JP2003007037A - 録音再生装置 - Google Patents

録音再生装置

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JP2003007037A
JP2003007037A JP2002101883A JP2002101883A JP2003007037A JP 2003007037 A JP2003007037 A JP 2003007037A JP 2002101883 A JP2002101883 A JP 2002101883A JP 2002101883 A JP2002101883 A JP 2002101883A JP 2003007037 A JP2003007037 A JP 2003007037A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲の属性情報を入手し、記録用媒体等に容
易に記録できる録音再生装置を提供する。 【解決手段】 録音再生装置は、再生用CDから取得し
たTOC情報を携帯電話装置へ送信する(S11)。携
帯電話装置は、受信したTOC情報等をタイトル情報提
供サーバへ送信し(S22)、タイトル情報及びジャケ
ット絵図を受信する(S23)。携帯電話装置は、タイ
トル情報を録音再生装置へ送信し(S24)、また、必
要に応じてジャケット絵図を録音再生装置へ送信する
(S26)。一方、録音再生装置は、携帯電話装置から
送られるタイトル情報を受信し(S12)、また、送ら
れるジャケット絵図を受信し、フラッシュメモリに記憶
する(S14)。そして、録音再生装置は、録音が終了
すると(S16)、タイトル情報等を記録用MDに記録
する(S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、録音再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc/コンパクトディス
ク)等を再生して得られる楽曲データ(音声信号)を、
MD(Mini Disc/ミニディスク)等に録音することの
できる録音再生装置が知られている。また、MDには、
ディスクタイトル及び楽曲データ毎のトラックタイトル
等からなるタイトル情報を記録するための領域として、
U−TOC(User's Table Of Contents)が設けられて
いる。そして、録音再生装置は、楽曲データをMDに録
音した後に、利用者から入力されるディスクタイトル及
びトラックタイトル等(タイトル情報)を、MDの有す
るU−TOCに登録することができるようになってい
る。
【0003】一方、インターネット経由でアクセスして
くるユーザに対し、市販の音楽CDに関する情報を提供
するサービスが一般化しつつある。こうしたサービスを
提供するディスク情報データベースは、市販されている
各種の音楽CDに関する詳細な情報(テキスト情報等の
属性情報)を、予めデータベースのシステムに蓄積して
おき、要求に応じて、属性情報を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザは、音楽関連サ
イトを介してディスク情報データベースを利用すること
により、音楽CDのアルバムタイトル、曲タイトル、ア
ーティスト等に関する情報(テキスト情報等の属性情
報)を容易に入手できる。しかしながら、ディスク情報
データベースから取得した情報を、MDのU−TOCに
登録する場合、ユーザは、録音再生装置が有する所定の
操作部(操作キーやリモコン等)を操作して、情報を1
文字ずつ入力していく必要があった。このような作業は
ユーザにとって煩雑であった。
【0005】また、ユーザが、MDのU−TOCにアル
バムタイトルや曲タイトル等の情報を登録した後であれ
ば、録音再生装置は、MDの再生時に、アルバムタイト
ルや曲タイトル等を表示部に表示できる。しかしなが
ら、表示部に表示されるこれらアルバムタイトルや曲タ
イトル等だけでは、ユーザが曲やアーティストのイメー
ジを容易に把握できない場合も多かった。そのため、M
D等のディスクの再生に合わせてディスクに関連する画
像(例えば、ジャケット絵図やアーティスト画像等)が
表示できれば、曲やアーティストのイメージを容易に把
握でき、ユーザが音楽をより深く楽しむことが期待でき
る。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、再生用媒体に記録されている楽曲の属性情報を情報
提供サイトから入手し、記録用媒体等に容易に記録でき
るようにすることを目的とする。また、この発明は、簡
単に楽曲の属性情報を取得して、利用できる装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る録音再生装置は、再生用
媒体に関するテキスト情報及び画像情報を含んだ属性情
報を要求に応じて提供する属性情報提供サーバとの間で
通信を行う通信装置と接続され、再生用媒体から再生し
た楽曲データを記録用媒体に録音する録音再生装置であ
って、再生用媒体を識別する識別情報を、再生対象の再
生用媒体から取得する識別情報取得手段と、再生用媒体
から再生した楽曲データを記録用媒体に録音する再生・
録音動作に連動して、前記通信装置が前記属性情報提供
サーバから属性情報の提供を受けるために、前記識別情
報取得手段が取得した識別情報を前記通信装置に送信す
る識別情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】上記録音再生装置は、前記識別情報送信手
段による識別情報の送信に応じて、前記属性情報提供サ
ーバから属性情報の提供を受けた前記通信装置から返信
される属性情報を受信する属性情報受信手段と、前記属
性情報受信手段が受信した属性情報を、前記識別情報取
得手段が受信した識別情報と関連付けて記憶する属性情
報記憶手段と、再生対象となる再生用媒体の装填時若し
くは再生時に、前記情報記憶手段に記憶された対象の属
性情報を表示する属性情報表示手段と、を更に備えても
よい。
【0009】上記録音再生装置は、前記識別情報送信手
段による識別情報の送信に応じて、前記属性情報提供サ
ーバから属性情報の提供を受けた前記通信装置から返信
される属性情報を受信する属性情報受信手段と、前記属
性情報受信手段が受信した属性情報を、録音される楽曲
データと共に記録用媒体に記録する記録手段と、を更に
備えてもよい。
【0010】上記録音再生装置は、再生用媒体に属性情
報が記録されているか否かを判別する判別手段と、前記
判別手段により属性情報が記録されていると判別された
場合に、前記識別情報送信手段による識別情報の送信を
抑止する送信制御手段と、前記送信制御手段により前記
識別情報送信手段による識別情報の送信が抑止された場
合に、再生用媒体に記録された属性情報を取得する属性
情報取得手段と、前記属性情報取得手段が取得した属性
情報を、録音される楽曲データと共に記録用媒体に記録
する記録手段と、を更に備えてもよい。
【0011】前記識別情報送信手段は、前記属性情報提
供サーバから画像情報が含まれる属性情報の提供を受け
た前記通信装置に、楽曲データを再生する再生動作に連
動して識別情報を送信してもよい。
【0012】上記録音再生装置は、再生対象となる再生
用媒体に関連する画像情報を、前記属性情報記憶手段か
ら取得する画像情報取得手段と、前記画像情報取得手段
が取得した画像情報及び、該画像情報の表示を指示する
指示情報を、前記通信装置に送信する指示情報送信手段
と、を更に備えてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるタイ
トル情報転送システムについて、以下図面を参照して説
明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1は、このタイトル
情報転送システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、タイトル情報転送システムは、録音
再生装置100と、携帯電話装置200と、通信交換装
置400と、タイトル情報提供サーバ500と、タイト
ル情報データベース600(DB)とを備えている。そ
して、携帯電話装置200と通信交換装置400とが、
無線公衆通信ネットワークWNETを介して接続されて
いる。さらに、通信交換装置400とタイトル情報提供
サーバ500とタイトル情報DB600とが、インター
ネットINETを介して接続されている。また、録音再
生装置100と携帯電話装置200は、信号ケーブルC
Aを介して接続されている。
【0015】録音再生装置100は、CD(コンパクト
ディスク)を再生し、得られた楽曲データをMD(ミニ
ディスク)に録音する機器であって、図2に示すよう
に、処理制御部110と、信号処理部120と、インタ
フェース130と、キー入力部140と、表示部150
と、メモリ160と、再生・記録部170と、DAC
(デジタル/アナログコンバータ)180とから構成さ
れる。
【0016】処理制御部110は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)及び周辺LSI(Large Scale Integra
tion)を含んだ1チップマイコン等から構成され、録音
再生装置100全体を制御する。
【0017】具体的に説明すると、処理制御部110
は、信号処理部120を制御して再生用媒体、例えば再
生対象である再生用CDを再生し、得られた楽曲データ
を、再生・記録部170等を介して記録用媒体、例えば
記録対象である記録用MDに録音する。
【0018】また、処理制御部110は、信号処理部1
20を制御して、再生対象のCD中のTOC(Table Of
Contents)からTOC情報を読み出し、このTOC情
報をインタフェース130等を介して携帯電話装置20
0へ送る。このTOC情報は、トータルトラック数及び
トータル演奏時間(分:秒:フレーム)等からなる情報
であり、タイトル情報DB600にて再生用CDを識別
し、この再生用CDのディスクタイトル及び再生用CD
中の各トラックに記録された楽曲のタイトル、アーティ
スト、作曲者、楽譜、歌詞等についてのタイトル情報を
得るための識別情報として使用される。
【0019】また、処理制御部110は、携帯電話装置
200から送られるタイトル情報をインタフェース13
0を介して受信し、信号処理部120及び再生・記録部
170を介して、受信したタイトル情報を記録用MDに
記録する。
【0020】信号処理部120は、処理制御部110に
よる制御に従って再生用CDを再生して楽曲データを読
み出し、記録用MDに楽曲データを記録する。
【0021】インタフェース130は、信号ケーブルC
Aが着脱可能に接続されるコネクタを備え、通信ケーブ
ルCAを介して携帯電話装置200との間でデータを送
受信する。
【0022】キー入力部140は、ボタンスイッチやロ
ータリスイッチ等からなり、利用者の操作に従った指示
情報等を入力し、入力した情報を処理制御部110に供
給する。例えば、キー入力部140は、利用者により特
定のキーが押下された際に、CDからMDへの楽曲デー
タの録音(再生録音)を指示する情報を処理制御部11
0に供給する。
【0023】表示部150は、LCD(Liquid Crystal
Display)パネル等からなり、処理制御部110に制御
され、文字列等を表示する。例えば、表示部150は、
録音中の楽曲データのトラック番号や、録音が完了する
までの残時間等を表示する。
【0024】メモリ160は、RAM(Random Access
Memory)等からなり、処理制御部110のワークエリア
等として使用され、様々な情報を記憶する。
【0025】再生・記録部170は、光学ヘッド・磁気
ヘッド等を備え、この録音再生装置100に装填された
CDに記録されているデータを読み取り、また、MDに
任意のデータを書き込み、また、MDに記録されたデー
タを読み出す。
【0026】DAC(デジタル/アナログコンバータ)
180は、信号処理部120から供給されたデジタルの
楽曲データをアナログの楽曲信号に変換し、変換した楽
曲信号をアンプ及びスピーカ等を介して音声(楽曲音)
として出力する。
【0027】図1に示す携帯電話装置200は、いわゆ
る携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone Syste
m)等から構成され、図3に示すように、通信処理部2
10と、電源部220と、インタフェース230と、処
理制御部240と、表示部250と、音声入力部260
と、音声出力部270と、メモリ280とを備えてい
る。
【0028】通信処理部210は、RF(Radio Freque
ncy)信号処理回路(高周波回路)等から構成され、例
えば移動体通信ネットワークを構成する基地局との間で
無線信号を送受信することにより、通話や電子メールの
送受信等を可能とする。通信処理部210は、電源部2
20から供給される電力により動作する。
【0029】電源部220は、例えばリチウムイオン二
次電池等から構成される電池221を含み、この携帯電
話装置200の各部位に供給する電力を生成する。
【0030】インタフェース230は、信号ケーブルC
Aが着脱可能に接続されるコネクタを備え、信号ケーブ
ルCAを介して接続されている録音再生装置100との
間でデータを送受信する。
【0031】処理制御部240は、例えばMPU(Micr
o Processing Unit)やDSP(Digital Signal Proces
sor)等から構成され、この携帯電話装置200全体の
動作を制御するためのものであり、電源制御部241
と、データ処理部243と、音声処理部245とを備え
ている。
【0032】電源制御部241は、電源部220から供
給された電源の各部位への配送状態を制御するためのも
のである。電源制御部241は、メモリ280に記憶さ
れている電源供給フラグ情報に応じて、各部位への電源
の配送状態を切り替える。例えば、電源供給フラグ情報
が「送受信抑止」を示す内容であった場合、電源制御部
241は、通信処理部210を除くこの携帯電話装置2
00の各部位に電源部220から供給された電力を配送
する。一方、電源制御部241は、電源供給フラグ情報
が「送受信OK」を示す内容であった場合、通信処理部
210を含めたこの携帯電話装置200の各部位に電力
を配送する。
【0033】データ処理部243は、電子メールの作成
や送受信、電話帳データの編集といったデータ処理等を
実行する。
【0034】音声処理部245は、例えばCODEC
(COder/DECoder)を備えた音声信号処理回路であり、
音声入力部260から送られた音声信号を符号化して通
信処理部210に送る。また、音声処理部245は、通
信処理部210から送られた信号から音声信号を復元し
て音声出力部270に供給する。
【0035】表示部250は、LCD(Liquid Crystal
Display)等から構成され、処理制御部240が各種の
処理内容や処理結果に応じた画像を表示する。また、後
述するように、表示部250は、メモリ280に記憶さ
れた画像情報を表示する。
【0036】音声入力部260は、マイクロフォン等か
ら構成され、外部から音声を取り込んで音声信号を生成
し、生成した音声信号を音声処理部245に送る。
【0037】音声出力部270は、スピーカ等から構成
され、音声処理部245から受けた音声信号に応じた音
声を出力する。
【0038】メモリ280は、上述した電源供給フラグ
情報や後述するジャケット絵図等を、処理制御部240
の制御に従って記憶する。
【0039】図1に示す通信交換装置400は、無線公
衆通信ネットワークWNETとインターネットINET
との間で、通信交換を実行するゲートウエイである。具
体的に、通信交換装置400は、携帯電話装置200か
ら送信先の情報を含むメッセージ等が送信された場合、
このメッセージ等を電子メールの形式に変換し、指定さ
れた送信先へインターネットINETを介して送信す
る。また、インターネットINETを介して携帯電話装
置200宛ての電子メールを受信した場合、この電子メ
ールの内容を、携帯電話装置200との間の通信方式に
応じた形式に変換し、無線公衆通信ネットワークWNE
Tを介して携帯電話装置200へ送信する。
【0040】タイトル情報提供サーバ500は、インタ
ーネットINETに接続されたサーバである。タイトル
情報提供サーバ500は、通信交換装置400から電子
メールにより送信されるTOC情報を、HTTP( Hyp
erText Transfer Protocol)によってタイトル情報DB
600へ送信する。また、タイトル情報提供サーバ50
0は、タイトル情報DB600からHTTPによって返
信されるタイトル情報を、このタイトル情報を要求した
ユーザ宛てに電子メールにより送信する。
【0041】タイトル情報提供サーバ500は、図4に
示すように、通信処理部510と、処理制御部530
と、メモリ550とを備えている。
【0042】通信処理部510は、ルータ(router)等
からなり、処理制御部530に制御され、インターネッ
トINETを介して通信交換装置400及びタイトル情
報DB600に通信接続し、接続先との間でデータを送
受信する。
【0043】処理制御部530は、録音再生装置100
から送信されたTOC情報を受信し、このTOC情報を
タイトル情報DB600に送信して、このタイトル情報
に応じて送信されるタイトル情報を受信し、これを録音
再生装置100に送信するための制御全般を行うための
ものである。処理制御部530は、電子メール受信処理
部531と、ユーザ認証部534と、ユーザ課金部53
7と、問合せコード送信処理部540と、応答コード受
信処理部543と、応答メール送信処理部546とを備
える。
【0044】電子メール受信処理部531は、通信交換
装置400を介して送信されてくる電子メールを受信
し、タイトル情報を問い合わせる問合せ電子メールであ
れば、その電子メール中に含まれるTOC情報と発信元
情報を取得する。そして、電子メール受信処理部531
は、取得したTOC情報を問合せコード送信処理部54
0に渡す。また、電子メール受信処理部531は、取得
した発信元情報を、TOC情報とともにユーザ認証部5
34に渡す。ユーザ認証部534は、電子メール受信処
理部531から渡された新たな発信元情報に基づき、電
子メールを発信したユーザを認証する。そして、ユーザ
認証部534は、発信元が正規のユーザと認証された場
合、渡された発信元情報を、TOC情報とともに後述の
発信元情報テーブル551に記憶させる。ユーザ課金部
537は、ユーザ認証部534により認証された正規の
ユーザについて、タイトル情報の問合せに伴って発生す
る課金額を算定する。
【0045】問合せコード送信処理部540は、電子メ
ール受信処理部531から渡されたTOC情報に基づい
て問合せコードを生成する。そして、問合せコード送信
処理部540は、生成した問合せコードを、タイトル情
報DB600へHTTPにより送信する。応答コード受
信処理部543は、上述した問合せコード送信処理部5
40から送信された問合せコードに応じて、HTTPで
タイトル情報DB600から送信される応答コードを受
信する。そして、応答コード受信処理部543は、受信
した応答コードを後述のタイトル情報テーブル566に
記録する。応答メール送信処理部546は、タイトル情
報テーブル566に記録された応答コードと発信元情報
テーブル551に基づいて応答の電子メールを生成す
る。そして、応答メール送信処理部546は、生成した
応答の電子メールを発信元のユーザ宛に送信する。
【0046】メモリ550は、処理制御部530による
参照及び更新の対象となるテーブルとして、発信元情報
テーブル551と、ユーザ認証情報テーブル554と、
タイトル情報テーブル566と、課金算定基準テーブル
557と、課金額記録テーブル560と、ジャケット絵
図テーブル569とを記憶する。
【0047】発信元情報テーブル551は、上述した電
子メール受信処理部531によって取得され、ユーザ認
証部534によって正規のユーザであると認証された発
信元について、発信元情報と問合せ対象である再生用C
DのTOC情報とを、問合せへの応答が完了するまで格
納しておくテーブルである。ユーザ認証情報テーブル5
54は、ユーザの認証に必要な情報を予め格納しておく
テーブルであり、ユーザ認証部534によって参照され
る。タイトル情報テーブル566は、録音再生装置10
0から送信されたTOC情報と、このTOC情報に応じ
てタイトル情報DB600から返信されてきたタイトル
情報とを、対応付けて記憶する一種のキャッシュであ
る。タイトル情報テーブル566は、TOC情報の発信
元である録音再生装置100すべてへタイトル情報の返
信が完了するまで、TOC情報及びタイトル情報を記憶
する。このタイトル情報テーブル566は、応答メール
送信処理部546によって参照される。
【0048】課金算定基準テーブル557は、ユーザに
対する課金額の算定に必要な情報を格納しておくテーブ
ルである。具体的に、課金算定基準テーブル557は、
タイトル情報DB600からのタイトル情報と、このタ
イトル情報の取得についての課金額とを予め対応づけて
記憶する。また、課金算定基準テーブル557は、予め
記憶されていないタイトル情報が送信されてきた場合の
標準的な課金額も予め記憶する。この課金算定基準テー
ブル557は、ユーザ課金部537によって参照され
る。課金額記録テーブル560は、課金算定基準テーブ
ル557により算定されたユーザに対する課金額を、一
定期間毎に累加して格納するテーブルである。
【0049】ジャケット絵図テーブル569は、タイト
ル情報を問い合わせる問合せ電子メールの送信が予想さ
れる代表的な再生用CDについて、その再生用CDのT
OC情報と店頭販売中の再生用CDの外観を表す画像で
あるジャケット絵図とを、予め対応づけて記憶させたテ
ーブルである。このジャケット絵図テーブル569は、
応答メール送信処理部546によって参照される。
【0050】図1に示すタイトル情報DB600は、H
TTPによって受信したTOC情報を検索キーとして、
タイトル情報が集積された源泉情報データベースを検索
し、検索キーに該当するタイトル情報を取得する。そし
て、TOC情報を発信したコンピュータに割り当てられ
たIPアドレス(Internet Protocol Address)宛て
に、取得したタイトル情報を送信する。
【0051】次に、上記構成のタイトル情報転送システ
ムの動作について、図5乃至図9を用いて説明する。
【0052】ユーザは、再生用CDに記録されている楽
曲データを記録用MDに複写し、さらに、記録用MDの
U−TOCエリアにタイトル情報などを登録したい場
合、この録音再生装置100に再生用CDと記録用MD
を装填すると共にキー入力部140上の所定の指示ボタ
ンを操作する。この操作に応答して、録音再生装置10
0の処理制御部110は、図5(a)のフローチャート
に示す処理を開始し、まず、信号処理部120を制御す
ることによって装填されている再生用CDにアクセス
し、この再生用CDからタイトル情報を取得するための
識別情報となるTOC情報を取得する(ステップS10
10)。そして処理制御部110は、取得したTOC情
報を、インタフェース130を介して携帯電話装置20
0へ送信する(ステップS1020)。
【0053】携帯電話装置200は、図5(b)のフロ
ーチャートに示す処理を実行しており、処理制御部24
0が、録音再生装置100から送信されたTOC情報
を、インタフェース230を介して受信する(ステップ
S1110)。また、処理制御部240は、メモリ28
0にアクセスして、自己の電話番号を取得する(ステッ
プS1120)。処理制御部240は、上記ステップS
1110及びS1120で取得したTOC情報及び自己
の電話番号から、図6に示すような電子メールを生成
し、通信処理部210を介してタイトル情報提供サーバ
500へ送信する(ステップS1130)。
【0054】通信交換装置400は、図7(a)に示す
処理により、上述したステップS1130で送信された
TOC情報を含む電子メールを無線公衆通信ネットワー
クWNETを介して受信する(ステップS1210)。
通信交換装置400は、公衆回線系のプロトコルとTC
P/IPプロトコルとを交換して、受信した電子メール
を、インターネットINET経由でタイトル情報提供サ
ーバ500へ送信する(ステップS1220)。
【0055】タイトル情報提供サーバ500は、図7
(b)のフローチャートに示す処理を行っており、処理
制御部530内の電子メール受信処理部531が、通信
処理部510を介して、インターネットINET経由で
送信されてくる電子メールを受信する(ステップS13
10)。そして、電子メール受信処理部531は、受信
した電子メールの内容を解析する。電子メール受信処理
部531は、受信した電子メールが、タイトル情報の問
い合わせ以外の内容であれば、その内容に応じた処理を
行う。一方、電子メール受信処理部531は、受信した
電子メールが上述したTOC情報を含み、タイトル情報
の提供を要求する内容であれば、ユーザ認証部534に
制御を渡す(ステップS1320)。
【0056】ユーザ認証部534は、図8のフローチャ
ートに示すように、電子メール受信処理部531から制
御を渡された電子メールに含まれる発信元の電話番号を
キーに、メモリ550内のユーザ認証情報テーブル55
4を検索する(ステップS2110)。そして、発信元
の電話番号に該当するユーザがユーザ認証情報テーブル
554に登録されているか否かを判定する(ステップS
2120)。この判定の結果、発信元電話番号に該当す
るユーザ登録があった場合には、タイトル情報の取得に
関する以降の処理を続行する(ステップS2130)。
一方、発信元電話番号に該当するユーザ登録がなかった
場合には、この発信元電話番号に関わる以後の処理をキ
ャンセルする(ステップS2140)。
【0057】ユーザ認証部534による処理により、タ
イトル情報の取得に関する以降の処理が続行となった場
合、電子メール受信処理部531は、このタイトル情報
提供サーバ500が有するIPアドレスのうちの現在未
使用のものを1つ選択して、受信した電子メールに含ま
れていたTOC情報及び発信元の電話番号と共に、メモ
リ550内の発信元情報テーブル551に記憶する(図
7(b):ステップS1330)。問合せコード送信処
理部540は、発信元情報テーブル551に記憶された
TOC情報を読み出して、このTOC情報に相当する問
合せコードを生成し、この問合せコードを、選択したI
Pアドレスが割り当てられているポートからタイトル情
報DB600へ、HTTPによりインターネットINE
T経由で送信する(ステップS1340)。
【0058】タイトル情報DB600は、図7(c)の
フローチャートに示すように、インターネットINET
を介して送信されてきた問合せコードを受信する(ステ
ップS1410)。タイトル情報DB600は、受信し
た問合せコードに含まれるTOC情報をキーにタイトル
情報が格納されたデータベースを検索し、TOC情報に
対応するタイトル情報を取得する(ステップS142
0)。そして、取得したタイトル情報を含む応答コード
を、HTTPにより、インターネットINET経由で、
要求元のIPアドレス宛に送信する(ステップS143
0)。
【0059】タイトル情報提供サーバ500は、図7
(b)に示すように、応答コード受信処理部543が通
信処理部510を介して、タイトル情報DB600か
ら、応答コードの形式で送信されてくるタイトル情報を
受信し、メモリ550内のタイトル情報テーブル566
に一時記憶させる(ステップS1350)。そして、応
答コード受信処理部543は、タイトル情報を受信した
ポートに割り当てられているIPアドレスをキーに、メ
モリ550内の発信元情報テーブル551から発信元の
電話番号を検索する(ステップS1360)。応答コー
ド受信処理部543は、ユーザ課金部537に、検索さ
れた発信元の電話番号を通知する(ステップS137
0)。
【0060】ユーザ課金部537は、図9のフローチャ
ートに示すように、発信元の電話番号をキーとして、メ
モリ550内の課金額記録テーブル560を検索し(ス
テップS2210)、発信元の電話番号すなわち携帯電
話装置200により特定されるユーザ(タイトル情報を
要求したユーザ)の課金額を、課金額記録テーブル56
0から取得する(ステップS2220)。
【0061】次に、ユーザ課金部537は、タイトル情
報をキーとして、メモリ550内の課金算定基準テーブ
ル557を検索し(ステップS2230)、このタイト
ル情報に該当する課金額が課金算定基準テーブル557
中にあったか否かに応じて処理を振り分ける(ステップ
S2240)。
【0062】タイトル情報に該当する課金額が課金算定
基準テーブル557中にあった場合、ユーザ課金部53
7は、検索されたタイトル情報に該当する課金額を取得
して(ステップS2250)、この課金額を、先にステ
ップS2220で取得していた発信元ユーザの課金額に
加算する(ステップS2260)。一方、タイトル情報
に該当する課金額が課金算定基準テーブル557中にな
かった場合、ユーザ課金部537は、予め決められた標
準的な課金額を課金算定基準テーブル557から取得
し、発信元ユーザの課金額に加算する(ステップS22
70)。
【0063】いずれの場合でも、ユーザ課金部537
は、加算した後の発信元ユーザの課金額を課金額記録テ
ーブル560に記録する(ステップS2290)。
【0064】ユーザ課金部537による処理の終了後又
は並行して、応答メール送信処理部546は、タイトル
情報テーブル566に一時記憶したタイトル情報を読み
出すとともに、メモリ550内のジャケット絵図テーブ
ル569を参照し、読み出したタイトル情報に対応する
ジャケット絵図を取得する(ステップS1380)。そ
して、応答メール送信処理部546は、発信元情報テー
ブル551の検索により特定されたユーザ宛に、タイト
ル情報及びジャケット絵図を内容とする電子メールを生
成し、この電子メールを送信する(ステップS139
0)。
【0065】通信交換装置400は、タイトル情報提供
サーバ500からインターネットINET経由で送信さ
れた電子メールを受信し(ステップS1230)、TC
P/IPプロトコルと公衆回線系のプロトコルとを交換
して、受信した電子メールを、無線公衆通信ネットワー
クWNETを介して発信元の携帯電話装置200へ送信
する(ステップS1240)。
【0066】携帯電話装置200では、図5(b)のフ
ローチャートに示すように、処理制御部240が、通信
交換装置400から送信された電子メールを、通信処理
部210を介して受信する(ステップS1150)。そ
して処理制御部240は、受信した電子メールに含まれ
るタイトル情報を、インタフェース230及びケーブル
CAを介して録音再生装置100へ送信する(ステップ
S1160)。一方、処理制御部240は、受信した電
子メールに含まれるジャケット絵図を、メモリ280内
のジャケット絵図テーブルに記録するとともに、表示部
250を制御して、ジャケット絵図に応じた画像を表示
する(ステップS1170)。
【0067】録音再生装置100では、図5(a)のフ
ローチャートに示すように、処理制御部110が、イン
タフェース130を介して携帯電話装置200から送信
されるタイトル情報を受信する(ステップS103
0)。そして、処理制御部110は、再生・記録部17
0及びDAC180を制御することにより、受信したタ
イトル情報を装填されている記録用MDのU−TOCエ
リアに登録する(ステップS1040)。
【0068】上述した構成及び動作により、パーソナル
コンピュータ等を使用しなくても、録音再生装置100
と携帯電話装置200とを組み合わせることにより、簡
単に、タイトル情報DB600からタイトル情報を取得
することができる。しかも、取得したタイトル情報を、
装填された記録用MDに楽曲データとともに自動的に記
録できる。
【0069】また、タイトル情報の取得に際して、既存
の携帯電話装置200を活用できるとともに、無線の通
信装置であることから、録音再生装置100の設置場所
に関する自由度を高められる。さらに、録音再生装置1
00及びタイトル情報DB600の通信方式が異なって
も、携帯電話装置200と通信交換装置400とタイト
ル情報提供サーバ500とによって通信方式が変換され
るので、タイトル情報DB600からタイトル情報を取
得することができる。
【0070】また、タイトル情報とともにこのタイトル
情報に対応する固有のジャケット絵図を取得し、このジ
ャケット絵図を携帯電話装置200の表示部250に表
示することができる。さらに、再生用CD中の楽曲デー
タに応じたタイトル情報の提供について、相応の対価を
算定して記録することができる。
【0071】(第2の実施の形態)第1の実施の形態のタ
イトル情報転送システムでは、記録用MDへ記録する録
音再生装置100と、高周波無線によって通信する携帯
電話装置200とが、かなり間近に接続された状態で使
用される。しかし、磁気による記録中に近距離から強い
高周波無線が発信された場合、磁気による記録中に雑音
・雑信号が混入してしまうことが予想される。以下、こ
の点に配慮したタイトル情報転送システムの例について
説明する。
【0072】まず最初に、録音再生装置100に装填さ
れている記録媒体への録音を優先するタイトル情報転送
システムについて説明する。
【0073】この実施形態におけるタイトル情報転送シ
ステムは、録音再生装置100と、携帯電話装置200
と、通信交換装置400と、タイトル情報提供サーバ5
00と、タイトル情報DB600とを備えており、この
他の構成も上述した第1の実施形態と同様である。
【0074】タイトル情報転送システムの各構成部分の
うち、情報提供側の通信交換装置400、タイトル情報
提供サーバ500、タイトル情報DB600の動作は、
第1の実施形態と同様である。そこで、録音再生装置1
00及び携帯電話装置200の動作について、主に図1
0を用いて説明する。
【0075】録音再生装置100の処理制御部110
は、記録用MDへの録音に先立ち、インタフェース13
0を介して録音開始情報を携帯電話装置200へ送信す
る(ステップS1510)。携帯電話装置200の処理
制御部240は、インタフェース230を介して録音再
生装置100から録音開始情報を受信し(ステップS1
610)、受信の直後、外部との通信を抑止する(ステ
ップS1620)。具体的には、録音開始情報の受信に
応じて、携帯電話装置200の電源制御部241が電源
部220から供給された電力の配送をすべて遮断するこ
とにより、自己の機能を全面的に抑止する。あるいは、
録音開始情報の受信に応じて、携帯電話装置200の電
源制御部241がメモリ280中の電源供給フラグ情報
を「送受信抑止」にセットし、通信処理部210への電
力の配送を遮断することにより、通信を伴わない処理の
実行を可能としつつ、通信を抑止する。
【0076】録音再生装置100の処理制御部110
は、上述した録音開始情報の送信後、CD等の再生用C
Dから楽曲データを順次再生し、再生した楽曲データを
記録用MDに録音していく(ステップS1520)。こ
の録音中、携帯電話装置200は外部との通信を抑止し
ているため、記録用MDに録音される楽曲データに、携
帯電話装置200の高周波無線による雑音が混入する可
能性はない。
【0077】やがて、再生した楽曲データの記録用MD
への録音が終了すると、録音再生装置100の処理制御
部110は、インタフェース130を介して録音終了情
報を携帯電話装置200へ送信する(ステップS153
0)。携帯電話装置200の処理制御部240は、イン
タフェース230を介して録音再生装置100から録音
終了情報を受信し(ステップS1630)、受信の直
後、外部との通信抑止を解除する(ステップS164
0)。具体的には、録音終了情報の受信に応じて、携帯
電話装置200の電源制御部241が電源部220から
供給された電力のすべての部分への配送を再開すること
により、自己の機能を全面的に回復する。
【0078】ステップS1640の後、録音再生装置1
00及び携帯電話装置200は、先に図5に示した処理
と同様の処理を進める。すなわち、録音再生装置100
は、装填されているCDなどの再生用CDにアクセス
し、この再生用CDからTOC情報などの識別情報を取
得する(ステップS1540)。そして録音再生装置1
00は、取得したTOC情報を、携帯電話装置200へ
送信する(ステップS1550)。
【0079】携帯電話装置200は、録音再生装置10
0から送信されたTOC情報を受信する(ステップS1
650)。また、携帯電話装置200は、自己の電話番
号を取得する(ステップS1655)。そして、携帯電
話装置200は、TOC情報及び電話番号を、無線公衆
通信ネットワークWNET経由でタイトル情報提供サー
バ500へ送信する(ステップS1660)。
【0080】やがて携帯電話装置200は、タイトル情
報提供サーバ500からタイトル情報及びジャケット絵
図を受信する(ステップS1670)。そして携帯電話
装置200は、このうちのタイトル情報を、録音再生装
置100へ送信する(ステップS1680)。一方、携
帯電話装置200は、ジャケット絵図を記録及び表示す
る(ステップS1690)。
【0081】録音再生装置100は、携帯電話装置20
0から送信されるタイトル情報を受信する(ステップS
1560)。そして、録音再生装置100は、受信した
タイトル情報を装填されている記録用MDに記録する
(ステップS1570)。
【0082】上述した構成及び動作により、先に説明し
た第1の実施の形態の効果に加え、携帯電話装置200
の無線通信に伴って発生する磁気に起因する録音へのノ
イズ混入を未然に防止できる。
【0083】(第3の実施の形態)次に、携帯電話装置2
00による無線通信を優先するタイトル情報転送システ
ムについて説明する。
【0084】この実施形態におけるタイトル情報転送シ
ステムは、録音再生装置100と、携帯電話装置200
と、通信交換装置400と、タイトル情報提供サーバ5
00と、タイトル情報DB600とを備えており、この
他の構成も上述した第1及び第2の実施形態と同様であ
る。
【0085】タイトル情報転送システムの各構成部分の
うち、情報提供側の通信交換装置400、タイトル情報
提供サーバ500、タイトル情報DB600の動作は、
第1の実施形態と同様である。そこで、録音再生装置1
00及び携帯電話装置200の動作について、主に図1
1及び図12を用いて説明する。
【0086】録音再生装置100は、装填されているC
Dなどの再生用CDにアクセスし、この再生用CDから
TOC情報を取得する(ステップS1710)。そして
録音再生装置100は、取得したTOC情報を、携帯電
話装置200へ送信する(ステップS1720)。
【0087】携帯電話装置200は、録音再生装置10
0から送信されたTOC情報を受信する(ステップS1
810)。また、携帯電話装置200は、自己の電話番
号を取得する(ステップS1815)。そして、携帯電
話装置200は、TOC情報及び電話番号を、無線公衆
通信ネットワークWNET経由でタイトル情報提供サー
バ500へ送信する(ステップS1820)。
【0088】やがて携帯電話装置200は、タイトル情
報提供サーバ500からタイトル情報及びジャケット絵
図を受信する(ステップS1825)。そして携帯電話
装置200は、このうちのタイトル情報を、録音再生装
置100へ送信する(ステップS1830)。一方、携
帯電話装置200は、ジャケット絵図を記録及び表示す
る(ステップS1835)。
【0089】録音再生装置100は、携帯電話装置20
0から送信されるタイトル情報を受信する(ステップS
1730)。そして、録音再生装置100は、受信した
タイトル情報を装填されている記録用MDに記録する
(ステップS1740)。
【0090】ここまでの処理によりタイトル情報の入手
が完了した後、録音再生装置100は、携帯電話装置2
00の着信による中断があり得る楽曲データの録音処理
を実行する(ステップS1750)。これに対し、携帯
電話装置200は、外部からの着信を監視し、着信した
場合には録音再生装置100による録音処理を中断させ
る処理を実行する(ステップS1840〜S186
0)。
【0091】すなわち、携帯電話装置200の処理制御
部240は、インタフェース230経由で録音再生装置
100から録音終了情報を受信するまで、外部から着信
があった場合に録音再生装置100による録音を一時中
断させる処理を続ける(ステップS1840)。そし
て、外部からの着信があった場合(ステップS184
5:Yes)、処理制御部240は、インタフェース2
30経由で着信通知情報を録音再生装置100へ送信す
る(ステップS1850)。
【0092】録音再生装置100の処理制御部110
は、図12に示すように、装填されている再生用CDか
ら再生した楽曲データを記録用MDへ録音している(ス
テップS2010)。そして、すべての楽曲データの録
音が終了するまで(ステップS2020)、インタフェ
ース130経由で携帯電話装置200から送信される着
信通知情報あるいは通信終了情報を監視し続ける。携帯
電話装置200からインタフェース130経由で着信通
知情報を受信した場合(ステップS2030:Ye
s)、処理制御部110は、楽曲データの記録用MDへ
の録音を一時抑止する(ステップS2040)。そし
て、携帯電話装置200からの通信終了情報の受信を監
視し続ける(ステップS2050)。
【0093】携帯電話装置200の処理制御部240
は、ステップS1845で検出した着信に対応する外部
との通信が終了したか否かを監視し続ける(ステップS
1855)。そして、外部との通信が終了した場合、処
理制御部240は、インタフェース230経由で通信終
了情報を録音再生装置100へ送信する(ステップS1
860)。
【0094】録音再生装置100の処理制御部110
は、携帯電話装置200からインタフェース130経由
で通信終了情報を受信した場合(ステップS2050:
Yes)、楽曲データの記録用MDへの録音を再開する
(ステップS2060)。以上の処理を続けて、ステッ
プS1750の楽曲データの録音処理が終了した後、録
音再生装置100の処理制御部110は、録音終了情報
を携帯電話装置200へ送信する(ステップS176
0)。携帯電話装置200の処理制御部240は、録音
再生装置100から録音終了情報を受信した場合(ステ
ップS1840:Yes)、外部から着信があった場合
に録音再生装置100による録音を一時中断させる処理
を終了する。
【0095】上述した構成及び動作により、先に説明し
た第1及び第2の実施形態の効果に加え、外部からかか
ってくる電話を必ず着信することができる。
【0096】(第4の実施の形態)上述した3種類の形態
のタイトル情報転送システムでは、いずれも録音再生装
置100に携帯電話装置200を信号ケーブルCAによ
って接続し、この携帯電話装置200と無線公衆通信ネ
ットワークWNETとを介して、録音再生装置100を
通信交換装置400に接続していた。しかし、録音再生
装置100を通信交換装置400に接続する場合の接続
形態はこれのみに限られない。以下、接続形態が異なる
タイトル情報転送システムについて、説明する。
【0097】まず最初に、録音再生装置100から通信
交換装置400までをすべて有線接続したタイトル情報
転送システムについて説明する。
【0098】この実施の形態のタイトル情報転送システ
ムは、図13に示すように、録音再生装置100と、有
線電話装置200aと、通信交換装置400と、タイト
ル情報提供サーバ500と、タイトル情報DB600と
を備えている。そして、有線電話装置200aと通信交
換装置400とが、有線公衆通信ネットワークLNET
を介して接続されている。さらに、通信交換装置400
とタイトル情報提供サーバ500とタイトル情報DB6
00とが、インターネットINETを介して接続されて
いる。また、録音再生装置100と有線電話装置200
aは、信号ケーブルCAを介して接続されている。
【0099】有線電話装置200aは、広く普及してい
る有線の加入者電話等から構成され、その内部構成は、
図14に示すように、無線公衆通信ネットワークに対応
した通信処理部210に代えて、有線公衆通信ネットワ
ークLNETに対応した通信処理部210aが設けられ
ている点を除き、上述した実施形態と同様である。
【0100】したがって、この実施形態のタイトル情報
転送システムの動作は、上述した実施形態と同様であ
る。
【0101】上述した構成及び動作により、パーソナル
コンピュータ等を使用しなくても、録音再生装置100
と有線電話装置200aとを組み合わせることにより、
簡単に、タイトル情報DB600からタイトル情報を取
得することができる。しかも、取得したタイトル情報
を、装填された記録用MDに楽曲データとともに自動的
に記録できる。
【0102】また、タイトル情報の取得に際して、既存
の有線電話装置200aを活用できる。さらに、録音再
生装置100及びタイトル情報DB600の通信方式が
異なっても、有線電話装置200aと通信交換装置40
0とタイトル情報提供サーバ500とによって通信方式
が変換されるので、タイトル情報DB600からタイト
ル情報を取得することができる。
【0103】また、タイトル情報とともにこのタイトル
情報に対応する固有のジャケット絵図を取得し、このジ
ャケット絵図を有線電話装置200aの表示部250に
表示することができる。さらに、再生用CD中の楽曲デ
ータに応じたタイトル情報の提供について、相応の対価
を算定して記録することができる。
【0104】(第5の実施の形態)次に、上述した第4の
実施形態のタイトル情報転送システムのうち、録音再生
装置100と有線電話装置200aとの間の接続形態を
無線による接続形態に変えたタイトル情報転送システム
について説明する。
【0105】本実施の形態のタイトル情報転送システム
は、図15に示すように、録音再生装置100aと、有
線電話装置200bと、通信交換装置400と、タイト
ル情報提供サーバ500と、タイトル情報DB600と
を備えている。そして、有線電話装置200bと通信交
換装置400とが、有線公衆通信ネットワークLNET
を介して接続されている。さらに、通信交換装置400
とタイトル情報提供サーバ500とタイトル情報DB6
00とが、インターネットINETを介して接続されて
いる。また、録音再生装置100aと有線電話装置20
0bとは、ブルートゥース( Bluetooth)、IrDA
( Infrared Data Association)、IEEE802.11(In
stitute of Electronic and Electronics Engineers 80
2.11)、HomeRF( Home Radio Frequency )等の
無線インタフェースを介して接続されている。
【0106】録音再生装置100aは、図16に示すよ
うに、信号ケーブルCAに対応したインタフェース13
0に代えて、無線インタフェース130aが設けられて
いる点を除き、上述した実施形態と同様である。
【0107】有線電話装置200bは、図17に示すよ
うに、信号ケーブルCAに対応したインタフェース23
0に代えて、無線インタフェース230aが設けられて
いる点を除き、上述した第4の実施形態と同様である。
【0108】したがって、この実施形態のタイトル情報
転送システムの動作は、上述した実施形態と同様であ
る。
【0109】上述した構成及び動作により、パーソナル
コンピュータ等を使用しなくても、録音再生装置100
と有線電話装置200bとを組み合わせることにより、
簡単に、タイトル情報DB600からタイトル情報を取
得することができる。しかも、取得したタイトル情報
を、装填された記録用MDに楽曲データとともに自動的
に記録できる。
【0110】また、タイトル情報の取得に際して、既存
の有線電話装置200bを活用できる。そして、録音再
生装置100aと有線電話装置200bとが無線インタ
フェースにより接続されていることから、録音再生装置
100aの設置場所に関する自由度を高められる。さら
に、録音再生装置100a及びタイトル情報DB600
の通信方式が異なっても、有線電話装置200bと通信
交換装置400とタイトル情報提供サーバ500とによ
って通信方式が変換されるので、タイトル情報DB60
0からタイトル情報を取得することができる。
【0111】また、タイトル情報とともにこのタイトル
情報に対応する固有のジャケット絵図を取得し、このジ
ャケット絵図を有線電話装置200bの表示部250に
表示することができる。さらに、再生用CD中の楽曲デ
ータに応じたタイトル情報の提供について、相応の対価
を算定して記録することができる。
【0112】(第6の実施の形態)上述した5種類の実施
の形態のタイトル情報転送システムでは、いずれも録音
再生装置と公衆通信ネットワークとの間に、携帯電話装
置や有線電話装置などの既存の通信装置を介する構成と
していた。しかし、既存の通信装置を介さずに、通信装
置の機能を備えた録音再生装置を公衆通信ネットワーク
に直結させる構成としてもよい。以下、通信装置の機能
を備えた録音再生装置を利用したタイトル情報転送シス
テムについて、説明する。
【0113】本実施の形態のタイトル情報転送システム
は、図18に示すように、通信装置の機能を備えた録音
再生装置100bと、通信交換装置400と、タイトル
情報提供サーバ500と、タイトル情報DB600とを
備えている。そして、録音再生装置100bと通信交換
装置400とが、有線公衆通信ネットワークLNETを
介して接続されている。さらに、通信交換装置400と
タイトル情報提供サーバ500とタイトル情報DB60
0とが、インターネットINETを介して接続されてい
る。
【0114】この実施形態のタイトル情報転送システム
の動作も、上述した実施形態と同様である。
【0115】上述した構成及び動作により、パーソナル
コンピュータ等を使用しなくても、通信装置の機能を備
えた録音再生装置100bにより、簡単に、タイトル情
報DB600からタイトル情報を取得することができ
る。しかも、取得したタイトル情報を、装填された記録
用MDに楽曲データとともに自動的に記録できる。ま
た、録音再生装置100b及びタイトル情報DB600
の通信方式が異なっても、通信交換装置400とタイト
ル情報提供サーバ500とによって通信方式が変換され
るので、タイトル情報DB600からタイトル情報を取
得することができる。さらに、再生用CD中の楽曲デー
タに応じたタイトル情報の提供について、相応の対価を
算定して記録することができる。
【0116】(第7の実施の形態)上述した6種類の実施
の形態のタイトル情報転送システムでは、携帯電話装置
200や有線電話装置200a,200b等のメモリ2
80に、タイトル情報提供サーバ500等から取得した
ジャケット絵図を記憶する場合について説明した。しか
し、ジャケット絵図を記憶するのは、通信装置側(携帯
電話装置200等)に限られず、録音再生装置側にもジ
ャケット絵図を記憶できるようにしてもよい。以下、ジ
ャケット絵図を録音再生装置側でも記憶可能なタイトル
情報転送システムについて、説明する。
【0117】この実施形態に係るタイトル情報転送シス
テムは、図19に示すように、録音再生装置100c
と、携帯電話装置200と、通信交換装置400と、タ
イトル情報提供サーバ500と、タイトル情報DB60
0とを備えている。なお、携帯電話装置200〜タイト
ル情報DB600は、図1に示す第1〜第3の実施形態
と同様の構成である。
【0118】録音再生装置100cは、図20に示すよ
うに、処理制御部110と、信号処理部120と、イン
タフェース130と、キー入力部140と、表示部15
0と、メモリ160と、再生・記録部170と、DAC
180と、フラッシュメモリ185と、画像出力部19
5とから構成される。ここで、処理制御部110〜DA
C180は、図2に示す第1〜第4の実施形態と同様の
構成である。
【0119】なお、処理制御部110は、携帯電話装置
200から送られるタイトル情報及びジャケット絵図を
受信すると、TOC情報と対応付けてフラッシュメモリ
185に記憶する。そして、処理制御部110は、再生
用CDを再生する際に、フラッシュメモリ185から対
応するタイトル情報及びジャケット絵図を読み出し、楽
曲データの再生に合わせて表示部150に表示する。
【0120】フラッシュメモリ185は、所定容量の不
揮発性メモリであり、携帯電話装置200から送られる
タイトル情報やジャケット絵図等を、TOC情報と対応
付けて記憶する。画像出力部195は、外部の表示装置
(例えば、テレビ等)に表示可能な画像信号(映像信
号)を生成する。具体的に画像出力部195は、処理制
御部110によってフラッシュメモリ185から読み出
されたジャケット絵図等を、映像信号に変換して外部の
表示装置に向けて出力する。
【0121】以下、このような構成の録音再生装置10
0cを含むタイトル情報転送システムの動作について説
明する。なお、タイトル情報転送システムの各構成部分
のうち、情報提供側の通信交換装置400,タイトル情
報提供サーバ500及び,タイトル情報DB600の動
作は、上述の第1〜第3の実施形態と同様である。そこ
で、録音再生装置100c及び携帯電話装置200の動
作について、図21を参照して説明する。なお、携帯電
話装置200のメモリ280には、タイトル情報提供サ
ーバ500からジャケット絵図を取得した際に、このジ
ャケット絵図を録音再生装置100cに転送するか否か
を規定する転送有無情報が記憶されているものとする。
この転送有無情報の内容(転送の要否等)は、利用者に
より任意に設定可能となっている。
【0122】まず、録音再生装置100cは、再生用C
Dが装填されると、この再生用CDからTOC情報を取
得する(ステップS10)。そして録音再生装置100
cは、取得したTOC情報を、携帯電話装置200へ送
信する(ステップS11)。
【0123】携帯電話装置200は、録音再生装置10
0cから送信されたTOC情報を受信すると(ステップ
S20)、自己の電話番号をメモリ280から取得する
(ステップS21)。そして、携帯電話装置200は、
これらTOC情報及び電話番号を、無線公衆通信ネット
ワークWNET経由でタイトル情報提供サーバ500へ
送信する(ステップS22)。
【0124】やがて携帯電話装置200は、タイトル情
報提供サーバ500からタイトル情報及びジャケット絵
図を受信する(ステップS23)。そして携帯電話装置
200は、このうちのタイトル情報を録音再生装置10
0cへ送信する(ステップS24)。一方、録音再生装
置100cは、携帯電話装置200から送られるタイト
ル情報を受信し、フラッシュメモリ185に記憶する
(ステップS12)。この際、録音再生装置100c
は、タイトル情報をTOC情報に対応付けて記憶する。
【0125】携帯電話装置200は、ジャケット絵図の
録音再生装置100cへの転送が必要であるか否かを判
別する(ステップS25)。すなわち、携帯電話装置2
00は、メモリ280内に記憶される転送有無情報に従
って、ジャケット絵図の転送が必要であるか否かを判別
する。なお、転送有無情報に転送が必要ないと設定され
ている場合であっても、携帯電話装置200にジャケッ
ト絵図を記録する十分な容量が残っていない場合には、
携帯電話装置200は、録音再生装置100cへの転送
が必要であると判別する。
【0126】携帯電話装置200は、転送が必要である
と判別した場合(ステップS25:Yes)、受信した
ジャケット絵図を録音再生装置100cへ送信する(ス
テップS26)。また、ジャケット絵図の転送が必要で
ないと判別した場合(ステップS25:No)、携帯電
話装置200は、受信したジャケット絵図をメモリ28
0に記録し、そして、ジャケット絵図を自己の表示部2
50に表示する(ステップS27)。この際、携帯電話
装置200は、ジャケット絵図をTOC情報に対応付け
て記憶する。一方、録音再生装置100cは、携帯電話
装置200からジャケット絵図の送信があるか否かを判
別する(ステップS13)。録音再生装置100cは、
ジャケット絵図の送信があったと判別した場合(ステッ
プS13:Yes)、送られるジャケット絵図を受信
し、フラッシュメモリ185に記憶する(ステップS1
4)。この際、録音再生装置100cは、ジャケット絵
図をTOC情報に対応付けて記憶する。
【0127】録音再生装置100cは、再生・記録部1
70を制御して、再生用CDを再生し、記録用MDに録
音する(ステップS15)。録音再生装置100cは、
録音が終了するまで、録音動作を続ける(ステップS1
6)。録音再生装置100cは、タイトル情報等を記録
用MDに記録する(ステップS17)。なお、録音再生
装置100cは、ジャケット絵図が記録用MDに記録可
能であれば、タイトル情報だけでなくジャケット絵図も
記録用MDに記録してもよい。
【0128】上述した構成及び動作により、ジャケット
絵図も録音再生装置100c側に記憶できる。
【0129】(第8の実施の形態)上述した7種類の実施
の形態のタイトル情報転送システムでは、いずれも再生
用CDから記録用MDに楽曲データを録音する際に、タ
イトル情報DB600からタイトル情報等を取得する場
合について説明した。しかし、録音時に限られず、再生
時にタイトル情報等を取得してもよい。以下、再生時に
タイトル情報等を取得するタイトル情報転送システムに
ついて、説明する。
【0130】この実施の形態のタイトル情報転送システ
ムは、図19に示す第7の実施形態と同様の構成であ
る。そして、同様に、携帯電話装置200のメモリ28
0には、タイトル情報提供サーバ500からジャケット
絵図を取得した際に、このジャケット絵図を録音再生装
置100cに転送するか否かを規定する転送有無情報が
記憶されているものとする。以下、録音再生装置100
c及び携帯電話装置200の動作について、図22を参
照して説明する。
【0131】まず、録音再生装置100cは、再生用C
Dが装填されると、この再生用CDからTOC情報を取
得する(ステップS31)。録音再生装置100cは、
取得したTOC情報をキーにして、フラッシュメモリ1
85を検索し、タイトル情報等がフラッシュメモリ18
5に記憶済みであるか否かを判別する(ステップS3
2)。
【0132】録音再生装置100cは、フラッシュメモ
リ185にタイトル情報等が記憶済みであると判別した
場合(ステップS32:Yes)、後述するステップS
37に処理を進める。一方、タイトル情報等がフラッシ
ュメモリ185に記憶済みでないと判別した場合に(ス
テップS32:No)、録音再生装置100cは、取得
したTOC情報を、携帯電話装置200へ送信する(ス
テップS33)。
【0133】携帯電話装置200は、録音再生装置10
0cから送信されたTOC情報を受信すると(ステップ
S51)、自己の電話番号をメモリ280から取得する
(ステップS52)。そして、携帯電話装置200は、
これらTOC情報及び電話番号を、無線公衆通信ネット
ワークWNET経由でタイトル情報提供サーバ500へ
送信する(ステップS53)。
【0134】やがて携帯電話装置200は、タイトル情
報提供サーバ500からタイトル情報及びジャケット絵
図を受信する(ステップS54)。そして携帯電話装置
200は、このうちのタイトル情報を録音再生装置10
0cへ送信する(ステップS55)。一方、録音再生装
置100cは、携帯電話装置200から送られるタイト
ル情報を受信し、フラッシュメモリ185に記憶する
(ステップS34)。この際、録音再生装置100c
は、タイトル情報をTOC情報に対応付けて記憶する。
【0135】携帯電話装置200は、ジャケット絵図の
録音再生装置100cへの転送が必要であるか否かを判
別する(ステップS56)。なお、転送有無情報に転送
が必要ないと設定されている場合であっても、携帯電話
装置200にジャケット絵図を記録する十分な容量が残
っていない場合には、携帯電話装置200は、録音再生
装置100cへの転送が必要であると判別する。
【0136】携帯電話装置200は、転送が必要である
と判別した場合(ステップS56:Yes)、受信した
ジャケット絵図を録音再生装置100cへ送信する(ス
テップS57)。また、ジャケット絵図の転送が必要で
ないと判別した場合(ステップS56:No)、携帯電
話装置200は、受信したジャケット絵図をメモリ28
0に記録する(ステップS58)。この際、携帯電話装
置200は、ジャケット絵図をTOC情報に対応付けて
記憶する。一方、録音再生装置100cは、携帯電話装
置200からジャケット絵図の送信があるか否かを判別
する(ステップS35)。録音再生装置100cは、ジ
ャケット絵図の送信があったと判別した場合(ステップ
S35:Yes)、送られるジャケット絵図を受信し、
フラッシュメモリ185に記憶する。この際、録音再生
装置100cは、ジャケット絵図をTOC情報に対応付
けて記憶する。
【0137】録音再生装置100cは、キー入力部14
0を介した再生用CDの再生指示を待ち(ステップS3
7)、利用者に再生が指示されると、ジャケット絵図が
フラッシュメモリ185に記憶済みであるか否かを判別
する(ステップS38)。録音再生装置100cは、ジ
ャケット絵図が記憶済みでないと判別した場合(ステッ
プS38:No)、再生の開始を示す再生開始情報を携
帯電話装置200に送信する(ステップS39)。その
際、録音再生装置100cは、再生開始情報と共にTO
C情報を携帯電話装置200に送信する。一方、携帯電
話装置200は、再生開始情報をTOC情報と共に録音
再生装置100cから受信し(ステップS59)、この
TOC情報に対応するジャケット絵図をメモリ280か
ら読み出して自己の表示部250に表示する(ステップ
S60)。
【0138】録音再生装置100cは、ジャケット絵図
がフラッシュメモリ185に記憶済みであると判別した
場合(ステップS38:Yes)、フラッシュメモリ1
85からジャケット絵図を読み出し、自己の表示部15
0にジャケット絵図を表示する(ステップS40)。な
おこの際、録音再生装置100cは、画像出力部195
を介して外部の表示装置にジャケット絵図を表示しても
よい。そして、録音再生装置100cは、再生用CDか
ら楽曲データを再生する(ステップS41)。その際、
録音再生装置100cは、フラッシュメモリ185から
タイトル情報を読み出し、再生している楽曲データの曲
名等を表示部150に表示する。なお、ステップS40
にてジャケット絵図を表示部150に表示している場合
に、録音再生装置100cは、例えば、ジャケット絵図
と重ならないように、楽曲データの曲名等を表示部15
0に表示する。
【0139】上述した構成及び動作により、再生時に
も、タイトル情報DB600からタイトル情報を取得す
ることができる。しかも、タイトル情報と共に取得した
ジャケット絵図を録音再生装置100c内等に記憶し、
再生に合わせて表示することができる。
【0140】上述した図22の処理において、携帯電話
装置200から録音再生装置100cに向けてのみ、ジ
ャケット絵図を送信したが、逆に、録音再生装置100
cから携帯電話装置200に向けてジャケット絵図を送
信してもよい。例えば、録音再生装置100cは、図2
2のステップS38にて、自己のフラッシュメモリ18
5にジャケット絵図が記憶されていると判別した場合
に、ジャケット絵図を自己の表示部150に表示する代
わりに、ジャケット絵図を携帯電話装置200に送信す
る。その際、録音再生装置100cは、ジャケット絵図
と共にTOC情報も携帯電話装置200に送信する。そ
して、携帯電話装置200は、受信したジャケット絵図
を、TOC情報に対応付けてメモリ280に記録する。
更に、録音再生装置100cは、再生開始情報を携帯電
話装置200に送信して、携帯電話装置200の表示部
250に、ジャケット絵図を再生に合わせて表示させ
る。
【0141】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、様々な変形および応用が可能である。上述した実
施の形態では、再生用CDにタイトル情報等が記録され
ていない場合について説明したが、タイトル情報等が予
め記録されている再生用CDを再生し、記録用CDに楽
曲データを録音する場合でも、適宜応用可能である。例
えば、録音再生装置100cは、録音動作等において、
装填された再生用CDにタイトル情報等が記録されてい
るか否かを判別する。そして、タイトル情報等が記録さ
れていると判別した場合に、録音再生装置100cは、
携帯電話装置200へのTOC情報の送信を抑止し、再
生用CDからタイトル情報等を読み出して、記録用CD
等に記録する。なお、再生用CDにタイトル情報のみが
記録され、ジャケット絵図が記録されていない場合、録
音再生装置100cは、上記の実施の形態と同様に、T
OC情報を携帯電話装置200に送信し、ジャケット絵
図をタイトル情報提供サーバ500から受信するように
してもよい。
【0142】上述した実施の形態では、録音装置側の通
信装置と情報提供側の通信交換装置との通信が無線又は
有線の公衆通信ネットワーク経由で実行される場合につ
いて説明した。しかし、通信装置と通信交換装置との通
信は、私的な通信ネットワークや直結ケーブル等を介し
たものであっても構わない。また、上述した実施の形態
では、通信交換装置とタイトル情報提供サーバとタイト
ル情報データベースとがインターネット経由で相互に通
信する場合について説明した。しかし、これらの間の通
信も、私的な通信ネットワークや直結ケーブル等を介し
たものであって構わない。
【0143】上述した第2の実施形態では、最初に外部
との無線通信を抑止して楽曲データの記録用MDへの録
音を開始し、楽曲データの録音がすべて終了した後に、
無線通信の抑止を解除した上、タイトル情報やジャケッ
ト絵図を取得するための無線通信を実行していた。しか
し、無線通信の抑止及び抑止解除を上記と異なるタイミ
ングで実行することも可能である。
【0144】例えば、次のようなタイミングで無線通信
の抑止及び抑止解除を実行できる。最初に録音再生装置
からタイトル情報提供サーバへ、無線通信でTOC情報
を送信し、この送信に応じてタイトル情報提供サーバか
ら返信されるタイトル情報を、録音再生装置にて受信す
る。そして、タイトル情報の受信が完了した後に、録音
再生装置から通信装置へ、受信の完了を伝える完了情報
を送信する。この完了情報を受信した通信装置は、無線
通信を抑止する。そこで、録音再生装置は、楽曲データ
の記録用MDへの録音を開始する。録音再生装置は、楽
曲データの録音がすべて終了した後に、録音の終了を伝
える録音終了情報を通信装置へ送信する。この録音終了
情報を受信した通信装置は、無線通信の抑止を解除す
る。
【0145】あるいは、例えば次のようなタイミングで
も、無線通信の抑止及び抑止解除を実行できる。最初に
録音再生装置からタイトル情報提供サーバへ、無線通信
でTOC情報を送信する。そして、タイトル情報提供サ
ーバからの返信を待たずに、録音再生装置から通信装置
へ、録音の開始を表す録音開始情報を送信する。この録
音開始情報を受信した通信装置は、無線通信を抑止す
る。そこで、録音再生装置は、楽曲データの記録用MD
への録音を開始する。録音再生装置は、楽曲データの録
音がすべて終了した後に、録音の終了を伝える録音終了
情報を通信装置へ送信する。この録音終了情報を受信し
た通信装置は、無線通信の抑止を解除する。続いて通信
装置は、無線通信を抑止する前に送信したTOC情報に
応じて、情報提供サーバから返信されてきたタイトル情
報やジャケット絵図を受信する。そして通信装置は、受
信したタイトル情報を録音再生装置へ送信する。
【0146】上述した実施の形態では、店頭販売中の再
生用CDの外観を表す画像であるジャケット絵図を、タ
イトル情報提供サーバ内のジャケット絵図テーブル中に
予め記憶させておく場合について説明した。しかし、ジ
ャケット絵図の記憶場所は、タイトル情報提供サーバに
限られない。例えば、ジャケット絵図をタイトル情報デ
ータベース等に予め記憶させ、TOC情報に対応するジ
ャケット絵図をタイトル情報とともにタイトル情報デー
タベース等から提供するようにしてもよい。さらに、提
供する画像は再生用CDの外観を表すジャケット絵図の
みに限られず、例えば、再生用CDに関連するアーティ
ストの任意の写真等を提供するようにしてもよい。
【0147】上述した実施の形態では、録音及びタイト
ル情報の記録対象である記録媒体として、記録用MDを
使用する場合について説明した。しかし、記録用媒体は
記録用MDに限られるものではなく、例えば、CD−
R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW等を記録媒
体として使用してもよい。
【0148】上述した実施の形態のタイトル情報提供サ
ーバは、受信した電話番号をキーとしてユーザを認証
し、課金の処理を実行していた。しかし、電話番号では
なくユーザの電子メールアドレスを録音再生装置からタ
イトル情報提供サーバへ送信し、電子メールアドレスを
キーとして、ユーザ認証や課金の処理を実行してもよ
い。
【0149】上述した実施の形態のタイトル情報提供サ
ーバは、録音再生装置から送信されたTOC情報に対応
するジャケット絵図を、電子メールの本文に含めて返信
していた。しかし、ジャケット絵図の提供形態は任意で
あり、電子メール本文に含めた送信のみに限られない。
例えば、電子メールにジャケット絵図の画像データを添
付して送信したり、HTML形式の文書等をHTTP等
の通信プロトコルに従って送信するようにしてもよい。
【0150】上述した第3の実施の形態では、楽曲デー
タの録音中に外部から着信があった場合に録音を一時中
断する例について説明した。このように録音を一時中断
する理由は、上述したように、高周波無線に起因する磁
気記録への雑音・雑信号の混入を防止するためであっ
た。このような場合に、録音を中断した楽曲データを、
自動的にかつ適切に録音を再開することが望ましい。中
断した楽曲の録音を自動的に再開するためには、例え
ば、以下のような手法を採用することができる。
【0151】まず、録音再生装置は、携帯電話装置に外
部から着信したその瞬間に記録用MDへ録音していた楽
曲データが含まれる再生用CD中のトラックと記録用M
Dの記録位置を検出し、そのトラック番号及び記録位置
を保存しておく。次に、携帯電話装置による外部との通
信が終了した後、記録用MD中の、保存しておいたトラ
ック番号に相当する記録位置に記録されている記録情報
を消去する。続いて、保存しておいたトラック番号に相
当するトラックの先頭から再生用CDを再生し、再生し
た楽曲データを記録用MDに録音する。このようにする
ことで、録音中の着信に起因するノイズを含まない高品
質な楽曲データの録音が可能になる。
【0152】また、以下のような手法によって処理する
ことも可能である。まず、録音再生装置は、記録用MD
への楽曲データの記録中に、携帯電話装置から着信通知
情報を受信すると、楽曲データの録音を中断し、着信の
瞬間に記録中の部分(及びその直前(0.5〜2秒)の
部分)を記録用MDから消去する。次に、携帯電話装置
から、通信が終了した旨の通知を受信した後、楽曲デー
タの消去した部分の先頭位置から再生用CDを再生し、
記録用MDへの録音を再開する。このようにすることに
よっても、録音中の着信に起因するノイズを含まない高
品質な楽曲データの録音が可能になる。さらに、トラッ
クの先頭から再生用CDを再生するより、録音時間を短
縮することができ、演奏時間の長い楽曲を録音する上で
有効である。
【0153】また、再生用CDから再生された楽曲デー
タを一時的にメモリに蓄積した後、このメモリに蓄積さ
れた楽曲データを読み出して記録用MDへ録音している
場合、以下のように処理することも可能である。まず、
録音再生装置は、携帯電話装置から着信通知情報を受信
すると、メモリに蓄積されていた楽曲データを、記録用
MDへ録音することなくメモリから消去すると共に楽曲
データの記録用MDへの録音を中断する。次に、携帯電
話装置による外部との通信が終了した後、着信の時点で
メモリから消去した楽曲データの部分(又はその直前
(0.5〜2秒)の部分)から、再生用CDから再生し
てメモリに蓄積する。続いて、メモリに蓄積した楽曲デ
ータを記録用MDへ、録音を中断した位置(又はその直
前(0.5〜2秒)の位置)から録音する。このように
することによっても、録音中の着信に起因するノイズを
含まない高品質な楽曲データの録音が可能である。さら
に、トラックの先頭から再生用CDを再生するより、録
音時間を短縮できる。
【0154】上述のように記録用MDへの録音を中断及
び再開することにより、無線通信を着信した時点又は録
音を抑止した時点で録音していた楽曲データの部分を消
去し、楽曲データの消去された部分から記録用MDへの
録音を再開するので、記録用MD中の記録への雑音・雑
信号の混入を防止することができる。
【0155】上述した第5の実施の形態では、録音再生
装置と有線電話装置とを無線インタフェースを介して接
続し、有線電話装置と通信交換装置とを有線公衆通信ネ
ットワークを介して接続する構成について説明した。
が、この構成のうち、有線電話装置を携帯電話装置に、
有線公衆通信ネットワークを無線公衆通信ネットワーク
に、それぞれ代えた構成としてもよい。また、上述した
第6の実施の形態では、有線電話装置としての通信装置
の機能を備えた録音再生装置を含む構成について説明し
たが、無線通信が可能な携帯電話装置としての通信装置
の機能を備えた録音再生装置を含む構成とすることも、
可能である。
【0156】また、上述した実施の形態では、発信元の
電話番号すなわち携帯電話装置200により特定される
ユーザごとに、課金額を算定及び記録する例について説
明した。しかし、携帯電話装置ではなく、例えば録音再
生装置に固有の装置番号等をタイトル情報提供サーバへ
送信し、この装置番号ごとに課金額を算定及び記録する
ようにしてもよい。
【0157】上述した実施の形態では、タイトル情報転
送システムの動作を処理するプログラムは、それぞれメ
モリにあらかじめ記憶されているものとして説明した。
しかしながら、これらのプログラムは、FD、CD−R
OM、DVDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に格納して配布するものとしてもよい。さらに、イン
ターネット上のサーバ装置が有するディスク装置などに
格納しておき、コンピュータに、例えば、搬送波に重畳
して、ダウンロードなどするものとしてもよい。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生用媒体に記録された楽曲データの属性情報を属性情
報提供サーバから入手し、記録用媒体等に楽曲と共に容
易に記録できる。また、本発明によれば、簡単に楽曲の
属性情報を取得して、利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るタイトル情報
転送システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1における録音再生装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図3】図1における携帯電話装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るタイトル情報提供サ
ーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る録音再生装置
及び携帯電話装置による処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】図1における録音再生装置からタイトル情報提
供サーバへ送信される電子メールの内容の一例を示す図
である。
【図7】本発明の実施の形態に係る通信交換装置とタイ
トル情報提供サーバとタイトル情報データベースによる
処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7におけるユーザ認証処理を説明するための
フローチャートである。
【図9】図7におけるユーザ課金処理を説明するための
フローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る録音再生装
置及び携帯電話装置による処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る録音再生装
置及び携帯電話装置による処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図12】図11における着信による中断を伴う録音処
理を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るタイトル情
報転送システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図14】図13における携帯電話装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態に係るタイトル情
報転送システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図16】図15における録音再生装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図17】図15における携帯電話装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図18】本発明の第6の実施の形態に係るタイトル情
報転送システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図19】本発明の第7の実施の形態に係るタイトル情
報転送システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図20】図19における録音再生装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図21】本発明の第7の実施の形態に係る録音再生装
置及び携帯電話装置による処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図22】本発明の第8の実施の形態に係る録音再生装
置及び携帯電話装置による処理を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】 100,100a,100b,100c 録音再生装置 200 携帯電話装置 200a,200b 有線電話装置 400 通信交換装置 500 タイトル情報
提供サーバ 600 タイトル情報
データベース INET インターネッ
ト WNET 無線公衆通信
ネットワーク LNET 有線公衆通信
ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 洋 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC04 CC06 DE17 DE49 EF05 FG18 GK11 HL07 HL11 5D110 AA27 BB06 DA04 DA12 DB02 FA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生用媒体に関するテキスト情報及び画像
    情報を含んだ属性情報を要求に応じて提供する属性情報
    提供サーバとの間で通信を行う通信装置と接続され、再
    生用媒体から再生した楽曲データを記録用媒体に録音す
    る録音再生装置であって、 再生用媒体を識別する識別情報を、再生対象の再生用媒
    体から取得する識別情報取得手段と、 再生用媒体から再生した楽曲データを記録用媒体に録音
    する再生・録音動作に連動して、前記通信装置が前記属
    性情報提供サーバから属性情報の提供を受けるために、
    前記識別情報取得手段が取得した識別情報を前記通信装
    置に送信する識別情報送信手段と、 を備えることを特徴とする録音再生装置。
  2. 【請求項2】前記識別情報送信手段による識別情報の送
    信に応じて、前記属性情報提供サーバから属性情報の提
    供を受けた前記通信装置から返信される属性情報を受信
    する属性情報受信手段と、 前記属性情報受信手段が受信した属性情報を、前記識別
    情報取得手段が受信した識別情報と関連付けて記憶する
    属性情報記憶手段と、 再生対象となる再生用媒体の装填時若しくは再生時に、
    前記情報記憶手段に記憶された対象の属性情報を表示す
    る属性情報表示手段と、を更に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の録音再生装置。
  3. 【請求項3】前記識別情報送信手段による識別情報の送
    信に応じて、前記属性情報提供サーバから属性情報の提
    供を受けた前記通信装置から返信される属性情報を受信
    する属性情報受信手段と、 前記属性情報受信手段が受信した属性情報を、録音され
    る楽曲データと共に記録用媒体に記録する記録手段と、
    を更に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の録音再生装置。
  4. 【請求項4】再生用媒体に属性情報が記録されているか
    否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により属性情報が記録されていると判別さ
    れた場合に、前記識別情報送信手段による識別情報の送
    信を抑止する送信制御手段と、 前記送信制御手段により前記識別情報送信手段による識
    別情報の送信が抑止された場合に、再生用媒体に記録さ
    れた属性情報を取得する属性情報取得手段と、 前記属性情報取得手段が取得した属性情報を、録音され
    る楽曲データと共に記録用媒体に記録する記録手段と、
    を更に備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の録音再生装置。
  5. 【請求項5】前記識別情報送信手段は、前記属性情報提
    供サーバから画像情報が含まれる属性情報の提供を受け
    た前記通信装置に、楽曲データを再生する再生動作に連
    動して識別情報を送信する、 ことを特徴とする請求項2に記載の録音再生装置。
  6. 【請求項6】再生対象となる再生用媒体に関連する画像
    情報を、前記属性情報記憶手段から取得する画像情報取
    得手段と、 前記画像情報取得手段が取得した画像情報及び、該画像
    情報の表示を指示する指示情報を、前記通信装置に送信
    する指示情報送信手段と、を更に備える、 ことを特徴とする請求項2に記載の録音再生装置。
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JP2007234072A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Kenwood Corp オーディオ装置、メタデータ受給プログラム、及びメタデータ受給方法

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