JP2003008794A - ファクシミリ複合機 - Google Patents

ファクシミリ複合機

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JP2003008794A
JP2003008794A JP2001186353A JP2001186353A JP2003008794A JP 2003008794 A JP2003008794 A JP 2003008794A JP 2001186353 A JP2001186353 A JP 2001186353A JP 2001186353 A JP2001186353 A JP 2001186353A JP 2003008794 A JP2003008794 A JP 2003008794A
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JP2001186353A
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Takao Suzuki
孝夫 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネ状態からの復帰要因が満たされる範囲
で電源供給を行って、電力浪費の削減を図る。 【解決手段】 原稿がセットされたか否かの判断を行い
(ステップSB1)、セットされた場合には画像読取処
理系の電源供給を再開する(ステップSB2)。その
後、コピーボタンが押されたか否かの判断、宛先入力が
行われたか否かの判断、時刻指定入力が行われたかの判
断を行う(ステップSB3,ステップSB5,ステップ
SB7)。そして、コピーボタンが押されたと判断した
場合は、画像記録処理系の電源供給を再開し(ステップ
SB4)、宛先入力が行われたと判断した場合は、通信
処理系の電源供給を再開し(ステップSB6)、時刻指
定入力が行われたと判断した場合は、画像記憶処理系の
電源供給を再開する(ステップSB8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省エネ状態から復
帰する際に、復帰要因の内容に応じた状態で復帰するよ
うにしたファクシミリ複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電子機器の多機能化は目覚まし
く、所謂ファクシミリ複合機と呼ばれている機器におい
ては通信機能、画像形成機能、画像読取機能等を備えた
ものが市場に提供されている。
【0003】また、このような電子機器機においては消
費電力の低減やランニングコストの低減を求める要求も
強く、例えば上記ファクシミリ複合機においては省エネ
機能を備えて、消費電力の低減やランニングコストの低
減を図っている。
【0004】かかるファクシミリ複合機は、機器全体を
制御するシステム制御部、種々の情報入力や情報表示を
行う操作表示部、画情報を読取る読取部、画情報を記録
する記録部、ファクシミリ通信を制御する網制御部、モ
デム、送受信画像を記憶しておく画像記憶部等の多数の
機器のより構成されている。
【0005】そして、省エネ機能は所定の条件が満たさ
れると、受信に必要な最低限の機器にのみ電源供給する
ことでランニングコストを低減するようになっている。
【0006】例えば、深夜のように、ユーザ自身が居な
い状況でも、外部から送られてくる画情報の受信に備え
て、ファクシミリ複合機を構成する全ての機器に電源が
投入されていると、ユーザが不在であるため用いられる
ことのない操作表示部や読取部にも電源が供給されるこ
とになり、これらで消費される電力がランニングコスト
の上昇を招いてしまう。
【0007】そこで、予め設定された条件(以下、この
条件を省エネ移行条件と記載する)が成立つ場合には、
必要最小限の機器にのみ電源を供給して省エネ状態にな
るようになっている。
【0008】そして、省エネ条件が満たされなくなった
場合には、全ての機器に電力供給を再開して通常状態に
戻るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、省エネ
条件が満たされなくなった場合に、ファクシミリ複合機
を構成する全ての機器に電力供給を再開して、通常状態
に一律に復帰するようにすると十分にランニングコスト
を下げることができない問題があった。
【0010】即ち、上述した例では、外部からのファク
シミリ情報の受信は省エネ状態からの復帰要因である
が、この場合ユーザが不在の深夜であるために操作表示
部や読取部が使用されないにも拘らず、これらにも電源
供給が再開されるとその分の電力消費が無駄になってし
まう。
【0011】そこで、本発明は、省エネ状態からの復帰
要因が満たされる範囲で電源供給を行って、電力浪費の
削減によるランニングコストの低減を図ったファクシミ
リ複合機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、予め設定された省エネ移
行条件が成立すると受信に必要な機器にのみ電源供給し
て省エネ状態に移行し、また予め設定された省エネ復帰
要因が成立すると省エネ状態から復帰するファクシミリ
複合機において、省エネ復帰要因が成立した場合に、当
該省エネ復帰要因の内容を判断する状態管理手段と、該
状態管理手段からの判断結果に応じて、省エネ復帰要因
の内容を処理するのに必要な機器にのみ電源供給を再開
する電源制御手段とを設けて、省エネ状態からの復帰要
因が満たされる範囲で電源供給を行って、電力浪費の削
減によるランニングコストの低減を図ったことを特徴と
する。
【0013】請求項2にかかる発明は、状態管理手段が
省エネ復帰要因の内容を判断する際には、当該省エネ復
帰要因が画像読取処理を伴う画像読取処理系か、画像形
成処理を伴う画像形成処理系か、通信処理を伴う通信処
理系か、画像記憶処理を伴う画像記憶処理系かを判断し
て、当該判断に応じて電源制御手段が該当する処理系へ
の電源供給を再開することを特徴とする。
【0014】請求項3にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、外部接続されたパーソナルコンピュータ等の機器か
らの要求によることを特徴とする。
【0015】請求項4にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、原稿セットであった場合には、画像読取処理系に電
源供給を再開し、その次にコピーボタンの押下、宛先入
力、時刻指定送信の時刻入力の何れが行われたかを判断
して、コピーボタンの押下であると判断した場合には画
像形成処理系に電源供給を再開し、宛先入力であると判
断した場合には通信処理系に電源供給を再開し、時刻指
定送信時刻の入力であると判断した場合には画像記憶処
理系に電源供給を再開するようにしたことを特徴とす
る。
【0016】請求項5にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、リンギングを検出したことによる場合には、画像形
成処理系及び通信処理系に電源供給を再開することを特
徴とする。
【0017】請求項6にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、時刻指定送信における指定時刻になったことによる
場合には、通信処理系及び画像記憶処理系に電源供給を
再開することを特徴とする。
【0018】請求項7にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、外部接続された機器から要求で、画像読取を伴う処
理の場合には画像読取処理系に電源供給を再開し、画像
形成を伴う処理の場合には画像形成処理系に電源供給を
再開し、送信を伴う処理の場合には通信処理系に電源供
給を再開するようにしたことを特徴とする。
【0019】請求項8にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、ハンドセットのオフフックによる場合には、通信処
理系に電源供給を再開するようにしたことを特徴とす
る。
【0020】請求項9にかかる発明は、省エネ復帰要因
が、画像記録処理において用いるトナーやインク等の画
像形成材の交換のために交換用カバーが開かれたことに
よる場合には、画像形成処理系に電源供給を再開するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項10にかかる発明は、省エネ復帰要
因が、画像記録処理系において用いる記録紙を補給する
ために記録紙カセットが開かれたことによる場合には、
画像形成処理系に電源供給を再開するようにしたことを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本発明にかかるファクシミリ複合機
の概略構成を示すブロック図で、システム制御部1、シ
ステムメモリ2、操作表示部3、読取部4、記録部5、
網制御部6、モデム7、画像記憶部8、ファイル管理部
9、符号化復号化部10、画像処理部11、ページメモ
リ12、省エネ移行判定部13、省エネ状態管理部1
4、省エネ時電源遮断部15、時間計測部16、PC接
続部17、ハンドセット18等を有して、これらがシス
テムバス19により接続された構成となっている。
【0023】このシステム制御部1は、システムメモリ
2をワークエリアとして使用しながら全ての機器を制御
するものである。
【0024】操作表示部3は宛先電話番号を指定するた
めのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキー
及びその他各種キーを備え、また液晶表示装置等の表示
器を備えて、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や各
種メッセージを表示する。
【0025】読取部4は3.85本/mm、7.7本/
mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度で原
稿画像を読み取って画情報を得るためのもので、読取っ
た画情報は一旦ラインバッファに逐次蓄積されて必要と
される機器に転送されるようになっている。
【0026】記録部5は、予め用意されている記録用紙
を搬送して、受信した画情報をその線密度に応じて記録
出力したり、読取部で読み取った画情報をその線密度に
応じて記録出力(コピー動作)するためのものであり、
また管理リポートの出力にも用いられる。
【0027】画像形成には、複数色のトナー、インク、
リボン等の画像形成材が用いられるが、本実施の形態で
はトナーを記録紙に定着させて画像形成するものとし、
当該トナーはトナーカートリッジに収納されてトナーカ
ートリッジ交換用カバーを開けてセットされるものとす
る。なお、トナーカートリッジがセットされた際には、
トナー補給動作が行われる。
【0028】また、当該記録部5には、記録紙カセット
が設けられて複数枚の記録紙がセットできるようになっ
ている。そして、この記録紙カセットが開けられたとき
は記録紙の紙上動作等が行われる。
【0029】網制御部6は、回線に接続されて、回線の
極性反転の検出、回線の直流ループの閉結・解放や、回
線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン等のトーン
信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御、ダ
イヤル回線に対応したダイヤルパルスの生成を行うもの
である。
【0030】モデム7は、網制御部を介して公衆網に送
信するデータを変調する一方、網制御部を介してPST
NまたはISDNの公衆網から受信した信号を復調する
ものである。
【0031】画像記憶部8はSAFメモリ等であって、
読取部で読み取った画情報をメモリ送信するために一時
的にファイルとして蓄積する圧縮データを記憶する。
【0032】ファイル管理部9は蓄積ファイルを生成し
たり消去したりファイルの管理を行うものであり、符号
化復号化部10は、送信画像データをMH符号化方式、
MR符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方
式で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化
方式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する
所定の復号化方式で復号伸長するものである。
【0033】画像処理部11は受信した画情報を回転し
たり編集処理を行ったりした後にページメモリ12に展
開するものである。記録画像を展開するものである。
【0034】省エネ移行判定部13は、省エネ状態に移
行する条件になったかを判断するものであり、省エネ状
態管理部14は、省エネ状態時における状態を管理する
ものである。
【0035】省エネ時電源遮断部15は、省エネ時に不
要部分への電源供給を遮断するものであり、時間計測部
16は省エネ時に時間計測を行うものである。
【0036】PC接続部17は、プリンタケーブルやネ
ットワークを介してパーソナルコンピュータ等の外部機
器と接続するものであり、ハンドセット18は外付け電
話である。
【0037】このような構成で、本発明は、電力消費の
削減を図るため、例えば省エネ復帰要因がコピー動作に
よる場合には、コピー処理系に必要な構成機器にのみ電
源供給を行なうようにしている。以下、省エネ状態への
移行及び復帰する際の手順を説明する。
【0038】先ず、省エネ状態に移行する場合は、例え
ば図2に示すように、待機状態が所定時間継続したり、
省エネ移行ボタンが押下された等の省エネ移行条件が成
立したか否かの判断を省エネ移行判定部13で行う(ス
テップSA1)。
【0039】そして、当該条件が成立すると省エネ時電
源遮断部15が省エネ状態管理部14、省エネ時電源遮
断部15等の省エネ復帰要因が発生した場合に、これに
必要な機器にのみ電力を供給し、他の構成機器への電力
供給を停止することで省エネ状態に移行する(ステップ
SA2)。
【0040】省エネ復帰要因としては、原稿がセットさ
れた場合、コピーボタンが押された場合、ファクシミリ
通信における宛先入力が行われた場合、時刻指定送信等
における時刻指定の操作が行われた場合、時刻指定送信
で指定された時刻になった場合、リンギングを受けた場
合等が挙げられる。
【0041】このとき各復帰要因により電源供給が再開
される構成機器は異なるが、例えばシステム制御部やシ
ステムメモリ等はどの復帰要因であっても利用され、画
像読取処理を伴う復帰要因では読取部は利用されるが他
の復帰要因のときは利用されないと言うように、復帰要
因の内容に応じて利用される構成機器が異なる。
【0042】そこで、図3に示すように、画像読取処理
系ではシステム制御部1、システムメモリ2、操作表示
部3、読取部4を利用できるようし、画像形成処理系で
はシステム制御部1、システムメモリ2、操作表示部
3、記録部5、画像処理部11、ページメモリ12を利
用できるようし、通信処理系ではシステム制御部1、シ
ステムメモリ2、操作表示部3、網制御部6、モデム
7、符号化復号化部10を利用できるようし、画情報管
理処理系ではシステム制御部1、システムメモリ2、操
作表示部3、画像記憶部8、ファイル管理部9、符号化
復号化部10を利用できるように電源制御を行うように
なっている。
【0043】そして、省エネ時電源遮断部15が復帰要
因に応じて各機器の電源を供給する際には、上述した画
像読取処理系等の処理系単位で電源信号を制御するよう
にしている。
【0044】図4はユーザの行為による省エネ復帰要因
が発生した場合に省エネ時電源遮断部15が電源制御す
る手順を示すフローチャートである。
【0045】この場合は、先ず原稿がセットされたか否
かの判断が行われ(ステップSB1)、セットされた場
合には画像読取処理系の電源信号がONになる(ステッ
プSB2)。
【0046】その後、コピーボタンが押されたか否かの
判断が行われる(ステップSB3)。このときコピーボ
タンが押されたと判断した場合は、先の原稿セットはコ
ピーを意図しているので画像記録処理系の電源信号をO
Nする(ステップSB4)。
【0047】一方、コピーボタンが押されていないと判
断した場合には、宛先入力が行われたか否かの判断が行
われる(ステップSB5)。そして、宛先入力が行われ
たと判断した場合には、ファクシミリ通信を行うことを
意図しているので通信処理系の電源信号をONする(ス
テップSB6)。
【0048】また宛先入力が行われていないと判断した
場合には、時刻指定入力が行われたか否かを判断し(ス
テップSB7)、当該時刻指定入力が行われたと判断し
た場合には、時刻指定送信を意図しているのでメモリ送
信に備えて画像記憶処理系の電源信号をONする(ステ
ップSB8)。
【0049】以上の判断処理系により、ユーザが原稿セ
ットしたことによる省エネ復帰要因に対して処理目的に
応じた復帰が可能になる。
【0050】一方、省エネ復帰要因がリンギング検出の
場合には、図5に示す手順で復帰する。先ず、リンギン
グが検出されたか否かを判断する(ステップSC)。リ
ンギングが検出された場合は、受信画像を記録出力する
ために画像記録処理系、受信処理系するために通信処理
系を、記録紙のジャム等により記録部5が使えなくなっ
たときに備えて受信画像を蓄積しておくために画像記憶
処理系の電源信号を順次ONする(ステップSC2〜ス
テップSC4)。
【0051】また、時刻指定送信のための指定時刻にな
って省エネ復帰した場合は、図6に示す手順で復帰す
る。先ず、当該時刻か否かを判断し(ステップSD
1)、その時刻になっていると判断すると通信処理系、
画像記憶処理系の電源信号を順次ONする(ステップS
D2,ステップSD3)。
【0052】ファクシミリ複合機は上述したように画像
形成機能、画像読取機能、通信機能を備えている場合
が、この機能を外部接続されたパーソナルコンピュータ
等(以下、PCと記載する)から利用できるようになっ
ている場合がある。
【0053】従って、PCからの画像形成要求、画像読
取要求、通信要求があると、これらの要求は省エネ復帰
要因となる。
【0054】このときも、例えばファクシミリ通信する
場合には、画像読込処理が不要になるように省エネ復帰
要因の発生により一律に全ての機器に電力供給を再開し
てしまうと電力の無駄を発生させてしまうことがある。
【0055】そこで、このような場合には図7に示すよ
うに省エネ復帰要因の内容に応じて画像読取処理系、通
信処理系等の処理系単位での電源制御を行うことが好ま
しい。
【0056】そして、図8に示すような手順で省エネ復
帰する。即ち、PCからの要求により省エネ復帰要因が
成立すると(ステップSE1)、それが画像読取要求で
あるか否かを判断する(ステップSE2)。
【0057】画像読取要求である場合には、画像読取処
理系の電源信号をONにし(ステップSE3)、画像読
取要求でない場合には画像記録要求であるか否かを判断
する(ステップSE4)。
【0058】画像記録要求である場合には、画像記録処
理系及び画像記憶処理系の電源信号を順次ONにし(ス
テップSE5,ステップSE6)、画像記録要求でない
場合には、通信要求であるか否かを判断する(ステップ
SE7)。
【0059】通信要求である場合には、通信処理系及び
画像記憶処理系の電源信号を順次ONにする(ステップ
SE8,ステップSE6)。
【0060】以上により、省エネ復帰要因が外部接続さ
れたPCからのものであっても、省エネ復帰要因に応じ
た処理系の電源制御ができるようになり、無駄な電力消
費を防止することが可能になる。
【0061】また、省エネ状態でハンドセットをオフフ
ックした場合は省エネ復帰要因となる。
【0062】さらに、トナーカートリッジ交換のために
トナーカートリッジ交換用カバーが開けられたときはト
ナー補給動作が必要になり、記録紙補給のために記録紙
カセットが開けられたときは記録紙の紙上動作等が必要
になって画像形成処理系を動作させる必要が生じるの
で、この場合も省エネ復帰要因となる。
【0063】ハンドセットをオフフックした場合は、図
9のフローチャートに示すように、オフフックが検出さ
れると(ステップSF1)、通信処理系の電源信号をO
Nにする(ステップSF2)。
【0064】また、図10のフローチャートに示すよう
に、トナーカートリッジ交換用カバーが開けられた場合
は(ステップSG1)、画像記録処理系の電源信号をO
Nにして(ステップSG2)、トナーカートリッジ交換
用カバーが閉じられたか否かを判断する(ステップSG
3)。
【0065】トナーカートリッジ交換用カバーが閉じら
れた場合には、トナー補給に伴うトナー補給動作を行う
(ステップSG4)。
【0066】さらに、図11に示すように、記録紙カセ
ットが開けられた場合には(ステップSH1)、画像記
録処理系の電源信号をONし(ステップSH2)、その
後に記録紙カセットが閉じられたか否かを判断する(ス
テップSH3)。
【0067】記録紙カセットが閉じられた場合には、記
録紙の紙上動作を行う(ステップSH4)。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
省エネ状態から復帰する際には復帰要因が実行できる範
囲内で各構成機器に電源供給を再開するようにしたの
で、不要な機器への電力供給の再開が防止できて、電力
浪費の削減によるランニングコストの低減が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用されるファク
シミリ複合機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】省エネ状態に移行する際の手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】復帰要因の内容に対応した処理系との関係を示
す図である。
【図4】原稿がセットされた場合の復帰手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】リンギングが検出された場合の復帰手順を示す
フローチャートである。
【図6】時刻指定送信における時刻制定の場合の復帰手
順を示すフローチャートである。
【図7】外部接続された機器からの復帰要因に対応した
処理系との関係を示す図である。
【図8】外部接続された機器からの復帰要因に対応した
復帰手順を示すフローチャートである。
【図9】ハンドセットがオフフックされた場合の復帰手
順を示すフローチャートである。
【図10】トナーカートリッジのカバーが開けられた場
合の復帰手順を示すフローチャートである。
【図11】記録紙カセットが開けられた場合の復帰手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 システムメモリ 3 操作表示部 4 読取部 5 記録部 6 網制御部 7 モデム 8 画像記憶部 9 ファイル管理部 10 符号化復号化部 11 画像処理部 13 省エネ移行判定部 14 省エネ状態管理部 15 省エネ時電源遮断部 16 時間計測部 17 PC接続部 18 ハンドセット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された省エネ移行条件が成立す
    ると受信に必要な機器にのみ電源供給して省エネ状態に
    移行し、また予め設定された省エネ復帰要因が成立する
    と省エネ状態から復帰するファクシミリ複合機におい
    て、 省エネ復帰要因が成立した場合に、当該省エネ復帰要因
    の内容を判断する状態管理手段と、 該状態管理手段からの判断結果に応じて、省エネ復帰要
    因の内容を処理するのに必要な機器にのみ電源供給を再
    開する電源制御手段とを設けたことを特徴とするファク
    シミリ複合機。
  2. 【請求項2】 前記状態管理手段が省エネ復帰要因の内
    容を判断する際には、当該省エネ復帰要因が画像読取処
    理を伴う画像読取処理系か、画像形成処理を伴う画像形
    成処理系か、通信処理を伴う通信処理系か、画像記憶処
    理を伴う画像記憶処理系かを判断して、当該判断に応じ
    て前記電源制御手段が該当する処理系への電源供給を再
    開することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ複
    合機。
  3. 【請求項3】 前記省エネ復帰要因が、外部接続された
    パーソナルコンピュータ等の機器からの要求によること
    を特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリ複合
    機。
  4. 【請求項4】 前記省エネ復帰要因が、原稿セットであ
    った場合には、前記画像読取処理系に電源供給を再開
    し、その次にコピーボタンの押下、宛先入力、時刻指定
    送信時刻の入力の何れが行われたかを判断して、コピー
    ボタンの押下であると判断した場合には前記画像形成処
    理系に電源供給を再開し、宛先入力であると判断した場
    合には前記通信処理系に電源供給を再開し、時刻指定送
    信の時刻入力であると判断した場合には前記画像記憶処
    理系に電源供給を再開するようにしたことを特徴とする
    請求項2又は3記載のファクシミリ複合機。
  5. 【請求項5】 前記省エネ復帰要因が、リンギングを検
    出したことによる場合には、前記画像形成処理系及び前
    記通信処理系に電源供給を再開することを特徴とする請
    求項2乃至4いずれか1項記載のファクシミリ複合機。
  6. 【請求項6】 前記省エネ復帰要因が、時刻指定送信に
    おける指定時刻になったことによる場合には、通信処理
    系及び画像記憶処理系に電源供給を再開することを特徴
    とする請求項2乃至5いずれか1項記載のファクシミリ
    複合機。
  7. 【請求項7】 前記省エネ復帰要因が、前記外部接続さ
    れた機器から要求で、画像読取を伴う処理の場合には前
    記画像読取処理系に電源供給を再開し、画像形成を伴う
    処理の場合には前記画像形成処理系に電源供給を再開
    し、送信を伴う処理の場合には前記通信処理系に電源供
    給を再開するようにしたことを特徴とする請求項3乃至
    6いずれか1項記載のファクシミリ複合機。
  8. 【請求項8】 前記省エネ復帰要因が、ハンドセットの
    オフフックによる場合には、前記通信処理系に電源供給
    を再開するようにしたことを特徴とする請求項2乃至7
    いずれか1項記載のファクシミリ複合機。
  9. 【請求項9】 前記省エネ復帰要因が、前記画像記録処
    理において用いるトナーやインク等の画像形成材の交換
    のために交換用カバーが開かれたことによる場合には、
    前記画像形成処理系に電源供給を再開することを特徴と
    する請求項2乃至8いずれか1項記載のファクシミリ複
    合機。
  10. 【請求項10】 前記省エネ復帰要因が、前記画像記録
    処理系において用いる記録紙を補給するために記録紙カ
    セットが開かれたことによる場合には、前記画像形成処
    理系に電源供給を再開するようにしたことを特徴とする
    請求項2乃至9いずれか1項記載のファクシミリ複合
    機。
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