JP2003005741A - 弦楽器を弾奏/爪弾きする装置および方法 - Google Patents

弦楽器を弾奏/爪弾きする装置および方法

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JP2003005741A JP2002162032A JP2002162032A JP2003005741A JP 2003005741 A JP2003005741 A JP 2003005741A JP 2002162032 A JP2002162032 A JP 2002162032A JP 2002162032 A JP2002162032 A JP 2002162032A JP 2003005741 A JP2003005741 A JP 2003005741A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指先を備えた親指を有する演奏者が使用する
ようになった、楽器の弦を弾奏/爪弾きするためのピッ
ク装置を提供すること。 【解決手段】 この装置は、演奏者が保持するように、
また楽器の弦との接触および弾奏関係で移動するように
なったピックを含んでいる。演奏者の親指に配置するた
めのスリーブが与えられる。弾奏/爪弾きを容易にする
伸張位置と、指での爪弾きを容易にする後退位置との間
でピックが移動可能であるように、ピックを取外し可能
にスリーブに取付けるための取付け手段が想定される。
ピックおよび取付け手段は、スリーブの外部に、または
ピックの一部がスリーブの開口を通して伸びるようにス
リーブの内部に配置することができる。軸線を有する旋
回パッドは、軸線に沿った第一のテーパをおよび軸線を
横断する第二のテーパを有する第一の表面を含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般には弦楽器を弾奏/爪弾
きするための装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術の説明】ギターのような弦楽器を弾奏または
爪弾きするために、ピックを使用することは周知であ
る。ピックは種々の寸法、形状、および材料で提供され
ており、典型的には、使用者の親指、または指と親指と
の間に保持されるように適合されている。
【0003】ギターのような弦楽器を弾奏するために幾
つかのスタイルが使用されている。これら種々のスタイ
ルの中には、ピックを使用する平ピックスタイル、ピッ
クを使用しない「指スタイル」が含まれる。好ましいス
タイルは、演奏者の姿勢に応じて変化することが多い。
演奏者は、楽器を首紐で吊下げて立ってもよく、楽器を
右膝の上に置いて座ってもよく、またクラシックスタイ
ルでは、楽器を左膝に載せて座ってもよい。これら全て
のスタイルにおいて、ピックを使用することがある。し
かし、特にクラシックモードでは、一般には指スタイル
が好まれる。現在の平ピックおよび親指ピックは、弾奏
/爪弾きの角度、即ち、弾奏/爪弾き経路と弦との間の
角度に起因して、このクラシックスタイルにはあまり適
合しない。
【0004】現在のギターでは、平ピックスタイル法お
よび指スタイル法の両方で演奏する傾向が増えている。
両方の技術を教授する多くの教則本が市場に出回ってい
るが、通常は、それらは別々に分けられている。しか
し、親指と人差し指の間にピックを握りながら、中指、
薬指および小指の使用を教授する進んだ平ピック法が存
在する。もう一つの方法において、ギタリストは全ての
指を使用するために、魔術的に平ピックを掌で扱う。こ
れら後者二つの方法は両方とも進歩した高等スタイルで
あり、マスターするのが非常に難しく、制限されること
がある。
【0005】それでもなお、音響、触覚、融通性および
挑戦における可能な全ての変形を達成するために、平ピ
ックスタイル法および指スタイル法を組合せることの興
味が増大していると思われる。
【0006】
【発明の概要】本発明に従えば、フックパッチおよびル
ープパッチのような取付け手段を親指スリーブに設け、
これを使用して、ピックを親指スリーブに取付けること
ができる。この取付け手段は、汗が滲む指の間でのピッ
クの移動を防止するので、初期段階においては好ましい
ものである。このピックは、得られる音色の質を制限す
るような大きな圧力で保持する必要がない。加えて、こ
の取付け手段は、伸張位置と後退位置との間でのピック
の位置決めを容易にする。こうして、ピックを伸張させ
ることにより平ピック法での使用を容易にし、また後退
させることにより、指スタイルでの演奏のために全ての
指を自由にすることができる。本発明に従って親指スリ
ーブを用いた使用を容易にするために、特別に構成され
たピックを設けることができる。加えて、典型的にはフ
ェルト製の旋回パッドを、例えば複雑なテーパを持たせ
て形成してピックに取付け、これを親指スリーブと共
に、または単独で使用してもよい。テーパされたパッド
は、演奏者が望むギター保持スタイルおよび演奏スタイ
ルに従って、弦に対するピックの好ましい配置を容易に
するであろう。
【0007】本発明の一つの側面において、ピック装置
は、楽器の弦の弾奏において使用するために適合され
る。この装置はユーザによって保持され、且つ楽器の弦
に対して、接触および弾奏する関係で移動されるように
適合される。親指スリーブは、ユーザの親指に配置され
るために適合されており、またスリーブによって担持さ
れる第一の構造およびピックによって担持される第二の
構造を有する取付け手段を含んでいる。この取付け手段
は、ピックを、スリーブに対して取外し可能に取付ける
ために適合される。取付けられたピックは、親指の指先
(the meatus ofthe thumb)上における第一の位置と、
該第一の位置から離間した第二の位置との間で、ユーザ
の指によって移動可能である。
【0008】本発明のもう一つの側面においては、ピッ
ク組合せ体が、楽器の弦の弾奏に使用するために適合さ
れる。この組合せ体は、第一の表面および該第一の表面
と対向する第二の表面を有するピックを含んでいる。旋
回パッドは、第三の表面および該第三の表面と対向する
第四の表面を有している。この旋回パッドの第三の表面
はピックの第一の表面に取付けられ、また旋回パッドの
第四の表面は、該パッドの第三の表面に対してある角度
関係で配置される。
【0009】本発明の更にもう一つの側面においては、
ピックパッドが、弦楽器のピックに取付けるために適合
される。このパッドは、第一の主表面および第二の主表
面を含んでおり、また該パッドの前縁部と該パッドの後
縁部との間に伸びる軸線を伴って形成される。この軸線
は、概ね、該パッドを等しい領域に二分割するように配
置される。該パッドの第一の表面は、概ね前記軸線に沿
って延びる第一のテーパと、概ね前記軸線に対して横断
的に延びる第二のテーパを含んでいる。前記パッドの第
二の主表面には、該パッドを弦楽器のピックに取付ける
ための手段が配置される。
【0010】本発明のこれらおよび他の特徴および利点
は、以下の好ましい実施例の説明および図面に対する参
照によって更に明らかになるであろう。
【0011】
【発明の好ましい実施例および最良の形態の説明】図1
にはギターが一般的に示されており、参照番号10が付さ
れている。このギター10は多くの種類の楽器の代表例に
過ぎず、ネック部14に沿って伸び且つ胴部16に固定され
た弦12を含んでおり、また胴部16は中空および/または
電子ピックアップ(図示せず)を含んでおいる。
【0012】ギター10および弦12の位置は、ネック部ま
たは指板14およびその水平に対する関係によって主に指
定される。図1では、ギター10は概ね水平な配置で保持
され、演奏者18の右膝上でバランスされる。この水平な
配置はまた、演奏者18が立っていて、ギター10が首紐
(図示せず)でサポートされるときにも共通している。
図1において、演奏者18は、参照番号23によって示され
る弾奏経路に沿って移動される手21を有するのが分か
る。
【0013】図2において、ギター10は、それがユーザ
18の左膝上でバランスされるときに、水平に対して僅か
に傾斜して保持されている。最後に、図3では、ギター
10がユーザ18の左膝19の上でバランスされた状態で、水
平に対して更に傾斜して保持されるように示されてい
る。図3に示されたこの向きは、クラシックスタイルの
演奏において共通に使用される。
【0014】図1〜図3に示した夫々の演奏姿勢におい
て、弦12に対する弾奏経路23の角度は、ギター10の向き
と共に変化することが分かる。しかし、これは特定の一
つの弦12が弾奏されるときに達成される音を生じるため
の一つの変数に過ぎない。ピックが演奏者18の手21に保
持されるとき、その物理的特徴もまた音響に影響する。
従って、ピックの材料および厚さ、並びにその可撓性お
よび握りの強さは、音響に影響するだけでなく、演奏者
18の手21への触覚フィードバックにも影響するであろ
う。
【0015】この触覚フィードバックは、ピックが弦に
接触しない指スタイルの演奏では更に増大する。この指
スタイルの演奏において、手21の親指および指の指先
(meatus)は弦12を個別に引張るため、または弦12を一
緒に弾奏するために使用される。
【0016】演奏者18の手21における親指が、図4の斜
視図に図示されている。この図において、親指25は長手
方向の形状を有しており、一方の側に爪27を含み且つ他
方の側に指先29を含んだ末端にまで伸びている。この親
指25の共通の構成において、指先29および親指の爪は、
指スタイルの演奏では弦12と直接に弾奏接触する。
【0017】本発明によれば、図4に示すように、親指
25に配置するために親指スリーブ32が与えられる。この
スリーブ32は、概ね親指25の第一指関節34を覆って配置
されるが、爪および指先20の一部を露出させたままにし
て、指スタイルの演奏を容易にする。普通はベルクロ
(ベルクロインダストリーズ社の商標)と称されるフッ
クパッドおよびループパッドシステムのような取付け手
段36を、ピック38をスリーブ32に付着させるために使用
することができる。図5に示した実施例において、取付
け手段36は、親指25の指先29に近接してスリーブ32に取
付けられた、ループパッド41を含んでいる。取付け手段
36はまた、ピック38に取付けられたフックパッド43を含
んでいる。動作において、フックパッド43および結合さ
れたピック38は、図6に示すように、ループパッド41お
よび結合されたスリーブ32と係合される。
【0018】スリーブ32に対するピック38の配置は、本
発明における特別の関心事である。取付け手段36がルー
プパッドおよびフックパッド41,43を用いて実現される
ときに、ピック38は、一般には、親指25の指先29に対し
て如何なる位置および向きで配置されてもよい。図6に
おいて、ピックは伸張した位置に取付けられるように示
されており、この位置で、手21の人差し指と親指25の間
に正しく保持することができる。この伸張位置におい
て、ピック38は平ピックスタイルの演奏を容易にするよ
うに位置決めされる。このスタイルは更に図7に示され
ており、ここでは伸張位置にあるピックがギター10の弦
12と容易に接触する。
【0019】特に、フックおよびループ取付け手段36を
用いる場合には、ピック38はスリーブ32に対して向きを
変えることができる。例えば、ピック38は図6に示され
た伸張位置から、図8に示された後退位置へと移動させ
てもよい。この後退位置において、ピック38は更なる再
配置のためにスリーブ32と接触したままであるが、指ス
タイル演奏での弾奏が容易になるように、親指25の爪27
および指先29から充分に離れている。このスタイルは図
9に更に図示されており、ここではピックがスリーブ32
に取付けられたままであるが、指先29から充分に離れて
おり、指および親指25で弦を直接弾奏することを可能に
する。
【0020】親指25の底面図が図9aに示されている。
この図では、親指25が概ね親指平面45(図9aにおける
頁面)に内に配置され、先端47へと伸びる長手形状を有
しているのが分かる。この図を参照すると、ピック38の
伸張位置および後退位置での配置は、ギター10の保持位
置および演奏者18の弾奏スタイルと共に顕著に変化し得
る。
【0021】ピック38は、これら二つの位置の間で親指
25の面に概ね平行な平面内で横方向に移動されるであろ
う。しかし、伸張位置は親指の指先に沿って、後退位置
から長手方向に離間していてもよい。従って、ピック38
は、実線49で示す先端47の伸張位置から、点線52で示す
長手方向に離れた後退位置へと移動されてもよい。
【0022】或いは、伸張位置および後退位置は、親指
25の長手方向に対して横断方向に離間していてもよい。
このような場合、伸張位置は実線53で指定され、後退位
置は点線54で示されるであろう。伸張位置にあるピック
38は、親指平面45に対して一般的に平行な平面内に配置
されるであろう。後退位置においては、ピック38の平面
は親指平面45に対して平行であっても、または交差して
もよいであろう。
【0023】この実施例では、フックパッドおよびルー
プパッド43,41を含む取付け手段について説明してきた
が、取付け手段36は、ピック38をスリーブ32に接触させ
て保持する一方、伸張位置と後退位置との間でのピック
38の移動を可能にするように適合された、他の如何なる
構造を含んでいてもよいことが理解されるであろう。従
って、取付け手段36は、例えば、ピック38およびスリー
ブ32の一方または両方に適用される接着剤または接着テ
ープを含んでいてもよいであろう。
【0024】スリーブ32およびその製造方法は、本発明
の特別の関心事である。スリーブ32の一つの実施例が、
切開いた上面図で図10に示されている。この場合、ス
リーブ32は、典型的には、一般に可撓性のシート材料か
ら形成されるであろう。また、ファブリックおよび/ま
たは発泡ゴムのような弾性材料で形成してもよい。この
ような材料は、例えばポリプロピレン手袋の製造業者に
おいて通常使用されている。弾性発泡体を含むシート材
料は、以下で更に詳述する特定の実施例に対して、更な
る利点を提供することができる。
【0025】図10において、この平面図または展開図
は、スリーブ32が概ね平行な二つの縁部56および58を備
えることを示している。スリーブ32がシート材料から切
り出された後に、これら縁部56および58を近接させるこ
とにより、スリーブ32を管状に形成することができる。
これら縁部56および58の間で、該シート材料は、第一の
線61および該第一の線61から離間した第二の線63に沿っ
て切断することができる。この実施例において、第一の
線61にはピーク65が設けられ、また一方の側に谷67およ
び他方の側に浅いノッチ69が設けられる。ノッチ69と縁
部56の間には、反対側の縁部58に結合するためのフラッ
プ71が形成される。管の形成を容易にするために、フッ
クパッチおよびループパッチ、または他の結合手段73を
このフラップに取付けることができる。
【0026】この実施例において、第二の線63には、縁
部58に対して概ね谷67と等しく離間したピーク75、およ
び縁部56から概ねノッチ69と等しく離間した谷77を設け
ることができる。スリーブ32がその管形状に形成される
と、図4に示すように、深い谷67は、親指25の爪27およ
び指先29の側部を露出させる。第二の線63に沿ったピー
ク75は、スリーブ32を親指35へと引張るために、演奏者
18が他方の手で握ることができるタブを提供する。
【0027】本発明の更なる実施例が図11および図1
2に示されており、ここでは、先に述べたのと同様の構
造要素を、後に文字「a」を付した同じ参照番号で呼ぶ
ことにする。従って、図11の平面展開図において、対
向する縁部は参照番号56aおよび58aで表される。第一の
線61aは、谷67aを含む点において図10の実施例と同様
である。同様に、底線63aはピーク75aを含んでいる。し
かし、この場合の谷67aおよびピーク75aは、概ね縁部56
aおよび58aから等距離にある。ループパッチ41aのよう
な取付け手段73aは、スリーブ32aのファブリックまたは
裏張り材に縫い付けたり、または接着することができ
る。
【0028】典型的な製造プロセスでは、裏張り材はフ
ァブリック材のシートから切り抜かれ、材料の仕上げ面
にはデザインがスクリーン印刷され得るであろう。次い
で、この材料はデザインを内側にし、縁部56aおよび58a
が同一の広がりで整列するように、半分に折り畳むこと
ができる。次いで、縫目79を縁部56aおよび58aに沿って
縫い合わせて重なり接合を形成し、またはスリーブ32a
の管形状を作製する。次いで、デザイン側およびパター
ンを見せるために、スリーブ32aを裏返しすればよい。
得られた製品は、一般には図12に示すように見えるで
あろう。縫目69がスリーブ32aの一方の側にあるとすれ
ば、谷67aおよびピーク75aはスリーブ32aの反対側に配
置されるであろう。
【0029】この実施例のスリーブ32aにおいて、第二
の線63aは、ピーク75aによって、形状および向きが同じ
である第一の線81と第二の線83に分割される。縫目79が
形成されると、図12に示すように、これらの線81およ
び83はスリーブの底縁部63aに沿って実質的に一緒に延
びることになる。
【0030】しかし、形状が同じでない線85および87に
分割される縁部61の場合には、そうはならない。線85は
線81により近く、従ってスリーブ32aのより狭い部分を
画定する。これに比較して、線87は線83からより遠く、
従ってスリーブ32aのより広い部分を画定する。線81〜8
7の相対的な形状および位置は、図12の中に最も良く
示されている。
【0031】本発明の更なる実施例が図13に示されて
おり、ここでは、先に述べた実施例と同様の構造要素
が、後に文字「b」を付した同じ参照番号で指定されて
いる。この実施例は、線81bおよび83bにより形成される
底縁部63b、並びに縫目79bを含む点において、図12に
示した実施例と同様である。この実施例はまた、線85b
および87bで形成される頂部縁を含んでいる。しかし、
この実施例では、線83bと87bの間のスリーブ32bの肉厚
部分に、弾性ストリップ89が設けられ縫い付けられてい
る。この弾性ストリップ89は、図13に示すように、概
ね縫目79に対して直交する向きである。この特別の実施
例において、弾性ストリップは縫目79の中に縫い付けら
れるが、さもなければスリーブ32bに対して自由に移動
する。弾性ストリップ89の対向端では、ループパッチ41
bをストリップ89に取付けることができる。
【0032】動作に際し、ユーザは、ピック38をループ
パッド41bに取付ける。平ピックが望ましいならば、ユ
ーザ、は単にピックを前方に押して、弾性ストリップ89
を伸張させるだけでよいであろう。これにより、ピック
は伸張位置に移動されて、平ピック奏法を容易にするで
あろう。ユーザが指弾奏スタイルに変えることを望むと
きには、単にピックを解除して、弾性ストリップ89によ
り、ピックを図8に示す後退位置に引込めることを可能
にすることができるであろう。こうして、ピックは常に
指スリーブ32bと一緒のままであるが、手動で伸張位置
に移動可能であり、また自動的に後退位置に移動可能で
あろう。
【0033】演奏スタイル並びにギターの向きが変化す
ると、音質を維持するために、親指25に対するピック38
の角度を調節することが必要になることが分かった。角
度の変更を容易にするために、図14aに図示され且つ
参照番号90で示されているような、旋回パッドを設ける
ことができる。このようなパッド90は、一般的には如何
なる平ピックにも取付けることができ、角度変化を容易
にし、更に重要なことには技術の自由度を提供する。こ
の旋回パッド90はまた、図17に示し且つこの図を参照
して更に詳細に説明するように、スリーブ32と共に使用
するために適合される。この組合せにおいて、旋回パッ
ド90はまた、ユーザの親指に対するピック38の操作を可
能にするように機能する。
【0034】旋回パッド90の特定の実施例は硬質フェル
ト材料で形成され、また平坦な形状を有する第一の主表
面92、並びに平坦部分95およびバンプまたは小段を含ん
だ隆起形状を有し得る第二の主表面を含んでいる。この
旋回パッド90は、コーナー103および105で合体する凸状
縁部98および101を持った、一般的に平坦な形状を有す
る。主表面94の平坦部分95は、主表面92の平面に対して
僅かな角度で配置されており、また縁部98に沿い且つコ
ーナー103に近接して配置されている。小段96は、コー
ナー105の近傍にその最高点を有している。この点か
ら、それは下方に傾斜してコーナー103に至り、また縁
部98に向かって下方に傾斜する。ピック38への付着を容
易にするために、典型的には、主平面92に自己固着性ベ
ース107が設けられる。このような実施例が図15に示
されている。
【0035】旋回パッド90は、多くの異なる構成および
形状で設けてもよいことが理解されるであろう。一般に
は、二つの主表面92および94は平行ではないであろう。
例えば、図15に示すように、それらは両者共、相互に
僅かに傾斜して配置された平坦な表面であってもよい。
或いは、図14aに示した実施例のように、主表面94は
起伏のある輪郭を持たせてもよく、これは平坦でないこ
とを意味する。バンプまたは小段96のような最大厚さ点
または最高点の配置は、特定の実施例について、望まし
い利点を提供するように変化するであろう。
【0036】図15の実施例において、先に述べたのと
同様の構造要素は、後に文字「c」を付加した同じ参照
番号を用いて表される。この実施例において、ピック38
cは側面図で示されており、その先端47cと、主表面92c
および94cをもった旋回パッド90cとが示されている。主
表面92cは、接着剤のような自己固着性ベース107cを用
いてピック38cに付着される。パッド90cの対向表面94c
には、ループパッド41cのような取付け手段が設けられ
る。
【0037】更なる実施例が図16に示されており、こ
こでは、先に述べたのと同様の構造要素が、後に文字
「d」を付加した同じ参照番号で示される。この実施例
において、旋回パッド90dは、一般には図14a〜14cに示
したものである。従って、それは隆起形状の主表面94を
含んでいる。このパッド90dは、ループパッド41dを用い
て、先に述べた方法でピック38dに接着される。この場
合、ピック38dは、先端47dから後縁部109へと伸びてい
る。音質並びに可撓性は、ピック38を、一般に先端47か
ら後縁部109へとテーパさせることによって達成するこ
とができる。
【0038】フックパッド43を備えた図15および図1
6のこれら実施例は、図17に示すように、スリーブと
共に使用するために特に適合されている。この図におい
て、先に述べたのと同様の構造要素は、後に文字「e」
を付した同じ参照番号によって示されている。従って、
ユーザの親指25eおよび爪27eは、スリーブ32eと共に機
能的に配置するように示されている。スリーブ32eに装
着されたフックパッド43eは、旋回パッド90eおよびピッ
ク38e上のループパッド41eに機能的に取付けられる。
【0039】図18は、複数の演奏スタイルおよび複数
のギターの向きでの使用を容易にするように構成され
た、平ピックの上面図を示している。この図において、
先に述べたのと同様の構造要素は、後に文字「f」を付
した同じ参照番号を用いて示されている。従って、ピッ
ク38fは、先端47fおよび後縁部109fを含んでいる。この
場合、後縁部には、ユーザの手の人差し指のための隙間
を与えるチャンバー110が設けられている。この旋回パ
ッド90fには、人差し指梃子アーチ112が設けられてお
り、該アーチは旋回パッド90fに対向するピック38fの側
部に配置される。三角形の孔114を先端47fの近傍に設け
て、高度の可撓性を犠牲にすることなく、より良い音質
のためのより厚い先端47fを有するピック構成を容易に
することができる。
【0040】ピックの更なる実施例が図19に示されて
おり、ここでは、先に述べたのと同様の構造要素が、後
に文字「g」を付した同じ参照番号で示されている。こ
の実施例において、三角形の孔114gは、ピック38gの平
面に対して概ね直交する背面115、並びにピック38gの平
面に対して概ね横断的に配置される一対の側面116およ
び118によって画定される。この構造を用いれば、孔114
gの形状およびサイズ、並びに横断側面116および118の
形状およびサイズによって、ピック38gの厚さおよび可
撓性における広範な変化を制御することができる。
【0041】本発明の更なる実施例が図20および図2
1に示されており、ここでは、先に開示したのと同様の
構造要素が、後に文字「h」を付した同じ参照番号によ
って示されている。従って、図20は、関連の爪27hお
よび指先29hを備えた親指25hを図示している。親指スリ
ーブ32hが、近位開口部121および遠位開口部123を備え
た管状構成で与えられる。図20では、スリーブ32hの
内部領域を図示するために、スリーブ32hの一部が除去
されている。これらの領域は、開口部121および123の間
に伸びるスリーブ32hの内部表面によって画定される。
この実施例では、横方向の開口部127もまたスリーブ32h
の中に設けられる。
【0042】この場合、取付け手段36hは、スリーブ32h
の内部表面125に装着される。ピック36hもまたスリーブ
32hの内部に配置され、ここでは、それが取付け手段38h
によってスリーブ32hに保持される。ピック36hの先端47
hは、スリーブ32hの側部の孔127を貫通して伸びる。従
って、スリーブ32hの外部に伸びるピック36hの部分は、
その先端47のみである。勿論、親指25hに対する先端47h
の異なる位置に適応させるために、孔127のような幾つ
かの横方向の孔を、スリーブ32hに設けることもできる
であろう。先端47hが、スリーブ32hの遠位開口部123を
通って伸びるように装着することもできるであろう。
【0043】以上の好ましい実施例の説明から、本発明
に伴う多くの利点は、種々の構造要素の形状、寸法、輪
郭および材料に関連していることが明らかであろう。勿
論、これらの形状、寸法、輪郭および材料は全て、上記
で述べた特定の利点を提供するように若干変更し得るも
のである。この理由で、本発明の概念を開示されたこれ
らの実施例に限定することなく、特許請求の範囲を参照
することによってのみ、本発明の範囲を決定するように
注意を要する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ギターを概ね水平に保持した状態で、
ユーザの右膝に置かれたギターを示す斜視図である。
【図2】図2は、ユーザの左膝上でバランスされ、且つ
水平に対して角度を持たせて保持されたギターを示す斜
視図である。
【図3】図3は、水平に対して更に大きな角度を持たせ
た、クラシックスタイルで保持されたギターを示す斜視
図である。
【図4】図4は、ユーザの親指に装着された本発明の指
スリーブの斜視図である。
【図5】図5は、スリーブへのピックの取付けを容易に
する指スリーブ上の取付け手段および関連のピックを示
す斜視図である。
【図6】図6は、平ピックスタイルで使用するための伸
張位置にあるピックを示す斜視図である。
【図7】図7は、伸張位置にあって、ギターの弦に適用
されるピックを示す斜視図である。
【図8】図8は、指スタイルの演奏を容易にするように
後退位置にあるスリーブおよびピックを示す、ユーザの
親指の斜視図である。
【図9】図9は、ユーザの指がギターを弾奏している状
態で、後退位置にあるピックを示す斜視図である。
【図9a】図9aは、ピックの種々の配向を示すユーザ
の親指の底面図である。
【図10】図10は、管状スリーブに形成する前の、親
指スリーブの好ましい実施例を示す上面図である。
【図11】図11は、図10の親指スリーブに類似した
追加の実施例を示す平面図である。
【図12】図12は、管状構成に形成された図11の実
施例を示す斜視図である。
【図13】図13は、弾性部材に取付けられたベルクロ
パッドを含む親指スリーブの更なる実施例を示す斜視図
である。
【図14a】図14aは、ピックに装着するために適合
されたパッドの上面図である。
【図14b】図14bは、図14aの線14b−14bに沿っ
て見た側面図である。
【図14c】図14cは、図14aの線14c−14cに沿っ
て見た側面図である。
【図15】図15は、本発明のピックパッドおよびベル
クロ取付け手段を示す側面図である。
【図16】図16は、本発明に関連したピック組合せ体
を示す上面図である。
【図17】図17は、本発明の親指スリーブ、ピックパ
ッドおよびベルクロ取付け手段を示す斜視図である。
【図18】図18は、本発明に関連したピックの更なる
実施例を示す上面図である。
【図19】図19は、本発明に関連したピックの更なる
実施例を示す上面図である。
【図20】図20は、ピックおよび取付け手段をスリー
ブの内部に配置した、親指スリーブのもう一つの実施例
を示す斜視図である。
【図21】図21は、図20の線21−21に沿った断面図
である。
【符号の説明】
10…ギター 12…弦 14…ネック部 16…胴部 18…演奏者 19…膝 20…指先 21…手 23…弾奏経路 25…親指 27…爪 32…スリーブ 34…第一関節 36…取付け手段 38…ピック 41…ループパッド 43…フックパッド 47…先端

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽器の弦を弾奏/爪弾きするように、指
    先を備えた親指(thumb with a meatus)を有するユー
    ザが使用するようになったピック装置であって:ユーザ
    によって保持され、楽器の弦に対して接触および弾奏関
    係で移動されるようになったピックと;ユーザの親指に
    配置するようになった親指スリーブと;前記スリーブに
    担持される第一の構造および前記ピックに担持される第
    二の構造を含む取付け手段であって、前記ピックを前記
    スリーブに取外し可能に取付けるようになった取付け手
    段とを具備し、 前記取付けられたピックは、前記親指の指先上の第一の
    位置と、該第一の位置から離間した第二の位置との間
    で、ユーザの指によって移動可能であるピック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のピック装置であって:
    前記親指は概ね平面内に位置し(disposed generally i
    n plane)、且つ先端および長手方向の形状を有し;前
    記第一の位置は、前記親指の指先(meatus)上で、前記
    第二の位置から横方向に離間しているピック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のピック装置であって:
    前記親指は概ね平面内に位置し、また先端および長手方
    向の形状を有し;前記第一の位置は、前記親指の指先上
    で、前記第二の位置から長手方向に離間しているチップ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のピック装置であって:
    前記第一の位置にあるピックは、前記親指の平面に対し
    て第一の角度を有し;前記第二の位置にあるピックは、
    前記親指の平面に対して、前記第一の角度とは異なる第
    二の角度を有するピック装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のピック装置であって:
    前記第一の位置のピックは、前記親指の先端に対して近
    位に配置され;前記第二の位置のピックは、前記親指の
    先端に対して離間して配置されるピック装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のピック装置であって:
    前記第一の位置は伸張位置であり;前記第二の位置は後
    退位置であるピック装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のピック装置であって:
    更に、 前記ピックを前記第二の位置に付勢するための手段を具
    備するピック装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のピック装置であって:
    前記ピックは概ね平坦な構成を有し、また該装置は更
    に、 前記取付け手段に対向するピックの側に配置されたパッ
    ドを具備し、 前記パッドは、前記ピックの平面に対して概ね平行な第
    一の表面と、前記ピックの平面に対して概ね非平行な第
    二の表面とを有するピック装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のピック装置であって、
    前記パッドはテーパしている装置。
  10. 【請求項10】 楽器の弦を弾奏/爪弾きする際に使用
    するために適合されたピック組合せ体であって:第一の
    表面、および該第一の表面に対向する第二の表面を有す
    るピックと;前記ピックの第一の表面に取付けられた親
    指パッドとを具備し;前記親指パッドは、前記ピックの
    第一の表面に取付けられる第三の表面を有し;前記親指
    パッドは、前記第三の表面に対向し且つ前記パッドの第
    三の表面と角度をなす関係を有する第四の表面を有する
    ピック組合せ体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のピック組合せ体で
    あって:前記ピックは、先端、該ピックの先端に近接し
    て配置された後縁部、および該ピックの後縁部に近接し
    て配置された第二の縁を有し;前記パッドの第一の縁部
    は前記パッドの第二の縁部よりも薄い、ピック組合せ
    体。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のピック組合せ体で
    あって:前記ピックは、前記ピックの先端と後縁部との
    間で延びる第一の線に沿って長手方向に伸び;前記パッ
    ドは、前記パッドの第一の縁部と前記パッドの第二の縁
    部との間で延びる第二の線に沿ってテーパしている、ピ
    ック組合せ体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のピック組合せ体で
    あって、前記パッドの第一の縁部は前記第一の線の一方
    の側に配置され、また前記パッドの第二の縁部は前記第
    一の線の他方の側に配置されるピック組合せ体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のピック組合せ体で
    あって:前記ピックの第一の表面は第一の平面内に配置
    され;前記ピックの第二の表面は、前記第一の平面と角
    度をなす関係を有する第二の平面内に配置されるピック
    組合せ体。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載のピック組合せ体で
    あって、前記ピックは、前記ピックの先端から前記ピッ
    クの後縁部へとテーパしているピック組合せ体。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載のピック組合せ体で
    あって、前記ピックは、前記後縁部よりも前記先端部に
    おいて厚いピック組合せ体。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載のピック組合せ体で
    あって:更に、 前記ピックの先端から前記ピックの後縁部へと延びる一
    対の側縁部を具備し、 前記側縁部の少なくとも一方は凸状であり、前記後縁部
    の一部は凹状であるピック組合せ体。
  18. 【請求項18】 楽器の弦を弾奏/爪弾きする際に使用
    するようになったピック組合せ体であって:管形状を有
    すると共に、近位開口と遠位開口との間で長手方向に伸
    びるスリーブを具備し、該スリーブは外表面およびスリ
    ーブの内部領域を画定する内表面を有し;前記ピックは
    先端を有し、また前記先端が前記スリーブの外に伸びる
    ように前記スリーブに対して配置されており;また前記
    ピックを前記スリーブに取外し可能に結合するための取
    付け手段を具備するピック組合せ体。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のピック組合せ体で
    あって、前記取付け手段および前記ピックは、前記スリ
    ーブの外部に配置されるピック組合せ体。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のピック組合せ体で
    あって、前記取付け手段および前記ピックは、前記スリ
    ーブの内部領域に配置されると共に、前記ピックの先端
    は前記スリーブの外部に突出するピック組合せ体。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のピック組合せ体で
    あって、前記ピックの先端は前記スリーブの遠位開口を
    通して伸びるピック組合せ体。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載のピック組合せ体で
    あって:前記スリーブの一部には、前記スリーブを貫通
    して広がる横方向の孔が形成され;前記ピックの先端は
    前記横方向の孔を貫通して前記スリーブから外に伸び
    る、ピック組合せ体。
  23. 【請求項23】 弦楽器のピックに取付けるために適合
    されたピックパッドであって:軸線が前記パッドの前縁
    部と前記パッドの後縁部との間で延びるように形成され
    た、第一の主表面および第二の主表面を含むパッドを具
    備し;前記軸線は概ね、前記パッドを等しいパッド領域
    に二分割し、前記パッドの第一の表面は、概ね前記軸線
    に沿って伸びる第一のテーパと、概ね前記軸線を横断し
    て伸びる第二のテーパとを含み;また前記パッドの第二
    の主表面上に配置された、前記パッドを前記弦楽器ピッ
    クに取付けるための手段を具備するピックパッド。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載のピックパッドであ
    って、前記パッドはフェルトで形成されるピックパッ
    ド。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載のピックパッドであ
    って、前記パッドは弾性材料で形成されるピックパッ
    ド。
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