像形成条件とにより、指示され
    た画像形成条件により画像形成動作を行う場合の料金を
    算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する判断手段と、 画像形成装置における画像形成条件を指示する指示手段
    と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記指示
    手段により指示された画像形成条件とにより、指示され
    た画像形成条件により画像形成動作を行う場合の料金を
    算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 画像形成の料金を受入る受入手段と、 この受入手段により受入れた金額と上記算出手段により
    算出された金額とを比較する比較手段と、 この比較手段により受入金額が算出された料金以上であ
    ることが判断されたとき、上記指示手段により指示され
    た画像形成条件での画像形成動作の実行を許可する制御
    手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読取手段により読取り、所
    定の電位に帯電する帯電手段で像担持体上を帯電し、こ
    の帯電された像担持体上を上記読取手段による読取内容
    に応じて露光手段により露光することにより静電潜像を
    形成し、この像担持体上の静電潜像を現像手段で現像剤
    像として顕像化し、この顕像化された現像剤像を転写手
    段により被画像形成媒体に転写する画像形成装置におい
    て、 上記読取手段によりあらかじめ原稿の読取りを行うこと
    により、原稿の印刷率を判断する判断手段と、 画像形成装置における第1の画像形成条件を指示する指
    示手段と、 上記判断手段により判断された原稿の印刷率と上記指示
    手段により指示された第1の画像形成条件とにより、指
    示された第1の画像形成条件により第1の画像形成動作
    を行う場合の料金を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した画像形成の料金を表示する
    表示手段と、 この表示手段により第1の画像形成条件の料金が表示さ
    れているとき、上記指示手段による第2の画像形成条件
    の入力を受付け、ここで指示された第2の画像形成条件
    に基づいて上記算出手段によって第2の画像形成動作を
    行う場合の料金を算出させ、上記表示手段に表示されて
    いた上記第1の画像形成条件の料金を、上記第2の画像
    形成条件の料金で更新する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP7294060A 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置 Abandoned JPH09138621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7294060A JPH09138621A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7294060A JPH09138621A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09138621A true JPH09138621A (ja) 1997-05-27

Family

ID=17802774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7294060A Abandoned JPH09138621A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09138621A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052547A (en) * 1998-10-23 2000-04-18 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for metering printer/copier usage
US7158946B2 (en) * 2000-02-14 2007-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Method, system and medium for remotely managing plural image forming apparatuses and plural types of maintenance agreements relating to the apparatuses
US7912394B2 (en) 2005-08-03 2011-03-22 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus capable of carrying out image processing such that charged amount does not exceed upper limit
US7978348B2 (en) 2003-07-28 2011-07-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052547A (en) * 1998-10-23 2000-04-18 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for metering printer/copier usage
US7158946B2 (en) * 2000-02-14 2007-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Method, system and medium for remotely managing plural image forming apparatuses and plural types of maintenance agreements relating to the apparatuses
US7978348B2 (en) 2003-07-28 2011-07-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device
US7912394B2 (en) 2005-08-03 2011-03-22 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus capable of carrying out image processing such that charged amount does not exceed upper limit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7408672B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus and image forming method
JPH09138621A (ja) 画像形成装置
US5392109A (en) Compact scanner
US4809032A (en) Printing apparatus
JPH09138581A (ja) 画像形成装置
EP0825496A2 (en) Image forming apparatus equipped with pre-transfer drum charger
US6567623B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP3622457B2 (ja) 画像形成装置
JP3683666B2 (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP3332799B2 (ja) 画像読取装置と画像形成装置
JPH09244498A (ja) 画像形成装置
JP2003076231A (ja) 画像形成装置
JP2715429B2 (ja) 電子写真複写機のインデックスマーク写込み装置
JP2003015428A (ja) 画像形成装置
JP3769973B2 (ja) 画像形成装置
JPH11160989A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2003098837A (ja) 画像形成装置
JPH10222007A (ja) 原稿自動搬送機能を有した画像形成装置
JPH0511564A (ja) 複写装置
JPH0792754A (ja) 画像形成装置
JPH04216262A (ja) 画像入出力装置
JPH08248703A (ja) 画像形成装置
JPH086371A (ja) 画像形成装置
JPH05249829A (ja) トナー供給方法及び画像形成装置
JP2004101602A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060131