JP4290626B2 - 皮膚外用部材 - Google Patents

皮膚外用部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4290626B2
JP4290626B2 JP2004280061A JP2004280061A JP4290626B2 JP 4290626 B2 JP4290626 B2 JP 4290626B2 JP 2004280061 A JP2004280061 A JP 2004280061A JP 2004280061 A JP2004280061 A JP 2004280061A JP 4290626 B2 JP4290626 B2 JP 4290626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
same
red
fabric
base fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004280061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005154414A (ja
Inventor
教雄 飯田
肇 後藤
季未子 井上
進 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2004280061A priority Critical patent/JP4290626B2/ja
Publication of JP2005154414A publication Critical patent/JP2005154414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4290626B2 publication Critical patent/JP4290626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

本発明は、パップ剤、プラスター剤、パック剤、パッチ剤、医療用絆創膏などの粘着性被覆部材等の皮膚外用部材に関する。更に詳しくは、適用時にタテ、ヨコ共に伸縮度に優れ、皮膚の動きに合わせて伸び縮みし、しわが発生し難い皮膚外用部材に関する。
パップ剤、プラスター剤、パック剤、パッチ剤、医療用絆創膏などの粘着性被覆部材においては、皮膚に貼付した使用中、皮膚の動きに追随する使用感に優れた基布の開発が進められてきている。特開昭54−20128号公報(特許文献1)には、縦方向に伸びず、横方向に50〜130%の伸びを有する織物を基布として用いた技術が開示されている。また特開平6−56654号公報(特許文献2)には、5〜400デニールの繊維を素材とし、目付け10〜600g/mの経編みニットから形成され、伸び方向の伸展率が140〜500%、直角方向の伸展率が100〜140%である支持体(基布)を用いたテープ製剤が開示されている。しかし、これら従来の基布は、伸展性は良好であるが戻りが悪く、伸び縮み動作の繰り返しによって緩み、皮膚から剥離し易い問題があった。さらに、これら従来の基布に粘着剤組成物を塗布し、パップ剤などの粘着性被覆部材を作製する場合、粘着剤組成物が裏面に染み出る、いわゆる裏ジミが生じ易く、肌に付着させたとき、裏ジミした粘着剤などで衣服を汚すおそれがある。さらに、粘着性被覆部材の基布としては織物だけでなく、不織布も使用されているが、不織布についても伸展性は良好であるが戻りが悪く、伸び縮み動作の繰り返しによって緩み、皮膚から剥離し易い問題があった。
このような問題を解決するための技術として、特開平7−179335号公報(特許文献3)には、捲縮加工した熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸を平編み布またはこれに挿入糸を入れた編み布とし、これを径方向に30〜50%伸長し、熱仮セットする。次に熱を伴う揉み加工を施して、マルチフィラメント糸を構成する各繊維に捲縮状態を充分に発現させ、経緯共に、ほぼ等しい伸縮率と、収縮回復力の優れた不織布様にしたパップ用基布が開示されている。しかしながら、挿入糸を使用した場合、粘着剤組成物を該基布に塗布する際に展延ムラを生じ易く、患部への薬剤接触量を均一化するためには改善の余地がある。
特開昭54−20128号公報 特開平6−56654号公報 特開平7−179335号公報
本発明は、上記した従来技術よりも一層優れた伸縮性と収縮回復力を有し、粘着剤組成物を塗布した場合に展延ムラや裏ジミ等の不具合がない優れた皮膚外用部材の提供を課題としている。
本発明は、捲縮加工が施された熱可塑性合成樹脂のマルチフィラメント糸を3段の両面メリヤス編みに編み立てた目付80〜220g/m、ウェール25〜50本/吋、コース25〜50本/吋である基布に、ポリアクリル酸及び又はポリアクリル酸塩の架橋体を含有する含水性粘着剤を塗布、展延させた粘着面を有してなることを特徴とする皮膚外用部材を提供する。
本発明において、前記捲縮加工が施されたマルチフィラメント糸が、その太さ15〜500d、1本の短糸が0.1〜10dとされてなることが好ましい。
本発明において、前記マルチフィラメント糸を両面メリヤス丸編みに編み立てた筒状の丸編布を切開し、熱履歴を与えた後の生地の伸度が調節され、荷重300gにおいてタテ伸度が10〜200%、ヨコ伸度が10〜500%、同幅における荷重解除後の長さが元の試験片の100m/mが150m/m以内である基布とされてなることが好ましい。
本発明による皮膚外用部材は、捲縮加工が施された熱可塑性合成樹脂のマルチフィラメント糸を3段の両面メリヤス編みに編み立てた目付80〜220g/m、ウェール25〜50本/吋、コース25〜50本/吋である基布に、ポリアクリル酸及び又はポリアクリル酸塩の架橋体を含有する含水性粘着剤を塗布、展延させた粘着面を有してなるので、タテ・ヨコ共に伸縮度にすぐれ、伸展後にストレッチバック性が高く、肌へ貼付時の皮膚の動きに合わせて伸び・縮み、伸びた後の皮膚とほぼ同等の縮みがあるので、シワにならない。
また、本発明による皮膚外用部材は、伸展後の収縮力が高いため、パップ剤の基布にして貼付した時、患部の筋力を柔らかくサポートし、従来、ゴム糸やウレタン糸を使わなければ出来なかったサポーター等の被覆材の機能と、パップ剤等の粘着性被覆部材の機能を安価で同時に併せ持つことができる。



本発明による皮膚外用部材は、捲縮加工が施されている熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸を丸編ニットに編み立てて得られた布(以下、基布という)を主体としている。本発明による皮膚外用部材は、上記基布の一面に粘着剤を塗布し、パップ剤、プラスター剤、パック剤、パッチ剤、医療用絆創膏などの粘着性被覆部材等の皮膚外用部材とした。本発明に係る基布の特性としては、(1)従来の不織布やタテ編みニットにおいて伸展度の高いパップ剤用の生地はあるが、ストレッチバック性(伸展前の形状により近付く)が悪く、その生地を用いて作製したパップ剤等はヨレたりシワになり易い。本発明に係る基布は、タテ・ヨコ共に伸縮度にすぐれ、伸展後にストレッチバック性が高く、肌へ貼付時、皮膚の動きに合わせて伸び・縮み、伸びた後の皮膚とほぼ同等の縮みがあるため、基布及びパップ剤等がシワにならない。
(2)本発明に係る基布は、伸展後の収縮力が高い(モジュラスが高い)ため、該基布に粘着剤を塗布して作製した皮膚外用部材は、貼付時に患部の筋力を柔らかくサポートし、従来、ゴム糸やウレタン糸を使わなければ出来なかったサポーターの機能とパップ剤等の粘着性被覆部材の機能を安価で同時に併せ持つことができる。
上記基布を構成する繊維は、ポリエチレンテレフタレート・ポリアミド・ポリオレフィン系など熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸で、該糸は捲縮加工が施される。その捲縮加工はウーリー加工・押し込み捲縮加工・擦過加工などで、繊維の太さは15〜500dであり、一本の単糸が0.1〜10dが望ましい。上記マルチフィラメント糸の捲縮度合は、好ましくはJIS L1090により測定される伸縮伸長度が110〜130%程度の糸が好適である。これは、捲縮加工を施すことによりマルチフィラメントの一本一本の繊維がより開繊し、ニットを編み上げた時に、よりバルキーな仕上がりになり、(1)肌に柔らかい風合になること、(2)嵩高になる為、粘着剤の展延時に裏ジミを防止できること、(3)120〜300%伸展した基布がほぼ元の形状に戻ることになる。特に捲縮加工のウーリー加工は、繊維がスパイラルに開繊し、捲縮度と嵩高性が同時に得られるために、最も望ましい。
前記捲縮加工を施した熱可塑性合成樹脂製のマルチフィラメント糸を2段以上の両面メリヤスで編立てることにより、従来のパップ剤やテープ製材で使用されているタテ編布や織布、不織布などでは不可能だったストレッチバック性が得られ、特に通常3段以上の両面メリヤスにすることにより、通常の両面メリヤスに比べるとシリンダー及びダイヤルで編成されるニット目の間隔が1つ以上多く、結果として生地に20%以上の厚みと従来より10%以上大きな伸びが出る。また、この基布は、2つ以上レースを持った両面編機によって編成された組織のメリヤスで、従来のタテ織布(トリコット、ラッシェルなど)に比べて同一繊維量あたりの引裂、引張り強度にすぐれ、又、ルーズなループが編成され易い為、ストレッチバック性を付与しやすく、嵩高性が出るという特徴を持つ。これは丸編布であるため、筒状になっており、これを切開し、120℃〜230℃にて30秒から3分程度シート状にて熱炉を通過させ、熱履歴を与えセットする。その時にシート状の巻取りのスピードを100に対してオーバーフィードを80〜150%とすることにより生地のタテ方向の伸びを調節し、この時の目付けが80〜220g/m、ウェール25〜50本/吋、コース25〜50本/吋、50m/m幅で試験片の長さが100m/m(チャックからチャック迄の距離)、荷重300gにおいて、タテ伸度が10〜200%、ヨコ伸度が10〜500%、また、同幅において荷重解除後の長さが元の試験片の100m/mが150m/m以内である基布が作製される。
本発明においては上述した特性を有する基布の一面に、粘着剤を塗布して作製されるパップ剤、プラスター剤、パック剤、パッチ剤、医療用絆創膏などの粘着性被覆部材に適用するのが望ましい。これに用いられる粘着剤としては、その用途に応じて各種の材料を使用することができる。以下、粘着性被覆部材の典型例として、基布に含水性粘着剤組成物を塗布したパップ剤に上記基布を適用した場合を主として説明する。
この種のパップ剤に使用する粘着剤組成物は、通常皮膚外用部材に用いられる原料、例えば界面活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、紫外線吸収・散乱剤、アミノ酸類、薬理活性物質、水性粘着基剤、水溶性高分子物質、無機粉体、防腐剤、乳化剤、硬化剤(高分子を架橋するものも含む)、硬化調整剤、鉱物性粉末、香料、色素、水等を適宜配合して調製される。
油分としては、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ油、パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類;ミンク油、卵黄油等の動物油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然および合成脂肪酸類;セタノール、ステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、ラウリルアルコール等の天然および合成高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステル類を例示することができる。
保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の多価アルコール類;アミノ酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF成分;ヒアルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子物質等を例示することができる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸とその塩類等を;キレート剤としては、エデト酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸とその塩類、ピロリン酸とその塩類、ヘキサメタリン酸とその塩類、グルコン酸とその塩類等を;pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アンモニア水、ホウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等をそれぞれ例示することができる。
紫外線吸収・散乱剤としては、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、酸化チタン、カオリン、タルク等を例示することができる。
アミノ酸類としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、シスチン、システィン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジンおよびその誘導体等を例示することができる。
このパップ剤には必要に応じて薬理活性物質、例えば、抗生物質、化学療法剤、静菌・殺菌・消毒剤、非ステロイド系抗炎症剤、ステロイド系抗炎症剤、制ガン剤、向精神薬、局所麻酔剤、抗パーキンソン病剤、性ホルモン剤、抗発汗剤、サンスクリーン剤、抗アレルギー剤、抗不整脈剤、抗高血圧剤、血管拡張剤、血管補強剤、筋弛緩剤、制吐剤、乾癬治療剤、皮膚軟化剤、皮膚緩和剤、プロスタグランジン類、脂溶性ビタミン類、酵素類、ペプチドホルモン類、糖尿病治療剤、多糖類、植物抽出エキス及び精油類、診断薬、殺虫剤、防虫剤、染色剤、農薬などを添加することも可能である。これらの薬物の具体例は以下の通りである。
〔抗生物質〕
ペニシリンG、ペニシリンV、メチシリン、オキサシリン、クロキサシリン、アンピシリン、ヘタシリン、シクラシリン、アモキシシリン、カルベニシリン、スルベニシリン等のペニシリン系抗生物質。セファロリジン、セファロチン、セファゾリン、セファログリシン、セファレキシン等のセファロスポリン系抗生物質。ストレプトマイシン、カナマイシン、ジベカシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等のアミノグルコシド系抗生物質。オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、ジメチルクロルテトラサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン等のテトラサイクリン系抗生物質。エリスロマイシン、ロイコマイシン、ジョサマイシン等のマクロライド系抗生物質。リンコマイシン、クリンダマイシン等のリンコマイシン系抗生物質。クロラムフェニコール、ミカマイシン、グラミシジン、グラミシジンS、カプレオマイシン、サイクロセリン、エンビオマイシン、リファンピシン、ナイスタチン、トリコマイシン、アムホテリシンB、グリセオフルビン、バリオチン、ピロールニトリン、シッカニン、ニトロフラントイン、5−ヨード−2−デオキシウリジン、セファメジン、フォスフォノマイシン、N−ホルムイミドイルチェナマイシン1水和物などが挙げられる。
〔化学療法剤〕
酢酸マフェニド、スルファジアジン、スルファジアジン銀、スルファメトキサゾールナトリウム、スルフィソミジン、スルフィソミジンナトリウム等の外用サルファ剤などが挙げられる。
〔静菌・殺菌・消毒剤〕
ヨウ素、ポンピドンヨード、ジヨードヒドロキシプロパン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン、ヘキサクロロフェン、クロルヘキシジン、ベンゾイルパーオキサイドトルナフテートなどが挙げられる。
〔抗真菌剤〕
ナフチオメート、クロトリマゾール、グリセオフルビン、シッカニン、トリコマイシン、ナイスタチン、ピロールニトリン、エキサラミド、塩酸クロコナゾール、硝酸イソコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸オキシコナゾール、硝酸スルコナゾール、ミコナゾール、チオコナゾール、トルシクラート、バリオテン、ハロプロジン、フェニルヨードウンデシレート、ビフォナゾール、ナフティフィン、ケトコナゾール、オクトピロックス、シクロピロックス、オラミンなどが挙げられる。
〔非ステロイド系抗炎症剤〕
サリチル酸とその塩類、アスピリンなどのサリチル酸誘導体、アセトアミノフェン、アミノピリン、アンチピリン、オキシフェンブタゾン、スルピリン、アンフェナックナトリウム、インドメタシン、ジクロフェナックナトリウム、フェルビナク、イブプロフェン、スリンダック、ナプロキセン、ケトプロフェン、スプロフェン、エトフェナメート、サリチルアミド、トリエタノールアミンサリチレート、フルフェナム酸とその塩類及びその誘導体、メクロフェナム酸とその塩類及びその誘導体、コルヒチン、ブフェキサマック、イブフェナック、ロキソプロフェン、フェンブフェン、ジフルニサル、アルクロフェナック、フェニルブタゾン、メフェナム酸とその塩類及びその誘導体、フェノプロフェン、ベンダザック、ピロキシカム、フルルビプロフェン、ザルトプロフェン、エトドラクなどが挙げられる。
〔ステロイド系抗炎症剤〕
アムシノイド、吉草酸プレドニゾロン、吉草酸ジフルコルトロン、吉草酸ベータメタゾン、酢酸ベータメタゾン、酢酸デキサメタゾン、ジプロピオン酸ベータメタゾン、デキサメタゾン、トリアムシノロンアセトニド、リルシノニド、ヒドロコルチゾン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノニド、フルオシノロンアセトニド、フルオトメトロン、フルドロキシコルチド、プレドニゾロン、プロピオン酸クロベタゾール、プロピオン酸ベクロメタゾン、ベタメタゾン、メチルプレドニゾロン、メチルプレドニゾロンアセテート、酪酸ヒドロコルチゾン等が挙げられる。
〔制ガン剤〕
5−フルオロウラシル、6−メルカプトプリン、メトトレキサート、ブレオマイシン、マイトマイシンC、アドリアマイシン、カルボコン、アクチノマイシンC、ダウノルビシン、ネオカルチノスタチン、クロモマイシンA、L−アスパラギナーゼ、ピシバニール、ビンプラスチン、ビンクリスチンなどが挙げられる。
〔向精神剤〕
クロルプロマジン、レセルピン、クロルジアゼポキシドなどが挙げられる。
〔抗パーキンソン病剤〕
L−ドーパ、クロルゾキサゾンなどが挙げられる。
〔性ホルモン剤〕
エストロゲン、アンドロゲン、エストラジオール、テストステロン、プロゲステロンなどが挙げられる。
〔抗発汗剤〕
プロパンテリンブロマイド、スコポラミン、第四級アシロキシメチルアンモニウム塩などが挙げられる。
〔サンスクリーン剤〕
p−アミノ安息香酸、p−ジメチルアミノ安息香酸あるいはそれらのアルキルエステルなどが挙げられる。
〔抗アレルギー剤〕
ジプロヘプタジンハイドロクロライド、クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフェンなどが挙げられる。
〔抗不整脈剤〕
アセブトロール、アルプレノロール、インデノロール、カルテオロール、ブクモロール、ブフェトロール、ブプラノロール、プロプラノロール、ピンドロールなどが挙げられる。
〔抗高血圧剤〕
レセルピン、レシナミンなどのラウロルフィアアルカロイド類。クロニジン、プラゾシン、ナシル酸ジヒドロエルゴトキシン、メチクラン、メチルドーパ、グアネチジン、ベタニジンなどが挙げられる。
〔血管拡張剤〕
エフロキサート、エタフェノン、オキシフェドリン、カルボクロメン、ジラゼプ、ジルチアゼム、トリメタジジン、四硝酸ペンタエリスリトール、ジピリダモール、硝酸イソソルビド、トラピジル、ニトログリセリン、ニフェジピン、プレニラミン、モルシドミン、リン酸トロールニトラート、イノシトールヘキサニコチネート、イソクスプリン、ナイリドリン、クエン酸ニカメタート、シクランデレート、シンナリジン、ニコチニックアルコール、ヘプロニカートなどが挙げられる。
〔血管補強剤〕
ルチンなどが挙げられる。
〔筋弛緩剤〕
ジアゼパムなどが挙げられる。
〔制吐剤〕
クロルプロマジンなどが挙げられる。
〔乾癬治療剤〕
メトキサレンなどが挙げられる。
〔皮膚軟化剤あるいは皮膚緩和剤〕
ヒドロキノン、尿素、ヘパリン、コンドロイチン硫酸、サリチル酸、乳酸、リンゴ酸、タルトロン酸、酒石酸、ピルビン酸、2−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸、グリコール酸、クエン酸、ピルビン酸エチルメチル、グルクロン酸などが挙げられる。
〔プロスタグランジン類〕
プロスタグランジンFα、プロスタサイクリン、プロスタグランジンE、プロスタグランジンE、7−チアプロスタグランジンE、16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロペンチル−7−チアプロスタグランジンE、16,16−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE、17,20−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE、16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロヘキシル−Δ−7−チアプロスタグランジンE、16,16−ジメチル−Δ−7−チアプロスタグランジンE、7−フルオロプロスタサイクリン、5−フルオロプロスタサイクリン、16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロヘキシルプロスタサイクリン、16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロペンチルプロスタサイクリンなどが挙げられる。
〔ビタミン類〕
1,25−ジヒドロキシビタミンD、1α−ヒドロキシビタミンD、1,24−ジヒドロキシビタミンD、24,25−ジヒドロキシビタミンD、1α,25−ジヒドロキシビタミンD−26,23−ラクトン、25−ヒドロキシビタミンD−26,23−ラクトン、ビタミンA、ビタミンE、酢酸トコフェロール、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンF、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸およびその誘導体などが挙げられる。
〔酵素製剤〕
トリプシン、パパイン、プロテアーゼ、リゾチーム、ストレプトキナーゼ、プラスミン、ウロキナーゼ、ヒアルロニダーゼ、α−キモトリプシン、セラチオペプチダーゼ、ブロメライン、セミアルカリペプチダーゼなどが挙げられる。
〔ペプチドホルモン〕
インシュリン、アンジオテンシン、バゾプレッシン、フェリプレシン、プロチレリン、ゴナドトロピン放出ホルモン、コルチコトロピン、プロラクチン、ソマトロピン、サイロトロピン、黄体形成ホルモン、カルシトニン、カリクレイン、パラサイリン、グルカゴン、オキシトシン、ガストリン、セクレチン、血清性性腺刺激ホルモンなどが挙げられる。
〔糖尿病治療薬〕
グリベンクラミド、グリクラジドなどが挙げられる。
〔多糖類〕
ヘパリン、コンドロイチン硫酸などが挙げられる。
〔生薬類〕
カプサイシンや、更にはオオバク等の生薬末や、トウガラシエキス等の生薬軟エキス、オオバク乾燥エキス等の生薬乾燥エキス、センブリ流エキス等の生薬流エキス、アルニカチンキ等の生薬チンキ、ハッカ油、ケイ皮油等の精油、トウキ、シコン、カンゾウ、ベラドンナ、シャクヤク、ヨモギ、セイヨウトチノキ、(種子、芽)、カミツレ(エキス、精油)、セイヨウシナノキ、セイジ、シラカバなどが挙げられる。上記薬効成分は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができ、その配合量は、適宜選定することができる。
粘着剤組成物中に上記薬理活性物質を配合する場合、その物質が日本薬局方に収載されているか、他の文献等によって使用適量が定められている場合には、該使用適量に合わせて配合するのが好ましい。その他の特に使用適量が定められていない物質の配合量は、0.0001〜10%、好ましくは0.001〜5%程度とするのが望ましい。0.0001%より低いと薬理活性物質としての効果が認められず、10%以上を配合しても効果は変わらない。
このパップ剤において、水性粘着基剤として、ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体を含有する水性粘着基剤を使用するとより好適である。この水性粘着基剤は、含水率が高く、しかも、皮膚への粘着力に優れている。ポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との架橋体は、特に制限されることはなく、公知のものを使用し得るが、例えば特開昭59−110614号、同59−110616号、同59−110617号、同60−99180号、同60−260512号、同60−260513号公報等に記載されたポリアクリル酸とポリアクリル酸塩との金属架橋体を含有する水性粘着基剤が好ましい。
具体的には、上記ポリアクリル酸としてはいずれのものでも使用でき、その分子量及び直鎖状、分岐鎖状等の形状には特に制限はないが、分子量1万〜1000万のものを用いることが好ましく、特に重量平均分子量が1万〜50万未満、50万〜200万未満、200万〜400万の平均分子量を有するポリアクリル酸を2種以上組み合わせると、使用感が向上するので好適である。なお、通常のアクリル酸を重合して得られた重合体のほか、カーボポール(商品名:米国グッドリッチ社製)等のアクリル酸重合体を一部架橋したものも好適に使用し得る。
また、ポリアクリル酸塩としてはポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸カリウム等のポリアクリル酸の一価金属塩、ポリアクリル酸モノエタノールアミン、ポリアクリル酸ジエタノールアミン、ポリアクリル酸トリエタノールアミン等のポリアクリル酸のアミン塩、ポリアクリル酸のアンモニウム塩等の1種又は2種以上が好適に使用し得る。
ここで、ポリアクリル酸塩とポリアクリル酸との配合比(重量比)は1:0.1〜1:10、特に1:1〜1:9とすることが好ましいが、ポリアクリル酸又は塩を一部中和してポリアクリル酸塩が上記比率になるようにしたものを用いても差し支えない。また、ポリアクリル酸及びポリアクリル酸塩の合計配合量は組成物全体の0.5〜20%、特に1〜15%とすることが好ましく、0.5%未満では粘着力が不足する場合があり、20%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性に問題が生じることがある。
さらに、この粘着剤組成物にはセルロース誘導体及び多価アルコールを添加し得る。この場合、セルロース誘導体としてはいずれのものも使用し得、例えばカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース等の1種又は2種以上が使用し得るが、特にカルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等のカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好適に使用し得る。なお、セルロース誘導体を添加する場合、その配合量は組成物全体の15%以下とすることが好ましい。15%を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性に問題が生じる場合がある。また、多価アルコールとしては通常用いられるいずれのものでも使用し得、例えばグリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、マルチトール、キシリトール等の1種又は2種以上を使用し得る。多価アルコールを粘着剤組成物に添加する場合、その配合量は組成物全体の50%以下とすることが好ましい。50%を超えると、該組成物中の水性粘着基剤の凝集力が低下し、剥離時に水性粘着基剤が被着体に残る場合が生じる。
また、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、セルロース誘導体の水溶性高分子物質として、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ペクチン、ビニルピロリドン・ビニルアセテート共重合体、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、トラガントなどを配合し得る。これら水溶性高分子を配合する場合、その配合量は粘着剤組成物全体の0〜10%とすることが好ましい。10%より多いと組成物が硬くなるため、パップ剤を製造する場合に問題となる。
防腐剤としては、アミノエチルスルホン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸ベンジル、アンソッコウ、液状フェノール、エタノール、エデト酸ナトリウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、乾燥硫酸ナトリウム、カンテン、dl−カンフル、強力サンプレザーN(商品名:三栄源エフ.エフ.アイ.社製)、クエン酸、クエン酸ナトリウム、クロロクレゾール、クロロブタノール、ゲンチジン酸エタノールアミド、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、セイセプト(商品名:成和化成社製)、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、窒素、チモール、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、2−ナフトール、ヒノキチオール、白糖、ハチミツ、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、パラホルムアルデヒド、フェニルエチルアルコール、フェノール、プロキセルGXL(商品名:ゼネカ社製)、ベンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂、d−ボルネオール、l−メントール、ユーカリ油、硫酸オキシキノリン、イソプロピルメチルフェノール、ウンデシレン酸モノエタノールアミド、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、塩酸(グルコン酸)クロルヘキシジン、オルトフェニルフェノール、クレゾール、クロラミンT、クロルキシレノール、クロルフェネシン、臭化アルキルイソキノリニウム液、臭化ドミフェン、チアントール、トリクロロカルバニリド、パラクロルフェノール、ハロカルバン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ヘキサクロロフェン、レゾルシン、フェノキシエタノールなどを添加し得る。
乳化剤としては、アクリル酸メチル・アクリル酸−2−エチルヘキシル共重合樹脂エマルジョン、N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、アトモス300(商品名:花王社製)、アマコールCAB(商品名:永広堂社製)、アリルグリシジルエーテル、エタノール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エマミンD500B(商品名:共栄社油脂化学工業社製)、エマレックスAC−10(商品名:日本エマルジョン社製)、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、オイムルギンC1000(商品名:ヘンケル白水社製)、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、カラギーナン、カリ石ケン、カルボキシビニルポリマー、カルメロースナトリウム、還元ラノリン、グアーガム、クラウデーベース25(商品名:高田香料社製)、グリセリン、高度精製卵黄レシチン、サニマル234NS(商品名:日本乳化剤社製)、サニマル235(同)、サニマル250−C(同)、サニマル250C(75)(同)、サニマル258B2(同)、サニマル258BA(同)、サニマル258BA2(同)、サニマル258N(同)、サニマル265(同)、サニマル451−KT(同)、サニマル55−HX(同)、サニマル55−LX(同)、サニマルDVP(同)、サニマルK−51(同)、サニマルK−51(75)(同)、サニマルPCS(同)、サニマルSN−155(同)、サニマルST−451(同)、サラシミツロウ、ジイソプロパノールアミン、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジオクチルソジウムスルホサクシネート、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、ジセチルリン酸、ジブナートナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水素添加大豆リン脂質、水素添加ラノリンアルコール、スクアレン、スクワラン、ステアリルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸ポリオキシル40、精製大豆レシチン、精製ラノリン、精製卵黄レシチン、セスキオレイン酸ソルビタン、セタノール、セチル硫酸ナトリウム、セトステアリルアルコール、セトマクロゴール1000、セバシン酸ジエチル、ゼラチン、D−ソルビトール、ソルポール200(商品名:東邦化学工業社製)、ソルポール2242(同)、ソルポール2539A(同)、ソルポール2500A(同)、ソルポール2540A(同)、ソルポール2676−S(同)、ソルポール2720(同)、ソルポール2721(同)、ソルポール2850A(同)、ソルポール2852(同)、ソルポール2942−S(同)、ソルポール2944−S(同)、ソルポール3006−K(同)、ソルポール3006A(同)、ソルポール3006DB(同)、ソルポール3008−K(同)、ソルポール3008A(同)、ソルポール3080(同)、ソルポール3269(同)、ソルポール50(同)、ソルポール900A(同)、ソルポール900B(同)、ソルポールAC−2357A(同)、ソルポールAC−2411A(同)、ソルポールAC−2721A(同)、ソルポールAE102(同)、ソルポールM2242(同)、ソルポールSM−100P(同)、ソルポールSM−100S(同)、ソルポールSM−200(同)、ソルポールTM2(同)、大豆レシチン、タルク、炭酸カルシウム、中鎖脂肪酸トリグリセリド、中性無水硫酸ナトリウム、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、デヒムルスE(商品名:ヘンケル白水社製)、灯油、トキサノンV1D(商品名:三洋化成工業社製)、トキサノンXK−30(同)、ドデシルベンゼンスルホン酸、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン(3E.O.)、トリエタノールアミン、トリオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、トリステアリン酸ソルビタン、ニッコールPBC−14(商品名:日光日光ケミカルズ社製)、ニッコールワックス220(同)、乳化剤AC2338A(商品名:東邦化学工業社製)、ニューカルゲン1015(商品名:竹本油脂社製)、ニューカルゲン1015−P(同)、ニューカルゲン1066K(同)、ニューカルゲン1070(同)、ニューカルゲン1071(同)、ニューカルゲン1500TE1(同)、ニューカルゲン1585TE1(同)、ニューカルゲン1616−D1(同)、ニューカルゲン1616−D6(同)、ニューカルゲン1616M(同)、ニューカルゲン165(同)、ニューカルゲン185−K4(同)、ニューカルゲン1880SB(同)、ニューカルゲン204(同)、ニューカルゲン2119−K(同)、ニューカルゲンCP−120(同)、ニューカルゲンEP3(同)、ニューカルゲンKH−13(同)、ニューカルゲンKH−15(同)、ニューカルゲンKH−20M(同)、ニューカルゲンKH−25(同)、ニューカルゲンKL−13(同)、ニューカルゲンKL−20M(同)、ニューカルゲンKL−26(同)、ニューコールNN15(商品名:日本乳化剤社製)、ニューポールLB−65(商品名:三洋化成工業社製)、ハイマール212(商品名:松本油脂製薬社製)、ハイマルCX−8C(商品名:松本油脂製薬社製)、ハイマルPS−90A(同)、パラフィン、非イオン性自己乳化型ワックス、ヒドロキシプロピルセルロース、プロピレングリコール、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペクチン、ホスタファットKW−340(商品名:ヘキスト社製)、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム(5E.O.)、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ(6E.O.)、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(20E.O.)、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート65、ポリソルベート80、マクロゴール20000、マクロゴール300、マクロゴール400、ミリスチルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、メチルセルロース、メチルナフタレン、α−モノイソステアリルグリセリルエーテル、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(6E.O.)、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(6E.O.)、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール(10E.O.)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、薬用石ケン、ヤシ脂肪酸、ヤシ脂肪酸ジエタノールアミド、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ラウロマクロゴール、ラウロマクロゴール(6E.O.)、ラウロマクロゴール(9E.O.)、卵黄油、卵黄リン脂質、流動パラフィン、デカグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトスタノール、ポリオキシエチレンラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン・脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−アシルアミノ酸とその塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルベンジルアンモニウム塩、酢酸ベタイン、イミダゾリウムベタイン、レシチン、脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルグリセリエーテルと脂肪酸エステル、高級アルコール、炭化水素、天然動植物油、ビタミン誘導体、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸とその誘導体などを添加し得る。
硬化剤としては、その種類は特に制限されず、従来より膏体等に使用されているものを使用することができるが、各成分を均一に混合して膏体(粘着剤組成物)を調製し、その後の展延工程において膏体を均一に塗布する点から、即効的に作用するものよりも徐々に作用するものが好ましく、このような硬化剤として、例えば多価金属化合物が好適に使用される。この場合、多価金属化合物としてはマグネシウム化合物、カルシウム化合物、亜鉛化合物、カドミウム化合物、アルミニウム化合物、チタン化合物、錫化合物、鉄化合物、クロム化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、ニッケル化合物等が使用し得るが、皮膚に対する安全性を考慮するならば、アルミニウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物等を用いることが好ましい。
この場合、アルミニウム化合物、マグネシウム化合物及びカルシウム化合物はいずれのものも好適に使用し得、例えばカリウムミョウバン、アンモニウムミョウバン、鉄ミョウバン等のミョウバン類、水酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウム、塩化アルミニウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、酢酸アルミニウム、酸化アルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸カルシウム、酸化カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミナ・マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成ヒドロタルサイト、これらの金属を含む複塩等の水溶性化合物、水難溶性化合物のうちの1種又は2種以上を使用し得る。その他、エポキシ系の硬化剤として、トリグリシジルイソシアヌレート、アルデヒド系の硬化剤として、ジアルデヒドデンプン等も使用し得る。これらの硬化剤の配合量は特に限定されない。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると硬化速度を調整することが困難となる場合があるので、使用する硬化剤の種類に応じて適宜設定される。
上記硬化剤による硬化を調整する硬化調整剤としては、その種類は特に制限されず、従来より膏体等に使用されているものを使用することができ、このような硬化調整剤として、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、エデト酸二ナトリウム等を挙げることができ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。硬化調整剤の配合量は、適宜選定することができるが、通常、粘着剤組成物全体の0.001〜10%が好適である。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると硬化速度を調整することが困難となる場合がある。
また、鉱物性粉末としては、その種類は特に制限されず、従来より膏体等に使用されているものを使用することができ、このような鉱物性粉末として、例えばカオリン、ベントナイト、モンモリロナイト、酸化亜鉛、酸化チタン、無水ケイ酸等が挙げられ、これらは1種を単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。鉱物性粉末の配合量は、適宜選定することができるが、通常、粘着剤組成物全体の0.01〜30%程度、更に好ましくは0.1〜15%が好適である。多すぎると展延ができなくなる程膏体硬度が硬くなる場合がある。
香料としては、その種類は特に限定されず、従来よりパップ剤などの香料として使用されているものを使用することができ、このような香料として、例えばアニス、アンジェリカ、安息香、イモーテル、カモミール、ガーリック、カルダモン、ガルバナム、キャラウェイ、キャロットシード、グアアックウッド、グレープフルーツ、オレンジ、サイプレス、サンダルウッド、シダーウッド、ジュニパー、スターアニス、セージ、ゼラニウム、セロリ、タイム、タラゴン、テレビン、トウヒ、乳香、バイオレット、パイン、パセリ、バーチ、パチュリー、バラ、ヒソップ、フェンネル、ブラックペッパー、ボダイジュ花、没薬、ヤロウ、レモン、レモングラス、ローズマリー、ローレル、シモツケギク、モモ、ヤグルマギク、ユーカリ、ユズ、ラベンダー、ウイキョウ、ダイウイキョウ、ケイヒ、チョウジ、チアミン、テレビン、ヘノポジ、ヤマジン、トウカ、ベルガモット、シトロネラ、ゼラニウム等のハーブ系精油類またはエキス類、その他低級アルコール類、アルデヒド類などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。香料の配合量は、適宜選定することができるが、通常、粘着剤組成物全体に対して0.0001〜1%程度が好適である。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると皮膚刺激を発生するおそれがある。
清涼感を付与する物質としては、例えばl−メントール、N−置換−p−メンタン−3−カルボクサミド、3−置換−p−メンタン、2−又は3−置換−p−メンタンジオール、トリアルキル置換シクロヘキサンカルボキシアマイド等を挙げることができ、これらを1種単独でまたは2種以上を併用して用いることができるが、これらの中でも、特にl−メントールが鎮痛抗炎症作用を強く発揮させるので好ましく、l−メントールを単独で、又は他の清涼化剤と併用して使用することが望ましい。なお、l−メントールを使用する場合、l−メントールそのものを配合してもよく、香料成分として精油中に含有されたままの状態、例えばハッカ油等として配合しても差し支えなく、これらを併用してもよい。
上記清涼感を付与する物質の配合量は、粘着剤組成物全体の0.001〜5%、特に0.05〜3%とすることが好ましい。0.001%未満では、該物質配合の効果を十分に得ることができない場合があり、5%を超えると皮膚への刺激感が強くなる場合がある。
色素としては、その種類は特に限定されず、従来よりパップ剤等に使用されているものを使用することができ、このような色素として、例えば赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色201号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色401号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、褐色201号、紫色201号、紫色401号、黒色401号などが挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。色素の配合量は、適宜選択することができるが、通常、粘着剤組成物全体に対して0.00001〜1.0%、特に0.00005〜0.5%程度が好適であり、粘着剤組成物に色彩を付与し、見た目の心地良さ等の嗜好性を高めることができる。配合量が少なすぎると配合による効果が十分に得られず、多すぎると色調が強くなりすぎる場合がある。なお、色素を配合する場合、組成物を展延した際に色素の濃淡や斑点が生じないように、色素を水、油脂、アルコール等に溶かした後、他成分と練合することが好ましい。
本発明を含水性パップ剤に適用する場合、組成物中の水の含有量は、30〜90%、好ましくは35〜85%、最も好ましくは40〜80%とされる。水の含有率が少なすぎると薬効成分の吸収性が劣り、使用感も低下し、多すぎると粘着剤のダレが起こり易い。このパップ剤は、上記各配合成分のうちから使用形態に合わせて選定された所望の成分と適宜量の水を加えて公知の方法で均一になるまで混練することによって粘着剤組成物を調製し、該組成物を剥離フィルム上に均一に塗布し、その上に上述したストレッチバック性に優れた伸縮性の基布を積層するか、或いは上記粘着剤組成物を基布上に塗布し、均一な厚さに展延し、これにプラスチックフィルムなどを貼着して作製される。ここで、含水性パップ剤の裁断形状や大きさは特に限定されず、使用形態に応じて種々の形状、例えば矩形、帯状、或いは鼻や頬に貼着するのに好適な形状とすることができる。プラスチックフィルムを使用する場合、フィルム素材としては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンが好ましい。また、これらフィルムは、粘着剤の製造時や使用時に粘着剤の剥離性を向上させる目的で、シリコーン等で表面処理したものを用いても良い。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
<実施例1〜3>
太さ75dのポリエステル製のマルチフィラメント糸を素材とし、三段両面組織に編成し切開して巻取テンション100に対してオーバーフィードを120にて熱加工を施して作製した基布を用いて含水性パップ剤を作製した。この基布は目付けが150g/m、ウェール35本/吋、コース33本/吋、50m/m幅で試験片の長さが100m/m(チャックからチャック迄の距離)、荷重300gにおいて、タテ伸度が40%、ヨコ伸度が50%、また、同幅において荷重解除後の長さが元の試験片の100m/mが110m/m以内である。表1に記した各成分を混合し、ペースト状になるまでニーダーで十分混合し、粘着剤組成物を調製した。得られた粘着剤組成物を基布上に均一に塗布し(塗布量は表1中に記載)、ポリプロピレンを施し、パップ剤を作製した。
Figure 0004290626
<比較例1〜6>
表2に記した各成分を混合し、ペースト状になるまでニーダーで十分混合し、粘着剤組成物を調製した。得られた粘着剤組成物を表2中に記した各種の基布上に均一に塗布し(塗布量は表2中に記載)、ポリプロピレンを施し、パップ剤を作製した。
Figure 0004290626
<裏ジミの評価>
実施例1〜3、比較例1〜6の各パップ剤について、裏ジミを評価した。裏ジミは、粘着剤組成物100部中に赤色102号あるいはそのアルミニウムレーキを0.05部配合し、シートの粘着剤側、基布側それぞれにハロゲンランプの照射により色差を測定し、a値の比を算出する(a値……JIS8730,色差表示方法による)。
裏ジミ=[基布側a値]/[粘着剤側a値]
なお、官能評価との対比は以下の通り。
〜0.3:裏ジミは認められない。
〜0.5:ごく僅かな裏ジミ。
〜0.7:若干の裏ジミ、使用限界レベル。
0.7〜:しっとり濡れていることが確認できる。
<使用性の評価>
実施例2、比較例4及び比較例5のパップ剤をパネラー34名のひじ部に貼付し、はがれ・めくれの程度と、使用感(違和感)に関して官能評価を行った。はがれ・めくれについての官能評価を図1のグラフと表3に示す。
Figure 0004290626
また使用感(違和感)についての官能評価を図2のグラフと表4に示す。
Figure 0004290626
<実施例4>
エラストマー: スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 13部、
粘着付与剤: C9系石油系樹脂 16部、
軟化剤: ポリブテン 1部、
流動パラフィン 9部、
溶剤: シクロヘキサン 60部。
上記ゴム系粘着剤99部にフルルビプロフェン1部を混合した粘着剤組成物を、PETに片面シリコンコート処理した剥離紙上に乾燥後の厚みが50μmとなるように塗布した後、60℃で30分間乾燥させ、目付150gの基布を積層させパップ剤を得た。
<実施例5>
モノマー: アクリル酸2−エチルヘキシル 302部、
N−ビニル−2−ピロリドン 98部、
ヘキサメチレングリコールジメタクリレート 0.04部、
溶剤: 酢酸エチル 400部、
重合開始剤: シクロヘキサン100部に溶解させた過酸化ラウロイル 2部。
不活性ガス中に上記溶剤、モノマーを投入し、60℃に加温、その後重合開始剤を6時間かけて滴下重合させ、さらに19時間反応させ、アクリル系粘着剤を得た。反応中は暴走しないよう適宜酢酸エチルを滴下した。上記アクリル系粘着剤は、固形分28%となるよう酢酸エチルを加え、固形分99部に対しケトプロフェン1部を加え練合する。PETにシリコーン処理した剥離紙上に、上記混合液を乾燥後の厚みが70μmとなるように塗布し、60℃で乾燥させ、粘着面に目付180gのニット支持体を積層させ、貼付剤を得た。
<実施例6>
ナプロキセン 0.5部、
シリコーン系粘着剤 55部、
テルペン系樹脂 45部、
イソプロピルミリステート(IPM) 5部。
シリコーン系粘着剤、テルペン系樹脂はテトラヒドロフランに固形分15wt%となるように溶解させ、そこへIPMに溶解させたナプロキセンを混合し粘着剤組成物を得た。PETシリコーン処理した剥離紙上に乾燥後の厚さが100μmとなるように塗布し、60℃でテトラヒドロフランを揮散させ、目付130gの基布を積層してパップ剤を得た。
Figure 0004290626
実施例4〜6のパップ剤について、裏ジミ評価の結果を表5に示す。
本発明の実施例でのはがれ・めくれの程度の官能評価の結果を示すグラフである。 本発明の実施例での使用感の官能評価の結果を示すグラフである。

Claims (3)

  1. 捲縮加工が施された熱可塑性合成樹脂のマルチフィラメント糸を3段の両面メリヤス編みに編み立てた目付80〜220g/m、ウェール25〜50本/吋、コース25〜50本/吋である基布に、ポリアクリル酸及び又はポリアクリル酸塩の架橋体を含有する含水性粘着剤を塗布、展延させた粘着面を有してなることを特徴とする、皮膚外用部材。
  2. 前記捲縮加工が施されたマルチフィラメント糸が、その太さ15〜500d、1本の短糸が0.1〜10dとされてなることを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用部材。
  3. 前記マルチフィラメント糸を両面メリヤス丸編みに編み立てた筒状の丸編布を切開し、熱履歴を与えた後の生地の伸度が調節され、荷重300gにおいてタテ伸度が10〜200%、ヨコ伸度が10〜500%、同幅における荷重解除後の長さが元の試験片の100m/mが150m/m以内である基布とされてなることを特徴とする請求項に記載の皮膚用外用剤。
JP2004280061A 2004-09-27 2004-09-27 皮膚外用部材 Expired - Lifetime JP4290626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004280061A JP4290626B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 皮膚外用部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004280061A JP4290626B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 皮膚外用部材

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35841997A Division JPH11188054A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 皮膚外用部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005154414A JP2005154414A (ja) 2005-06-16
JP4290626B2 true JP4290626B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=34737367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004280061A Expired - Lifetime JP4290626B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 皮膚外用部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4290626B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014097422A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 ニチバン株式会社 顔面用貼付材
JP6253495B2 (ja) * 2013-04-25 2017-12-27 第一三共ヘルスケア株式会社 ロキソプロフェンを含有する外用剤組成物
JP6253316B2 (ja) * 2013-09-03 2017-12-27 グンゼ株式会社 残香性加工繊維構造物
CA3060387A1 (en) * 2017-04-18 2018-10-25 WeCool Toys Inc. Apparatus and a method for the preparation of a play, craft and/or toy compound
GB201706076D0 (en) 2017-04-18 2017-05-31 Wecool Toys Inc Apparatus and a method for the preparation of a play, craft and/or toy compound
US20230093050A1 (en) 2020-02-12 2023-03-23 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Method for producing adhesive layer composition for producing cooling sheet, method for producing cooling sheet, and cooling sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005154414A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4324465B2 (ja) シート状貼付剤
JP4073231B2 (ja) シ−ト状貼付剤
AU2001295211B2 (en) Hydrogel composition for transdermal drug delivery
JP4398158B2 (ja) 貼付剤
JP2005519126A (ja) 活性成分の制御されたデリバリー用パッチ
JP2009519958A (ja) 薬物の皮膚送達のための、フラックス化可能な組成物および方法
TW200427470A (en) Adhesive composition for dermal patch and production process thereof
JP2007039451A (ja) 含水系粘着剤組成物及びそれを用いた貼付剤
JPH11188054A (ja) 皮膚外用部材
JP4290626B2 (ja) 皮膚外用部材
US20110244023A1 (en) Transdermal delivery patch
JP2004075672A (ja) 含水ゲル体、該含水ゲル体の製造方法およびその用途
JP2010241784A (ja) 経皮投与製剤
JPH10109945A (ja) 可塑剤および該可塑剤を含有する貼付剤
JPH10265373A (ja) 粘着剤組成物及びパップ剤
US6471984B1 (en) Cataplasm and tape-aid containing a plasticizer
JPH08243377A (ja) アルコール含有ゲル体
JPH10236918A (ja) 皮膚貼付剤
JP5175041B2 (ja) 親水性粘着剤、それを用いた親水性皮膚外用粘着剤組成物および親水性貼付剤
US20240033129A1 (en) Highly elastic patches and masks for delivery of therapeutic agents
JP2009155219A (ja) 温感貼付剤
JP4536844B2 (ja) シート状パック剤
JP2002193794A (ja) 貼付剤
JP4274951B2 (ja) 異型断面繊維を使用した支持体を有するテーピング型貼付剤
JP4350435B2 (ja) 親水性粘着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080812

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090324

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term