JP2003010566A - 舞台設備の吊幕物装置 - Google Patents

舞台設備の吊幕物装置

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JP2003010566A
JP2003010566A JP2001195622A JP2001195622A JP2003010566A JP 2003010566 A JP2003010566 A JP 2003010566A JP 2001195622 A JP2001195622 A JP 2001195622A JP 2001195622 A JP2001195622 A JP 2001195622A JP 2003010566 A JP2003010566 A JP 2003010566A
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Shuzo Saito
修三 斉藤
Isao Azuma
功 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】舞台袖部の上方に障害物があっても、袖部に設
けられた見切り幕を上昇して退避できる。 【解決手段】舞台1の袖部1a上方で簀の子2との間に
梁11が設置された舞台設備の吊幕物装置であって、前
記舞台1に、吊幕物昇降装置4により昇降ワイヤ4bお
よび吊物バトン21を介して第1引割幕12を吊持し、
吊物バトン21の両端部側に、袖部1a側にスライド自
在に支持された可動バトン24を設けるとともに、該可
動バトン24に見切り幕22を吊持させ、前記可動バト
ン24を出退、固定可能な見切り幕出退装置28を設け
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舞台設備の吊幕物
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】舞台の吊幕物として、舞台の背面全体を
覆う引幕、引割幕、背面幕(バック幕)が配置され、ま
た両側の舞台袖部には、大道具類や出演者を見切り(隠
す)するための袖幕が配置されている。また更に引幕、
引割幕、背面幕の両側や袖幕の外側に見切り幕(ダメ
幕)がそれぞれ配置される。
【0003】従来、図14に示すように、舞台1の上方
空間には、設計段階で十分な空間が確保されて簀の子2
が設置されており、舞台側幕物3は簀の子2から幕物昇
降装置4の滑車4aと昇降用ワイヤ4bを介して支持さ
れた吊物バトン5に吊持されている。そして、駆動機械
室や簀の子2上に設置された幕物昇降ウインチ4cによ
り昇降用ワイヤ4bを巻き取って舞台側幕物3を昇降す
るように構成されている。
【0004】ところで、劇場などの建築物では、隣地日
照権確保による建築の法的制限のため、舞台側部の屋根
部分を傾斜させるような設計を行うことがある。この場
合には、舞台1の袖部1a上方空間に梁11などの構造
物が配置されて、使用できる空間が制限されることがあ
る。
【0005】このように舞台1の袖部1aの上方空間が
制限された場合、引幕や引割幕、背面幕、袖幕などの舞
台側幕物3aの昇降には支障がないが、更にこれらの舞
台側幕物3aの外側に設置される見切り幕3bは昇降さ
せることができないため、固定式とされることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、固定式の見切
り幕3bの場合、舞台1と袖部1aの奥側との間で舞台
セット(大道具)や吊物、反射板セットなどの舞台用具
を出し入する時に大きい障害となることがあり、この場
合には、大道具係等が見切り幕3bを手動により引き上
げる作業をおこなっており、見切り幕3bの引き上げ作
業が時間を要するとともに、面倒な作業となっていた。
【0007】本発明は上記問題点を解決して、上方に障
害物があっても、見切り幕を容易に昇降できて、舞台と
袖部奥側への舞台用具の出し入れが容易に行える舞台設
備の吊幕物装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、舞台の袖部上方で簀の子との
間に構造物が設置された舞台設備の吊幕物装置であっ
て、前記舞台に、吊幕物昇降装置により昇降用索体およ
び吊物バトンを介して舞台側幕物を吊持し、前記吊物バ
トンの端部側に、袖部側に出退自在に支持された可動バ
トンを設けるとともに、該可動バトンに見切り幕を吊持
させ、前記可動バトンを出退、固定可能な見切り幕出退
装置を設けたものである。
【0009】上記構成によれば、見切り幕出退装置によ
り可動バトンを吊物バトン側に収縮させて見切り幕を舞
台側幕物に重ねることにより、袖部上方に障害となる構
造物があっても、舞台の上方空間に舞台側幕物と見切り
幕を共に上昇させて退避格納することができる。したが
って、舞台と袖部奥側との間で舞台用具の出し入れを容
易に行うことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成において、可動バトンは、吊物バトンに長さ方向にス
ライド自在に支持され、見切り幕出退装置は、可動バト
ンが袖部側に突出する使用位置と、吊り物バトンと重な
る退避位置との間でスライドさせる直線移動機構により
構成されたものである。
【0011】上記構成によれば、直線移動機構により可
動バトンを吊物バトンに長さ方向にスライドさせること
により、見切り幕を舞台側幕物側に移動して重ねること
ができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の構
成において、可動バトンは、吊物バトンの端部に水平軸
心周りに回動自在に支持され、見切り幕出退装置は、可
動バトンを水平姿勢の使用位置と垂下姿勢の退避位置の
間で回動させるように構成されたものである。
【0013】上記構成によれば、可動バトンを水平軸心
周りに水平姿勢の使用位置と垂下姿勢の退避位置の間で
回動させるように構成したので、使用位置から退避位置
への回動を可動バトンと見切り幕の自重を利用して回動
させることができる。したがって、見切り幕出退装置の
構造を簡易化することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の構成において、見切り幕出退装置は、その駆動源
を吊幕物昇降装置の駆動源と共用するとともに、この駆
動源により回転駆動されるウインチドラムに巻回された
出退用索体を介して可動バトンを出退駆動するように構
成されたものである。
【0015】上記構成によれば、可動バトンの出退駆動
専用の駆動源が不要となり、見切り幕出退装置を簡素化
することができるともに、吊物バトンに付加する見切り
幕出退装置の部材を削減できて吊物バトンを軽量化する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る舞台設備の
吊幕物装置の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明す
る。なお、従来と同一部材については、同一符号を付し
て説明を省略する。
【0017】図1〜図3に示すように、舞台1を収容す
る構造物の天井部の両側は、たとえば道路や隣接住宅の
ための傾斜制限のために傾斜部が設けられており、この
ため舞台1両側の袖部1a上方には、前後方向の梁(構
造物)11が設置されている。
【0018】この舞台1の上方空間には、前面(客席
側)から第1引割幕12、第2引割幕13、左右の袖幕
14、背面幕15がそれぞれ吊物バトン21を介して設
置され、舞台側幕物である各幕12,13,14,15
は、簀の子2に設置された吊幕昇降装置4によりそれぞ
れ昇降自在に支持されている。
【0019】引割幕12,13と背面幕15は両側に見
切り幕22が取り付けられ、左右の袖幕14は外方にの
み見切り幕22が取り付けられる他は同一構造であるた
め、第1引割幕12のみを説明して、他は省略する。
【0020】この吊幕物装置はスライド式で、図4〜図
6に示すように、第1引割幕12を吊持する吊物バトン
21は、I形断面のガイドトラック21aにより構成さ
れ、このガイドトラック21aに複数のガイドローラ2
1bを介して第1引割幕12の吊下具21cが移動自在
に吊持されている。また吊物バトン21には、第1引割
幕12を開閉移動させるための公知の幕引き装置23が
設けられており、幕引き装置23は吊下具21cを介し
て第1引割幕12を開閉移動するチェーン23aおよび
スプロケット23bと幕引きモータ(図示せず)により
構成されている。
【0021】前記吊物バトン21の両端側には、吊下具
25を介して見切り幕22を支持する可動バトン24が
長さ方向に沿ってスライド自在に支持されている。すな
わち、吊物バトン21の前面には、可動バトン24より
幾分長いI形断面のガイドレール26が吊物バトン21
の前面に平行に取り付けられている。そしてガイドレー
ル26の下部に可動バトン24が配置され、基端側に所
定間隔をあけて取り付けられた複数組(図では2組)の
出退ローラ27を介して移動自在に支持されている。吊
物バトン21に設けられて見切り幕22を出退駆動する
見切り幕出退装置28は直線移動機構により構成され、
左右一対のスプロケット28aと、これらスプロケット
28aに巻張されて一部が連結部材29を介して可動バ
トン24に連結されたチェーン28bと、基端側のスプ
ロケット28aを介してチェーン28bを駆動するブレ
ーキ付の出退駆動装置(ブレーキ付ギャードモータ)2
8cとにより構成されている。したがって、出退駆動装
置28cによりスプロケット28aを駆動してチェーン
28bおよび連結部材29を介して可動バトン24をス
ライドさせて、見切り幕22を図1,図4に示す所定長
さ突出する使用位置と、図2,図5に示すように第1引
割幕12と重なる退避位置との間で出退駆動することが
できる。
【0022】上記構成において、第1引割幕12を上昇
させる場合には、見切り幕出退装置28により可動バト
ン24を使用位置から退避位置に後退させた後、幕物昇
降装置4により吊物バトン21および可動バトン24を
介して第1引割幕12と見切り幕22とを上昇させる。
第1引割幕12を下降させる場合には逆の手順でおこな
えばよい。
【0023】上記実施の形態によれば、可動バトン24
を吊物バトン21側にスライドさせて見切り幕22を第
1引割幕12に重ね、幕物12,22の全幅を縮小する
ことにより、袖部1aの上方に梁11が設置されていて
も、見切り幕22の昇降が可能となり、大道具の搬入時
の容易性や他の吊物の障害防止になる。また可動バトン
24は吊物バトン21の長さ方向に沿ってスライドして
出退されるので、見切り幕22の重心の移動も小さく、
見切り幕22を安定して出退させることができる。さら
に、見切り幕22の出退を見切り幕出退装置28により
電動化することができ、大幅に省力化できる。
【0024】なお、上記実施の形態では、見切り幕出退
装置28を吊物バトン21に配置したが、図7に示すよ
うに、幕物昇降装置4の駆動源を共用した見切り幕出退
装置31を設けてもよい。この見切り幕出退装置31
は、幕物昇降ウインチ4cにブレーキおよびクラッチを
介して突出用ウインチドラム32aおよび後退用ウイン
チドラム32bを設け、突出用ウインチドラム32aお
よび後退用ウインチドラム32bにそれぞれ巻き取られ
るワイヤー33a,33bを、簀の子2に設置された転
向シーブ34a,34bから吊物バトン21に設けられ
たガイドシーブ35a,35bを介して可動バトン24
の基端部および先端部に連結して構成される。これによ
り、幕物昇降ウインチ4cの駆動モータを利用して可動
バトン24を出退駆動することができる。したがって、
吊物バトン21に負荷される重量を最小限に削減するこ
とができ、幕物昇降装置4の負担を軽減することができ
る。
【0025】次に舞台設備の吊幕物装置の第2の実施の
形態を図8〜図13に基づいて説明する。なお、従来例
および第1の実施の形態と同一の部材には、同一の符号
を付して説明を省略する。
【0026】この吊幕物装置はスイング式で、図10〜
図12に示すように、吊り物バトン21の両端部に支持
ブラケット41がそれぞれ取り付けられ、この支持ブラ
ケット41に吊り物バトン21に直交する水平ピン42
を介して可動バトン(吊物角パイプ)43が基端寄り位
置で回動自在に支持されている。そして、この可動バト
ン43には複数の吊下具25を介して見切り幕22が吊
持されている。
【0027】この見切り幕出退装置44は、幕物昇降ウ
インチ4cと共用の巻上げウインチ45と、巻上げウイ
ンチ45の出退用ウインチドラム45aに巻き取られる
出退用ワイヤ44aを、簀の子2に設置された転向シー
ブ44bから吊物バトン21に設けられたガイドシーブ
44cを介して可動バトン43の基端部に連結して構成
される。巻上げウインチ45は、図13に示すように、
出退用ウインチドラム45aと昇降用ウインチドラム4
5bが同一軸心上にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。そして、出退・昇降共用の減速機付ウインチ駆動装
置(電動モータ)45cにギヤボックス45dおよびク
ラッチとブレーキ内蔵の出退制御ボックス45eを介し
て出退駆動ギヤ45fが連結連動され、この出退駆動ギ
ヤ45fに出退用ウインチドラム45aに設けられた出
退受動ギヤ45gが噛合されている。また、ギヤボック
ス45dにクラッチとブレーキ内蔵の昇降制御ボックス
45hを介して昇降駆動ギヤ45iが連結され、この昇
降駆動ギヤ45iに昇降用ウインチドラム45aに設け
られた昇降受動ギヤ45jに噛合されている。したがっ
て、ウインチ駆動装置45cにより、出退用ウインチド
ラム45aと昇降用ウインチドラム45bをそれぞれ正
逆回転駆動およびロックし、出退用ワイヤ44aおよび
昇降用ワイヤ4bをそれぞれ別々に巻取り繰り出しする
ことができる。
【0028】上記構成において、昇降制御ボックス45
gのクラッチがオン(切断)、ブレーキがオン(制動)
で、出退制御ボックス45eのクラッチがオフ(接続)
でブレーキをオフ(開放)した状態で、ウインチ駆動装
置45cを起動して出退用ワイヤ44aを出退用ウイン
チドラム45aを繰り出し、可動バトン43を自重によ
り水平ピン42を中心に水平姿勢の使用位置から矢印方
向に90度回動させて垂直姿勢の退避位置に停止する。
そして出退制御ボックス45eはそのままの状態で、昇
降制御ボックス45gのクラッチをオン、ブレーキをオ
フし、ウインチ駆動装置45cを起動して昇降用ワイヤ
4bを昇降用ウインチドラム45bに巻き取り、吊物バ
トン21を可動バトン43と共に上昇させ、第1引割幕
12および見切り幕22を所定高さの格納位置に上昇さ
せる。この時、出退制御ボックス45eは出退用ワイヤ
44aがたるまない程度にテンションをかけた状態で同
期して巻き取る。そして昇降制御ボックス45gおよび
出退制御ボックス45eのクラッチがオフ、ブレーキを
オンする。この状態で見切り幕22の下端部が、所定範
囲(たとえば2m程度)垂れ下がって幕溜りが生じる
が、その他の作業に支障がない。格納位置からの下降と
見切り幕22の展開は逆の手順で行えばよい。
【0029】上記第2の実施の形態によれば、見切り幕
出退装置44の駆動源を巻上げ用ウインチ45から得る
ので、見切り幕22を開閉するための別の駆動源を不要
とすることができる。見切り幕22の閉動収縮は、見切
り幕22および可動バトン43の自重を利用できるの
で、装置を簡略化することができる。さらに吊物バトン
21には、見切り幕出退装置44のガイドシーブ44c
しか搭載されないので、付加重量を軽減することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、見切り幕出退装置により可動バトンを吊物バ
トン側に収縮させて見切り幕を舞台側幕物に重ねること
により、袖部上方に障害となる構造物があっても、舞台
の上方空間に舞台側幕物と見切り幕を共に上昇させて退
避格納することができる。したがって、舞台と袖部奥側
との間で舞台用具の出し入れを容易に行うことができ
る。
【0031】請求項2記載の発明によれば、直線移動機
構により可動バトンを吊物バトンに長さ方向にスライド
させることにより、見切り幕を舞台側幕物側に移動して
重ねることができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、可動バトン
を水平軸心周りに水平姿勢の使用位置と垂下姿勢の退避
位置の間で回動させるように構成したので、使用位置か
ら退避位置への回動を可動バトンと見切り幕の自重を利
用して回動させることができる。したがって、見切り幕
出退装置の構造を簡易化することができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、可動バトン
の出退駆動専用の駆動源が不要となり、見切り幕出退装
置を簡素化することができるともに、吊物バトンに付加
する見切り幕出退装置の部材を削減できて吊物バトンを
軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊幕物装置の第1実施の形態を示
す舞台の正面図である。
【図2】同吊幕物装置の動きを示す舞台の正面図であ
る。
【図3】同吊幕物装置を備えた舞台設備の全体平面図で
ある。
【図4】図1に示すI部拡大図である。
【図5】図2に示すII部拡大図である。
【図6】図4に示すA−A矢視図である。
【図7】見切り幕出退装置の変形例を示す概略構成図で
ある。
【図8】本発明に係る吊幕物装置の第2実施の形態を示
す舞台の正面図である。
【図9】同吊幕物装置の動きを示す舞台の正面図であ
る。
【図10】図8に示すIII部拡大図である。
【図11】図9に示すIV部拡大図である。
【図12】図10に示すB−B矢視図である。
【図13】同見切り幕出退装置の巻上げウインチを示す
平面図である。
【図14】従来の吊幕物装置の動きを示す舞台の正面図
である。
【符号の説明】
1 舞台 1a 袖部 2 簀の子 3 吊幕物 4 幕物昇降装置 4a 滑車 4b 昇降用ワイヤ 4c 幕物昇降ウインチ 11 梁 12 第1引割幕 13 第2引割幕 14 袖幕 15 背面幕 21 吊物バトン 21a ガイドトラック 21b ガイドローラ 22 見切り幕 24 可動バトン 26 ガイドレール 27 出退ローラ 28 見切り幕出退装置 28a スプロケット 28b チェーン 28c 出退駆動装置 31 見切り幕出退装置 42 水平ピン 43 可動バトン 44 見切り幕出退装置 44a 出退用ワイヤ 45 巻上げウインチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】舞台の袖部上方で簀の子との間に構造物が
    設置された舞台設備の吊幕物装置であって、 前記舞台に、吊幕物昇降装置により昇降用索体および吊
    物バトンを介して舞台側幕物を吊持し、 前記吊物バトンの端部側に、袖部側に出退自在に支持さ
    れた可動バトンを設けるとともに、該可動バトンに見切
    り幕を吊持させ、 前記可動バトンを出退、固定可能な見切り幕出退装置を
    設けたことを特徴とする舞台設備の吊幕物装置。
  2. 【請求項2】可動バトンは、吊物バトンに長さ方向にス
    ライド自在に支持され、 見切り幕出退装置は、可動バトンが袖部側に突出する使
    用位置と、吊り物バトンと重なる退避位置との間でスラ
    イドさせる直線移動機構により構成されたことを特徴と
    する請求項1記載の舞台設備の吊幕物装置。
  3. 【請求項3】可動バトンは、吊物バトンの端部に水平軸
    心周りに回動自在に支持され、 見切り幕出退装置は、可動バトンを水平姿勢の使用位置
    と垂下姿勢の退避位置の間で回動させるように構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の舞台設備の吊幕物装
    置。
  4. 【請求項4】見切り幕出退装置は、その駆動源を吊幕物
    昇降装置の駆動源と共用するとともに、この駆動源によ
    り回転駆動されるウインチドラムに巻回された出退用索
    体を介して可動バトンを出退駆動するように構成された
    ことを特徴とする請求項2または3記載の舞台設備の吊
    幕物装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100978046B1 (ko) 2010-01-12 2010-08-25 이광현 무대 커튼 장치
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KR101645027B1 (ko) * 2015-07-27 2016-08-02 주식회사 진성 무대 커튼용 개폐장치

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