JP2003013709A - クラッチ嵌合検出装置及びこれを備えた一軸コンバインドプラント - Google Patents

クラッチ嵌合検出装置及びこれを備えた一軸コンバインドプラント

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JP2003013709A
JP2003013709A JP2001196127A JP2001196127A JP2003013709A JP 2003013709 A JP2003013709 A JP 2003013709A JP 2001196127 A JP2001196127 A JP 2001196127A JP 2001196127 A JP2001196127 A JP 2001196127A JP 2003013709 A JP2003013709 A JP 2003013709A
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Satoshi Tanaka
聡史 田中
Yoshiyuki Kita
良之 北
Masaaki Yamazaki
正章 山崎
Hirochika Komiyama
弘哉 込山
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    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/12Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engines being mechanically coupled
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリカルスプライン嵌合構造を用いたクラッ
チの嵌合状態を正確に検出することができるクラッチ嵌
合検出装置及びこれを備えた一軸コンバインドプラント
を提供する。 【解決手段】 蒸気タービン負荷投入後、所定時間が経
過するまでの間にガスタービン回転数検出値と蒸気ター
ビン回転数検出値との差が、検出誤差以下となればクラ
ッチが嵌合したと判断する。蒸気タービン回転数検出値
がガスタービン回転数検出値を所定回転数α以上上回っ
た場合、又は、クラッチ嵌合検出後、蒸気タービン回転
数検出値がガスタービン回転数検出値よりも所定回転数
β以上低くなった場合にはクラッチが異常であると判断
する。或いは、ガスタービン回転パルスの一定数ごとに
蒸気タービン回転パルスをカウントし、且つ、このカウ
ント値に基づいて減算又は加算することにより、蒸気タ
ービンとガスタービンとの相対回転角を求めて、クラッ
チ嵌合検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクラッチ嵌合検出装
置及びこれを備えた一軸コンバインドプラントに関し、
特に、ヘリカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチを
ガスタービンと蒸気タービンとの間に設けた一軸コンバ
インドプラントに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンと蒸気タービンとを1本の
軸で繋いだ一軸コンバインドプラントは、高効率で且つ
有害物質(NOX等)の排出量が少なく、また、一日の
消費電力量の変化に柔軟に対応可能なプラントである
が、最近、この一軸コンバインドプラントに対して、更
に建設コストの低減要求が高まってきている。従来の一
軸コンバインドプラントでは下記に示す事項がコストア
ップの要因となっている。
【0003】(1) 起動時にガスタービンと蒸気ター
ビンとを同時に起動するため、巨大な起動トルクを発生
させることが可能なサイリスター(起動装置)を必要と
する。 (2) 起動時にガスタービンとともに蒸気タービンも
回転するため、蒸気タービンの羽根が風損によって過度
に温度上昇しないように蒸気タービンに冷却蒸気を供給
することが必要である。しかしながら、ガスタービンに
よる発電機出力が上昇するまでは、ガスタービンの排気
ガスで蒸気を作る排ガスボイラーにおいて蒸気タービン
に投入可能な蒸気が作れない。このため、排ガスボイラ
ーで蒸気タービンに投入可能な蒸気が作られるまでの
間、十分な冷却蒸気を蒸気タービンに供給することがで
きるだけの非常に容量の大きな補助ボイラーが必要とな
る。
【0004】そこで、現在、建設コストの低減を図るた
め、図10に示すようなクラッチを適用した一軸コンバ
インドプラントが提案されている。図10では、ガスタ
ービン1と蒸気タービン2とが1本の軸3で繋がれ、こ
の軸3に発電機4も繋がれている。そして、ガスタービ
ン1(発電機4)と蒸気タービン2との間にはクラッチ
5を介設しており、このクラッチ5によってガスタービ
ン1と蒸気タービン2の結合・切り離しを可能としてい
る。ガスタービン1には燃料制御弁7を介して燃料が供
給され、蒸気タービン6には排ガスボイラなどの蒸気が
蒸気加減弁6を介して供給される。
【0005】このクラッチ5を適用した一軸コンバイン
ドプラントでは、クラッチ5によりガスタービン1と蒸
気タービン2とを切り離した状態で、まず、ガスタービ
ン1と発電機4のみを起動する。ガスタービン1が定格
回転数に到達すると、発電機4を併入する。発電機併入
後、ガスタービン1の排ガスにより図示しない排ガスボ
イラーで発生する蒸気を、蒸気タービン2に供給可能に
なった時点で蒸気タービン2に供給して、蒸気タービン
2を起動する。そして、蒸気タービン2が定格回転数に
到達後、クラッチ5を嵌合させて蒸気タービン2のトル
クを発電機4に伝える。
【0006】クラッチ5はヘリカルスプライン嵌合構造
を用いたものであり(図6に示すクラッチ15と同じ:
詳細後述)、蒸気タービン2の回転数が上昇してガスタ
ービンの回転数と同じ回転数に達すると爪が嵌合し、更
に、蒸気タービン2の回転数がガスタービン1の回転数
を少し上回ると、摺動部が摺動してヘリカルスプライン
嵌合部及びメインギア部が完全嵌合するものである。
【0007】このクラッチ5を適用した一軸コンバイン
ドプラントによれば、まず、ガスタービン1と発電機4
のみを起動するため、起動に必要なサイリスターの容量
を小さくすることができる(蒸気タービン2の重量分、
容量が小さくてすむ)。また、ガスタービン1と発電機
4のみが運転されている期間には、蒸気タービン2は低
速回転で回っており、冷却蒸気は不要となるため、補助
ボイラーの容量を小さくすることもできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなクラッチ
5を適用した一軸コンバインドプラントを、良好に制御
するためには、クラッチ5が嵌合状態にあるか、非嵌合
状態にあるかを正確に判定できる機能が必要である。
【0009】しかしながら、クラッチ5の嵌合・切り離
しを行うとき、クラッチ5自体も3000rpm(50
Z )或いは3600rpm(60HZ )の高速回転数
で回転しているため、リミットスイッチを使ってクラッ
チ5が嵌合状態にあるか、非嵌合状態にあるかを高い信
頼性をもって判定することはできない。このため、現状
では、図示は省略するが、クラッチ5の摺動部の外周部
近傍に同外周部と非接触に設けた位置センサによって前
記摺動部の軸方向位置を検出することにより、クラッチ
5の嵌合/非嵌合検出を行っている。なお、この位置セ
ンサは、センサ先端のコイルに高周波電流を流し、検出
対象物(前記摺動部)に渦電流を発生させて、この渦電
流の変化によるコイルのインピーダンス変化をみて検出
対象物の位置を検出する方式のものである。
【0010】しかし、この方法でも、タービン1,2自
体が高速で回転しており、上下方向や左右方向にも振動
し、且つ、伸び縮みもある一方、位置センサの取り付け
てある場所は固定であるため、クラッチ5の嵌合/非嵌
合を正確に判定することには限界がある。
【0011】従って、本発明は上記の事情に鑑み、ヘリ
カルスプライン嵌合構造を用いたクラッチの嵌合状態を
正確に検出することができるクラッチ嵌合検出装置及び
これを備えた一軸コンバインドプラントを提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明のクラッチ嵌合検出装置は、第1回転機と第2回転
機との間に介設されているヘリカルスプライン嵌合構造
を用いたクラッチの嵌合状態を検知するクラッチ嵌合検
出装置であって、前記クラッチが嵌合して第2回転機が
第1回転機に結合される際、所定時間が経過した時点
で、第1回転機の回転数検出値と第2回転機の回転数検
出値との差が、第1回転機及び第2回転機の回転数を検
出する回転検出計の検出誤差以下であれば、前記クラッ
チは嵌合していると判断するクラッチ嵌合判断ロジック
を有することを特徴とする。
【0013】また、第2発明のクラッチ嵌合検出装置
は、第1発明のクラッチ嵌合検出装置において、第2回
転機の回転数検出値が第1回転機の回転数検出値を所定
の回転数以上に上回った場合、又は、前記クラッチ嵌合
判断ロジックによって前記クラッチは嵌合したと判断し
た後、第2回転機の回転数検出値が第1回転機の回転数
検出値よりも所定の回転数以上に低くなった場合には、
クラッチが異常であると判断するクラッチ異常判断ロジ
ックを有することを特徴とする。
【0014】また、第3発明のクラッチ嵌合検出装置
は、第1回転機と第2回転機との間に介設されているヘ
リカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチの嵌合状態
を検知するクラッチ嵌合検出装置であって、第1回転機
と第2回転機の一定回転角ごとにそれぞれパルス信号を
出力するパルス発生手段と、第1カウンタ及び第2カウ
ンタとを備え、前記クラッチが嵌合して第2回転機が第
1回転機に結合される際、第1カウンタでは、第1回転
機の回転に応じてパルス発生手段から出力されるパルス
の一定数ごとに、第2回転機の回転に応じてパルス発生
手段から出力されるパルスの数をカウントするととも
に、第2カウンタでは、第1カウンタのカウント値に応
じて加算又は減算をし、この第2カウンタの前記第1回
転機と前記第2回転機との相対回転角に相当するカウン
ト値とに基づいて前記クラッチの嵌合状態を判断するロ
ジックを有することを特徴とする。
【0015】また、第4発明の一軸コンバインドプラン
トは、ガスタービンと蒸気タービンとを1本の軸で繋
ぎ、且つ、ガスタービンと蒸気タービンとの間にヘリカ
ルスプライン嵌合構造を用いたクラッチを介設して、ガ
スタービンと蒸気タービンの結合・切り離しを可能とし
た一軸コンバインドプラントにおいて、請求項1,2又
は3に記載のクラッチ嵌合検出装置を備え、前記第1回
転機はガスタービン、前記第2回転機は蒸気タービンで
あることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0017】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係るクラッチ嵌合検出装置の構成図、図2は前記
クラッチ嵌合検出装置に備えたクラッチ嵌合判断ロジッ
クの説明図、図3は前記クラッチ嵌合判断ロジックを適
用した蒸気タービン起動ロジックの説明図である。図4
は前記クラッチ嵌合検出装置に備えたクラッチ異常判断
ロジックの説明図、図5は前記クラッチ異常判断ロジッ
クを適用したタービン保護インターロックロジックの説
明図である。また、図6はクラッチの構造を示す縦断面
図、図7は前記クラッチの爪部の構造を示す横断面図
(図6のA部の横断面図)である。
【0018】図5に示すように、本実施の形態に係る一
軸コンバインドプラントでは、ガスタービン11と蒸気
タービン12とが1本の軸13で繋がれ、この軸13に
発電機14も繋がれている。そして、ガスタービン11
(発電機14)と蒸気タービン12との間にはクラッチ
15を介設しており、このクラッチ15によってガスタ
ービン11と蒸気タービン12の結合・切り離しを可能
とすることにより、サイリスターや補助ボイラの容量の
低減を図っている。ガスタービン11には燃料制御弁1
7を介して燃料が供給され、蒸気タービン12には蒸気
加減弁16を介して排ガスボイラなどの蒸気が供給され
る。クラッチ15としては所謂SSSクラッチ(商品
名)を適用することができる。
【0019】このクラッチ15を適用した一軸コンバイ
ンドプラントでは、クラッチ15によりガスタービン1
1と蒸気タービン12とを切り離した状態で、まず、ガ
スタービン11と発電機14のみを起動する。ガスター
ビン11が定格回転数に到達すると、発電機14を併入
する。発電機併入後、ガスタービン11の排ガスにより
図示しない排ガスボイラーで発生する蒸気を、蒸気ター
ビン12に供給可能になった時点で蒸気タービン12に
供給して、蒸気タービン12を起動する。そして、蒸気
タービン12が定格回転数に到達後、クラッチ15を嵌
合させて蒸気タービン12のトルクを発電機14に伝え
る。
【0020】クラッチ15はヘリカルスプライン嵌合構
造を用いた公知のものであり、次のような特徴を有して
いる。
【0021】(1) 蒸気タービン12の回転数がガス
タービン11の回転数に到達すると、爪が噛み込んで嵌
合する仕組みとなっている。 (2) 嵌合するときにしっかりと嵌合させて、蒸気タ
ービン12に現在の回転数で回転するのに必要なトルク
以上のトルクが生じていれば離脱しない。逆に、しっか
りと嵌合していない場合には、蒸気タービン12に発電
機14の負担がかからないため、蒸気タービン12の回
転数がガスタービン11の回転数を追い抜いて、ますま
す上昇していく。 (3) クラッチ15が嵌合してガスタービン11と蒸
気タービン12とが一体化した状態で回転しているとき
に、蒸気タービン12の推進トルクを遮断すると(蒸気
タービン12への蒸気供給を停止すると)、クラッチ1
5は自動的に離脱して蒸気タービン12の回転数は低下
していく。
【0022】このクラッチ15の具体的な構造は図6及
び図7に示すとおりである。即ち、図6に示すように、
クラッチ15は軸方向(図中左右方向)両側に設けた駆
動部/被駆動部(Input Component /Output Componen
t)31,32と、これらの駆動部/被駆動部31,3
2の間に設けた摺動部(Sliding Component )33とを
有している。図6中の摺動部33にはハッチングを施し
ている。駆動部31は蒸気タービン12側の回転軸3に
結合されて蒸気タービン12とともに回転し、被駆動部
32はガスタービン11側(発電機14側)の回転軸3
に結合されてガスタービン11(発電機14)とともに
回転する。摺動部33はクラッチ嵌合前は駆動部31と
ともに回転し、クラッチ嵌合後は駆動部/被駆動部3
1,32とともに回転する。
【0023】摺動部33は本体部分34と、この本体部
分34に対しヘリカルスプライン嵌合部36において摺
動可能に嵌合している摺動部分35とを有してなるもの
である。摺動部分35はヘリカルスプライン嵌合部36
により回転しながら軸方向へ移動する。本体部分34は
ヘリカルスプライン嵌合部37において駆動部31と摺
動可能に嵌合しており、ヘリカルスプライン嵌合部37
により回転しながら軸方向へ移動する。また、摺動部3
3の本体部分34は図中左方向へ移動したとき、そのメ
インギア38が被駆動部32のメインギア39と嵌合す
る。なお、図6において、上半分には嵌合前の状態を示
し、下半分には完全嵌合した状態を示している。
【0024】図7に示すように、被駆動部32にはバネ
42で付勢された1次爪40が設けられている。低速域
(〜約500rpm)では、蒸気タービン12の回転
数、即ち、蒸気タービン12(駆動部31)とともに回
転する摺動部33の回転数がガスタービン11(被駆動
部32)の回転数を上回ろうとすると、被駆動部32に
取り付けられた1次爪40が、摺動部33の摺動部分3
5の外周の係止部(ラチェット部)43に係止(ラチェ
ット)して、摺動部分35が被駆動部32とともに回転
する。この結果、駆動部31と被駆動部32との回転角
差がヘリカルスプライン嵌合部37の機構により図中左
方向へ移動させ、次いで、補助ギア45,46が嵌合
し、1次爪40のラチェットが確実なものとなり、摺動
部分35が摺動部33の図中左端に達すると摺動部33
が被駆動部32とともに回転する。更に、摺動部33の
本体部分34も図中左方向に移動して、ヘリカルスプラ
イン嵌合部37の嵌合動作及びメインギア38,39の
嵌合動作が進行する。そして、ついにはヘリカルスプラ
イン嵌合部37が完全嵌合し、同時に、メインギア3
8,39が完全嵌合する。
【0025】高速域(約500rpm〜)では、遠心力
により1次爪40が機能しなくなり、逆に2次爪41が
機能を開始する。蒸気タービン12の回転数、即ち、蒸
気タービン12(駆動部31)とともに回転する摺動部
33の回転数がガスタービン11(被駆動部32)の回
転数を上回ろうとすると、摺動部33の摺動部分35に
取り付けられた2次爪41が、被駆動部32の内周の係
止部(ラチェット部)44に係止(ラチェット)して、
摺動部分35が被駆動部32とともに回転する。この結
果、駆動部31と被駆動部32との回転角差がヘリカル
スプライン嵌合部37の機構により図中左方向へ移動さ
せ、次いで、補助ギア45,46が嵌合し、2次爪41
のラチェットが確実なものとなり、摺動部分35が摺動
部33の図中左端に達すると摺動部33が被駆動部32
とともに回転する。更に、摺動部33の本体部分34も
図中左方向に移動して、ヘリカルスプライン嵌合部37
及びメインギア38,39の嵌合動作が進行し、ついに
はヘリカルスプライン嵌合部37が完全嵌合すると同時
にメインギア38,39が完全嵌合する。
【0026】その後、蒸気タービン12の回転数(摺動
部33の回転数)がガスタービン11の回転数よりも低
下すると、ヘリカルスプライン嵌合部37が機能して、
摺動部33を図中右方向へ移動させ、メインギア38,
39を離脱させる。次いで、ヘリカルスプライン嵌合部
36が機能して、摺動部分35を図中右方向へ移動さ
せ、補助ギア45,46を離脱させる。この時点で1次
爪40又は2次爪41が待機状態となり、完全離脱とな
る。
【0027】そして、このクラッチ15の嵌合状態を検
出するため、本実施の形態の一軸コンバインドプラント
では、図1に示すようなクラッチ嵌合検出装置51を備
えている。
【0028】図1に示すように、クラッチ嵌合検出装置
51は回転検出計52,53と、ロジック装置53とを
有してなるものである。回転検出計52,53はガスタ
ービン11や蒸気タービン12の回転数をこれらに非接
触で検出するために設置されたものであり、ガスタービ
ン11や蒸気タービン12の一定回転角ごとにパスル信
号を出力し(例えば1回転あたり60個のパルス信号を
出力し)、これらのパルス信号を演算処理して回転数を
求める一般的なものである。なお、回転検出計52,5
3としては、渦電流式の電磁ピックアップなど、適宜の
ものを用いることができる。また、本実施の形態1にお
いては必ずしもパルス信号を出力するものに限定され
ず、他の方式の回転検出計を用いることもできる。
【0029】回転検出計52,53の回転数検出信号は
ロジック装置54に入力される。そして、このロジック
装置54には図2に示すクラッチ嵌合判断ロジックと、
図3に示すクラッチ異常判断ロジックとが設けられてい
る。
【0030】図2に示すように、クラッチ嵌合判断ロジ
ックでは、蒸気タービン12に負荷が投入(蒸気タービ
ン負荷投入信号が出力)されてから(S1)、ODN
(ON DELAY TIMER:入力したON信号を所定時間遅らせ
て出力するもの)で設定した所定時間が経過するまでの
間に(S2)、回転検出計52によるガスタービン11
の回転数検出値と、回転検出計53による蒸気タービン
12の回転数検出値との差が、回転検出計52,53の
検出誤差以下となれば(S3)、AND条件が成立して
(S4)、クラッチ15が嵌合したと判断し、クラッチ
嵌合検出信号を出力する(S5)。
【0031】つまり、蒸気タービン2の回転数が上昇し
て、蒸気タービン12とガスタービン11の回転数差が
小さくなり、蒸気タービン12に負荷をかけるだけの蒸
気を蒸気タービン12に投入後、しばらく運転して(所
定時間が経過するまでに)、蒸気タービン12とガスタ
ービン11の回転数差が、回転検出計52,53の検出
誤差以下であれば、クラッチ15は嵌合していると判断
する。
【0032】図3に基づき、このクラッチ嵌合判断ロジ
ックを適用した蒸気タービン起動ロジックについて説明
する。クラッチ15を適用した一軸コンバインドプラン
トにおいては、下記のような点を考慮して蒸気タービン
起動時のロジックを構成する必要がある。
【0033】(1) クラッチ15を嵌合させるときの
み、大量の蒸気を蒸気タービン12に送り込んでクラッ
チ15をしっかりと嵌合させるようにロジックを組む必
要がある。クラッチ15をしっかりと嵌合させないと、
後でクラッチ15が離脱する恐れがある。 (2) クラッチ15がしっかりと嵌合して蒸気タービ
ン12に発電機負荷がかかったと判断されてから、投入
蒸気を徐々に増やしていくようにロジックを構成する必
要がある。クラッチ15がしっかりと嵌合されておら
ず、蒸気タービン12に発電機負荷がかかっていない状
態で大量の蒸気を蒸気タービン12へ投入すると、蒸気
タービン12の回転数のみが上昇する恐れがある。
【0034】このことを実現するため、図3に示すよう
な蒸気タービン起動ロジックを構成する。この蒸気ター
ビン起動ロジックの内容は次のとおりである。
【0035】(1) 蒸気タービン12の起動条件が整
うと、昇速用開度指令に基づき(S21)、蒸気加減弁
16を少し開けて蒸気タービン12に蒸気を通気する。 (2) 昇速用開度指令に基づき(S21)、蒸気加減
弁16で蒸気タービン12に入る蒸気を調整しながら、
蒸気タービン12を定められた昇速レートで昇速させて
いく。 (3) 回転検出計52によって計測されるガスタービ
ン11の回転数と、回転検出計53によって計測される
蒸気タービン12の回転数とを比較しながら(S22,
S23,S24)、徐々に蒸気加減弁16を開けてい
き、蒸気タービン12の回転数を上げていく。 (4) ガスタービン11の回転数と蒸気タービン12
の回転数の差がなくなって、回転検出計52,53の検
出誤差以下になると(S25)、蒸気加減弁16を、初
負荷保持指令に基づき(S26)、初負荷(蒸気タービ
ンFULL LOAD の約10%程度)に相当する開度まで一気
に開ける。このときクラッチ15が嵌合する。即ち、ク
ラッチ15を嵌合させるときには、大量の蒸気を送り込
んでしっかりと嵌合させる。 (5) 上記(4)の状態(初期負荷状態)でしばらく
の間運転をして、クラッチ15がしっかりと嵌合した状
態を作る。後から、クラッチ15が離脱しないようにす
るためである。 (6) 蒸気タービン12に規定負荷以上の蒸気を投入
してしばらく運転し、上記のクラッチ嵌合判断ロジック
で「クラッチ嵌合」と検出されると(S27)、蒸気加
減弁開度指令を(S28)、昇負荷用開度指令(ミニマ
ム蒸気圧力保持)に切り換えて(S29,S30)、蒸
気加減弁16を徐々に開けていくとにより、蒸気タービ
ン12による発電機出力量を少しずつ上げていく。
【0036】また、図4に示すように、クラッチ異常判
断ロジックでは、回転検出計53による蒸気タービン1
2の回転数検出値が、回転検出計52によるガスタービ
ン11の回転数検出値を、所定回転数α以上に上回った
場合(S11)、又は(S15:OR回路)、前記クラ
ッチ嵌合判断ロジックによってクラッチ15は嵌合した
と判断した後(S12)、回転検出計53による蒸気タ
ービン12の回転数検出値が、回転検出計52によるガ
スタービン11の回転数検出値よりも所定回転数β以上
に低くなった場合には(S12,S13:AND回路S
14)、クラッチ15が異常であると判断して、クラッ
チ異常信号を出力する(S16)。
【0037】つまり、蒸気タービン12の回転数がガス
タービン11の回転数を所定回転数α以上上回った場
合、また、一度、クラッチ15が嵌合したと判断した
後、蒸気タービン12の推進トルクを遮断していないの
に(蒸気タービン11への蒸気供給を停止していないの
に)、蒸気タービン12の回転数がガスタービン11の
回転数よりも所定回転数β以上低くなった場合には、ク
ラッチ15が異常(例えば爪40,41が壊れて蒸気タ
ービン12のトルクが発電機14に伝わっていない)と
判断する。この場合には安全のため、ガスタービン11
及び蒸気タービン12を、ともに停止する。
【0038】図5に基づき、このクラッチ異常判断ロジ
ックを適用したタービン保護インターロックロジックに
ついて説明する。
【0039】図5に示すように、一軸コンバインドプラ
ントでは、ガスタービン11又は蒸気タービン12に軸
振動大(S41)、失火(S42)、排気ガス温度高
(S43)などの異常が発生した場合、非常遮断油ライ
ン19に設けたトリップ電磁弁18を非励磁にして開く
ことにより、非常遮断油ライン19を介して、蒸気加減
弁16及び燃料制御弁17から非常遮断油を抜く、その
結果、蒸気加減弁16及び燃料制御弁17の制御油が逃
げて、これらの弁16,17が遮断する(全閉になる)
ことにより、蒸気タービン12及びガスタービン11を
安全に停止させることができる。
【0040】このようなタービン保護インターロックロ
ジック(リレー回路)にクラッチ異常判断ロジックのク
ラッチ異常信号(S44)も組み込むことにより、この
クラッチ異常信号(S44)が出力されたときにも、ト
リップ電磁弁18を開いて蒸気タービン12及びガスタ
ービン11を停止させることができるようになる。
【0041】なお、図5ではクラッチ異常検出ロジック
を多重化(3重化)しており、3つのうちの何れか2つ
で(S55,S59)、「蒸気タービン12の回転数検
出値がガスタービン11の回転数検出値を所定回転数α
以上上回ったという条件」、又は、「クラッチ嵌合判断
ロジックによってクラッチ嵌合を検出した後、蒸気ター
ビン12の回転数検出値がガスタービン11の回転数検
出値よりも所定回転数β以上低くなったという条件」が
成立した場合にクラッチ異常信号(S44)を出力する
ようにしている(S46〜S60)。
【0042】以上のことから、本実施の形態1によれ
ば、図2に示すクラッチ嵌合判断ロジックによって、よ
り確実にクラッチ15の嵌合を検出することができる。
また、図4に示すクラッチ異常判断ロジックによって、
クラッチ異常を確実に検出することもできる。そして、
これらのクラッチ嵌合判断ロジックやクラッチ異常判断
ロジックはクラッチ15を適用した一軸コンバインドプ
ラントには不可欠のものであるため、クラッチ15を適
用して従来よりも低いコストで一軸コンバインドプラン
トを製作することができるようになる。
【0043】<実施の形態2>図2に示すクラッチ嵌合
判断ロジックや図4に示すクラッチ異常判断ロジックに
代えて、図8に示すようなロジックを図1のロジック装
置54に備えるようにしてもよい。なお、図8は本実施
の形態2に係るクラッチ嵌合検出装置のロジックを示す
説明図、図9は前記ロジックにおけるパルスカウント値
の具体例を示す説明図である。
【0044】本実施の形態2のロジックでは、パルス発
生手段として、回転検出計52,53を用いる。即ち、
回転検出計52,53から出力される回転パルス信号を
利用する。なお、これに限定するものではなく、パルス
発生手段としては、ガスタービン11の一定回転角ごと
にパスル信号(ガスタービン回転パルス)を出力し、ま
た、蒸気タービン12の一定回転角ごとにパルス信号
(蒸気タービン回転パルス)を出力するものであればよ
い。なお、ガスタービン回転パルスと蒸気タービン回転
パルスは、同じ一定回転角ごとに出力させる。
【0045】図8に示すように、第1カウンタでは、ガ
スタービン11の回転に応じてパルス発生手段(回転検
出計52)から出力されるパルス(ガスタービン回転パ
ルス)の一定数ごとに、蒸気タービン12の回転に応じ
てパルス発生手段(回転検出計53)から出力されるパ
ルス(蒸気タービン回転パルス)の数をカウント(第1
カウント)する(S71,S71,S73)。つまり、
前記一定数ごとカウント値はリセットして、新たに1か
ら蒸気タービン回転パルスをカウントする。なお、蒸気
タービン回転パルスのカウント周期は、ガスタービン回
転パルスの何パルスごとでもよいが、ここでは、1つの
ガスタービン回転パルスが出力されてから、その次のガ
スタービン回転パルスが出力されるまでの間に出力され
る蒸気タービン回転パルスの数をカウントしている。
【0046】その結果、この第1カウンタによる第1カ
ウント値は、蒸気タービン12の回転数に応じて、0の
場合(S74)と、1の場合(S75)と、2の場合
(S76)と、2よりも大きい場合(S77)とがあ
る。
【0047】つまり、図9に例示するように、「ガスタ
ービン回転パルス」に対し、ガスタービン回転数より蒸
気タービン回転数のほうが小さい「蒸気タービン回転パ
ルスA」の場合には、第1カウント値が、第1カウント
値Aのように1なったり、0になったりする。ガスター
ビン回転数と蒸気タービン回転数が同じ「蒸気タービン
回転パルスB」の場合には、第1カウント値が、第1カ
ウント値Bのように連続的に1となる。ガスタービン回
転数よりも蒸気タービン回転数のほうが大きい「蒸気タ
ービン回転パルスC」の場合には、第1カウント値が、
第1カウント値Cのように2になったり、1になったり
する。また、図示はしていないが、蒸気タービン回転数
が更にガスタービン回転数よりも大きくなった場合に
は、第1カウント値が2よりも大きくなる。
【0048】クラッチ15の1次爪40又は2次爪41
の係止から摺動部分35の移動、補助ギア45,46の
嵌合、次いで、摺動部33の移動を経てメインギア3
8,39の完全嵌合までの過程では、蒸気タービン回転
数がガスタービン回転数よりも少し上回るため(勿論、
完全嵌合すれば蒸気タービン回転数とガスタービン回転
数は同じになる)、ここでは、クラッチ15の嵌合動作
が正常に進行しているときには、第1カウント値が2に
なる、或いは、2になったり1になったりするものとす
る。
【0049】そして、図8に示すように、第1カウント
値が1の場合には「リターン」とし(S78)、第1カ
ウント値が2よりも大きい場合には「ANN(警報)」
を発する(S77)。つまり、第1カウント値が2より
も大きくなったときには、1次爪40や2次爪41の故
障(ラチェットしない)などにより、蒸気タービン回転
数がガスタービン回転数よりも異常に大きくなったもの
として、「ANN(警報)」(この場合、蒸気タービン
の回転数はガスタービンの回転数の150%以上を検出
したことになり、物理的にありえぬことであり、ロジッ
クか計測器の故障と判断できる)を発する。
【0050】一方、第1カウント値が0と2の場合に
は、続いて、第2カウンタによるカウント(第2カウン
ト)を行う(S80)。第2カウントでは、第1カウン
ト値が2のときには1を加算(カウントアップ)し、第
1カウント値が0のときには1を減算(カウントダウ
ン)する。図9に例示するように、第2カウンタによる
第2カウント値は、「第1カウント値A」の場合には
「第2カウント値A」のように減少してγがγ−1とな
り、「第1カウント値B」の場合には「第2カウント値
B」のようにγのまま変化せず、そして、「第1カウン
ト値C」の場合には「第2カウント値C」のようにγが
γ+1となる。なお、第2カウンタの第2カウント値が
0以下となった場合に対し、第2カウンタに自動的に0
へリセットする機能を持たせている(S89,S9
0)。また、第2カウンタの第2カウント値がα+β以
上となった場合は制御ロッジク故障又はクラッチ故障と
判断し、「ANN(警報)」を発する(S87,S8
8)。
【0051】そして、図8に示すように、第2カウンタ
による第2カウント値が1よりも大きければ「爪嵌
合」、即ち、1次爪40或いは2次爪41が嵌合(ラチ
ェット)したと判断し(S82,S85)、更に、第2
カウント値が所定値αよりも大きくなれば「完全嵌合」
したと判断する(S81,S84)。一方、第2カウン
ト値が0となれば「離脱」したと判断する(S83,S
86)。
【0052】つまり、先にも述べたようにクラッチ15
におけるヘリカルスプライン嵌合部36,37の嵌合動
作が正常に進行する場合には、蒸気タービン回転数がガ
スタービン回転数を少し上回り、且つ、この状態がある
程度の時間(ヘリカルスプライン嵌合部が完全嵌合する
までの時間)継続することになる。従って、この間には
第1カウント値が2になる状態或いは2や1になる状態
が継続するため、第2カウント値は完全嵌合するまで
(蒸気タービン回転数とガスタービン回転数が同じにな
って第1カウント値が連続的に1になるまで)増加して
所定値α以上となる。即ち、第2カウンタの第2カウン
ト値はヘリカルスプライン嵌合部36,37での蒸気タ
ービン軸とガスタービン軸の相対回転角に比例する。従
って、第2カウント値が所定値αよりも大きくなったか
否かを監視することによって、クラッチ15が完全嵌合
したか否かを判断するとができる。
【0053】一方、嵌合動作の途中でヘリカルスプライ
ン嵌合部36,37や補助ギア45,46及びメインギ
ア38,39が焼きつきなどによって固着したような場
合には、その時点で蒸気タービン回転数とガスタービン
回転数が同じになって第1カウント値が連続的に1にな
るため、第2カウント値は所定値αに達しない。このと
きにはクラッチ15が不完全な状態で嵌合していること
になるため、クラッチ15の破損を招いたり、負荷が大
きくなったときなどにはクラッチ15が離脱してしまう
恐れがある。また、蒸気タービン回転数がガスタービン
回転数よりも低下すると、第1カウント値は0又は1と
なるため、第2カウント値は減算されて減少する。従っ
て、第2カウント値が0となったときには、クラッチ1
5が離脱したと判断することができる。
【0054】なお、このロジックにおける各設定値は、
実際のクラッチ特性や、パルスカウント周期(ガスター
ビン回転パルスの何パルスごとに蒸気タービン回転パル
スをカウントするか)などに応じて、適宜、変更しても
よい。
【0055】以上のことから、本実施の形態2によれ
ば、確実にクラッチ15の嵌合やクラッチ15の異常を
検出することができ、クラッチ15を適用した一軸コン
バインドプラントの実現に資することができる。しか
も、本実施の形態2ではクラッチ15の嵌合状態を、よ
り具体的に把握することができる。つまり、ガスタービ
ン11と蒸気タービン12が同じ回転数で回転していて
も、クラッチ15が完全嵌合しているとは限らないが、
本実施の形態2によれば、摺動部分35又は摺動部33
が完全に押し込まれてヘリカルスプライン嵌合部36,
37が完全嵌合したのか、嵌合途中で固着してしまった
のかを判断することができる。
【0056】なお、本発明はクラッチ15を用いた一軸
コンバインドプラントに適用して有用なものであるが、
必ずしもこれに限定するものではなく、ガスタービンや
蒸気タービン以外の回転機の間にクラッチ15を介設し
た場合にも適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、第1発明のクラッチ嵌合検出装置
は、第1回転機と第2回転機との間に介設されているヘ
リカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチの嵌合状態
を検知するクラッチ嵌合検出装置であって、前記クラッ
チが嵌合して第2回転機が第1回転機に結合される際、
所定時間が経過した時点で、第1回転機の回転数検出値
と第2回転機の回転数検出値との差が、第1回転機及び
第2回転機の回転数を検出する回転検出計の検出誤差以
下であれば、前記クラッチは嵌合していると判断するク
ラッチ嵌合判断ロジックを有することを特徴とする。
【0058】従って、この第1発明のクラッチ嵌合検出
装置によれば、クラッチ嵌合判断ロジックによって、よ
り確実にクラッチの嵌合を検出することができる。
【0059】また、第2発明のクラッチ嵌合検出装置
は、第1発明のクラッチ嵌合検出装置において、第2回
転機の回転数検出値が第1回転機の回転数検出値を所定
の回転数以上に上回った場合、又は、前記クラッチ嵌合
判断ロジックによって前記クラッチは嵌合したと判断し
た後、第2回転機の回転数検出値が第1回転機の回転数
検出値よりも所定の回転数以上に低くなった場合には、
クラッチが異常であると判断するクラッチ異常判断ロジ
ックを有することを特徴とする。
【0060】従って、この第2発明のクラッチ嵌合検出
装置によれば、クラッチ異常判断ロジックによって、ク
ラッチ異常を確実に検出することができる。
【0061】また、第3発明のクラッチ嵌合検出装置
は、第1回転機と第2回転機との間に介設されているヘ
リカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチの嵌合状態
を検知するクラッチ嵌合検出装置であって、第1回転機
と第2回転機の一定回転角ごとにそれぞれパルス信号を
出力するパルス発生手段と、第1カウンタ及び第2カウ
ンタとを備え、前記クラッチが嵌合して第2回転機が第
1回転機に結合される際、第1カウンタでは、第1回転
機の回転に応じてパルス発生手段から出力されるパルス
の一定数ごとに、第2回転機の回転に応じてパルス発生
手段から出力されるパルスの数をカウントするととも
に、第2カウンタでは、第1カウンタのカウント値に応
じて加算又は減算をし、この第2カウンタの前記第1回
転機と前記第2回転機との相対回転角に相当するカウン
ト値とに基づいて前記クラッチの嵌合状態を判断するロ
ジックを有することを特徴とする。
【0062】従って、この第3発明のクラッチ嵌合検出
装置によれば、確実にクラッチの嵌合状態を判断するこ
とができる。しかも、クラッチの嵌合状態を、より具体
的に把握することができる。つまり、第1回転機と第2
回転機が同じ回転数で回転していても、クラッチが完全
嵌合しているとは限らないが、この第3発明によれば、
クラッチが完全嵌合したのか、嵌合途中で固着してしま
ったのかを判断することができる。
【0063】また、第4発明の一軸コンバインドプラン
トは、ガスタービンと蒸気タービンとを1本の軸で繋
ぎ、且つ、ガスタービンと蒸気タービンとの間にヘリカ
ルスプライン嵌合構造を用いたクラッチを介設して、ガ
スタービンと蒸気タービンの結合・切り離しを可能とし
た一軸コンバインドプラントにおいて、請求項1,2又
は3に記載のクラッチ嵌合検出装置を備え、前記第1回
転機はガスタービン、前記第2回転機は蒸気タービンで
あることを特徴とする。
【0064】従って、この第4発明の一軸コンバインド
プラントによれば、クラッチを適用した一軸コンバイン
ドプラントにおいて不可欠なクラッチの嵌合検出を、ク
ラッチ嵌合検出装置によって確実に行うことができるた
め、クラッチを適用して従来よりも低いコストで一軸コ
ンバインドプラントを製作することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るクラッチ嵌合検出
装置の構成図である。
【図2】前記クラッチ嵌合検出装置に備えたクラッチ嵌
合判断ロジックの説明図である。
【図3】前記クラッチ嵌合判断ロジックを適用した蒸気
タービン起動ロジックの説明図である。
【図4】前記クラッチ嵌合検出装置に備えたクラッチ異
常判断ロジックの説明図である。
【図5】前記クラッチ異常判断ロジックを適用したター
ビン保護インターロックロジックの説明図である。
【図6】クラッチの構造を示す縦断面図である。
【図7】前記クラッチの爪部の構造を示す横断面図(図
6のA部の横断面図)である。
【図8】本実施の形態2に係るクラッチ嵌合検出装置の
ロジックを示す説明図である。
【図9】前記ロジックにおけるパルスカウント値の具体
例を示す説明図である。
【図10】クラッチを適用した一軸コンバインドプラン
トの構成図である。
【符号の説明】
11 ガスタービン 12 蒸気タービン 13 軸 14 発電機 15 クラッチ 16 蒸気加減弁 17 燃料制御弁 18 トリップ電磁弁 19 非常遮断油ライン 31 駆動部 32 被駆動部 33 摺動部 34 本体部分 35 摺動部分 36 ヘリカルスプライン嵌合部 37 ヘリカルスプライン嵌合部 38 メインギア 39 メインギア 40 1次爪 41 2次爪 42 バネ 43 係止部 44 係止部 45 補助ギア 46 補助ギア 51 クラッチ嵌合検出装置 52 回転検出計 53 回転検出計 54 ロジック装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 正章 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 込山 弘哉 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3 番1号 株式会社エム・ディ・エス内 Fターム(参考) 3G081 BA16 BB00 BC07 BD00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1回転機と第2回転機との間に介設さ
    れているヘリカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチ
    の嵌合状態を検知するクラッチ嵌合検出装置であって、 前記クラッチが嵌合して第2回転機が第1回転機に結合
    される際、所定時間が経過した時点で、第1回転機の回
    転数検出値と第2回転機の回転数検出値との差が、第1
    回転機及び第2回転機の回転数を検出する回転検出計の
    検出誤差以下であれば、前記クラッチは嵌合していると
    判断するクラッチ嵌合判断ロジックを有することを特徴
    とするクラッチ嵌合検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するクラッチ嵌合検出装
    置において、第2回転機の回転数検出値が第1回転機の
    回転数検出値を所定の回転数以上に上回った場合、又
    は、前記クラッチ嵌合判断ロジックによって前記クラッ
    チは嵌合したと判断した後、第2回転機の回転数検出値
    が第1回転機の回転数検出値よりも所定の回転数以上に
    低くなった場合には、クラッチが異常であると判断する
    クラッチ異常判断ロジックを有することを特徴とするク
    ラッチ嵌合検出装置。
  3. 【請求項3】 第1回転機と第2回転機との間に介設さ
    れているヘリカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチ
    の嵌合状態を検知するクラッチ嵌合検出装置であって、 第1回転機と第2回転機の一定回転角ごとにそれぞれパ
    ルス信号を出力するパルス発生手段と、第1カウンタ及
    び第2カウンタとを備え、前記クラッチが嵌合して第2
    回転機が第1回転機に結合される際、第1カウンタで
    は、第1回転機の回転に応じてパルス発生手段から出力
    されるパルスの一定数ごとに、第2回転機の回転に応じ
    てパルス発生手段から出力されるパルスの数をカウント
    するとともに、第2カウンタでは、第1カウンタのカウ
    ント値に応じて加算又は減算をし、この第2カウンタの
    前記第1回転機と前記第2回転機との相対回転角に相当
    するカウント値に基づいて前記クラッチの嵌合状態を判
    断するロジックを有することを特徴とするクラッチ嵌合
    検出装置。
  4. 【請求項4】 ガスタービンと蒸気タービンとを1本の
    軸で繋ぎ、且つ、ガスタービンと蒸気タービンとの間に
    ヘリカルスプライン嵌合構造を用いたクラッチを介設し
    て、ガスタービンと蒸気タービンの結合・切り離しを可
    能とした一軸コンバインドプラントにおいて、 請求項1,2又は3に記載のクラッチ嵌合検出装置を備
    え、前記第1回転機はガスタービン、前記第2回転機は
    蒸気タービンであることを特徴とする一軸コンバインド
    プラント。
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