JP2003008481A - Idタグシステム,idタグリーダ及びidタグ - Google Patents

Idタグシステム,idタグリーダ及びidタグ

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JP2003008481A
JP2003008481A JP2001194724A JP2001194724A JP2003008481A JP 2003008481 A JP2003008481 A JP 2003008481A JP 2001194724 A JP2001194724 A JP 2001194724A JP 2001194724 A JP2001194724 A JP 2001194724A JP 2003008481 A JP2003008481 A JP 2003008481A
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Hitoshi Sugiura
仁志 杉浦
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDタグリーダとIDタグとの距離に応じ
て、適切な電力を伝送して通信を行うことができるID
タグシステムを提供する。 【解決手段】 IDタグリーダは、受信電力レベルの通
知要求をIDタグに送信し(ステップA3)、IDタグ
はIDタグリーダに対して受信電力レベルを通知する
(ステップA4)。すると、IDタグリーダは、通知さ
れた受信電力レベルに応じてIDタグに対する送信電力
レベルを調整する(ステップA5〜A8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IDタグリーダが
電波信号を用いてIDタグに記憶されている情報を読み
出すように構成されるIDタグシステム、及びそのシス
テムに使用されるIDタグリーダ並びにIDタグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、移動体の識別システムとして、
電波を利用したリモートIDシステムが供されている。
このものは、コントローラとIDタグとの間で電波によ
る通信を行い、離れた位置にあるIDタグのデータを読
取ったり、IDタグにデータを書込んだりするものであ
る。
【0003】このようなリモートIDシステムは、配送
システム、在庫管理システム、販売システムなど種々の
システムに応用することが考えられている。その一例と
して、例えば回転すし店の集計システムがある。このシ
ステムの概要は、すしを載せる皿に埋め込んだIDタグ
に、すしの種類、作った時刻、売値などのデータを記憶
させておく。そして、客が食事を終えた際に、すしの皿
を重ねた状態でIDタグリーダが各皿のIDタグと通信
することによって料金を一括で集計するというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、各皿のID
タグにはIDタグリーダより動作用の電力が送信される
が、IDタグ側における受信電力レベルはIDタグリー
ダとの距離によって変化する。即ち、両者の距離が離れ
ていれば受信電力レベルは小さくなり、両者の距離が近
付いてる場合は大きくなる。
【0005】そのため、上述のように重ねられた皿の枚
数が多くなると、IDタグリーダから遠方に位置する皿
内のIDタグに記憶されたデータは読み取ることができ
なくなるおそれがあり、逆に、IDタグリーダの近傍に
位置する皿のIDタグは、受信電力レベルが過剰となる
おそれがある。尚、斯様な事情は、皿が1枚である場合
でも、IDタグリーダとの位置関係について同様のこと
が言える。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、IDタグリーダとIDタグとの距離に
応じて、適切な電力を伝送して通信を行うことができる
IDタグシステム、及びそのシステムに使用されるID
タグリーダ並びにIDタグを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のIDタグ
システムによれば、IDタグリーダは、受信電力レベル
の通知要求をIDタグに送信し、IDタグはリーダに対
して受信電力レベルを通知する。すると、IDタグリー
ダは、通知された受信電力レベルに応じて前記IDタグ
に対する送信電力レベルを調整する。即ち、IDタグリ
ーダは、IDタグより通知された受信電力レベルが適切
なレベルよりも低いと判断した場合には、送信電力レベ
ルがより大きくなるように調整し、逆に、通知された受
信電力レベルが適切なレベルよりも高いと判断した場合
には、送信電力レベルがより小さくなるようにする。
【0008】従って、IDタグリーダとの距離が比較的
離れているため受信電力レベルが低くなっているIDタ
グは、通信を確実に行うことができるようになる。一
方、IDタグリーダとの距離が比較的近いため受信電力
レベルが高くなっているIDタグについては、そのレベ
ルが低下するように調整されるため、過剰な電力が供給
されて内部の回路が破壊に至ることを回避できるように
なる。
【0009】請求項2記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグは受信電力レベルが上限を超えた場合は限
界通知を送信し、IDタグリーダはその限界通知を受信
すると信号の送信を停止する。即ち、IDタグリーダと
IDタグとの距離が極めて接近している状態ではIDタ
グの受信電力レベルが極めて大きくなるため、内部回路
が破壊に至る蓋然性が高くなる。従って、斯様な場合
は、IDタグリーダが直ちに信号の送信を停止すること
で内部回路が破壊されることを防止できる。
【0010】請求項3記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグリーダは、マルチリードモードにおいて、
送信電力レベルを最小に設定した状態でIDタグに記憶
されているID情報の読み出しを開始し、ID情報を受
信する毎に送信電力レベルを1段階ずつ上昇させる。即
ち、マルチリードモードでは、必然的にIDタグリーダ
と各IDタグとの距離が夫々異なるため、何れのIDタ
グに対しても適切となるような受信電力レベルを設定す
ることは困難である。
【0011】そこで、IDタグリーダは、初期状態で送
信電力レベルを最小に設定してからIDタグに記憶され
ているID情報の読み出しを開始する。すると、IDタ
グリーダに近い位置にあるIDタグは受信電力レベルが
比較的小さくても通信が可能であるから、前記読み出し
に対する応答を返すことができる。そして、IDタグリ
ーダが、その応答を受信して送信電力レベルを1段階上
昇させると、前記IDタグよりも遠方に位置するIDタ
グは、受信電力レベルが上昇したことで応答が可能とな
る。斯様にして、各IDタグより送信されたID情報を
受信する毎に送信電力レベルを1段階ずつ上昇させれ
ば、夫々のIDタグにおける受信電力が通信可能なレベ
ルとなった時点で順次通信を行うことができる。
【0012】請求項4記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグリーダは、各IDタグ毎に通知された受信
電力レベルに応じてデータ情報を読み出す場合の送信電
力レベルを調整する。即ち、IDタグリーダは、データ
情報を読み出す前に各IDタグをID情報によって識別
すると共に夫々の受信電力レベルを把握しているので、
データ情報を読み出す場合には、夫々のIDタグにおけ
る受信電力レベルが適切となるように調整した上で通信
を行うことができる。従って、各IDタグに適切な電力
を与えて保持しているデータ情報を受信することができ
る。
【0013】請求項5記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグリーダは、各IDタグに記憶されているデ
ータ情報を読み出す場合の送信電力を、夫々のID情報
を読み出した場合の送信電力レベルと同一に設定する。
即ち、IDタグリーダがマルチリードにおける各ID情
報の受信時に調整した送信電力をデータ情報を読み出す
場合にも適用すれば、IDタグ側の受信電力レベルは略
適切となることが推定されるので、データ情報を読み出
す場合の電力調整を簡単にすることができる。
【0014】請求項6記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグリーダは、マルチリードモードにおいて、
送信電力レベルを最小に設定した状態で各IDタグに記
憶されているID情報を読み出し、IDタグより応答が
ある毎に送信電力レベルを1段階ずつ上昇させる。そし
て、各IDタグに記憶されているデータ情報を読み出す
場合の送信電力を、夫々のID情報を読み出した場合の
送信電力レベルと同一に設定する。
【0015】即ち、請求項1乃至5のように各IDタグ
より受信電力レベルが通知されなくとも、IDタグリー
ダがマルチリードにおける各ID情報の受信時に調整し
た送信電力をデータ情報を読み出す場合にも適用しても
IDタグ側の受信電力は略適切となることが推定され
る。従って、通信手順をより簡単にすることができ、処
理時間を短縮することができる。
【0016】請求項7記載のIDタグシステムによれ
ば、IDタグは、受信電力レベルが上限を超えた場合は
限界通知を送信し、IDタグリーダは、限界通知を受信
すると信号の送信を停止するので、請求項2と同様の作
用効果が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明を回
転すしの料金計算に適用した場合の第1実施例について
図1乃至図10を参照して説明する。図7は、すしを載
せる皿1の構成を示すものである。皿1は、例えばAB
S樹脂などのプラスチック製のもので、その内部には、
IDタグ2が埋め込まれている。このIDタグ2は、図
8に電気的構成を示すように、電波信号を送受信するた
めのアンテナ用コイル3と、共振コンデンサ4と、制御
用IC5と、平滑部6とから構成され、共振コンデンサ
4、制御用IC5及び平滑部6はプリント配線基板7上
に搭載されている。
【0018】上記制御用IC5は、制御部としてのMP
U(マイクロプロセッサユニット)8の他、整流部9、
変復調部10、メモリ部11、受信電力検出部(電力検
出部)50などを構成する半導体素子をワンチップ化し
たものである。また、平滑部6は、図示はしないが平滑
コンデンサ、ツェナーダイオードなどを有している。
【0019】そして、上記アンテナ用コイル3は、共振
コンデンサ4と並列に接続されて共振回路を構成し、外
部機器であるリーダライタから所定の高周波数の電力用
電波信号が送信されてくると、これを受信して整流部9
に送信する。整流部9は、平滑部6と共に動作用電源回
路を構成するもので、共振回路から送信されてきた電力
用電波信号を整流し、平滑部6により平滑化し且つ一定
電圧の直流電力(動作用電力)にしてMPU8などに供
給する。
【0020】タグリーダから送信されてくるデータなど
の信号は、電力用電波信号に重畳して送信されるように
なっており、その信号は、変復調部10により復調され
てMPU8に与えられる。MPU8は、メモリ部11が
有するROMに記憶された動作プログラムに従って動作
するもので、変復調部10から入力される信号に応じた
処理を実行し、受信したデータをメモリ部11が有する
EEPROMなどの消去可能な不揮発性メモリに書き込
んだり、メモリ部11からデータを読み出して変復調部
10により変調し、アンテナ用コイル3から電波信号と
して送信したりする。
【0021】受信電力検出部50は、IDタグ2がリー
ダより受信した電力(パワー)のレベルを検出するもの
である。例えば、平滑部6においてツェナーダイオード
で一定電圧にクランプされる前段の直流電圧を検出用抵
抗に印加して、その検出電圧レベルを複数段のコンパレ
ータで夫々比較し、各コンパレータの出力信号をMPU
8に出力する。そして、MPU8は、それらのコンパレ
ータが出力する信号の状態に基づいてIDタグ2が受信
した電力の大きさを複数段階で検出するようになってい
る。
【0022】また、受信電力検出部50は、受信電力が
非常に大きく、MPU8などの電気的構成要素が破壊さ
れるおそれがある上限レベルを超えているか否かを検出
するためのコンパレータを別途備えており、そのコンパ
レータの出力信号は、MPU8に割り込み信号として与
えられるようになっている。
【0023】この皿1のIDタグ2と通信するリーダと
しては、図9に示す手持式リーダ(IDタグリーダ)1
2がある。このリーダ12は、握り部を兼用する操作部
13、例えば液晶からなる表示部14などを備えてお
り、また、動作用電源として電池15(図10参照)を
内蔵している。操作部13には、例えば複数のキースイ
ッチ16が設けられ、これらキースイッチ16により動
作内容を指示したり、集計に必要な基礎的データ、例え
ば皿1の種類別単価などを入力したりするようになって
いる。この操作部13には、上記のキースイッチ16群
に加えて、集計処理を指示するための集計用キースイッ
チ17が設けられている。
【0024】リーダ12は、その電気的構成を示す図1
0のように、主制御部18およびリモート制御部19を
備えている。そして、主制御部18には、前記キースイ
ッチ16群および集計用キースイッチ17がスイッチ回
路20を介して接続されていると共に、前記表示部14
および上位装置(例えばパソコン)との間でデータの授
受を行う通信部21などが接続されている。
【0025】スイッチ回路20は、操作されたキースイ
ッチに応じた信号を主制御部18に送信するものであ
る。また、リモート制御部19はIDタグ2との間のデ
ータ通信を担当するものであり、IDタグ2との間で電
波信号を送受信するアンテナ部22、およびブザーなど
の発音部23が接続されている。尚、リーダ12がアン
テナ部22を介してIDタグ2に送信する電波信号の電
力は、リモード制御部19によって可変制御されるよう
に構成されている。
【0026】次に、本実施例の作用について図1乃至図
6をも参照して説明する。図1は、リーダ12の主制御
部18またはリモート制御部19が行う処理内容を示す
フローチャート、図2は、IDタグ2のMPU8が行う
処理内容を示すフローチャートである。尚、本実施例
は、説明を簡単にするため、図5,図6に示すように、
皿1が1枚だけの場合に、リーダ12がIDタグ2のデ
ータを読み込むケース(シングルリードモード)につい
て述べる。
【0027】リモート制御部19は、ユーザの操作によ
りシングルリードモードが選択されたことを主制御部1
8を介して認識すると、シングルリードコマンド(1個
のIDタグ2に対するID情報の送信要求)をIDタグ
2に送信する(ステップA1)。すると、IDタグ2で
は、そのコマンドが送信されることで整流部9及び平滑
部6において動作用電力が生成され、MPU8が起動
(スタート)する。MPU8は、シングルリードコマン
ドの受信を認識すると(ステップB1)、メモリ部11
に記憶されている自身のID情報を読み出して送信する
(ステップB2)。
【0028】リーダ12のリモート制御部19は、ID
タグ2が返信したID情報を受信すると(ステップA
2)、IDタグ2に対して、そのID情報を付して受信
電力通知要求を送信する(ステップA3)。IDタグ2
のMPU8は、自身のID情報が付された受信電力通知
要求を受信すると(ステップB3)、受信電力検出部5
0の出力状態を参照することでその時点における受信電
力レベルを読み込む(ステップB4)。そして、リーダ
12に受信電力レベルを通知する(ステップB5)。
【0029】リモート制御部19は、IDタグ2より送
信された受信電力通知を受信すると(ステップA4)、
その受信電力レベルが適正な範囲よりも大であるか、又
は小であるかを判断する(ステップA5,A6)。これ
らのステップA5,A6で何れも「NO」と判断した場
合は、IDタグ2の受信電力レベルは適正な範囲内にあ
るので、リモート制御部19はIDタグ2にデータリー
ドコマンドを送信する(ステップA9)。MPU8は、
そのデータリードコマンドを受信すると(ステップB
6)、メモリ部11よりすしの種類、作った時刻、売値
などのデータを読み出してリーダ12に送信する(ステ
ップB7)。そして、主制御部18は、IDタグ2より
これらのデータをリモート制御部19を介して受信する
と(ステップA10)、通信部21を介して上位装置に
データを転送する(ステップA11)。
【0030】ここで、図5(a)に示すように、リーダ
12と皿1(IDタグ2)との距離が比較的短い場合に
は、IDタグ2がリーダ12より受信した電力レベルが
高くなる。そして、図5(b)は、その状態でのリーダ
12,IDタグ2間における通信シーケンス(ステップ
A3〜A10,B3〜B7に対応)を示すものである。
【0031】即ち、ステップA4においてIDタグ2よ
り通知された受信電力レベルはIDタグ2が正常動作可
能な範囲内にあるが、その上限に近いレベルとなってい
る。そして、リーダ12はユーザが手で把持した状態で
支持しているため両者間の距離は変動し易く、僅かな変
動によって受信電力レベルが上限を超えることも想定さ
れる。従って、斯様な場合、リモート制御部19は対応
するコンパレータの出力状態に基づきステップA5で
「YES」と判断し、アンテナ部22より送信される電
力を1ランクダウンさせる減少調整を行わせる(ステッ
プA7)。それから、ステップA9に移行する。
【0032】また、図6(a)に示すように、リーダ1
2とIDタグ2との距離が比較的長い場合には、IDタ
グ2がリーダ12より受信した電力レベルが低くなる。
そして、図6(b)は、その状態でのリーダ12,ID
タグ2間における通信シーケンスを示すものである。こ
の場合も、IDタグ2より通知された受信電力レベルは
正常動作可能な範囲内にあるがその下限に近いレベルと
なっており、僅かな変動によって下限を下回ることも想
定される。従って、斯様な場合、リモート制御部19は
対応するコンパレータの出力状態に基づきステップA6
で「YES」と判断してアンテナ部22より送信される
電力を1ランクアップさせる増加調整を行わせる(ステ
ップA8)。それから、ステップA9に移行する。
【0033】更に、例えば、リーダ12とIDタグ2と
の距離が図5(a)に示すケースよりも短くなってお
り、IDタグ2の受信電力レベルが上限を超えた場合に
は、受信電力検出部50がMPU8に対して割り込み信
号を出力する。すると、図4に示すように、MPU8
は、その割り込み処理においてデータ例えば“10101010
10101010”を限界通知信号としてリーダ12側に送信す
る(ステップD1)。尚、この限界通知信号は、受信電
力検出部50がMPU8に対して割り込み信号を出力し
ている間連続的に送信されるようになっている。
【0034】一方、リーダ12においては、限界通知信
号を受信する、図3に示すようにリモート制御部19に
対して割り込み信号が出力される。すると、リモート制
御部19は、送信をその時点で中断し(ステップC1)
処理中のタスクに終了処理要求を出力して(ステップC
2)割り込み処理を終了する。従って、IDタグ2との
通信処理はその時点で終了することになる。
【0035】以上のように本実施例によれば、リーダ1
2は、受信電力レベルの通知要求をIDタグ2に送信
し、IDタグ2はリーダ12に対して受信電力レベルを
通知する。すると、リーダ12は、通知された受信電力
レベルに応じてIDタグ2に対する送信電力レベルを調
整するようにした。
【0036】従って、リーダ12との距離が比較的離れ
ているため受信電力レベルが低くなっているIDタグ2
は通信を確実に行うことができるようになる。一方、リ
ーダ12との距離が比較的近いため受信電力レベルが高
くなっているIDタグ2についてはそのレベルが低下す
るように調整されるため、過剰な電力が供給されて内部
の回路が破壊に至ることを回避できるようになる。
【0037】また、本実施例によれば、IDタグ2は受
信電力レベルが上限を超えた場合は限界通知を送信し、
リーダ12はその限界通知を受信すると信号の送信を停
止するようにしたので、IDタグ2の内部回路が破壊さ
れることを防止できる。
【0038】(第2実施例)図11及び図12は本発明
の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。第2実施例は、図12(a)に示
すように、ユーザの操作に基づいてリーダ12が複数枚
の皿1A,1B,1Cに内蔵されているIDタグ2A,
2B,2Cのデータを一連の処理によって読み取るマル
チリードモードを実行する場合の例である。
【0039】図11において、リーダ12のリモート制
御部19は、アンテナ部22の送信電力を最低レベルに
設定してから(ステップM1)マルチリードコマンドを
送信し(ステップM2)、タグデータ(ここではID情
報)の読み取り処理を行う(ステップM3)。即ち、通
常のマルチリードモードでは、リーダ12が先ずマルチ
リードコマンドを発行することで各IDタグ2のID情
報を読取り、その後に、各ID情報を付したデータリー
ドコマンドを発行することで、シングルリードモードと
同様にデータ情報を読み取るようになっている。
【0040】マルチリードコマンドの発行に対する複数
のIDタグ2の応答タイミングについては、例えば特開
2000−231609などに詳細が開示されている。
ここでは概略的に述べるが、リーダ12側は、マルチリ
ードコマンドを一定間隔で繰り返し送信し、リモート制
御部19は、その送信間隔を複数(例えば、10)のタ
イムスロットに分割して管理している。そして、マルチ
リードコマンドを受信したIDタグ2のMPU8は、夫
々が保持している自身のID番号に関連させて(例え
ば、下1桁目の)タイムスロットを選択し、ID番号を
送信する。
【0041】リモート制御部19は、何れかのIDタグ
2のID番号を受信すると受信応答を返信する。何れか
複数のIDタグ2が選択したタイムスロットが重複して
いた場合には送信データの衝突が発生するため、リーダ
12側はID番号を受信できず受信応答がIDタグ2側
に返らない。受信応答を受け取らなかったIDタグ2
は、ID番号に関連させてタイムスロットを新たに選択
し(例えば、下2桁目の番号)ID番号を再度送信す
る。
【0042】再び、図11を参照して、リモート制御部
19は、読取り可能なIDタグ2の全数について読取り
が完了したか否かを判断する(ステップM4)。ここで
は、上述したマルチリードコマンドの1送信間隔(10
タイムスロット分)が経過するまでステップM3に戻っ
て読取り処理を継続する。そして、1送信間隔が経過す
ると(「YES」)送信電力を1ランクアップさせる
(ステップM5)。
【0043】続いて、リモート制御部19は、送信電力
レベルが出力可能な最大レベルに達したか否かを判断し
(ステップM6)、最大レベルに達していなければ
(「NO」)ステップM2に戻りマルチリードコマンド
を送信する。また、送信電力レベルが最大レベルに達し
た場合は(「YES」)マルチリードモードを終了す
る。以上のようにして各IDタグ2のID情報を得る
と、リーダ12は、第1実施例のシングルリードモード
と同様に、各IDタグ2のID情報を付した受信電力通
知要求及びデータリードコマンドを夫々発行してデータ
情報の読み取り処理を行う。尚、この場合、図1におけ
るステップA1,A2並びに図2におけるステップB
1,B2は不要となる。
【0044】図12(b)は、図12(a)に示すよう
に、リーダ12が皿1A,1B,1Cに内蔵されている
IDタグ2A,2B,2CのID情報を読み取る場合の
タイミングチャートの一例を示すものである。送信電力
レベルが最小に設定されて行われる1回目のマルチリー
ドコマンドの送信に対しては、IDタグ2Aの受信電力
のみが動作可能域に達してリーダ12に応答を返す。
【0045】次に送信電力レベルを1ランクアップさせ
てマルチリードコマンドを送信した場合は、何れのID
タグ2も応答を返さず、更に送信電力レベルを1ランク
アップさせてマルチリードコマンドを送信した場合は、
IDタグ2B,2Cの受信電力も動作可能域に達したた
め、異なるタイムスロットで応答を返す。
【0046】そこから更に送信電力レベルを1ランクア
ップさせると、IDタグ2Aの受信電力が上限を超える
ため、IDタグ2Aの受信電力検出部50がMPU8に
対して割り込み信号を出力し、MPU8は、限界通知信
号をリーダ12側に送信する。従って、その時点で通信
処理は終了する。
【0047】以上のように第2実施例によれば、リーダ
12は、マルチリードモードにおいて、送信電力レベル
を最小に設定した状態でIDタグ2A〜2Cに記憶され
ているID情報の読み出しを開始し、ID情報を受信す
る毎に送信電力レベルを1段階ずつ上昇させるようにし
た。従って、夫々のIDタグ2A〜2Cにおける受信電
力が通信可能なレベルとなった時点で順次通信を行うこ
とができる。そして、リーダ12は、各IDタグ2A〜
2C毎に通知された受信電力レベルに応じてデータ情報
を読み出す場合の送信電力レベルを調整するので、各I
Dタグ2に適切な電力を与えて保持しているデータ情報
を受信することができる。
【0048】(第3実施例)図13及び図14は本発明
の第3実施例を示すものであり、第1または第2実施例
と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異
なる部分についてのみ説明する。第3実施例は、第2実
施例のようにリーダ12がマルチリードモードを実行し
て各IDタグ2A〜2CのID情報を読み取る場合に、
リモート制御部19は、図13に示すステップM8にお
いて、IDタグ2の応答があった場合はその時の送信電
力設定と読み取ったID情報と関連付けてメモリに記憶
させるようにする。
【0049】そして、ID情報の読取り後に行うデータ
読取り処理においては、図14に示すように、リモート
制御部19は、ステップA1〜A4に代わるステップA
12において、IDに対応した送信電力を、ステップM
8で記憶させたメモリから読み出して設定してからステ
ップA5を実行する。その他は第1実施例と同様であ
る。
【0050】即ち、リーダ12がマルチリードモードに
おいて各IDタグ2からID情報を読み取った場合に調
整した送信電力をデータ情報を読み取る場合に適用して
も、IDタグ側の受信電力レベルは略適切となることが
推定される。尚、ステップA5〜A9は、ID情報の読
取り時とデータ情報の読取り時とでリーダ12とIDタ
グ2との位置関係が変化することも考えられるため、そ
の場合には第1実施例と同様に調整を行うために設けて
ある。
【0051】以上のように第3実施例によれば、リーダ
12は、各IDタグに記憶されているデータ情報を読み
出す場合の送信電力を、夫々のID情報を読み出した場
合の送信電力レベルと同一に設定するようにした。従っ
て、第2実施例のように、各IDタグ2より受信電力レ
ベルが通知されなくとも、データ情報を読み出す場合の
IDタグ2側の受信電力を略適切に設定することがで
き、通信手順をより簡単にして処理時間を短縮すること
ができる。
【0052】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。IDタグリーダは、IDタグへのデ
ータの書き込み機能を備えているもの(リーダライタ)
でも良い。IDタグの受信電力レベルを電圧で検出する
場合は、A/Dコンバータを用いても良い。また、例え
ば、ツェナーダイオードに流れるツェナー電流の値を検
出しても良い。第3実施例において、ステップA12に
おいて送信電力を設定した以降の調整が不要であれば、
ステップA5〜A8を削除しても良い。斯様に構成すれ
ば、リモート制御部19における処理をより簡単にし
て、処理時間を短くすることができる。IDタグ2を設
ける対象物品としては、すしの皿1に限られず、衣類、
宝石類、配送する荷物など、広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、IDタグリーダの
主制御部またはリモート制御部が行う処理内容を示すフ
ローチャート
【図2】IDタグ側のMPUが行う処理内容を示すフロ
ーチャート
【図3】リモート制御部の割り込み処理を示すフローチ
ャート
【図4】MPUの割り込み処理を示すフローチャート
【図5】(a)はシングルリードモードにおいて、ID
タグリーダとIDタグとの距離が比較的短い状態を示す
図、(b)は(a)の状態における通信処理のシーケン
ス及び通信電力の変化を示す図
【図6】IDタグリーダとIDタグとの距離が比較的長
い状態を示す図5相当図
【図7】すしを載せる皿1の構成を示す図
【図8】IDタグの電気的構成を示す図
【図9】IDタグリーダによりIDタグの情報を読み取
る状態を示す図
【図10】IDタグリーダの電気的構成を示す図
【図11】本発明の第2実施例であり、マルチリードモ
ードにおいて複数のIDタグのID情報を読み取る場合
のIDタグリーダ側の処理内容を示すフローチャート
【図12】(a)はマルチリードモードにおけるIDタ
グリーダとIDタグとの読取り状態を示す図、(b)は
(a)の状態における通信処理のシーケンス及び通信電
力の変化を示す図
【図13】本発明の第3実施例を示す図11相当図
【図14】図1相当図
【符号の説明】
2はIDタグ、12は手持式リーダ(IDタグリーダ)
を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IDタグリーダが電波信号を用いてID
    タグに電力を送信すると共に当該IDタグとの間で通信
    を行うことで、前記IDタグに記憶されている情報を読
    み出すように構成されるIDタグシステムにおいて、 IDタグリーダが受信電力レベルの通知要求を送信する
    と、IDタグは受信電力レベルを通知し、前記IDタグ
    リーダは、通知された受信電力レベルに応じて前記ID
    タグに対する送信電力レベルを調整するように構成され
    ていることを特徴とするIDタグシステム。
  2. 【請求項2】 前記IDタグは、受信電力レベルが上限
    を超えた場合は限界通知を送信し、前記IDタグリーダ
    は、前記限界通知を受信すると信号の送信を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載のIDタグシステム。
  3. 【請求項3】 前記IDタグリーダは、複数のIDタグ
    との間における通信を一連の処理として行うマルチリー
    ドモードにおいて、送信電力レベルを最小に設定した状
    態で各IDタグに記憶されているID情報を読み出し、
    IDタグより応答がある毎に送信電力レベルを1段階ず
    つ上昇させることを特徴とする請求項1または2記載の
    IDタグシステム。
  4. 【請求項4】 前記IDタグリーダは、各IDタグ毎に
    通知された受信電力レベルに応じて、記憶されているデ
    ータ情報を読み出す場合の送信電力レベルを調整するこ
    とを特徴とする請求項3記載のIDタグシステム。
  5. 【請求項5】 前記IDタグリーダは、各IDタグに記
    憶されているデータ情報を読み出す場合の送信電力を、
    夫々のID情報を読み出した場合の送信電力レベルと同
    一に設定することを特徴とする請求項3記載のIDタグ
    システム。
  6. 【請求項6】 IDタグリーダが電波信号を用いてID
    タグに電力を送信すると共に当該IDタグとの間で通信
    を行うことで、前記IDタグに記憶されている情報を読
    み出すように構成されるIDタグシステムにおいて、 IDタグリーダは、複数のIDタグとの間における通信
    を一連の処理として行うマルチリードモードにおいて、
    送信電力レベルを最小に設定した状態で各IDタグに記
    憶されているID情報を読み出し、IDタグより応答が
    ある毎に送信電力レベルを1段階ずつ上昇させて行き、
    各IDタグに記憶されているデータ情報を読み出す場合
    の送信電力を、夫々のID情報を読み出した場合の送信
    電力レベルと同一に設定することを特徴とするIDタグ
    システム。
  7. 【請求項7】 前記IDタグは、受信電力レベルが上限
    を超えた場合は限界通知を送信し、前記IDタグリーダ
    は、前記限界通知を受信すると信号の送信を停止するこ
    とを特徴とする請求項6記載のIDタグシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載のIDタ
    グシステムに使用されることを特徴とするIDタグリー
    ダ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7の何れかに記載のIDタ
    グシステムに使用されることを特徴とするIDタグ。
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