JP2004127186A - 情報配信システム、情報配信方法、情報配信プログラムおよび情報配信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報配信システム、情報配信方法、情報配信プログラムおよび情報配信プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを取得する際のユーザの負担を軽減することができる情報配信システム、情報配信方法、情報配信プログラムおよび情報配信プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】ユーザが情報処理端末110の入力部145に、コンテンツデータを検索するための検索鍵を入力すると、情報提供サーバ113は、検索鍵に基づく検索結果をホームゲートウェイ101に送信する。再生可否判定手段103が端末管理手段104の端末管理情報に示されるデータ形式と、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果に示されるデータ形式とを比較し、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する。コンテンツ検索手段102は、再生可能なデータ形式を含む検索結果を情報処理端末110に送信する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信網を介して接続される情報処理装置およびゲートウェイを備え、情報配信サーバからコンテンツデータを受信する情報配信システム、情報配信方法、情報配信プログラムおよび情報配信プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
映画、音楽、書籍などに関連するテキストデータ、画像データおよび音声データなどのいわゆるコンテンツデータを取得しようとする場合には、ユーザは、パーソナルコンピュータ(略称:PC)などをインターネットに接続して、取得したいコンテンツデータに関する検索鍵を入力し、検索結果がPCに表示されると、ユーザは表示された検索結果から取得したいコンテンツデータを選択して、自分のPCにダウンロードする。このようにしてユーザは、視聴したいコンテンツデータを取得することができる。
【0003】
ユーザがコンテンツデータを検索して取得するための具体的な情報配信システムについて説明する。通信網を介してユーザが操作する情報処理端末とコンテンツデータを配信するサーバとが接続されるシステムにおいて、情報処理端末からサーバにコンテンツデータの検索要求を送信すると、サーバは情報処理端末からの検索要求に合致するコンテンツデータを所定のデータベースから検索し、そのコンテンツデータの内容を示す検索結果を情報処理端末に送信する。ユーザがサーバから送信されてきた検索結果を見て、配信希望のコンテンツデータを選択し、情報処理端末からサーバにコンテンツデータの配信要求を送信すると、サーバは情報処理端末からの配信要求に合致するコンテンツデータを情報処理端末に配信する。
【0004】
図5は、従来技術の情報配信システム3の構成を示す概略図である。情報配信システム3において、コンテンツ再生装置507a,507bおよび情報処理端末508は、家庭内通信網509を介してホームゲートウェイ501と接続されている。またホームゲートウェイ501は、インターネット510を介して情報提供サーバ511と接続されている。
【0005】
ユーザがコンテンツデータを取得しようとする場合、まずユーザは、情報提供サーバ511から提供される検索サービスを用いて、コンテンツデータの検索を行う。ユーザが情報処理端末508の入力部545に、取得したいコンテンツデータを検索するための検索鍵を入力すると、この検索鍵を含む検索要求が、家庭内通信網509、ホームゲートウェイ501のルーティング手段502およびインターネット510を介して情報提供サーバ511に送信される。検索鍵とは、取得したいコンテンツデータを検索するときに、情報処理端末508の入力部545に入力する文字列であり、たとえば映画、音楽、書籍のタイトルなどである。情報提供サーバ511は、たとえば情報提供サーバ511に記憶され、配信可能なコンテンツデータに関するデータベースの中を、情報処理端末508から送信されてきた前記検索要求に基づいて検索する。
【0006】
情報提供サーバ511は、たとえばコンテンツデータのタイトル、データ形式、容量、再生時間などの検索結果を、インターネット510、ルーティング手段502および家庭内通信網509を介して情報処理端末508に送信する。ここでデータ形式には、たとえばコンテンツデータが動画像データの場合、映像データ圧縮方式の1つであるMPEG−1(Moving Picture Experts Group phase 1)形式、Windows(登録商標)で音声付きの動画像を扱うためのAVI(Audio Video Interleaving)形式などがある。情報処理端末508は、情報提供サーバ511から送信された検索結果を受信し、ディスプレイ544に表示する。ユーザは、情報処理端末508のディスプレイ544に表示される検索結果を見て、配信を希望するコンテンツデータを選択する。
【0007】
ユーザが情報処理端末508のディスプレイ544に表示される検索結果の中から配信を希望するコンテンツデータを選択し、情報処理端末508の入力部545に選択結果を入力すると、情報提供サーバ511から提供される情報配信サービスに基づいて、前記選択結果を含むコンテンツデータの配信要求が情報提供サーバ511に送信される。情報提供サーバ511は、情報処理端末508から送信されてきた前記配信要求に基づいて、配信要求されたコンテンツデータを情報配信手段503に送信する。情報配信手段503は、情報提供サーバ511から送信されてきたコンテンツデータを、コンテンツ再生装置507a,507bまたは情報処理端末508に配信する。あるいは、情報提供サーバ511は、配信要求されたコンテンツデータを、情報蓄積手段504に送信し、情報蓄積手段504は受信したコンテンツデータを蓄積する。情報蓄積手段504は、蓄積されたコンテンツデータを情報配信手段503に送信する。情報配信手段503は、情報蓄積手段504から送信されてきたコンテンツデータを受信し、コンテンツ再生装置507a,507bまたは情報処理端末508に配信する。ここで、コンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置507a,507bと情報処理端末508とは、同一である場合もある。
【0008】
情報処理端末からの配信要求に合致する情報を、サーバが情報処理端末に配信する情報配信システムの一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1には、携帯端末と接続される移動体通信ネットワークとインターネットとを統合したシステムにおいて、移動体通信ネットワークとインターネットとを結合するゲートウェイサーバが、携帯端末の画面サイズ、解像度、メモリサイズなどの端末特性情報を有しており、ゲートウェイサーバが端末特性情報に基づいて、適切な情報を要求元の携帯端末に送信する移動体通信サービス提供システムが示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−103571号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の技術の情報配信システム3において、情報提供サーバ511から受信し、情報処理端末508のディスプレイ544に表示された検索結果の中には、コンテンツ再生装置507a,507bまたは情報処理端末508で再生できないコンテンツデータが多数含まれている場合がある。このため、コンテンツデータの配信要求を行う際に、ユーザは情報処理端末508のディスプレイ544に表示された検索結果の中から、コンテンツ再生装置507a,507bまたは情報処理端末508で再生可能なコンテンツデータを選択しなければならない。また、再生可能なコンテンツデータのみの検索結果を取得するには、コンテンツデータの検索を行う際に、コンテンツ再生装置507a,507bまたは情報処理端末508で再生可能なコンテンツデータのデータ形式および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを検索鍵として情報処理端末508の入力部545に入力しなければならない。
【0011】
ユーザが前述のように、再生可能なコンテンツデータの選択または検索鍵の入力操作を行うには、ユーザは家庭内通信網509に接続されているコンテンツ再生装置507a,507b、情報処理端末508で再生可能なコンテンツデータのデータ形式、および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを、たとえばコンテンツ再生装置507a,507b、情報処理端末508の取扱説明書、専門書などで調べ、予め把握しておかなければならない。したがってユーザは、視聴したいコンテンツデータの検索およびコンテンツデータの配信要求を行う前に、コンテンツデータのデータ形式などを調べる作業を行わなければならないので、コンテンツデータを取得するまでにかかるユーザの負担が大きいという問題がある。
【0012】
また特許文献1の移動体通信サービス提供システムでは、ゲートウェイサーバが有する端末特性情報に基づいて、ゲートウェイサーバが要求元の携帯端末に適した情報を送信するので、ユーザの負担はある程度軽減されるけれども、このシステムでは、要求元の携帯端末の端末特性情報しか考慮されていない。したがってこの移動体通信サービス提供システムでは、前述の情報配信システム3のように、家庭内通信網509に接続された要求元以外の複数のコンテンツ再生装置507a,507bや情報処理端末508に適した情報を配信することができないという問題がある。
【0013】
本発明の目的は、コンテンツデータを取得する際のユーザの負担を軽減することができる情報配信システム、情報配信方法、情報配信プログラムおよび情報配信プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンテンツデータの再生手段を有し、第1の通信網に接続される情報処理装置と、
前記第1の通信網に接続され、前記第1の通信網を介して前記情報処理装置と通信を行う第1の通信手段、および前記第1の通信網とは異なる第2の通信網に接続され、前記第2の通信網を介して、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバと通信を行う第2の通信手段とを有するゲートウェイ装置とからなり、
前記情報処理装置は、ユーザが入力したコンテンツデータの配信要求を、前記ゲートウェイ装置を経由して前記情報配信サーバに送信し、前記情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、前記ゲートウェイ装置を経由して受信する端末通信手段を有する情報配信システムであって、
前記ゲートウェイ装置は、
前記情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶する管理手段と、
前記情報配信サーバが記憶する所定のコンテンツデータのデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記再生手段が再生可能かどうかを判定する再生可否判定手段と、
前記再生可否判定手段の判定結果に基づいて、前記再生手段が再生可能なコンテンツデータのみを前記情報処理装置に配信する配信手段とを有することを特徴とする情報配信システムである。
【0015】
本発明に従えば、コンテンツデータの再生手段を有する情報処理装置と、ゲートウェイ装置とが互いに通信可能に第1の通信網に接続され、ゲートウェイ装置と、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバとが互いに通信可能に第2の通信網に接続される。
【0016】
情報処理装置は、ユーザが入力したコンテンツデータの配信要求を、ゲートウェイ装置を経由して情報配信サーバに送信し、情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、ゲートウェイ装置を経由して受信することができる。ここで、コンテンツとは、たとえばユーザの興味の対象となる映画、音楽、書籍などに関連するテキストデータ、画像データおよび音声データなどのデータを意味する。
【0017】
管理手段が、予め情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶しておき、再生可否判定手段が、情報配信サーバが記憶する所定のコンテンツデータのデータ形式と、管理手段に記憶されるデータ形式とを比較して再生手段が再生可能かどうかを判定する。
【0018】
配信手段は、再生可否判定手段の判定結果に基づいて、再生手段が再生可能なコンテンツデータのみを情報処理装置に配信する。
【0019】
前述のように、情報処理装置の再生手段で再生可能なデータ形式のコンテンツデータのみが配信されるので、従来技術のようにユーザが、情報処理装置の再生手段が再生可能であるかどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0020】
また本発明は、前記情報処理装置の端末通信手段が、前記情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信し、
前記ゲートウェイ装置の第1の通信手段が、前記情報処理装置から受信した検索鍵を、前記第2の通信手段が、前記情報配信サーバに送信し、前記情報配信サーバから少なくともコンテンツデータの名称およびデータ形式を含む検索結果を受信すると、
前記再生可否判定手段は、検索結果に含まれるデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、前記情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報およびデータ形式を少なくとも含む再生可能検索結果を作成し、
前記第1の通信手段が、前記再生可能検索結果を情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置の端未通信手段が、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを前記配信要求として送信することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、情報処理装置の端末通信手段が、前記情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信すると、ゲートウェイ装置の第1の通信手段が情報処理装置から検索鍵を受信する。第2の通信手段は、この検索鍵を情報配信サーバに送信し、情報配信サーバから少なくともコンテンツデータの名称およびデータ形式を含む検索結果を受信する。
【0022】
再生可否判定手段は、検索結果に含まれるデータ形式と、管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報およびデータ形式を少なくとも含む再生可能検索結果を作成し、第1の通信手段は、再生可能検索結果を情報処理装置に送信する。
【0023】
情報処理装置の端未通信手段は、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを配信要求として送信する。
【0024】
前述のように、配信要求として、必ず情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報のいずれかを送信することができるので、ユーザが再生可能かどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0025】
また本発明は、前記ゲートウェイ装置は、予め定めるデータ形式を、前記再生手段が再生可能なデータ形式に変換する変換手段を有し、
前記再生可否判定手段は、前記再生手段が再生できないデータ形式と、前記予め定めるデータ形式とを比較し、前記変換手段が変換可能かどうかをさらに判定し、
前記情報処理装置の端末通信手段が、前記予め定めるデータ形式のコンテンツデータを配信要求したときは、
前記変換手段は、前記第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータのデータ形式を前記再生手段が再生可能なデータ形式に変換し、
前記配信手段は、前記変換手段が変換したコンテンツデータを前記情報処理装置に配信することを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、ゲートウェイ装置の変換手段は、予め定めるデータ形式を、再生手段が再生可能なデータ形式に変換することができる。
【0027】
再生可否判定手段は、再生手段が再生できないデータ形式と、予め定めるデータ形式とを比較し、変換手段が変換可能かどうかをさらに判定する。
【0028】
情報処理装置の端末通信手段が、予め定めるデータ形式のコンテンツデータを配信要求した場合、変換手段は、第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータのデータ形式を再生手段が再生可能なデータ形式に変換する。配信手段は、変換手段が変換したコンテンツデータを情報処理装置に配信する。
【0029】
前述のように、再生手段が再生できないデータ形式のコンテンツデータであっても、再生手段で再生可能なデータ形式に変換可能であれば、変換後のコンテンツデータが情報処理装置に配信されるので、より多くのコンテンツデータを再生することができ、ユーザが配信を要求する際の選択肢が広がる。
【0030】
また本発明は、前記ゲートウェイ装置は、前記第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータを蓄積する蓄積手段を有し、
前記配信手段は、コンテンツデータが前記蓄積手段に蓄積されたときは、蓄積されたコンテンツデータを前記情報処理装置に配信することを特徴とする。
【0031】
本発明に従えば、ゲートウェイ装置の蓄積手段は、第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータを蓄積することができる。配信手段は、コンテンツデータが蓄積手段に蓄積されたときは、蓄積されたコンテンツデータを情報処理装置に配信する。
【0032】
前述のように、受信したコンテンツデータは一旦蓄積手段に蓄積され、蓄積されたコンテンツデータが配信されるので、第2の通信手段を介する通信速度が遅くても、再生中に画像や音声が途切れてしまうことがなく、再生時の出力品質が向上する。
【0033】
また本発明は、前記第1の通信網に再生手段を有する情報処理装置が接続されると、
前記管理手段は、新たな情報処理装置が接続されたことを検出し、新たに接続された情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶することを特徴とする。
【0034】
本発明に従えば、第1の通信網に再生手段を有する情報処理装置が接続されると、管理手段は、新たな情報処理装置が接続されたことを検出し、新たに接続された情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶する。これにより、第1の通信網に再生手段を有する情報処理装置が接続された場合に、管理手段が記憶する再生可能なデータ形式に自動で反映される。
【0035】
これによって、新たに接続された情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式が自動的に管理手段によって取得されるので、データ形式を追加するための入力操作などをユーザが行う必要がなく、操作性および利便性が向上する。
【0036】
また本発明は、コンテンツデータの再生手段を有し、第1の通信網に接続される情報処理装置と、
前記第1の通信網に接続され、前記第1の通信網を介して前記情報処理装置と通信を行う第1の通信手段、および前記第1の通信網とは異なる第2の通信網に接続され、前記第2の通信網を介して、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバと通信を行う第2の通信手段とを有するゲートウェイ装置とからなり、
前記情報処理装置が、前記ゲートウェイ装置を経由して、前記情報配信サーバにコンテンツデータの配信要求を送信し、前記情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、前記ゲートウェイ装置を経由して受信する情報配信方法であって、
前記ゲートウェイ装置の管理手段が、前記情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶するステップと、
前記情報処理装置の端未通信手段が、前記情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信するステップと、
前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報処理装置から受信した前記検索鍵を前記情報配信サーバに送信するステップと、
前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報配信サーバからコンテンツデータの名称およびデータ形式を少なくとも含む検索結果を受信するステップと、
前記ゲートウェイの再生可否判定手段が、検索結果に含まれるデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、前記情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの少なくとも識別情報およびデータ形式を含む再生可能検索結果を作成するステップと、
前記ゲートウェイの第1の通信手段が、前記再生可能検索結果を情報処理装置に送信するステップと、
前記情報処理装置の端未通信手段が、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを前記配信要求として送信するステップと、
前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報処理装置から受信した前記配信要求を前記情報配信サーバに送信するステップと、
前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報配信サーバからコンテンツデータを受信するステップと、
前記ゲートウェイ装置の配信手段が、前記情報配信サーバから受信したコンテンツデータを前記情報処理装置に配信するステップとからなることを特徴とする情報配信方法である。
【0037】
本発明に従えば、コンテンツデータの再生手段を有する情報処理装置と、ゲートウェイ装置とが互いに通信可能に第1の通信網に接続され、ゲートウェイ装置と、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバとが互いに通信可能に第2の通信網に接続される。
【0038】
情報処理装置は、ユーザが入力したコンテンツデータの配信要求を、ゲートウェイ装置を経由して情報配信サーバに送信し、情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、ゲートウェイ装置を経由して受信することができる。
【0039】
ゲートウェイの管理手段が、予め情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶しておく。
【0040】
情報処理装置の端未通信手段が、情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信すると、ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、情報処理装置から受信した検索鍵を情報配信サーバに送信する。
【0041】
ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、情報配信サーバからコンテンツデータの名称およびデータ形式を少なくとも含む検索結果を受信すると、ゲートウェイの再生可否判定手段が、検索結果に含まれるデータ形式と、管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの少なくとも識別情報およびデータ形式を含む再生可能検索結果を作成する。
【0042】
ゲートウェイの第1の通信手段が、再生可能検索結果を情報処理装置に送信すると、情報処理装置の端未通信手段が、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを前記配信要求として送信する。
【0043】
ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、情報処理装置から受信した配信要求を情報配信サーバに送信すると、情報配信サーバからコンテンツデータを受信し、ゲートウェイ装置の配信手段が、受信したコンテンツデータを前記情報処理装置に配信する。
【0044】
これによって、配信要求として、必ず情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報のいずれかを送信することができるので、ユーザが再生可能かどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0045】
また本発明は、前記情報配信方法をコンピュータに実行させるための情報配信プログラムである。
【0046】
本発明に従えば、上記の情報配信方法を、コンピュータに実行させるための情報配信プログラムとして提供することができる。
【0047】
また本発明は、前記情報配信方法をコンピュータに実行させるための情報配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0048】
本発明に従えば、上記の情報配信方法を、コンピュータに実行させるための情報配信プログラムを記録した記録媒体として提供することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態である情報配信システム1の構成を示す概略図である。情報配信システム1は、ホームゲートウェイ101、コンテンツ再生装置109a,109bおよび情報処理端末110を備えて構成される。情報配信システム1において、コンテンツ再生装置109a,109bおよび情報処理端末110は、家庭内通信網111と接続され、家庭内通信網111はホームゲートウェイ101と接続されている。家庭内通信網111は、たとえばEthernet(登録商標)ケーブル、電話配線、電力ケーブルなどで実現される。またホームゲートウェイ101および情報提供サーバ113は、インターネット112と接続されている。ここで、コンテンツデータは、たとえばユーザの興味の対象となる映画、音楽、書籍などに関連するテキストデータ、画像データおよび音声データなどを意味する。
【0050】
情報配信システム1において、ユーザによって情報処理端末110に、検索鍵としてたとえば映画のタイトルが入力されると、この検索鍵を含む検索要求が情報処理端末110から情報提供サーバ113に送信され、検索鍵として入力した映画のタイトルに基づく画像データや映画の紹介文のテキストデータなどのコンテンツデータの内容を示す検索結果が情報提供サーバ113から情報処理端末110に送信され、情報処理端末110のディスプレイ144に表示される。検索結果は、たとえばコンテンツデータのタイトル、データ形式、容量、再生時間などである。ユーザによって、ディスプレイ144に表示された検索結果から配信希望のコンテンツデータが選択され、選択結果が情報処理端末110に入力されると、この選択結果を含む配信要求が情報処理端末110から情報提供サーバ113に送信され、配信要求されたコンテンツデータが情報提供サーバ113からコンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110に配信される。
【0051】
コンテンツ再生装置109a,109bは、家庭内通信網111、ホームゲートウェイ101およびインターネット110を介して接続されている情報提供サーバ113から配信される所定のコンテンツデータを再生する装置である。コンテンツ再生装置109a,109bは、後述の情報処理端末110とは異なり、特定のデータ形式のコンテンツデータの再生に適した構成となっている。コンテンツ再生装置109aは、たとえば映像データ圧縮方式の1つであるMPEG−1(Moving Picture Experts Group phase 1)で圧縮された動画像データを再生する。コンテンツ再生装置109aは、インターフェース部121、制御部122、記憶部123、再生部124およびディスプレイ125を備えて構成される。
【0052】
インターフェース部121は、家庭内通信網111との接続部である。制御部122は、記憶部123に記憶されるプログラムに基づいて、コンテンツ再生装置109aを構成する各部位を制御する。記憶部123は、ハードディスク装置などで実現され、コンテンツ再生装置109aで再生可能なMPEG−1形式の動画像データを記憶する。再生部124は、MPEGコーデックなどで実現され、たとえばMPEG−1で圧縮された動画像データを伸張し、伸張した動画像データに対して、ディスプレイ125に表示できるように、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換を行う。ディスプレイ125は、再生部124から送信されてきたアナログ信号に基づいて動画像を表示する。
【0053】
コンテンツ再生装置109bは、たとえば映像データ圧縮方式のMPEG−1で利用される音声圧縮方式の1つであるMP3(MPEG Audio Layer−3)で圧縮された音声データを再生する。コンテンツ再生装置109bは、インターフェース部131、制御部132、記憶部133、再生部134およびスピーカ135を備えて構成される。
【0054】
インターフェース部131は、家庭内通信網111との接続部である。制御部132は、記憶部133に記憶されるプログラムに基づいて、コンテンツ再生装置109bを構成する各部位を制御する。記憶部133は、半導体メモリなどで実現され、コンテンツ再生装置109bで再生可能なMP3で圧縮された音声データを記憶する。再生部134は、MP3で圧縮された音声データを伸張し、伸張した音声データに対して、スピーカ135から出力できるように、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換を行う。スピーカ135は、再生部134から送信されてきたアナログ信号に基づいて音声を出力する。
【0055】
図1には、2つのコンテンツ再生装置109a,109bが家庭内通信網111と接続されている状態を示しているけれども、コンテンツ再生装置109の数は2つに限定されることはなく、多数のコンテンツ再生装置109が家庭内通信網111と接続されていてもよい。また動画像データとしては、MPEG−1形式に限らず、Windows(登録商標)で音声付きの動画像を扱うためのAVI(Audio Video Interleaving)形式などでもよく、音声データとしては、MP3形式に限らず、WAVE形式などでもよい。以下、不特定のコンテンツ再生装置を示す場合、「コンテンツ再生装置109」のように、参照符号において添え字「a」および「b」を省略することがある。
【0056】
情報処理端末110は、家庭内通信網111、ホームゲートウェイ101およびインターネット112を介して情報提供サーバ113と接続されている。情報処理端末110は、インターフェース部141、CPU(Central ProcessingUnit)142、記憶部143、ディスプレイ144、入力部145および増設ボード146を備えて構成される。
【0057】
インターフェース部141は、家庭内通信網111との接続部である。CPU142は、記憶部143に記憶されるプログラムに基づいて、情報処理端末110を構成する各部位を制御する。記憶部143は、情報処理端末110でコンテンツデータを再生するためのソフトウェアやコンテンツデータなどが記憶されている。ディスプレイ144は、画像データやテキストデータなどのコンテンツデータを表示したり、情報提供サーバ113から送信された検索結果を表示する。入力部145は、情報処理端末110を操作するためのコマンドなどを入力したり、ユーザが情報提供サーバ113から提供される検索サービスを用いてコンテンツデータの検索を行うときに、取得したいコンテンツデータの検索鍵を入力したり、配信を要求するコンテンツデータの選択結果を入力するときに用いられる。増設ボード146は、特定のデータ形式のコンテンツデータを再生するためのコーデックチップなどを備え、コンテンツデータを最適に再生することができる。
【0058】
情報処理端末110は、各データ形式に対応したソフトウェアを複数記憶し、各データ形式に対応した増設ボード146を複数備えることで、複数のデータ形式のコンテンツデータを再生可能に構成されている。図1には、1つの情報処理端末110が家庭内通信網111と接続されている状態を示しているけれども、複数の情報処理端末110が家庭内通信網111と接続されていてもよい。
【0059】
ホームゲートウェイ101は、コンテンツデータ検索手段102、再生可否判定手段103、端末管理手段104、情報配信手段105、情報蓄積手段106、端末側インターフェース部107およびサーバ側インターフェース部108を備えて構成される。コンテンツデータ検索手段102は、家庭内通信網111を介して情報処理端末110から送信されてきたコンテンツデータの検索要求をインターネット112を介して情報提供サーバ113に送信するとともに、インターネット112を介して情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果を情報処理端末110に送信する。端末管理手段104は、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109a,109bの各記憶部123,133や再生部124,134などを調査して、再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して、家庭内通信網111に接続されている複数のコンテンツ再生装置109を識別するための識別情報、および各コンテンツ再生装置109で再生可能なコンテンツデータ種別の情報を関連付けて記憶する。
【0060】
新たに家庭内通信網111に、コンテンツ再生装置が接続された場合、端末管理手段104は、コンテンツ再生装置が接続されたことを検出し、前述のように新たに接続されたコンテンツ再生装置の記憶部などを調査して、識別情報および再生可能なコンテンツデータ種別の情報を取得する。取得した前記2種類の情報は関連付けられて、新たなコンテンツ再生装置が接続される前に記憶していた情報に追加して記憶される。また家庭内通信網111に接続されていたコンテンツ再生装置が離脱された場合、端末管理手段104は、コンテンツ再生装置が離脱されたことを検出し、検出前に記憶していた情報から、離脱されたコンテンツ再生装置の情報を削除する。
【0061】
また端末管理手段104は、情報処理端末110の記憶部143に記憶されているコンテンツデータ再生ソフトウェアやコンテンツデータ再生ハードウェアである増設ボード146を調査して、家庭内通信網111に接続されている複数の情報処理端末110を識別するための識別情報、および各情報処理端末110で再生可能なコンテンツデータ種別の情報を関連付けて記憶する。情報処理端末110の記憶部143に、新たなコンテンツデータ再生ソフトウェアが記憶された場合や新たな増設ボードが増設された場合、端末管理手段104は、新たなコンテンツデータ再生ソフトウェアが記憶されたこと、新たな増設ボードが増設されたことを検出し、新たに記憶または増設された情報処理端末110の識別情報と、新たに記憶された再生ソフトウェアや再生ハードウェアで再生可能なコンテンツデータ種別の情報とを取得する。取得した前記2種類の情報は関連付けられて、新たに記憶または増設される前に記憶していた情報に追加されて記憶される。
【0062】
また情報処理端末の記憶部143に記憶されている再生ソフトウェアが削除された場合や増設ボードが離脱された場合、端末管理手段104は、再生ソフトウェアが削除されたこと、増設ボードが離脱されたことを検出し、検出前に記憶していた情報から、再生ソフトウェアが削除された情報処理端末110、増設ボードが離脱された情報処理端末110の情報を削除する。以下、端末管理手段104が記憶する前述の情報を、「端末管理情報」と表記する。
【0063】
再生可否判定手段103は、端末管理手段104に記憶されている端末管理情報に基づいて、コンテンツ再生装置109および情報処理端末110が再生可能なコンテンツデータのデータ形式と、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果に含まれるデータ形式とを比較して、前記検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する。
【0064】
情報配信手段105は、情報処理端末110から送信されたコンテンツデータの配信要求を受信し、受信した前記配信要求を情報提供サーバ113に送信する。また情報配信手段105は、端末管理手段104に記憶されている端末管理情報を参照して、情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に配信する。
【0065】
ただし、複数のコンテンツ再生装置109または複数の情報処理端末110が家庭内通信網111と接続されていて、かつ情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを再生可能なコンテンツ再生装置109または情報処理端末110が複数存在する場合には、情報配信手段105は、予め定める優先順位に従って、優先度の高いコンテンツ再生装置109または情報処理端末110にコンテンツデータを配信する。なお、情報配信手段105は、家庭内通信網111と接続されているすべてのコンテンツ再生装置109および情報処理端末110に、情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを配信するようにしてもよい。
【0066】
情報蓄積手段106は、インターネット110を介して情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを一旦、蓄積する。情報蓄積手段106は、蓄積されたコンテンツデータを情報配信手段105に送信する。
【0067】
情報提供サーバ113は、情報処理端末110から送信されてきたコンテンツデータの検索要求および検索鍵に基づいて、コンテンツデータの検索を行い、検索結果を情報処理端末110に送信する。また情報提供サーバ113は、情報処理端末110から送信されてきたコンテンツデータの配信要求に基づいて、コンテンツデータを情報処理端末110に配信する。
【0068】
情報配信システム1における情報配信方法について説明する。図2は、情報配信システム1におけるコンテンツデータの検索処理およびコンテンツデータの配信処理を示す図である。
【0069】
ユーザがコンテンツデータを取得しようとする場合、まずユーザは、情報提供サーバ113から提供される検索サービスを用いて、視聴したいコンテンツデータの検索を行う。ステップS201において、ユーザは情報処理端末110の入力部145に、取得したいコンテンツデータを検索するための検索鍵を入力する。情報処理端末110は、ユーザによって入力された検索鍵を含む検索要求を、家庭内通信網111を介してホームゲートウェイ101のコンテンツデータ検索手段102に送信する。検索鍵とは、取得したいコンテンツデータを検索するときに、情報処理端末110に入力する文字列であり、たとえば映画、音楽、書籍のタイトルなどである。
【0070】
コンテンツデータ検索手段102は、情報処理端末110から送信されてきた検索鍵を含む検索要求を受信すると、ステップS202において、インターネット110を介して情報提供サーバ113に、受信した検索要求を送信する。
【0071】
情報提供サーバ113は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた検索要求を受信し、たとえば情報提供サーバ113が記憶し、配信可能なコンテンツデータに関するデータベースの中を、受信した検索鍵に基づいて検索する。ステップS203において、情報提供サーバ113は、インターネット110を介してコンテンツデータ検索手段102に、たとえばコンテンツデータのタイトル、データ形式、容量、再生時間など、コンテンツデータの内容を示す検索結果を送信する。
【0072】
コンテンツデータ検索手段102は、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果を受信する。ステップS204において、前記検索結果を受信したコンテンツデータ検索手段102は、受信した検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する判定要求を、検索結果とともに再生可否判定手段103に送信する。
【0073】
再生可否判定手段103は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた判定要求と検索結果とを受信すると、ステップS205において、端末管理手段104から端末管理情報を取得する。
【0074】
ステップS206において、再生可否判定手段103は、端末管理手段104から取得した端末管理情報に含まれているデータ形式と前記検索結果のデータ形式とを比較して、前記検索結果に示される各コンテンツデータについて、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能であるか否かを判定する。再生可否判定手段103は、この判定結果をコンテンツデータ検索手段102に送信する。判定結果は、コンテンツデータごとに、再生可能なコンテンツ再生装置109または再生可能な情報処理端末110を示すものである。
【0075】
コンテンツデータ検索手段102は、再生可否判定手段103から送信されてきた判定結果を受信すると、ステップS207において、受信した判定結果に基づいて、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能であると判定されたデータ形式のコンテンツデータについて、そのコンテンツデータの内容を示す再生可能検索結果を作成して情報処理端末110に送信する。
【0076】
なお、再生可否判定手段103によって判定された結果、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能なデータ形式のコンテンツデータが無かった場合は、コンテンツデータ検索手段102がステップS207において、たとえば「再生可能なコンテンツデータがありません。」というメッセージを再生可能検索結果の代わりに情報処理端末110に送信する。
【0077】
情報処理端末110は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた再生可能検索結果を受信する。受信した再生可能検索結果は、情報処理端末110のディスプレイ144に表示される。ステップS208において、ユーザは、情報処理端末110のディスプレイ144に表示される再生可能検索結果を見て、その中から配信を希望するコンテンツデータを選択する。ユーザは、情報処理端末110の入力部145に選択結果を入力する。情報処理端末110は、情報提供サーバ113から提供される情報配信サービスに基づいて、ユーザによって入力された選択結果を含むコンテンツデータの配信要求を、家庭内通信網111を介して情報配信手段105に送信する。
【0078】
情報配信手段105は、情報処理端末110から送信されてきた配信要求を受信すると、ステップS209において、受信した前記配信要求を情報提供サーバ113に送信する。情報提供サーバ113は、情報配信手段105から送信されてきた前記配信要求を受信する。
【0079】
前記配信要求を受信した情報提供サーバ113は、配信要求に対応するコンテンツデータをホームゲートウェイ101に送信する。
【0080】
ここで、配信要求されたコンテンツデータを、情報提供サーバ113からコンテンツ再生装置109または情報処理端末110へ配信する方法は2種類ある。1つは、ホームゲートウェイ101と情報提供サーバ113との間の通信速度が速いときなど、コンテンツデータの受信とコンテンツデータの再生とを連続的に行う、いわゆるストリーミング配信を行う場合である。もう1つは、ホームゲートウェイ101と情報提供サーバ113との間の通信速度が遅いときなど、一旦コンテンツデータをホームゲートウェイ101の情報蓄積手段106に蓄積した後、情報処理端末110に配信する、いわゆるダウンロード配信を行う場合である。それぞれの場合に分けて説明する。
【0081】
ストリーミング配信を行う場合、ステップS210aにおいて、前記配信要求を受信した情報提供サーバ113は、配信要求されたコンテンツデータを情報配信手段105に送信する。情報配信手段105は、情報提供サーバ113から送信されてきた前記コンテンツデータを受信し、ステップS211において、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信する。ストリーミング配信を行う場合、情報配信手段105は、情報提供サーバ113からコンテンツデータの全データを受信してから、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信するのではなく、受信した一部のコンテンツデータのデータを順次、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信するようにすればよい。
【0082】
またダウンロード配信を行う場合、ステップS210bにおいて、前記配信要求を受信した情報提供サーバ113は、配信要求されたコンテンツデータを情報蓄積手段106に送信する。情報蓄積手段106は、情報提供サーバ113から送信されてきた前記配信要求されたコンテンツデータを全て受信し、受信したコンテンツデータを一旦、蓄積する。ステップS210cにおいて、情報蓄積手段106は、一旦蓄積していた、前記配信要求されたコンテンツデータを情報配信手段105に送信する。情報配信手段105は、情報提供サーバ113から送信されてきた前記配信要求されたコンテンツデータを受信し、ステップS211において、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信する。
【0083】
情報配信手段105は、たとえば、予め定められたコンテンツデータの配信に関する優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110に、配信要求されたコンテンツデータを配信する。
【0084】
情報配信手段105によるコンテンツデータの配信について、さらに詳細に述べると、情報配信手段105は、まず再生可否判定手段103の判定結果に基づいて、配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生可能であるか否かを調査する。
【0085】
配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生可能である場合には、情報配信手段105は、要求元の情報処理端末110に、配信要求されたコンテンツデータを送信する。また配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生できない場合には、情報配信手段105は、配信可能なコンテンツ再生装置109が1つであるか否かを調査する。配信可能なコンテンツ再生装置109が1つである場合には、情報配信手段105は、そのコンテンツ再生装置109に配信要求されたコンテンツデータを送信する。配信可能なコンテンツ再生装置109が複数である場合には、情報配信手段105は、予め定める優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109に送信する。
【0086】
前述のように情報配信システム1では、ユーザが情報処理端末110の入力部145に、取得したいコンテンツデータを検索するための検索鍵を入力すると、情報提供サーバ113は、この検索鍵と検索結果とをホームゲートウェイ101に送信する。ホームゲートウェイ101では、再生可否判定手段103が端末管理手段104の端末管理情報に示されるデータ形式と、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果に示されるデータ形式とを比較して、前記検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する。コンテンツデータ検索手段102は、再生可否判定手段103の判定の結果、再生可能なデータ形式を含む検索結果を情報処理端末110に送信する。
【0087】
このように、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式を含む検索結果のみが情報処理端末110に送信されるので、ユーザは、コンテンツデータの検索を行う際に、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なコンテンツデータのデータ形式および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを検索鍵として入力する必要がない。またユーザがコンテンツデータの検索結果の中から、配信を希望するコンテンツデータを選択する際、検索結果の中には、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式のコンテンツデータしか含まれていないので、ユーザは検索結果の中から自由に、希望するコンテンツデータを選択することができる。
【0088】
これによってユーザは、コンテンツデータの検索および配信を希望するコンテンツデータの選択を行う前に、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109、情報処理端末110で再生可能なコンテンツデータのデータ形式および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを、たとえばコンテンツ再生装置109、情報処理端末110の取扱説明書、専門書などで調べて、予め把握しておく必要がない。したがって、ユーザはコンテンツデータのデータ形式などを調べる作業を行う必要がないので、コンテンツデータを取得する際のユーザの負担を低減することができる。
【0089】
また情報配信システム1では、情報配信手段105が、端末管理手段104の端末管理情報に基づいて、たとえば予め定められたコンテンツデータの配信に関する優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109または情報処理端末110に、配信要求されたコンテンツデータを配信する。したがって家庭内通信網111に接続された要求元以外の複数のコンテンツ再生装置109や情報処理端末110に適したコンテンツデータを配信することができる。
【0090】
図3は、本発明の第2の実施形態である情報配信システム2の構成を示す概略図である。情報配信システム2は、ホームゲートウェイ101、コンテンツ再生装置109a,109bおよび情報処理端末110を備えて構成される。ホームゲートウェイ101は、コンテンツデータ検索手段102、再生可否判定手段301、端末管理手段104、情報配信手段105、情報蓄積手段106、端末側インターフェース部107、サーバ側インターフェース部108およびデータ形式変換手段302を備えて構成される。コンテンツ再生装置109aは、インターフェース部121、制御部122、記憶部123、再生部124およびディスプレイ125を備えて構成される。コンテンツ再生装置109bは、インターフェース部131、制御部132、記憶部133、再生部134およびスピーカ135を備えて構成される。情報処理端末110は、インターフェース部141、CPU142、記憶部143、ディスプレイ144、入力部145および増設ボード146を備えて構成される。
【0091】
情報配信システム2は、情報配信システム1とほぼ同様の構成であり、ホームゲートウェイ101にデータ形式変換手段302が備えられて構成されている点のみが異なっている。したがってデータ形式変換手段302の機能について説明し、情報配信システム2における他の機能の説明は省略する。また本実施形態では、第1の実施形態と同様に、不特定のコンテンツ再生装置を示す場合、「コンテンツ再生装置109」のように、参照符号において添え字「a」および「b」を省略することがある。
【0092】
データ形式変換手段302は、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果に示されるデータ形式のままでは家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109または情報処理端末110でコンテンツデータを再生できない場合に、端末管理手段104に記憶されている端末管理情報に基づいて、コンテンツデータのデータ形式を前記検索結果に示されるデータ形式からコンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式に変換する。データ形式変換手段302で変換可能なデータ形式は、変換情報としてデータ形式変換手段302に記憶される。
【0093】
情報配信システム2における情報配信方法について説明する。図4は、情報配信システム2におけるコンテンツデータの検索処理およびコンテンツデータの配信処理を示す図である。ユーザがコンテンツデータを取得しようとする場合、まずユーザは、情報提供サーバ113から提供される検索サービスを用いて、視聴したいコンテンツデータの検索を行う。ステップS401において、ユーザは、情報処理端末110の入力部145に、取得したいコンテンツデータを検索するための検索鍵を入力する。情報処理端末110は、ユーザによって入力された検索鍵を含む検索要求を、家庭内通信網111を介してホームゲートウェイ101のコンテンツデータ検索手段102に送信する。
【0094】
コンテンツデータ検索手段102は、情報処理端末110から送信されてきた検索鍵を含む検索要求を受信すると、ステップS402において、前記検索要求を受信したコンテンツデータ検索手段102は、インターネット112を介して情報提供サーバ113に、受信した検索要求を送信する。
【0095】
情報提供サーバ113は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた検索要求を受信し、たとえば情報提供サーバ113が記憶し、配信可能なコンテンツデータに関するデータベースの中を、受信した検索鍵に基づいて検索する。ステップS403において、情報提供サーバ113は、インターネット112を介してコンテンツデータ検索手段102に、たとえばコンテンツデータのタイトル、データ形式、容量、再生時間など、コンテンツデータの内容を示す検索結果を送信する。ここでデータ形式には、たとえばコンテンツデータが動画像データの場合、映像データ圧縮方式の1つであるMPEG−1(Moving PictureExperts Group phase 1)形式、Windows(登録商標)で音声付きの動画像を扱うためのAVI(Audio Video Interleaving)形式などがある。
【0096】
コンテンツデータ検索手段102は、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果を受信する。ステップS404において、前記検索結果を受信したコンテンツデータ検索手段102は、受信した検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する判定要求を、検索結果とともに再生可否判定手段301に送信する。再生可否判定手段301は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた判定要求と検索結果を受信すると、ステップS405aにおいて、端末管理手段104から端末管理情報を取得して、前記検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する。
【0097】
再生可否判定手段301が、前記検索結果の中に、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110では再生できないデータ形式が含まれていると判定した場合は、ステップS405bに進む。再生可否判定手段301が、前記検索結果の中に、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110では再生できないデータ形式が含まれていないと判定した場合は、データ形式を変換する必要がないので、ステップS405bを省略してステップS406に進み、端末管理情報による判定結果をコンテンツデータ検索手段102に送信する。
【0098】
ステップS405bにおいて、再生可否判定手段301は、ステップS405aにおいては再生できないと判定されたコンテンツデータのデータ形式を、データ形式変換手段302で変換可能であるか否かをさらに判定する。詳細に述べると、端末管理情報との比較で再生できないと判定されたコンテンツデータのデータ形式と、変換情報に含まれている変換可能なデータ形式とを比較することによって、再生できないと判定されたコンテンツデータのデータ形式がデータ形式変換手段302で変換可能であるか否かを判定する。
【0099】
ステップS406において、再生可否判定手段301は、端末管理情報による判定結果に、変換情報による判定結果を加え、1つの判定結果としてコンテンツデータ検索手段102に送信する。
【0100】
コンテンツデータ検索手段102は、再生可否判定手段301から送信されてきた判定結果を受信すると、ステップS407において、受信した判定結果に基づいて、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能であると判定されたデータ形式のコンテンツデータについて、そのコンテンツデータの内容を示す再生可能検索結果を情報処理端末110に送信する。なお、再生可否判定手段301によって判定された結果、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能なデータ形式のコンテンツデータが無かった場合は、コンテンツデータ検索手段102がステップS407において、たとえば「再生可能なコンテンツデータがありません。」というメッセージを検索結果の代わりに情報処理端末110に送信する。
【0101】
情報処理端末110は、コンテンツデータ検索手段102から送信されてきた再生可能検索結果を受信する。受信した再生可能検索結果は、情報処理端末110のディスプレイ144に表示される。ただし、再生可否判定手段301が、データ形式変換手段302の変換情報に基づいて、情報提供サーバ113から送信される検索結果のデータ形式が変換可能なデータ形式であると判定した場合は、たとえば変換後のデータ形式を示す検索結果をディスプレイ144に表示する。
【0102】
ステップS408において、ユーザは、情報処理端末110のディスプレイ144に表示される再生可能検索結果を見て、その中から配信を希望するコンテンツデータを選択する。ユーザは、情報処理端末110の入力部145に選択結果を入力する。情報処理端末110は、情報提供サーバ113から提供される情報配信サービスに基づいて、ユーザによって入力された選択結果を含むコンテンツデータの配信要求を、家庭内通信網111を介して情報配信手段105に送信する。情報配信手段105は、情報処理端末110から送信されてきた配信要求を受信すると、ステップS409において、受信した前記配信要求を情報提供サーバ113に送信する。情報提供サーバ113は、情報配信手段105から送信されてきた前記配信要求を受信する。
【0103】
データ形式変換手段302によって、前記検索結果のデータ形式を変換する必要がある場合は、ステップS410aにおいて、情報提供サーバ113は、前記受信した配信要求に基づいて、配信要求されたコンテンツデータをデータ形式変換手段302に送信する。データ形式変換手段302によって、前記検索結果のデータ形式を変換する必要がない場合は、ステップS410aにおいて、情報提供サーバ113は、前記受信した配信要求に基づいて、配信要求されたコンテンツデータを情報蓄積手段106または情報配信手段105に送信する。
【0104】
本実施形態では、データ形式変換手段302によって、前記検索結果のデータ形式を変換する場合について説明する。データ形式変換手段302は、情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータのデータ形式を、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式に変換する。
【0105】
前記配信要求されたコンテンツデータを、データ形式変換手段302からコンテンツ再生装置109または情報処理端末110へ配信する方法は、ストリーミング配信およびダウンロード配信の2種類がある。ストリーミング配信およびダウンロード配信については、第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0106】
ストリーミング配信を行う場合、ステップS410bにおいて、データ形式変換手段302は、情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを情報配信手段105に送信する。情報配信手段105は、データ形式変換手段302から送信されてきた前記コンテンツデータを受信し、ステップS411において、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信する。ストリーミング配信を行う場合、情報配信手段105は、データ形式変換手段302からコンテンツデータの全データを受信してから、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信するのではなく、受信した一部のコンテンツデータのデータを順次、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信するようにすればよい。
【0107】
またダウンロード配信を行う場合、ステップS410cにおいて、データ形式変換手段302は、情報提供サーバ113から送信されてきたコンテンツデータを情報蓄積手段106に送信する。情報蓄積手段106は、データ形式変換手段302から送信されてきたコンテンツデータを全て受信し、受信したコンテンツデータを一旦、蓄積する。ステップS410dにおいて、情報蓄積手段106は、一旦蓄積していた、前記コンテンツデータを情報配信手段105に送信する。情報配信手段105は、情報蓄積手段106から送信されてきた前記コンテンツデータを受信し、ステップS411において、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110に送信する。情報配信手段105は、たとえば、予め定められたコンテンツデータの配信に関する優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110に、前記コンテンツデータを配信する。
【0108】
コンテンツデータの配信に関する優先順位について、さらに詳細に述べると、情報配信手段105は、再生可否判定手段301の判定結果に基づいて、配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生可能であるか否かを調査する。配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生可能である場合には、情報配信手段105は、要求元の情報処理端末110に、配信要求されたコンテンツデータを送信する。また配信要求されたコンテンツデータが要求元の情報処理端末110で再生できない場合には、情報配信手段105は、配信可能なコンテンツ再生装置109が1つであるか否かを調査する。配信可能なコンテンツ再生装置109が1つである場合には、情報配信手段105は、そのコンテンツ再生装置109に配信要求されたコンテンツデータを送信する。配信可能なコンテンツ再生装置109が複数である場合には、情報配信手段105は、予め定める優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109に送信する。
【0109】
前述のように情報配信システム2では、ユーザが情報処理端末110の入力部145に、取得したいコンテンツデータを検索するための検索鍵を入力すると、情報提供サーバ113は、この検索鍵と検索結果とをホームゲートウェイ101に送信する。
【0110】
ホームゲートウェイ101では、再生可否判定手段301が端末管理手段104の端末管理情報に示されるデータ形式と、情報提供サーバ113から送信されてきた検索結果に示されるデータ形式とを比較して、前記検索結果に示されるコンテンツデータのデータ形式が、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式であるか否かを判定する。この結果、検索結果の中にコンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生できないデータ形式が含まれていた場合は、前記再生できないデータ形式とデータ形式変換手段302の変換情報の変換可能なデータ形式とを比較して、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能であるか否かを判定する。
【0111】
再生可否判定手段301は、前述の端末管理情報による判定結果に、変換情報による判定結果を加え、1つの判定結果としてコンテンツデータ検索手段102に送信する。コンテンツデータ検索手段102は、再生可否判定手段301から送信されてきた判定結果のうち、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能である検索結果を情報処理端末110に送信する。
【0112】
このように、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式を含む検索結果のみが情報処理端末110に送信されるので、ユーザは、コンテンツデータの検索を行う際に、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なコンテンツデータのデータ形式および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを検索鍵として入力する必要がない。またユーザがコンテンツデータの検索結果の中から、配信を希望するコンテンツデータを選択する際、検索結果の中には、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110で再生可能なデータ形式のコンテンツデータしか含まれていないので、ユーザは検索結果の中から自由に、希望するコンテンツデータを選択することができる。
【0113】
これによってユーザは、コンテンツデータの検索および配信を希望するコンテンツデータの選択を行う前に、家庭内通信網111に接続されているコンテンツ再生装置109、情報処理端末110で再生可能なコンテンツデータのデータ形式および利用可能なコンテンツデータ再生ソフトウェアの名称などを、たとえばコンテンツ再生装置109、情報処理端末110の取扱説明書、専門書などで調べて、予め把握しておく必要がない。したがってユーザはコンテンツデータのデータ形式などを調べる作業を行う必要がないので、コンテンツデータを取得する際のユーザの負担を低減することができる。
【0114】
また情報配信システム2では、データ形式変換手段302によって、コンテンツ再生装置109a,109bまたは情報処理端末110で再生可能なデータ形式に変換できるコンテンツデータを、検索結果として情報処理端末110に送信する。これによってユーザが選択する検索結果の数が増し、ユーザはより多くの検索結果の中から希望するコンテンツデータを選択することができ、利便性が向上する。
【0115】
さらに情報配信システム2では、情報配信手段105が、端末管理手段104の端末管理情報に基づいて、たとえば予め定められたコンテンツデータの配信に関する優先順位に基づいて優先度の高いコンテンツ再生装置109または情報処理端末110に、配信要求されたコンテンツデータを配信する。したがって家庭内通信網111に接続された要求元以外の複数のコンテンツ再生装置109や情報処理端末110に適したコンテンツデータを配信することができる。
【0116】
本発明の情報配信方法のプログラムを記録する記録媒体をコンピュータに実行させて、コンテンツ再生装置109または情報処理端末110が、情報提供サーバ113から、適切なコンテンツデータを受信する情報配信システムを実現してもよい。これによって本発明の情報配信方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体を持運ぶことができる。
【0117】
プログラムは、マイクロプロセッサによって記録媒体から読出されることによって、コンピュータに実行される構成であってもよいし、読出されたプログラムは、コンピュータに設けられるプログラム記憶エリアに一旦転送されてから、実行される構成であってもよい。
【0118】
記録媒体は、コンピュータと分離できるように構成され、磁気テープおよびカセットテープによって固定的にプログラムを記録する媒体であってもよい。その他の記録媒体の一例として、磁気ディスクの場合には、フレキシブルディスクおよびハードディスク、ならびに光ディスクの場合には、CD−ROM(Compact Disk − Read Only Memory)、MO(Magneto Optical)ディスク、MD(MiniDisk)、DVD(Digital Versatile Disk)を、記録媒体として用いてもよい。
【0119】
また半導体メモリであるマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable ProgrammableRead Only Memory)、およびフラッシュロム(Flash Read Only Memory)を記録媒体として用いることもできる。
【0120】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、情報処理装置の再生手段で再生可能なデータ形式のコンテンツデータのみが配信されるので、従来技術のようにユーザが、情報処理装置の再生手段が再生可能であるかどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0121】
また本発明によれば、配信要求として、必ず情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報のいずれかを送信することができるので、ユーザが再生可能かどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0122】
また本発明によれば、再生手段が再生できないデータ形式のコンテンツデータであっても、再生手段で再生可能なデータ形式に変換可能であれば、変換後のコンテンツデータが情報処理装置に配信されるので、より多くのコンテンツデータを再生することができ、ユーザが配信を要求する際の選択肢が広がる。
【0123】
また本発明によれば、受信したコンテンツデータは一旦蓄積手段に蓄積され、蓄積されたコンテンツデータが配信されるので、第2の通信手段を介する通信速度が遅くても、再生中に画像や音声が途切れてしまうことがなく、再生時の出力品質が向上する。
【0124】
また本発明によれば、新たに接続された情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式が自動的に管理手段によって取得されるので、データ形式を追加するための入力操作などをユーザが行う必要がなく、操作性および利便性が向上する。
【0125】
また本発明によれば、配信要求として、必ず情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報のいずれかを送信することができるので、ユーザが再生可能かどうかを判断する必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。
【0126】
また本発明によれば、前述の情報配信方法を、コンピュータに実行させるための情報配信プログラムとして提供することができる。
【0127】
また本発明によれば、前述の情報配信方法を、コンピュータに実行させるための情報配信プログラムを記録した記録媒体として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である情報配信システム1の構成を示す概略図である。
【図2】情報配信システム1におけるコンテンツデータの検索処理およびコンテンツデータの配信処理を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態である情報配信システム2の構成を示す概略図である。
【図4】情報配信システム2におけるコンテンツデータの検索処理およびコンテンツデータの配信処理を示す図である。
【図5】従来技術の情報配信システム3の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1,2 情報配信システム
101 ホームゲートウェイ
102 コンテンツデータ検索手段
103,301 再生可否判定手段
104 端末管理手段
105 情報配信手段
106 情報蓄積手段
107 端末側インターフェース部
108 サーバ側インターフェース部
109a,109b コンテンツ再生装置
110 情報処理端末
111 家庭内通信網
112 インターネット
113 情報提供サーバ
121,131,141 インターフェース部
122,132 制御部
123,133,143 記憶部
124,134 再生部
125,144 ディスプレイ
135 スピーカ
142 CPU(Central Processing Unit)
145 入力部
146 増設ボード
302 データ形式変換手段

Claims (8)

  1. コンテンツデータの再生手段を有し、第1の通信網に接続される情報処理装置と、
    前記第1の通信網に接続され、前記第1の通信網を介して前記情報処理装置と通信を行う第1の通信手段、および前記第1の通信網とは異なる第2の通信網に接続され、前記第2の通信網を介して、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバと通信を行う第2の通信手段とを有するゲートウェイ装置とからなり、
    前記情報処理装置は、ユーザが入力したコンテンツデータの配信要求を、前記ゲートウェイ装置を経由して前記情報配信サーバに送信し、前記情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、前記ゲートウェイ装置を経由して受信する端末通信手段を有する情報配信システムであって、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶する管理手段と、
    前記情報配信サーバが記憶する所定のコンテンツデータのデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記再生手段が再生可能かどうかを判定する再生可否判定手段と、
    前記再生可否判定手段の判定結果に基づいて、前記再生手段が再生可能なコンテンツデータのみを前記情報処理装置に配信する配信手段とを有することを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記情報処理装置の端末通信手段が、前記情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信し、
    前記ゲートウェイ装置の第1の通信手段が、前記情報処理装置から受信した検索鍵を、前記第2の通信手段が、前記情報配信サーバに送信し、前記情報配信サーバから少なくともコンテンツデータの名称およびデータ形式を含む検索結果を受信すると、
    前記再生可否判定手段は、検索結果に含まれるデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、前記情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの識別情報およびデータ形式を少なくとも含む再生可能検索結果を作成し、
    前記第1の通信手段が、前記再生可能検索結果を情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置の端未通信手段が、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを前記配信要求として送信することを特徴とする請求項1記載の情報配信システム。
  3. 前記ゲートウェイ装置は、予め定めるデータ形式を、前記再生手段が再生可能なデータ形式に変換する変換手段を有し、
    前記再生可否判定手段は、前記再生手段が再生できないデータ形式と、前記予め定めるデータ形式とを比較し、前記変換手段が変換可能かどうかをさらに判定し、
    前記情報処理装置の端末通信手段が、前記予め定めるデータ形式のコンテンツデータを配信要求したときは、
    前記変換手段は、前記第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータのデータ形式を前記再生手段が再生可能なデータ形式に変換し、
    前記配信手段は、前記変換手段が変換したコンテンツデータを前記情報処理装置に配信することを特徴とする請求項1または2記載の情報配信システム。
  4. 前記ゲートウェイ装置は、前記第2の通信手段が情報配信サーバから受信したコンテンツデータを蓄積する蓄積手段を有し、
    前記配信手段は、コンテンツデータが前記蓄積手段に蓄積されたときは、蓄積されたコンテンツデータを前記情報処理装置に配信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報配信システム。
  5. 前記第1の通信網に再生手段を有する情報処理装置が接続されると、
    前記管理手段は、新たな情報処理装置が接続されたことを検出し、新たに接続された情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報配信システム。
  6. コンテンツデータの再生手段を有し、第1の通信網に接続される情報処理装置と、
    前記第1の通信網に接続され、前記第1の通信網を介して前記情報処理装置と通信を行う第1の通信手段、および前記第1の通信網とは異なる第2の通信網に接続され、前記第2の通信網を介して、記憶している複数のコンテンツデータを検索する検索機能を有する情報配信サーバと通信を行う第2の通信手段とを有するゲートウェイ装置とからなり、
    前記情報処理装置が、前記ゲートウェイ装置を経由して、前記情報配信サーバにコンテンツデータの配信要求を送信し、前記情報配信サーバから配信されるコンテンツデータを、前記ゲートウェイ装置を経由して受信する情報配信方法であって、
    前記ゲートウェイ装置の管理手段が、前記情報処理装置の再生手段が再生可能なコンテンツデータのデータ形式を取得して記憶するステップと、
    前記情報処理装置の端未通信手段が、前記情報配信サーバに記憶されているコンテンツデータを検索するための検索鍵を送信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報処理装置から受信した前記検索鍵を前記情報配信サーバに送信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報配信サーバからコンテンツデータの名称およびデータ形式を少なくとも含む検索結果を受信するステップと、
    前記ゲートウェイの再生可否判定手段が、検索結果に含まれるデータ形式と、前記管理手段に記憶されるデータ形式とを比較し、前記情報処理装置が再生可能かどうかを判定するとともに、前記情報処理装置が再生可能なコンテンツデータの少なくとも識別情報およびデータ形式を含む再生可能検索結果を作成するステップと、
    前記ゲートウェイの第1の通信手段が、前記再生可能検索結果を情報処理装置に送信するステップと、
    前記情報処理装置の端未通信手段が、再生可能検索結果に含まれるコンテンツデータの識別情報のいずれかを前記配信要求として送信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報処理装置から受信した前記配信要求を前記情報配信サーバに送信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の第2の通信手段が、前記情報配信サーバからコンテンツデータを受信するステップと、
    前記ゲートウェイ装置の配信手段が、前記情報配信サーバから受信したコンテンツデータを前記情報処理装置に配信するステップとからなることを特徴とする情報配信方法。
  7. 請求項6記載の情報配信方法をコンピュータに実行させるための情報配信プログラム。
  8. 請求項6記載の情報配信方法をコンピュータに実行させるための情報配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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