JP2003007751A - バンプ電極の形成方法 - Google Patents

バンプ電極の形成方法

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JP2003007751A JP2001187659A JP2001187659A JP2003007751A JP 2003007751 A JP2003007751 A JP 2003007751A JP 2001187659 A JP2001187659 A JP 2001187659A JP 2001187659 A JP2001187659 A JP 2001187659A JP 2003007751 A JP2003007751 A JP 2003007751A
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forming
opening
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Shinya Mori
真也 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッキ電極層のステップカバレージを改善
し、メッキ電極層の断線不良及びメッキ不良を防止す
る。 【解決手段】 フォトレジスト層PRをマスクとして保
護膜3を選択的にドライエッチングした後に、フォトレ
ジスト層PRのアッシング処理(灰化処理)を行う。こ
のアッシング処理を利用して、ポリイミド膜4の角部K
Dをエッチングして除去している。これにより、ポリイ
ミド膜4のくびれ部7も無くなり、滑らかな形状を呈す
るようになる。その後、残存したフォトレジスト層PR
を除去し、メッキ電極層8をスパッタ法により形成する
と、ポリイミド膜4の開口部の段差部のメッキ電極層8
のステップカバレージは良好になり、断線不良が十分防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ電極の形成
方法に関し、特に電界メッキに用いるメッキ電極の断線
不良を防止したバンプ電極の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度実装技術の一つとして金バンプ電
極や半田バンプ電極が知られている。この種の電極は、
例えばLCDドライバーや有機ELドライバーのように
多ビットの出力端子を有するLSIをプリント基板等に
高密度で実装する場合によく用いられる。
【0003】図12に金バンプ電極構造の一例を示す。
図12(A)は金バンプ電極構造の平面図、図12
(B)は図12(A)におけるX−X線断面図である。
【0004】所望の半導体集積回路(不図示)が形成さ
れた集積回路チップ51(シリコン基板等)上に半導体
集積回路(LSI)の出力回路と外部接続端子(不図
示)との接続を担うAl薄膜から成る接続用電極(パッ
ド電極とも呼ばれる)52が形成されている。接続用電
極52は通常、正方形の形状を呈している。
【0005】集積回路チップ51及び接続用電極52の
周辺部はシリコン窒化膜(Si3N4膜)等から成る保護膜
53によって被覆されている。接続用電極52の中央部
については保護膜53は部分的に除去される結果、開口
部Hが設けられている。この開口部Hにおいて露出され
た接続用電極52にAu層/TiW層から成るバリアメタル層
54を介して、金バンプ電極56が形成されている。
【0006】次に、従来の金バンプ電極の形成方法につ
いて図13〜図18を参照しながら説明する。図13に
示すように、集積回路チップ1上にアルミニウムや、Al
-Si、Al-Si-Cu等のアルミニウム合金から成る接続用電
極2(パッド電極とも呼ばれる)を形成する。
【0007】そして、CVD法によりシリコン窒化膜
(Si3N4膜)から成る保護膜(パッシベーション膜)3
を全面に形成する。保護膜3は主として外部からの水分
等の侵入を防止するために形成される。そして、フォト
リソグラフィ法を用いて、接続用電極2上の保護膜3に
開口部H1を形成し、接続用電極2の表面を部分的に露
出させる。
【0008】次に、図14に示すように、全面にポリイ
ミド(PIX)膜4を形成する。ポリイミド膜4は実装
時にチップに加わる応力を緩和する役割を果たす。
【0009】そして、ポリイミド膜4上にフォトレジス
ト層5を形成する。そして、所定のフォトマスクを用い
て露光・現像処理を行うことにより、フォトレジスト層
5に開口部H2を形成する。このとき、開口部H2は、
保護膜3の開口部H1よりも幅広に形成する。フォトレ
ジスト層5とポリイミド膜4とは密着しているが、その
密着部のポリイミド膜4の表面にはミキシング層6と呼
ばれる難エッチング性の硬化層が形成される。
【0010】次に、図15に示すように、フォトレジス
ト層5をマスクとして現像液処理を行う。ポリイミド膜
4はアルカリ現像によってエッチングされる性質を有し
ているため、上記開口部H2の部分のポリイミド膜4が
選択的に除去される。このとき、上記のミキシング層6
は現像液によってエッチングされにくいために、ポリイ
ミド膜4のエッチングされた側面上部にくびれ部7が形
成されてしまう。
【0011】そして、図16に示すようにフォトレジス
ト層5を除去すると、ポリイミド膜4の開口部H2’の
端部上にはひさし状の角部KDが現れる。そうすると、
図17に示すように、次の工程で金(Au)及びチタン
タングステン合金(TiW)を順次スパッタすることに
よりメッキ電極層8を形成すると、上記のポリイミド膜
4の角部KDでメッキ電極層8の膜厚が薄くなる。つま
り、この部分でメッキ電極層8のステップカバレージが
悪化することになる。
【0012】次に、図18に示すように、全面にフォト
レジスト層9を15μm前後の膜厚に形成する。そし
て、所定のマスクを用いて露光・現像処理を行うことに
より、このフォトレジスト層9に開口部H3を形成す
る。この後は、図示しないが、電解メッキ法により開口
部H3を埋め込むようにして、接続用電極2上に金バン
プ電極が形成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の製造方法によれば、ポリイミド膜4のエッチン
グされた側面上部にくびれ部7が形成されると共に、ポ
リイミド膜4の開口部H2’の端部上にはひさし状の角
部KDが形成されてしまうため、このくびれ部7の程度
によっては、その後スパッタで形成されるメッキ電極層
8が断線するおそれがあった。
【0014】メッキ電極層8は電界メッキ時にウエーハ
側のメッキ電極として用いられるため、このメッキ電極
層8が断線すれば、電界メッキが正常に行われず、メッ
キ不良につながるという問題があった。
【0015】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みて為されたものであり、バンプ電極の形成方法におい
て、ポリイミド膜を応力緩和膜として導入した場合、ポ
リイミド膜の開口部におけるメッキ電極層のステップカ
バレージを改善し、メッキ不良を防止することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】基板上に形成された接続
用電極と、該接続用電極の周辺部を被覆すると共に該接
続用電極上に開口部が設けられた保護膜と、該保護膜上
に形成され開口部が設けられたポリイミド膜と、前記保
護膜の開口部において露出された接続用電極上に形成さ
れたバンプ電極と、を具備するバンプ電極の形成方法に
おいて、前記ポリイミド膜を選択的にエッチングして当
該ポリイミド膜の開口部を形成する工程と、前記ポリイ
ミド膜を被覆するフォトレジスト層を形成し、該フォト
レジスト層にアッシング処理を行うことにより前記ポリ
イミド膜の開口部の角部を除去する工程と、全面にメッ
キ電極層をスパッタ法で形成する工程と、を有すること
を特徴とする。
【0017】従来技術で説明したように、ポリイミド膜
を選択的にエッチングして当該ポリイミド膜の開口部を
形成すると、その開口部が設けられたポリイミド膜には
ひさし状の角部が形成される。このひさし状の角部が形
成されると、後続の工程で形成されるメッキ電極層のス
テップカバレージが悪化し、断線不良を生じるおそれが
ある。
【0018】そこで、本発明では、「前記ポリイミド膜
を被覆するフォトレジスト層を形成し、該フォトレジス
ト層にアッシング処理を行うことにより前記ポリイミド
膜の開口部の角部を除去する工程」を新たに導入するこ
とにより、開口部が設けられたポリイミド膜の開口部の
断面形状を滑らかにし、その上に形成されるメッキ電極
層のステップカバレージを改善して、メッキ電極層の断
線不良を防止した。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明の実施形態に
係るバンプ電極の形成方法を示す断面図である。
【0020】以下、工程の順に金バンプ電極の形成方法
を説明する。図1に示すように、所望の集積回路(例え
ばLCDドライバーや有機ELドライバー)が形成され
た集積回路チップ1(シリコン基板等)上にアルミニウ
ムや、Al-Si、Al-Si-Cu等のアルミニウム合金から成る
接続用電極2(パッド電極とも呼ばれる)を形成する。
接続用電極2の厚さは約1μmである。次に、CVD法
によりシリコン窒化膜(Si3N4膜)から成る保護膜3を
全面に形成する。保護膜3の厚さは0.6μm〜1μm
程度が適当である。
【0021】本実施形態では、この段階では接続用電極
2上の保護膜3に開口部は形成しないで、さらにポリイ
ミド(PIX)膜4を全面に塗布形成する。ポリイミド
膜4の膜厚は適宜選択できるが、通常は3μm〜7.5
μm程度が適当である。
【0022】次に、図2に示すように、ポリイミド膜4
上にフォトレジスト層5を形成し、ステッパー露光及び
現像処理により、このフォトレジスト層5に開口部H2
を設ける。
【0023】次に、図3に示すように、アルカリ現像液
を用いて上記開口部H2の部分のポリイミド膜4を選択
的にエッチングし、除去する。このとき、フォトレジス
ト層5とポリイミド膜4の密着部のミキシング層6は、
アルカリ現像液によってエッチングされにくいために、
ポリイミド膜4のエッチングされた側面上部にくびれ部
7が形成される。
【0024】次に、図4に示すように、フォトレジスト
層5をレジスト剥離液を用いて除去した後に、さらにフ
ォトレジスト層PRを形成する。そして、ステッパー露
光及び現像処理により、接続用電極2上のフォトレジス
ト層PRに開口部H1を形成する。このフォトレジスト
層PRの厚さは、ポリイミド膜4の平坦部上の膜厚t1
は2μm〜3μmであるが、ポリイミド膜4の開口部上
端にある角部KDでの膜厚t2は400nm〜500n
m(0.4μm〜0.5μm)と薄くなる。
【0025】次に、図5に示すように、フォトレジスト
層PRをマスクとして接続用電極2上の保護膜3をドラ
イエッチングして、除去する。
【0026】このときのドライエッチングとして、反応
性イオンエッチング(Reactive IonEtching)、化学的
ドライエッチング(Chemical Dry Etching)を用いるこ
とができるが、後者の化学的ドライエッチングを用いる
ことが適当である。エッチングガスとしては、CF4+02ガ
スを用いるのが適当である。好ましいエッチング条件と
して、CF4の流量は150sccm、O2の流量は150scc
m、キャリアガスN2の流量は40sccm、パワー600
W、圧力27Paである。
【0027】これにより、開口部H1に現れる保護膜3
の側面は、接続用電極2の上面に対して傾斜した形状に
加工される。この接続用電極2の上面に対する傾斜角θ
は、エッチング時の高周波電力、ガス圧力等によって制
御されるが、実験的に傾斜角θ=60°〜70°が適当
である。なお、傾斜角θはデバイス断面を走査型電子顕
微鏡により観察することにより測定が可能である。
【0028】上述した化学的ドライエッチングによれ
ば、第1に反応性イオンエッチングと異なり、エッチン
グ後のデポ物(ポリマー)を除去するための後処理が不
要となるので、アルミニウムのアタックが防止され、保
護膜3の側面下のアンダーカットUCが発生しない。第
2に、保護膜3の側面には傾斜が生じるので、後に形成
されるメッキ電極層のステップカバレージが良好とな
る。
【0029】次に、図6に示すようにフォトレジスト層
PRのアッシング処理(灰化処理)を行う。アッシング
処理は一般にフォトレジスト層の剥離性を良くするため
にドライエッチング終了後に行われる。本発明ではこの
アッシング処理を利用して、上記のポリイミド膜4の角
部KDをエッチングして除去している。これにより、ポ
リイミド膜4のくびれ部7も無くなり、滑らかな形状を
呈するようになる。
【0030】このアッシング処理は、O2アッシングを
用い、特に均一性を確保するために枚葉式アッシングや
平行平板型のRIEドライエッチング装置を用いること
が好ましい。アッシングによるポリイミド膜4のエッチ
ング量としては、本実施形態では600nm〜700n
mが角部KDを除去するために適当であるが、フォトレ
ジスト層PRの厚さやポリイミド膜4の角部KDの大き
さに応じて最適値に適宜選択することができる。
【0031】その後、フォトレジスト層PRをレジスト
剥離液によって除去し、図7に示すように、全面にメッ
キ電極層8を形成する。このメッキ電極層8は、例えば
チタンタングステン合金(TiW)、金(Au)を順次スパ
ッタして成る、Au層/TiW層である。ここで、上層のAu層
の厚さは100nm〜200nm、下層のTiW層は20
0nm程度が適当である。上述したアッシング処理によ
りポリイミド膜4は滑らかに加工されるので、ポリイミ
ド膜4の開口部の段差部のメッキ電極層8のステップカ
バレージを良好にでき、断線不良が十分防止される。
【0032】また、開口部H1に現れる保護膜3の側面
は、接続用電極2の上面に対して傾斜した形状を呈して
いるため、この部分においてもメッキ電極層8のステッ
プカバレージは良好となる。
【0033】次に、図8に示すようにメッキ電極層8上
にフォトレジスト層9を塗布する。ポリイミド膜4は金
バンプ形成領域及びその周辺領域が除去されているの
で、フォトレジスト層6の厚さは金バンプ電極形成領域
においても均一となるこれにより、従来例に比して露光
装置の露光余裕度が改善する。そして、図8に示すよう
に、所定の露光及び現像を行うことにより、金バンプ電
極形成領域にフォトレジスト層6の開口部H3を設け
る。
【0034】次に、図9に示すように、電解メッキ法に
より、フォトレジスト層9の開口部H3に露出されたメ
ッキ電極層8上に金バンプ電極10が形成される。
【0035】次に、図10に示すように、レジスト剥離
液によりフォトレジスト層9を除去する。
【0036】そして、図11に示すように、金バンプ電
極10をマスクとした薬品処理によって不要部分のメッ
キ電極層8を除去する。ここで、メッキ電極層8の上層
のAu層をエッチングするためには王水、下層のTiW層を
エッチングするためには過酸化水素水H2O2が用いられ
る。これにより、メッキ電極層8は金バンプ電極10の
下にのみ残存し、文字通りUBM(Under Bump Metal)
となる。UBMはバリアメタル層として機能する。
【0037】なお、上述した実施形態においては金バン
プ電極10の形成方法を例として説明したが、本発明は
これに限定されることなく、他の材料を用いたバンプ電
極の形成方法に広く適用できるものである。
【0038】また、本実施形態によれば、保護膜3に開
口部H1を形成するドライエッチング工程に続くアッシ
ング処理によって、ポリイミド膜4の角部KDを除去す
る方法を採ることにより、そのための特別なアッシング
処理工程を追加しないように工程変更を行っている。
【0039】しかし、本発明は、フォトレジスト層のア
ッシング処理を利用してポリイミド膜4の角部KDを除
去する点を特徴としているので、上記実施形態に限定さ
れることなく、特別のアッシング処理工程を追加してポ
リイミド膜4の角部KDを除去することも本特許の範囲
に含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バンプ電極構造において、ポリイミド膜の段差部でのメ
ッキ電極層のステップカバレージが改善されるので、メ
ッキ電極層の断線不良及びメッキ不良を防止するができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成方
法を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成
方法を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るバンプ電極の形成
方法を示す断面図である。
【図12】金バンプ電極の構造を示す図である。
【図13】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。
【図14】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。
【図15】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。
【図16】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。
【図17】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。
【図18】従来例に係る金バンプ電極の形成方法を示す
断面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された接続用電極と、該接
    続用電極の周辺部を被覆すると共に該接続用電極上に開
    口部が設けられた保護膜と、該保護膜上に形成され開口
    部が設けられたポリイミド膜と、前記保護膜の開口部に
    おいて露出された接続用電極上に形成されたバンプ電極
    と、を具備するバンプ電極の形成方法において、 前記ポリイミド膜を選択的にエッチングして当該ポリイ
    ミド膜の開口部を形成する工程と、前記ポリイミド膜を
    被覆するフォトレジスト層を形成し、該フォトレジスト
    層にアッシング処理を行うことにより前記ポリイミド膜
    の開口部の角部を除去する工程と、全面にメッキ電極層
    をスパッタ法で形成する工程と、を有することを特徴と
    するバンプ電極の形成方法。
  2. 【請求項2】 基板上に形成された接続用電極と、該接
    続用電極の周辺部を被覆すると共に該接続用電極上に開
    口部が設けられた保護膜と、該保護膜上に形成され開口
    部が設けられたポリイミド膜と、前記保護膜の開口部に
    おいて露出された接続用電極上に形成されたバンプ電極
    と、を具備するバンプ電極の形成方法において、 前記ポリイミド膜を選択的にエッチングして当該ポリイ
    ミド膜の開口部を形成する第1の工程と、前記保護膜を
    選択的にエッチングして当該保護膜の開口部を形成する
    第2の工程と、全面にメッキ電極層をスパッタ法で形成
    する第3の工程と、を有し、前記第2の工程はフォトレ
    ジスト層のアッシング処理を含み、当該アッシング処理
    によって前記ポリイミド膜の開口部の角部を同時に除去
    することを特徴とするバンプ電極の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記アッシング処理は枚葉式アッシング
    装置または平行平板型エッチング装置を用いて行うこと
    を特徴とする請求項2に記載のバンプ電極の形成方法。
  4. 【請求項4】 基板上に形成された接続用電極と、該接
    続用電極の周辺部を被覆すると共に該接続用電極上に開
    口部が設けられた保護膜と、該保護膜上に形成され開口
    部が設けられたポリイミド膜と、前記保護膜の開口部に
    おいて露出された接続用電極上に形成されたバンプ電極
    と、を具備するバンプ電極の形成方法において、 前記基板上に接続用電極を形成する工程と、 前記接続用電極を含む前記基板上の全面に保護膜を形成
    する工程と、 前記保護膜上にポリイミド膜を形成する工程と、 前記ポリイミド膜上に前記バンプ電極が形成される領域
    に開口部を有した第1のフォトレジスト層を形成する工
    程と、 前記第1のフォトレジスト層をマスクとして前記ポリイ
    ミド膜をウエットエッチングして開口部を形成する工程
    と、 前記第1のフォトレジスト層を除去する工程と、 前記接続用電極上に開口部を有する第2のフォトレジス
    ト層を形成する工程と、 前記接続用電極上の保護膜をエッチングして当該接続用
    電極の表面を露出する工程と、 前記第2のフォトレジスト層にアッシング処理を施すこ
    とにより、同時に前記ポリイミド膜の開口部の角部を除
    去する工程と、 前記第2のフォトレジスト層を除去する工程と、 前記接続用電極を含む全面にメッキ電極をスパッタ法に
    より形成する工程と、 前記バンプ電極が形成される領域に開口部を有する第3
    のフォトレジスト層を形成する工程と、 電解メッキ法により、前記接続用電極上にバンプ電極を
    形成する工程と、を具備することを特徴とするバンプ電
    極の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記アッシング処理は枚葉式アッシング
    装置または平行平板型エッチング装置を用いて行うこと
    を特徴とする請求項4に記載のバンプ電極の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記メッキ電極はAu層とTiW層とを
    積層して成ることを特徴とする請求項4に記載のバンプ
    電極の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記バンプ電極は金バンプ電極であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のバンプ電極の形成方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100350593C (zh) * 2004-08-02 2007-11-21 Nec液晶技术株式会社 形成布线图案的方法和使用其制造tft基板的方法

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CN100350593C (zh) * 2004-08-02 2007-11-21 Nec液晶技术株式会社 形成布线图案的方法和使用其制造tft基板的方法

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