JP2003013544A - 壁パネル及び建物ユニット - Google Patents
壁パネル及び建物ユニットInfo
- Publication number
- JP2003013544A JP2003013544A JP2001201116A JP2001201116A JP2003013544A JP 2003013544 A JP2003013544 A JP 2003013544A JP 2001201116 A JP2001201116 A JP 2001201116A JP 2001201116 A JP2001201116 A JP 2001201116A JP 2003013544 A JP2003013544 A JP 2003013544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- frame
- opening
- wall panel
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁パネルが振動しても、壁面材を枠に固定し
ている釘類の固定力が弱くならない壁パネルと、この壁
パネルを取り付けた建物ユニットを提供する。 【解決手段】 壁パネル5は枠51と壁面材52とから
なる。枠51は上枠材511、下枠材512、左枠材5
13、右枠材513を矩形状に組み立てたものである。
そして、上下の枠材511、512と左右の枠材51
3、514とが略直角に突き合わっている角部の表面に
金属板54を当接させ、この金属板54の上から壁面材
52を通って枠5に刺し込んだ釘類59で、壁面材52
を枠51に固定する。
ている釘類の固定力が弱くならない壁パネルと、この壁
パネルを取り付けた建物ユニットを提供する。 【解決手段】 壁パネル5は枠51と壁面材52とから
なる。枠51は上枠材511、下枠材512、左枠材5
13、右枠材513を矩形状に組み立てたものである。
そして、上下の枠材511、512と左右の枠材51
3、514とが略直角に突き合わっている角部の表面に
金属板54を当接させ、この金属板54の上から壁面材
52を通って枠5に刺し込んだ釘類59で、壁面材52
を枠51に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁パネルと、この壁
パネルを使用した建物ユニットに関する。
パネルを使用した建物ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、運搬可能な一定の大き
さの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニ
ットを、予め、工場で製造し、この建物ユニットの複数
個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物とな
すもので、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度のよい
標準化された建物となる特徴があるから、広く採用され
ている。
さの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニ
ットを、予め、工場で製造し、この建物ユニットの複数
個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物とな
すもので、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度のよい
標準化された建物となる特徴があるから、広く採用され
ている。
【0003】このユニット建物に使用する建物ユニット
としては種々あるが、その中の1つに、特開平7−76
879号公報に記載されている建物ユニットがある。こ
の建物ユニットは床パネルの周囲に壁パネルを立設させ
て箱形に組み立てたものである。この建物ユニットに使
用される壁パネルは、上記公報にも記載されているよう
に、上下の枠材と左右の枠材を矩形状に組み立て、必要
があれば桟材を取り付けた枠に壁面材が取り付けられた
ものである。
としては種々あるが、その中の1つに、特開平7−76
879号公報に記載されている建物ユニットがある。こ
の建物ユニットは床パネルの周囲に壁パネルを立設させ
て箱形に組み立てたものである。この建物ユニットに使
用される壁パネルは、上記公報にも記載されているよう
に、上下の枠材と左右の枠材を矩形状に組み立て、必要
があれば桟材を取り付けた枠に壁面材が取り付けられた
ものである。
【0004】そして、この壁パネルに開口部を設ける場
合には、小さい開口部では、上記公報の図面に記載され
ているように、この壁パネルの壁面材を矩形状に切欠し
て、この部分を開口部としているが、大きな開口部を有
する壁パネルの場合には、特開2000−54501号
公報に記載されているように、上下の枠材に2本の縦桟
材を差し渡し、この2本の縦桟材にまぐさを略水平に差
し渡し、この2本の縦桟材とまぐさとで囲まれた部分
に、壁面材のない開口部を設け、この開口部の左側又は
右側の壁面に壁面材を取り付け、開口部の上側又は下側
の壁面に別の壁面材を取り付けて、開口部を有する壁パ
ネルとしている。即ち、この開口部の両側に取り付けら
れた壁面材と、開口部の上下に取り付けられた壁面材と
は独立していて、両者は開口部の両側を通過する直線上
で接合されている。
合には、小さい開口部では、上記公報の図面に記載され
ているように、この壁パネルの壁面材を矩形状に切欠し
て、この部分を開口部としているが、大きな開口部を有
する壁パネルの場合には、特開2000−54501号
公報に記載されているように、上下の枠材に2本の縦桟
材を差し渡し、この2本の縦桟材にまぐさを略水平に差
し渡し、この2本の縦桟材とまぐさとで囲まれた部分
に、壁面材のない開口部を設け、この開口部の左側又は
右側の壁面に壁面材を取り付け、開口部の上側又は下側
の壁面に別の壁面材を取り付けて、開口部を有する壁パ
ネルとしている。即ち、この開口部の両側に取り付けら
れた壁面材と、開口部の上下に取り付けられた壁面材と
は独立していて、両者は開口部の両側を通過する直線上
で接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この壁パネル
を運搬するときや、この壁パネルを取り付けた建物が地
震に遭遇したとき等に、壁パネルが振動したときには、
この壁パネルには、角部の角度が拡がったり狭まる方向
に力が加わったり、又、元の状態に戻る方向に力が加わ
る。そして、この状態が繰り返されると、次第に釘類の
固定力が弱まるといった問題がある。
を運搬するときや、この壁パネルを取り付けた建物が地
震に遭遇したとき等に、壁パネルが振動したときには、
この壁パネルには、角部の角度が拡がったり狭まる方向
に力が加わったり、又、元の状態に戻る方向に力が加わ
る。そして、この状態が繰り返されると、次第に釘類の
固定力が弱まるといった問題がある。
【0006】このことを、図8及び図9を参照しながら
説明する。図8は壁パネルを示す正面図であり、図9は
図8のA部分を拡大して示す正面図である。図8及び図
9において、8は壁パネルである。この壁パネル8が振
動したときには、先ず、この壁パネル8に、図8の矢印
Pで示す水平力が加わる。すると、上下の枠材81、8
2と左右の枠材83、84には矢印P1に示す剪断力が
働き、図9の矢印P2に示す合力となり、壁パネル8の
上部では、右側の角部の角度が狭まり、左側の角部の角
度が拡がる方向に力が、又、壁パネル8の下部では反対
方向の力が加わる。この力が大きいと、壁面材85を枠
材81〜84に固定している釘89が斜めになって、釘
89の頭が壁面材の中にめり込む。次に、振り戻しのと
きに、逆の力が働き元の状態に戻る。かかることが繰り
返されると、壁面材85を枠材81〜84に固定してい
る釘の固定力が弱くなる。
説明する。図8は壁パネルを示す正面図であり、図9は
図8のA部分を拡大して示す正面図である。図8及び図
9において、8は壁パネルである。この壁パネル8が振
動したときには、先ず、この壁パネル8に、図8の矢印
Pで示す水平力が加わる。すると、上下の枠材81、8
2と左右の枠材83、84には矢印P1に示す剪断力が
働き、図9の矢印P2に示す合力となり、壁パネル8の
上部では、右側の角部の角度が狭まり、左側の角部の角
度が拡がる方向に力が、又、壁パネル8の下部では反対
方向の力が加わる。この力が大きいと、壁面材85を枠
材81〜84に固定している釘89が斜めになって、釘
89の頭が壁面材の中にめり込む。次に、振り戻しのと
きに、逆の力が働き元の状態に戻る。かかることが繰り
返されると、壁面材85を枠材81〜84に固定してい
る釘の固定力が弱くなる。
【0007】又、開口部を有する壁パネル9において
は、開口部の角部にも同様な問題が生ずる。この状態を
図10を参照しながら説明する。図10は開口部を有す
る壁パネルの枠を示す正面図である。この図12に示す
開口部91を有する壁パネル9が振動したときには、先
ず、この開口部を有する壁パネル9に、矢印Pで示す水
平力が加わる。すると、開口部91の上部では、右側の
角部の角度が狭り、左側の角部の角度が拡がる方向にP
1の力がかかる。この力が大きいと、開口部の両側を通
過する直線上で突き合っている図示しない壁面材がずれ
て、上記壁パネル8と同様に、壁面材を枠材95に固定
している釘が斜めになり、釘の頭が壁面材の中にめり込
む。次に、振り戻したときに、逆の力が働き元の状態に
戻る。かかることが繰り返されると、壁面材を枠材95
に固定している釘の固定力が弱くなる。
は、開口部の角部にも同様な問題が生ずる。この状態を
図10を参照しながら説明する。図10は開口部を有す
る壁パネルの枠を示す正面図である。この図12に示す
開口部91を有する壁パネル9が振動したときには、先
ず、この開口部を有する壁パネル9に、矢印Pで示す水
平力が加わる。すると、開口部91の上部では、右側の
角部の角度が狭り、左側の角部の角度が拡がる方向にP
1の力がかかる。この力が大きいと、開口部の両側を通
過する直線上で突き合っている図示しない壁面材がずれ
て、上記壁パネル8と同様に、壁面材を枠材95に固定
している釘が斜めになり、釘の頭が壁面材の中にめり込
む。次に、振り戻したときに、逆の力が働き元の状態に
戻る。かかることが繰り返されると、壁面材を枠材95
に固定している釘の固定力が弱くなる。
【0008】特に、建物ユニットでは、工場で建物ユニ
ットを製造し、この建物ユニットを施工現場に運搬する
関係で、トラックやフォークリフトの上に載せている建
物ユニットが激しく揺れる。その結果、この建物ユニッ
トに取り付けられた壁パネルには、上記に記載されてい
る力が大きくかかり、上記問題の発生する危険性が大き
く、この問題を解決することが要望されている。そこ
で、この発明の目的は、壁パネルが振動しても、壁面材
を枠に固定している釘類の固定力が弱くならない壁パネ
ルと、この壁パネルを取り付けた建物ユニットを提供す
ることである。
ットを製造し、この建物ユニットを施工現場に運搬する
関係で、トラックやフォークリフトの上に載せている建
物ユニットが激しく揺れる。その結果、この建物ユニッ
トに取り付けられた壁パネルには、上記に記載されてい
る力が大きくかかり、上記問題の発生する危険性が大き
く、この問題を解決することが要望されている。そこ
で、この発明の目的は、壁パネルが振動しても、壁面材
を枠に固定している釘類の固定力が弱くならない壁パネ
ルと、この壁パネルを取り付けた建物ユニットを提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、上下の枠材と左右の枠材が矩形状に組み立てられた
枠に壁面材が取り付けられた壁パネルにおいて、前記壁
面材には、上下の枠材と左右の枠材が略直角に突き合わ
されている角部の表面に金属板が当接され、この金属板
の上から壁面材を通って枠に刺し込まれた釘類で壁面材
が枠に固定されているものである。
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、上下の枠材と左右の枠材が矩形状に組み立てられた
枠に壁面材が取り付けられた壁パネルにおいて、前記壁
面材には、上下の枠材と左右の枠材が略直角に突き合わ
されている角部の表面に金属板が当接され、この金属板
の上から壁面材を通って枠に刺し込まれた釘類で壁面材
が枠に固定されているものである。
【0010】この請求項1記載の発明に使用される釘類
とは、壁面材を枠に刺し込む棒状体と、この一端に設け
られている頭とかららなるものであって、釘やネジ釘等
が代表的なものである。
とは、壁面材を枠に刺し込む棒状体と、この一端に設け
られている頭とかららなるものであって、釘やネジ釘等
が代表的なものである。
【0011】請求項2記載の発明は、上下の枠材と左右
の枠材が矩形状に組み立てられた枠に壁面材が取り付け
られた壁パネルにおいて、前記上下の枠材には、2本の
縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、まぐさが
略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさとで囲
まれた部分には、壁面材のない開口部が設けられ、前記
縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補強材がまぐさ
の延長線上又は延長線近傍に取り付けられているもので
ある。
の枠材が矩形状に組み立てられた枠に壁面材が取り付け
られた壁パネルにおいて、前記上下の枠材には、2本の
縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、まぐさが
略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさとで囲
まれた部分には、壁面材のない開口部が設けられ、前記
縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補強材がまぐさ
の延長線上又は延長線近傍に取り付けられているもので
ある。
【0012】請求項3記載の発明は、上下の枠材と左右
の枠材が矩形状に組み立てられた枠に壁面材が取り付け
られた壁パネルにおいて、前記上下の枠材には、2本の
縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、まぐさが
略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさとで囲
まれた部分には、壁面材のない開口部が設けられ、この
開口部の左側又は右側に取り付けられている壁面材が開
口部の上側又は下側まで延長されているものである。
の枠材が矩形状に組み立てられた枠に壁面材が取り付け
られた壁パネルにおいて、前記上下の枠材には、2本の
縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、まぐさが
略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさとで囲
まれた部分には、壁面材のない開口部が設けられ、この
開口部の左側又は右側に取り付けられている壁面材が開
口部の上側又は下側まで延長されているものである。
【0013】この請求項1〜請求項3に記載されている
発明は、壁パネルを補強するものであるが、この壁パネ
ルを補強する場所がそれぞれ異なっている。従って、重
複させて壁パネルを補強することができる。即ち、開口
部を有する壁パネルと場合には、この請求項1〜請求項
3記載の発明の中の1つの発明だけで壁パネルを補強し
てもよいし、これ等の中の2つの発明を選んで壁パネル
を補強してもよいし、3個の発明の全てで壁パネルを補
強してもよい。
発明は、壁パネルを補強するものであるが、この壁パネ
ルを補強する場所がそれぞれ異なっている。従って、重
複させて壁パネルを補強することができる。即ち、開口
部を有する壁パネルと場合には、この請求項1〜請求項
3記載の発明の中の1つの発明だけで壁パネルを補強し
てもよいし、これ等の中の2つの発明を選んで壁パネル
を補強してもよいし、3個の発明の全てで壁パネルを補
強してもよい。
【0014】例えば、開口部を有する壁パネルに補強材
を設け、且つ、壁面材を特定な形状にするというよう
に、請求項2記載の発明と請求項3記載の発明で壁パネ
ルを補強してもよい。このように複数個の発明を壁パネ
ルを補強すると、更に、振動に強い開口部を有する壁パ
ネルとなるので、好ましい。
を設け、且つ、壁面材を特定な形状にするというよう
に、請求項2記載の発明と請求項3記載の発明で壁パネ
ルを補強してもよい。このように複数個の発明を壁パネ
ルを補強すると、更に、振動に強い開口部を有する壁パ
ネルとなるので、好ましい。
【0015】又、請求項2又は請求項3記載の発明に使
用される枠は、上下の枠材と左右の枠材を矩形状に組み
立てたものであるが、開口部が大きく、この上下の枠材
又は左右の枠材が邪魔になるようであれば、この開口部
の部分の上下の枠材のどちらか一方を切欠したり、左右
の枠材のどちから一方を切欠してもよい。又、開口部が
上下の枠材に接している場合には、この上下の枠材がま
ぐさを兼用してもよいし、開口部が左右の枠材に接して
いる場合には、左右の枠材が縦桟材を兼用してもよい。
用される枠は、上下の枠材と左右の枠材を矩形状に組み
立てたものであるが、開口部が大きく、この上下の枠材
又は左右の枠材が邪魔になるようであれば、この開口部
の部分の上下の枠材のどちらか一方を切欠したり、左右
の枠材のどちから一方を切欠してもよい。又、開口部が
上下の枠材に接している場合には、この上下の枠材がま
ぐさを兼用してもよいし、開口部が左右の枠材に接して
いる場合には、左右の枠材が縦桟材を兼用してもよい。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の壁パネルが床パネルの周囲に立設されて
いる建物ユニットを特徴とするものである。
ずれかに記載の壁パネルが床パネルの周囲に立設されて
いる建物ユニットを特徴とするものである。
【0017】(作用)請求項1記載の発明では、壁面材
には、上下の枠材と左右の枠材が略直角に突き合わされ
ている角部の表面に金属板が当接され、この金属板の上
から壁面材を通って枠に刺し込まれた釘類で壁面材が枠
に固定されているので、壁パネルが振動して、角部の角
度が拡がったり狭まる方向に力が加わっても、壁面材の
角部に固定されている金属板がこの角度の拡がりや狭ま
る力に抵抗するし、又、壁面材を枠に取り付けている角
部の釘類が斜めになって、釘類の頭が壁面材の中にめり
込もうとしても、角部の表面には壁面材より硬い金属板
があって釘類の頭が壁面材の中にめり込む力に抵抗す
る。この両方の作用によって、角部の角度が拡がったり
狭まり難く、その結果、壁面材を枠に固定している釘類
の固定力が弱くならない。
には、上下の枠材と左右の枠材が略直角に突き合わされ
ている角部の表面に金属板が当接され、この金属板の上
から壁面材を通って枠に刺し込まれた釘類で壁面材が枠
に固定されているので、壁パネルが振動して、角部の角
度が拡がったり狭まる方向に力が加わっても、壁面材の
角部に固定されている金属板がこの角度の拡がりや狭ま
る力に抵抗するし、又、壁面材を枠に取り付けている角
部の釘類が斜めになって、釘類の頭が壁面材の中にめり
込もうとしても、角部の表面には壁面材より硬い金属板
があって釘類の頭が壁面材の中にめり込む力に抵抗す
る。この両方の作用によって、角部の角度が拡がったり
狭まり難く、その結果、壁面材を枠に固定している釘類
の固定力が弱くならない。
【0018】又、請求項2記載の発明では、上下の枠材
には、2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材に
は、まぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材と
まぐさとで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設
けられ、前記縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補
強材がまぐさの延長線上又は延長線近傍に取り付けられ
ているので、この開口部を有する壁パネルに角部の角度
を拡がったり狭まったりする力が加わっても、まぐさの
延長線上又は延長線上の近傍に取り付けられている補強
材が、この角部にある縦桟材を背後から支持して、角部
の変形に対して抵抗する。その結果、釘類が斜めにな
り、釘類の頭が壁面材の中にめり込むといった問題が発
生しないし、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が
弱くならない。
には、2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材に
は、まぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材と
まぐさとで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設
けられ、前記縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補
強材がまぐさの延長線上又は延長線近傍に取り付けられ
ているので、この開口部を有する壁パネルに角部の角度
を拡がったり狭まったりする力が加わっても、まぐさの
延長線上又は延長線上の近傍に取り付けられている補強
材が、この角部にある縦桟材を背後から支持して、角部
の変形に対して抵抗する。その結果、釘類が斜めにな
り、釘類の頭が壁面材の中にめり込むといった問題が発
生しないし、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が
弱くならない。
【0019】請求項3記載の発明では、上下の枠材に
は、2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材に
は、まぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材と
まぐさとで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設
けられ、この開口部の左側又は右側に取り付けられてい
る壁面材が開口部の上側又は下側まで延長されているの
で、この開口部を有する壁パネルに角部の角度を拡がっ
たり狭まったりする力が加わったときには、この力は開
口部の左側又は右側から上側又は下側まで延長されてい
る壁面材の角部を引き裂いたり押し上げる力となる。
は、2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材に
は、まぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材と
まぐさとで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設
けられ、この開口部の左側又は右側に取り付けられてい
る壁面材が開口部の上側又は下側まで延長されているの
で、この開口部を有する壁パネルに角部の角度を拡がっ
たり狭まったりする力が加わったときには、この力は開
口部の左側又は右側から上側又は下側まで延長されてい
る壁面材の角部を引き裂いたり押し上げる力となる。
【0020】この壁面材の角部を引き裂いたり押し上げ
るには、従来のように、単に、開口部の両側を通過する
直線上で突き合わされている壁面材をずらす力に比して
極めて大きな力を要するので、通常の壁パネルが振動す
力では壁面材の角部を引き裂いたり押し上げることがで
きない。その結果、角部が変形しないし、壁面材を枠材
に固定している釘類の固定力が弱くなるといった問題が
発生しない。
るには、従来のように、単に、開口部の両側を通過する
直線上で突き合わされている壁面材をずらす力に比して
極めて大きな力を要するので、通常の壁パネルが振動す
力では壁面材の角部を引き裂いたり押し上げることがで
きない。その結果、角部が変形しないし、壁面材を枠材
に固定している釘類の固定力が弱くなるといった問題が
発生しない。
【0021】請求項4記載の発明では、請求項1〜3の
いずれかに記載の壁パネルが床パネルの周囲に立設され
ている建物ユニットを特徴とするので、この建物ユニッ
トを工場で製造し、この建物ユニットを保管場所に運搬
したり施工現場に運搬するときに、フォークリフトやト
ラック上で建物ユニットが激しく振動しても、この建物
ユニットには、上記請求項1〜請求項3の作用の項に記
載されているように、振動に強い壁パネルが取り付けら
れていて、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が低
下しない。このように、この請求項4記載の建物ユニッ
トは振動に強いものである。
いずれかに記載の壁パネルが床パネルの周囲に立設され
ている建物ユニットを特徴とするので、この建物ユニッ
トを工場で製造し、この建物ユニットを保管場所に運搬
したり施工現場に運搬するときに、フォークリフトやト
ラック上で建物ユニットが激しく振動しても、この建物
ユニットには、上記請求項1〜請求項3の作用の項に記
載されているように、振動に強い壁パネルが取り付けら
れていて、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が低
下しない。このように、この請求項4記載の建物ユニッ
トは振動に強いものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例で説明する。図1〜図7は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はユニット建物を示す斜視図、図2は建物ユ
ニットを示す一部切欠斜視図、図3は図2に示す建物ユ
ニットに使用する壁パネルの枠を示す正面図、図4は壁
パネルの正面図、図5は開口部を有する建物ユニットを
示す斜視図、図6は図5に示す建物ユニットに使用する
開口部を有する壁パネルの枠を示す正面図、図7は開口
部を有する壁パネルの正面図である。
例で説明する。図1〜図7は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はユニット建物を示す斜視図、図2は建物ユ
ニットを示す一部切欠斜視図、図3は図2に示す建物ユ
ニットに使用する壁パネルの枠を示す正面図、図4は壁
パネルの正面図、図5は開口部を有する建物ユニットを
示す斜視図、図6は図5に示す建物ユニットに使用する
開口部を有する壁パネルの枠を示す正面図、図7は開口
部を有する壁パネルの正面図である。
【0023】図1〜図7において、Uはユニット建物で
あり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎
Bの上に8個の建物ユニット1と1個の開口部を有する
建物ユニット1が据え付けられて1階が形成され、この
1階の建物ユニット1、開口部を有する建物ユニット2
の上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて2階が
形成され、この2階の建物ユニット1の上に屋根ユニッ
ト3が取り付けられたものである。
あり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎
Bの上に8個の建物ユニット1と1個の開口部を有する
建物ユニット1が据え付けられて1階が形成され、この
1階の建物ユニット1、開口部を有する建物ユニット2
の上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて2階が
形成され、この2階の建物ユニット1の上に屋根ユニッ
ト3が取り付けられたものである。
【0024】建物ユニット1は、図2に示すように、床
パネル4の周囲に壁パネル5が立設されたものである。
床パネル4は、図2に示すように、矩形状に組み立てら
れた枠41の上面に床面材42が取り付けられたもので
ある。壁パネル5は、枠51と、この枠51の両側面又
は片面に取り付けられた壁面材52とからなる。
パネル4の周囲に壁パネル5が立設されたものである。
床パネル4は、図2に示すように、矩形状に組み立てら
れた枠41の上面に床面材42が取り付けられたもので
ある。壁パネル5は、枠51と、この枠51の両側面又
は片面に取り付けられた壁面材52とからなる。
【0025】この壁パネル5の枠51は、図3に示すよ
うに、矩形状に組み立てられた木製の上枠材511と下
枠材512と左右の枠材513、514と、この上枠材
511と下枠材512とに差し渡された縦桟材515と
からなる。壁面材52は石膏ボード、合板、硬質木片セ
メント板等の板状体である。
うに、矩形状に組み立てられた木製の上枠材511と下
枠材512と左右の枠材513、514と、この上枠材
511と下枠材512とに差し渡された縦桟材515と
からなる。壁面材52は石膏ボード、合板、硬質木片セ
メント板等の板状体である。
【0026】壁パネル5の構造を詳細に説明すると、こ
の枠51の両側面又は片面に壁面材52を当接させ、図
4に示すように、この上下の枠材511、512と左右
の枠材513、514とが突き合わされた角部57の壁
面材52の表面に鋼製の金属板54を当接させ、この金
属板54がある場所では、予めこの金属板54に設けら
れている通孔から壁面材52を通って枠51に打ち込ん
だ釘59と、金属板54がない場所では、壁面材52か
ら枠51に打ち込んだ釘59で、壁面材52が枠51に
固定されている。
の枠51の両側面又は片面に壁面材52を当接させ、図
4に示すように、この上下の枠材511、512と左右
の枠材513、514とが突き合わされた角部57の壁
面材52の表面に鋼製の金属板54を当接させ、この金
属板54がある場所では、予めこの金属板54に設けら
れている通孔から壁面材52を通って枠51に打ち込ん
だ釘59と、金属板54がない場所では、壁面材52か
ら枠51に打ち込んだ釘59で、壁面材52が枠51に
固定されている。
【0027】開口部を有する建物ユニット2は、図5に
示すように、床パネル4の短辺に壁パネル5を立設し、
床パネル4の長辺に開口部を有する壁パネル7を立設し
たものである。開口部を有する壁パネル7は、枠71
と、この枠71の片面又は両面に取り付けた壁面材72
とからなる。
示すように、床パネル4の短辺に壁パネル5を立設し、
床パネル4の長辺に開口部を有する壁パネル7を立設し
たものである。開口部を有する壁パネル7は、枠71
と、この枠71の片面又は両面に取り付けた壁面材72
とからなる。
【0028】開口部を有する壁パネル7の枠71は、図
6に示すように、上下の枠材711、712と左右の枠
材713、714を矩形状に組み立て、この上枠材71
1と下枠材712に差し渡された左右2本ずつ合計4本
の縦桟材715と、中央の2本の桟材715、715に
差し渡したまぐさ716と、まぐさ716の延長線上の
左右3本の縦桟材715の間に取り付けた補強材718
とからなる。壁パネル7の構造を詳細に説明する。、図
7に示すように、この中央の2本の縦桟材715、71
5とまぐさ716とで囲まれた部分に、壁面材のない開
口部75が設けられている。尚、この開口部75には、
戸等を取り付け易くするために、縦桟材715の開口部
側の下枠材712とまぐさ716の間に補助枠719が
取り付けられている。
6に示すように、上下の枠材711、712と左右の枠
材713、714を矩形状に組み立て、この上枠材71
1と下枠材712に差し渡された左右2本ずつ合計4本
の縦桟材715と、中央の2本の桟材715、715に
差し渡したまぐさ716と、まぐさ716の延長線上の
左右3本の縦桟材715の間に取り付けた補強材718
とからなる。壁パネル7の構造を詳細に説明する。、図
7に示すように、この中央の2本の縦桟材715、71
5とまぐさ716とで囲まれた部分に、壁面材のない開
口部75が設けられている。尚、この開口部75には、
戸等を取り付け易くするために、縦桟材715の開口部
側の下枠材712とまぐさ716の間に補助枠719が
取り付けられている。
【0029】そして、この開口部75の両側の上枠材7
11と下枠材712と縦桟材715と左枠材713又は
右枠材714で囲まれた面に壁面材72が当接され、こ
の壁面材72が開口部75の上側(まぐさ716と上枠
材711aで囲まれた面)まで延長されて、この開口部
の上側の略中央Lで、左右の壁面材72が突き合わさ
れ、この壁面材72から枠71に打ち込んだ釘79で、
枠71に固定されている。尚、下枠材712の開口部分
は邪魔になるので、この下枠材712の開口部分が切欠
されている。
11と下枠材712と縦桟材715と左枠材713又は
右枠材714で囲まれた面に壁面材72が当接され、こ
の壁面材72が開口部75の上側(まぐさ716と上枠
材711aで囲まれた面)まで延長されて、この開口部
の上側の略中央Lで、左右の壁面材72が突き合わさ
れ、この壁面材72から枠71に打ち込んだ釘79で、
枠71に固定されている。尚、下枠材712の開口部分
は邪魔になるので、この下枠材712の開口部分が切欠
されている。
【0030】次に、このユニット建物Uの施工方法およ
び作用について説明する。工場で、床パネル4、壁パネ
ル5、床パネル6、開口部を有する壁パネル7を製造す
る。そして、この床パネル4の周囲に壁パネル5を立設
させて建物ユニット1を製造する。又、この床パネル6
の長辺に開口部を有する壁パネル7を立設させ、両側の
短辺に壁パネル5と立設させて、開口部を有する建物ユ
ニット2を製造する。又、屋根ユニット3等を製造す
る。
び作用について説明する。工場で、床パネル4、壁パネ
ル5、床パネル6、開口部を有する壁パネル7を製造す
る。そして、この床パネル4の周囲に壁パネル5を立設
させて建物ユニット1を製造する。又、この床パネル6
の長辺に開口部を有する壁パネル7を立設させ、両側の
短辺に壁パネル5と立設させて、開口部を有する建物ユ
ニット2を製造する。又、屋根ユニット3等を製造す
る。
【0031】このようにして製造した建物ユニット1、
開口部を有する建物ユニット2、屋根ユニット3等をフ
ォークリフトで保管場所に移動させて保管したり、トラ
ックに載せて施工現場に運搬する。このように、保管場
所に輸送したり、トラックに載せて施工現場に運搬する
ときに、建物ユニット1や開口部を有する建物ユニット
2が大きく振動するが、上記のように、振動しても、建
物ユニット1と、開口部を有する建物ユニット2には、
枠51、71に壁面材52、72を固定している釘5
9、79の固定力が低下しない壁パネル5や開口部を有
する壁パネル7が取り付けられているので、建物ユニッ
ト1や開口部を有する建物ユニット2は、振動に強く、
寸法精度に狂いが生じない。
開口部を有する建物ユニット2、屋根ユニット3等をフ
ォークリフトで保管場所に移動させて保管したり、トラ
ックに載せて施工現場に運搬する。このように、保管場
所に輸送したり、トラックに載せて施工現場に運搬する
ときに、建物ユニット1や開口部を有する建物ユニット
2が大きく振動するが、上記のように、振動しても、建
物ユニット1と、開口部を有する建物ユニット2には、
枠51、71に壁面材52、72を固定している釘5
9、79の固定力が低下しない壁パネル5や開口部を有
する壁パネル7が取り付けられているので、建物ユニッ
ト1や開口部を有する建物ユニット2は、振動に強く、
寸法精度に狂いが生じない。
【0032】即ち、壁パネル5では、壁面材52の上下
の枠材511、512と左右の枠材513、514が略
直角に突き合わされている角部の表面に、金属板54が
当接され、この金属板54の上から壁面材52を通って
枠材51に刺し込まれた釘59で壁面材52が枠51に
固定されているので、建物ユニット1が振動すると、壁
パネル5には、図4の矢印Pに示す水平力Pがかかる。
すると、上下の枠材511、512と左右の枠材51
3、514には矢印P1に示す剪断力が働き角部の角度
を拡げたり狭める方向に力がかかる。
の枠材511、512と左右の枠材513、514が略
直角に突き合わされている角部の表面に、金属板54が
当接され、この金属板54の上から壁面材52を通って
枠材51に刺し込まれた釘59で壁面材52が枠51に
固定されているので、建物ユニット1が振動すると、壁
パネル5には、図4の矢印Pに示す水平力Pがかかる。
すると、上下の枠材511、512と左右の枠材51
3、514には矢印P1に示す剪断力が働き角部の角度
を拡げたり狭める方向に力がかかる。
【0033】このように、角部の角度を拡げたり狭める
方向に力がかかっても、壁面材52の角部に固定されて
いる金属板54がこの角度の拡がりや狭まる力に抵抗す
る。又、壁面材52を枠51に取り付けている角部の釘
59が斜めになって、釘59の頭が壁面材の中にめり込
もうとしても、角部の表面には壁面材52より硬い金属
板54があって釘59の頭が壁面材の中にめり込む力に
抵抗する。この両方の作用によって、角部の角度が拡が
ったり狭まったりし難く、壁面材52を枠に固定してい
る釘59の固定力が弱くならない。
方向に力がかかっても、壁面材52の角部に固定されて
いる金属板54がこの角度の拡がりや狭まる力に抵抗す
る。又、壁面材52を枠51に取り付けている角部の釘
59が斜めになって、釘59の頭が壁面材の中にめり込
もうとしても、角部の表面には壁面材52より硬い金属
板54があって釘59の頭が壁面材の中にめり込む力に
抵抗する。この両方の作用によって、角部の角度が拡が
ったり狭まったりし難く、壁面材52を枠に固定してい
る釘59の固定力が弱くならない。
【0034】又、開口部を有する壁パネル7では、開口
部を有する建物ユニット2が振動すると、開口部を有す
る壁パネル7には、図6や図7の矢印Pに示す水平力P
がかかる。すると、まぐさ716と竪桟材715には矢
印P1に示す剪断力が働き角部の角度を拡げたり狭める
方向に力がかかる。
部を有する建物ユニット2が振動すると、開口部を有す
る壁パネル7には、図6や図7の矢印Pに示す水平力P
がかかる。すると、まぐさ716と竪桟材715には矢
印P1に示す剪断力が働き角部の角度を拡げたり狭める
方向に力がかかる。
【0035】このように、開口部を有する壁パネル7が
振動すると、この開口部を有する壁パネル2には、角部
の角度が拡がったり狭まったりする力が加わるが、補強
材718がまぐさ716の延長線上に取り付けられてい
るので、まぐさ716の延長線上の近傍に取り付けられ
ている補強材718が、この角部にある縦桟材715を
背後から支持して、角部の変形に対して抵抗する。
振動すると、この開口部を有する壁パネル2には、角部
の角度が拡がったり狭まったりする力が加わるが、補強
材718がまぐさ716の延長線上に取り付けられてい
るので、まぐさ716の延長線上の近傍に取り付けられ
ている補強材718が、この角部にある縦桟材715を
背後から支持して、角部の変形に対して抵抗する。
【0036】又、開口部75の左側又は右側にある壁面
材72が開口部75の上側まで延長されているので、開
口部を有する壁パネル7に角部の角度を拡がったり狭ま
ったりする力が加わったときには、開口部75の左側と
右側から上側まで延長されている壁面材72の角部を引
き裂いたり押し上げる力となるが、この角部で壁面材7
2を引き裂いたり押し上げるには、従来のように、単
に、開口部75の両側を通過する直線上で突き合ってい
る壁面材をずらす力に比して極めて大きな力を要する。
その結果、この開口部を有する壁パネル7を振動させる
力では壁面材72の角部を引き裂いたり押し上げること
ができない。
材72が開口部75の上側まで延長されているので、開
口部を有する壁パネル7に角部の角度を拡がったり狭ま
ったりする力が加わったときには、開口部75の左側と
右側から上側まで延長されている壁面材72の角部を引
き裂いたり押し上げる力となるが、この角部で壁面材7
2を引き裂いたり押し上げるには、従来のように、単
に、開口部75の両側を通過する直線上で突き合ってい
る壁面材をずらす力に比して極めて大きな力を要する。
その結果、この開口部を有する壁パネル7を振動させる
力では壁面材72の角部を引き裂いたり押し上げること
ができない。
【0037】このように、開口部を有する壁パネル7で
は、変形に抵抗する構造が2重になされているので、釘
79が斜めになって、釘79の頭が壁面材72の中にめ
り込むといった問題が発生じないし、壁面材72を枠7
1に固定している釘79の固定力が弱くならない。
は、変形に抵抗する構造が2重になされているので、釘
79が斜めになって、釘79の頭が壁面材72の中にめ
り込むといった問題が発生じないし、壁面材72を枠7
1に固定している釘79の固定力が弱くならない。
【0038】施工現場では、図1に示すように、基礎B
の上に8個の建物ユニット1と1個の開口部を有する建
物ユニット1を据え付けて1階を形成し、この1階の建
物ユニット1、2の上に、9個の建物ユニット1を据え
付けて2階を形成す、この2階の建物ユニット2の上に
屋根ユニット3を取り付け、種々な仕上げを行うと、ユ
ニット建物Uが完成する。このようにして完成したユニ
ット建物Uでは、振動に強い建物ユニット1や開口部を
有する建物ユニット2を組み立てたものであるので、地
震に強い建物である。
の上に8個の建物ユニット1と1個の開口部を有する建
物ユニット1を据え付けて1階を形成し、この1階の建
物ユニット1、2の上に、9個の建物ユニット1を据え
付けて2階を形成す、この2階の建物ユニット2の上に
屋根ユニット3を取り付け、種々な仕上げを行うと、ユ
ニット建物Uが完成する。このようにして完成したユニ
ット建物Uでは、振動に強い建物ユニット1や開口部を
有する建物ユニット2を組み立てたものであるので、地
震に強い建物である。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の発明は、壁面材には、上下の枠材と左右の枠材が略
直角に突き合わされている角部の表面に金属板が当接さ
れ、この金属板の上から壁面材を通って枠に刺し込まれ
た釘類で壁面材が枠に固定されているから、壁パネルが
振動して、角部の角度が拡がったり狭まる方向に力が加
わっても、壁面材の角部に固定されている金属板がこの
角度が拡がったり狭まる力に抵抗するし、又、壁面材を
枠に取り付けている角部の釘類が斜めになって、釘類の
頭が壁面材の中にめり込もうとしても、角部の表面には
壁面材より硬い金属板があって釘類の頭が壁面材の中に
めり込みむ力に抵抗する。この両方の作用によって、角
部の角度が拡がったり狭まったりし難くなり、その結
果、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が弱くなら
ない。
載の発明は、壁面材には、上下の枠材と左右の枠材が略
直角に突き合わされている角部の表面に金属板が当接さ
れ、この金属板の上から壁面材を通って枠に刺し込まれ
た釘類で壁面材が枠に固定されているから、壁パネルが
振動して、角部の角度が拡がったり狭まる方向に力が加
わっても、壁面材の角部に固定されている金属板がこの
角度が拡がったり狭まる力に抵抗するし、又、壁面材を
枠に取り付けている角部の釘類が斜めになって、釘類の
頭が壁面材の中にめり込もうとしても、角部の表面には
壁面材より硬い金属板があって釘類の頭が壁面材の中に
めり込みむ力に抵抗する。この両方の作用によって、角
部の角度が拡がったり狭まったりし難くなり、その結
果、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が弱くなら
ない。
【0040】請求項2記載の発明は、上下の枠材には、
2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、ま
ぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさ
とで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設けら
れ、前記縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補強材
がまぐさの延長線又は延長線上の近傍に取り付けられて
いるから、開口部を有する壁パネルが振動して、この開
口部を有する壁パネルに角部の角度を拡がったり狭まっ
たりする力が加わっても、まぐさの延長線上の近傍に取
り付けられている補強材が、この角部にある縦桟材を背
後から支持して、角部の変形に対して抵抗する。その結
果、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が弱くなら
ない。
2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、ま
ぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさ
とで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設けら
れ、前記縦桟材と左枠材又は右枠材との間には、補強材
がまぐさの延長線又は延長線上の近傍に取り付けられて
いるから、開口部を有する壁パネルが振動して、この開
口部を有する壁パネルに角部の角度を拡がったり狭まっ
たりする力が加わっても、まぐさの延長線上の近傍に取
り付けられている補強材が、この角部にある縦桟材を背
後から支持して、角部の変形に対して抵抗する。その結
果、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が弱くなら
ない。
【0041】請求項3記載の発明は、上下の枠材には、
2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、ま
ぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさ
とで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設けら
れ、この開口部の左側又は右側に取り付けられている壁
面材が開口部の上側又は下側まで延長されているから、
開口部を有する壁パネルが振動して、この開口部を有す
る壁パネルに角部の角度を拡がったり狭まったりする力
が加わっても、通常の開口部を有する壁パネルを振動さ
せる力では壁面材の角部を引き裂いたり押し上げること
ができず、角部が変形しない。その結果、壁面材を枠材
に固定している釘類の固定力が弱くなるといった問題が
発生しない。
2本の縦桟材が差し渡され、この2本の縦桟材には、ま
ぐさが略水平に差し渡され、この2本の縦桟材とまぐさ
とで囲まれた部分には、壁面材のない開口部が設けら
れ、この開口部の左側又は右側に取り付けられている壁
面材が開口部の上側又は下側まで延長されているから、
開口部を有する壁パネルが振動して、この開口部を有す
る壁パネルに角部の角度を拡がったり狭まったりする力
が加わっても、通常の開口部を有する壁パネルを振動さ
せる力では壁面材の角部を引き裂いたり押し上げること
ができず、角部が変形しない。その結果、壁面材を枠材
に固定している釘類の固定力が弱くなるといった問題が
発生しない。
【0042】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の壁パネルと床パネルとが箱形に組み立て
られている建物ユニットを特徴とするから、この建物ユ
ニットを工場で製造し、この建物ユニットを施工現場に
運搬する関係で、トラックやフォークリフトの上で建物
ユニットが激しく揺れても、この建物ユニットには、上
記請求項1〜請求項3の効果の項に記載されているよう
に、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が低下しな
い壁パネルが取り付けられていて、振動に強い狂いのな
い建物ユニットである。
ずれかに記載の壁パネルと床パネルとが箱形に組み立て
られている建物ユニットを特徴とするから、この建物ユ
ニットを工場で製造し、この建物ユニットを施工現場に
運搬する関係で、トラックやフォークリフトの上で建物
ユニットが激しく揺れても、この建物ユニットには、上
記請求項1〜請求項3の効果の項に記載されているよう
に、壁面材を枠に固定している釘類の固定力が低下しな
い壁パネルが取り付けられていて、振動に強い狂いのな
い建物ユニットである。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ユニット建物
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】建物ユニットを示す一部切欠斜視図である。
【図3】図2に示す建物ユニットに使用する壁パネルの
枠を示す正面図である。
枠を示す正面図である。
【図4】壁パネルの正面図である。
【図5】開口部を有する建物ユニットを示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図5に示す建物ユニットに使用する開口部を有
する壁パネルの枠を示す正面図
する壁パネルの枠を示す正面図
【図7】開口部を有する壁パネルの正面図である。
【図8】従来の壁パネルを示す正面図である。
【図9】図10のA部分を拡大して示す正面図である。
【図10】従来の開口部を有する壁パネルの正面図であ
る。
る。
U ユニット建物
1 建物ユニット
2 開口部を有する建物ユニット
3 屋根ユニット
4 床パネル
5 壁パネル
51 枠
511 上枠材
512 下枠材
513 左枠材
514 右枠材
515 縦桟材
52 壁面材
54 金属板
57 角部
59 釘(釘類)
7 開口部を有する壁パネル
71 枠
711 上枠材
712 下枠材
713 左枠材
714 右枠材
715 縦桟材
716 まぐさ
718 補強材
72 壁面材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
E04B 2/56 633 E04C 2/38 J
E04C 2/38 2/46 A
E
Claims (4)
- 【請求項1】 上下の枠材と左右の枠材が矩形状に組み
立てられた枠に壁面材が取り付けられた壁パネルにおい
て、前記壁面材には、上下の枠材と左右の枠材が略直角
に突き合わされている角部の表面に金属板が当接され、
この金属板の上から壁面材を通って枠に刺し込まれた釘
類で壁面材が枠に固定されていることを特徴とする壁パ
ネル。 - 【請求項2】 上下の枠材と左右の枠材が矩形状に組み
立てられた枠に壁面材が取り付けられた壁パネルにおい
て、前記上下の枠材には、2本の縦桟材が差し渡され、
この2本の縦桟材には、まぐさが略水平に差し渡され、
この2本の縦桟材とまぐさとで囲まれた部分には、壁面
材のない開口部が設けられ、前記縦桟材と左枠材又は右
枠材との間には、補強材がまぐさの延長線上又は延長線
近傍に取り付けられていることを特徴とする壁パネル。 - 【請求項3】 上下の枠材と左右の枠材が矩形状に組み
立てられた枠に壁面材が取り付けられた壁パネルにおい
て、前記上下の枠材には、2本の縦桟材が差し渡され、
この2本の縦桟材には、まぐさが略水平に差し渡され、
この2本の縦桟材とまぐさとで囲まれた部分には、壁面
材のない開口部が設けられ、この開口部の左側又は右側
に取り付けられている壁面材が開口部の上側又は下側ま
で延長されていることを特徴とする壁パネル。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の壁パネ
ルが床パネルの周囲に立設されていることを特徴とする
建物ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201116A JP2003013544A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 壁パネル及び建物ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001201116A JP2003013544A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 壁パネル及び建物ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003013544A true JP2003013544A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19038130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001201116A Pending JP2003013544A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 壁パネル及び建物ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003013544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009522472A (ja) * | 2005-12-29 | 2009-06-11 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 補強セメントせん断パネル |
| KR101961733B1 (ko) * | 2018-10-08 | 2019-03-25 | 박성우 | 조립식 하우스 |
-
2001
- 2001-07-02 JP JP2001201116A patent/JP2003013544A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009522472A (ja) * | 2005-12-29 | 2009-06-11 | ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー | 補強セメントせん断パネル |
| KR101961733B1 (ko) * | 2018-10-08 | 2019-03-25 | 박성우 | 조립식 하우스 |
| WO2020075992A1 (ko) * | 2018-10-08 | 2020-04-16 | 박성우 | 조립식 하우스 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5249522B2 (ja) | 柱補強構造 | |
| JP4945428B2 (ja) | 補強構造 | |
| JP2002097722A (ja) | ユニット式建物およびユニット式建物用コーナ補強材 | |
| JP2003013544A (ja) | 壁パネル及び建物ユニット | |
| JPH11256726A (ja) | 壁パネル | |
| JPH094056A (ja) | 接合用金物 | |
| US20030101675A1 (en) | Building frame bracing panel and method | |
| JPH0932113A (ja) | 仕口耐震補強金物 | |
| JP3877421B2 (ja) | 床パネル及び建物ユニット | |
| JP3650508B2 (ja) | 高倍率壁耐力付与用パネルに用いる筋かい材連結接手 | |
| JP2002021189A (ja) | ユニット式建物 | |
| JP3222807B2 (ja) | 耐力壁パネル | |
| JP2000234407A (ja) | 木造門型フレームを用いた耐震壁構造 | |
| JP3720167B2 (ja) | 高壁倍率の壁耐力付与パネル | |
| JP2024035048A (ja) | 建物 | |
| JP3032103B2 (ja) | 木造構造物の軸組構造に用いられる補強金物の接合金物 | |
| JP3530808B2 (ja) | パネル体を用いた家屋の壁面の形成方法及び家屋 | |
| JP2002294873A (ja) | ユニット式建物およびユニット式建物用コーナ補強材 | |
| JP2001317155A (ja) | 耐力パネル構造及び製造方法 | |
| JP2001317127A (ja) | 壁パネルの接合構造、ユニット建物 | |
| JPH11229503A (ja) | 柱脚金物及び柱脚金物の取付構造 | |
| JP2837072B2 (ja) | 建物ユニット | |
| JPH0421771B2 (ja) | ||
| JP2024013679A (ja) | スクエアパネル連結金具、スクエアパネルを用いた建築構造、及び、スクエアパネルを用いた建築工法 | |
| JP4945349B2 (ja) | 家屋及び家屋の壁構築方法 |