JP2003012508A - 外用貼付剤 - Google Patents

外用貼付剤

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JP2003012508A
JP2003012508A JP2001195915A JP2001195915A JP2003012508A JP 2003012508 A JP2003012508 A JP 2003012508A JP 2001195915 A JP2001195915 A JP 2001195915A JP 2001195915 A JP2001195915 A JP 2001195915A JP 2003012508 A JP2003012508 A JP 2003012508A
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acid
examples
patch
sensitive adhesive
adhesive layer
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JP2001195915A
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English (en)
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Kimishi Hishiki
季未子 飛鋪
Norio Iida
教雄 飯田
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患部の固定感が付与でき、更に製造時のライ
ンや貼付時の動きに追随するので製造中に支持体に入る
ツノ(折れ線)を防ぎ、貼付時の固定感を損なわないと
共に、高い消炎鎮痛効果を有する外用貼付剤を提供す
る。 【解決手段】 JIS L 1096−1999に規定
される45°カンチレバー法による剛軟度が60mm以
上の編布からなる支持体に粘着剤層を設けたことを特徴
とする外用貼付剤。上記粘着剤層には、薬効成分を含有
することが好ましい。更に、粘着剤層は、支持体に帯状
又は島状に設けられていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貼付時の支持体表
面の表面に折れ線(ツノ)が生じない患部の固定感が優
れた外用貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、患部を固定または支える効果
を有する医療用貼付剤としては、支持体として発泡体、
織布、不織布を用いて厚みを出すことにより、固定感を
付与する方法が行われている。
【0003】例えば、発泡性支持体に織布又は不織布を
積層した支持体上に、薬効成分を配合した膏体層が間欠
に設けられた、支持体効果のある貼付剤が開示されてい
る(特開昭63−145222号公報)。しかしなが
ら、上記公報に開示の支持体を使用した貼付剤は、製造
時に支持体にツノと呼ばれる折れ線が入ったり、貼付中
の動きにより折れ線、しわが入り、固定感を損なうとい
う課題があり、また、この状態で使用すると所期の消炎
鎮痛効果も得られないという課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、
患部の固定感が付与でき、更に製造時のラインや貼付時
の動きに追随するので製造中に支持体に入るツノ(折れ
線)を防ぎ、貼付時の固定感を損なわない外用貼付剤を
提供することを目的とする。すなわち、本発明は、次の
(1)〜(4)に存する。 (1) JIS L 1096−1999に規定される45
°カンチレバー法による剛軟度が60mm以上の編布か
らなる支持体に粘着剤層を設けたことを特徴とする外用
貼付剤。 (2) 粘着剤層に、薬効成分を含有することを特徴とする
上記(1)に記載の外用貼付剤。 (3) 粘着剤層が、支持体に帯状又は島状に設けられてい
ることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の外用貼付
剤。 (4) 腰用貼付剤であることを特徴とする上記(1)〜(3)の
何れか一つに記載の外用貼付剤。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の外用貼付剤は、JIS L 1
096−1999(一般織物試験方法)に規定される4
5°カンチレバー法による剛軟度が60mm以上の編布
を支持体とし、該支持体の片側に粘着剤層を設けたこと
を特徴とするものである。
【0006】本発明の外用貼付剤では、上記剛軟度が6
0mm以上、好ましくは、80〜1000mm、更に好
ましくは、100〜800mmの編布からなる支持体を
用いることにより、硬くても製造時や貼付時に折れ線が
入って固定感を損なうことがなく、高い有効性と使用感
が得られることとなる。この剛軟度が60mm未満の編
布を支持体とした場合には、固定感が劣ることとなり、
好ましくない。また、上記剛軟度が60mm以上であっ
ても、編布以外の不織布、または、織布、発泡体からな
る支持体では、製造時にツノとよばれる折れ線が入り、
外観上及び効果の面からも、好ましくない。本発明にお
ける編布としては、例えば、熱可塑性繊維をメリヤス編
みに編み立てた後、熱処理により繊維を一部又は全体的
に溶融し、繊維状を残しながら堅さを付与したものが挙
げられる。これらの素材は特に限定されないが、熱可塑
性繊維を単一で使用するか、又は熱可塑性繊維と非熱可
塑性繊維との混紡とすることが好ましい。また、熱可塑
性繊維を使用する場合、異なる融点(mp.)の繊維を
組み合わせて用いても良い。好ましくは、生産性、使用
性の点から、熱可塑性繊維を単一で使用するか、異なる
融点の繊維を組み合わせて用いることが望ましい。異な
る融点の繊維の組み合わせでは、低融点の繊維だけが溶
け、高融点の繊維は溶けないので、更に良好な繊維状の
風合いが得られることとなる。用いる熱可塑性繊維とし
ては、例えば、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、
ポリプロピレン繊維、ポリアミド繊維、ポリ塩化ビニル
繊維、ポリウレタン繊維などが挙げられ、また、非可塑
性繊維としては、例えば、レーヨン、キュプラ、麻、絹
などを挙げることができる。上記編布に用いられる繊維
は、スパン糸でもマルチフィラメント糸でもよいが、裁
断面のなめらかさからスパン糸が好ましい。また、繊維
の太さは、5番手〜5000番手が好ましく、より好ま
しくは、10番手〜3000番手である。更に、編布の
坪量は、50〜800g/m2が好ましく、より好まし
くは、100〜500g/m2である。また、編布の厚
さは、0.5〜5mmが好ましく、より好ましくは、0.
8〜3mmである。
【0007】本発明では、編み方、密度、熱処理の温度
などを調整することによりJISL 1096−199
9に規定される45°カンチレバー法による剛軟度が6
0mm以上になされた編布からなる支持体を作製するこ
とができる。例えば、ポリエステルとポリプロピレンか
らなるスパン糸を3段の両面メリヤスで編み立てる。こ
れは丸編布であるため筒状になっており、これを切開し
160℃前後の温度で2〜3分程度シート状に熱セット
することにより、JIS L1096−1999に規定
される45°カンチレバー法による剛軟度が60mm以
上になされた編布からなる支持体が作製される。また、
熱処理は、繊維の融点付近の温度で行うことが好まし
く、2種以上の繊維を使用する場合は、融点が低い繊維
の融点付近で行うことが好ましい。
【0008】本発明の外用貼付剤は、上記特性の支持体
の片側面に粘着剤層が設けられたものである。本発明の
外用貼付剤に用いる粘着剤としては、例えば、水系粘着
剤、非水系粘着剤が好適に用いられる。水系粘着剤は、
水溶性高分子あるいはその架橋体を含有するものが好ま
しい。好ましい水溶性高分子としては、ポリアクリル酸
系の高分子が挙げられる。例えば、ポリアクリル酸及び
ポリアクリル酸塩との混合物を各種架橋剤で架橋させた
架橋ポリアクリル酸(塩)を、好ましく用いることがで
きる。このポリアクリル酸系水系粘着剤は、高含水でし
かも皮膚への粘着力に優れた貼付基剤が得られるため、
特に有効成分の経皮吸収の点で優れた貼付剤が得られる
こととなる。また、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩
との架橋体は、特に制限されることはなく、公知のもの
を使用し得るが、例えば、特開昭59−110614号
公報、同59−110616号公報、同59−1106
17号公報、同60−99180号公報、同60−26
0512号公報、同60−260513号公報等に記載
されたポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との金属架橋
体を含有する水系粘着基剤が好ましい。
【0009】具体的には、直鎖状あるいは分岐鎖状の分
子量1万〜1000万のものを用いることが好ましい。
特に、重量平均分子量が1万〜50万未満、50万〜2
00万未満、200万〜500万の平均分子量を有する
ポリアクリル酸及び/又はその塩を2種以上、特に好ま
しくは、3種以上を組み合わせると、さらに良好な粘着
力と使用感を得ることができる。なお、通常のアクリル
酸を重合して得られた重合体のほか、カーボポール(商
品名:米国グッドリッチ社製)等のアクリル酸重合体を
一部架橋したものも好適に使用し得る。
【0010】また、ポリアクリル酸塩としては、例え
ば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウ
ム等のポリアクリル酸の一価金属塩、ポリアクリル酸モ
ノエタノールアミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミ
ン、ポリアクリル酸トリエタノールアミン等のポリアク
リル酸のアミン塩、ポリアクリル酸のアンモニウム塩等
の1種又は2種以上が好適に使用し得る。
【0011】ここで、ポリアクリル酸塩とポリアクリル
酸との配合比(重量比)は1:0.1〜1:10、特に
好ましくは、1:1〜1:9とすることが望ましいが、
ポリアクリル酸又は塩を一部中和してポリアクリル酸塩
が上記比率になるようにしたものを用いても差し支えな
い。また、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸塩の合計
配合量は粘着剤組成物全体の0.5〜20質量%(以
下、単に「%」という)、特に1〜15%とすることが
好ましく、0.5%未満では粘着力が不足する場合があ
り、20%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性
に問題が生じることがある。
【0012】さらに、粘着剤の使用感を向上させるため
に、セルロース誘導体を添加することができる。セルロ
ース誘導体としては、例えば、カルボキシメチルセルロ
ースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、メチルセルロース等が挙げられる。特に、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチル
セルロースカリウム等のカルボキシメチルセルロースの
アルカリ金属塩が好適に使用し得る。好ましいセルロー
ス誘導体は、25℃における1質量%粘度が500cp
〜8000cpのものである。セルロース誘導体の配合
量は、粘着剤組成物全体の15%以下とすることが好ま
しい。15%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業
性に問題が生じる場合がある。
【0013】さらに、粘着剤物性を向上するために、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチ
ン、ペクチン、ビニルピロリドン・ビニルアセテート共
重合体、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、キサンタンガム、トラガントなどの前記以外
の水溶性高分子を配合し得る。これら水溶性高分子を配
合する場合、その配合量は粘着剤組成物全体の0〜10
%とすることが好ましい。なお、この配合量が10%よ
り多いと、組成物が硬くなるため、貼付剤を製造する場
合に問題となる。
【0014】上記水系粘着剤に用いることができる架橋
剤としては、ポリカルボン酸のカルボキシル基に作用し
て、架橋構造を形成する作用を有するものであり、分子
内に反応点を少なくとも2つ有する化合物ならいずれの
ものでも良い。例えば、ビスエポキシドなどのエポキシ
基を有する化合物、ジアルデヒドデンプン、グリシジル
エーテル、ジベンジリデンソルビトール、多価金属化合
物、ポリカチオン性高分子又はその塩などが挙げられる
が、多価金属化合物、ポリカチオン性高分子又はその塩
が特に好ましい。多価金属化合物としては、マグネシウ
ム化合物、カルシウム化合物、亜鉛化合物、カドミウム
化合物、アルミニウム化合物、チタン化合物、錫化合
物、鉄化合物、クロム化合物、マンガン化合物、コバル
ト化合物、ニッケル化合物等が使用し得るが、本発明の
外用貼付剤は、皮膚に適用するものであり、皮膚に対す
る安全性を考慮するならば、アルミニウム化合物、マグ
ネシウム化合物、カルシウム化合物等を用いることが特
に好ましい。この場合、アルミニウム化合物、マグネシ
ウム化合物及びカルシウム化合物はいずれのものも好適
に使用し得、例えば,カリミョウバン、アンモニウムミ
ョウバン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、水酸化アル
ミニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、アル
ミニウムグリシネート、酢酸アルミニウム、酸化アルミ
ニウム、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウ
ム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マ
グネシウム、塩化マグネシウム、酢酸マグネシウム、ケ
イ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミナ
マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケ
イ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、
これら金属を含む複塩等の水可溶性化合物、水難溶性化
合物の1種又は2種以上を使用し得る。ここで、多価金
属化合物の配合量は、粘着剤組成物全体の0.001〜
10%、好ましくは0.01〜5%、更に好ましくは
0.02〜2%とすることが好適であり、0.001%
より少ないと、凝集力低下のため剥離時に粘着剤が皮膚
に残る場合が生じる。10%より多いと粘着力低下のた
め貼付した時に剥がれ落ち、本来のサポート機能を発揮
できない原因となる。
【0015】また、架橋剤として使用可能なポリカチオ
ン性高分子又はその塩としては、アニオン基を有するゲ
ル形成高分子のアニオン基に作用して、架橋構造を形成
する作用を有するものが挙げられる。このようなものの
例としては、N+、S+等のカチオン基を分子内に少なく
とも2つ有する高分子又はその塩であって水溶性のもの
が挙げられる。このうち、カチオン基がN+基であるも
のが好ましく、さらにはカチオン基が、トリメチルアン
モニウム基、又はポリジメチルアリルアンモニウム基で
あるものが好ましい。また、主鎖が多糖頼系である高分
子が好ましい。このようなものとしては、例えば、ビニ
ル系カチオン高分子及びカチオン化多糖、具体的には、
ポリー4(2)−ビニルピリジン、イオネンポリマー
(アルドリッチ社製)、N−トリアルキルアミノメチル
ポリスチレン、アミノアセタール化ポリビニルアルコー
ル、ポリー4(5)−ビニルイミダゾール、線状ポリエ
チレンイミン、ポリエチレンイミン、ポリジアルキルジ
アリルアンモニウム塩、ジアルキルジアリルアンモニウ
ム塩−SO2共重合体、カチオン化デキストラン、カチ
オン化デンプン、カチオン化PVP、トリメチルアンモ
ニウム型カチオン化セルロース、ポリジメチルジアリル
アンモニウム型カチオン化セルロース、又はジメチルラ
ウリルアンモニウム型カチオン化セルロース等のカチオ
ン化セルロース、カチオン化PVA、ジメチルジアリル
アンモニウム塩−アクリルアミド共重合体、カチオン型
グアガム、キトサン、ゼラチン、又はこれらの塩、例え
ばフッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物等が挙げられ
る。なお、ポリカチオン性高分子又はその塩としては、
単一のものを使用してもよく、あるいは2種以上のもの
を併用してもよい。ポリカチオン性高分子又はその塩の
重量平均分子量は、例えば、1,000〜100,00
0,000であってよい。特に、粘着剤組成物の弾力性
及び保形性の観点から、重量平均分子量は10,000
〜10,000,000であるのが好ましく、より好ま
しくは50,000〜10,000,000である。ポ
リカチオン性高分子又はその塩の配合量は、粘着剤組成
物全体の質量を基準として0.1〜40%とすることが
でき、所要の効果を有する一層良好な組成物を得る観点
から、好ましくは0.5〜20%である。また、ポリカ
チオン性高分子又はその塩とカルボキシル基含有ポリマ
ー及び/又はその塩との配合比率は、質量比で、(ポリ
カチオン性高分子又はその塩)/(カルボキシル基含有
ポリマー及び/又はその塩)=10/1〜1/100で
あるのが好ましく、更に好ましくは5/1〜1/40で
ある。
【0016】本発明において、カルボキシル基含有ポリ
マー及び/又はその塩を、適切な架橋剤を使用して架橋
する場合において、架橋反応の速度調整剤を使用して、
架橋反応を所望の速度で行わせることができる。架橋反
応の速度調整剤としては、例えば、エデト酸(EDT
A)ニナトリウム、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ピロ
リン酸ナトリウム、尿素、アンモニア等の、金属イオン
に対して、キレート若しくは配位能を持つ有機酸、有機
酸塩、有機塩基等を使用することが可能である。
【0017】なお、本発明の水系粘着剤には、本発明の
効果を損なわない限り、上記各成分に加えて無機粉体、
多価アルコールなどその他の成分を適宜配合することも
できる。無機粉体としては、例えば、カオリン、スメク
タイト、酸化チタン、酸化亜鉛、無水ケイ酸及び層状珪
酸塩等を挙げることができ、これらは1種又は2種以上
を適宜組み合わせて使用することができる。
【0018】層状珪酸塩からなる粘土鉱物として、具体
的にはモンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイ
ト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチブ
ンサイト等のスメクタイト系粘土鉱物を挙げることがで
き、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせ
て用いられる。
【0019】スメクタイト系粘土鉱物は、天然より産出
されるものとしては、例えばモンモリロナイトを含有す
る製品として、豊順鉱業(株)からベントナイトW,ベ
ンゲル,クニミネエ業(株)からクニピアG及びクニピ
アF,アメリカンコロイド社からウエスタンボンド,ド
レッサーミネラルズ社からのイエローストーン等、サポ
ナイトを含有する製品として、バンダービルド社からビ
ーガムT,ピーガムHV,ビーガムF及びビーガムK
等、ヘクトライトを含有する製品として、アメリカンコ
ロイド社からへクタブライトAW,へクタブライト20
0及びペントンEW、ナショナルリード社からマカロイ
ドなどが市販されている。また、合成スメクタイト系粘
土鉱物も各種販売されており、水澤化学工業(株)社か
らイオナイトH、コープケミカル(株)社からSWN,
SAN,ラポルテインダストリー社からラボナイトなど
が市販されている。その他、コープケミカル(株)製ソ
マシフ、トピー工業(株)製DP−DM又はDMクリー
ンが挙げられる。
【0020】また、上記スメクタイト系粘土鉱物として
は、酸性白土のアルカリ処理物も用いることができる。
即ち、通常、酸性白土とは、1%水溶液分散液のpHが
5〜6以下、膨潤度が10ml/2g以下、SiO2
A123の含有量がモル比でSiO2/A123=6〜
10のものを指称し、このような酸性白土としては、新
潟県中条、小戸、上赤谷、糸魚川産の酸性白土、山形県
水澤産、川崎、松根、上赤谷、三川、青梅、上砂見産の
酸性白土等の他、これらの酸性白土と類似の性質を示す
英国産のFuller’s earth、米国産のFl
oride earth、ドイツ産のWarkel e
rde等が挙げられる。酸性白土中に存在する交換性の
陽イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオ
ン、マグネシウムイオン、鉄イオン等がある。これらの
酸性白土はアルカリ処理することにより、上記スメクタ
イト系粘土鉱物と同様に配合することができる。
【0021】ここで、本発明の場合、上記スメグタイト
系粘土鉱物としては、特に動的光散乱法により測定した
平均粒径が10〜5000nm、電気泳動光散乱法によ
り測定したζ電位の絶対値が30mV以上、粉末X線回
折法により求めた純度が90%以上のものを用いること
が好ましい。上記粘土鉱物の平均粒径が10nmより小
さすぎると、粘着剤を増粘するのに多量の粘土鉱物が必
要となる場合があり、一方、平均粒径が5000nmよ
り大きすぎると、安定した分散状態が得られない場合が
ある。また、ζ電位の絶対値が30mV未満では粘土鉱
物粒子が凝縮しやすくなり、粘着剤組成物の製造中に凝
集物の沈降が生じたりして分散安定性が低下するおそれ
がある。さらに、純度が低すぎると、十分な増粘効果が
得られない場合がある。
【0022】本発明の粘着剤中に配合する上記無機粉体
は、これらを1種を単独で又は2種以上を適宜組み合わ
せて使用することができる。無機粉体の配合量は、適宜
選定することができるが、通常、粘着剤組成物全体の
0.01〜30%程度、更に好ましくは0.1〜15%
が好適である。多すぎると展延ができなくなる程膏体硬
度が硬くなる場合がある。
【0023】また、多価アルコールとしては、例えば、
グリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、1,3−
プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、マルチト
ール、キシリトール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ベタイン
エチレングリコール、ヘキシルグリコール、ジグリセリ
ン等の1種又は2種以上を使用し得る。
【0024】非水系粘着剤としては、ゴム系、アクリル
系、シリコン系等の種類があるが、その組成には特に制
限はなく、いずれのものも使用できる。
【0025】ゴム系粘着剤としては、例えば、スチレン
・ブタジエンゴム、ポリイソブチレン、ブチルゴム、合
成イソプレンゴム、ポリビニルエーテルゴム、ポリウレ
タンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体などが用いられる。
【0026】アクリル系粘着剤では、その粘着性などか
ら、特に、炭素数4〜18の脂肪族アルコールと(メ
タ)アクリル酸とから得られる(メタ)アクリル酸アル
キルエステルの(共)重合体及び/又は上記(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーと
の共重合体が好適に用いられる。
【0027】上記(メタ)アクリル酸エステルとして
は、例えば、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、ア
クリル酸デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラ
ウリル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチ
ル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、
メタクリル酸ステアリルなどがある。上記官能性モノマ
ーには、水酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有
するモノマー、アミド基を有するモノマー、アミド基を
有するモノマー、アミノ基を有するモノマー、エポキシ
基を有するモノマーなどが挙げられる。水酸基を有する
モノマーとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
などのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートがあ
る。カルボキシル基を有するモノマーとしては、アクリ
ル酸、メタクリル酸などのα、β不飽和カルボン酸、マ
レイン酸ブチルなどのマレイン酸モノアノレキルエステ
ル、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸な
どがある。無水マレイン酸もマレイン酸と同様の(共)
重合成分を与える。アミド基を有するモノマーとして
は、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジュチ
ルアクリルアミドなどのアルキル(メタ)アクリルアミ
ド;ブトヽlキシメチルアクリルアミド、エトキシメチ
ルアクリルアミドなどのアルキルエーテルメチロール
(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、
ビニルピロリドンなどがある。アミノ基を有するモノマ
ーとしては、ジメチルアミノアクリレートなどがある。
エポキシ基を有するモノマーとしては、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレートなどがある。上記
以外の共重合性モノマーとしては、酢酸ビニル、スチレ
ン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、アクリロニトリ
ル、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどが挙げら
れ、これらが共重合されていてもよい。粘着剤中には
(メタ)アクリル酸アルキルエステルが(共)重合成分
として30%以上含有されることが好ましい。
【0028】シリコン系粘着剤としては、ジオルガノポ
リシロキサン、ジメチルポリシロキサンなどのシリコン
ゴムとシリコン樹脂と組み合わせて用いることが好まし
い。
【0029】更に、本発明の非水系粘着基剤では、基剤
に上記成分に加えて必要に応じ各種配合剤、例えば、ロ
ジン系樹脂、ポリテルペン樹脂、クマロンーインデン樹
脂、石油系樹脂、テルペンフェノール樹脂、スチレン系
樹脂などの粘着付与剤、液状ポリブテン、鉱油、ラノリ
ン、液状ポリイソプレン、液状ポリアクリレート、ラテ
ックスなどの可塑剤、架橋ゲル化剤として種々の多価金
属塩、ジアルデヒドデンプンなどの有機架橋剤、安定化
剤として、流動パラフィン、高級アルコール、高級脂肪
酸、活性剤などを適宜配合することができる。
【0030】本発明に使用する粘着剤組成物には、水
系、非水系を間わず、上記の他に、下記の成分を配合す
ることができる。例えば、薬効成分、高吸水性高分子化
合物、乳化剤、防腐剤、色素、顔料、香料、保湿剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、pH調整剤等を本発明の効果
を損なわない範囲で適宜量配合することができる。
【0031】本発明において、上記粘着剤層中に含有す
る薬効成分としては、特に限定されないが、非ステロイ
ド系抗炎症剤、清涼化剤、温感付与剤、血流促進剤、生
薬類、精油などが挙げられ、これらは単独で、または2
種以上組み合わせて用いても良い。具体的に用いること
ができる非ステロイド系抗炎症剤としては、例えば、皮
膚外用剤に配合し得るものであればその種類が特に制限
されるものではなく、例えばアズレン、アセトアミノフ
ェン、アセメタシン、アルクロフェナク、アルミノプロ
フェン、アンピロキシカム、アンフエナク、イソキシカ
ム、イソキセバク、イブフエナク、イブプロフェン、イ
ンドシン、インドプロフェン、インドメタシン、エトド
ラク、エモルファゾン、オキサプロジン、オキサブロフ
ェン、オキシカム、オキセビナク、オルセノン、オルト
フェナミン酸、カルプロフェン、クリダナク、クリプロ
フェン、ケトチフェン、ケトプロフェン、ケトロラク、
アスピリン、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール
等のサリチル酸系薬剤、ザルトプロフェン、ジクロフエ
ナク、シクロプロフエン、ジドメタシン、ジフルニサ
ル、硝酸イソソルビド、スドキシカム、スプロフェン、
スリンダク、ゾメビラク、チアプロフェン、チオキサブ
ロフェン、チオビナク、テニラック、テノキシカム、ト
ラマドール、トルメチン、トルフェナム酸、ナプロキセ
ン、ニフルミン酸、ビルプロフェン、ピロキシカム、フ
ェニドン、フェノプロフェン、フェルビナク、フェンク
ロフェナク、フェンチアザク、フェンブフェン、ブクロ
キシ酸、ブフェキサマク、プラノブロフェン、フルプロ
フェン、フルフェナミン酸、フルフェニサル、フルルビ
プロフェン、フルルビプロフェンアキセチル、フロクタ
フェニン、プロチジン酸、フロフェナク、ベノキサブロ
フエン、ベノリレート、ベンダザク、ミロプロフェン、
メクロフェナミン酸、メピリゾール、メフェナム酸、リ
シブフェン、ロキソプロフェン及びこれらの塩等が挙げ
られ、これらは1種を単独で又は2種以上を併用して用
いることができる。本発明の場合、抗炎症作用、安全性
などを考慮すると、これらの中でもフルルビプロフェ
ン、フェルビナク、ブフェキサマク、スプロフェン、イ
ブプロフェン、ジクロフェナクナトリウム、ピロキシカ
ム、インドメタシン、ザルトプロフェン、ケトプロフェ
ン、メフェナム酸等が好適である。
【0032】清涼化剤としては、例えば、リモネン、テ
ルピノレン、メンタン、テルピネンなどのp−メンタン
及びそれらから誘導される単環式モノテルペン系炭化水
素化合物等のテルペン系炭化水素化合物、l−メントー
ル、イソプレゴール,3,1−メントキシプロパン−
1,2−ジオール等のメントール類縁化合物、カンフ
ル、チモールなどが好適に使用される。
【0033】温感付与剤としては、皮膚に適用した時に
温感を感じさせる物質であればよく、このような物質と
して、例えば、カプシコシド,カプサイシン,カプサイ
シノイド,ジビトロキシカプサイシン、カプサンチン等
のカプサイシン類似体、トウガラシエキス,トウガラシ
チンキ,トウガラシ末などのトウガラシ由来の温感付与
物質、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸β−ブトキシエ
チル、N−アシルワニルアミド、ノニル酸ワニルアミ
ド、バニリルブチルエーテル等が挙げられ、これらは1
種を単独で又は2種以上を併用して用いることができ
る。また、血流促進剤としては、例えば、酢酸トコフェ
ロール、アセチルオイゲノール、延命草エキス、ボータ
ンピエキス、アハニカチンキ、ショウガエキスなどが挙
げられる。
【0034】生薬・精油としては、例えば、オオバク等
の生薬末や、オウバク、サンショウ、センブリ、カンゾ
ウ、オウゴン、サンシシ、トウキ、セッコツボク、ヨウ
バイヒ、ヨクイニンなどの生薬エキス、ハッカ油、ケイ
皮油等の精油などが挙げられる。
【0035】これらの薬効成分を粘着剤中に配合する場
合、その物質が日本薬局方に収載されているか、他の文
献等によって使用適量が定められている場合には、該使
用適量に合わせて配合するのが好ましい。その他の特に
使用適量が定められていない物質の配合量は、粘着剤全
量に対して、0.0001〜10%、好ましくは0.0
01〜5%程度とするのが望ましい。薬効成分の配合量
が、0.0001%より低いと、薬物としての効果が認
められず、また、10%を越えて配合しても効果は変わ
らない。
【0036】本発明では、上記以外に配合できる薬効成
分としては、例えば、創傷治療剤、抗生物質、化学療法
剤、静菌・殺菌・消毒剤、ステロイド系抗炎症剤、局所
麻酔剤、抗アレルギー剤、抗高血圧剤、血管拡張剤、乾
癬治療剤、皮膚軟化剤、皮膚緩和剤、脂溶性ビタミン
類、酵素類、多糖類などが挙げられる。これらの薬物の
具体例は以下の通りである。
【0037】〔創傷治療剤〕アラントイン及びその誘導
体、グルチルリチン酸、グリチルレチン酸およぴその誘
導体、ε−アミノカプロン酸、甘草、紫根、アズレン、
ヒノキチオール、アロエなどが挙げられるが、アラント
イン及びその誘導体が好ましい。この成分の添加量は、
粘着剤全量に対して、0.01〜5.0%、好ましく
は、0.1〜1.0%とする。
【0038】〔抗生物質〕ペニシリンG、ペニシリン
V、メチシリン、オキサシリン、クロキサシリン、アン
ピシリン、へタシリン、シクラシリン、アモキシシリ
ン、カルペニシリン、スルベニシリン等のペニシリン系
抗生物質。セファロリジン、セファロチン、セファゾリ
ン、セファログリシン、セファレキシン等のセファロス
ポリン系抗生物質。ストレプトマイシン、カナマイシ
ン、ジベカシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等
のアミノグルコシド系抗生物質。オキシテトラサイクリ
ン、テトラサイクリン、ジメチルクロルテトラサイクリ
ン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン等のテトラサイ
クリン系抗生物質。エリスロマイシン、ロイコマイシ
ン、ジョサマイシン等のマクロライド系抗生物質。リン
コマイシン、クリンダマイシン等のリンコマイシン系抗
生物質。クロラムフェニコール、ミカマイシン、グラミ
シジン、グラミシジンS、カプレオマイシン、サイクロ
セリン、エンビオマイシン、リファンピシン、ナイスタ
チン、トリコマイシン、アムホテリシンB、グリセオフ
ルビン、バリオチン、ピロールニトリン、シッカニン、
ニトロフラントイン、5−ヨードー2−デオキシウリジ
ン、セファメジン、フォスフオノマイシン、N−ホルム
イミドイルチェナマイシン1水和物などが挙げられる。
【0039】〔化学療法剤〕酢酸マフェニド、スルファ
ジアジン、スルファジアジン銀、スルファメトキサゾー
ルナトリウム、スルフィソミジン、スルフィソミジンナ
トリウム等の外用サルファ剤などが挙げられる。 〔静菌・殺菌・消毒剤〕ヨウ素、ボンピドンヨード、ジ
ョードヒドロキシプロパン、塩化ベンザルコニウム、塩
化ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン、ヘキサクロ
ロフェン、クロルヘキシジン、ベンゾイルパーオキサイ
ドトルナフテートなどが挙げられる。 〔抗真菌剤〕ナフチオメート、クロトリマゾール、グリ
セオフルビン、シッカニン、トリコマイシン、ナイスタ
チン、ピロールニトリン、エキサラミド、塩酸クロコナ
ゾール、硝酸イソコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸
オキシコナゾール、硝酸スルコナゾール、ミコナゾー
ル、チオコナゾール、トルシクラート、バリオテン、ハ
ロプロジン、フェニルヨードウンデシレート、ビフォナ
ゾール、ナフティフィン、ケトコナゾール、オクトピロ
ックス、シクロピロックス、オラミンなどが挙げられ
る。
【0040】〔ステロイド系抗炎症剤〕アムシノイド、
吉草酸プレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草
酸ベータメタゾン、酢酸ベータメタゾン、酢酸デキサメ
タゾン、ジプロビオン酸ベータメタゾン、デキサメタゾ
ン、トリアムシノロンアセトニド、リルシノニド、ヒド
ロコルチゾン、ビバル酸フルメタゾン、フルオシノニ
ド、フルオシノロンアセトニド、フルオトメトロン、フ
ルドロキシコルチド、プレドニゾロン、プロピオン酸ク
ロベタゾール、プロピオン酸ベクロメタゾン、べタメタ
ゾン、メチルプレドニゾロン、メチルプレドニゾロンア
セテート、酪酸ヒドロコルチゾン等が挙げられる。
【0041】〔抗アレルギー剤〕ジプロへブタジンハイ
ドロクロライド、クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフ
エンなどが挙げられる。 〔抗高血圧剤〕レセルピン、レシナミンなどのラウロル
フィアアルカロイド類。クロニジン、プラゾシン、ナシ
ル酸ジヒドロエルゴトキシン、メチクラン、メチルドー
パ、グアネチジン、べタニジンなどが挙げられる。 〔乾癬治療剤〕メトキサレンなどが挙げられる。 〔皮膚軟化剤あるいは皮膚緩和剤〕ヒドロキノン、尿
素、ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げられる。
【0042】〔ビタミン類〕1,25−ジヒドロキシビ
タミンD3、1α−ヒドロキシビタミンD3、1,24−
ジヒドロキシビタミンD3、24,25−ジヒドロキシ
ビタミンD3、1α,25−ジヒドロキシビタミンD3
26,23−ラクトン、25−ヒドロキシビタミンD3
−26,23−ラクトン、ビタミンA、ビタミンE、酢
酸トコフェロール、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミ
ンC、ビタミンF、ビタミンP、ビタミンU、カルニチ
ン、フエルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロ
ット酸およぴその誘導体などが挙げられる。 〔酵素製剤〕トリプシン、パパイン、プロテアーゼ、リ
ゾチーム、ストレプトキナーゼ、プラスミン、ウロキナ
ーゼ、ヒアルロニダーゼ、α−キモトリプシン、セラチ
オペプチダーゼ、ブロメライン、セミアルカリペプチダ
ーゼなどが挙げられる。 〔多糖類〕ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げら
れる。これらの薬効成分は、1種単独で又は2種以上を
適宜組合わせて使用することができ、その配合量は、適
宜設定することができる。
【0043】高吸水性高分子化合物としては、その種類
が特に限定されるものではなく、変性ポリアルキレンオ
キサイド,N−ビニルアセトアミド架橋体、アクリルア
ミド架橋体、酢酸ビニルーアルキル(メタ)アクリレー
ト共重合体加水分解物の金属塩、ビニルアルコール−無
水マレイン酸共重合体架橋物、ビニルアルコール−アク
リル酸−無水マレイン酸共重合体架橋物、イソブチレン
−マレイン酸共重合体架橋物、ポリアクリロニトリルグ
ラフト重合体ケン化物、デンプン−アクリル酸グラフト
重合体等を挙げることができ、より具体的には、サンウ
ェット、サンフレッシユAT−35(三洋化成社製)、
アクアコーク(住友精化社製)、ノニオレックスNA−
010、ノニオレックスNA−150、ノニオレックス
NA−500(昭和電工社製)等を好適に使用すること
ができる。
【0044】乳化剤としては、例えば、ジグリセリンモ
ノステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン(POE)(10)グリセリルモノオ
レエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、POE(2
5)ラウリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテルなどのポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸(エ
ステル)塩、脂肪酸石けん、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油、アルキル硫酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、
アルキルアンモニウム塩、酢酸ベタイン、プロピレング
リコール脂肪酸エステル、ビタミン誘導体、グリチルリ
チン酸、グリチルレチン酸及びこれらの誘導体等が挙げ
られ、具体的には、ソルビタンモノオレート、グリセリ
ルモノオレート、デカグリセリルモノオレート、ジグリ
セリルジオレート、ヘキサグリセリルモノラウレート、
プロピレングリコールモノステアレート、POE(2
0)ソルビタンモノオレート、POE(60)ソルビッ
トテトラオレート、POE(40)モノステアレート、
POE(10)オレイルエーテル、POE(10)ノニ
ルフェニルエーテル、POE(50)硬化ヒマシ油、P
OE(5)オレイン酸アミド、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、POEア
ルキルエーテル酢酸ナトリウム、トリPOE(10)ア
ルキルエーテルリン酸、塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルジメチルア
ミノ酢酸ベタイン、卵黄、レシチン、イミダゾリニウム
ベタイン、セバシン酸ジエチル等が挙げられる。
【0045】保湿剤としては、アミノ酸、ピロリドンカ
ルボン酸ナトリウム等のNMF成分;ヒアルロン酸、コ
ラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性
高分子物質等を例示することができる。酸化防止剤とし
ては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシ
アニソール、アスコルビン酸とその塩類等を;pH調整
剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリ
エタノールアミン、アンモニア水、ホウ酸、ホウ砂、リ
ン酸水素カリウム等をそれぞれ例示することができる。
【0046】紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチル
パラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシ
サイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示
することができる。
【0047】アミノ酸類としては、グリシン、アラニ
ン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニ
ン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジンおよび
その誘導体等を例示することができる。
【0048】防腐剤としては、パラベン、レゾルシン、
フェノール、フエノキシエタノール、チモール、クレゾ
ール、ヒノキチオールなどのフェノール類、安息香酸
(塩)、安息香酸ベンジル、サリチル酸(塩)、ソルビ
ン酸(塩)、ホウ酸などの酸類、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、塩化アルキルトリメチルアン
モニウムなどの4級アンモニウム化合物、グルコン酸ク
ロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、クロロブタノ
ール、ケイソンCGなどのイソチアゾリン化合物、ジブ
チルヒドロキシトルエン、チモールなどが挙げられる。
好ましい防腐剤は、パラベン、安息香酸(塩)、ヒノキ
チオール、イソチアゾリン化合物、ジブチルヒドロキシ
トルエン、チモールである。
【0049】香料としては、特に限定されないが、例え
ば、アニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモ
ミール、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、キャラ
ウェイ、キャロットシード、グアアックウッド、グレー
プフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、シダーウッ
ド、ジュニパー、スターアニス、セージ、ゼラニウム、
セロリ、タイム、タラゴン、テレビン、トウヒ、乳香、
バイオレット、パイン、パセリ、バーチ、パチュリー、
バラ、ヒソップ、フェンネル、ブラックペッパー、ボダ
イジュ花、没薬、ヤロウ、レモン、レモングラス、ロー
ズマリー、ローレル、シモツケギク、モモ、ヤグルマギ
ク、ユーカリ、ユズ、ラベンダー、などのハーブ系精油
やエキス、その他低級アルコールやアルデヒド類が挙げ
られ、これらの内の1種または2種以上混合して使用で
き、通常それぞれ粘着剤組成物船体に対して、0.00
01〜1%の範囲で配合される。
【0050】色素としては、酸性染料、顔料が好ましく
使用され、皮膚への色移り防止の点から特に好ましくは
顔料である。酸性染料としては、褐色201号、黒色4
01号、柴色401号、青色2号、青色202号、青色
203号、青色205号、緑色201号、緑色205
号、緑色401号、緑色402号、黄色201号、黄色
202−1号、黄色202−2号、黄色203号、黄色
402号、黄色403−1号、黄色406号、黄色40
7号、橙色205号、橙色207号、橙色402号、赤
色102号、赤色104−1号、赤色105−1号、赤
色106号、赤色2号、赤色227号、赤色230−1
号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号、
赤色3号、赤色401号、赤色503号、赤色506号
等が挙げられる。顔料としては、青色404号、黄色2
05号、黄色401号、橙色204号、橙色401号、
赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色20
4号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤
色208号、赤色219号、赤色220号、赤色221
号、赤色228号、赤色404号、赤色405号、黄酸
化鉄、ベンガラ、グンジョウ、酸化クロム、水酸化クロ
ム、カラミン、タルク等が挙げられる。
【0051】上記粘着剤層を形成する方法としては、次
のようにして調製することができる。まず、ヘンシェル
ミキサー、プラネタリーミキサー、リボンミキサー、ニ
ーダーなどの通常使用されるミキサーを回転させなが
ら、予備分散させたカルボキシル基含有ポリマー及び/
又はその塩を添加する。次いで、ミキサーの回転数を落
とすかあるいは回転を止めて、予め分散あるいは溶解し
た粘土鉱物、無機粉体、吸油剤、水溶性高分子化合物、
色素、薬効成分、防腐剤、油分などを順次添加する。最
後に、ミキサーを回転させながら、予備分散させた架橋
剤を添加して、全ての配合物を練合する。なお、練合す
る際の温度は10〜60℃であるのが望ましく、好まし
くは20〜50℃である。本発明の外用貼付剤は、この
ようにして得られた含水性の粘着剤組成物を、ロールサ
ンドあるいはナイフコー夕ー方式などにより、支持体の
少なくとも一方の面に均一に塗布することにより得られ
る。また、本発明の外用貼付剤は、上記方法に従って製
造することができる他、例えば、外用貼付剤であれば、
上記各成分を練合してペースト状に調製し、これを上記
支持体に塗布し、必要によりポリエチレンフィルム等の
フェイシングを被覆することによつて得ることができ
る。更に例えば、アクリル系、ゴム系、シリコーン系粘
着剤組成物の場合は上記支持体表面に薬物と界面活性剤
とを含有する粘着剤層が形成され、目的の貼付剤が得ら
れる。当該粘着剤層を形成するには、溶剤塗工法、ホッ
トメルト塗工法、電子線エマルジョン塗工法などの種々
の塗工法が用いられる。
【0052】上記粘着剤層は、支持体全面に形成される
か、部分的又は間欠に形成されても良い。具体的には、
支持体10に図1(a)〜(i)に示すように、縞状、
格子状、帯状、島状等の任意の形状となる粘着剤層2
0、または、図2に示すように支持体10全面に粘着剤
層20を設けることができる。支持体10に図1(a)
〜(i)に示すように、帯状、島状、格子状、縞状に粘
着剤層20が設けられていることが特に好ましい。これ
らの態様により、皮膚への接着性が特に良好となる。ま
た、支持体面積の50〜90%、好ましくは60〜85
%が薬物(薬効成分)を有する粘着剤(膏体)であるこ
とが好ましい。この50〜90%範囲で、特に接着性、
剥離性、ツノ発生防止が良好な、使用感に優れた外用貼
付剤を得ることができる。
【0053】上記貼付剤を所定の形状に裁断して、包装
することにより目的の外用貼付剤を得ることができる。
製品の大きさ、形状は、特に限定されないが、固定効果
を発揮するためには、50〜150mm×100〜30
0mmの長方形で、図2に示すように、皮膚にあたって
も痛くないように角が丸められていること(角Rされて
いること)が好ましい。このRは、3〜50mm、好ま
しくは、5〜40mm、更に好ましくは8〜35mmと
することが望ましい。本発明の外用貼付剤は、固定効果
を付与する点から腰用貼付剤とすることが望ましい。
【0054】このように構成される外用貼付剤では、J
IS L 1096−1999に規定される45°カン
チレバー法による剛軟度が60mm以上の編布からなる
支持体に粘着剤層を設けたことを特徴とするので、肌へ
の貼付時、患部の固定感が付与でき、編組織による力の
緩衝作用(力を逃がすことができる)により、更に製造
時のラインや貼付時の動きに追随するので製造中に支持
体に入るツノ(折れ線)を防ぎ、貼付時の固定感を損な
わないこととなり、しかも、粘着剤層に薬効成分を含有
せしめたものでは更に高い消炎鎮痛効果を有するものと
なる。
【0055】
【実施例】次に、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0056】〔実施例1〜13、比較例1〜7〕下記表
1〜表3に示す各成分を常法に従い、ヘンシェルミキサ
ーにより混合攪拌して薬効成分を含有する粘着剤(膏
体)を調製し、これを直ちに1枚(140×100m
m)当たり14gとなるように下記製法により作製した
各特性の支持体に下記表1〜3に示す態様で展延等し、
図2に示す大きさに裁断して実施例及び比較例のシート
状外用貼付剤を製造して、下記評価方法により、製造時
のツノ、使用時の折れ及び貼付時の固定感の評価評価を
行った。
【0057】<支持体の製造方法>実施例及び比較例に用
いた支持体は、下記特性の繊維を用い、下記表1〜表3
に示す目付の布を製造し(編布:メリヤス編み、不織
布:ニードルパンチ法)、各々融点付近の温度(繊維が
2種類の場合は低融点の方)で熱処理して支持体を得
た。 (原料繊維) 繊維:ポリエステル(mp.250℃)50%+低融
点ポリエステル(mp.160℃)50% 繊維:ポリエステル(mp.250℃)40%+低融
点ポリエステル(mp.160℃)60% 繊維:ポリエステル(mp.250℃)100% 繊維:ポリプロピレン(mp.160℃)60%+ポ
リエステル(mp.250℃)40% 繊維:ポリプロピレン(mp.160℃)50%+ポ
リエステル(mp.250℃)50% 繊維:ポリプロピレン(mp.160℃)100% 繊維:ポリエステル(mp.160℃)50%+ポリ
エチレン(mp.120℃)50%
【0058】(実施例1の製造方法)太さ16番手のポ
リエステル製及び低融点ポリエステル製のスパン糸を素
材とし、三段両面組織編成し切開した後、約160℃で
3分間熱加工を施して、目付け350g/cm2、厚さ
1.7mm、剛軟度が300mmの編布を得た。
【0059】<製造時のツノの評価方法>上記方法に従
い製造した貼付剤について、ツノの程度を下記の評価基
準に従って評価した。この評価は、貼付剤100枚に対
しての評価の平均値より算出した。 ツノの評価基準: 5点:全くなし 4点:わずかに入った 3点:やや入った 2点:入った 1点:非常に入った
【0060】<使用時の折れの評価方法>腰痛を訴える
患者20名に評価用シート(10×14cm2)を6時
間貼付してもらい、使用時の折れ、固定感、鎮痛効果を
下記評価基準に従って評価した。 折れの評価基準: 5点:全くなし 4点:わずかに入った 3点:やや入った 2点:入った 1点:非常に入った
【0061】固定感の評価基準: 5点:非常に感じた 4点:感じた 3点:やや感じた 2点:あまり感じなかった 1点:全く感じなかった
【0062】鎮痛効果の評価基準: 5点:鎮痛講効果が非常にあった 4点:鎮痛効果があった 3点:鎮痛効果がややあった 2点:鎮痛効果があまりなかった 1点:鎮痛効果が全くなかった
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】上記表1〜表3の結果から明らかなよう
に、本発明の範囲となる実施例1〜13は、本発明の範
囲外となる比較例1〜7に較べて、患部の固定感が付与
でき、更に製造中に支持体に入るツノ(折れ線)を防
ぎ、貼付時の固定感を損なわない外用貼付剤となること
が判明した。個別的に見ると、従来例となる比較例1〜
4、6、7の不織布においては、不織布の構造上、その
生地を用いて作製した貼付剤は製造時や使用時にツノが
入り、貼付時の固定感が低いことが判明した。これに対
して、本発明となる実施例1〜13の外用貼付剤は、編
が組織により力を緩衝し、患部の固定感が付与でき、更
に製造中に支持体に入るツノ(折れ線)を防ぎ、貼付時
の固定感を損なわない外用貼付剤となることが判明し
た。また、実施例1〜9の粘着剤層に、薬効成分を含有
した外用貼付剤は、鎮痛効果にも優れた外用貼付剤とな
ることが判明した。
【0067】(実施例14)直鎖ポリアクリル酸(分子
量10〜30万)2.0%、直鎖ポリアクリル酸(分子
量80〜120万)2.0%、ポリアクリル酸ナトリウ
ム(分子量400万〜500万)2.0%、スメクタイ
ト1.0%、アルミニウムグリシネート0.5%、グリ
セリン30%、POE(20)ソルビタンモノオレート
1.0%、EDTA2ナトリウム0.01%を前記の方
法で練合し、実施例1の編布を用いて足首固定用の貼付
剤を得た。この貼付剤は、足首の固定感が付与でき、更
に製造中に支持体に入るツノ(折れ線)を防ぎ、貼付時
の固定感を損なわない優れた外用貼付剤となることが判
明した。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、患部の固定感が付与で
き、更に製造時のラインや貼付時の動きに追随するので
製造中に支持体に入るツノ(折れ線)を防ぎ、貼付時の
固定感を損なわない優れた外用貼付剤が提供される。更
に、粘着剤層に、薬効成分を含有したものでは、更に高
い鎮痛効果を有する外用貼付剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(i)は、本発明に係る支持体に設け
られる粘着剤層の各形態を示す平面図である。
【図2】本発明に係る外用貼付剤の大きさの一例を示す
粘着剤層が全面に塗布された外用貼付剤の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 支持体 20 粘着剤層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS L 1096−1999に規定
    される45°カンチレバー法による剛軟度が60mm以
    上の編布からなる支持体に粘着剤層を設けたことを特徴
    とする外用貼付剤。
  2. 【請求項2】 粘着剤層に、薬効成分を含有することを
    特徴とする請求項1に記載の外用貼付剤。
  3. 【請求項3】 粘着剤層が、支持体に帯状又は島状に設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    外用貼付剤。
  4. 【請求項4】 腰用貼付剤であることを特徴とする請求
    項1〜3の何れか一つに記載の外用貼付剤。
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