JP2003007123A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003007123A
JP2003007123A JP2001185659A JP2001185659A JP2003007123A JP 2003007123 A JP2003007123 A JP 2003007123A JP 2001185659 A JP2001185659 A JP 2001185659A JP 2001185659 A JP2001185659 A JP 2001185659A JP 2003007123 A JP2003007123 A JP 2003007123A
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case
printed circuit
circuit board
cylindrical case
lighting device
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Withdrawn
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JP2001185659A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Sumi
角  佳和
Yasushi Kanbara
泰 蒲原
Naokage Kishimoto
直景 岸本
Masato Taji
正人 田路
Takuya Sakai
拓也 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内蔵される安定器のケースを削除してコストを
低減し、また、プリント基板単体で筒状ケースに挿入す
ることによりケースの形状による制約を減少させて筒状
ケースの複数品種での共用化を図る。 【解決手段】放電灯を点灯させるための点灯装置と、こ
の点灯装置を収納するための筒状ケースと、筒状ケース
の少なくとも一端に設けられ筒状ケースを密閉するため
の側板とからなる筒状ケース入りの安定器において、点
灯装置のプリント基板を覆うためのケースは前記筒状ケ
ースそのものとした。例えば、プリント基板固定部材5
を筒状ケース1の少なくとも両端に配置し、プリント基
板の幅方向の縁部を切り欠き51に挿入することにより
プリント基板3の固定がなされる。その後、筒状ケース
1の開口部を側板や防水樹脂で密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筒状ケースに内蔵さ
れる点灯装置のケースを削除した照明装置に関するもの
であり、防水タイプの安定器として利用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギーの要請が拡大するな
か、放電灯点灯装置の高周波化が進んでいる。一方、密
閉された照明装置を必要とする照明器具に搭載される放
電灯点灯装置は現状では銅鉄型の安定器が多く、その背
景にはインバータ安定器とのコスト差が考えられる。従
来、インバータ安定器を密閉するためには、図14に示
すように、開発済みの安定器(図15)を安定器ケース
本体41及びケース蓋42に収納した状態のまま筒状ケ
ース1に挿入し、筒状ケース1の一端もしくは両端を側
板2ならびに防水樹脂にて封止することによって密閉性
を確保していた。また、安定器の固定・保持のためにバ
ネ性を持たせたプレート状の安定器固定バネ8を有して
いた。
【0003】しかしながら、この方法では安定器のケー
ス4の外側に密閉機能を発揮する筒状ケース1があると
いう二重のケース構造になっており、また、安定器のケ
ース4があることで安定器を固定する為の固定バネ8が
必要となっており、機能とコストという面では不利であ
った。しかも、従来は安定器の断面形状に合わせて、そ
れぞれに応じた密閉筒状ケースを新造するといった開発
上、製造上の無駄があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、内蔵される安定器のケースを削除することによりコ
スト削減を可能とし、また、プリント基板単体で筒状ケ
ースに挿入することによりケースの形状による制約を減
少させて筒状ケースの複数品種での共用化を図ることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、図1〜図13に示すように、放
電灯を点灯させるための点灯装置と、この点灯装置を収
納するための筒状ケースと、筒状ケースの少なくとも一
端に設けられ筒状ケースを密閉するための側板とからな
る筒状ケース入りの安定器において、点灯装置のプリン
ト基板を覆うためのケースは前記筒状ケースそのもので
あることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1に本発明の実
施形態1の構成を示す。図中、1は筒状ケースであり、
アルミ材のような金属で構成されており、外周には放熱
フィン11を有している。5はプリント基板固定部材で
あり、例えば樹脂成形品よりなり、その外周形状は筒状
ケース1の断面内周形状と同じ形状となっており、この
例では、長方形の長辺を共有する2隅を斜めに切り欠い
た形状となっている。
【0007】図2には、プリント基板固定部材5により
固定されるプリント基板3の構造を例示している。3は
基板であり、その長手方向の少なくとも一端にはコネク
タ31を有しており、中央部には複数の実装部品32を
有している。実装部品32はケースで覆われていない。
実装部品32と反対側の基板面は半田面となっている。
【0008】プリント基板固定部材5の内周断面形状は
外周断面形状と相似形であり、その内周の幅方向の長さ
d1はプリント基板3の幅方向の長さdよりも短く、プ
リント基板3と接触する部分には相対向する一対の切り
欠き51が設けられている。このような構造のプリント
基板固定部材5を筒状ケース1の少なくとも両端に配置
し、プリント基板3の幅方向の縁部33を切り欠き51
に挿入することによりプリント基板3の固定がなされ
る。その後、筒状ケース1の開口部を側板2(図14)
や防水樹脂で密封する点は従来と同様である。
【0009】(実施形態2)図3に本発明の実施形態2
の構成を示す。プリント基板3の構成は図2と同様であ
り、側板2の構成は図14と同様である。本実施形態の
プリント基板固定部材5は、筒状ケース1の断面内周と
同じ形状の外周断面を有し、内周断面は外周断面とは異
なる形状を有する。この例では、内周断面は菱形開口部
52の形状を有しており、その内周の幅方向の長さd2
はプリント基板3の幅方向の長さdと同等もしくはそれ
よりも大きく設定されている。このような構造のプリン
ト基板固定部材5を筒状ケース1の少なくとも両端に配
置し、プリント基板3の幅方向の縁部33を菱形開口部
52の内周断面の幅方向の頂点間に挿入することにより
プリント基板3の固定がなされる。その後、筒状ケース
1の開口部を側板2や防水樹脂で密封する点は従来と同
様である。
【0010】(実施形態3)図4に本発明の実施形態3
の構成を示す。プリント基板3の構成は図2と同様であ
り、側板2の構成は図14と同様である。本実施形態の
プリント基板固定部材5は、筒状ケース1の断面内周と
は異なる形状の外周断面を有し、内周断面は外周断面と
相似形となっている。この例では、プリント基板固定部
材5の内周断面は、菱形の形状を有しており、その内周
の幅方向の長さd2はプリント基板3の幅方向の長さd
と同等もしくはそれよりも大きく設定されている。この
ような構造のプリント基板固定部材5を筒状ケース1の
少なくとも両端に配置し、プリント基板3の幅方向の縁
部33を菱形の内周断面の幅方向の頂点間に挿入するこ
とによりプリント基板3の固定がなされる。その後、筒
状ケース1の開口部を側板2や防水樹脂で密封する点は
従来と同様である。
【0011】図5はプリント基板固定部材5の別の例で
あり、図4と同様に、筒状ケース1の断面内周とは異な
る形状の外周断面を有し、内周断面は外周断面と相似形
となっているが、この例では、プリント基板固定部材5
の内周断面は長方形であり、その内周の幅方向の長さd
1はプリント基板3の幅方向の長さdよりも短く、プリ
ント基板3と接触する部分には相対向する一対の切り欠
き51が設けられている。このような構造のプリント基
板固定部材5を筒状ケース1の少なくとも両端に配置
し、プリント基板3の幅方向の縁部33を切り欠き51
に挿入することによりプリント基板3の固定がなされ
る。その後、筒状ケース1の開口部を側板2や防水樹脂
で密封する点は従来と同様である。
【0012】(実施形態4)図6に本発明の実施形態4
の構成を示す。プリント基板3の構成は図2と同様であ
り、側板2の構成は図14と同様である。筒状ケース1
の断面内周の少なくとも一角に接し、プリント基板3を
固定する構造を有するプリント基板固定部材5が少なく
とも筒状ケース1の両端に配置されており、それにより
プリント基板3を固定している構造である。この例で
は、コ字型の内周断面及び外周断面を有するプリント基
板固定部材5が、筒状ケース1の断面内周の下2隅と幅
が狭くなる部分のコーナー部分に接するようになってい
る。プリント基板固定部材5のプリント基板3と接触す
る部分には相対向する一対の切り欠き51が設けられて
いる。このような構造のプリント基板固定部材5を筒状
ケース1の少なくとも両端に配置し、プリント基板3の
幅方向の縁部33を切り欠き51に挿入することにより
プリント基板3の固定がなされる。その後、筒状ケース
1の開口部を側板2や防水樹脂で密封する点は従来と同
様である。
【0013】(実施形態5)図7に本発明の実施形態5
の構成を示す。筒状ケース下部内面にあるプリント基板
3を保持する突起物12と、ケース内側面にあるプリン
ト基板3を固定するリブ13によってプリント基板3を
筒状ケース1の中に固定する。すなわち、プリント基板
保持突起物12でプリント基板3の半田面を保持し、プ
リント基板固定リブ13でプリント基板3の部品面を固
定する。これにより、安定器ケース4がなくてもプリン
ト基板3を筒状ケース1の中に固定できる。
【0014】(実施形態6)図8に本発明の実施形態6
の構成を示す。筒状ケース1の断面角部に接触するよう
に設置された長手方向のレール状の固定手段14によ
り、プリント基板3を保持・固定する。この例では、断
面が略正方形の細長い樹脂成形品等よりなる角材を筒状
ケース1の下2隅に配置し、それぞれの角材よりプリン
ト基板3の厚みと同等かそれより少し大きめの空隙を隔
てて、同様の角材を配置したものであり、これにより筒
状ケース1の内周には相対向する一対の空隙が形成され
る。この空隙にプリント基板3の幅方向縁部33を挿入
してスライドさせることにより、安定器ケース4がなく
てもプリント基板3を筒状ケース1の中に固定できる。
【0015】図9は本発明の実施形態6の一変形例であ
り、筒状ケース1の断面角部に接触するように設置され
た長手方向のレール状の固定手段により、プリント基板
3を保持・固定するものであるが、この例では、プリン
ト基板3の長手方向の端部に設けられた固定ねじ16に
より、断面コ字型の固定板15にプリント基板3を固定
し、この固定板15の開口側の一対の縁部を筒状ケース
1の下2隅に接触させながらスライドさせることによ
り、安定器ケース4がなくてもプリント基板3を筒状ケ
ース1の中に固定できる。
【0016】図10は図9の構造を簡略化したものであ
り、固定板15の中間部を省略することにより、部品コ
ストを低減したものである。すなわち、図9の固定板1
5に比べて長さが半分以下とされた一対の固定板15を
プリント基板3の長手方向の両端にそれぞれ装着したも
のであり、この例でも、各固定板15の開口側の一対の
縁部を筒状ケース1の下2隅に接触させながらスライド
させることにより、安定器ケース4がなくてもプリント
基板3を筒状ケース1の中に固定できる。
【0017】なお、図9または図10の固定板15は、
樹脂成形品であっても良いが、金属板で構成する場合に
は、図10の構造とすることにより、プリント基板3の
半田面に金属板が接触しないようにすることができて好
都合である。
【0018】(実施形態7)図11に本発明の実施形態
7の構成を示す。筒状ケース1とプリント基板3もしく
は実装部品32との絶縁を保つために実装済みのプリン
ト基板3の一部もしくは全体に絶縁性能を有するコーテ
ィング34を施して、筒状ケース1に挿入することによ
り安定器ケース4を削除する。筒状ケース1内部でのプ
リント基板固定手段は実施形態1〜6のいずれの手段を
用いても良い。
【0019】(実施形態8)図12と図13に本発明の
実施形態8の構成を示す。筒状ケース1とプリント基板
3もしくは実装部品32との絶縁を保つために実装済み
のプリント基板3の一部もしくは全体を、絶縁紙17ま
たは絶縁性能を有する収縮チューブ18によって包み込
んで、筒状ケース1に挿入することにより、安定器ケー
ス4を削除する。筒状ケース1内部でのプリント基板固
定手段は実施形態1〜6のいずれの手段を用いても良
い。
【0020】
【発明の効果】本発明では、筒状ケースに具備されるリ
ブや突起物または筒状ケースの内部に装着される固定部
材を利用して、プリント基板を筒状ケース内で保持する
ことによって安定器を覆うケースを削除することが可能
となり、防水用安定器をはじめとする点灯装置を密閉す
るための構造を持つ照明装置のコスト削減が出来るとと
もに、筒状ケースの小型化・共用化が可能となるため、
密閉型安定器のコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施形態1に用いるインバータ点灯装
置本体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態2の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施形態3の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施形態3の一変形例の要部構成を示
す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態4の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明の実施形態5の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施形態6の要部構成を示す斜視図で
ある。
【図9】本発明の実施形態6の一変形例の要部構成を示
す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態6の他の変形例の要部構成
を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施形態7の要部構成を示す斜視図
である。
【図12】本発明の実施形態8の要部構成を示す斜視図
である。
【図13】本発明の実施形態8の一変形例の要部構成を
示す斜視図である。
【図14】従来例の要部構成を示す斜視図である。
【図15】従来例に用いるインバータ点灯装置本体の構
成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筒状ケース 3 プリント基板 5 プリント基板固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蒲原 泰 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岸本 直景 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 田路 正人 兵庫県姫路市西延末404番1号 池田電機 株式会社内 (72)発明者 酒井 拓也 兵庫県姫路市西延末404番1号 池田電機 株式会社内 Fターム(参考) 3K014 DA05 EA00 EA01 EA04 NA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯を点灯させるための点灯装置
    と、この点灯装置を収納するための筒状ケースと、筒状
    ケースの少なくとも一端に設けられ筒状ケースを密閉す
    るための側板とからなる筒状ケース入りの安定器におい
    て、点灯装置のプリント基板を覆うためのケースは前記
    筒状ケースであることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 断面が異なる筒状ケースに同一のプリ
    ント基板を収納できるようにしたことを特徴とすること
    を特徴とした請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 筒状ケースの断面内周に密着した構造
    を有し、プリント基板を固定する手段を具備したことを
    特徴とした請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 筒状ケースの断面内周の角部に接し、
    プリント基板を固定する手段を具備したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 筒状ケースの断面内周の角部に接し、
    かつ筒状ケースの長手方向にプリント基板を固定する手
    段を具備したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の照明装置。
  6. 【請求項6】 筒状ケースの内部にプリント基板を固
    定もしくは保持するためのリブを設けたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 筒状ケースに内蔵されるプリント基板
    は、少なくとも充電部に絶縁コーティング処理が施され
    ていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の照明装置。
  8. 【請求項8】 筒状ケースに内蔵されるプリント基板
    は、少なくとも充電部が絶縁機能を有する収縮チューブ
    もしくは筒状の絶縁紙により包まれていることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の照明装置。
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Cited By (5)

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