JP2003004365A - 冷蔵庫の液晶表示装置、冷蔵庫及び液晶表示装置の表示選択方法 - Google Patents

冷蔵庫の液晶表示装置、冷蔵庫及び液晶表示装置の表示選択方法

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JP2003004365A
JP2003004365A JP2001190348A JP2001190348A JP2003004365A JP 2003004365 A JP2003004365 A JP 2003004365A JP 2001190348 A JP2001190348 A JP 2001190348A JP 2001190348 A JP2001190348 A JP 2001190348A JP 2003004365 A JP2003004365 A JP 2003004365A
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Japan
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refrigerator
room
area
liquid crystal
freezing
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JP2001190348A
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Atsushi Ishibashi
厚 石橋
Hideo Kondo
秀雄 近藤
Toru Ebihara
徹 海老原
Hiroko Oki
博子 大木
Hiroaki Nakajima
浩明 中島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵庫の機能表示をユニット化して扉の数に従
いユニット化した表示を容易に追加することができ、ユ
ニット化した表示部を小形にして原価低減を図ることが
でき、かつ小形状であるが使用者にとって操作及び操作
モードの視認を容易に行うことのできるようにする。 【解決手段】冷蔵庫100内に設けられた少なくとも冷
凍室6、冷蔵室2及び切替室4の操作モードを出力する
処理手段22と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の
各室の操作モードを表示する液晶表示盤10(表示部)
とを有する。該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、切替室
及び冷却、解凍及び冷凍のスピードを表示する各領域5
1〜56を有し、該領域に区分毎に冷凍室、冷蔵室、切
替室及びスピード項目151〜156を一列に表示し、
該表示の内冷凍室及び冷蔵室項目については、共通の領
域に設定温度を選択的に表示し、切替え及びスピード項
目についてはそれぞれの領域にそれぞれの操作モードを
選択的に表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作部と液晶表示
装置とから構成される操作表示部を備えた冷蔵庫に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫を構成する貯蔵室として、
冷蔵室と冷凍室、野菜室、切替室、製氷室とを備えた冷
蔵庫が一般的である。各貯蔵室の前面には、開閉式ある
いは引出し式の扉が設けられると共に、何れかの扉に操
作表示部を配置したものが見受けられる。従来の技術を
示す例として特開2000−274923号公報があ
る。この公報には、メモリ性を有する液晶を用いて構成
された液晶ディスプレイを備えることにより、省エネル
ギー化を図ることが記載されていた。
【0003】現在の主力冷蔵庫と呼ばれる冷蔵庫は、最
上部に冷蔵室、最下部に冷凍室、冷凍室と冷蔵室の間に
野菜室を配置するとともに、野菜室と冷凍室の後方に、
圧縮機と熱交換器と送風ファン及び冷気量分配器を配置
している。これら従来の冷蔵庫は、熱交換器で生成され
た冷気を送風ファンと冷気通路を介して各室に供給して
いる。特に、冷蔵室へは、冷蔵室後方に形成される冷気
通路を中央の照明装置を挟むように両側に分岐して、こ
の分岐した冷気通路から冷蔵室に冷気を供給するものが
一般的である。また、分岐した通風路の間に上下に伸び
るダクトを形成して、このダクトに循環ファンを設け、
この循環ファンを介して吸い込んだ冷蔵室の冷気をダク
トを介して吹き出して冷蔵室内で冷気を循環させるよう
にした冷蔵庫がある。このような冷蔵庫は、例えば、特
開平9−42820号公報等に記載されている。
【0004】また、従来より開閉ドアの表面に操作表示
部を設け、この操作表示部に各種スイッチや貯蔵室の切
替え状態などを表示するランプを備えた冷蔵庫がある。
このような冷蔵庫は、例えば、特開平11−11831
2号公報や、特開2000−88445号公報等に記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、冷蔵庫の扉面に表示部と各種スイッチとから構成さ
れた操作表示部が配置されているものの、各種スイッチ
の具体的な操作方法や、表示部の具体的な表示内容(表
示項目)についての開示がなく、各種スイッチの操作性
や表示部の視認性を向上させることについては配慮され
ていなかった。
【0006】また、冷蔵庫の扉数の増加、すなわち冷蔵
庫の機能が増加すると、表示項目を追加する必要があ
る。しかしながら、上記従来例においては、表示部が比
較的大きいにもかかわらず、表示項目を追加することに
付いての配慮されていなかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、冷蔵庫の機能増
加に対応して表示項目を容易に追加することができる操
作表示部を備えた冷蔵庫を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、小型で、かつ
操作性や視認性を損なうことのない操作表示部を備えた
冷蔵庫を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫の必須
機能表示を端部に配置し、扉の数に影響されない機能表
示を必須機能表示の反対端(他側)部に配置する形式
で、機能の増加に従い、表示を順に追加していくことが
便になるように機能表示をユニット化した。扉の数の増
加に従い、ユニット化した表示を追加するものとし、表
示はその名称をタグとして各タグに特定の領域を区分し
て与え、各領域にタグに対応した操作モードをすべて表
示して選択設定できるようにした。
【0010】ユニット化した表示部は、横長の表示部と
していずれかの扉上に横長に配設するものとして小形化
を図る。
【0011】本発明は、具体的には次に掲げる装置を提
供する。
【0012】本発明は、冷蔵庫内に設けられた少なくと
も冷凍室、冷蔵室及び切替室の操作モードを出力する処
理手段と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の
操作モードを表示する液晶表示盤とを有し、該液晶表示
盤は、冷凍室、冷蔵室、切替室及び冷却、解凍及び冷凍
のスピードを表示する領域を有し、該領域に区分毎に冷
凍室、冷蔵室、切替室及びスピード項目を一列に表示
し、該表示の内冷凍室及び冷蔵室項目については、共通
の領域に設定温度を選択的に表示し、切替え及びスピー
ド項目についてはそれぞれの領域にそれぞれの操作モー
ドを選択的に表示する冷蔵庫の液晶表示装置を提供す
る。
【0013】本発明は、冷蔵庫内に設けられた少なくと
も冷凍室及び冷蔵室の操作モードを出力する処理手段
と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の操作モ
ードを表示する液晶表示盤とを有し、該液晶表示盤は、
冷凍室、冷蔵室、タイマー及び冷却、解凍及び冷凍のス
ピードを表示する領域を有し、該領域に区分毎に冷凍
室、冷蔵室、タイマー及びスピード項目を一列に表示
し、該表示の内冷凍室、冷蔵室及びタイマー項目につい
ては共通領域に設定温度或いは時間を選択的に表示し、
スピード項目については区分された領域に冷却、解凍及
び冷凍の操作モードを選択的に表示する冷蔵庫の液晶表
示装置を提供する。
【0014】更に本発明は、冷蔵庫の扉上に設けられて
冷蔵庫内の各室の操作モードを表示する液晶表示装置を
備えた冷蔵庫において、前記液晶表示装置は、冷蔵庫内
に設けられた冷凍室及び冷蔵室並びに他の室の操作モー
ドを出力する処理手段と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷
蔵庫内の各室の操作モードを表示する液晶表示盤とを有
し、該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、タイマー、他の
室及び冷却、解凍及び冷凍のスピードを表示する領域を
有し、該領域に区分毎に冷凍室、冷蔵室、タイマー、他
の室及びスピード項目を一列に表示し、該表示の内冷凍
室、冷蔵室及びタイマー項目については共通領域に設定
温度或いは時間を選択的に表示し、スピード項目につい
ては区分された領域に冷却、解凍及び冷凍の操作モード
を選択的に表示し、かつ他の室の項目については区分さ
れた領域にそれぞれの操作モードを選択的に表示するも
のであって、該液晶表示装置は、冷凍室、冷蔵室及びタ
イマー項目とその共通領域とを一端側に配し、スピード
項目とその領域とを他端側に配し、かつ他の室の項目と
その領域とを中央部に配して横長の表示部として構成さ
れ、該横長の表示部が冷蔵庫の扉に横長に設けられた冷
蔵庫を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施例を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態にかかる冷蔵
庫の外観構造を示す図である。図1において、冷蔵庫1
00は、本体の最上段に配置された冷蔵室2と、冷蔵室
2の下方に配置された野菜室3と、最下段に配置された
冷凍室6と、野菜室3と冷凍室6との間に配置された切
替室4と製氷室5とを備え、切替室4と製氷室5は並列
に配置させている。
【0017】冷蔵庫100を構成される各貯蔵室の前面
には、開閉式あるいは引出し式の扉が配置させており、
本実施の形態では、冷蔵室2の前面に開閉式扉12,野
菜室3の前面に引出扉13、切替室の前面に引出扉1
4、製氷室5の前面に引出扉15、冷凍室の前面に引出
扉16がそれぞれ配置されている。
【0018】引出扉13、14、15、16はそれぞれ
横ハンドル部130,140,150,160を備え、
この横ハンドル部130,140,150,160に手
を掛けて手前に引くことで、図示しないガイドレール等
に沿ってそれぞれ引き出されるようになっている。
【0019】開閉扉12は、その開放端側に下端部近傍
から上端部近傍に掛けて縦長の握りハンドル部18が設
けられ、この握りハンドル部18を握って手前に引くこ
とにより、開放端部と対向する端部を支点として開くよ
うになっている。また、開閉扉12には、その略称面中
央から下方にかけて開閉式の補助扉17が設けられてい
る。補助扉17は、背面側に冷蔵室2の収納空間の一部
分を形成する図示しないポケット部を備えており、下端
部に設けられた手掛けハンドル部170に手を掛けて手
前に引くことにより、開放端部と対向する端部を支点と
して開くようになっている。補助扉17の背面側に設け
られた図示しないポケット部には、主としてワインボト
ルや牛乳パック、醤油瓶等が収納できるようになってお
り、補助扉17を開くことにより、ワインボトルや牛乳
パック、醤油瓶等の収納、取り出しができるようになっ
ている。さらに、補助扉17の上方には、操作表示部1
が補助扉17と隣接して配置されており、補助扉17と
操作表示部1は、開閉扉12の略正面中央から下端部に
かけて形成された凹部7へ収納されるようになってい
る。これにより、牛乳パック等の使用頻度の高い貯蔵物
の収納や取り出しを容易に行うことができる。また、操
作表示部1を使用者の目線に近い位置に配置することが
できるので、操作表示部1の操作性や視認性を向上させ
ることが可能となる。
【0020】次に、操作表示部1の概略構成について説
明する。図2は、操作表示部1の概略構成図を示す図で
ある。図2において、操作表示部1は、操作部(操作手
段)21と処理部(処理手段)22、表示部(表示手
段)23とから構成されている。
【0021】操作部21は、複数の操作ボタンを備えて
おり、この複数の操作ボタンを操作することにより、冷
蔵庫100の各項目や運転モードの選択、設定、あるい
はタイマー時間の選択、設定等を行うようになってい
る。本実施の形態では、この複数の操作ボタンを、冷蔵
庫100の運転モードを選択、設定する第1操作ボタン
部と、冷蔵庫100の各項目の選択、設定等を行う第2
操作ボタンとで構成し、第1操作ボタン部は、冷却ボタ
ン29と解凍ボタン30、冷凍ボタン31を備え、第2
操作ボタン部は、選択ボタン26と設定ボタン27、タ
イマーボタン28とを備えている。
【0022】冷却ボタン29は、主に冷蔵庫100の運
転モードを急速冷却運転モードに設定するボタンであ
り、冷却ボタン29を操作することにより、冷蔵庫10
0を急速冷却運転モードに設定すると共に、冷気の供給
方向等を選択、設定するようになっている。これによ
り、貯蔵物の収納場所に合わせて冷気の供給方向を選
択、設定することができるので、貯蔵物を効率良く冷却
することができる。また、冷却ボタン29を所定時間、
例えば、3秒押し続けることにより、第1操作ボタン部
および第2操作ボタン部を構成する各操作ボタン26、
27、28、29、30、31のロックすることができ
るようになっている。各操作ボタン26、27、28、
29、30、31のロックを解除するには、冷却ボタン
29を再び3秒間押し続けることにより、ロックが解除
されるようになっている。これにより、各操作ボタンを
ロックすることができるので、誤操作を軽減することが
できる。
【0023】解凍ボタン30は、主に冷蔵庫100の運
転モードを急速解凍運転モードに設定するボタンであ
り、解凍ボタン30を操作することにより、冷蔵庫10
0を急速解凍運転モードに設定すると共に、冷気の供給
方向等を選択、設定するようになっている。これによ
り、貯蔵物の収納場所に合わせて冷気の供給方向を選
択、設定することができるので、貯蔵物を効率良く解凍
することができる。また、解凍ボタン30を所定時間、
例えば、3秒間押し続けることにより、冷蔵庫100を
省エネ運転モードとすることができるようになってい
る。冷蔵庫100の省エネ運転モードを解除するには、
解凍ボタン30を再び3秒間押し続けることにより、省
エネ運転モードが解除されるようになっている。これに
より、貯蔵物の収納容量に合わせて通常運転、省エネ運
転を選択、設定できるので、冷蔵庫を無駄なく運転する
ことができる。
【0024】冷凍ボタン31は、主に冷蔵庫100の運
転モードを急速冷凍運転モードに設定するボタンである
と共に、冷凍ボタン31を所定時間、例えば3秒間押し
続けることにより、ブザーおよび音声ガイドを選択、設
定できるようになっている。ブザーおよび音声ガイドの
設定を開場するには、解凍ボタン31を再び3秒間押し
続けることにより、ブザーおよび音声ガイドが解除され
るようになっている。これにより、必要に応じてブザー
および音声ガイドの設定、解除を行うことができるの
で、冷蔵庫の使い勝手を向上させることができる。
【0025】処理部22は、冷蔵庫100を構成する各
貯蔵室の運転モードの設定を記憶する記憶媒体(記憶装
置)41と、前述した各操作ボタン26、27、28、
29、30、31からの入力信号を検知し、記憶媒体4
1に記憶された情報を読みに行き操作モードの設定を行
う処理手段42と、設定された運転モードの状態を出力
する出力手段43とから構成され、出力手段43から出
力された運転モードの状態は、表示部23に表示される
ようになっている。なお、表示部23は液晶表示パネル
44を備えている。
【0026】このような構成からなる操作表示部1は、
第1操作ボタン部あるいは第2操作ボタン部の操作によ
り発生した操作信号が処理装置42に伝達される。操作
信号を受信した処理装置42は、操作信号に対応する運
転モードを記憶媒体41から読み出すと共に、運転モー
ド設定の処理が行われ、その処理信号が出力装置43に
伝達される。処理信号を受信した出力装置は、処理信号
を液晶表示パネル44で表示できるように加工し、設定
された運転モードが加工された信号に基づいて液晶表示
パネル44に表示されるようになっている。
【0027】次に、図3を参照して、操作部23(液晶
表示パネル44)の表示状態について説明する。図3
は、本実施の形態における液晶表示パネル44の表示状
態の一例を示す図であり、図3(a)が、全表示状態を
示す図、図3(b)が冷蔵室の運転状態を示す図、図3
(c)が冷凍室の運転状態を示す図である。図3におい
て、操作表示部1は、上述した冷却ボタン29と解凍ボ
タン30、冷凍ボタン31、選択ボタン26、設定ボタ
ン27、タイマーボタン28および液晶表示パネル44
とから構成され、液晶表示パネル44はガラス板45貼
り付けられる形で形成される。
【0028】液晶表示パネル44には、その全域に冷蔵
庫100の機能や各貯蔵室の運転状態を表示する表示領
域が設けられている。本実施の形態では、この表示領域
を図3(a)で示すように、各項目ごとに区分された複
数の領域で構成すると共に、各領域が横一列で表示され
るようになっている。本実施の形態では、複数の領域を
各項目ごとに区分された6個の領域51、52、53、
54、55、56で構成している。各項目ごとに区分さ
れた領域51、52、53、54、55、56は、項目
として冷蔵庫100が有する機能や各貯蔵室の名称を示
すタグ部151、152、153、154、155、1
56を備えており、このタグ部151、152、15
3、154、155、156の下方には、タグ部15
1、152、153、154、155、156に表示さ
れた項目に対する冷蔵室100の運転状態を表示する状
態表示部が配置されている。本実施の形態では、タグ部
151、152、153、154、155、156に表
示される項目として、タグ部151には、「冷蔵室」、
タグ部152には「冷凍室」、タグ部153には「タイ
マー」、タグ部154「スピード」、タグ部155には
「切替室」、タグ部156には「製氷室」が表示される
ようになっている。また、本実施の形態では、状態表示
部を、タグ部151、152、153の下方に配置さ
れ、冷蔵室2や冷凍室5、タイマーの設定状態等を表示
する第1状態表示部251と、タグ部154の下方に配
置され、冷蔵庫100の急速運転状態等を表示する第2
状態表示部254と、タグ部155下方に配置され、切
替室4の運転状態等を表示する第3状態表示部255
と、タグ部156の下方に配置され、製氷室5の運転状
態等を表示する第4状態表示部とで構成している。この
ような構成とすることにより、冷蔵庫100が有する機
能や各貯蔵室ごとの項目、この項目に対する運転状態の
確認を行うことができるので、液晶表示パネル44の視
認性を向上させることが可能となる。また、冷蔵庫とし
て機能させるために必要な項目、例えば、図3(b)、
(c)で示すように、「冷蔵室」の運転状態を表示する
領域51と「冷凍室」の運転状態を表示する領域52に
おける状態表示部を、第1状態表示部251として共通
させることにより、領域を無駄なくレイアウトできるの
で、液晶表示パネル44を小型化することが可能とな
る。
【0029】なお、上述した実施の形態では、領域5
1、52の状態表示部を、第1状態表示部251で共通
させた構成としているが、状態表示部をそれぞれ別々に
構成するようにしてもよい。これにより、それぞれの貯
蔵室の運転状態をそれぞれ別々表示することができるの
で、表示状態の視認性をさらに向上させることが可能と
なる。
【0030】本実施の形態では、液晶表示パネル44の
表示領域を、各項目ごとに区分された複数の領域で表示
することを一つの特徴としているが、冷蔵庫100の運
転モードに直接影響しない機能の項目を表示する領域、
例えば、タイマー機能の領域53が、液晶表示パネル4
4の表示領域における左右両端部の何れか一方に表示さ
れるようにしたことも特徴としている。また、本実施の
形態では、冷蔵庫として必要な機能の項目を表示する領
域、例えば、「冷蔵庫」の運転状態を表示する領域51
あるいは「冷凍室」の運転状態を表示する領域52が、
冷蔵室100の運転モードに直接影響しない機能の領域
と隣接して表示されるようにしたことも特徴としてい
る。さらに、本実施の形態では、冷蔵庫100が有する
機能の中で、所定時間だけ運転した後に、その運転モー
ドが解除される項目を表示する領域、例えば、「スピー
ド」による運転状態を表示する領域54が、冷蔵室10
0の運転モードに直接影響しない機能の領域と対向する
液晶表示パネル44の表示領域の端部に表示されるよう
にし、領域53と領域54との間に各項目ごとの領域が
表示されるようにしたことも特徴としている。
【0031】次に、図4を参照して、扉の数と液晶表示
パネル44に表示可能な領域の数について説明する。図
4は、本実施の形態における冷蔵庫の扉の数と表示可能
な領域の数との関係を示す図であり、図4(a)から
(e)は、扉の数に従って追加に伴って追加される冷蔵
庫の機能との関係を示すマップ図である。
【0032】図4において、本実施の形態では、液晶表
示パネル44に表示される上述した複数の領域は、各項
目ごとにユニット化されており、冷蔵庫の扉の数の増減
によって液晶表示パネル44に表示される領域の数を増
減できるようになっている。例えば、扉の数が3枚の場
合、一般的な冷蔵庫は、冷蔵室2と野菜室3と冷凍室6
とから構成されており、図4(b)で示すように、「冷
蔵室」の状態を示す領域51、「冷凍室」の状態を示す
領域52、「タイマー」の状態を示す領域53、「野菜
室」の状態を示す領域57、「スピード」による状態を
示す領域54が液晶表示パネル44に表示されるように
なっている。しかしながら、使用者によっては、表示さ
れた領域51、52、53、54、57の中で不必要な
領域がでてくる場合も考えられる。そこで、本実施の形
態では、上述したように、複数の領域を各項目ごとにユ
ニット化することにより、使用者が必要とする領域のみ
を液晶表示パネル44に表示させることができる。例え
ば、上述したような扉の数が3枚で、使用者が「野菜
室」の領域57を不要とした場合、操作部21(図2参
照)の操作あるいは出荷時の設定により、ユニット化さ
れた「野菜室」の領域57のみを非表示とすることがで
きるようになっている。また、本実施の形態では、液晶
表示パネル44に表示される各項目ごとに区分された複
数の領域の表示設定を出荷時には非設定にしておき、使
用者が必要とする領域を、使用者自身が液晶表示パネル
44に表示可能な領域の中から選択して設定し、表示さ
せることができるようになっている。これにより、使用
者が必要に応じて機能表示の表示/非表示を設定するこ
とができるので、機能表示の多様化を図ることができ
る。
【0033】次に、図3を基に図5から図8を参照し
て、項目切替表示例1について説明する。図5は、領域
54に表示される急速冷却運転モードの設定時における
画面遷移状態を示す図、図6は、急速冷却運転モードの
操作フロー図、図7は、急速冷却運転状態における領域
54の画面遷移状態を示す図、図8は急速冷凍運転モー
ドにおける画面遷移状態および操作フローを示す図であ
り、図8(a)、(b)は画面遷移状態を示す図、図8
(c)は操作フローを示す図である。図5および図6に
おいて、冷蔵庫100を急速冷却運転モードに設定する
場合、冷却ボタン29を一度押すと(ステップ60
0)、領域54の表示が図5(a)で示すように、タブ
部154が点滅すると共に、第2状態表示部254に表
示される急速冷却運転モードが全方向冷却運転状態に設
定される(ステップ610)。ステップ610におい
て、全方向冷却運転を行う場合は、所定次間経過後に全
方向冷却運転を開始し(ステップ620)、第2状態表
示部254の表示が、図7(A)で示すように遷移しな
がら全方向冷却運転を行う。ステップ610において、
全方向冷却運転を行わない場合は、もう一度冷却ボタン
29を押すことにより(ステップ630)、第2状態表
示部254の表示が図5(b)で示すようになり、急速
冷却運転モードが左方向冷却運転状態に設定される(ス
テップ640)。ステップ640において、左方向冷却
運転を行う場合は、所定時間経過後に左方向冷却運転を
開始し(ステップ650)、第2状態表示部254の表
示が、図7(b)で示すように遷移しながら左方向冷却
運転を行う。ステップ640において、左方向冷却運転
を行わない場合は、さらに冷却ボタン29を一度押すこ
とにより(ステップ660)、第2状態表示部254の
表示が図5(c)で示すようになり、急速冷却運転モー
ドが中央方向冷却運転状態に設定させる(ステップ67
0)。ステップ670において、中央方向冷却運転を行
う場合は、所定時間経過後に中央方向冷却運転を開始し
(ステップ680)、第2状態表示部254の表示が、
図7(c)で示すように遷移しながら中央方向冷却運転
を行う。ステップ670において、中央方向冷却運転を
行わない場合は、さらにもう一度冷却ボタン29を押す
ことにより(ステップ690)第2状態表示部254の
表示が図5(d)で示すようになり、急速冷却運転モー
ドが右方向冷却運転状態に設定される(ステップ69
1)。ステップ691において、右方向冷却運転を行う
場合は、所定時間経過後に右方向冷却運転を開始し(ス
テップ692)、第2状態表示部254の表示が、図7
(d)で示すように遷移しながら右方向冷却運転を行
う。ステップ691において、右方向冷却運転を行わな
い場合は、さらに冷却ボタン29を一度押すことにより
(ステップ693)、第2状態表示部254の表示が図
5(e)のようになり、急速冷却運転モードの設定が解
除される(ステップ694)。
【0034】なお、本実施の形態では、解凍ボタン30
を操作することにより、図5(f)で示すように、領域
54内の「冷却」が「解凍」に変わり、急速解凍運転モ
ードの設定状態となるが、領域54の画面遷移および操
作フローは、急速冷却運転モードの設定の場合とほぼ同
様であるため、詳細な説明は、省略する。
【0035】このような構成とすることにより、庫内に
収納した貯蔵物の収納場所に対応して冷気の供給方向を
設定することができるので、急速冷却運転や急速解凍運
転を効率よく行うことができる。また、冷気の供給方向
および供給状態が表示されるようになっているので、冷
蔵庫の動作状態を容易に確認することができる。
【0036】図8において、急速冷凍運転モードを設定
する場合、冷凍ボタン31を押すと(ステップ80
0)、タグ部154が点滅すると共に、第2状態表示部
254の表示が、図8(a)の状態から図8(b)の状
態に変化し、急速冷凍運転モードが設定された状態とな
る(ステップ810)。ステップ810において、急速
冷凍運転を行う場合は、所定時間経過後に運転を開始す
る(ステップ820)。ステップ810において、急速
冷凍運転を行わない場合は、再度冷凍ボタン31を押す
ことにより、第2状態表示254の表示が図8(a)の
状態となり、急速冷凍運転モードの設定が解除されるよ
うになっている。
【0037】次に、図3を基に図9から図13を参照し
て、項目切替表示例2について説明する。図9は、「切
替室」の領域55における画面遷移状態を示す図、図1
0は「製氷室」の領域56における画面遷移状態を示す
図、図11は、「冷蔵室」の領域51における画面遷移
状態を示す図、図12は、「冷凍室」の領域52におけ
る画面遷移状態を示す図、図13は、領域51、52、
55、56における操作フロー図である。
【0038】図9および図13において、選択ボタン2
6を操作することにより(ステップ1200)、図9
(a)で示すように、「切替室」のタグ部155が選択
されると共に、タグ部155が点滅し、切替室4の運転
モード(運転状態)が設定可能な状態となる(ステップ
1210)ステップ1210において、切替室4の運転
モード(運転状態)を設定する場合は、設定ボタン27
を操作し(ステップ1220)、切替室4の運転モード
を設定する(ステップ1230)。本実施の形態では、
設定ボタン27を押すごとに、図9(b)から(h)で
示すように、第3状態表示部255の表示状態を、「ワ
イン」「冷蔵」「チルド」「氷温」「パーシャル」「ソ
フト冷凍」「冷凍」の順番で変化させることで切替室4
の運転モードが設定できるようになっている。そして、
切替室4の運転モード設定が完了したら、所定時間経過
後に設定した運転モードで切替室4が運転を開始し(ス
テップ1240)、第3状態表示部255には、設定さ
れた運転モードが表示され、それ以外の運転モードの表
示は消えるようになっている。
【0039】ステップ1210において、切替室4の設
定を行わない場合、再び選択ボタン26を押すと(ステ
ップ1250)、図10で示すように、タグ部155の
表示がタグ部156の「製氷室」に移ると共に、タグ部
156が点滅し、製氷室5の運転モード(運転状態)が
設定可能な状態となる(ステップ1260)。ステップ
1260において、製氷室5の運転モード(運転状態)
を設定する場合は、設定ボタン27を操作し(ステップ
1270)、製氷室5の運転モードを設定する(ステッ
プ1280)。本実施の形態では、設定ボタン27を押
すごとに、図10(a)から(c)で示すように、第4
状態表示部256の表示状態を、「製氷」「一時停止」
「停止」の順番で変化させることで製氷室5の運転モー
ドが設定できるようになっている。そして、製氷室5の
運転モード設定が完了したら、所定時間経過後に設定し
た運転モードで製氷室5が運転を開始し(ステップ12
90)、第4状態表示部256には、設定された運転モ
ードが表示され、それ以外の運転モードの表示は消える
ようになっている。
【0040】ステップ1260において、製氷室5の設
定を行わない場合、再び選択ボタン26を押すと(ステ
ップ1300)、図11で示すように、タグ部156の
表示がタグ部151の「冷蔵室」に移ると共に、タグ部
151が点滅し、冷蔵室2の運転モード(運転状態)が
設定可能な状態となる(ステップ1310)。ステップ
1310において、冷蔵室2の運転モード(運転状態)
を設定する場合は、設定ボタン27を操作し(ステップ
1320)、冷蔵室5の運転モードを設定する(ステッ
プ1310)。本実施の形態では、設定ボタン27を操
作することにより、第1状態表示部251に表示されて
いるマーク1100が、図11(a)から(h)で示す
順番で移動し、圧縮機の回転数を設定することができる
ようになっている。マーク1100が「強」のほうへ移
動するほど圧縮機が高回転となり、マーク1100が
「弱」の方へ移動するほど圧縮機が低回転となるように
設定されている。そして、冷蔵室2の運転モード設定が
完了したら、所定時間経過後に設定した運転モードで冷
蔵室2が運転を開始する(ステップ1340)。
【0041】ステップ1310において、冷蔵室2の設
定を行わない場合、再び選択ボタン26を押すと(ステ
ップ1350)、図12で示すように、タグ部151の
表示がタグ部152の「冷凍室」に移ると共に、タグ部
152が点滅し、冷凍室6の運転モード(運転状態)が
設定可能な状態となる(ステップ1360)。ステップ
1360において、冷凍室6の運転状態を設定する場合
は、設定ボタン27を操作し(ステップ1370)、冷
凍室6の運転モードを設定する(ステップ1380)。
冷凍室6の運転モードの設定は、図12(a)から
(h)で示すように、冷蔵室2の運転モードの設定と同
様、マーク1100の移動により圧縮機の回転数を設定
するようになっているので、詳細な説明は省略する。そ
して、冷凍室6の運転モード設定が完了したら、所定時
間経過後に設定した運転モードで冷凍室6が運転を開始
する(ステップ1390)。
【0042】ステップ1360において、冷凍室6の設
定を行わない場合、再び選択ボタン26を押すと(ステ
ップ1400)、選択中止状態となる。(ステップ14
10)。選択中止状態では、タグ部152の表示が消灯
し、冷蔵庫100は通常運転を行うようになっている。
【0043】このような構成とすることにより、複数の
領域の視認性を向上させることができるので、冷蔵庫を
構成する各貯蔵室の運転モードの選択、設定を容易に行
うことができる。
【0044】次に、図14および図15を参照して、項
目切替表示例3について説明する。図14は、領域53
における画面遷移状態を示す図、図15は、操作フロー
図である。本実施の形態においては、冷蔵庫100の運
転モードに直接影響しない機能の一つである、タイマー
機能を備えており、このタイマー機能は、例えば、キッ
チンタイマー等として使用できるようになっており、タ
イマーの設定状態が、領域53に表示されるようになっ
ている。図14および図15において、タイマーボタン
28を操作することにより(ステップ1400)、の小
表示領域のタグ部153の「タイマー」が点滅すると共
に、第1状態表示部2512時間設定表示が表示され、
タイマー設定が可能な状態となる(ステップ141
0)。この状態で、設定ボタン27を操作すると(ステ
ップ1420)、図14(A)から(c)で示すよう
に、1分単位でタイマー時間を設定することができるよ
うになっている(ステップ1430)。そして、タイマ
ー時間の設定が完了したら(ステップ1440)、スタ
ートボタン(タイマーボタン)28を押すことにより
(ステップ1450)、タイマー動作を開始し(ステッ
プ1460)、図14(d)から(g)で示すように、
第1状態表示部251に時間経過が1分ごとに減ってい
くように表示され、設定時間が経過したら、アラーム音
等によりタイマー機能が終了したことを知らせるように
なっている(ステップ1470)。
【0045】このタイマー機能を設けることにより、例
えば、キッチンタイマーとして使用した場合に、調理作
業全般の時間管理を行うことができるので、作業効率を
向上させることが可能となる。
【0046】次に、図16および図17を参照して、本
実施の形態における冷蔵庫100が有する各機能につい
て説明する。図16は、冷蔵庫全体における各運転モー
ドの設定状態を示す図、図17は、冷蔵庫本体の前面に
設けられた扉の開放時間を示す図である。
【0047】図16において、本実施の形態における冷
蔵庫100は、操作部21を構成する各操作ボタンのロ
ック機構や冷蔵庫100の省エネ運転モード、アラーム
や音声ガイドの設定/非設定機能を備えている。以下、
各機能および機能や運転モードの設定について説明す
る。まず、各操作ボタンのロック機構の設定は、冷却ボ
タン29を所定時間、例えば、3秒間押し続けることに
より、図16(a)で示すように、第1状態表示部25
1に設けられた補助表示部252に、ロック状態を示す
マーク1500が点灯し、各操作ボタンがロックされた
状態となる。また、ロック状態を解除するには、冷却ボ
タン29を再び3秒間押し続けることにより、マーク1
500が消灯し、各操作ボタンのロックが解除された状
態となる。これにより、操作ボタンのロック状態あるい
はアンロック状態の確認が容易に行えると共に、操作ボ
タンの誤操作を軽減することができる。
【0048】冷蔵庫100の省エネ運転モードの設定
は、解凍ボタン30を所定時間、例えば、3秒間押し続
けることにより、図16(b)で示すように、省エネ運
転モードを示すマーク1510が補助表示部252に点
灯し、省エネ運転モードでの運転している状態となる。
また、省エネ運転モードを解除するには、解凍ボタン3
0を再び3秒間押し続けることにより、マーク1510
が消灯し、省エネ運転モードが解除された状態となる。
これにより、冷蔵庫の運転モードの確認が容易に行える
と共に、冷蔵庫を無駄なく運転させることが可能とな
る。
【0049】アラームや音声ガイドの設定/非設定は、
冷凍ボタン31を所定時間、例えば、3秒間押し続ける
ことにより、図16(c)で示すように、アラーム音が
設定された状態を示すマーク1520が補助表示部25
2に点灯する。この状態で更に冷凍ボタン31を3秒間
押すことにより、図16(d)で示すように、アラーム
音が設定された状態を示すマーク1520が消灯し、音
声ガイドが設定された状態を示すマーク1530が補助
表示部252に点灯するようになっている。アラームや
音声ガイドの設定を解除するには、冷凍ボタン31を再
び3秒間押すことにより、音声ガイドが設定された状態
を示すマーク1530が消灯すると共に、アラーム音が
設定された状態を示すマーク1520が点灯し、さらに
冷凍ボタン31を3秒間押すことにより、アラーム音が
設定された状態を示すマーク1520が消灯し、アラー
ムや音声ガイドが解除された状態となる。これにより、
アラームや音声ガイドの設定状態が容易に確認できると
共に、必要に応じてアラームや音声ガイドの設定/非設
定が確認できるので、冷蔵庫の使い勝手を向上させるこ
とが可能となる。
【0050】なお、図16(c)は、補助表示部252
にロック機構および省エネ運転モード、アラームや音声
ガイドが設定された状態を示している。
【0051】図17において、本実施の形態に係る冷蔵
庫100は、扉の開放時間および扉の積算開放時間を計
測する装置を備えている。扉の開放時間は、図17
(a)で示すように、例えば、冷蔵室2の開閉扉12を
開放することにより、開閉扉12の開放時間を計測し、
開閉扉12を閉めた時点での時間が、所定時間だけ液晶
表示パネル44に表示されるようになっている。また、
扉の積算開放時間は、上述した第1操作ボタン部あるい
は第2操作ボタン部を構成する各操作ボタンの何れかを
操作することにより、図17(c)で示すように、液晶
表示パネル44に表示されるようになっている。なお、
積算開放時間は、タイマーボタン28を操作することに
より、適宜リセットすることができるようになってい
る。
【0052】次に図18および図19を参照して、本発
明にかかる冷蔵庫の他の実施の形態について説明する。
図18は、本発明の他の実施の形態にかかる冷蔵庫の外
観図、図19は、各種の冷蔵庫に操作表示部を展開した
状態を示す図である。
【0053】図18において、本実施の形態に係る冷蔵
庫100aは、本体の最上段に配置され前面に開閉扉1
2aが設けられた冷蔵室2と、冷蔵室2の下方に配置さ
れ前面に引出扉13が設けられた野菜室3と、最下段に
配置され前面に引出扉16が設けられた冷凍室6と、野
菜室3と冷凍室6との間に配置され前面に引出扉14、
15が設けられた切替室4と製氷室5とを備え、切替室
4と製氷室5は並列に配置されている。なお、本実施の
形態においては、開閉扉12aの構造以外は、上述した
実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0054】開閉12aの略称面中央には、周囲がトラ
ック形状に形成された操作表示部1aが島状に設けられ
ている。なお、操作表示部1aにおける、操作部の構成
や表示部における画面遷移状態などについては、上述し
た実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略す
る。これにより、操作表示部1aの存在を目立たせるよ
うにすると共に、操作性や視認性を向上させることがで
きる。
【0055】図19において、図19(a)は、本発明
に係る操作表示部1aを2扉の冷蔵庫に展開した状態を
示す図であり、2扉の冷蔵庫においては、上部貯蔵室1
800の前面に配置された扉1810の正面中央情報に
操作表示部1aが配置されるようになっている。また、
図19(b)は、本発明に係る操作表示部1aを3扉の
冷蔵庫に展開した状態を示す図であり、3扉の冷蔵庫に
おいては、最上段の貯蔵室1820の前面に配置された
扉1830の正面中央上方に操作表示部1aが配置され
るようになっている。さらに、図19(c)は、本発明
に係る操作表示部1aを4扉の冷蔵庫に展開した状態を
示す図であり、4扉の冷蔵庫においては、最上段の貯蔵
室1840の前面に配置された扉1850の略正面中央
に操作表示部1aが配置されるようになっている。
【0056】このような構成とすることにより、操作表
示部を各種冷蔵庫の高さに対応して配置することができ
るので、操作性や視認性を損ねることなく操作表示部を
各種冷蔵庫に展開することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば表示部を
区分した領域としてこの領域に項目(タグ)と項目に関
係した操作モードを選択肢の形で全表示して選択モード
を選択するようにしてユニット化した表示部を構成した
ので、扉の数に従って機能表示のユニット化を容易に行
うことが出来、無駄のないレイアウトとすることができ
るから液晶表示領域を全体として小形化することができ
る。
【0058】また、所定時間運転する表示を両端部に配
置し、その間に設定した状態で連続運転する表示をする
配置としたので使用者にとって視認しやすく、見易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の携帯にかかる冷蔵庫の外観構造
を示す図。
【図2】操作表示部の概略構成を示す図。
【図3】本実施の形態における液晶パネルの表示状態の
一例を示す図。
【図4】本実施の形態における冷蔵庫の扉の数と表示可
能な領域の数との関係を示す図。
【図5】急速冷却運転モードの設定時における画面遷移
状態を示す図。
【図6】急速冷却運転モードの操作フロー図。
【図7】急速冷却運転状態における画面遷移状態を示す
図。
【図8】急速冷凍運転モードにおける画面遷移状態およ
び操作フローを示す図。
【図9】切替室の運転モード設定時における画面遷移状
態を示す図。
【図10】製氷室の運転モード設定時における画面遷移
状態を示す図。
【図11】冷蔵室の運転モード設定時における画面遷移
状態を示す図。
【図12】冷凍室の運転モード設定時における画面遷移
状態を示す図。
【図13】運転モード設定時における操作フロー図。
【図14】タイマー設定時における画面遷移状態を示す
図。
【図15】タイマー設定時における操作フロー図。
【図16】冷蔵庫全体における各種運転モードの設定状
態を示す図。
【図17】冷蔵庫本体の前面に設けられた扉の開放時間
を示す図。
【図18】本発明の他の実施の形態にかかる冷蔵庫内の
外観図。
【図19】各種の冷蔵庫に操作表示部を展開した状態を
示す図。
【符号の説明】
1…液晶表示装置、10…液晶表示盤(表示部)、1
2,13,14,15,16,17…扉、21…操作
部、22…処理部、23…液晶表示部、51,52,5
3,54,55,56…区分された領域、100…冷蔵
庫、151…冷蔵室項目、152…冷凍室項目、153
…タイマー項目、154…スピード項目、155…切替
室項目、156…製氷室項目。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海老原 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 大木 博子 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 中島 浩明 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室
    の操作モードを表示する冷蔵庫の液晶表示装置におい
    て、 冷蔵庫内に設けられた少なくとも冷凍室、冷蔵室及び切
    替室の操作モードを出力する処理手段と、 冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の操作モード
    を表示する液晶表示盤とを有し、 該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、切替室及び冷却、解
    凍及び冷凍のスピードを表示する領域を有し、該領域に
    区分毎に冷凍室、冷蔵室、切替室及びスピード項目を一
    列に表示し、該表示の内冷凍室及び冷蔵室項目について
    は、共通の領域に設定温度を選択的に表示し、切替え及
    びスピード項目についてはそれぞれの領域にそれぞれの
    操作モードを選択的に表示することを特徴とする冷蔵庫
    の液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記領域は、製氷室を表示する領域であり、該領域を区
    分して製氷室項目を冷凍室、冷蔵室、切替室及びスピー
    ド項目に一列に表示し、かつ製氷室項目に対応して製氷
    室操作モードを選択的に表示することを特徴とする液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記領域は、タイマーを表示する領域であり、該領域を
    区分してタイマー項目を冷凍室、冷蔵室、切替室、スピ
    ード及び製氷室項目に一列に表示し、かつタイマー項目
    に対応して時間を選択的に前記共通の領域に表示するこ
    とを特徴とする冷蔵庫の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、 前記切替室項目に対応して区分した領域にワイン冷蔵、
    チルド冷蔵、氷温、パーシャル、ソフト冷凍及び冷凍を
    表示する旨の表示を選択的に表示することを特徴とする
    冷蔵庫の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室
    の操作モードを表示する冷蔵庫の液晶表示装置におい
    て、 冷蔵庫内に設けられた少なくとも冷凍室及び冷蔵室の操
    作モードを出力する処理手段と、 冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の操作モード
    を表示する液晶表示盤とを有し、 該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、タイマー及び冷却、
    解凍及び冷凍のスピードを表示する領域を有し、 該領域に区分毎に冷凍室、冷蔵室、タイマー及びスピー
    ド項目を一列に表示し、該表示の内冷凍室、冷蔵室及び
    タイマー項目については共通領域に設定温度或いは時間
    を選択的に表示し、スピード項目については区分された
    領域に冷却、解凍及び冷凍の操作モードを選択的に表示
    することを特徴とする冷蔵庫の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室
    の操作モードを表示する液晶表示装置を備えた冷蔵庫に
    おいて、 前記液晶表示装置は、冷蔵庫内に設けられた冷凍室及び
    冷蔵室並びに他の室の操作モードを出力する処理手段
    と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の操作モ
    ードを表示する液晶表示盤とを有し、 該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、タイマー、他の室及
    び冷却、解凍及び冷凍のスピードを表示する領域を有
    し、 該領域に区分毎に冷凍室、冷蔵室、タイマー、他の室及
    びスピード項目を一列に表示し、該表示の内冷凍室、冷
    蔵室及びタイマー項目については共通領域に設定温度或
    いは時間を選択的に表示し、スピード項目については区
    分された領域に冷却、解凍及び冷凍の操作モードを選択
    的に表示し、かつ他の室の項目については区分された領
    域にそれぞれの操作モードを選択的に表示するものであ
    って、 該液晶表示装置は、冷凍室、冷蔵室及びタイマー項目と
    その共通領域とを一端側に配し、スピード項目とその領
    域とを他端側に配し、かつ他の室の項目とその領域とを
    中央部に配して横長の表示部として構成され、該横長の
    表示部が冷蔵庫の扉に横長に設けられることを特徴とす
    る冷蔵庫。
  7. 【請求項7】冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室
    の操作モードを表示する冷蔵庫の液晶表示装置の表示選
    択方法において、 前記液晶表示装置は、冷蔵庫内に設けられた冷凍室及び
    冷蔵室並びに他の室の操作モードを出力する処理手段
    と、冷蔵庫の扉上に設けられて冷蔵庫内の各室の操作モ
    ードを表示する液晶表示盤とを有し、 該液晶表示盤は、冷凍室、冷蔵室、タイマー、他の室及
    び冷却、解凍及び冷凍のスピードを表示する領域を有
    し、 該領域に区分毎に冷凍室、冷蔵室、タイマー、他の室及
    びスピード項目を一列に表示し、該表示の内冷凍室、冷
    蔵室及びタイマー項目については共通領域に設定温度或
    いは時間を選択的に表示し、スピード項目については区
    分された領域に冷却、解凍及び冷凍の操作モードを選択
    的に表示し、かつ他の室の項目については区分された領
    域にそれぞれの操作モードを選択的に表示するものであ
    って、機能表示がユニット化されて増減可能とされ、 ユニット化された液晶表示盤の例示を顧客に提示し、顧
    客の指定に基づいてユニット上の表示を決定することを
    特徴とする冷蔵庫の液晶表示装置の表示選択方法。
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