JP2003014092A - ピニオン軸固定構造 - Google Patents

ピニオン軸固定構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造で確実に抜止めと回止めが行え、
面倒な整合作業の必要がなく組付け作業も容易で、余分
な部品も必要としない低コストなピニオン軸固定構造を
提供することを目的とする。 【解決手段】 デフケース1の回転軸Lに直交して配設
されるピニオン軸2固定構造において、デフケース外周
面1Aに軸方向に装着される無端状のリング部材3を前
記ピニオン軸2に形成した回止め部4に整合当接させた
ことを特徴とするもので、簡素な構造の無端状のリング
部材3を単に軸方向に移動装着するだけで、他の格別の
部材を要することなく、低コストにてピニオン軸2の抜
止めと回止めとを確実かつ効果的に行うことが可能とな
った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに傘歯噛合す
るピニオンギヤとサイドギヤとから構成される差動装置
において、デフケースの回転軸に直交して配設されるピ
ニオン軸固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の、互いに傘歯噛合するピニオン
ギヤとサイドギヤとから構成される差動装置であって、
デフケースの回転軸に直交して配設されるピニオン軸を
備えるものでは、ピニオン軸をデフケースに対して抜止
めおよび回止め不能に固定するには、前記デフケースの
ピン孔に挿入したピン部材をピニオン軸をも貫通させて
固定したたものが一般的なピニオン軸固定構造として多
用されてきた。しかしながら、このようなピン部材によ
る固定構造では、デフケースおよびピニオン軸の双方に
ピン孔を穿設する必要があって、フライス工程を要して
コスト高を招く他、それらの組付け時には、ピン部材の
デフケースおよびピニオン軸におけるピン孔の整合作業
が面倒である上、ピン部材の圧入作業にも多くの時間を
要してきわめて作業性に劣るものであった。
【0003】そのようなことから、図6に示した特開平
7−167253号公報に開示された差動装置が提案さ
れた。これを簡単に説明すると、図6(A)に示すよう
に、デフケース22のケース外周面側のピニオン軸36
の端面の一部を窪ませてシャフト側係止窪部48(図6
(C)参照)を形成して設け、該シャフト側係止窪部4
8と対応するシャフト孔34の周囲のデフケースのケー
ス外周面を少なくとも一部窪ませてケース側係止窪部5
0を形成して設け、ピニオン軸36の回転および抜脱を
阻止すべくリングギヤ26のギヤ内径部24によりシャ
フト側係止窪部48およびケース側係止窪部50に弾性
係止される係止部材52(図6(B)参照)を設けたも
ので、固定ピンを廃止するとともに、ピン孔の加工を不
要とし、ピン孔同士およびピン部材との整合作業やピン
部材の加締め作業等を不要にして、組立工程の自動化と
部品点数の削減を可能としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなピニオン軸固定構造において、ケース側係止窪部5
0に係止部材52を弾性係止するためには、図6(B)
に示すような、係止部材52の円周上の一部に切断部5
3を形成して、デフケース22の軸方向から係止部材5
2を装着する途中にて径方向に僅か拡開させ、デフケー
ス22の外周面およびピニオン軸36の軸端面部をクリ
アさせてから、シャフト側係止窪部48およびケース側
係止窪部50に装着させる必要があった。したがって、
円周上の一部に切断部53を形成した弾性の係止部材5
2自体のみでは、ピニオン軸36の確実な回止めおよび
抜止め機能を発揮させることができないため、係止部材
52の外周面をさらにデフケース22に固定ボルト28
により固定したリングギヤ26のギヤ内径部24により
拘束せざるを得ない構成となっていた。それ故、部品点
数が増加する上、リングギヤ26のギヤ内径部24内周
面と係止部材52の外周面との間にガタを生じてはなら
ず、元々高価なリングギヤの内径部にも高い嵌合精度が
要求されてコストアップを招いた。しかも、係止部材5
2を受け入れるためのシャフト側係止窪部48が適正位
置に位置するように、ピニオン軸36自体を予めシャフ
ト孔34内にて回動させておく必要があって整合作業に
手間を要していた。
【0005】そこで本発明では、前記従来のピニオン軸
固定構造の諸課題を解決して、簡素な構造で確実に抜止
めと回止めが行え、面倒な整合作業の必要がなく組付け
作業も容易で、余分な部品も必要としない低コストなピ
ニオン軸固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、デフケ
ースの回転軸に直交して配設されるピニオン軸固定構造
において、デフケース外周面に軸方向に装着される無端
状のリング部材を前記ピニオン軸に形成した回止め部に
整合当接させたことを特徴とする。また本発明は、前記
ピニオン軸の回止め部における回止め面が、前記リング
部材の装着時における位置決め面を兼ねるように構成さ
れたことを特徴とする。また本発明は、前記リング部材
が、入力部材とデフケースとの間に配設された多板クラ
ッチにおける受圧リングであることを特徴とする。また
本発明は、前記リング部材が、スピードメータ用ギヤに
よって構成されたことを特徴とする。また本発明は、前
記リング部材が、入力部材とデフケースとの間に配設さ
れたベアリングにおけるインナーレースによって構成さ
れたことを特徴とするもので、無端状のリング部材をデ
フケース外周面に軸方向に装着するだけの簡素な構造に
よって、ピニオン軸に形成した回止め部に整合当接させ
ることで、ピニオン軸の確実な抜止めと回止めが行え、
面倒な整合作業の必要がなく組付け作業が容易となり、
既存の部品自体を抜止めおよび回止め部材として活用で
きて余分な部品を必要とせず低コストとなる。
【0007】
【実施の形態】以下、本発明のピニオン軸固定構造の実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図3
は本発明のピニオン軸固定構造の第1実施の形態を示
し、図1(A)は動力伝達装置に適用されたピニオン軸
固定構造の要部拡大断面図、図1(B)はピニオン軸の
要部斜視図、図1(C)は図1(A)のA矢視要部側面
図、図2はピニオン軸固定構造の全体断面図、図3はリ
ング部材の装着時におけるピニオン軸の整合動作を示す
工程図である。本発明のピニオン軸固定構造は、図1に
示すように、デフケース1の回転軸Lに直交して配設さ
れるピニオン軸2の固定構造において、デフケース1の
外周面1Aに軸方向に装着される無端状のリング部材3
を前記ピニオン軸2に形成した回止め部4に整合当接さ
せたことを特徴とするものである。
【0008】以下に詳述する。本発明のピニオン軸固定
構造が適用された動力伝達装置の1例としては、図2の
全体断面図(動力伝達装置としては要部)に示すよう
に、図示外の駆動力を受けて回転する入力部材5は、デ
フケース1の外周の一部にベアリング11によって軸支
されている。入力軸5の筒部5Aとデフケース1の外周
面1Aとの間には多板クラッチ6が配設され、電磁石1
2への通電によって圧接動作するパイロットクラッチ1
4に連動して締結動作がなされる。該多板クラッチ6の
締結動作によって、入力軸5の駆動力が締結力に応じて
デフケース1に伝達される。さらに詳述すると、図1
(A)の拡大図で明確なように、前記多板クラッチ6
は、入力軸5の筒部5Aの内周面のラグ部5Sに外周が
ラグ係合して入力軸5と回転を共にするアウタプレート
6Bと、デフケース1の外周面1Aの一部に形成された
ラグ部1Sに内周がラグ係合してデフケース1と回転を
共にするインナプレート6Aとから構成され、これらの
内外のプレート6A、6Bは交互に配列される。これら
多板クラッチ6における前記パイロットクラッチ14の
軸方向の反対側には、後述する本発明に重要な構成部材
であるリング部材を構成する受圧リング3が装着され、
スナップリング10にて拘束される。
【0009】パイロットクラッチ14(図2)について
は、前記多板クラッチ6と同様に、入力軸5の筒部5A
と回転を共にするアウタプレートと、デフケース1の径
小部の外周面に嵌合されたカムリング16と回転を共に
するインナプレートとから構成され、前記電磁石12へ
の通電によりロータ13を経て吸引されるアーマチャ1
5の圧接動作に伴って通電電磁力に応じて締結動作がな
される。パイロットクラッチ14の締結により、入力軸
5と連れ回るカムリング16とプレッシャプレート18
との間に相対回転が生じ、カムボール17を介したカム
作用によってカムリング16とプレッシャプレート18
との間に軸方向の拡張変位がなされる。これによって、
プレッシャプレート18が前記多板クラッチ6を押圧し
て締結動作がなされる。このとき、多板クラッチ6の反
対側に装着された受圧リング3がクラッチの締結反力を
受ける。かくして、デフケース1が回転駆動し、デフケ
ース1の回転軸Lに直交して配設されるピニオン軸2に
軸支されたピニオンギヤ7の左右両側に傘歯噛合する左
右のサイドギヤ8、9に駆動力が差動配分されて伝達さ
れ、これらのサイドギヤ8、9の内周に嵌合・接続され
た図示省略の左右の駆動軸に駆動力が伝達される。
【0010】本発明の重要な特徴点は、図1(B)およ
び(C)に示すように、デフケース1の外周面1Aに軸
方向に装着される無端状のリング部材(本実施の形態で
は受圧リング)3をピニオン軸2に形成した回止め部4
に整合当接させるように構成した点である。回止め部4
は略直交する2つの面からなる凹部から構成される。つ
まり、受圧リング3の内周面3Aに整合してピニオン軸
2の径方向の曲面を形成する抜止め面2Aと、受圧リン
グ3の当接側面(図3参照)に整合してピニオン軸2の
軸方向の平面を形成する回止め面2Bとから構成され
る。なお、抜止め面2Aの受圧リング3の受入れ側の縁
部に傾斜部を形成すれば、後述する受圧リング3の軸方
向への装着組付け時において、ピニオン軸2の軸方向の
整合機能も付与される。
【0011】以上のような構成のピニオン軸固定構造の
組付け工程について図3を用いて説明する。入力部材5
やベアリング11を組み付ける前に、デフケース1の外
周面1Aに図面左方から軸方向に無端状のリング部材
(受圧リング)3を装着していくと、デフケースの回転
軸Lに直交してピニオン軸孔1B内に挿入されるピニオ
ン軸2の抜止め面2Aに受圧リング3の内周面3Aが過
不足なく整合して嵌合されていく。このとき、図3
(A)に示すように、ピニオン軸2における回止め面2
Bが適正位置から所定角度ずれてピニオン軸孔1B内に
挿入されていても、矢印のように受圧リング3を軸方向
に移動させることで、受圧リング3の移動時のスラスト
力を受けて該受圧リング3における当接側面3Cの位置
決め面を兼ねる回止め面2Bのカム作用によって、図3
(B)のようにピニオン軸2は回動し、さらに受圧リン
グ3の装着完了時には、図3(C)のようにピニオン軸
2は適正位置に納まる。なお、図示の例では、デフケー
ス1の外周面の一部が前記ラグ部1S等を形成するため
の径大部とされた部分にリング当接面1Cが形成され、
ピニオン軸2の適正位置における回止め面2Bととも
に、受圧リング3における当接側面3Cが面一となって
スラスト力を分担して受けるように構成することもでき
る。
【0012】図4は本発明のピニオン軸固定構造の第2
実施の形態を示し、デフケース外周面に軸方向に装着さ
れる無端状のリング部材を前記ピニオン軸に形成した回
止め部に整合当接させるものとして、前記リング部材
が、スピードメータ用ギヤによって構成されたことを特
徴とするものである。したがって、本実施の形態では、
常時回転するデフケース1の外周面に、軸方向に装着さ
れるスピードメータ用ギヤ19の内周面が嵌合される。
該スピードメータ用ギヤ19の外周のギヤ部には近傍の
車体固定部に配設されたスピードメータケーブルの基部
の回転取出用歯車20が噛合して組み付けられる。スピ
ードメータ用ギヤ19の装着時のピニオン軸2の挙動は
前記図3と同様なので省略する。スピードメータ用ギヤ
19の装着後にはスナップリング10によって拘束され
る。本実施の形態のものでは、前記実施の形態のものと
同様に既存の部材であるスピードメータ用ギヤ19を活
用してピニオン軸2の回止めと抜止めを効果的に行え
る。
【0013】図5は本発明のピニオン軸固定構造の第3
実施の形態を示し、デフケース外周面に軸方向に装着さ
れる無端状のリング部材を前記ピニオン軸に形成した回
止め部に整合当接させるものとして、前記リング部材
が、入力部材とデフケースとの間に配設されたベアリン
グにおけるインナーレースによって構成されたことを特
徴とするものである。したがって、本実施の形態では、
前記図1(A)の多板クラッチ6を備える構造と同様の
ものに適用された例で、入力部材5とデフケース1の外
周面1Aとの間にベアリング11を軸方向に組み付ける
際に、ベアリング11のインナーレース11Aの内周面
がピニオン軸2の回止め部4に嵌合されるものである。
ベアリング11の装着時のピニオン軸2の挙動は前記図
3と同様である。なお、符号3’は多板クラッチ6にお
ける受圧リング、10’はスナップリングを示す。かく
して、本実施の形態のものでも、前記実施の形態のもの
と同様に既存の部材であるベアリングのインナーレース
11Aを活用してピニオン軸2の回止めと抜止めを効果
的に行える。
【0014】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の趣旨の範囲内で、入力部材およびデフケー
スの形状、形式、ピニオン軸の形状、配置、本数、デフ
ケースへの挿入形態、無端状のリング部材の形状、既存
部材としての種類、ピニオン軸における回止め部の形状
(回止め面および抜止め面は、リング部材における当接
側面および内周面と整合する全ての面で接触する同一面
とするのが好適であるが、回止めおよび抜止め機能を有
するものであれば、全ての面で接触するを要しな
い。)、リング部材としての既存の部材である、多板ク
ラッチにおける受圧リング、スピードメータ用ギヤ、ベ
アリングにおけるインナーレースの形状、形式等につい
ては適宜採用できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、デフケースの回転軸に直交して配設されるピニオ
ン軸固定構造において、デフケース外周面に軸方向に装
着される無端状のリング部材を前記ピニオン軸に形成し
た回止め部に整合当接させたことにより、簡素な構造の
無端状のリング部材を単に軸方向に移動装着するだけ
で、他の格別の部材を要することなく、低コストにてピ
ニオン軸の抜止めと回止めとを確実かつ効果的に行うこ
とが可能となった。また、前記ピニオン軸の回止め部に
おける回止め面が、前記リング部材の装着時における位
置決め面を兼ねるように構成されたことにより、ピニオ
ン軸が適正位置から所定角度ずれて仮組みされていて
も、無端状のリング部材を軸方向に移動装着するだけ
で、リング部材の装着完了時にピニオン軸を適正位置に
納めることができる。
【0016】さらに、前記リング部材が、入力部材とデ
フケースとの間に配設された多板クラッチにおける受圧
リングである場合あるいはスピードメータ用ギヤもしく
はベアリングにおけるインナーレースによって構成され
た場合は、格別に別途のリング部材を設置することな
く、既存の部材を活用してピニオン軸の回止めと抜止め
を効果的に行えて、部品点数の削減と、構造の簡素化、
軽量化により、より低コストとなる。かくして、本発明
によれば、簡素な構造で確実に抜止めと回止めが行え、
面倒な整合作業の必要がなく組付け作業も容易で、余分
な部品も必要としない低コストなピニオン軸固定構造が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピニオン軸固定構造の第1実施の形態
を示し、図1(A)は動力伝達装置に適用されたピニオ
ン軸固定構造の要部拡大断面図、図1(B)はピニオン
軸の要部斜視図、図1(C)は図1(A)のA矢視要部
側面図である。
【図2】同、ピニオン軸固定構造の全体断面図である。
【図3】同、リング部材の装着時におけるピニオン軸の
整合動作を示す工程図である。
【図4】本発明のピニオン軸固定構造の第2実施の形態
を示す要部断面図である。
【図5】本発明のピニオン軸固定構造の第3実施の形態
を示す要部断面図である。
【図6】従来のピニオン軸固定構造の図である。
【符号の説明】
1 デフケース 1A 外周面 2 ピニオン軸 2A 抜止め面 2B 回止め面 3 リング部材(受圧リング) 4 回止め部 5 入力部材 6 多板クラッチ 7 ピニオンギヤ 8、9 サイドギヤ 10 スナップング L デフケース回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J027 GA02 HB07 HC14 HC22 HF04 HF22 3J063 AA02 AB13 BB46 BB48 CA05 CB48 CB58 XA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフケースの回転軸に直交して配設され
    るピニオン軸固定構造において、デフケース外周面に軸
    方向に装着される無端状のリング部材を前記ピニオン軸
    に形成した回止め部に整合当接させたことを特徴とする
    ピニオン軸固定構造。
  2. 【請求項2】 前記ピニオン軸の回止め部における回止
    め面が、前記リング部材の装着時における位置決め面を
    兼ねるように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載のピニオン軸固定構造。
  3. 【請求項3】 前記リング部材が、入力部材とデフケー
    スとの間に配設された多板クラッチにおける受圧リング
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のピニ
    オン軸固定構造。
  4. 【請求項4】 前記リング部材が、スピードメータ用ギ
    ヤによって構成されたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のピニオン軸固定構造。
  5. 【請求項5】 前記リング部材が、入力部材とデフケー
    スとの間に配設されたベアリングにおけるインナーレー
    スによって構成されたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のピニオン軸固定構造。
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JP2005344885A (ja) 遊星ローラ型減速機及び減速機シリーズ

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