JP2003009674A - 温 室 - Google Patents

温 室

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JP2003009674A
JP2003009674A JP2001201346A JP2001201346A JP2003009674A JP 2003009674 A JP2003009674 A JP 2003009674A JP 2001201346 A JP2001201346 A JP 2001201346A JP 2001201346 A JP2001201346 A JP 2001201346A JP 2003009674 A JP2003009674 A JP 2003009674A
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JP
Japan
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greenhouse
roof
rafter
pillars
rafters
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Application number
JP2001201346A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hikosaka
賢昭 彦坂
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ISHIGURO NOUZAI KK
Original Assignee
ISHIGURO NOUZAI KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温室の製造コストを低減すると共に、夏場に
熱気を逃がし易い構造とする。 【解決手段】 温室1は、屋根の頂点まで延びる様に6
0cm間隔で垂木3を配置してある。また、垂木3とし
て、丸パイプを断面U字状に押し潰したものを使用して
いる。さらに、柱5は、奥行き方向に3mピッチで配置
されている。また、柱5と柱5の間には、60cmピッ
チで間柱7が配置されている。さらに、間口方向には、
各柱5同士の上部を横方向に連結する補強用のトラス9
を配置してある。また、温室1は、小屋根連棟型とされ
ている。この結果、温室1では、従来の温室が備えてい
た合掌梁及び母屋をなくすことができ、温室の骨組み構
造が簡単になり、製造コストを低減することができる。
また、従来の大屋根型の温室よりも柱5を高くすること
ができ、夏場の熱気を逃がし易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温室に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の温室の屋根は、図5に示す様に、
合掌梁101の上に母屋103を取り付け、この母屋1
03の上に垂木105を取り付けて構成されている。ま
た、垂木105は、天窓107の下端までしか設けられ
ておらず、天窓107の真下には、垂木105は設けら
れていない。さらに、従来の温室は、図6に示す様に、
大屋根構造となっており、間口が広く、柱109が短い
ものとなっている。また、垂木105には、アルミ合金
製の型材が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の温室
では、合掌梁101や母屋103を備えているため、温
室製造コストが高くなるという問題もある。また、従来
の温室では、柱109が短い結果、温室内に熱気がこも
り易いという問題もある。
【0004】そこで、本発明は、温室の製造コストを低
減することを第1の目的とし、さらに、夏場に熱気を逃
がし易い構造とすることを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためになされた本発明の温室は、合掌梁及び母屋を備
えず、天窓の開口部についても屋根の頂点まで延びる様
に垂木を配置した温室であって、前記垂木として、鋼製
パイプ材又は鋼製棒材を使用したことを特徴とする。
【0006】本発明の温室によれば、垂木として鋼製パ
イプ材又は鋼製棒材を使用することによって十分な強度
を確保し、合掌梁及び母屋がなくても構造的に問題のな
い屋根を構成することができる。この結果、温室製造コ
ストを低減することが可能になっている。ここで、鋼製
パイプとしては、丸パイプ、角パイプ等を上げることが
できる。また、鋼製棒材としては、H型鋼等の様ないわ
ゆる型鋼を使用してもよいし、鋼製の帯板を溶接で組み
立てて断面H型、コ型、ロ型等としたものを上げること
ができる。
【0007】ここで、本発明の温室において、前記垂木
として、丸パイプを断面U字状に押し潰したものを使用
するとよい。丸パイプをそのまま使用したのでは、天窓
開閉用のシャフトを支持するメタル軸受のブラケットを
取り付けたりするのに不便だからである。また、丸パイ
プをそのまま使用するよりも曲がり難くなり、パイプの
肉厚を小さくしても十分な強度が得られるからである。
【0008】また、この温室において、前記垂木は断面
U字状の窪みの部分を上にして取り付けられ、該窪みの
部分にシート押さえをはめ込むと共に、カバーを被せる
様にし、前記シート押さえで透明シートを前記窪みに押
し込んだ状態に固定することにより、垂木間に当該透明
シートを張設する様に構成したことを特徴とする。
【0009】この様に、垂木として断面U字状として窪
みを有する形状にすることで、この窪みの部分にビニー
ルシート等の透明シートを押し込んだ状態としてシート
押さえで固定し、さらに、このシート押さえが外れない
様に、その上からカバーを被せ、このカバーを垂木にネ
ジ止めすることにより、板ガラスではなく、ビニールシ
ート等により屋根を形成することができる。この結果、
屋根の製造コストが大幅に低減される。また、屋根が軽
量化されるので、垂木だけで十分に屋根を構成できる様
になる。なお、温室の壁面構造についても、柱と柱の間
に配置する間柱として、垂木と同様のものを使用し、窪
みの部分を外に向けて取り付けることにより、温室の壁
面についてもビニールシート等の安価な素材を利用する
ことができる。そして、この様に、断面U字状のパイプ
を垂木や間柱に使用する構造としてビニールシート等で
屋根や壁面を形成することで、修理や交換も容易に実行
できる。
【0010】また、本発明の温室は、柱と柱の間に補強
用のトラスを備えたことを特徴とする。この様にトラス
を備えることでも、合掌梁なしに温室全体の強度を確保
することができている。
【0011】また、上記第1,第2の目的を達成するた
めに、本発明の温室は、さらに、小屋根連棟型として柱
を高くしたことを特徴とする。この様に柱を高くするこ
とで、夏場の熱気を逃がし易くすることができる。加え
て、小屋根連棟型とすることによって屋根が小さくなっ
た結果、合掌梁や母屋を備えなくても十分な屋根強度を
確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図3を参照しつつ説明する。実施の形態の温
室1は、図1に示す様に、天窓3の開口部についても屋
根の頂点まで延びる様に60cm間隔で垂木5を配置し
てある。また、垂木5として、図2に示す様に、鋼製丸
パイプを断面U字状に押し潰したものを使用している。
さらに、柱7は、奥行き方向に3mピッチで配置されて
いる。また、柱7と柱7の間には、60cmピッチで間
柱9が配置されている。なお、間柱9も、垂木5と同様
の鋼製丸パイプを断面U字状に押し潰したものを使用し
ている。さらに、間口方向には、各柱5同士の上部を横
方向に連結する補強用のトラス11を配置してある。
【0013】この結果、本実施の形態の温室1では、図
1に示した様に、従来の温室が備えていた合掌梁及び母
屋をなくすことができる。従って、温室の骨組み構造が
簡単になり、製造コストを低減することができる。
【0014】また、本実施の形態の温室1は、図3に示
す様に、小屋根連棟型とされている。この結果、同一の
屋根傾斜であれば、従来の大屋根型の温室よりも柱7を
高くすることができ、温室内の空間を広く取ることがで
きる。さらに、小屋根連棟型とすることで、天窓3の数
を増やすことができる。従って、本実施の形態の温室1
によれば、夏場の熱気を逃がし易い構造となっている。
加えて、小屋根連棟型とすることによって屋根が小さく
なった結果、合掌梁や母屋を備えなくても十分な屋根強
度を確保することができる。
【0015】次に、本実施の形態の温室1の屋根及び壁
面の形成方法について説明する。図4に示す様に、垂木
5及び間柱9には、その窪み21に嵌合するアルミ合金
製のシート押さえ23と、同じくアルミ合金製のカバー
25とが取り付けられる様に構成されている。そして、
垂木5については窪み21が上になる様に取り付け、間
柱9については窪み21が外を向く様に取り付けられ
る。そして、垂木5及び間柱9に対してビニルシート2
7を被せる様にセットする。続いて、このビニルシート
27を窪み21内に押し込む様にシート押さえ23で固
定する。最後に、カバー25を垂木5及び間柱9にネジ
止め固定する。こうして、ビニルシートにて、温室の屋
根及び壁面を形成することができる。
【0016】この様に、本実施の形態の温室1では、板
ガラスではなく、安価なビニールシート27により屋根
及び壁面を形成することができる。この結果、屋根及び
壁面の製造コストが大幅に低減される。また、屋根が軽
量化されるので、垂木5だけで十分に屋根を構成できる
様になる。そして、この様に、断面U字状のパイプを垂
木5及び間柱9に使用する構造としてビニールシート2
7で屋根や壁面を形成することで、修理や交換も容易に
実行できる。
【0017】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0018】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、温
室の製造コストを低減することができると共に、夏場に
熱気を逃がし易い構造とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の温室の骨組み構造を示す斜視図
である。
【図2】 実施の形態の温室で使用される垂木の形状を
示す断面図である。
【図3】 実施の形態の温室の構造を示す正面図であ
る。
【図4】 実施の形態の温室における屋根及び壁面の形
成方法を説明するための断面図である。
【図5】 従来の温室の屋根の構造を示す正面図であ
る。
【図6】 従来の温室の屋根の構造を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・温室、3・・・天窓、5・・・垂木、7・・・
柱、9・・・間柱、11・・・トラス、21・・・窪
み、23・・・シート押さえ、25・・・カバー、27
・・・ビニルシート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合掌梁及び母屋を備えず、天窓の開口部
    についても屋根の頂点まで延びる様に垂木を配置した温
    室であって、前記垂木として、鋼製パイプ材又は鋼製棒
    材を使用したことを特徴とする温室。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温室において、前記垂木
    として、鋼製の丸パイプを断面U字状に押し潰したもの
    を使用したことを特徴とする温室。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の温室において、前記垂木
    は断面U字状の窪みの部分を上にして取り付けられ、該
    窪みの部分にシート押さえをはめ込むと共に、カバーを
    被せる様にし、前記シート押さえで透明シートを前記窪
    みに押し込んだ状態に固定することにより、垂木間に当
    該透明シートを張設する様に構成したことを特徴とする
    温室。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか記載の温
    室において、柱と柱の間に補強用のトラスを備えたこと
    を特徴とする温室。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか記載の温
    室において、小屋根連棟型として柱を高くしたことを特
    徴とする温室。
JP2001201346A 2001-07-02 2001-07-02 温 室 Pending JP2003009674A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6978573B2 (en) * 2000-11-09 2005-12-27 Excellent Glastuinbouwsystemen B.V. Greenhouse
CN100376143C (zh) * 2003-01-22 2008-03-26 大出武久 温室的屋顶构造
KR101099992B1 (ko) 2003-12-18 2011-12-28 다케히사 오데 온실의 지붕조로서 이용되는 구조체, 온실의 지붕조,온실의 축조, 온실 및 온실의 축조공법
KR102184218B1 (ko) * 2020-07-07 2020-11-27 김태식 스마트 천창 개폐 시스템을 포함하는 온실

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