JP2007257490A - コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及び通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信したデジタル音声放送のコンテンツを記録装置に記録して、コンテンツを利用する場合に、一定の課金を行い当該コンテンツの著作権を保護する。
【解決手段】デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に保存されたデジタル音声放送のコンテンツを再生する際、通信端末が、記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、指定されたコンテンツに対する課金処理の実施の有無を判断し、課金処理が実施されていないと判断した場合、コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバに対して電気通信回線を介し利用料徴収処理要求通知を送信し、コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した後、コンテンツの再生処理を行うようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばデジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に保存されたコンテンツを再生するコンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及び通信端末に関する。
従来、リスナ(聴取者)がラジオ放送を聴く場合、チューナで受信したラジオ番組をそのままスピーカから放音させたり、ラジオ番組をハードディスクドライブ等の記録装置や光磁気ディスク等の記録媒体に記録した後に再生したりして楽しんでいた。ただし、これまでのラジオ放送は、アナログ方式による放送であったため、ノイズ等の混入や、アンテナ設置位置による感度不良等の要因によって記録したラジオ番組の音質は原音に比べてかなり劣るものであった。
一方、インターネットを介して音楽データを購入する、いわゆるネット販売サービスを利用して音質の良い音楽を楽しむ方法がある。顧客は端末を用いてコンテンツサーバにアクセスし、所望の楽曲データを選択して端末にダウンロードする。コンテンツサーバの管理者側は、その音楽データについて顧客の口座から料金を引き落とすといった課金処理を行う。このようなネット販売サービスと上記ラジオ放送を組み合わせたサービスとして、音楽が放送された放送日時を示すラジオ情報を、音楽データに埋め込まれたタグ情報に対応付けて携帯端末に記憶し、これらの情報を基に音楽データが記録されたコンテンツサーバのアドレスを取得し、当該コンテンツサーバにアクセスして所望の音楽データを携帯端末にダウンロードするサービスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−150174号公報
ところで、デジタルラジオ放送(デジタル音声放送)のサービス開始が予定されているが、デジタルラジオ放送によるラジオ番組の配信が実用化されると、リスナはデジタルラジオチューナ付きの端末で受信したラジオ番組を高品質で記録したり、聴いたりすることが可能となる。例えば端末に記録したラジオ番組に含まれる楽曲等は、従来よりもノイズの混入等による音質劣化が少なく、ほぼ原音通りに再生可能である。
デジタル音声放送で配信されたラジオ番組に含まれる楽曲等のコンテンツを端末に記録した後、この端末に記録されたコンテンツを再生する場合、従来よりも音質劣化の少ない状態で聴くことができる。また、デジタル化されたコンテンツは、何度再生を繰り返したとしても音質が劣化しない。したがって、記録した楽曲等のコンテンツを再生する場合は、その著作権を保護できなくなってしまう。
本発明はこのような点に鑑みて成されたものであり、デジタル音声放送で受信したコンテンツを記録装置に記録し、その記録装置に記録されたコンテンツを利用する場合に、所定の課金を行い当該コンテンツの著作権を保護することを目的とする。
本発明は、デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に保存されたデジタル音声放送のコンテンツを再生する際、通信端末が、記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、指定されたコンテンツに対する課金処理の実施の有無を判断し、課金処理が実施されていないと判断した場合、コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバに対して電気通信回線を介し利用料徴収処理要求通知を送信し、コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した後、コンテンツの再生処理を行う。
このような構成とすることにより、通信端末の記録装置に保存されたデジタル音声放送のコンテンツを再生するときに、コンテンツ管理サーバにおいて料金の徴収処理を実施する。
また、本発明は、デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置にデジタル音声放送のコンテンツを保存し、該保存されたコンテンツの原音データを外部から通信端末に取得して再生する際に、記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバに対して電気通信回線を介し指定されたコンテンツの原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知を送信し、コンテンツ管理サーバからコンテンツ識別要求通知の返信として原音データについての情報を受信して原音データの情報を表示部に表示し、原音データの利用要求の有無を検出し、利用要求を検出した場合、コンテンツ管理サーバに対して原音データ取得要求及び利用料徴収処理要求の通知を送信し、コンテンツ管理サーバから送出される原音データを受信して記録装置に記録し、記録された原音データの再生処理を行う。
このような構成とすることにより、通信端末の記録装置に保存されたデジタル音声放送のコンテンツの原音データをコンテンツ管理サーバから取得するときに、コンテンツ管理サーバにおいて料金の徴収処理を実施する。
本発明によれば、デジタル音声放送で受信したコンテンツを通信端末の記録装置に記録し、その記録装置に記録されたコンテンツを利用する場合に、利用料金の徴収処理を実施するため、通信端末に記録されたコンテンツの著作権を保護することができるという効果がある。
また、通信端末の記録装置にデジタル音声放送のコンテンツを保存し、該保存されたコンテンツの原音データをコンテンツ管理サーバから取得し、再生利用する場合に、利用料金の徴収処理を実施するため、原音データ(コンテンツ)の著作権を保護することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態は、デジタル音声放送で受信したコンテンツを利用する利用者から利用料を課金するコンテンツ再生システムに適用した例である。
まず、本実施の形態におけるコンテンツ再生システムの接続構成例について、図1を参照して説明する。図11に示すコンテンツ再生システム100において、携帯電話端末1は、デジタル音声(以下の説明では、デジタルラジオとも称する。)放送を配信するデジタル音声放送送信所2のデジタルラジオ番組を受信して、デジタルラジオ番組や楽曲等のコンテンツデータ(以下の説明では、コンテンツとも称する)を聴いたり、後述するハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)17に記録したりすることができる。本例の携帯電話端末1は、ラジオ番組の受信中はそのままスピーカから放音できるが、記録したラジオ番組のコンテンツを利用する場合は、以下に説明する利用料をコンテンツ権利者に支払わなければ再生できない。
ここで、デジタルラジオ番組,テキスト,静止画,動画,楽曲,音声,及びそれらを組み合わせた情報の表現をコンテンツと称する。デジタル音声放送は、ラジオ番組内で放送するコンテンツの放送日時、放送局、タイトル,作曲者,演奏者,歌手等のコンテンツ情報もラジオ番組に含めて配信している。
携帯電話端末1は記録したラジオ番組を再生する場合、課金処理が実施されていなければ、携帯電話ネットワーク3,インターネット4を介してコンテンツの課金管理を行うコンテンツ管理サーバ5に接続し、携帯電話端末1の利用者,パスワード等の認証情報が含まれる利用者情報と共に再生対象のコンテンツを特定する情報を含む利用料徴収処理要求通知メッセージを送信する。コンテンツ管理サーバ5は、受信した利用料徴収処理要求通知メッセージより、携帯電話端末1の利用者から再生要求されたラジオ番組の利用料を徴収する。そして、コンテンツ管理サーバ5は、利用料徴収処理完了メッセージを、インターネット4,携帯電話ネットワーク3を介して携帯電話端末1に送信する。携帯電話端末1は、利用料徴収処理完了メッセージを受信した後、記録したラジオ番組を再生できる。
本例の携帯電話端末1は、ラジオ番組内で流された楽曲の原音データを、携帯電話ネットワーク3,インターネット4に接続されているサーバからダウンロードすることもできる。これは、デジタルラジオ番組内で放送される楽曲の場合、楽曲を抜粋して流したり、楽曲の紹介者の音声が重なったりするため、原音データをダウンロードして聴きたいという要望による。
この場合、携帯電話端末1は、指定されたコンテンツの原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知メッセージをコンテンツ管理サーバ5に送信し、原音データの情報を受信する。受信した原音データの情報は、当該コンテンツの名称、データ容量、利用料のいずれか又はこれらの組み合わせからなる。そして、携帯電話端末1は、操作部からの原音データの利用要求を検出した場合に、原音データ取得要求メッセージと利用料徴収処理要求通知メッセージをコンテンツ管理サーバ5に送信する。コンテンツ管理サーバ5は、受信した原音データ取得要求メッセージと利用料徴収処理要求通知メッセージより、携帯電話端末1の利用者から要求された原音データの利用料を徴収する。そして、コンテンツ管理サーバ5で利用料徴収処理が完了後、携帯電話端末1は原音データをコンテンツ管理サーバ5から受信して、ハードディスクドライブ17に記録する。
次に、本例の携帯電話端末1の内部構成例について、図2を参照して説明する。携帯電話端末1には、液晶ディスプレイパネル等を用いて文字,数字,記号,アイコン,カーソル,静止画像,動画像等を表示する表示部14と、通話時における通信相手の音声や着信メロディ等の音声出力を行うスピーカ18とを設ける。携帯電話端末1には、2種類のラインがあり、制御信号を伝送する制御ライン25と、データ信号を伝送するデータライン26がある。携帯電話ネットワーク3と携帯電話端末1が無線通信を行う際は、ネットワーク3から携帯電話端末1を呼び出して、制御ライン25を利用する呼の確立や、データライン26を利用するデータのやり取りを行う。
携帯電話端末1は、外部の基地局から所定の通信方式で送信される信号を、アンテナ11を介して通信回路13で受信する。通信回路13で受信及び送信を行う無線通信方式としては、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access:符合分割多重接続)方式を用いる。音声通話時の受信系について説明すると、通信回路13で受信し、復調した受信信号からパケットを抽出して、そのパケットから音声データ、制御データ等を取り出す。取り出された音声データは、音声処理部20に供給されて、デジタル音声データからアナログ音声信号への変換、増幅などの音声処理が施され、音声を放音するスピーカ18から通話中の相手音声が出力される。
一方、音声通話時の送信系について説明すると、音声を集音するマイクロフォン19で取り込んだアナログ音声信号は、音声処理部20でデジタル音声データに変換される。デジタル音声データは、データライン26を介して通信回路13に供給され、パケット内音声データが制御データなどその他のデータと共に配置される。通信回路13は、生成したパケットに所定の変調処理を施し、所定の送信周波数の送信信号に周波数変換し、その周波数変換した送信信号をアンテナ11から無線送信する。これらの受信と送信時において、端末1内の各部を制御する制御部12が制御ライン25を通じて制御を実行しており、表示部14で必要な表示を行う。例えば、制御部12は、ハードディスクドライブ17に記録されているコンテンツの情報とそのコンテンツの利用料や、コンテンツ利用料を徴収するためのメニュー画面等を表示部14に表示させる制御を行う。制御部12での制御に必要なプログラムは、メモリ16に記憶させてあり、適宜読み出し、書き込みを行う。
携帯電話端末1には、1,2…9,0の数字や#,*の記号のプッシュキー,各種ファンクションキー,カーソル操作等を行う方向指示キー,操作を確定させるエンターキー等のキーを配置した操作部15を設けてあり、所定の入力操作を行うことができる。また表示部14に表示させたコンテンツや原音データの情報等を含むメニュー画面から、コンテンツの再生要求や、利用料徴収処理要求の通知等の操作を行って、利用したいコンテンツ,原音データの利用料の支払操作や、ハードディスクドライブ17に保存したコンテンツ,原音データの再生操作ができる。
本例の携帯電話端末1は、デジタル音声放送を受信するデジタルラジオアンテナ22でデジタル音声放送を受信してデジタルラジオ制御部21でチューニングしてデータを復元する。復元されたデータは、データライン26を通じて、音声処理部20でアナログ信号の音声に変換され、スピーカ18から放音される。あるいは、半導体メモリであるメモリ16や大容量記録装置としてのハードディスクドライブ17に転送することで、受信したラジオ番組や、各種のコンテンツを保存することができる。
本例の携帯電話端末1は、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)規格に準拠しており、利用者(加入者)情報を保存する着脱可能なメモリカードであるUSIM(Universal Subscriber Identity Module)24を備える。ただし、USIM24は、着脱可能なカード型でなく携帯電話端末1に内蔵してもよい。コンテンツを利用する際には、USIM23に保存してある利用者情報をコンテンツ管理サーバ5に送信して、利用者認証や課金処理が行われる。なお、利用者情報は、以降の課金処理時に携帯電話端末1の利用者を識別できるものであればよく、必ずしもUSIM23に保存された情報に限るものではない。
次に、本例のコンテンツ管理サーバ5の内部構成例について、図3を参照して説明する。本例のコンテンツ管理サーバ5は、通信インタフェース51、パケット処理部52、コンテンツ記録部53、課金情報記録部54、第1の利用料金徴収部56、第2の利用料金徴収部57、コンテンツ送信処理部58、制御部59から構成されている。
まず、携帯電話端末1に記録したラジオ番組の利用料を課金する系について説明する。
コンテンツ管理サーバ5は、携帯電話ネットワーク3、インターネット4を経由して、携帯電話端末1より送信された利用者と再生対象のコンテンツ(ラジオ番組)等を特定する情報を含む利用料徴収処理要求通知メッセージのパケットを、通信インタフェース51にて受信する。
サーバ5で受信されたパケットは、パケット処理部52で再構成されてサーバ5内の各部を制御する制御部59によって内容が解読される。そして、解読した利用料徴収処理要求通知メッセージから、携帯電話端末1の利用者情報や,再生要求されたラジオ番組を特定する。コンテンツ管理サーバ5には、コンテンツの原音データを記録するコンテンツ記録部53と、利用するコンテンツに対する利用料の支払有無を利用者ごとに記録する課金情報記録部54とを内蔵する。
ラジオ番組の利用料を利用者から徴収する第1の利用料徴収部56は、課金情報記録部54を参照して、利用者が再生要求したラジオ番組の利用料が支払済みであるかどうかを確認する。利用者が利用料を支払っていない場合、利用者からラジオ番組の利用料を徴収するための処理を行い、利用料を徴収した情報を含む利用料徴収処理完了通知メッセージを携帯電話端末1に送信する。同時に、第1の利用料徴収部56は、利用者からラジオ番組の利用料を徴収したことを課金情報記録部54に書き込む。
次に、ラジオ番組内で放送された楽曲の原音データを配信し、利用料を徴収する系について説明する。
コンテンツ管理サーバ5は、携帯電話ネットワーク3、インターネット4を経由して、携帯電話端末1から送信された原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知メッセージのパケットを、通信インタフェース51にて受信する。
コンテンツ管理サーバ5で受信されたパケットは、パケット処理部52で再構成されて制御部59によって内容が解読される。そして、解読したコンテンツ識別要求通知メッセージから、携帯電話端末1の利用者情報や,識別要求された原音データを特定する。
制御部59は、確認要求された原音データがコンテンツ記録部53に存在するかどうか確認し、利用者にコンテンツ識別要求通知メッセージの返信として、当該コンテンツの名称、データ容量、利用料のいずれか又はこれらの組み合わせからなる原音データの情報を携帯電話端末1に通知する。そして、携帯電話端末1から送信される原音データ取得要求メッセージと利用料徴収処理要求通知メッセージとをコンテンツ管理サーバ5が受信すると、利用者から利用料を徴収するための処理を行う。原音データの利用料を徴収する第2の利用料徴収部57が、課金情報記録部54を参照して、利用者が原音データの利用料を支払っていない場合、原音データの利用料を徴収し、利用者から利用料を徴収したことを含む利用料徴収処理完了通知メッセージを携帯電話端末1に送信する。同時に、第2の利用料徴収部57は、利用料を徴収したことを課金情報記録部54に書き込む。
そして、コンテンツに所定の圧縮処理を施すコンテンツ送信処理部58は、利用料の徴収処理が完了した原音データをコンテンツ記録部53より取得する。コンテンツ送信処理部58は、原音データを圧縮し、パケット処理部52でパケットに変換し、通信インタフェース51よりインターネット4,携帯電話ネットワーク3を介して、携帯電話端末1に送信する。
次に、携帯電話端末1でコンテンツを実際に利用する処理について、図4〜図9を参照して説明する。図4は、デジタル音声放送からラジオ番組を受信し、ハードディスクドライブ17に録音する処理例を示すシーケンス図である。
まず、デジタル音声放送送信所2から配信されるデジタル音声放送をデジタルラジオアンテナ22が受信する。受信したデジタル音声放送は、デジタルラジオ制御部21でアナログ音声信号に変換され、スピーカ18より放音する(ステップS1)。
利用者は、受信しているラジオ番組の聴取と並行して、そのラジオ番組を録音できる。制御部12が利用者の録音開始操作を検出すると(ステップS2)、デジタルラジオ制御部21に録音開始を通知する(ステップS3)。録音開始操作は、タイマによる自動操作としてもよい。
デジタルラジオ制御部21は、スピーカ18での放音を継続すると共に(ステップS4)、受信したラジオ番組をそのままハードディスクドライブ17で録音する(ステップS5)。
制御部12が利用者の録音終了操作を制御部21を検出すると(ステップS6)、制御部12からデジタルラジオ制御部21に録音終了を通知する(ステップS7)。
デジタルラジオ制御部21は、それに従いハードディスクドライブ17へのラジオ番組の録音を停止する。録音停止後もスピーカ18での放音は継続する(ステップS8)。
図5は、ハードディスクドライブ17に保存したラジオ番組を再生する際の処理を示すシーケンス図である。
まず、利用者は、ハードディスクドライブ17に保存したラジオ番組を再生する場合、操作部15より再生要求操作を行う(ステップS11)。操作部15で発生した再生要求は、制御部12に供給される。制御部12は、再生要求を検出し、ハードディスクドライブ17を駆動させ(ステップS12)、再生要求されたラジオ番組情報を読み出す(ステップS13)。ラジオ番組情報には、ラジオ番組の利用料を支払ったかどうかの情報が含まれる。
制御部12は、読み取ったラジオ番組情報から、著作権の保護(利用料が支払済みであるかどうか)がなされているかを判断する(ステップS14)。利用料が支払済みでない場合、制御部12は、利用者にラジオ番組の利用料を支払うかどうかを表示部14にメニュー表示させると共に、操作部15を通じて問い合わせる(ステップS15,S16)。
利用者が、操作部15を用いてラジオ番組の利用料を支払う操作を行った場合、操作部15から制御部12に支払操作を通知する(ステップS17)。制御部12は、通知された支払操作を受けて利用料を支払うための利用料徴収処理要求通知メッセージを生成し、通信回路13を通じて(ステップS18)、コンテンツ管理サーバ5に送信する(ステップS19)。
コンテンツ管理サーバ5は、受信した利用料徴収処理要求通知メッセージより、再生対象のラジオ番組と利用者を特定して、ラジオ番組の利用料を利用者から徴収する(ステップS20)。利用者から利用料を徴収する方法として、利用者のクレジットカードや、携帯電話端末1の電話料金等から引き落とす等の処理が考えられる。このとき、利用料を徴収するための処理を実施したことが、課金情報記録部54に記録される。そして、コンテンツ管理サーバ5は、ラジオ番組の利用料を徴収する処理が終了したことを示す利用料徴収処理完了通知メッセージを携帯電話端末1に送信する(ステップS21)。
携帯電話端末1は、通信回路13を介して受信した利用料徴収処理完了通知メッセージを制御部12で解釈して、ハードディスクドライブ17にラジオ番組の利用料の徴収処理が終了したことを書き込む(ステップS22)。そして、制御部12は、ラジオ番組が再生可能になったことを利用者に表示部14と操作部15を通じて通知する(ステップS23)。このとき、表示部14には、例えば「再生を開始します。」と表示させる。ステップS20で、ラジオ番組利用料を徴収しなかった場合は、表示部14に、例えば「この番組は、利用料が支払われていないため再生できません。」と表示させる。
ラジオ番組の利用料徴収処理が完了したことを確認した利用者は、ラジオ番組が再生可能であるかどうかを表示部14で確認した後、操作部15の操作により(ステップS24)、制御部12にラジオ番組の再生を要求する(ステップS25)。制御部12は、再生要求に従い、ラジオ番組の再生を開始する(ステップS26)。再生時には、ハードディスクドライブ17から記録したラジオ番組を読み出し(ステップS27)、表示部14に再生処理中であることを表すメッセージを表示させながら(ステップS28)、スピーカ18で再生音声を放音する。
図6は、ステップS14における利用料の徴収がなされているかを判断する制御部12の処理例を示すフローチャートである。まず、制御部12は、コンテンツ(本例では、ラジオ番組)の利用料が支払済みであるかどうかを確認する(ステップS31)。このとき、コンテンツ利用情報とUSIM23内に記憶される加入者情報を参照し(ステップS32)、コンテンツの利用料を支払い済みであるかどうかを判断する(ステップS33)。
ラジオ番組利用料を支払っていない場合は、利用料徴収処理に遷移する(ステップS34)。一方、コンテンツの利用料が支払済みである場合は、制御部12は、ラジオ番組を再生して(ステップS35)、スピーカ18で放音させる。
図7は、ステップS20(下記ステップS67)において、コンテンツ管理サーバ5が、携帯電話端末1から送信された「コンテンツを利用(本例では、ラジオ番組を再生)するための情報」を基にコンテンツと利用者を特定して利用料徴収処理を行う例を示すフローチャートである。
コンテンツ管理サーバ5は、携帯電話端末1から送信された利用料徴収処理要求通知メッセージを受信して、再生するコンテンツと利用者とを確認する。(ステップS41)。コンテンツ管理サーバ5は、携帯電話端末から送信された再生するコンテンツと利用者の情報から、課金情報記録部54で管理している端末1の利用者情報と、コンテンツ利用料の徴収状況を参照し、利用者からコンテンツ利用料を徴収する処理を実施する(ステップS42)。その後、コンテンツ利用料の利用料徴収完了通知メッセージを携帯電話端末1に送信する(ステップS43)。
図8は、図4で保存したラジオ番組に含まれる楽曲の原音データをダウンロードして再生する場合の処理例を示すシーケンス図である。
まず、利用者は、ハードディスクドライブ17に保存したコンテンツを再生する場合、操作部15を通じて再生要求を制御部12に通知する(ステップS51)。制御部12は、再生要求通知に従い、ハードディスクドライブ17を駆動させ(ステップS52)、再生要求されたコンテンツ情報を読み出す(ステップS53)。
制御部12は、読み取ったコンテンツ情報から、原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知メッセージを生成する。(ステップS54)。そして、制御部12は、コンテンツ識別要求通知メッセージを、通信回路13を介して(ステップS55)、コンテンツ管理サーバ5に送信する(ステップS56)。コンテンツ識別要求通知メッセージには、利用者と原音データとを特定する情報が含まれる。
コンテンツ管理サーバ5は、受信したコンテンツ識別要求通知メッセージから取り出した原音データの識別要求に基づいてコンテンツ記録部53から該当する原音データを検索する(ステップS57)。そして、原音データの名称,容量,利用料等を含む原音データ情報を端末1に送信する(ステップS58)。
制御部12は、通信回路13を介して原音データ情報を受信し(ステップS59)、受信した原音データ情報から、原音データの名称,容量,利用料等を表示部14と操作部15を通じて通知する(ステップS60)。そして、利用者は、コンテンツ名称,容量,利用料等を確認し(ステップS61)、原音データの利用料を支払ってダウンロードするかどうかを判断する(ステップS62)。
原音データの利用料を支払って、ダウンロードを実行する場合、操作部15から入力された原音データの利用要求を制御部12が検出する(ステップS63)。制御部12は、原音データ取得要求メッセージと、利用料徴収処理要求メッセージとを生成し(ステップS64)、通信回路13を介して(ステップS65)、コンテンツ管理サーバ5に送信する(ステップS66)。
コンテンツ管理サーバ5は、受信した原音データ取得要求メッセージと、利用料徴収処理要求メッセージとから、利用者から原音データの利用料を徴収する処理を実施する(ステップS67)。このとき、利用料を徴収する処理が終了したことが、課金情報記録部54に記録される。コンテンツ管理サーバ5で利用料を徴収する処理が終了すると、携帯電話端末1に原音データが送信される(ステップS68)。コンテンツ管理サーバ5が送信した原音データは、携帯電話端末1の通信回路13を介してダウンロードされ、ハードディスクドライブ17に記録される(ステップS69)。
原音データのダウンロード終了後、コンテンツ管理サーバ5は、原音データの利用料を徴収した情報を含む利用料徴収完了通知メッセージを携帯電話端末1に送信する(ステップS70)。携帯電話端末1は、サーバ5から利用料徴収完了通知メッセージを受信する(ステップS71)。
制御部12は、原音データのダウンロードが終了し、再生可能になったことを利用者に表示部14と操作部15を通じて通知する(ステップS72)。原音データが再生可能状態かどうかを確認し(ステップS73)、利用料徴収処理が完了したことを確認した利用者が、操作部15を操作することにより、制御部12に再生要求が送られる。(ステップS74)、制御部12は、再生要求に従い、ハードディスクドライブ17に記録された原音データの再生を開始する(ステップS75)。
再生時には、ハードディスクドライブ17から原音データを読み出し(ステップS76)、表示部14に再生処理中であることを表すメッセージを表示させながら(ステップS77)、スピーカ18で再生音声を放音する。
図9は、ステップS57において、コンテンツ管理サーバ5が、携帯電話端末1が送信したコンテンツ識別要求通知メッセージを基に、同じコンテンツを探し出し、コンテンツ名称,容量,利用料等を携帯電話端末1に通知する処理例を示すフローチャートである。
コンテンツ管理サーバ5は、携帯電話端末1が送信したコンテンツ識別要求通知メッセージに含まれるコンテンツ情報を確認し(ステップS81)、コンテンツ管理サーバ5内のコンテンツ情報と照合し、コンテンツ名称,容量,利用料等の情報を抽出する(ステップS82)。その後、抽出したコンテンツ名称,容量,利用料等の原音データの情報を携帯電話端末1に送信する(ステップS83)。
本実施の形態によれば、携帯電話端末1の記録装置にデジタルラジオ放送から受信したラジオ番組を保存し、保存したコンテンツを再生する場合、利用料金徴収処理が完了してから再生可能としたため、デジタルラジオ放送で配信したコンテンツの著作権を保護することができるという効果がある。
また、携帯電話端末1の記録装置に保存されたデジタル音声放送のコンテンツの原音データを外部から取得し、再生利用しようとする場合、利用料金徴収処理が完了してから原音データの取得及び再生可能としたため、原音データの著作権を保護することができるという効果がある。このように、デジタル音声放送の音質劣化の少ないデジタルデータの著作権を保護することができるという効果がある。
また、利用料の徴収処理が完了した旨の情報を携帯電話端末1に記録して、支払済みであれば記録装置に保存したラジオ番組又はコンテンツ管理サーバ5より取得した原音データを再生利用可能としたため、例えば外部からコンテンツをコピーして携帯電話端末1に記録した場合であっても支払い済み情報が記録されていないため、再生利用を許可しない。このため、不正な利用を防止することができるという効果がある。
また、コンテンツ管理サーバ5でコンテンツの利用料等を管理するため、コンテンツの利用料が変わった場合も柔軟に対応することが可能である。例えば、発売されたばかりの楽曲は300円、数年経過した楽曲は100円というようにサーバ5で利用料を変更すればよい。
なお、上述した実施の形態では、コンテンツとして、ラジオ番組又はラジオ番組内で放送された原音データとを再生要求する例として説明したが、他にも放送された広告等から原音データを取得するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、コンテンツを記録する記録装置としてハードディスクドライブ17を用いるようにしたが、その他にもフラッシュメモリや着脱可能なメモリカード,光ディスク,磁気ディスク,光磁気ディスク等を用いるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、デジタルラジオ放送を受信可能な携帯電話端末1に適用した例として説明したが、デジタルラジオ放送受信機能及びインターネット等の電気通信回線に接続可能なものであればよく、他にもノート型パーソナルコンピュータ装置,PDA(Personal Digital Assistants),携帯型のテレビジョン受像機,携帯ゲーム端末等の様々な装置、端末に適用することが可能である。このような装置、端末を用いたとしても上述した実施の形態と同様の機能、効果を得ることができる。
また、上述した実施の形態では、利用者を識別するためにUSIM23に記憶してある利用者情報を用いるようにしたが、端末の電話番号,MAC(Media Access Control)アドレス,IPアドレス等の固有情報を用いて端末を識別するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、コンテンツ送信処理部58でコンテンツを圧縮して送信するようにしたが、コンテンツ記録部に記録するコンテンツを予め圧縮しておいて、圧縮したコンテンツをそのまま端末に送信するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、ラジオ番組内で放送されたコンテンツの原音データをコンテンツ管理サーバ5からダウンロードするようにしたが、そのコンテンツに関連する別のコンテンツを検索してダウンロードできるようにしてもよい。この場合、例えば、楽曲を歌っている歌手の別のアルバムや楽曲を検索して取得したり、そのコンテンツと似たジャンルや同時代のコンテンツを候補に挙げたりすることで、ユーザに取得を促すようにしてもよい。また、原音データの試聴版をコンテンツ識別要求通知の返信として、携帯電話端末に送信して、試聴後に原音データの取得判断を促すようにしてもよい。
本発明の一実施の形態におけるコンテンツ再生システムの接続例を示した構成図である。 本発明の一実施の形態における携帯電話端末の内部構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ管理サーバの内部構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるラジオ番組の録音処理の例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツの管理処理の例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツの利用処理の例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツの利用料徴収処理の例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツのダウンロード処理の例を示したシーケンス図である。 本発明の一実施の形態におけるコンテンツ識別処理の例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…携帯電話端末、2…デジタル音声放送送信所、3…携帯電話ネットワーク、4…インターネット、5…コンテンツ管理サーバ、11…アンテナ、12…制御部、13…通信回路、14…表示部、15…操作部、16…メモリ、17…ハードディスクドライブ、18…スピーカ、19…マイクロフォン、20…音声処理部、21…デジタルラジオ制御部、22…デジタルラジオアンテナ、23…USIM、25…制御ライン、26…データライン、51…通信インタフェース、52…パケット処理部、53…コンテンツ記録部、54…課金情報記録部、56…第1の利用料徴収部、57…第2の利用料徴収部、58…コンテンツ送信処理部、59…制御部、100…コンテンツ再生システム

Claims (13)

  1. デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に保存された前記デジタル音声放送のコンテンツを再生するコンテンツ再生システムであって、
    前記通信端末は、
    前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバと通信可能な通信部と、
    入力操作が行われる操作部と、
    前記操作部による前記記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、指定されたコンテンツに対する課金処理の実施の有無を判断し、課金処理が実施されていない場合、前記コンテンツ管理サーバに対して利用料徴収処理要求通知を前記通信部に送信させる制御部とを備え、
    前記通信端末の制御部は、前記コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した後、前記コンテンツの再生処理を行う
    ことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  2. デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に前記デジタル音声放送のコンテンツを保存し、該保存されたコンテンツの原音データを外部から前記通信端末に取得して再生するコンテンツ再生システムであって、
    前記通信端末は、
    前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバと通信可能な通信部と、
    入力操作が行われる操作部と、
    表示部と、
    前記操作部による前記記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、前記コンテンツ管理サーバに対して指定されたコンテンツの原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知を前記通信部に送信させる制御部とを備え、
    前記通信端末の制御部は、前記コンテンツ管理サーバから前記コンテンツ識別要求通知の返信として前記原音データについての情報を受信して前記原音データの情報を前記表示部に表示し、前記操作部による前記原音データの利用要求を検出した場合、前記コンテンツ管理サーバに対して前記原音データ取得要求及び利用料徴収処理要求の通知を送信し、前記コンテンツ管理サーバから送出される前記原音データを受信して前記記録装置に記録する
    ことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  3. デジタル音声放送を受信する受信部と、
    前記受信部で受信したデジタル音声放送に含まれるコンテンツが記録される記録部と、
    前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバと通信可能な通信部と、
    入力操作が行われる操作部と、
    前記操作部による前記記録部のコンテンツに対する再生要求を検出し、指定されたコンテンツに対する課金処理の実施の有無を判断し、課金処理が実施されていない場合、前記コンテンツ管理サーバに対して利用料徴収処理要求通知を前記通信部に送信させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した後、前記コンテンツの再生処理を行う
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 前記利用料徴収処理要求通知は、前記通信端末の利用者及び再生対象のコンテンツを特定する情報を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記通信端末の利用者情報が記録されたメモリカードを備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  6. 前記通信端末は、表示部を備えており、
    前記制御部は、前記記録部に記録されているコンテンツの情報とそのコンテンツの利用料を前記表示部に表示し、選択されたコンテンツについて前記コンテンツ管理サーバに対して利用料徴収処理要求通知を送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  7. 前記制御部は、前記コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した旨を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信端末。
  8. 前記制御部は、前記利用料徴収処理完了通知を受信後、前記コンテンツの利用料徴収処理が完了したことを確認した利用者が前記操作部を操作したことによる再生要求に従い前記コンテンツの再生を開始する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信端末。
  9. デジタル音声放送を受信する受信部と、
    前記受信部で受信したデジタル音声放送に含まれるコンテンツが記録される記録部と、
    前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバと通信可能な通信部と、
    入力操作が行われる操作部と、
    表示部と、
    前記操作部による前記記録部のコンテンツに対する再生要求を検出し、前記コンテンツ管理サーバに対して指定されたコンテンツの原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知を前記通信部に送信させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記コンテンツ管理サーバから前記コンテンツ識別要求通知の返信として前記原音データについての情報を受信して前記原音データの情報を前記表示部に表示し、前記操作部による前記原音データの利用要求を検出した場合、前記コンテンツ管理サーバに対して前記原音データ取得要求及び利用料徴収処理要求の通知を送信し、前記コンテンツ管理サーバから送出される前記原音データを受信して前記記録部に記録する
    ことを特徴とする通信端末。
  10. 前記原音データについての情報は、当該コンテンツの名称、データ容量、利用料のいずれか又はこれらの組み合わせからなる
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信端末。
  11. 前記制御部は、前記コンテンツ管理サーバから前記原音データを受信後に利用料徴収処理完了通知を受信し、利用料徴収処理が完了したことを確認した利用者が前記操作部を操作したことによる再生要求に従い前記記録部に記録された前記コンテンツの再生を開始する
    ことを特徴とする請求項9に記載の通信端末。
  12. デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に保存された前記デジタル音声放送のコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、
    前記通信端末は、前記記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、
    指定されたコンテンツに対する課金処理の実施の有無を判断し、課金処理が実施されていないと判断した場合、前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバに対して電気通信回線を介し利用料徴収処理要求通知を送信し、
    前記コンテンツ管理サーバから利用料徴収処理完了通知を受信した後、前記コンテンツの再生処理を行う
    ことを特徴とするコンテンツ再生方法。
  13. デジタル音声放送を受信可能な通信端末の記録装置に前記デジタル音声放送のコンテンツを保存し、該保存されたコンテンツの原音データを外部から前記通信端末に取得して再生するコンテンツ再生方法であって、
    前記通信端末は、前記記録装置に保存されたコンテンツに対する再生要求を検出し、
    前記コンテンツの利用料徴収処理を行うコンテンツ管理サーバに対して電気通信回線を介し指定されたコンテンツの原音データの有無を確認するコンテンツ識別要求通知を送信し、
    前記コンテンツ管理サーバから前記コンテンツ識別要求通知の返信として前記原音データについての情報を受信して前記原音データの情報を表示部に表示し、
    前記原音データの利用要求の有無を検出し、
    前記利用要求を検出した場合、前記コンテンツ管理サーバに対して前記原音データ取得要求及び利用料徴収処理要求の通知を送信し、
    前記コンテンツ管理サーバから送出される前記原音データを受信して前記記録装置に記録し、前記記録された原音データの再生処理を行う
    ことを特徴とするコンテンツ再生方法。
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JP2012080503A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Oyo Denshi:Kk 移動体セットトップボックスを用いたコンテンツ閲覧システムおよび移動体セットトップボックス

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