JP2003008884A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2003008884A
JP2003008884A JP2001191845A JP2001191845A JP2003008884A JP 2003008884 A JP2003008884 A JP 2003008884A JP 2001191845 A JP2001191845 A JP 2001191845A JP 2001191845 A JP2001191845 A JP 2001191845A JP 2003008884 A JP2003008884 A JP 2003008884A
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Atsushi Nagai
淳 永井
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/403Edge-driven scaling; Edge-based scaling

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力した低解像度情報から高解像度情報に変
換する際に、エッジ部で問題となっている補間によるボ
ケを生じることなく、また、斜線部でもシャギーの発生
しない画質的に良好な変換処理を容易に実現できる画像
処理装置及びその処理方法を提供する。 【解決手段】 第1ウィンドウ形成部401による注目
画素とその周辺画素の画素値情報に基づき注目画素にお
けるエッジ方向を検出し、補間倍率取得部404より補
間処理の補間倍率を取得し、第2ウィンドウ形成部40
3による内挿点の4近傍画素の画素値情報と、検出され
たエッジ方向と、取得された補間倍率とに基づき、非線
形補間部405で非線形補間を行い、非線形補間された
補間値と、検出されたエッジ方向とに基づき、線形補間
部406で線形補間を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力した画像情報
に対して拡大変倍或いは高解像情報に解像度変換を行う
画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ機器の高性能化が進み、
プリンタエンジンの解像度は600dpiを中心として1200dp
iの解像度で印字が可能となっている。一方、コンピュ
ータなどで画像情報を表示する場合は、72〜100dpiが一
般的であり、これらの画像情報をプリントアウトする際
には、画像データの補間を行い、拡大処理、即ち解像度
変換処理を行う必要がある。
【0003】従来、低解像画像情報を高解像情報に解像
度変換する方法として、様々な補間方法が提案されてお
り、最近隣内挿法(ニアリストネイバ法)や、共1次内
挿法(バイリニア法)などの手法が一般的に広く知られ
ている。
【0004】ここで、ニアリストネイバ法は、図1に示
すような内挿点に最も近い画素値を配列する方法であ
り、バイリニア法は図2に示すような内挿点を囲む4点
(画素値をそれぞれA、B、C、Dとする)の距離によ
り、以下の演算により画素値Eを決定する方法である。
【0005】 E=(1-s)・(1-t)A+s・(1-t)B+(1-s)・tC+s・tD ここで、隣接する画素間の距離を1とし、0≦s、t≦
1とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の補間法には、以下に述べるような課題があった。
【0007】まず、ニアリストネイバ法は構成が簡単で
あり、一番画像がシャープになるという利点はあるが、
補間倍率が大きくなると画像によっては画質の荒さが目
立つようになるのが通常であり、特に斜線等には、「シ
ャギー」といわれるギザギザの目立つ画像を生成してし
まう。この「シャギー」の発生の様子を図3に示す。図
3に示す(a)は入力情報であり、同(b)がニアリス
トネイバ法により縦横共に2倍の画素数に補間した解像
度変換の例である。
【0008】一方、バイリニア法は、自然画像の拡大に
は一般的に良く用いられている方法であり、滑らかな補
間効果が得られるが、エッジ部や、シャープな画質が要
求される部分には、ボケた画質になってしまう。図3に
示す(c)はバイリニア法により、入力情報(図3に示
す(a))を縦横2倍ずつに補間処理をした画像情報を
示しているが、図3からも明らかなように、エッジ部の
画素値が均一にならず、「ボケ」が生じてしまう。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、入力した低解像度情報から高解像度情報に
変換する際に、エッジ部で問題となっている補間による
ボケを生じることなく、また、斜線部でもシャギーの発
生しない画質的に良好な変換処理を容易に実現できる画
像処理装置及びその処理方法を提供することを目的とす
る。
【0010】また、本発明の他の目的は、エッジ方向を
検出し、検出した方向に基づく線形補間処理と、補間倍
率に応じた非線形補間処理とを組み合わせることであ
る。
【0011】また、本発明の更なる目的は、補間倍率に
応じて非線形性を動的に変化させることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力画像情報を補間処理し、低解像画像
情報から高解像画像情報へ変換する画像処理装置であっ
て、低解像画像情報のデータ格子点において内挿点から
最も近い画素を注目画素とし、該注目画素を中心とする
周辺画素を参照する第1ウィンドウを形成する第1ウィ
ンドウ形成手段と、前記第1ウィンドウ内の画素値情報
に基づき前記注目画素におけるエッジ方向を検出するエ
ッジ方向検出手段と、前記低解像画像情報から高解像画
像情報へ変換する補間処理の補間倍率を取得する補間倍
率取得手段と、前記内挿点の4近傍画素を参照する第2
ウィンドウを形成する第2ウィンドウ形成手段と、検出
されたエッジ方向と、取得された補間倍率と、前記第2
ウィンドウ内の画素値情報とに基づき、非線形補間を行
う非線形補間手段と、前記検出されたエッジ方向と、前
記非線形補間手段による補間値とに基づき、線形補間を
行う線形補間手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために、本発明
は、入力画像情報を補間処理し、低解像画像情報から高
解像画像情報へ変換する画像処理方法であって、低解像
画像情報のデータ格子点において内挿点から最も近い画
素を注目画素とし、該注目画素を中心とする周辺画素を
参照する第1ウィンドウを形成する第1ウィンドウ形成
工程と、前記第1ウィンドウ内の画素値情報に基づき前
記注目画素におけるエッジ方向を検出するエッジ方向検
出工程と、前記低解像画像情報から高解像画像情報へ変
換する補間処理の補間倍率を取得する補間倍率取得工程
と、前記内挿点の4近傍画素を参照する第2ウィンドウ
を形成する第2ウィンドウ形成工程と、検出されたエッ
ジ方向と、取得された補間倍率と、前記第2ウィンドウ
内の画素値情報とに基づき、非線形補間を行う非線形補
間工程と、前記検出されたエッジ方向と、前記非線形補
間手段による補間値とに基づき、線形補間を行う線形補
間工程とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図4は、実施形態における画像処理装置の
構成を示す概略ブロック図である。尚、画像処理装置
は、主としてコンピュータに接続されるプリンタ等の画
像出力装置内部に装着されることが効率的であるが、画
像出力装置以外の画像処理装置やコンピュータ内のアプ
リケーションソフトに利用されることも可能である。
【0016】同図において、400は低解像の画像情報
を入力する入力端子である。401は入力された低解像
画像情報のデータ格子点において、内挿点に最も近い位
置にある最近傍画素を注目画素とし、この注目画素を中
心とした周辺画素に着目する第1ウィンドウ形成部であ
る。
【0017】図5は、第1ウィンドウ形成部401によ
るウィンドウ形成の様子を示す図である。図5に示す例
では、データ格子点A〜Iにおいて、内挿点に最も近い
位置にある最近傍画素Eを注目画素とし、この注目画素
を中心とする周辺画素を含むウィンドウを形成する。
【0018】図4に戻り、402は第1ウィンドウ形成
部401で形成されたウィンドウ内の画素値情報に基づ
き注目画素におけるエッジ方向を検出するエッジ方向検
出部である。尚、エッジ方向検出部402によるエッジ
方向の検出方法については、図7を参照しながら更に後
述する。403は入力された低解像画像情報のデータ格
子点において、内挿点についての4近傍画素を参照とす
る第2ウィンドウ形成部である。図6は、第2ウィンド
ウ形成部403によるウィンドウ形成の様子を示す図で
ある。
【0019】図4に示す、404は低解像情報を高解像
情報に変換する際の補間倍率を取得する補間倍率取得部
である。尚、この補間倍率の取得方法は低解像情報に対
する高解像情報の画像情報における縦の画素数の比や横
の画素数の比、或いは面積比でも良い。また、ユーザの
手入力によって取得することも考えられる。
【0020】405は非線形補間部であり、第2ウィン
ドウ形成部103で形成された第2ウィンドウ内の画素
値情報を参照し、エッジ方向検出部102により検出さ
れたエッジ方向と補間倍率取得部104により得られた
補間倍率とに基づいて1次元の非線形関数を決定し、非
線形補間を行う。尚、この非線形補間については更に後
述する。
【0021】406は非線形補間部405により得られ
た補間値を用い、エッジ方向検出部402により検出さ
れたエッジ方向の情報に基づいて線形補間を行う線形補
間部である。そして、非線形補間部405及び線形補間
部406により低解像情報が高解像情報に変換され、画
像情報出力端子107にてプリンタエンジン等に出力さ
れる。
【0022】次に、上述のエッジ方向検出手段402に
よるエッジ方向の検出処理について詳細に説明する。
【0023】図7は、本実施形態によるエッジ方向の検
出処理を説明するための図である。図示するように、エ
ッジ方向の検出は、第1ウィンドウ形成部401で形成
されたウィンドウの画素情報に基づき、水平エッジ強度
検出部701で水平方向のエッジ強度を検出し、垂直方
向エッジ強度検出部702で垂直方向のエッジ強度を検
出し、斜め45度方向エッジ強度検出部703で斜め4
5度方向のエッジ強度を検出し、斜め135度方向エッ
ジ強度検出部704で斜め135度方向のエッジ強度を
検出する。そして、最高強度選択部705がそれぞれ検
出されたエッジ強度を比較し、エッジ方向決定部706
が最も強度の強いエッジ方向をその注目画素におけるエ
ッジ方向として検出する。
【0024】例えば、図5に示すように、注目画素をE
とし、その周辺画素をそれぞれA、B,C,D,F,
G,H,I(尚、A〜Iは各画素の画素値も表すものと
する)とした場合、水平方向エッジ強度、垂直方向エッ
ジ強度、斜め45度方向エッジ強度及び斜め135度方
向エッジ強度は以下のように計算される。
【0025】 |A+B+C−G−H−I| 水平エッジ強度 |A+D+G−C−F−I| 垂直エッジ強度 |A+B+D−F−H−I| 斜め45度エッジ強度 |B+C+F−D−G−H| 斜め135度エッジ強度 図8は、各方向のエッジ強度を算出する2次元フィルタ
の概念図である。
【0026】次に、上述した非線形補間部405におい
て非線形関数を決定し、非線形補間を行う処理の詳細に
ついて説明する。
【0027】図9は、エッジ方向が水平方向と検出され
た場合の非線形補間の概念を示す図である。図示するよ
うに、水平方向と検出された場合、AD間とBE間につ
いての1次元の補間関数を決定する。
【0028】図10は、エッジ方向が垂直方向と検出さ
れた場合の非線形補間の概念を示す図である。図示する
ように、垂直方向と検出された場合、AB間とDE間に
ついての1次元の補間関数を決定する。
【0029】図11は、エッジ方向が斜め45度方向と
検出された場合の非線形補間の概念を示す図である。斜
め45度方向と検出された場合、内挿点の位置をAから
水平方向にs、垂直方向にtとし(0≦s、t≦1)、
s+t≦1のとき、AB間とAD間についての1次元の
非線形補間関数を決定する。また、s+t>1のとき
は、BE間とDE間について1次元の非線形補間関数を
決定する。
【0030】また、エッジ方向が斜め135度方向と検
出された場合の非線形補間については、エッジ方向が斜
め45度方向と検出された場合と同様に、内挿点に応じ
て、AD間とDE間、或いはAB間とBE間について1
次元の非線形補間関数を決定する。
【0031】ここで、非線形補間関数を決定する方法に
ついて説明する。
【0032】図12は、非線形補間関数を決定する様子
を示す図である。尚、図12に示す例は、図10に示す
エッジ方向が垂直方向と検出された場合のものである。
尚、ここでは、補間倍率取得部404により横方向にM
倍、縦方向にN倍に補間する際の補間倍率が取得されて
いる場合を考える。
【0033】図12において、linearab[s]はAB間の
線形補間を示したものであり、以下のように示される。
【0034】linearab[s]=(1-s)・A+s・B また、Fa[s]はAB間の線形補間linearab[s]とAの値か
ら算出される関数であり、以下のように示される。
【0035】Fa[s]=(linearab[s]+α・A)/(1+α) また、Fb[s]はAB間の線形補間linearab[s]とBの値か
ら算出される関数であり、以下のように示される。
【0036】Fb[s]=(linearab[s]+β・B)/(1+β) そして、Gab[s]はAB間の傾きと補間倍率Mから算出さ
れる関数であり、以下のように示される。
【0037】Gab[s]=γ・M・(B-A)・(s-1/2)+(A+B)/2 ここで、α、β、γはそれぞれ関数の係数であるが、こ
れは固定でも良いし、それぞれ参照する画素におけるエ
ッジの強度から算出した値でも良い。図12において
は、α=β=γ=1として図示している。
【0038】ここで、AB間の非線形補間関数をnon_li
nearab[s]とすると、 (1)Gab[s]≧Fb[s]のとき、 non_linearab[s]=Fb[s] (2)Gab[s]≦Fa[s]のとき、 non_linearab[s]=Fa[s] (3)上記以外のとき、 non_linearab[s]=Gab[s] となる。
【0039】尚、ここでは非線形関数の例を線形関数の
総和で示したが、勿論、補間倍率によって動的に決定で
きるものであれば高次関数を使った非線形関数でも良
い。
【0040】次に、上述した線形補間部406による線
形補間について詳細に説明する。
【0041】図13は、エッジ方向が水平方向と検出さ
れた場合の線形補間の概念を示す図である。内挿点の補
間値をinter[s][t]とし、上述の非線形補間部405に
より決定されたAD間の補間値non_linearad[t]、BE
間の補間値non_linearbe[t]を利用すると、内挿点の補
間値は以下のように演算される。
【0042】inter[s][t]=(1-s)・non_linearad[t]+s・
non_linearbe[t] また、エッジ方向が垂直方向と検出された場合の線形補
間部406による線形補間も、上述の非線形補間部40
5により決定されたAB間の補間値とDE間の補間値と
を利用して同様に行われる。
【0043】図14は、エッジ方向が斜め45度方向と
検出された場合の線形補間の概念を示す図である。ま
ず、内挿点の補間値をinter[s][t]とし、s+t≦1の
場合を考える。
【0044】上述の非線形補間部405により決定され
たAB間の補間値non_linearab[s]、AD間の補間値non
_linearad[t]を利用すると、内挿点の補間値は以下のよ
うに演算される。
【0045】inter[s][t]=t/(s+t)・non_linearad[t]+s
/(s+t)・non_linearab[s] また、s+t>1の場合は以下のようになる。
【0046】上述の非線形補間部405により決定され
たBE間の補間値non_linearbe[t]、DE間の補間値non
_linearde[s]を利用すると、内挿点の補間値は以下のよ
うに演算される。
【0047】inter[s][t]=(1-s)/(2-s-t)・non_linear
de[s]+(1-t)/(2-s-t)・non_linear be[t] また、エッジ方向が斜め135度方向と検出された場合
の線形補間部406による線形補間も、上述の非線形補
間部405により決定されたAD間の補間値とDE間の
補間値とを利用して同様に行われる。
【0048】以上説明したように本実施形態の思想は、
エッジの方向を検出し、その方向に基づく線形補間処理
(例えば、図13及び図14に示すように、エッジに沿
った方向に対する補間)と、補間倍率に応じた非線形補
間処理(例えば、図9乃至図11に示すように、エッジ
に垂直な方向に対する補間)とを組み合わせることにあ
る。
【0049】つまり、画像情報において、エッジ部を拡
大する場合、エッジに垂直な方向に対しては補間による
ぼけを防ぐために線形補間ではなく、非線形補間を施す
必要があり、一方、エッジに沿った方向に対しては滑ら
かな補間を行う必要があり、線形補間が望ましいと言え
るからである。
【0050】また、補間倍率に応じて非線形性を動的に
変化させることができるので、如何なる拡大倍率におい
ても良好な画像作成が可能となる。
【0051】以上説明したように本実施形態によれば、
入力した低解像度情報から高解像度情報に変換する際
に、エッジ部で問題となっている補間によるボケが生じ
ることなく、また、斜線部でもシャギーの発生しない画
質的に良好な変換処理を容易に実現できる。
【0052】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0054】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0055】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0057】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力した低解像情報から高解像情報に変換する際に、エ
ッジ部で問題になっている補間によるボケを抑えられ、
斜線においてもシャギーを発生しない画質的に良好な画
像を容易に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の最近隣内挿法(ニアリストネイバ法)を
説明するための図である。
【図2】従来の共1次内挿法(バイリニア法)を説明す
るための図である。
【図3】斜線等に発生する「シャギー」とエッジ部の
「ボケ」を示す図である。
【図4】実施形態における画像処理装置の構成を示す概
略ブロック図である。
【図5】第1ウィンドウ形成部401によるウィンドウ
形成の様子を示す図である。
【図6】第2ウィンドウ形成部403によるウィンドウ
形成の様子を示す図である。
【図7】本実施形態によるエッジ方向の検出処理を説明
するための図である。
【図8】各方向のエッジ強度を算出する2次元フィルタ
の概念図である。
【図9】エッジ方向が水平方向と検出された場合の非線
形補間の概念を示す図である。
【図10】エッジ方向が垂直方向と検出された場合の非
線形補間の概念を示す図である。
【図11】エッジ方向が斜め45度方向と検出された場
合の非線形補間の概念を示す図である。
【図12】非線形補間関数を決定する様子を示す図であ
る。
【図13】エッジ方向が水平方向と検出された場合の線
形補間の概念を示す図である。
【図14】エッジ方向が斜め45度方向と検出された場
合の線形補間の概念を示す図である。
【符号の説明】
401 第1ウィンドウ形成部 402 エッジ方向検出部 403 第2ウィンドウ形成部 404 補間倍率取得部 405 非線形補間部 406 線形補間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 3/12 G Fターム(参考) 2C062 AA25 AA27 AA30 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC02 CD06 CE06 CH09 DB02 DB09 DC08 DC16 5C076 AA21 AA31 AA32 BA06 BB25 5C082 AA32 BA12 BA35 CA11 CA21 CA33 CA84 CB01 DA51 MM10 5L096 AA06 BA07 FA06 FA67 GA07 GA55

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像情報を補間処理し、低解像画像
    情報から高解像画像情報へ変換する画像処理装置であっ
    て、 低解像画像情報のデータ格子点において内挿点から最も
    近い画素を注目画素とし、該注目画素を中心とする周辺
    画素を参照する第1ウィンドウを形成する第1ウィンド
    ウ形成手段と、 前記第1ウィンドウ内の画素値情報に基づき前記注目画
    素におけるエッジ方向を検出するエッジ方向検出手段
    と、 前記低解像画像情報から高解像画像情報へ変換する補間
    処理の補間倍率を取得する補間倍率取得手段と、 前記内挿点の4近傍画素を参照する第2ウィンドウを形
    成する第2ウィンドウ形成手段と、 検出されたエッジ方向と、取得された補間倍率と、前記
    第2ウィンドウ内の画素値情報とに基づき、非線形補間
    を行う非線形補間手段と、 前記検出されたエッジ方向と、前記非線形補間手段によ
    る補間値とに基づき、線形補間を行う線形補間手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記非線形補間手段は、前記検出された
    エッジ方向に基づき、前記非線形補間を行う補間方向を
    決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記非線形補間手段における補間関数を
    1次元の非線形関数とすることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補間関数を前記補間倍率によって動
    的に変化させることを特徴とする請求項3に記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記線形補間手段は、前記検出されたエ
    ッジ方向に基づき、前記線形補間を行う補間方向を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 入力画像情報を補間処理し、低解像画像
    情報から高解像画像情報へ変換する画像処理方法であっ
    て、 低解像画像情報のデータ格子点において内挿点から最も
    近い画素を注目画素とし、該注目画素を中心とする周辺
    画素を参照する第1ウィンドウを形成する第1ウィンド
    ウ形成工程と、 前記第1ウィンドウ内の画素値情報に基づき前記注目画
    素におけるエッジ方向を検出するエッジ方向検出工程
    と、 前記低解像画像情報から高解像画像情報へ変換する補間
    処理の補間倍率を取得する補間倍率取得工程と、 前記内挿点の4近傍画素を参照する第2ウィンドウを形
    成する第2ウィンドウ形成工程と、 検出されたエッジ方向と、取得された補間倍率と、前記
    第2ウィンドウ内の画素値情報とに基づき、非線形補間
    を行う非線形補間工程と、 前記検出されたエッジ方向と、前記非線形補間手段によ
    る補間値とに基づき、線形補間を行う線形補間工程とを
    有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記非線形補間工程は、前記検出された
    エッジ方向に基づき、前記非線形補間を行う補間方向を
    決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記非線形補間工程における補間関数を
    1次元の非線形関数とすることを特徴とする請求項6に
    記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記補間関数を前記補間倍率によって動
    的に変化させることを特徴とする請求項8に記載の画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 前記線形補間工程は、前記検出された
    エッジ方向に基づき、前記線形補間を行う補間方向を決
    定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 入力画像情報を補間処理し、低解像画
    像情報から高解像画像情報へ変換する画像処理方法のプ
    ログラムであって、 低解像画像情報のデータ格子点において内挿点から最も
    近い画素を注目画素とし、該注目画素を中心とする周辺
    画素を参照する第1ウィンドウを形成する第1ウィンド
    ウ形成工程のコードと、 前記第1ウィンドウ内の画素値情報に基づき前記注目画
    素におけるエッジ方向を検出するエッジ方向検出工程の
    コードと、 前記低解像画像情報から高解像画像情報へ変換する補間
    処理の補間倍率を取得する補間倍率取得工程のコード
    と、 前記内挿点の4近傍画素を参照する第2ウィンドウを形
    成する第2ウィンドウ形成工程のコードと、 検出されたエッジ方向と、取得された補間倍率と、前記
    第2ウィンドウ内の画素値情報とに基づき、非線形補間
    を行う非線形補間工程のコードと、 前記検出されたエッジ方向と、前記非線形補間手段によ
    る補間値とに基づき、線形補間を行う線形補間工程のコ
    ードとを有することを特徴とする画像処理方法のプログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 前記非線形補間工程のコードは、前記
    検出されたエッジ方向に基づき、前記非線形補間を行う
    補間方向を決定することを特徴とする請求項11に記載
    の画像処理方法のプログラム。
  13. 【請求項13】 前記線形補間工程のコードは、前記検
    出されたエッジ方向に基づき、前記線形補間を行う補間
    方向を決定することを特徴とする請求項11に記載の画
    像処理方法のプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至請求項13に記載のプ
    ログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
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