JP2003011493A - 記録媒体 - Google Patents

記録媒体

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JP2003011493A
JP2003011493A JP2001199708A JP2001199708A JP2003011493A JP 2003011493 A JP2003011493 A JP 2003011493A JP 2001199708 A JP2001199708 A JP 2001199708A JP 2001199708 A JP2001199708 A JP 2001199708A JP 2003011493 A JP2003011493 A JP 2003011493A
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JP
Japan
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recording medium
recording
ink
ink jet
paper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001199708A
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English (en)
Inventor
Junichi Iida
淳一 飯田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JP2003011493A publication Critical patent/JP2003011493A/ja
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  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置において、記録ヘッ
ドと記録媒体との接触が防止可能な記録媒体を提供する
こと。 【解決手段】 記録媒体1は、記録面側が凸となるよう
に反っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置用の記録媒体、より詳細には記録媒体に余白を設ける
こと無く画像を記録するために用いられる記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、記録装置として、レーザープリン
ター、ドットインパクトプリンター、熱転写プリンタ
ー、昇華型プリンター、インクジェットプリンター等、
様々な記録方法が知られているが、近年カラー化の容易
さ、高画質、低コスト、コンパクト化等の理由によりイ
ンクジェットプリンターが広く使われるようになってき
た。
【0003】インクジェットプリンターは記録ヘッドか
らインク滴を吐出し、プリント用紙に着弾させ、プリン
ト用紙に着弾したインク滴が乾燥・定着して、画像を形
成する。
【0004】このようなインクジェットプリンターで
は、用紙のサイズに応じてコンピューター等の画像処理
装置で出力させるデータをプリント画像のサイズにあわ
せて変更するようにしているが、インク滴の着弾精度や
記録ヘッド走査方向の位置精度、プリンター部材の精
度、給排紙の位置精度等の理由で、印刷余白を設けない
ように印刷を行おうとするとインクの着弾位置が所定の
位置からずれ、プラテンをインクで汚すため印刷余白を
設けないようにすることは不可能である。そのため、従
来の最大印刷可能領域は記録媒体のサイズよりも必ず小
さくなっている。
【0005】また、記録媒体の印刷余白を解消する方法
としては、印刷余白にミシン目等の切り込みを入れ、印
刷余白を切り離すことによって、最終的な記録媒体の全
領域印刷を実現させる方法もあるが、切り込みを入れる
ことにより切り離した端面が荒れ、外観を損なう恐れが
ある。
【0006】これに対して、近年プラテン部分にインク
吸収体を設け、記録領域を記録媒体よりも若干広く設定
することにより、印刷余白を解消する方法が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録媒体の反
りによっては、記録中にプリントヘッドに記録媒体が接
触し、記録媒体が汚れたり、最悪の場合にはプリントヘ
ッドを壊す恐れもあり、必ずしも全ての記録媒体に対し
全面印刷を保証できるものではない。
【0008】本発明は、インクジェット記録装置に用い
る記録媒体において、記録媒体の反りによる記録ヘッド
との接触を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の記録媒体は、記録媒体の記録面が凸となる
ように記録媒体が反っていることを特徴とする記録媒
体。
【0010】前記記録媒体の反りは、記録媒体の記録面
を上向きにして水平な場所に置いたときに、10mm以
下であることを特徴とする。
【0011】
【作用】一般的にインクジェットプリンターで記録を行
う場合は、インクジェットプリンターに記録媒体をセッ
トし、プリンター内部で記録媒体を押さえつけて、給排
紙を行いながら、記録を行う。インクジェットプリンタ
ーは、記録媒体が記録ヘッド(プリンタヘッド)に接触
しないように紙押さえローラーにより記録面側を数箇所
で押さえている。記録媒体の紙押さえローラーで押さえ
された部分から端面側は、凹型に変形させられているた
め、端面は持ち上がる。記録媒体のサイズが異なると、
紙押さえローラーと端面との間隔が長くなることがあ
り、より端面は持ち上がりやすくなることがある。イン
クジェットで記録を行う際に、記録媒体の全面に記録を
行う場合は、従来技術の四辺に非印刷領域を設けた場合
よりも、記録媒体へのインク滴の打ち込みが多く、記録
媒体の繊維もしくは記録媒体に設けられたインク吸収層
の膨潤により変形が生じやすくなる。
【0012】変形が生じることにより、記録媒体の端面
が紙送りローラーによって押さえつけられていない部分
はさらに持ち上がり、プリントヘッドと記録媒体の間隔
が縮まり、ついにはプリントヘッドと記録媒体とが接触
する。
【0013】記録媒体自体の反り量を規定することによ
り、記録媒体の変形が記録媒体の反りによって抑制さ
れ、プリントヘッドと記録媒体の間隔が接触することな
く記録でき、記録媒体を汚すことなく記録することが可
能である。ここで、記録媒体の反りは記録面側に凸とな
るように反っていればよいが、反り量が10mm以上の
場合はインクジェットプリンターで記録媒体を給排紙す
る際に不具合が生じ易くなるため好ましくない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0015】図1および図2は本発明に関わる記録媒体
の一例をそれぞれ示す説明図である。図1および図2に
おいて、1は記録媒体、1aは基材、1bはインク吸収
層、2はプラテン、3はプリントヘッド、4は紙押さえ
ローラーである。
【0016】記録媒体のインク吸収層1bの塗布する厚
さについては、単位面積当たりのインク最大打ち込み量
に応じて変更できる。また、インク吸収層1bが設けら
れる領域は、記録媒体1の全面でも良いし、記録媒体の
任意の領域のみに設けることが可能で、記録媒体1にイ
ンクが付着する領域にインク吸収層が設けられていれば
良い。
【0017】インクジェットプリンターで記録媒体1に
記録を行うために、記録媒体1はプリンターのプラテン
2上のプリローラーである。
【0018】図1および図2を参照して、本発明の構成
及び動作を説明する。
【0019】記録媒体1は基材1aにインク吸収層1b
を設けられている。インク吸収層1bは、インクジェッ
トプリンターの単位面積当たりのインク打ち込み量とイ
ンク吸収層を塗布する厚さを考慮して、インクを吸収・
乾燥させるものであれば、どれでも使用が可能である。
好ましくは、水溶性樹脂を用いたり、シリカ等の無機物
が用いられる。
【0020】記録媒体1は、プリントヘッド3で記録可
能な位置まで運ばれた際に、プリントヘッド3に記録媒
体が接触しないように、記録媒体1を紙押さえローラー
4で押さえつける。
【0021】紙押さえローラー4は、記録媒体1がプリ
ンタヘッド3に接触しないように数箇所で押さえてい
る。そのため、記録媒体のサイズが異なると、記録媒体
の端面と紙送りローラーとの間隔が広くなることがあ
る。
【0022】インクジェットプリンターには、コンピュ
ーター等の出力装置を通じ、画像を出力する。記録媒体
1の全領域に画像をプリントする場合には、記録媒体1
よりも印刷領域を広く設定し画像の記録を行う。このと
きの用紙サイズを上回る領域は、インク滴の着弾精度、
記録ヘッド走査方向の位置精度、プリンター部材の精
度、給排紙の位置精度・所望の画像が欠ける面積を考慮
し、10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下にするこ
とが好ましい。
【0023】インクジェットプリンターによって、プリ
ント用紙の全領域を上回るように印刷され、プリント用
紙からの領域外にはみ出たインクは、インクジェットプ
リンターを汚さないようにプリンターに設けた溝によっ
て吸収・乾燥される。インクの吸収を高めるために、溝
に吸収材を設けてもかまわない。
【0024】記録後、記録媒体がプリントヘッド側にカ
ールしたとしても、初期のカールが記録面が凸となるよ
うに反っているため、記録媒体がプリントヘッドに接触
することはない。
【0025】上記実施例では、全面印刷可能なインクジ
ェットプリンターにおいて全面印刷する場合について説
明したが、インクジェットプリンターが全面印刷可能で
なくてもかまわない。また記録媒体のサイズは、任意の
サイズであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の記録媒体の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 1a基材 1bインク吸収層 2 プラテン 3 プリントヘッド 4 紙押さえローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置で用いる記録媒
    体において、記録媒体の記録面が凸となるように反って
    いることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体の反りは、記録媒体の記録
    面を上向きにして水平な場所に置いたときに、10mm
    以下であることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、余白無く印刷可能なイ
    ンクジェット記録装置に用いられることを特徴とする請
    求項1記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記記録面には、インク吸収層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
JP2001199708A 2001-06-29 2001-06-29 記録媒体 Withdrawn JP2003011493A (ja)

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JP2001199708A JP2003011493A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 記録媒体

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JP2003011493A true JP2003011493A (ja) 2003-01-15

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902