JP2003009475A - ブラシの振動伝達抑制構造 - Google Patents

ブラシの振動伝達抑制構造

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JP2003009475A
JP2003009475A JP2001185145A JP2001185145A JP2003009475A JP 2003009475 A JP2003009475 A JP 2003009475A JP 2001185145 A JP2001185145 A JP 2001185145A JP 2001185145 A JP2001185145 A JP 2001185145A JP 2003009475 A JP2003009475 A JP 2003009475A
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insulator
vibration
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Terumitsu Takahashi
輝充 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動の伝達を抑制することができるブラシの振
動伝達抑制構造を提供する。 【解決手段】ブラシボックス19とハウジング12との
間に介在され、該ブラシボックス19とハウジング12
との短絡を防ぐ絶縁部材としての絶縁板17は、マグネ
ット15を保持しヨーク11の筒部11a内周に嵌入さ
れたマグネットホルダ14から延設されるよう該マグネ
ットホルダ14と一体に形成されている。絶縁板17
は、ハウジング12の凹部12a側壁部に軽く圧接する
よう配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流モータに備え
られるブラシの振動伝達抑制構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流モータは、外部からの直流電源を機
械的に整流してアーマチャに供給すべくブラシ及びコン
ミテータが備えられており、そのブラシはブラシ保持装
置によって保持されてコンミテータと摺接するように構
成されている。
【0003】図14は、従来の直流モータの一例を示す
断面図である。モータ電機子(アーマチャ)51は、ヨ
ーク52とハウジング53から構成された空間内に回転
可能に収容されている。前記ヨーク52の内周面には、
マグネットホルダ54に保持された複数のマグネット5
5が前記モータ電機子51を囲むように配設されてい
る。前記ハウジング53には、絶縁材からなるインシュ
レータ56が固設されている。前記インシュレータ56
のベース板56a上には、複数のブラシボックス57が
固定されている。各ブラシボックス57内にはブラシ5
8が収容されている。前記ブラシ58は、前記モータ電
機子51のコンミテータ59に摺接するよう弾性部材
(スプリング)60により付勢されている。
【0004】また、従来では、前記ベース板56aに
は、絶縁板61が該ベース板56aと一体に立設されて
いる。そして、その絶縁板61を前記ブラシボックス5
7と前記ハウジング53との間に介在することによって
各ブラシボックス57と前記ハウジング53との絶縁を
図っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンミテー
タ59が回転したとき、ブラシ58とコンミテータ59
間の摩擦力が不安定であることや、コンミテータ59の
セグメント間段差とブラシ58との衝突等により、ブラ
シ58が自励振動を起こし、この自励振動がインシュレ
ータ56に伝達される。そして、インシュレータ56と
一体に形成された前記絶縁板61にも振動が伝達され、
その絶縁板61はスピーカとなって音を立ち、異音(騒
音)が発生する原因となった。特に、前記インシュレー
タ56(つまり絶縁板61)が寸法安定性のよい(弾性
の少ない)材質(例えば高剛性のPPS樹脂等)にて形
成される場合、ブラシ58からの振動が伝達されやすく
なり、異音(騒音)が発生しやすくなる。これは、車内
に用いられるモータの場合にとって重大な問題点となっ
た。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、振動の伝達を抑制す
ることができるブラシの振動伝達抑制構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、モータ整流子に摺接す
るブラシと、金属製モータハウジングに設けられるイン
シュレータに固定され、前記ブラシを収容する金属製ブ
ラシボックスと、前記ブラシボックスと前記モータハウ
ジングとの間に介在され、該ブラシボックスとモータハ
ウジングとの短絡を防ぐ絶縁部材とを備え、前記絶縁部
材は、前記インシュレータとは別部材にて形成されてい
ることを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシの振動伝達抑制構造において、前記絶縁部材
は、マグネットを保持しモータヨーク内周に嵌入された
絶縁材のマグネットホルダから延設されるよう該マグネ
ットホルダと一体に形成されていることを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシの振動伝達抑制構造において、前記絶縁部材
は、該絶縁部材に設けられた嵌合部が前記インシュレー
タに設けられた被嵌合部と嵌合されていることを要旨と
する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1に記載のブラシの振動伝達抑制構造におい
て、前記絶縁部材は、前記モータハウジングに圧接する
よう配置されていることを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1に記載のブラシの振動伝達抑制構造におい
て、前記絶縁部材は、前記ブラシボックスから延設され
る当接片に当接されていることを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1に記載のブラシの振動伝達抑制構造におい
て、前記絶縁部材は、前記インシュレータとは異なるヤ
ング率の材質にて形成されていることを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1〜3に記載の発明によれ
ば、絶縁部材はインシュレータとは別部材にて形成され
ているため、モータ作動時におけるブラシの振動が絶縁
部材に直接に伝達されず、絶縁部材がスピーカとなって
音を立てることは発生しない。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、インシュレータに伝達さ
れた振動はモータハウジングを介してモータヨークに伝
達されるが、金属製モータヨークと絶縁材のマグネット
ホルダとのヤング率が異なるため、その振動は減衰され
る。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、絶縁部材はインシュレー
タに嵌合して組み付けられているため、ブラシの振動が
インシュレータと絶縁部材との摩擦により摩擦エネルギ
ーとして消失される。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3に記載の発明の作用に加えて、絶縁部材は、モータ
ハウジングに圧接するよう配置されているため、絶縁部
材に伝達された振動がモータハウジングとの圧接により
減衰される。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4に記載の発明の作用に加えて、絶縁部材は、ブラシ
ボックスから延設される当接片に当接されているため、
絶縁部材に伝達された振動がブラシボックスと絶縁部材
との摩擦により摩擦エネルギーとして消失される。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5に記載の発明の作用に加えて、ヤング率の異なる部
材間の当接により、振動減衰効果が大となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図1は、本実施形
態の直流モータの断面図である。図2は、本実施形態の
ブラシの振動伝達抑制構造を示す要部拡大断面図であ
る。図3は、同じくブラシの振動伝達抑制構造を示す要
部拡大断面図である。
【0020】直流モータは、図1に示すように、金属
(鉄)製のモータヨーク(以下、単にヨークという)1
1と、金属(アルミ)製のモータハウジング(以下、単
にハウジングという)12と、前記ヨーク11とハウジ
ング12とから構成された空間内に回転可能に収容され
る電機子(アーマチャ)13とを備えている。前記ヨー
ク11は、有底筒状に形成され、筒部11aと該筒部1
1aの開口部に形成されたフランジ部11bとを有して
いる。前記ヨーク11の筒部11a内には、マグネット
ホルダ14と該マグネットホルダ14により保持された
複数のマグネット15が配設されている。
【0021】前記マグネットホルダ14は、絶縁材(樹
脂)からなり、2つのリング部材14a,14bと、該
2つのリング部材14a,14bを連結する4つの連結
支柱14cとを備えている。前記リング部材14a,1
4bは、その外径が前記ヨーク11の筒部11a内径と
ほぼ同じに形成されている。前記4つの連結支柱14c
は前記2つのリング部材14a,14bの円周上に等角
度間隔に配置されるよう該リング部材14a,14bと
一体に形成されている。本実施形態では、隣接する両連
結支柱14c間に形成された扇状の空間を、それぞれ前
記マグネット15を嵌合保持するための嵌合保持部とし
ている。つまり、マグネットホルダ14には4つの嵌合
保持部16が形成され、各嵌合保持部16にはそれぞれ
扇状に形成されたマグネット15が嵌合保持されてい
る。
【0022】前記マグネットホルダ14の片方のリング
部材14bには、軸方向に沿って外方(図1、図4及び
図5では下方)へ伸びる複数(4つ)の絶縁部材として
の絶縁板17が設けられている。各絶縁板17は、円弧
板状に形成され、その外周面が前記リング部材14bの
外周面に沿うよう該リング部材14bと一体に形成され
ている。前記各絶縁板17は前記リング部材14bの円
周上に等角度間隔に設けられている。
【0023】そして、前記マグネットホルダ14は、図
1及び図4に示すように、マグネット15を保持して前
記ヨーク11の筒部11a内に嵌入されている。このと
き、前記絶縁板17は前記ヨーク11の開口部から外方
(下方)へ所定長さにて突出するようになっている。
【0024】また、前記ハウジング12は、略皿状に形
成され、凹部12aと鍔部12bとを備えている。前記
凹部12aの側壁部は、円形に形成され、その内径が前
記ヨーク11の筒部11aの内径とほぼ同じになってい
る。前記凹部12aの底部には、インシュレータ18が
固設されている。前記インシュレータ18は、絶縁材
(樹脂)からなり、その円盤状ベース板18a上に複数
(4個)のブラシボックス19が固定されている。各ブ
ラシボックス19内には、ブラシ20と、該ブラシ20
を電機子13のコンミテータ21に摺接するよう付勢さ
せるための弾性部材(スプリング)22がそれぞれ収容
されている。
【0025】そして、図1に示すように、前記ヨーク1
1とハウジング12とから構成された空間内に電機子1
3が回転可能に収容されるよう前記ヨーク11のフラン
ジ部11bは前記ハウジング12の鍔部12bに固定さ
れている。このとき、前記ヨーク11の開口部から突出
した前記各絶縁板17は前記凹部12aの側壁部に軽く
圧接するよう前記凹部12a内に挿入され、前記各ブラ
シボックス19の後端部を覆うように該ブラシボックス
19と前記凹部12aの側壁部との間に介在されてい
る。
【0026】なお、前記各絶縁板17の前記ヨーク11
の開口部から突出する所定長さは、図2に示すように、
該絶縁板17の先端面17aが前記ベース板18aのブ
ラシボックス固着面(上面)とほぼ同一面上となるよう
に設定されている。また、前記マグネットホルダ14と
前記インシュレータ18(つまりベース板18a)とは
異なるヤング率の絶縁材(樹脂)にて形成され、前記マ
グネットホルダ14は前記インシュレータ18(つまり
ベース板18a)よりヤング率の小さい材質にて形成さ
れている。
【0027】次に、本実施形態のブラシの振動伝達抑制
構造の特徴を記載する。 (1) ブラシボックス19とハウジング12との間に
介在され、該ブラシボックス19とハウジング12との
短絡を防ぐ絶縁部材としての絶縁板17は、マグネット
15を保持しヨーク11の筒部11a内周に嵌入された
マグネットホルダ14から延設されるよう該マグネット
ホルダ14と一体に形成されている。
【0028】従って、絶縁板17はインシュレータ18
とは別部材にて形成されているため、モータ作動時にお
けるブラシ20の振動が絶縁板17に直接に伝達され
ず、絶縁板17がスピーカとなり音を立てること(つま
り異音の発生)を防止することができる。
【0029】また、インシュレータ18に伝達された振
動がハウジング12を介してヨーク11に伝達される
が、金属製のヨーク11と樹脂製のマグネットホルダ1
4とのヤング率が異なるため、その振動は減衰される。
その結果、振動の伝達を抑制することができる。
【0030】(2) 絶縁板17は、ハウジング12の
凹部12a側壁部に軽く圧接するよう配置されている。
そのため、絶縁板17とハウジング12との圧接により
振動が摩擦減衰され、ハウジング12からヨーク11へ
伝わる振動を抑制することができる。
【0031】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、絶縁部材としての絶縁板17は、
マグネットホルダ14と一体に成形されて実施したが、
絶縁部材を図6〜図8に示すように単独に別部材として
形成してもよい。詳述すると、4つの絶縁部材30は、
円弧状のハウジング当接部30aと、該ハウジング当接
部30aの両端にそれぞれ設けられる嵌合部としての略
L字状の嵌合凸部30bとを備えている。各絶縁部材3
0は、前記各ブラシボックス19より大きな高さにて形
成され、前記インシュレータ18(つまりベース板18
a)と異なるヤング率(例えばインシュレータ18より
ヤング率の小さいヤング率)を有する材質にて形成され
ている。
【0032】また、前記インシュレータ18のベース板
18aは、その外周の所定位置に前記嵌合凸部30bを
嵌合するための複数の被嵌合部としての嵌合凹部18b
が設けられている。そして、前記ハウジング当接部30
aを前記ハウジング12の凹部12aの側壁部に軽く圧
接するとともに前記ブラシボックス19の後端部を覆う
ように前記嵌合凸部30bをそれぞれ前記嵌合凹部18
b内に圧入嵌合することによって、各絶縁部材30はベ
ース板18aに組み付けられる。
【0033】この場合、絶縁部材30はインシュレータ
18に一体に組み付けられているため、ブラシ20の振
動がインシュレータ18と絶縁部材30との摩擦により
摩擦エネルギーとして消失される。また、各絶縁部材3
0はインシュレータ18と異なるヤング率を有する材質
にて形成されているため、異なるヤング率を有する部材
間の摩擦により振動が減衰される。さらに、絶縁部材3
0は、ハウジング12の凹部12a側壁部に軽く圧接し
ているため、絶縁部材30とハウジング12との圧接に
より振動が更に摩擦減衰され、ハウジング12からヨー
ク11へ伝わる振動を抑制する効果は大になる。その結
果、絶縁部材30の振動が減衰されることによって、絶
縁部材30がスピーカとなり音を立てること(つまり異
音の発生)を防止することができる。
【0034】○上記別例では、各ブラシ20(つまり各
ブラシボックス19)に対応して4つの絶縁部材30に
て実施したが、図9〜図11に示すように、4つの絶縁
部材30を一体化して実施してもよい。詳述すると、絶
縁部材40は、リング部40aと、該リング部40aの
内周面において軸方向に伸びながら径方向に内方へ突設
される4つの嵌合部としての嵌合突起40bとを備え
る。前記リング部40aは、その外径が前記ハウジング
12の凹部12aの内径とほぼ同じになり、その内径が
前記インシュレータ18のベース板18aの外径よりや
や大きくなるよう形成されている。前記4つの嵌合突起
40bは、前記リング部40aの円周方向に等角度間隔
にて設けられている。前記絶縁部材40は、前記各ブラ
シボックス19より大きな高さにて形成され、前記イン
シュレータ18(つまりベース板18a)と異なるヤン
グ率(例えばインシュレータ18よりヤング率の小さい
ヤング率)を有する材質にて形成されている。
【0035】また、前記インシュレータ18のベース板
18aは、その外周の所定位置に前記嵌合突起40bを
嵌合するための4つの被嵌合部としての嵌合凹部18c
が設けられている。そして、前記リング部40aが前記
ハウジング12の凹部12aの側壁部に軽く圧接するよ
う絶縁部材40を凹部12a内に圧入するとともに、前
記隣接する両嵌合突起40b間のリング部40aが各ブ
ラシボックス19の後端部を覆うように各嵌合突起40
bをそれぞれ前記嵌合凹部18c内に圧入嵌合する。こ
れにより、絶縁部材40はベース板18aに組み付けら
れる。この場合、上記別例の効果に加えて、部品点数を
低減することができる。
【0036】○各ブラシボックス19の後端部には、絶
縁部材に弾圧当接する当接片を設けて実施してもよい。
図12及び図13に示すように、各ブラシボックス19
の後端部には、矩形状の当接片19aが切り起こされて
形成されている。図12に示すように、当接片19aは
弾性力を有し、その先端側(下方側)が前記絶縁板17
の内周面に弾圧当接するようになっている。この場合、
絶縁板17に伝達された振動が該絶縁板17と当接片1
9aとの摩擦により摩擦エネルギーとしてブラシボック
ス19へ消失される。その結果、振動伝達を抑制する効
果が更にアップされる。
【0037】○上記実施形態では、前記絶縁板17はマ
グネットホルダ14と一体に形成されたが、絶縁板17
を単独に成形してからマグネットホルダ14に接着等に
て固着してもよい。
【0038】○絶縁部材30,40側に設けられる嵌合
部を嵌合凹部にし、インシュレータ18側に設けられる
被嵌合部を嵌合凸部(又は嵌合突起)にしてもよい。 ○上記絶縁板17(マグネットホルダ14)と絶縁部材
30,40を例えばヤング率の小さいナイロン材(NY
66)にて形成してもよい。
【0039】○本発明を4ブラシ以外の直流モータに具
体化して実施してもよい。 次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想に
ついて以下に追記する。
【0040】(1)請求項6に記載のブラシの振動伝達
抑制構造において、前記絶縁部材(17,30,40)
は、前記インシュレータ(18)よりヤング率の小さい
材質にて形成されていることを特徴とするブラシの振動
伝達抑制構造。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
振動の伝達を抑制することができるブラシの振動伝達抑
制構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の直流モータの断面図。
【図2】本実施形態のブラシの振動伝達抑制構造を示す
要部拡大断面図。
【図3】同じくブラシの振動伝達抑制構造を示す要部拡
大断面図。
【図4】マグネットホルダを嵌入したモータヨークの斜
視図。
【図5】モータヨークへのマグネットホルダの嵌入を説
明する分解斜視図。
【図6】別例の絶縁部材の組み付けを示す要部縦断面
図。
【図7】別例の絶縁部材の組み付けを示す要部横断面
図。
【図8】別例の絶縁部材の斜視図。
【図9】別例の絶縁部材の斜視図。
【図10】別例の絶縁部材の組み付けを示す要部縦断面
図。
【図11】別例の絶縁部材の組み付けを示す要部横断面
図。
【図12】別例のブラシボックスと絶縁部材の当接状態
を示す要部断面図。
【図13】別例のブラシボックスを示す斜視図。
【図14】従来の直流モータの断面図。
【符号の説明】
11…モータヨーク、12…モータハウジング、14…
マグネットホルダ、15…マグネット、17…絶縁部材
としての絶縁板、18…インシュレータ、18b,18
c…被嵌合部としての嵌合凹部、19…ブラシボック
ス、19a…当接片、20…ブラシ、30,40…絶縁
部材、30b…嵌合部としての嵌合凸部、40b…嵌合
部としての嵌合突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J048 AA04 AB01 EA08 5H605 AA04 AA05 BB09 CC03 CC07 DD03 DD21 EA06 EA12 EA23 FF06 GG04 5H613 AA02 AA03 BB04 BB15 BB27 BB30 BB32 GA04 GA10 GA11 GA14 GB02 GB17 KK05 KK06 PP02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ整流子(21)に摺接するブラシ
    (20)と、 金属製モータハウジング(12)に設けられるインシュ
    レータ(18)に固定され、前記ブラシ(20)を収容
    する金属製ブラシボックス(19)と、 前記ブラシボックス(19)と前記モータハウジング
    (12)との間に介在され、該ブラシボックス(19)
    とモータハウジング(12)との短絡を防ぐ絶縁部材
    (17,30,40)とを備え、 前記絶縁部材(17,30,40)は、前記インシュレ
    ータ(18)とは別部材にて形成されていることを特徴
    とするブラシの振動伝達抑制構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブラシの振動伝達抑制
    構造において、 前記絶縁部材は(17)、マグネット(15)を保持し
    モータヨーク(11)内周に嵌入された絶縁材のマグネ
    ットホルダ(14)から延設されるよう該マグネットホ
    ルダ(14)と一体に形成されていることを特徴とする
    ブラシの振動伝達抑制構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のブラシの振動伝達抑制
    構造において、 前記絶縁部材(30,40)は、該絶縁部材(30,4
    0)に設けられた嵌合部(30b,40b)が前記イン
    シュレータ(18)に設けられた被嵌合部(18b,1
    8c)と嵌合されていることを特徴とするブラシの振動
    伝達抑制構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載のブ
    ラシの振動伝達抑制構造において、 前記絶縁部材(17,30,40)は、前記モータハウ
    ジング(12)に圧接するよう配置されていることを特
    徴とするブラシの振動伝達抑制構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載のブ
    ラシの振動伝達抑制構造において、 前記絶縁部材(17,30,40)は、前記ブラシボッ
    クス(19)から延設される当接片(19a)に当接さ
    れていることを特徴とするブラシの振動伝達抑制構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載のブ
    ラシの振動伝達抑制構造において、 前記絶縁部材(17,30,40)は、前記インシュレ
    ータ(18)とは異なるヤング率の材質にて形成されて
    いることを特徴とするブラシの振動伝達抑制構造。
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JP2001185145A Pending JP2003009475A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 ブラシの振動伝達抑制構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211934A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsuba Corp 電動モータ

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