JP2003007988A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JP2003007988A
JP2003007988A JP2001185598A JP2001185598A JP2003007988A JP 2003007988 A JP2003007988 A JP 2003007988A JP 2001185598 A JP2001185598 A JP 2001185598A JP 2001185598 A JP2001185598 A JP 2001185598A JP 2003007988 A JP2003007988 A JP 2003007988A
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Takeshi Itoo
剛 糸尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部上のBPSG膜の表面に層内レンズ用
の凹部を所定の形状に形成して、受光部の受光感度が向
上するとともに、隣接する画素からの信号電荷の漏れよ
ってにじみが生じるスミア現象を抑制する。 【解決手段】 受光部1と電荷転送部2とが、半導体基
板上に相互に隣接して設けられ、電荷転送部2上に第1
ゲート電極部3、第2ゲート電極部4を埋め込むために
厚く形成された層間絶縁膜15の表面部分が遮光膜5に
被覆されており、遮光膜5上にNSG膜6aから成る枠
部6が設けられ、受光部1上に表面に半球状の凹部を有
するBPSG膜7がに設けられ、BPSG膜7の凹部内
に層内レンズが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置およ
びその製造方法に関し、特に、画素サイズが微細化され
ても、各画素の受光部が高い集光効率を有する固体撮像
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置は、市場において、
利便性等の観点より形状の小型化および画像における画
素の高密度化が求められている。固体撮像装置の撮像部
は、画素毎に、受光した光を光電変換する受光部と、受
光部で発生した電荷を転送する電荷転送部とを有してい
る。受光部と転送部とは、半導体基板上の同一平面にそ
れぞれ隣接するように設けられており、相互に隣接する
一対の受光部と転送部とによって1画素が形成されてい
る。
【0003】固体撮像装置の形状が小型化されると、固
体撮像装置の撮像部における画素部分の占有面積が縮小
される。これに伴って受光部の面積が縮小されるため
に、入射光の受光部への集光率が減少し、固体撮像装置
の主要特性の1つである受光部の受光感度が低下するお
それがある。
【0004】また、固体撮像装置の高画素化により画素
数が増加すると、1画素の間隔が狭くなるために、画像
信号として選択された画素に対して、選択されていない
画素からの信号電荷の漏れによるにじみが生じるスミア
現象が顕著になるおそれがある。
【0005】このため、固体撮像装置の受光感度の向上
およびスミア現象の抑制を図るために、受光部上に集光
レンズを装着した固体撮像装置が提案されている。この
集光レンズは、固体撮像装置の撮像部表面の入射光を各
画素の受光部にそれぞれ集光させるマイクロレンズと、
各マイクロレンズにより集光された入射光を確実に各受
光部に導くために各受光部を覆う絶縁層内に設けられた
層内レンズとによって構成されている。マイクロレンズ
および層内レンズは、それぞれ受光部上の入射光の光路
上にそれぞれ設けられ、マイクロレンズは、撮像部の表
面にそれぞれ配置され、層内レンズは、マイクロレンズ
と受光部との間に配置された絶縁層内に設けられてい
る。
【0006】層内レンズの形成には、各受光部と、隣接
する電荷転送部を被覆する層間絶縁膜とに形成された段
差が利用される。電荷転送部上の層間絶縁膜は、電荷転
送用のゲート電極等が設けられているために、受光部上
の厚さよりも厚くなっている。そして、電荷転送部上の
厚くなった層間絶縁膜の表面が遮光膜によって覆われ
て、受光部の感光領域が規定されている。層内レンズを
形成する場合には、層間絶縁膜および遮光膜上に、BP
SG膜(リンホウ素シリケートガラス:Boron P
hospho・Silicate Glass)等の絶
縁層を堆積して加熱処理を施す。これにより、層間絶縁
膜の段差によって、BPSG膜が流動化(リフロー:r
eflow)して、受光部上に位置するBPSG膜部分
が凹面形状に窪んだ状態となり、その凹部内に層内レン
ズ用材料を充填することによって層内レンズが形成され
る。
【0007】このようなマイクロレンズと層内レンズと
を組み合わせて構成される集光レンズを装着した固体撮
像装置の一例が特開平8−316448号公報に開示さ
れている。
【0008】図4(a)および(b)は、それぞれこの
公報に開示されている固体撮像装置の製造工程を示す要
部の一部分の概略断面図である。
【0009】図4(a)は、層内レンズの凹面形状を規
定するBPSG膜が、受光部、電荷転送部等を形成した
半導体基板上に堆積されて加熱処理する前の状態を示
す。図4(b)は、同様に、堆積されたBPSG膜の加
熱処理した後の状態を示す。
【0010】まず、図4(a)に示す固体撮像装置は、
半導体基板の上部に、所定の間隔をあけて埋め込まれた
複数の受光部100を有している。隣接する受光部10
0の間には、電荷転送部200がそれぞれ設けられてお
り、全ての受光部100および電荷転送部200を覆う
ように、層間絶縁膜250が形成されている。各電荷転
送部200上の各層間絶縁膜250は厚くなっており、
各層間絶縁膜250内に、ポリシリコン等から成る第1
ゲート電極部300および第2ゲート電極部400が、
それぞれ順番に層間絶縁膜250にて相互に分離された
状態で埋め込まれている。したがって、層間絶縁膜25
0は、受光部100上においては薄く、両側の電荷転送
部200上では厚くなって、段差が形成されている。
【0011】第1ゲート電極部300および第2ゲート
電極部400が埋め込まれて電荷転送部200上にて厚
くなった層間絶縁膜250の表面は、受光部100にお
ける入射光の感光領域を規定するための遮光膜500に
よってそれぞれ被覆されている。遮光膜500は、高融
点金属または金属シリサイド膜によって構成されてい
る。
【0012】各受光部100上の層間絶縁膜250、お
よび、各電荷転送部200上の遮光膜500は、膜厚が
0.5μm〜1.2μm、ホウ素(B)およびリン
(P)の濃度がそれぞれ3wt%および6wt%程度の
BPSG膜700によって覆われている。BPSG膜7
00は、層間絶縁膜250の段差によって、その段差と
同様の段差が形成され、受光部100上では、BPSG
膜700の表面が凹状に窪んだ状態になる。
【0013】このような状態で受光部100上の層間絶
縁膜250、および、電荷転送部200上の遮光膜50
0を覆うように堆積されたBPSG膜700を加熱処理
する。BPSG膜700は、高温にて熱処理されること
により、流動化(リフロー:reflow)する。これ
により、図4(b)に示すように、各受光部100上の
層間絶縁膜250の表面と、受光部100の両側に隣接
する電荷転送部200上に設けられた層間絶縁膜250
の各遮光膜500との段差により、各電荷転送部200
上のBPSG膜700が受光部100上の窪んだ領域内
に流動し、受光部100上のBPSG膜700の表面
は、半球状の凹面形状とされる。
【0014】このようにして形成された各受光部100
上のBPSG膜700の凹部内に沿って層内レンズ用材
料を充填して、層内レンズ用材料を加熱硬化させること
によって、BPSG膜700の凹部内に層内レンズがそ
れぞれ形成される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像装置は、用途
に応じて、形状の小型化および画像の高密度化が要求さ
れており、受光部を構成する1画素あたりの一辺の寸法
(以下、画素寸法と記述する)は、3.5μm以下とさ
れる。このように、画素寸法が小さくなると、前述した
ように、電荷転送部上の構造が、ポリシリコンから成る
2層のゲート電極部と、ゲート電極部を埋め込む層間絶
縁膜と、層間絶縁膜の表面を被覆する高融点金属材料ま
たは金属シリサイド膜等を用いた遮光膜とにより構成さ
れている場合には、それぞれの膜厚に基づいて、受光部
上の層間絶縁膜の表面から電荷転送部上の遮光膜の表面
までの段差(以下、画素部段差と記述する)は、約1.
5μm程度になる。
【0016】固体撮像装置の画素の高密度化が進展し、
画素寸法が3.0μmになった場合に、受光部と電荷転
送部との寸法配分比(構成比)を1:1と仮定すると、
受光部の開口寸法が1.5μmとなり、前述の画素部段
差が1.5μmとすると、受光部の開口寸法と画素部段
差の寸法比(アスペクト比=画素部段差の寸法/受光部
の開口寸法)は1となる。これより、受光部上および遮
光膜上のBPSG膜の堆積膜厚を0.5μmとすると、
BPSG膜が加熱処理されて、流動化した後の受光部上
のBPSG膜の凹部の開口部の寸法は、0.5μmとな
る。
【0017】また、受光部上および遮光膜上のBPSG
膜の堆積膜厚が0.75μm以上の場合には、BPSG
膜を堆積させただけの状態で、受光部上のBPSG膜の
上部が平坦化されるために、BPSG膜に半球形状の凹
部が形成されない。
【0018】さらに、画素寸法の縮小が図られた場合、
および、受光部と電荷転送部との寸法配分比(電荷転送
部の寸法/受光部の寸法)が1以上になる場合には、受
光部の寸法が小さくなるために、受光部の開口寸法と画
素部段差の寸法比(アスペクト比=画素部段差の寸法/
受光部の開口寸法)も大きくなってしまう。
【0019】このような構成の固体撮像装置において、
前述した公報に開示されている受光部100上の膜厚が
0.5μm〜1.2μmのBPSG膜を堆積させ、加熱
処理を行い流動化(リフロー)させると、図4(b)に
示す受光部100上のBPSG膜700の表面の半球形
状の凹部は、ほとんど平坦化されてしまい、半球形状の
層内レンズを形成することができないおそれがある。
【0020】一方、受光部100上のBPSG膜700
の膜厚が0.5μm〜1.2μmの範囲において、ホウ
素(B)、リン(P)等の含有率が低いBPSG膜によ
って、層内レンズの形成を行う場合には、BPSG膜の
加熱処理によって、流動化し易くなるために、加熱処理
時のBPSG膜700の流動化が受光部100および電
荷転送部200上の画素部段差等の下地形状の影響を受
け易くなり、層内レンズの所定形状を得るためには、受
光部および電荷転送部上に堆積させたBPSG膜に対し
て、過剰な加熱処理による流動化(リフロー)が必要と
なる。
【0021】したがって、受光部および電荷転送部上に
BPSG膜を堆積させて、このBPSG膜に加熱処理を
行い流動化させることにより、受光部上のBPSG膜の
表面に自己整合的に層内レンズ用の所定の半球形状を形
成するためには、BPSG膜のホウ素(B)、リン
(P)等の不純物濃度、および、堆積させたBPSG膜
の全体積(流動化のための供給源)を所定値に設定する
ことが重要となる。
【0022】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、その目的は、受光部上のBPSG膜の表面に層
内レンズ用の凹部を所定の形状に形成して、受光部の受
光感度が向上するとともに、隣接する画素からの信号電
荷の漏れよってにじみが生じるスミア現象を抑制するこ
とができる固体撮像装置およびその製造方法を提供する
ことにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、受光した光を光電変換する複数の受光部と、各受光
部にてそれぞれ生成された信号電荷を転送する複数の電
荷転送部とが、半導体基板上に相互に隣接して設けられ
ており、各受光部および各電荷転送部上に第1絶縁膜が
積層されて、各電荷転送部上の該第1絶縁膜部分が、転
送電極を埋め込むために、厚く形成されるとともに、該
受光部における入射光の感光領域を規定するように該第
1絶縁膜部分が遮光膜によって被覆された固体撮像装置
であって、該遮光膜上の該電荷転送部に対向する位置
に、高温処理によって流動化しないように設けられた絶
縁性の枠部と、基板全体を被覆するように設けられてお
り、各受光部上の表面部分に半球状の凹部がそれぞれ形
成された第2絶縁膜と、該第2絶縁膜の凹部内にそれぞ
れ設けられたレンズと、を具備する。
【0024】前記第2絶縁膜がBPSG膜である。
【0025】それぞれが1つの前記受光部および前記電
荷転送部によって構成された1つの画素の一辺の寸法が
3.5μm以下である。
【0026】前記枠部の膜厚が0.3μm〜1.2μm
の範囲である。
【0027】前記枠部がNSG膜、HTO膜、LTO
膜、P−SiO膜のいずれかで形成されている。
【0028】本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導
体基板上に、受光した光を光電変換する複数の受光部
と、各受光部にてそれぞれ生成された信号電荷を転送す
るように各受光部にそれぞれ隣接して設けられる複数の
電荷転送部とをそれぞれ形成する工程と、この半導体基
板上の各受光部および各電荷転送部を覆うとともに、各
電荷転送部上に転送電極が埋め込まれて厚くなった第1
絶縁膜を形成する工程と、該第1絶縁膜における各電荷
転送部上の表面に、該受光部における入射光の感光領域
を規定するように遮光膜を形成する工程と、該第1絶縁
膜における各電荷転送部に対向する表面に、高温処理に
よって流動化しない絶縁性の枠部を該遮光部を介して形
成する工程と、半導体基板における該受光部および該電
荷転送部上の全面に、該第1絶縁膜および該枠部によっ
て形成される段差にそって、第2絶縁膜を積層する工程
と、該第2絶縁膜を加熱処理して第2絶縁膜を、該段差
を利用して流動化させ、該第2絶縁膜における各受光部
上の表面に半球状の凹部をそれぞれ形成する工程と、該
第2絶縁膜の各凹部内にレンズを形成する工程と、を包
含することを特徴とする。
【0029】前記第2絶縁膜がBPSG膜である。
【0030】前記BPSG膜を積層する膜厚が全体に
0.5μm以下である。
【0031】前記BPSG膜に添加するリン(P)およ
びホウ素(B)の濃度が、それぞれ4.0mol%以下
および4.0wt%以下である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0033】図1は、本発明の実施形態である固体撮像
装置の要部の断面図である。図1に示す固体撮像装置
は、半導体基板の上部に、所定の間隔をあけて埋め込ま
れた複数の受光部1を有している。隣接する受光部1の
間には、電荷転送部2が設けられており、全ての受光部
1および電荷転送部2を覆うように、層間絶縁膜15が
形成されている。
【0034】各電荷転送部2上のそれぞれの層間絶縁膜
15は、受光部1上の層間絶縁膜15よりも厚くなって
おり、厚くなった層間絶縁膜15内には、ポリシリコン
等から成る第1ゲート電極部3および第2ゲート電極部
4が、それぞれ順番に、層間絶縁膜15にて相互に分離
された状態で埋め込まれている。第1ゲート電極部3お
よび第2ゲート電極部4が埋め込まれている各層間絶縁
膜15部分の表面は、遮光膜5によってそれぞれ被覆さ
れており、遮光膜5によって覆われていない受光部1の
表面が入射光の感光領域になっている。遮光膜5は、高
融点金属または金属シリサイド膜によって構成されてい
る。
【0035】各遮光膜5上には、高温処理によって流動
化しない絶縁膜から成る枠部6が形成されている。枠部
6は、所定の寸法の長方形状または正方形状の開口部が
形成されている。そして、各受光部1上の層間絶縁膜1
5、および、各電荷転送部2上の遮光膜5、枠部6に
は、BPSG膜7が、全体にわたって堆積されている。
受光部1上に堆積されたBPSG膜7は、表面が凹面形
状に窪んだ半球状の凹部になっている。BPSG膜7の
凹部内周面と受光部1の表面との距離は、所定範囲とな
るように設定されている。BPSG膜7上には、表面保
護膜または樹脂系の高屈折材料から成る層内レンズ用材
料8が堆積されて各凹部内に層内レンズ用材料8充填さ
れている。層内レンズ用材料8の表面は平坦化されてい
る。そして、BPSG膜7における凹部内に充填された
層内レンズ用材料8によって層内レンズがそれぞれ形成
されている。
【0036】層内レンズ用材料8の表面上には、各受光
部1および各電荷転送部2の全領域にわたって、平坦化
膜9が形成されている。
【0037】平坦化膜9上には、カラーフィルター層1
0が積層されている。カラーフィルター層10は、電荷
転送部2上の中央部分において各画素の受光部1に対向
するように、各色毎に分離されている。
【0038】カラーフィルター層10上には、全面にわ
たって保護膜11が形成されており、保護膜11上に、
各受光部1に対向するように、マイクロレンズ12がそ
れぞれ形成されている。マイクロレンズ12は、隣接す
るマイクロレンズ12の周縁部が重なり合わない状態
で、カラーフィルター層10の各色毎に分離された領域
内に配置されている。
【0039】枠部6は、高温状態においても流動化(リ
フロー)を起こさないNSG膜(Non−doped
Silicate Glass)、LTO膜(Low−
Temparature Oxide)、HTO膜(H
igh−Temparature Oxide),P−
SiO膜等から成る絶縁膜によって構成されている。枠
部6を構成する絶縁膜の膜質および膜厚は、画素寸法、
受光部1と電荷転送部2との寸法配分比等の撮像部の仕
様に基づいて設定される。枠部6が薄い膜厚でよい場合
には、LTO膜、HTO膜等を使用することが可能であ
り、枠部6に厚い膜厚が必要な場合には、P−SiO膜
などを使用することが可能である。
【0040】図2(a)〜(f)は、それぞれ本発明の
固体撮像装置の製造方法における各工程を示す断面図で
ある。本実施形態では、固体撮像装置は、画素寸法が
3.0μm、受光部1と電荷転送部2との寸法配分比が
1:1になっている。
【0041】まず、半導体基板上の一定間隔をあけた所
定の領域に、不純物元素をイオン注入し、図2(a)に
示すように、イオン注入された不純物元素を熱拡散させ
て複数の受光部1を形成するとともに、隣接する受光部
1の間には、受光部1で発生した電荷を転送する電荷転
送部2を形成する。次に、受光部1および電荷転送部2
を覆うように、層間絶縁膜15を形成する。
【0042】この場合、電荷転送部2上の層間絶縁膜1
5内には、ポリシリコン等から成る第1ゲート電極部3
および第2ゲート電極部4が、それぞれ順番に分離して
埋め込まれる。その後、第1ゲート電極部3および第2
ゲート電極部4を埋め込んだ層間絶縁膜15の表面に、
入射光の感光領域を規定する金属シリサイド膜から成る
遮光膜5を形成する。
【0043】金属シリサイド膜から成る遮光膜5は、半
導体基板上の全面に金属シリサイド膜であるタングステ
ンシリサイド(WSi)膜を堆積した後に、受光部1の
領域上のタングステンシリサイド(WSi)膜をフォト
エッチングによって、選択的に除去することにより形成
される。
【0044】ここまでの工程において、本発明の固体撮
像装置の基本構造が形成される。
【0045】次に、受光部1および電荷伝送部2上の全
面に、常圧CVD法によって膜厚0.7μmのNSG膜
6aを堆積する。その後、電荷転送部2領域のNSG膜
6a上にレジスト13をパターニングする。レジスト1
3のパターン幅は、画素寸法によって設定する必要があ
るが、後工程においてBPSG膜7を加熱処理した後に
受光部1上にBPSG膜7が堆積されるように設定すれ
ば良い。
【0046】次に、図2(b)に示すように、受光部1
および電荷転送部2上のNSG膜6aに対して、フォト
エッチングを行い、遮光膜5上に、各画素に対応した形
状の枠部6を形成する。
【0047】その後、枠部6上のレジスト13をマスク
として、受光部1上に残っているNSG膜6aの膜厚が
30nm以上になるように、エッチング処理を行う。エ
ッチング処理には、RIE(Reactive Ion
Etching:反応性イオンエッチング)、プラズマ
エッチング等のドライエッチング、あるいは、ウェット
エッチングを用い、また、その両方のエッチング方法を
用いても良い。受光部1上のNSG膜6aの膜厚を30
nm以上にすることは、後工程において形成するBPS
G膜7中のリン(P)、ホウ素(B)等の不純物が受光
部1に拡散しないようにするためである。この時、層内
レンズの位置および形状等に影響をおよぼさなければ、
遮光膜5に接する部分にNSG膜6aが残っても良い。
【0048】その後、枠部6上のレジスト13を剥離す
る。
【0049】次に、図2(c)に示すように、受光部1
および電荷転送部2上の全面に、膜厚が0.4μmであ
り、リン(P)濃度が3.0mol%、ホウ素(B)濃
度が3.0wt%のリン(P)、ホウ素(B)の含有率
が低いBPSG膜7を堆積する。BPSG膜7の堆積
は、常圧CVD法、TEOS(Tetra Ethox
y Silane)成長法等によって、添加するリン
(P)、ホウ素(B)等の不純物の種類および濃度を制
御して行われる。この時、BPSG膜7は、膜厚が0.
5μm以下、リン(P)およびホウ素(B)の濃度が、
それぞれ4.0mol%以下および4.0wt%以下の
設定値であれば良い。BPSG膜7の膜厚およびBPS
G膜7内のリン(P)、ホウ素(B)の濃度が、前述の
設定値以上になると、次工程おける加熱処理によって受
光部1上のBPSG膜7の表面が平坦化され、層内レン
ズを形成するための半球形状に制御できなくなるおそれ
がある。
【0050】次に、図2(d)に示すように、受光部1
および電荷転送部2上にBPSG膜7を堆積した半導体
基板を温度950℃、N2雰囲気の拡散炉に投入し、3
0分の熱処理を実施する。この結果、BPSG膜7は流
動化し、受光部1と電荷転送部2との段差および電荷転
送部2上に設けられた枠部6によって受光部1上のBP
SG膜7の表面は、受光部1に対して自己整合的に滑ら
かな凹面形状になる。
【0051】BPSG膜7の加熱処理は、前述の拡散炉
以外にRTA(ランプアニール)、ホットプレート等に
よって行っても良い。また、加熱処理後の受光部1上の
BPSG膜7の表面を滑らかな凹面形状にするには、受
光部1および電荷転送部2上に堆積されるBPSG膜7
の体積、BPSG膜7に添加するリン(P)およびホウ
素(B)の不純物濃度、加熱処理前の堆積したBPSG
膜7の膜厚、BPSG膜7の加熱処理温度、BPSG膜
7の加熱処理時間、受光部1上の画素部段差部分の下地
形状等を、適宜、設定するこが重要となる。
【0052】次に、図2(e)に示すように、加熱処理
後のBPSG膜7上に高屈折材料から成る層内レンズ用
材料8を用いてP−SiN膜および樹脂材料膜を形成
し、これを層内レンズとする。層内レンズ形成後には、
固体撮像素子の仕様および用途に応じて、平坦化膜9、
カラーフィルター層10、保護膜11、最上部のマイク
ロレンズ12を順番に形成する。
【0053】また、図2(f)に示すように、層内レン
ズ用材料8を用いて層内レンズ形成後に、適宜、エッチ
バックエ程、CMP(化学的機械研磨:Chemica
lMechanical Polishing)等の研
磨工程を導入して、受光部1の表面からカラーフィルタ
ー層10および最上部のマイクロレンズ12までの距離
をコントロールしてもよい。
【0054】図3(a)および(b)は、それぞれ図2
(c)および(d)における画素部段差部分の拡大断面
図である。
【0055】図3(a)は、受光部1上および電荷転送
部2上にBPSG膜7を堆積させ、電荷転送部2上の枠
部6から受光部1上の層間絶縁膜15までの画素部段差
部分における加熱処理前のBPSG膜7の堆積状態を示
す拡大断面図である。BPSG膜7の加熱処理前は、図
3(a)に示すように、BPSG膜7の流動化が起こら
ないために、電荷転送部2上の枠部6から受光部1上の
層間絶縁膜15までの画素部段差部分では、BPSG膜
7が画素部段差部分の下地形状をトレースするように堆
積(図中の7aに示す)されており、枠部6上および受
光部1領域の層間絶縁膜15上には、BPSG膜7が同
一の膜厚にて堆積されている。
【0056】図3(b)は、加熱処理後のBPSG膜7
の堆積状態を示す拡大断面図である。図3(b)に示す
ように、加熱処理によって、枠部6上に堆積されていた
BPSG膜7が流動化して画素部段差部分から受光部1
上に流入するために、電荷転送部2上の枠部6から受光
部1上の層間絶縁膜15までの画素部段差部分では、B
PSG膜7が画素部段差部分の下地形状とは異なる滑ら
かな凹面形状にて堆積(図中の7bに示す)され、その
結果、枠部6上のBPSG膜7の体積は、減少し、受光
部1上の画素部段差部分におけるBPSG膜7の体積
は、増加する。
【0057】尚、受光部1上および電荷転送部2上に堆
積させるBPSG膜7の全体積は、図3(a)における
画素部段差部分の下地形状をトレースするBPSG膜7
の断面7aの面積と、図3(b)における画素部段差部
分の下地形状とは異なる滑らかな凹面形状を有するBP
SG膜7の断面7bの面積とが等しくなるように設定さ
れる。
【0058】図3(a)および(b)から明らかなよう
に、絶縁膜から成る枠部6の膜厚が薄い場合には、枠部
6上に堆積されたBPSG膜7が、加熱処理による流動
化されても、受光部1上の画素部段差部分に流入しにく
くなり、受光部1上の画素部段差部分のBPSG膜7の
体積はほとんど増加しない。このため、受光部1上のB
PSG膜7の表面には、滑らかな凹面形状が得られにく
くなる。また、絶縁膜から成る枠部6の膜厚が厚い場合
には、枠部6上に堆積されたBPSG膜7が、加熱処理
による流動化によって、受光部1上に流入しやすくな
り、受光部1上の画素部段差部分のBPSG膜7の体積
が著しく増加し、受光部1上のBPSG膜7の表面がほ
とんど平坦化されてしまい、滑らかな凹面形状を有する
層内レンズを形成することができないおそれ、さらに
は、受光部1上のBPSG膜7にクラックが生じるおそ
れもある。この結果、電荷転送部2上に形成される枠部
6の膜厚は、0.3〜1.2μmの範囲に設定すること
が好ましい。
【0059】1画素当たりの画素寸法の縦横比が1:1
の正方形であり、受光部1と電荷転送部2との寸法配分
比も1:1の場合には、受光部1の形状は、寸法の縦横
比が2:1の長方形になる。長方形の受光部1上に配置
される層内レンズの形状は、堆積されたBPSG膜を加
熱処理することによって自己整合的に形成されるため
に、層内レンズにおいて縦方向と横方向の集光率にズレ
が生じ、枠部6の形状および寸法等によって適宜修正す
る必要がある。
【0060】このようにして形成された図1に示す本発
明の固体撮像装置は、各画素毎において、遮光部5上に
絶縁膜から成る枠部6が設けられ、受光部1上の画素部
段差部分である枠部6、遮光部5および層間絶縁膜15
上にBPSG膜7が所定の膜厚にて堆積され、さらに、
加熱処理による流動化によって、受光部1上の画素部段
差部分におけるBPSG膜の体積が所定量増加され、B
PSG膜の表面が、受光部1に対して、自己整合的に、
滑らかな凹面形状に形成されれているため、受光部1か
ら所定距離の位置に滑らかな凹面形状を有する層内レン
ズが形成されている。その結果、入射光が確実に受光部
1に導かれ、受光感度が向上するとともに、スミア現象
が抑制される。
【0061】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置は、受光部と電荷
転送部とが、半導体基板上に相互に隣接して設けられ、
電荷転送部上に転送電極を埋め込むために厚く形成され
た第1絶縁膜部分が遮光膜に被覆されており、絶縁性の
枠部が遮光膜上に設けられ、表面に半球状の凹部を有す
る第2絶縁膜が受光部上に設けられ、レンズが第2絶縁
膜の凹部内に設けられることによって、受光部の受光感
度を向上するとともに、隣接する画素からの信号電荷の
漏れよってにじみが生じるスミア現象を抑制できる。
【0062】本発明の固体撮像装置の製造方法は、半導
体基板上に受光部および電荷転送部を形成し、各受光部
および各電荷転送部を覆うとともに、各電荷転送部上に
転送電極が埋め込まれて厚くなった第1絶縁膜を形成
し、各電荷転送部上の第1絶縁膜の表面に遮光膜を形成
し、その遮光膜上に高温処理によって流動化しない絶縁
性の枠部を形成し、受光部および電荷転送部上の全面
に、第1絶縁膜および枠部によって形成される段差に沿
って第2絶縁膜を積層し、第2絶縁膜を熱処理して段差
を利用して流動化させて受光部上の第2絶縁膜の表面に
半球状の凹部を形成し、第2絶縁膜の凹部内にレンズを
形成することによって、受光部上のBPSG膜の表面に
層内レンズ用の凹部を所定の形状に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である固体撮像装置の要部の
概略断面図である。
【図2】(a)〜(f)は、本発明の固体撮像装置の製
造方法における各工程を示す断面図である。
【図3】(a)は、図2(c)の画素部段差部分の加熱
処理前の拡大断面図、(b)は、図2(d)の画素部段
差部分の加熱処理後の拡大断面図である。
【図4】(a)および(b)は、従来の固体撮像部の製
造工程を示す要部の一部分の概略断面図である。
【符号の説明】
1 受光部 2 電荷転送部 3 第1ゲート電極部 4 第2ゲート電極部 5 遮光膜 6 枠部 6a NSG膜 7 BPSG膜 7a 加熱処理前のBPSG膜の断面 7b 加熱処理後のBPSG膜の断面 8 層内レンズ用材料 9 平坦化膜 10 カラーフィルター層 11 保護膜 12 マイクロレンズ 13 レジスト 15 層間絶縁膜 100 受光部 200 電荷転送部 250 層間絶縁膜 300 第1ゲート電極部 400 第2ゲート電極部 500 遮光膜 700 BPSG膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AA05 AA10 AB01 BA10 CA02 CB01 EA20 FA06 GA09 GB03 GB08 GB10 GB11 GB14 GB19 GB20 GC07 GD04 GD07 5F088 AA01 BA01 BA03 BB03 EA04 HA10 JA12 JA13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光した光を光電変換する複数の受光部
    と、各受光部にてそれぞれ生成された信号電荷を転送す
    る複数の電荷転送部とが、半導体基板上に相互に隣接し
    て設けられており、各受光部および各電荷転送部上に第
    1絶縁膜が積層されて、各電荷転送部上の該第1絶縁膜
    部分が、転送電極を埋め込むために、厚く形成されると
    ともに、該受光部における入射光の感光領域を規定する
    ように該第1絶縁膜部分が遮光膜によって被覆された固
    体撮像装置であって、 該遮光膜上の該電荷転送部に対向する位置に、高温処理
    によって流動化しないように設けられた絶縁性の枠部
    と、 基板全体を被覆するように設けられており、各受光部上
    の表面部分に半球状の凹部がそれぞれ形成された第2絶
    縁膜と、 該第2絶縁膜の凹部内にそれぞれ設けられたレンズと、 を具備する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第2絶縁膜がBPSG膜である請求
    項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 それぞれが1つの前記受光部および前記
    電荷転送部によって構成された1つの画素の一辺の寸法
    が3.5μm以下である請求項1に記載の固体撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記枠部の膜厚が0.3μm〜1.2μ
    mの範囲である請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記枠部がNSG膜、HTO膜、LTO
    膜、P−SiO膜のいずれかで形成されている請求項1
    に記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に、受光した光を光電変換
    する複数の受光部と、各受光部にてそれぞれ生成された
    信号電荷を転送するように各受光部にそれぞれ隣接して
    設けられる複数の電荷転送部とをそれぞれ形成する工程
    と、 この半導体基板上の各受光部および各電荷転送部を覆う
    とともに、各電荷転送部上に転送電極が埋め込まれて厚
    くなった第1絶縁膜を形成する工程と、 該第1絶縁膜における各電荷転送部上の表面に、該受光
    部における入射光の感光領域を規定するように遮光膜を
    形成する工程と、 該第1絶縁膜における各電荷転送部に対向する表面に、
    高温処理によって流動化しない絶縁性の枠部を該遮光部
    を介して形成する工程と、 半導体基板における該受光部および該電荷転送部上の全
    面に、該第1絶縁膜および該枠部によって形成される段
    差にそって、第2絶縁膜を積層する工程と、 該第2絶縁膜を加熱処理して第2絶縁膜を、該段差を利
    用して流動化させ、該第2絶縁膜における各受光部上の
    表面に半球状の凹部をそれぞれ形成する工程と、 該第2絶縁膜の各凹部内にレンズを形成する工程と、 を包含することを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2絶縁膜がBPSG膜である請求
    項6に記載の固体撮像装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記BPSG膜を積層する膜厚が全体に
    0.5μm以下である請求項7に記載の固体撮像装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 前記BPSG膜に添加するリン(P)お
    よびホウ素(B)の濃度が、それぞれ4.0mol%以
    下および4.0wt%以下である請求項7に記載の固体
    撮像装置の製造方法。
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